JP2006006491A - 超音波探触子 - Google Patents

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JP2006006491A
JP2006006491A JP2004185564A JP2004185564A JP2006006491A JP 2006006491 A JP2006006491 A JP 2006006491A JP 2004185564 A JP2004185564 A JP 2004185564A JP 2004185564 A JP2004185564 A JP 2004185564A JP 2006006491 A JP2006006491 A JP 2006006491A
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雅彦 門倉
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】 超音波振動子の揺動運動による振動を低減させ、超音波振動子の位置角度ずれを低減させる。
【解決手段】 挿入部2の先端部3には、揺動回転軸9の回りを超音波振動子4が往復揺動可能に配置され、揺動回転軸には超音波振動子と一体で回動する第1のプーリ(揺動プーリ)7が取り付けられている。グリップ部1内には、揺動回転軸と直交する回転軸を有するモータ5が配置され、モータの回転軸には、先端部まで延びるシャフト10が連結されている。モータとシャフトはグリップ部の内部空間中の、一方の壁に近接して配置されている。シャフトの先端には第2のプーリ(駆動プーリ)6が取り付けられ、駆動プーリと揺動プーリの間には、2つの中間プーリ13が回転軸12の回りを又は回転軸と共に回転可能に取り付けられている。駆動プーリと揺動プーリと中間プーリには弾性材のベルト8が垂直にねじられて架け渡されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、超音波振動子を体腔内に挿入して生体内に超音波を照射してそのエコー信号を受け取る超音波探触子に関する。
従来の超音波探触子は図5に示すように、体腔内に挿入する挿入部2の先端部3において配置された超音波振動子4を揺動させるために、回転軸が超音波振動子4の揺動軸と直交するモータ5をグリップ部1に配置し、モータ5の回転軸に連結されたシャフト10の回転を、先端部3に配置された、かさ歯車101とリンク機構100に伝達することより、超音波振動子4をモータ5の回転軸に直交した方向に揺動運動させる(例えば下記の特許文献1参照)。
特開2001―327501号公報(第27−33頁、第1図)
しかしながら、上記従来の超音波探触子においては、回転軸が超音波振動子4の揺動軸と直交するシャフト10の回転を超音波振動子4に伝達する手段として歯車を使用しているため、超音波振動子4の揺動運動時に歯車同士の当たりによる振動が発生するという問題と、歯車同士のガタによる超音波振動子4の位置角度ずれが発生するという問題があった。また、シャフト10の代わりに弾性材のベルトを用いることができるのは、シャフト10の回転運動と平行な軸を揺動運動させる場合に限られてきた。
本発明は上記従来例の問題点に鑑み、超音波振動子の揺動運動による振動を低減させ、超音波振動子の位置角度ずれを低減させることができる超音波探触子を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために、体腔内に挿入される挿入部の先端部内で第1の回転軸の回りを揺動可能である超音波振動子と、
前記超音波振動子と一体で回動可能に前記第1の回転軸に取り付けられた第1のプーリと、
体腔外にて操作者により保持されるグリップ部内で前記第1の回転軸と直交する第2の回転軸の回りを回転するモータと、
先端が前記挿入部の先端部内に延びるように前記モータの第2の回転軸に連結された回転シャフトと、
前記回転シャフトの先端に取り付けられた第2のプーリと、
前記第1の回転軸及び前記第2の回転軸と直交する第3の回転軸の回りを回転可能な中間プーリと、
前記第1、第2のプーリの間で前記中間プーリを経由して垂直方向にねじられて架け渡された薄肉状の弾性材の伝達ベルトとを、
有する構成とした。
この構成により、モータの回転軸に連結された回転シャフトと、超音波振動子の揺動回転軸が直交する揺動機構において、歯車を用いずに、第2のプーリと第1のプーリの間に中間プーリを設置して、伝達ベルトを長手方向に垂直にねじることで架け渡すので、超音波振動子の揺動運動による振動を低減させ、超音波振動子の位置角度ずれを低減させることができる。
