JP2006009350A - 車両スライド扉用ローラーアームユニット - Google Patents

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Abstract

【目的】 ワイヤードラムの巻取り負荷の増大を防止する。
【構成】 本発明のローラーアームユニット10は、3個以上の奇数個からなるプーリー11〜13を備える。動力ユニット18から伸びる開扉用ケーブル20及び閉扉用ケーブル21は、前記プーリー11〜13を経由してガイドレール15の一端近傍及び他端近傍にそれぞれ固定する。開扉用ケーブル20と前記閉扉用ケーブル21とは、各プーリー間で互いに交差するように前記プーリー11、12、13に掛け回し、前記動力ユニット17により巻き取られる側の経路長が短くなり引き出される側の経路長が長くなるようにする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、車両スライド扉ローラーアームユニットに関するものであり、特に、ローラーアームユニットに設けられるケーブルプーリーに関するものである。
図1、図2は、従来の車体Aとスライド扉Bの基本的配置関係を示している。車体Aの出入口Cの下部近傍にはロワーレールDが固定され、車体AのクオータパネルEにはセンターレールFが固定される。スライド扉Bには、ロワーレールD及びセンターレールFにそれぞれスライド自在に係合するロワーローラーアームGと、センターローラーアームHとが設けられる。各ローラーアームG、Hは、スライド扉Bに揺動自在に軸止される。これらのローラーアームとレールとの間のスライド係合により、スライド扉Bは開扉方向及び閉扉方向に移動可能となる。
スライド扉Bを移動させる動力スライド装置の動力ユニットJは、車体Aに設けられるときと、図示のように、スライド扉Bの内部に設けられるときとがある。後者の場合、動力ユニットJから伸びる2本のワイヤーケーブル、即ち、開扉用ケーブルK’と閉扉用ケーブルK”の先端は、図1〜3のように、センターアームHのプーリーLを経由してセンターレールFの前後両端近傍にそれぞれ固定される。動力ユニットJが開扉作動すると、開扉用ケーブルK’は巻き取られ、閉扉用ケーブルK”は引き出されて、スライド扉Bは開扉方向(図1において右方)に移動し、閉扉作動すると、閉扉用ケーブルK”が巻き取られ、開扉用ケーブルK’は引き出され、スライド扉Bは閉扉方向に移動する。このとき、巻取側ケーブルが、動力ユニットJのワイヤードラムの回転により巻き取られる量と、引出側ケーブルがワイヤードラムから引き出される量とは同一となるから、動力ユニットJから伸びた2本のワイヤーケーブルの合計総長は、スライド扉Bがスライド移動しても変動しない。
ところで、図3のように、支持軸Mでスライド扉Bに軸止されたセンターローラーアームHは、センターレールFの前側に形成された彎曲部Nの影響で、スライド扉Bが開扉方向に移動するときは支持軸Mを中心に反時計回転方向に閉扉方向に移動するときは時計回転方向に回転する。
上記従来例では、彎曲部Nの影響によりセンターローラーアームHが首振りすると、巻取側ケーブルの経路長(以下、特に言及がない限りセンターローラーアームH(プーリーL)から扉Bに至るまでの経路長を言う。)は長くなり、反対に引出側ケーブルの経路長は短くなるが、巻取側ケーブルの経路長が長くなる量と引出側ケーブルの経路長が短くなる量とは一致しない。このように、経路長の増減にバランスを欠くと、スライド扉Bの円滑な移動が妨げられることになる。
これに対して、特開2001−336352号公報には、図4のように、センターローラーアームHに2個のプーリーL’、L”を設け、開扉用ケーブルK’と閉扉用ケーブルK”をプーリーL’とプーリーL”との間で互いに交差させることで、センターローラーアームHが彎曲部Nの影響で首振りしても、巻取側ケーブルの経路長と引出側ケーブルの経路長の合計が変動しないようにしたセンターローラーアームHの構成について開示されている。
