JP2006005903A - アンテナ装置およびアンテナ装置を用いた無線機 - Google Patents

アンテナ装置およびアンテナ装置を用いた無線機 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、音声通信とデータ通信のような異なる通信形態に対応するマルチバンド無線機に適用するために、通信形態に応じて周波数帯を切り換えることができると同時に、通信形態に合わせて指向特性を90度切り換えることができるアンテナ装置およびアンテナ装置を用いた無線機を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明のアンテナ装置1は、線状の放射器2、3と、線状の第1の導波器4と、一端が前記放射器2、3に他端が前記第1の導波器4にスイッチ7を介して接続される線状の第1、第2の導体5、6と、を備え、前記第1、第2の導体5、6が、前記放射器長手方向に直交する平面に対して対称に配設され、前記放射器2、3、前記第1の導波器4、前記第1の導体5および前記第2の導体6が、前記スイッチ7の切替により、ループ上に接続されたループ状態と、各々が分離した分離状態と、に切り替わるものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の周波数帯において使用可能なアンテナ装置およびそのアンテナ装置を用いた無線機に関するものである。
複数の無線通信システムを統合するマルチバンド無線機に適用可能なマルチバンドアンテナ構成として、ダイオードスイッチを用いた多周波共用アンテナ構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図9は、前記特許文献1に記載された従来の多周波共用アンテナの概略構成図である。 図9において、101a〜101dは金属片、102a,102bはダイオードスイッチ回路、103a〜103dは高周波信号遮断用チョークコイル、104a,bは接地、105は制御端子、106は高周波信号入出力端子、107は平衡線路である。
以上のような構成で、以下その動作を説明する。図9は、高周波信号入出力端子106に平衡信号を入力し、左右のダイポールアンテナ素子をそれぞれ2組の金属片101a〜101dで構成し、それぞれの間にダイオードスイッチ回路102a,102bを具備したものである。
そして、各金属片101a〜101dは、高周波信号遮断用チョークコイル103a〜103dを介して短絡している。また、制御信号の入力は、ダイポールアンテナの高周波信号入出力端子106およびその近傍で高周波信号遮断用チョークコイル103a〜103dを介して接続した制御端子105から行う。
このような状態において、制御端子105から加える電圧がゼロの場合、ダイオードスイッチ回路102a,102bは動作せず、励振される素子は基本の金属片101a,101bのみとなり、高い周波数において共振する。
一方、制御端子105からダイオードスイッチ回路102a,102bが動作するバイアス電圧を加えることにより、ダイオードスイッチ回路102a,102bが導通し、金属片101a〜101dまでが素子長となるため、低い周波数において共振する。
このような構成とすることによって、制御端子105から印加したバイアス電圧を変化させるという簡易な制御によりダイポールアンテナの素子長を変化させて、複数の単一周波数に効率的に共振させることができる。
一方、スイッチのオンオフによりアンテナの指向特性を切り換える構成として、ループアンテナとダイポールアンテナをスイッチにより切り換える構成が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
図10は、前記特許文献2に記載された従来のアンテナの概略構成図である。図10において、111はダイバーシチアンテナ、112はダイポールアンテナを構成する一辺、113は給電点、114は一辺112と平行な対辺、115は一点装荷点、116,117はスイッチである。
図10のような構成とすることで、ダイバーシチアンテナ111は、スイッチ116,117をオンすることによりループアンテナとして動作し、スイッチ116,117をオフすることにより直線ダイポールアンテナとして動作することができるため、1つのアンテナで2種類の機能を使い分けることにより、2つのアンテナを切り換えて、ダイバーシチ効果を得ることができる。
特開2000−236209号公報 特開平8−163015号公報
様々な無線通信システムに対応可能とするマルチバンド無線機では、システムによって使用形態が異なり、例えば、音声通信の場合には、無線機を使用者が頭部側面に押し当てるようにして使用するのに対して、データ通信を行う場合は、使用者が無線機のディスプレイを確認しながら通信を行うため、通信形態によって無線機に求められる指向性が変わってくる。
すなわち、音声通信時のように頭部側面に無線機を配置する場合には、アンテナの最大放射方向が無線機の背面方向となり、データ通信時のように使用者が無線機のディスプレイを確認できるような位置に無線機を配置する場合には、アンテナの最大放射方向が無線機の天頂方向となるような構成が望ましい。
