JP2012040844A - Gc内圧供給システム、gc内圧供給装置及び受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】グリーンケース(GC)内の実圧を測定してGC内の圧力を制御するGC内圧供給システム、GC内圧供給装置及び受信装置を提供する。
【解決手段】本発明のGC内圧供給システムは、GC内の実圧を所定間隔で測定するセンサ11、該センサ11で測定したGC内の実圧データを所定の通信エリア内の受信装置50に無線送信する送信機12、及び該受信装置50からのエアー供給制御信号に応じてGC内のエアー供給を制御するGC内圧供給機13を備えるGC内圧供給装置10と、受信装置50とを備える。受信装置50は、送信機12から、センサ11によって測定した実圧データを無線通信で受信する受信機51と、実圧データと予め定めた設定圧力とを比較し、GC内実圧が設定圧力となるようにエアー供給制御信号をGC内圧供給装置10に送出して、GC内の圧力を制御する監視制御ユニット52と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、タイヤ製造やタイヤの成型工程の技術に関し、特に、グリーンケース(GC)の成型工程で、GCの実圧を監視しながら、設定圧力となるようにGCの内圧を制御するためのGC内圧供給システム、GC内圧供給装置及び受信装置に関する。
従来から、GCの成型を行う際に、筒状のGCにタイヤ部材を貼り付けた後、GC内にエアー供給を行ってGCを膨張させ、狙いのGC形状となるようにGCの形状形成を行う方法が広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。
一方、近年では、車両に装着された空気入りタイヤについて、空気入りタイヤが組み付けられたリムホイールまたはリムホールに具備されるエアバルブに設けられた内圧測定用のセンサと、当該センサによって測定された内圧データまたは当該内圧データに基づく内圧低下警報を車両側に無線通信を用いて送信する送信機とから構成されるタイヤ空気圧監視システム(Tire Pressure Monitoring System、以下、直接型TPMS)が実用化されている。
また、内圧を直接測定する形態ではなく、空気入りタイヤの振動周波数成分を含む信号の中から空気入りタイヤの共振周波数(タイヤ空洞共鳴周波数)をウェーブレット変換によって抽出し、当該共振周波数に基づいて内圧を推定するTPMS(以下、間接型TPMS)も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−131805号公報 特開平11−241969号公報
GC内圧供給装置によって同じ設定条件(圧力・入気時間)でGC内にエアー供給を行っても、元圧、気温等の変化によりGC内の実圧がばらつくことがあり、このGC内の実圧のばらつきは、製造されるタイヤの品質のばらつきを生じさせうる。
一般的な従来からの技法ではタイヤの成型における内圧供給時の異常をリアルタイムで把握できないため、このようなGC内の実圧のばらつきは、異常な製品タイヤが製造される可能性がある。また、異常に気付かない場合は、連続して多くの異常タイヤを製造する可能性がある。
したがって、GC内実圧を測定し、設定圧力となるように制御するシステムや、GC内実圧を監視し、GC内実圧の異常を検出するシステムが望まれている。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、TPMSの技術をタイヤ製造やタイヤの成型工程に応用して、GC内の実圧を監視しながら、設定圧力となるように制御するためのGC内圧供給システム、GC内圧供給装置及び受信装置を提供することを目的とする。
本発明は、TPMSの技術をタイヤ製造やタイヤの成型工程に応用し、GC内実圧を常時測定して制御するGC内圧供給システムとして、GC内圧供給装置内に設置した送信機によって、常時測定したGC内実圧の実圧データを外部に設置した受信装置に送信し、受信装置によって、受信したGC内実圧を監視しながら、設定圧力となるように自動で制御し、GC内実圧の実圧データを蓄積して圧力供給時間を監視して異常を検知する。