この構成では、例えば、スライド扉Bが開扉移動してセンターローラーアームHが反時計回転方向に首振りすると、第2プーリーL”と巻取側となる開扉用ケーブルK’との接触面(巻取側巻付き角)は徐々に大きくなり、反対に第2プーリーL”と引出側となる閉扉用ケーブルK”との接触面(引出側巻付き角)は徐々に小さくなることで、各経路長は増減するが、第2プーリーL”に対する巻付け角の増減は、巻取側と引出側とで略バランスが取れるため、合計経路長の実質的な変動は防止される。
特開2001−336352号公報
図4の構成では、図3の構成と同様に、スライド扉Bが移動するとき、巻取側ケーブルの経路長は長くなり、引出側ケーブルの経路長が短くなる。巻取側ケーブルは、本来、動力ユニットJのワイヤードラムで巻き取られた量だけ短くなって、短くなった分だけスライド扉Bを移動させるが、スライド移動中に、巻取側ケーブルの経路長が長くなると、巻取側ケーブルはワイヤードラムの巻取量とは無関係に引っ張られ、この引張力はワイヤードラムに対して回転負荷として作用することになる。このため、スライド扉Bの円滑な移動が妨げられると共に、動力ユニットJにこの分の余裕が必要となる弊害が生じる。
よって、本発明は、車体14に取付けられたガイドレール15と、スライド扉17に回転自在に軸止され前記ガイドレール15にスライド自在に係合するローラー16を有するローラーアームユニット10と、前記スライド扉17に設けられた動力ユニット18と、前記動力ユニット18から伸びて前記ローラーアームユニット10のケーブルプーリー手段を経由してその先端が前記ガイドレール15の一端近傍に固定されて前記動力ユニット18により巻き取られると前記スライド扉17を開扉方向に移動させる開扉用ケーブル20と、前記動力ユニット18から伸びて前記ローラーアーム10の前記ケーブルプーリー手段を経由してその先端が前記ガイドレール15の他端近傍に固定されて前記動力ユニット18により巻き取られるとる前記スライド扉17を閉扉方向に移動させる閉扉用ケーブル21とからなり、前記ケーブルプーリー手段は、前記ローラアーム10に軸止された3個以上の奇数個からなるプーリー11、12、13を備え、前記開扉用ケーブル20と前記閉扉用ケーブル21とは、前記動力ユニット17により巻き取られる側の経路長が短くなり引き出される側の経路長が長くなるように前記プーリー11、12、13に掛け回した車両スライド扉用ローラーアームとしたものである。
また、本発明は、スライド扉17に取付けられたガイドレール15と、車体14に回転自在に軸止され前記ガイドレール15にスライド自在に係合するローラー16を有するローラーアームユニット10と、前記車体14に設けられた動力ユニット18と、前記動力ユニット18から伸びて前記ローラーアームユニット10のケーブルプーリー手段を経由してその先端が前記ガイドレール15の一端近傍に固定されて前記動力ユニット18により巻き取られると前記スライド扉17を開扉方向に移動させる開扉用ケーブル20と、前記動力ユニット18から伸びて前記ローラーアームユニット10の前記ケーブルプーリー手段を経由してその先端が前記ガイドレール15の他端近傍に固定されて前記動力ユニット18により巻き取られるとる前記スライド扉17を閉扉方向に移動させる閉扉用ケーブル21とからなり、前記ケーブルプーリー手段は、前記ローラアーム10に軸止された3個以上の奇数個からなるプーリー11、12、13を備え、前記開扉用ケーブル20と前記閉扉用ケーブル21とは、前記動力ユニット17により巻き取られる側の経路長が短くなり引き出される側の経路長が長くなるように前記プーリー11、12、13に掛け回した車両スライド扉用ローラーアームとしたものである。
本発明では、ローラーアームユニット10が彎曲部22の影響で首振りしても、合計経路長に変化は起こらず、加えて、従来とは逆に巻取側のケーブルの経路長が短くなるようにしたから、ローラーアームユニット10の首振り運動によるワイヤードラムへの負荷増大は防止される。