そのため、マルチバンド無線機におけるアンテナとしては、複数の周波数帯に切り換え可能な構成であるとともに、周波数帯(使用形態)によってアンテナの最大放射方向が90度切り換えられるような構成が望ましい。
さらに、例えば、データ通信として5GHz帯を用いた無線LAN等を想定した場合、高速、大容量な通信を確保し、かつ空間での伝搬損失を補うためには、音声通信に比べて高いアンテナ利得が求められる。
上記特許文献1のような構成を用いることによって、アンテナ共振長自体を変えるために、マルチバンド無線機において他の周波数帯からの干渉を抑えながら共振周波数の切り換えを容易に行うことが可能である。しかしながら、上記の構成では、アンテナの構成自体は共振周波数を切り換えても変わらないため、周波数帯によってアンテナの指向特性を切り換えることができないという事情があった。
また、上記特許文献2のような構成を用いることで、スイッチの切り換えによりアンテナの指向特性を変化させることができる。しかしながら、上記特許文献2では、1つのアンテナでダイバーシチ効果を実現させるために、スイッチによる周波数の切り換えについては言及されていない。
さらに、ループアンテナとダイポールアンテナではアンテナの最大放射方向を90度切り換えることができないため、音声通信、データ通信の双方に対応するマルチバンド無線機におけるアンテナ構成として適当ではないという事情があった。
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、音声通信とデータ通信のような異なる通信形態に対応するマルチバンド無線機に適用するために、通信形態に応じて周波数帯を切り換えることができると同時に、通信形態に合わせて指向特性を90度切り換えることができるアンテナ装置およびアンテナ装置を用いた無線機を提供することを目的とする。
本発明のアンテナ装置は、線状の放射器と、線状の第1の導波器と、一端が前記放射器に他端が前記第1の導波器にスイッチを介して接続される線状の第1、第2の導体と、を備え、前記第1、第2の導体が、前記放射器長手方向に直交する平面に対して対称に配設され、前記放射器、前記第1の導波器、前記第1の導体および前記第2の導体が、前記スイッチの切替により、ループ上に接続されたループ状態と、各々が分離した分離状態と、に切り替わるものである。
従来のアンテナ装置では、音声通信とデータ通信のような周波数帯の異なる通信形態に応じて、アンテナの最大放射方向を90度切り替えることができず、マルチバンド無線機におけるアンテナ構成として適当でなかった。この構成によれば、スイッチ短絡時には放射器、導波器、及び第1、2の導体がループアンテナを形成し、スイッチ開放時には放射器、導波器が八木・宇田アンテナを形成するため、スイッチの短絡・開放によってアンテナの周波数帯を切り替えることができると同時に、アンテナの最大放射方向を90度切り替えることができる。
本発明のアンテナ装置は、前記スイッチの切り替えを制御する制御手段を備える。
この構成によれば、任意の時点でスイッチの短絡・開放を切り替えることができるため、アンテナの利便性が向上する。
また、本発明のアンテナ装置は、前記スイッチを介して接続された前記放射器、前記第1の導波器及び前記第1、2の導体が、矩形構造を形成する。
この構成によれば、放射器、第1の導波器及び第1、2の導体が同一平面状で矩形構造を形成するため、スイッチ短絡時における高いアンテナ利得が得られる。
また、本発明のアンテナ装置は、前記第1、2の導体に対して接続された第1、第2の可変リアクタンス素子を有する。
また、本発明のアンテナ装置は、前記第1、第2の可変リアクタンス素子は、前記第1、第2の導体の線上に挿入されて構成される。
この構成によれば、2つのリアクタンス素子のリアクタンス値を変えることで、アンテナの左右のバランスを調整し、指向特性を制御することができる。
また、本発明のアンテナ装置は、前記第1、第2の導体の一端が、前記放射器または前記第1の導波器の少なくとも一つに直角に接続される。
また、本発明のアンテナ装置は、前記スイッチを介して接続された前記放射器、前記第1の導波器及び前記第1、2の導体が、同一平面状で凸型構造を形成する。
また、本発明のアンテナ装置は、前記スイッチを介して接続された前記放射器、前記第1の導波器及び前記第1、2の導体が、同一平面状で凹型構造を形成する。
この構成によれば、スイッチ短絡時に、第1、第2の導体が放射器及び導波器の近傍に位置しても、電磁界の結合を最小限に抑えることができる。
また、本発明のアンテナ装置は、前記放射器と前記第1の導波器間に配置される線状の第2の導波器を備える。
また、本発明のアンテナ装置は、前記第1、第2の導波器が、前記放射器に平行に配置される。
この構成によれば、第2の導波器を介して放射器と導波器の電界の結合を強めることができるため、放射器と第1、第2の導体の間に生ずる電界の結合の影響を小さくすることができる。
また、本発明のアンテナ装置は、前記第1、第2の導波器は、平衡線路によって給電される。
この構成によれば、アンテナに対するGNDの影響を抑えることができ、アンテナを実装する基板が小型化されたときに特性を安定化させることができる。
また、本発明のアンテナ装置は、前記第1、第2の導波器は、不平衡線路によって給電される。
この構成によれば、平衡・不平衡変換回路などを用いる必要がなくなり、アンテナ実装に際して部品点数を削減することができる。