即ち、本発明のGC内圧供給システムは、グリーンケース(GC)内の実圧を測定してGC内の圧力を制御するGC内圧供給システムであって、GC内の実圧を所定間隔で測定するセンサ、該センサで測定したGC内の実圧データを所定の通信エリア内の受信装置に無線送信する送信機、及び該受信装置からのエアー供給制御信号に応じてGC内のエアー供給を制御するGC内圧供給機を備えるGC内圧供給装置と、当該所定の通信エリア内の受信装置とを備え、前記受信装置は、前記送信機から、前記センサによって測定した実圧データを無線通信で受信する受信機と、前記実圧データと予め定めた設定圧力とを比較し、GC内実圧が設定圧力となるようにエアー供給制御信号を前記GC内圧供給装置に送出して、GC内の圧力を制御する監視制御ユニットと、を備えることを特徴とする。
また、本発明のGC内圧供給システムにおいて、前記監視制御ユニットは、当該GC内圧供給に要した圧力供給時間を監視して、所定の設定時間範囲内から外れた場合は異常と判断し、警告を発することを特徴とする。
さらに、本発明のGC内圧供給装置は、グリーンケース(GC)内の実圧を測定してGC内の圧力を制御するGC内圧供給システムにおけるGC内圧供給装置であって、GC内の実圧を所定間隔で測定するセンサと、該センサで測定したGC内の実圧データを所定の通信エリア内の受信装置に無線送信する送信機と、該受信装置からのエアー供給制御信号に応じてGC内のエアー供給を制御するGC内圧供給機と、を備えることを特徴とする。
また、本発明のGC内圧供給装置において、前記GC内圧供給機は、前記受信装置によって、実圧データと予め定めた設定圧力とを比較することにより生成されたエアー供給制御信号に応じて、当該GC内の圧力を制御することを特徴とする。
さらに、本発明の受信装置は、グリーンケース(GC)内の実圧を測定してGC内の圧力を制御するGC内圧供給システムにおける受信装置であって、GC内の実圧を所定間隔で測定するセンサで測定したGC内の実圧データを所定の通信エリア内に無線送信する送信機から、前記センサによって測定した実圧データを無線通信で受信する受信機と、前記実圧データと予め定めた設定圧力とを比較し、GC内実圧が設定圧力となるようにGC内の圧力を制御する監視制御ユニットと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、GC1本毎の実内圧を監視して制御することにより、成型における内圧供給時のGC間実圧バラツキを抑制し、一定の品質でGCを成型することが可能となる。また、GCの品質を一定にすることにより、製造不良低減の効果が見込める。さらに、成型時のGC内実圧を常時監視することにより、早期に異常を検出することが可能となり、異常タイヤの搬出を防止することが可能となる。
本発明による一実施形態のGC内圧供給システムにおけるGC内圧供給装置によりエアー供給を行うGCの周辺装置を示す概略側面図である。 本発明による一実施形態のGC内圧供給システムにおけるGC内圧供給装置のブロック図である。 本発明による一実施形態のGC内圧供給システムのブロック図である。 本発明による一実施形態のGC内圧供給システムにおける受信装置のブロック図である。 本発明による一実施形態のGC内圧供給システムにおける受信装置により検出されるGC内実圧のばらつきを例示する図である。 本発明による一実施形態のGC内圧供給システムにおける動作フロー図である。
以下、本発明による一実施形態のGC内圧供給システムを説明する。尚、本発明による一実施形態のGC内圧供給システムの説明から、本発明に係るGC内圧供給装置及び受信装置も明らかになる。
〔システム構成〕
図1は、本発明による一実施形態のGC内圧供給システムにおけるGC内圧供給装置によりエアー供給を行うGCの周辺装置を示す概略側面図である。図2は、本発明による一実施形態のGC内圧供給システムにおけるGC内圧供給装置のブロック図である。図3は、本発明による一実施形態のGC内圧供給システムのブロック図である。図4は、本発明による一実施形態のGC内圧供給システムにおける受信装置のブロック図である。
本実施形態では、GCの成型を行う際に、筒状のGCにタイヤ部材を貼り付けた後、GC内に設けられたGC内圧供給装置によってGC内にエアー供給を行ってGCを膨張させ、狙いのGC形状となるように形状形成を行う。図1を参照するに、GCは、GCを保持するGC支持部30で固定され、GC内圧供給装置10は、GC支持部30の一部を構成するとともに、GC内にエアー供給可能な装置として構成される。尚、フォーマー20a,20b,20c,20dは、GC内にエアー供給を行って膨張をガイドするための治具である。