本発明の実施例を図により説明する。図5は本発明によるスライド扉用ローラーアームユニット10の概略を示しており、ローラーアームユニット10には、複数(3個以上の奇数個で、好適には3個)のプーリー11、12、13が回転のみ自在に軸止されている。ローラアームユニット10は、所謂センターローラーアームユニットであり、ローラーアームユニット10の先端側には車体14に固定のガイドレール15にスライド自在に係合する複数のローラー16が軸止される。ローラーアームユニット10は第3ローラー13の軸芯を中心に回転自在となるようにスライド扉17に軸止され、スライド扉17の内部には動力スライド装置の動力ユニット18が設けられる。動力ユニット18はモータ動力で回転するワイヤードラム19を有し、ワイヤードラム19には開扉用ケーブル20及び閉扉用ケーブル21の基端側が巻回され、開扉用ケーブル20の先端側はプーリー11〜13を経由した後、ガイドレール15に沿って後方に伸ばしてガイドレール15の後端部近傍に固定し、閉扉用ケーブル21の先端側はプーリー11〜3を経由した後、ガイドレール15に沿って前方に伸ばしてガイドレール15の前端部近傍に固定する。
なお、ローラーアームユニット10は、スライド扉17ではなく車体14に軸止することも可能であり、この場合には、ガイドレール15はスライド扉17に固定し、動力ユニット18は車体14に取付けることになる。つまり、図5において、14をスライド扉、17を車体と見做せばよい。
前記開扉用ケーブル20及び閉扉用ケーブル21は、第1プーリー11と第2プーリー12との間、及び第2プーリー12と第3プーリー13との間で、それぞれ互いに交差するように配索させる。
前記ローラーアームユニット10は、図5において、ガイドレール15に形成された彎曲部22の影響で、スライド扉17が開扉方向に移動するときは反時計回転方向に、また閉扉方向に移動するときは時計回転方向に回転し、例えば、開扉スライドのときは、第3プーリー13と巻取側となる開扉用ケーブル20との接触面(巻取側巻付き角)は徐々に小さくなり、反対に第3プーリー13と引出側となる閉扉用ケーブル21との接触面(引出側巻付き角)は徐々に大きくなることで、各経路長(以下、特に言及がない限りローラーアームユニット10(第1プーリー11)から扉17に至るまでの経路長を言う。)は増減する。このように、本発明では、ローラーアームユニット10が彎曲部22の影響で首振りするとき、従来とは逆に巻取側ケーブルの経路長が短くなることに特徴がある。なお、第3プーリー13に対する巻付け角の増減は、巻取側と引出側とで略バランスが取れるため、従来と同様に合計経路長の実質的な変動は防止される。
図6〜9には、ローラーアームユニット10の具体的構成を示す。23は、スライド扉17(又は車体14)のパネルであり、パネル23にはヒンジブラケット24が螺子等により固定される。ヒンジブラケット24にはヒンジ軸25によりローラーアームユニット10の第1アームプレート26の基部が軸止され、第1アームプレート26の先端側にはボルト27により第2アームプレート28が固定される。第2アームプレート28の下面には、前記ローラー16を構成する複数の縦回転軸ローラー16Aが軸止される。第2アームプレート28の上面には、L型の補助プレート29が固定され、補助プレート29の縦壁にローラー16の横回転軸ローラー16Bが軸止される。
前記ローラーアームユニット10の下部にはプーリーユニット30が螺子31により固定される。プーリーユニット30は、上部ケース32と下部ケース33とを備え、その内部に前記プーリー11、12、13が回転のみ自在にプーリー軸34〜36により軸止される。プーリー11、12、13は比較的自由に配置でき、基本的には、開扉用ケーブル20及び閉扉用ケーブル21の双方が、プーリー11、12、13に対して常時接触する条件を満たせば良く、この意味で、各プーリー軸34〜36を直線上に配置する必要はない。