また、本発明の超音波探触子は、前記伝達ベルトが、あらかじめ、その長手方向に対して垂直にねじられて成型されている。
この構成により、取り付け時にベルトをプーリ間でねじる作業を無くし、取り付けを容易にすることができる。
また、本発明の超音波探触子は、前記伝達ベルトが、2つのベルト部材が連結部材により前記ベルト部材の長手方向に対して垂直になるように連結されている。
この構成により、取り付け時にベルトをプーリ間でねじる作業を無くし、取り付けを容易にすることができる。
本発明によれば、モータの回転軸に連結された回転シャフトと、超音波振動子の揺動回転軸が直交する揺動機構において、歯車を用いずに、第1のプーリと第2のプーリの間に中間プーリを設置して、伝達ベルトを長手方向に垂直にねじることで架け渡すので、超音波振動子の揺動運動による振動を低減させ、超音波振動子の位置角度ずれを低減させることができる。
<第1の実施の形態>
以下、本発明の実施の形態の超音波探触子について、図面を用いて説明する。本発明の第1の実施の形態の超音波探触子を図1、図2に示す。図1において、この超音波探触子は概略的に、体腔内に挿入される挿入部2と、体腔外で操作者が握るグリップ部1により構成されている。図2(a)は挿入部2の先端部3を拡大して示し、図2(b)は図2(a)を上から見た図である。先端部3には、揺動回転軸9の回りを超音波振動子4が往復揺動可能に配置され、また、揺動回転軸9には超音波振動子4と一体で回動する第1のプーリ(揺動プーリ)7が取り付けられている。
グリップ部1内には、揺動回転軸9と直交する回転軸を有するモータ5が配置され、モータ5の回転軸には、挿入部2の先端部3まで延びるシャフト10が連結されている。図1に示すようにモータ5とシャフト10はグリップ1の内部空間中の、一方の壁に近接して配置されている。シャフト10の先端には第2のプーリ(駆動プーリ)6が取り付けられ、駆動プーリ6と揺動プーリ7の間には、2つの中間プーリ13が回転軸12の回りを又は回転軸12と共に回転可能に取り付けられている。駆動プーリ6と揺動プーリ7と中間プーリ13には弾性材のベルト8が後述するようにねじられて架け渡されている。なお、図1、図2(a)、(b)中、各軸の軸受けの記載は省略してある。
以上のように構成された超音波探触子について、図1、図2(a)、(b)を用いてその動作を説明する。図1に示す超音波探触子において、体腔外にて操作者がグリップ部1を保持して、挿入部2を体腔内に挿入することができる。モータ5により、シャフト10の先端に取り付けられた駆動プーリ6を回転運動させて、駆動プーリ6の回転運動を中間プーリ13を介してベルト8により揺動プーリ7に伝達して、超音波振動子4をシャフト10に直交した揺動回転軸9を中心として揺動運動させることができる。なお、超音波振動子4の位置角度は、モータ5としてステッピングモータを使用すれば、モータへのパルス入力数と駆動プーリ6と揺動プーリ7のプーリ直径比により検出することができる。
なお、図2(b)に示すように中間プーリ13は複数あってもよい。ベルト8は、金属材や樹脂材やゴム材である。ベルト8は、プーリ6、7、13上を滑らかに回転するために薄肉形状であることが望ましい。なお、ベルト8は、各プーリ6、7、13に架けられるときにベルト8の長手方向に垂直にねじられる。また、シャフト10に設置された駆動プーリ6と揺動回転軸9に設置された揺動プーリ7に対して中間プーリ13を設置して、その間で、ベルト8を長手方向に対して垂直にねじることでベルト8を架けるので、シャフト10と揺動回転軸9が直交する揺動機構において歯車を用いることがなく、超音波振動子4の揺動運動による振動を低減させ、超音波振動子4の位置角度ずれを低減させることができる。
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態における超音波探触子の弾性材のベルト8Aを図3(a)、(b)に示す。図3(b)は図3(a)を上から見た図であり、ベルト8Aは、あらかじめベルト8Aの長手方向に対して垂直にねじられて成型されたねじれ部14を有する。以上のように構成された超音波探触子について、図3(a)、(b)を用いてその動作を説明する。図3(a)、(b)において、ベルト8A自体を作るときに、あらかじめ、ねじれ部14を成型しておく。よって、本発明の第2の実施の形態によれば、ベルト8Aの取り付け時にプーリ6、7、13間でベルト8Aをねじる作業をなくし、取り付けを容易にすることができる。