図2を参照するに、本実施形態のGC内圧供給システムにおけるGC内圧供給装置10は、GC内実圧センサ11と、送信機12と、GC内圧供給機13とを備える。
本実施形態のGC内実圧センサ11は、内圧供給時のGC内実圧を所定間隔で直接測定するセンサであり、センサ仕様としては以下のようなものを想定して説明する。ただし、GC内実圧を測定できるものであれば、直接測定する以外にも間接的に測定するようなセンサでもよい。
<センサ仕様>
・測定圧力範囲:−80〜150kPa
・測定精度:±3kPa
・測定周期:1秒単位
送信機12は、GC内実圧センサ11によって1秒単位(実質的に常時)で測定したGC内実圧のデータ(以下、「実圧データ」とも称する)を取得する実圧データ取得部121と、取得した実圧データを所定の通信エリア(例えば、20m範囲)内の受信装置50(図3)に送信するべく無線送信する通信制御部122とを備える。尚、送信機12は、例えば、約15×10cm程度の大きさで構成することができ、GC内圧供給装置10内に収容するこが可能である。
GC内圧供給機13は、受信装置50(図3)からのエアー供給制御信号に応じてGC内のエアー供給を制御する装置である。
図3には、本実施形態のGC内圧供給システムの構成例を示している。本実施形態のGC内圧供給システムは、グリーンケース(GC)内の実圧を測定して制御するシステムであり、図1及び図2に示すGC内圧供給装置10と、受信装置50からなる。本実施形態のGC内圧供給システムは、TPMSの技術を応用したものであるが、タイヤ製造やタイヤの成型工程に適用するにあたり、受信装置50は、GC内圧供給装置10から無線通信で実圧データを受信し、実圧データと設定条件を比較し、所定の圧力設定値となるように自動制御するように構成される。ただし、受信装置50は、ネットワークを通じて通信可能な1つ以上の端末(図3では、3つの端末60−1,60−2,60−3)と通信可能であり、例えば、端末60−1は、受信装置50に制御指示を与え、受信装置50に対する所定の圧力設定値の変更や、受信装置50からの蓄積した実圧データの取得などを行うように構成することも可能である。
図4には、本実施形態のGC内圧供給システムにおける受信装置50の構成例を示している。受信装置50は、実圧データ受信機51と、監視制御ユニット52と、データ蓄積部53と、外部通信機54とを備える。
実圧データ受信機51は、GC内圧供給装置10内の送信機12から、GC内実圧センサ11によって1秒単位(実質的に常時)で測定したGC内実圧の実圧データを無線通信で受信し、監視制御ユニット52に送出する。
監視制御ユニット52は、GC内実圧の実圧データと予め定めた設定圧力とを比較し、GC内実圧が設定圧力となるようにエアー供給制御信号をGC内圧供給装置10に送出してGC内の圧力を制御する機能と、GC内圧供給時の実圧データを、データ蓄積部53に蓄積し、エアー供給の開始からエアー供給の終了までの時間(圧力供給時間)を監視して、所定の設定時間範囲内から外れていると判断した場合は異常と判断し、警告を発する機能を有する。
より具体的な構成例として、監視制御ユニット52は、GC内エアー制御部521と、GC内実圧・設定圧比較部522と、実圧データ記録制御部523と、エアー供給時間監視部524と、警報発生部525とを備える。
GC内エアー制御部521は、GC内実圧が設定圧力となるようにエアー供給制御信号をGC内圧供給装置10内のGC内圧供給機13に送出する機能を有する。
GC内実圧・設定圧比較部522は、GC内へのエアー供給開始直後から、GC内実圧の実圧データと設定圧力とを比較し、その比較結果に応じてC内実圧が設定圧力となるようにエアー供給の増減を調整するようGC内エアー制御部521に比較結果を送出する機能を有する。
例えば、監視制御ユニット52が、GC内実圧の実圧データと予め定めた設定圧力とを比較し、GC内実圧が設定圧力となるようにエアー供給制御信号をGC内圧供給装置10に送出してGC内圧を制御する機能を有していないとすると、図5に示すように、GC内圧供給経過時間(単位:秒)あたりのGC内実圧(kPa)をプロットした場合、数回のGC内圧のうち、設定圧力に近いプロファイルで供給される場合(プロットP1,P2,P3)のほか、設定圧力から外れたプロファイルで供給される場合(プロットP4)が生じうる。そこで、監視制御ユニット52は、設定圧力に近いプロファイルで供給されるように(プロットP1,P2,P3)、GC内実圧の実圧データと予め定めた設定圧力とを比較し、GC内実圧が設定圧力となるようにエアー供給制御信号をGC内圧供給装置10に送出して制御するため、GC内圧バラツキを抑制することが可能となる。尚、設定圧力とは、エアー供給の開始からエアー供給の終了までの時間までのGC内実圧として定まるべき目標のプロファイルに従う圧力値である。
