JP2006007654A - タイヤ成形ドラム、及び、それを有するタイヤ成形機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数設けても同一仕様の空気入りタイヤを製造することができるタイヤ成形ドラム及びそれを有するタイヤ成形機を提供することを課題とする。
【解決手段】 タイヤ成形機10は、被成形ゴム材を成形するためのブラダ12を有するタイヤ成形ドラム14と、タイヤ成形ドラム14に接続され、加圧空気が送給される空気配管16と、空気配管16に接続され、加圧空気を送給する電空レギュレータ36と、を有する。タイヤ成形ドラム14には圧力センサ28が取付けられている。また、タイヤ成形機10は、圧力センサ28で測定された空気圧に基づき、ドラム内の圧力が設定圧力に到達したと判断すると電空レギュレータ36からのエア供給を停止させるコントローラ34を備えている。これにより、簡易な手段でフィードバック制御を行うことによって、成形する際にドラム内の圧力を各タイヤ成形機で同一にすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空気入りタイヤを製造する際に用いるタイヤ成形ドラム、及び、それを有するタイヤ成形機に関する。
空気入りタイヤを製造する際、ブラダが設けられた成形ドラムを用い、ブラダ内を加圧することにより膨らます工程を行っている(例えば特許文献1参照)。
以下、例を挙げ、添付図面を参照し、空気入りタイヤを製造する際に従来のタイヤ成形ドラムでブラダを膨らませることを説明する。
図2に示すように、従来では、タイヤ成形ドラム84と、タイヤ成形ドラム84に接続された空気配管86と、空気配管86をロータリーシール部90で回転可能に保持する保持部92と、保持部92に接続され、加圧空気を送給する空気供給ライン94と、を備えたタイヤ成形機80を用いている。
タイヤ成形ドラム84は、筒状のドラム81と、ドラム81の略中央に取付けられたブラダ82と、で構成される。
このタイヤ成形ドラム84では、グリーンケース等の被成形ゴム材をブラダ82の外側に配置し、空気供給ライン94から空気を送給してブラダ82を膨らませている。
特開2000−167944
ところで、空気入りタイヤを製造する製造工場では、このようなタイヤ成形機80を、通常、複数設置し、量産を行っている。複数設けられたタイヤ成形機80は、それぞれ、タイマーにより設定圧力の空気をタイヤ成形ドラム84へ一定時間入気していることが多い。なお、ロータリーシール部90に圧力センサを設け、一定の圧力に到達すると空気の入気を停止する場合もある。
一方、タイヤ成形機80毎に、空気配管86等による圧損が異なる。
このため、空気の入気を停止したとき、ブラダ82内の空気の圧力がタイヤ成形機毎に異なっており、同一仕様の空気入りタイヤを製造することが困難であるという問題があった。なお、ロータリーシール部90に圧力センサを設けた場合、圧損のみならず、ロータリーシール部90からの空気漏れによって上記の問題を更に深刻なものにしているという難点もある。
本発明は、上記事実を考慮して、複数設けても同一仕様の空気入りタイヤを製造することができるタイヤ成形ドラム及びそれを有するタイヤ成形機を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、被成形ゴム材を成形するためのブラダを有するタイヤ成形ドラムにおいて、ドラム内の空気圧を測定する圧力センサをドラム内に設けたことを特徴とする。
これにより、ドラム内の空気圧を正確に測定することができる。従って、タイヤ成形ドラムに加圧空気を送給するラインに圧損が生じていても、被成形ゴム材を成形する際にブラダ内の圧力を正確な設定圧力にすることができる。
ところで、圧力センサに接続した送信用の電気配線を接続した場合、この電気配線をタイヤ成形ドラムの内側から外側へ引き出すことが必要になる。そこで、請求項2に記載の発明は、前記圧力センサで測定された空気圧を無線で送信することを特徴とする。
これにより、装置構成を簡素にすることができる。
なお、請求項2に記載の発明を実現させるには、RFIDタグのような無線タグの機能を有するものに圧力センサを接続することで容易に実現させることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のタイヤ成形ドラムと、前記タイヤ成形ドラムに接続され、加圧空気が送給される空気配管と、前記空気配管に接続され、加圧空気を送給するエア供給手段と、前記圧力センサで測定された空気圧に基づき、ドラム内の圧力が設定圧力に到達したと判断すると前記エア供給手段からの空気供給を停止させる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
これにより、簡易な手段でフィードバック制御を行うことによって、成形する際にドラム内の圧力を各タイヤ成形機で同一にすることができる。従って、タイヤ成形ドラムに接続されている空気配管の圧損がタイヤ成形機毎に異なっていても、各タイヤ成形機で同一仕様で成形することができる。
また、ドラム内の内圧を正確かつスピーディに検出できるので、ビードサポート移動の負荷トルクと合わせて数値的にシェーピング条件を設定することが可能となり、プロセス標準化に大きく寄与する。