<第3の実施の形態>
本発明の第3の実施の形態の超音波探触子のベルト8Bを図4(a)、(b)に示す。図4(a)はベルト8Bの連結部材15を示し、連結部材15は2つの直交したフレームを持つ。図4(b)に示すようにベルト8Bを構成する2つのベルト部材8B1、8B2が、2つの直交したフレームを持つ連結部材15でベルト8Bの長手方向に対して垂直に結合される。以上のように構成された超音波探触子について、図4(a)、(b)を用いてその動作を説明する。ベルト部材8B1、8B2をプーリ6、7、13間に取り付ける前に、連結部材15にベルト部材8B1、8B2を取り付けることで、ベルト部材8B1、8B2をねじることができる。これにより、ベルト部材8B1、8B2の取り付け時にプーリ6、7、13間でベルト8Bをねじる作業をなくし、取り付けを容易にすることができる。なお、連結部材15の材質は、樹脂又は金属である。なお、連結部材15とベルト部材8B1、8B2は、ネジやインサート成型などにより連結される。この構成により、ベルト8Bの取り付け時にプーリ6、7、13間でベルト8Bをねじる作業をなくし、取り付けを容易にすることができる。
以上のように本発明にかかる超音波探触子は、モータの回転軸に連結された回転シャフトと、超音波振動子の回転軸が直交する揺動機構において、歯車を用いずに、第2のプーリと第1のプーリの間に中間プーリを設置して、伝達ベルトを長手方向に垂直にねじることで架け渡すので、超音波振動子の揺動運動による振動を低減させ、超音波振動子の位置角度ずれを低減させることができる効果を有し、超音波振動子を体腔内に挿入して、生体内に超音波を照射してそのエコー信号を受け取る超音波探触子などとして有用である。
本発明の第1の実施の形態における超音波探触子の正面断面図 (a)図1の超音波探触子の挿入部の先端部を拡大して示す正面断面図 (b)図1の超音波探触子の挿入部の先端部を拡大して示す上面断面図 (a)本発明の第2の実施の形態における超音波探触子のベルトを示す上面図 (b)本発明の第2の実施の形態における超音波探触子のベルトを示す正面図 (a)本発明の第3の実施の形態における超音波探触子のベルトの連結部材を示す斜視図 (b)本発明の第3の実施の形態における超音波探触子のベルトを示す斜視図 従来の超音波探触子の上面断面図
符号の説明
1 グリップ部
2 挿入部
3 先端部
4 超音波振動子
5 モータ
6 第2のプーリ(駆動プーリ)
7 第1のプーリ(揺動プーリ)
8、8A、8B ベルト
8B1、8B2 ベルト部材
9 揺動回転軸
10 シャフト
12 回転軸
13 中間プーリ
14 ねじれ部
15 連結部材

Claims (3)

  1. 体腔内に挿入される挿入部の先端部内で第1の回転軸の回りを揺動可能である超音波振動子と、
    前記超音波振動子と一体で回動可能に前記第1の回転軸に取り付けられた第1のプーリと、
    体腔外にて操作者により保持されるグリップ部内で前記第1の回転軸と直交する第2の回転軸の回りを回転するモータと、
    先端が前記挿入部の先端部内に延びるように前記モータの第2の回転軸に連結された回転シャフトと、
    前記回転シャフトの先端に取り付けられた第2のプーリと、
    前記第1の回転軸及び前記第2の回転軸と直交する第3の回転軸の回りを回転可能な中間プーリと、
    前記第1、第2のプーリの間で前記中間プーリを経由して垂直方向にねじられて架け渡された薄肉状の弾性材の伝達ベルトとを、
    有する超音波探触子。
  2. 前記伝達ベルトは、あらかじめ、その長手方向に対して垂直にねじられて成型されている請求項1に記載の超音波探触子。
  3. 前記伝達ベルトは、2つのベルト部材が連結部材により前記ベルト部材の長手方向に対して垂直になるように連結されている請求項1に記載の超音波探触子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103169507A (zh) * 2011-12-22 2013-06-26 深圳市威尔德医疗电子有限公司 一种超声医疗设备用腔体内三维超声探头
JP2016016038A (ja) * 2014-07-07 2016-02-01 コニカミノルタ株式会社 超音波診断装置及び超音波探触子
CN106491158A (zh) * 2016-10-30 2017-03-15 苏州市克拉思科文化传播有限公司 电机式高精度自动超声探头驱动方法

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