実圧データ記録制御部523は、GC内へのエアー供給開始直後から、GC内実圧の実圧データをデータ蓄積部53に蓄積する機能を有する。
エアー供給時間監視部524は、GC内へのエアー供給開始直後から圧力供給時間を監視して、所定の設定時間範囲内から外れた場合はその旨を警報発生部525に送出する機能を有する。エアー供給時間監視部524は、記録しているエアー供給の開始からエアー供給の終了までの時間(圧力供給時間)における実圧データを読み出すか、又はエアー供給の開始からエアー供給の終了までの時間を計時することにより圧力供給時間が正常であるか異常であるかを監視することができる。
警報発生部525は、所定の設定時間範囲を超える圧力供給時間であると判断した場合に、警報を発生する機能を有する。警報の発生には、装置外部へのブザーの発生や警報ランプ等の点灯等がある。また、警報の発生には、当該製造ラインの一時停止を含めてもよい。
例えば、監視制御ユニット52が、GC内圧供給時の実圧データの圧力供給時間を監視して、所定の設定時間範囲内から外れた場合は異常と判断し、警告を発する機能を有することにより、タイヤの成型における内圧供給時の異常をリアルタイムで把握でき、GC内の実圧のばらつきに起因する異常な製品タイヤの製造を直ちに発見することができるようになる。例えば、GC内実圧として100kPaが目標の最終設定値であるとすると、100kPaに達する時間が、50秒を超えている場合には、異常と判断するように構成することができる。
外部通信機54は、ネットワークを通じて接続される端末(例えば、端末60−1)と通信する機能部であり、例えば、端末60−1は、受信装置50に制御指示を与え、受信装置50に対する所定の圧力設定値の変更や、データ蓄積部53に蓄積した実圧データの取得などを行うように構成することも可能である。尚、端末は、Webプロトコルに従ってデータ蓄積部53に蓄積した実圧データをWeb表示させるように構成することも可能である。
次に、図6を参照して、本発明による一実施形態のGC内圧供給システムの動作を説明する。
まず、受信装置50内の監視制御ユニット52は、GC内圧供給装置10に対して、GC表面にタイヤ部材貼り付け後、設定条件(圧力設定のプロファイル)に従うGC形状となるようにGC内にエアー供給を開始させる(ステップS1)。
GC内圧供給装置10内の送信機12は、常時測定されるGC内実圧を受信装置50内の実圧データ受信機51に無線送信する(ステップS2)。
受信装置50は、受信したGC内実圧と設定圧力とを比較する(ステップS3)。
受信装置50は、受信したGC内実圧と設定圧力の比較結果から、GC内実圧が所定の設定圧力範囲から外れていると判断する場合(ステップS3のYes)、GC内実圧が設定圧力範囲となるように自動的にGC内へのエアー供給を制御する(ステップS4)。受信装置50は、受信したGC内実圧と設定圧力の比較結果から、GC内実圧が所定の設定圧力範囲から外れていないと判断する場合(ステップS3のNo)、設定圧力のプロファイルでエアー供給を続ける。尚、設定圧力範囲とは、エアー供給の開始からエアー供給の終了までの時間までのGC内実圧として定まるべき目標のプロファイルに従う圧力値に対する各時刻の許容値である。
受信装置50は、設定圧力のエアー供給が完了するまで、ステップS3〜S5を繰り返し監視し、GC内圧力の最終の設定が完了次第(ステップS6)、エアー供給を終了する(ステップS7)。この時点で、GC内実圧が所定の設定圧力範囲内(例えば、±6kPa)であっても、GCに異常があれば、エアー供給の開始からエアー供給の終了までの時間が極端に長くなったり、短くなったりすることが想定される。
そこで、受信装置50は、データ蓄積部53から、記録しているエアー供給の開始からエアー供給の終了までの時間とその実圧データを読み出すか、又は記録しているエアー供給の開始からエアー供給の終了までの時間を計時することで圧力供給時間を監視し(ステップS8)、例えば、エアー供給の開始からエアー供給の終了までの時間が設定時間範囲の条件をオーバーしている場合(ステップS9のYes)、異常と判断し、警報を出す(ステップS10)。エアー供給の開始からエアー供給の終了までの時間が設定時間範囲の条件を満たす場合(ステップS9のNo)、正常と判断して処理を終了する。