請求項4に記載の発明は、前記エア供給手段が、前記空気配管を空気漏れがないように且つ回転可能であるように保持するロータリーシール部を有することを特徴とする。
これにより、空気配管をタイヤ成形ドラムと共に容易に回転させることができる。
請求項5に記載の発明は、前記エア供給手段が、電圧を空圧に変換する電空レギュレータを有することを特徴とする。
これにより、加圧空気の加圧圧力の調整が容易である。
本発明は上記構成としたので、複数設けても同一仕様の空気入りタイヤを製造することができるタイヤ成形ドラム及びそれを有するタイヤ成形機を実現させることができる。
以下、実施形態を挙げ、本発明の実施の形態について説明する。図1に示すように、本発明の一実施形態に係るタイヤ成形機10は、ブラダ12を有するタイヤ成形ドラム14と、タイヤ成形ドラム14に結合され、加圧空気が送給される空気配管16と、空気配管16をロータリーシール部20で回転可能なように保持する保持部22と、を備えている。タイヤ成形ドラム14には、ドラム内の空気圧を測定する圧力センサ26と、圧力センサ26で測定された測定圧を無線で送信するRFIDタグ28と、がドラム内に配置されている。
また、タイヤ成形機10には、圧力センサ26からの信号を受信する外部アンテナ30を有する受信部32と、受信部32に電気接続されて受信部32からの信号を受けるコントローラ34と、コントローラ34で制御される電空レギュレータ36(電圧を空圧に変換するレギュレータ)と、が設けられている。電空レギュレータ36の排気側は、保持部22のロータリーシール部20に接続されている。この構成により、保持部22へ送給された加圧空気が、ロータリーシール部20から空気配管16を介してタイヤ成形ドラム14に入気されるようになっている。
本実施形態では、コントローラ34は、圧力センサ26で測定される圧力値が設定値に到達するまで、空気を空気配管16からタイヤ成形ドラム14へ供給させる。
上記の圧力値が設定値に到達すると、コントローラ34は、電空レギュレータ36からの空気供給を停止させる。
従って、空気配管16による圧損がタイヤ成形機毎に異なっていても、成形する際にドラム内の圧力を各タイヤ成形機で同一にすることができるので、ブラダ12で被成形ゴム材に加える内圧を同一にすることができる。
これにより、複数のタイヤ成形機でそれぞれ成形した際、空気配管16の圧損が各タイヤ成形機で異なっていても、同一仕様で成形することができる。
更に、タイヤ成形ドラム14内の内圧を正確かつスピーディに検出できるので、ビードサポート移動の負荷トルクと合わせて数値的にシェーピング条件を設定することが可能となり、成形プロセスを容易に標準化することができる。
また、保持部22が、空気配管16を空気漏れがないように且つ回転可能であるように保持するロータリーシール部20を有しているので、これにより、空気配管16をタイヤ成形ドラム14と共に容易に回転させることができる。
また、タイヤ成形機10には、電圧を空圧に変換する電空レギュレータ36が設けられているので、これにより、加圧空気の加圧圧力の調整が容易である。
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、上記実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。
本発明の一実施形態に係るタイヤ成形機の構成を示す模式図である。 従来の一実施形態に係るタイヤ成形機の構成を示す模式図である。
符号の説明
10 タイヤ成形機
12 ブラダ
14 タイヤ成形ドラム
16 空気配管
26 圧力センサ
34 コントローラ(制御手段)
36 電空レギュレータ
20 ロータリーシール部
80 タイヤ成形機
82 ブラダ
84 タイヤ成形ドラム
86 空気配管
90 ロータリーシール部

Claims (5)

  1. 被成形ゴム材を成形するためのブラダを有するタイヤ成形ドラムにおいて、
    ドラム内の空気圧を測定する圧力センサをドラム内に設けたことを特徴とするタイヤ成形ドラム。
  2. 前記圧力センサで測定された空気圧を無線で送信することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ成形ドラム。
  3. 請求項1又は2に記載のタイヤ成形ドラムと、
    前記タイヤ成形ドラムに接続され、加圧空気が送給される空気配管と、
    前記空気配管に接続され、加圧空気を送給するエア供給手段と、
    前記圧力センサで測定された空気圧に基づき、ドラム内の圧力が設定圧力に到達したと判断すると前記エア供給手段からの空気供給を停止させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とするタイヤ成形機。
  4. 前記エア供給手段が、前記空気配管を空気漏れがないように且つ回転可能であるように保持するロータリーシール部を有することを特徴とする請求項3に記載のタイヤ成形機。
  5. 前記エア供給手段が、電圧を空圧に変換する電空レギュレータを有することを特徴とする請求項3又は4に記載のタイヤ成形機。
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