前記パネル23の内側には、ゴムシール37を介してケーブルホルダー38が取付けられ、ケーブルホルダー38にはプーリーブラケット39の基部が固定される。プーリーブラケット39の先端側は上部ケース32に固定する。プーリーブラケット39には縦の支持筒40が取付けられ、支持筒40の下部には第3プーリー13の第3プーリー軸36が回転自在に挿入され、支持筒40の上部にはヒンジ軸25の下部が回転自在に挿入される。これにより、第3プーリー軸36とヒンジ軸25とは同一軸芯上に保持される。
前記ヒンジブラケット24には、補強プレート41の上部を溶接等により固定し、補強プレート41の下部は螺子42等によりプーリーブラケット39に固定する。
本発明は以上の構成であり、組立に際しては、まず、ヒンジブラケット24にヒンジ軸25によりローラーアームユニット10の第1アームプレート26の基部を軸止し、プーリーユニット30に固定したプーリーブラケット39の基部側をパネル23の開口を介してパネル23の内側に差込みながら、支持筒40の上部をヒンジ軸25の下部に嵌め込み、プーリーブラケット39の基部をケーブルホルダー38に固定する。ついで、プーリーユニット30は第1アームプレート26に螺子31により止着し、ヒンジブラケット24に補強プレート41の上部を溶接等により固定し、補強プレート41の下部は螺子42等によりプーリーブラケット39に固定する。
次に、ローラーアームユニット10の第2アームプレート28は、単独でガイドレール15にスライド自在に係合させておき、この第2アームプレート26を第1アームプレート26にボルト27により固定する。その後、開扉用ケーブル20及び閉扉用ケーブル21の各先端をガイドレール15の前後両端近傍にそれぞれ固定する。
しかして、ローラアームユニット10は、ガイドレール15に形成された彎曲部22を開扉方向に通過するときは反時計回転方向に首振りし、また閉扉方向に通過するときは時計回転方向に首振りするが、本発明では、ローラアームユニット10が首振りするとき、巻き取られる側のケーブル20又は21と第3プーリー13との接触面(巻取側巻付き角)は徐々に小さくなり、反対に引き出される側のケーブル21又は20と第3プーリー13との接触面(引出側巻付き角)は徐々に大きくなるように設定されている。このため、ローラアームユニット10が彎曲部22を通過する際に、巻き取られる側のケーブル20又は21が経路長の増大により引っ張られることが無くなり、ワイヤードラム19に余計な負荷が掛かることが防止される。また、スライド扉17がスライド移動するときのスライド抵抗は、ローラアームユニット10が彎曲部22を通過するときが最大になるから、ローラアームユニット10が彎曲部22を通過する際の抵抗増大を抑制することは、スライド扉17の安定したスライド移動をもたらし、また、動力ユニット18のパワーに余裕をもたらす。
図10に示した別の実施例では、第3プーリー13は、スライド扉17(又は車体14)に直接軸止され、ローラーアームユニット10は、第2プーリー12の第2プーリー軸35の軸芯を中心に首振りするように構成されている。また、開扉用ケーブル20及び閉扉用ケーブル21は、第1プーリー11と第2プーリー12との間では交差させずに、第2プーリー12と第3プーリー13との間のみで互いに交差させてある。この実施例では、ローラーアームユニット10が首振りした場合、巻き取られる側のケーブル20又は21と第2プーリー12との接触面(巻取側巻付き角)が徐々に小さくなり、引き出される側のケーブル21又は20と第2プーリー13との接触面(引出側巻付き角)は徐々に大きくなる。
従来の車体と閉扉状態のスライド扉の基本的配置関係を示した略図。 従来の車体と開扉状態のスライド扉の基本的配置関係を示した略図。 従来のローラーアームを示す拡大図。 従来の別のローラーアームを示す拡大図。 本発明によるローラーアームユニットを示す略図。 本発明のローラーアームユニットの全体斜視図。 本発明のローラーアームユニットの平面図。 本発明のローラーアームユニットの側面図。 本発明のローラーアームユニットの縦断面図。 本発明の別の実施例のローラーアームユニットを示す略図。