このように、本実施形態のGC内圧供給システムによれば、GC1本毎の実内圧を監視して制御することにより、成型における内圧供給時のGC間実圧バラツキを抑制し、一定の品質でGCを成型することが可能となる。また、GCの品質を一定にすることにより、製造不良低減の効果が見込める。さらに、成型時のGC内実圧を常時監視することにより、早期に異常を検出することが可能となり、異常タイヤの搬出を防止することが可能となる。
以上、一実施形態について、本発明を説明したが、本発明は、実圧が設定条件範囲から外れている場合は設定条件範囲内となるよう自動でGC内圧を制御するとともに、圧力供給時間を監視する点に特徴があり、これを実現するものであれば、上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の形態が含まれる。
10 GC内圧供給装置
11 GC内実圧センサ
12 送信機
13 GC内圧供給機
20a,20b,20c,20d フォーマー
30 GC支持部
50 受信装置
51 実圧データ受信機
52 監視制御ユニット
53 データ蓄積部
54 外部通信機
60−1,60−2,60−3 端末
121 実圧データ取得部
122 通信制御部
521 GC内エアー制御部
522 GC内実圧・設定圧比較部
523 実圧データ記録制御部
524 エアー供給時間監視部
525 警報発生部

Claims (6)

  1. グリーンケース(GC)内の実圧を測定してGC内の圧力を制御するGC内圧供給システムであって、
    GC内の実圧を所定間隔で測定するセンサ、該センサで測定したGC内の実圧データを所定の通信エリア内の受信装置に無線送信する送信機、及び該受信装置からのエアー供給制御信号に応じてGC内のエアー供給を制御するGC内圧供給機を備えるGC内圧供給装置と、
    当該所定の通信エリア内の受信装置とを備え、
    前記受信装置は、
    前記送信機から、前記センサによって測定した実圧データを無線通信で受信する受信機と、
    前記実圧データと予め定めた設定圧力とを比較し、GC内実圧が設定圧力となるようにエアー供給制御信号を前記GC内圧供給装置に送出して、GC内の圧力を制御する監視制御ユニットと、
    を備えることを特徴とするGC内圧供給システム。
  2. 前記監視制御ユニットは、当該GC内圧供給に要した圧力供給時間を監視して、所定の設定時間範囲内から外れた場合は異常と判断し、警告を発することを特徴とする、請求項1に記載のGC内圧供給システム。
  3. グリーンケース(GC)内の実圧を測定してGC内の圧力を制御するGC内圧供給システムにおけるGC内圧供給装置であって、
    GC内の実圧を所定間隔で測定するセンサと、
    該センサで測定したGC内の実圧データを所定の通信エリア内の受信装置に無線送信する送信機と、
    該受信装置からのエアー供給制御信号に応じてGC内のエアー供給を制御するGC内圧供給機と、
    を備えることを特徴とするGC内圧供給装置。
  4. 前記GC内圧供給機は、前記受信装置によって、実圧データと予め定めた設定圧力とを比較することにより生成されたエアー供給制御信号に応じて、当該GC内の圧力を制御することを特徴とする、請求項3に記載のGC内圧供給装置。
  5. グリーンケース(GC)内の実圧を測定してGC内の圧力を制御するGC内圧供給システムにおける受信装置であって、
    GC内の実圧を所定間隔で測定するセンサで測定したGC内の実圧データを所定の通信エリア内に無線送信する送信機から、前記センサによって測定した実圧データを無線通信で受信する受信機と、
    前記実圧データと予め定めた設定圧力とを比較し、GC内実圧が設定圧力となるようにGC内の圧力を制御する監視制御ユニットと、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  6. 前記監視制御ユニットは、当該GC内圧供給に要した圧力供給時間を監視して、所定の設定時間範囲内から外れた場合は異常と判断し、警告を発することを特徴とする、請求項5に記載の受信装置。
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