符号の説明
10…ローラーアームユニット、11〜13…プーリー、14…車体、15…ガイドレール、16…ローラー、17…スライド扉、18…動力ユニット、19…ワイヤードラム、20…開扉用ケーブル、21…閉扉用ケーブル、22…彎曲部、23…パネル、24…ヒンジブラケット、25…ヒンジ軸、26…第1アームプレート、27…ボルト、28…第2アームプレート、29…補助プレート、30…プーリーユニット、31…螺子、32…上部ケース、33…下部ケース、34〜36…プーリー軸、37…ゴムシール、38…ケーブルホルダー、39…プーリーブラケット、40…支持筒、41…補強プレート、42…螺子。

Claims (4)

  1. 車体14に取付けられたガイドレール15と、スライド扉17に回転自在に軸止され前記ガイドレール15にスライド自在に係合するローラー16を有するローラーアームユニット10と、前記スライド扉17に設けられた動力ユニット18と、前記動力ユニット18から伸びて前記ローラーアームユニット10のケーブルプーリー手段を経由してその先端が前記ガイドレール15の一端近傍に固定されて前記動力ユニット18により巻き取られると前記スライド扉17を開扉方向に移動させる開扉用ケーブル20と、前記動力ユニット18から伸びて前記ローラーアーム10の前記ケーブルプーリー手段を経由してその先端が前記ガイドレール15の他端近傍に固定されて前記動力ユニット18により巻き取られるとる前記スライド扉17を閉扉方向に移動させる閉扉用ケーブル21とからなり、前記ケーブルプーリー手段は、前記ローラアーム10に軸止された3個以上の奇数個からなるプーリー11、12、13を備え、前記開扉用ケーブル20と前記閉扉用ケーブル21とは、前記動力ユニット17により巻き取られる側の経路長が短くなり引き出される側の経路長が長くなるように前記プーリー11、12、13に掛け回した車両スライド扉用ローラーアーム。
  2. 請求項1において、前記開扉用ケーブル20と前記閉扉用ケーブル21とは、各プーリー間で互いに交差するように前記プーリー11、12、13に掛け回した車両スライド扉用ローラーアーム。
  3. スライド扉17に取付けられたガイドレール15と、車体14に回転自在に軸止され前記ガイドレール15にスライド自在に係合するローラー16を有するローラーアームユニット10と、前記車体14に設けられた動力ユニット18と、前記動力ユニット18から伸びて前記ローラーアームユニット10のケーブルプーリー手段を経由してその先端が前記ガイドレール15の一端近傍に固定されて前記動力ユニット18により巻き取られると前記スライド扉17を開扉方向に移動させる開扉用ケーブル20と、前記動力ユニット18から伸びて前記ローラーアームユニット10の前記ケーブルプーリー手段を経由してその先端が前記ガイドレール15の他端近傍に固定されて前記動力ユニット18により巻き取られるとる前記スライド扉17を閉扉方向に移動させる閉扉用ケーブル21とからなり、前記ケーブルプーリー手段は、前記ローラアーム10に軸止された3個以上の奇数個からなるプーリー11、12、13を備え、前記開扉用ケーブル20と前記閉扉用ケーブル21とは、前記動力ユニット17により巻き取られる側の経路長が短くなり引き出される側の経路長が長くなるように前記プーリー11、12、13に掛け回した車両スライド扉用ローラーアーム。
  4. 請求項3において、前記開扉用ケーブル20と前記閉扉用ケーブル21とは、各プーリー間で互いに交差するように前記プーリー11、12、13に掛け回した車両スライド扉用ローラーアーム。
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