また、本発明のアンテナ装置は、前記放射器、前記第1、第2の導波器及び前記第1、第2の導体が、誘電体基板上の導体パターンにより形成される。
この構成によれば、エッチング等によるプリント基板加工で生産できるため、安定した特性で生産性を高めることができ、また、アンテナを小型化することができる。
また、本発明のアンテナ装置は、前記放射器、前記第1、第2の導波器及び前記第1、第2の導体が、誘電体チップの表面上及び/または内部に形成される。
この構成によれば、放射器および導波器および第1、第2の導体を3次元に折りたたむようにして配置できるため、アンテナの設計の自由度が増すと共に、アンテナの実装面積を小型化することができる。
また、本発明のアンテナ装置は、前記放射器が、同じ長さを有する線状の第1、第2の放射器から構成され、前記制御手段が、一端が前記第1の放射器に接続され、他端が接地される第1の高周波信号遮断用コイルと、一端が前記第2の放射器に接続され、他端が制御端子及び一端が接地された高周波信号接地用コンデンサに接続される第2の高周波遮断用コイルと、から構成される。
この構成によれば、複数のスイッチの短絡・開放の動作を最小の制御回路構成により同時に制御することができる。
また、本発明のアンテナ装置は、前記放射器が、同じ長さを有する線状の第1、第2の放射器から構成され、前記制御手段が、一端が前記第1、第2の放射器及び前記第1の導波器に接続され、他端が接地される第1の高周波信号遮断用コイルと、一端が前記第1、第2の導体に接続され、他端が制御端子及び一端が接地された高周波信号接地用コンデンサに接続される第2の高周波信号遮断用コイルと、から構成される。
この構成によれば、複数のスイッチの短絡・開放の動作を同時に制御することができると共に、2つの制御端子に与える制御電圧を変えることによって、アンテナの左右のバランスを調整し、指向特性を制御することができる。
また、本発明のアンテナ装置は、前記放射器が、同じ長さを有する線状の第1、第2の放射器から構成され、前記制御手段が、一端が前記第1の放射器に接続される第1のスタブと、一端が前記第1のスタブの他端に接続され、他端が接地される、第1の周波数帯において共振する第1の共振回路と、一端が前記第1のスタブの他端に接続され、他端が接地される第2のスタブと、一端が前記第2の放射器に接続される第3のスタブと、一端が前記第3のスタブの他端に接続され、他端が接地される、第1の周波数帯において共振する第2の共振回路と、一端が前記第3のスタブの他端に接続され、他端が制御端子及び一端が接地された高周波信号接地用コンデンサに接続される第4のスタブとを備え、前記第1、第3のスタブの長さが前記第1の周波数帯において4分の1管内波長となり、前記第1と第2のスタブの長さの和及び前記第3と第4のスタブの長さの和が前記第1の周波数帯より低い第2の周波数帯において4分の1管内波長となる。
この構成によれば、複数のスイッチの短絡・開放の動作を制御することができると共に、アンテナの構成要素に直にコイル等の部品を実装することがないため、実装ばらつきや部品の単体ばらつき等による誤差の生じない安定した特性を得ることができる。
また、本発明のアンテナ装置は、前記放射器が、同じ長さを有する線状の第1、第2の放射器から構成され、前記制御手段は、一端が前記第1、第2の放射器及び前記第1の導波器に接続される第1のスタブと、一端が前記第1のスタブの他端に接続され、他端が接地される、第1の周波数帯において共振する第1の共振回路と、一端が前記第1のスタブの他端に接続され、他端が接地される第2のスタブと、一端が前記第1、第2の導体に接続される第3のスタブと、一端が前記第3のスタブの他端に接続され、他端が接地される、第1の周波数帯において共振する第2の共振回路と、一端が前記第3のスタブの他端に接続され、他端が制御端子及び一端が接地された高周波信号接地用コンデンサに接続される第4のスタブとを備え、前記第1、第3のスタブの長さが前記第1の周波数帯において4分の1管内波長となり、前記第1と第2のスタブの長さの和及び前記第3と第4のスタブの長さの和が前記第1の周波数帯より低い第2の周波数帯において4分の1管内波長となる。
この構成によれば、複数のスイッチの短絡・開放の動作を制御することができると共に、2つの制御端子に与える制御電圧を変えることでアンテナの左右のバランスを調整して指向特性を制御することができる。さらに、アンテナの構成要素に直にコイル等の部品を実装することがないため、実装ばらつきや部品の単体ばらつき等による誤差の生じない安定した特性を得ることができる。
また、本発明のアンテナ装置は、前記スイッチが、ダイオードである。
また、本発明のアンテナ装置は、前記スイッチが、MEMSスイッチである。
この構成によれば、スイッチ部を小型化することが可能なため、アンテナ自体も小型化することができる。
本発明の無線機は、本発明のアンテナ装置を用いる。
この構成によれば、異なる通信形態に応じてアンテナ特性を変化させ、高品質な通信を行うことができる。
本発明のアンテナ装置及びアンテナ装置を用いた無線機によれば、スイッチ短絡時には放射器、導波器、及び第1、2の導体がループアンテナを形成し、スイッチ開放時には放射器、導波器が八木・宇田アンテナを形成するため、スイッチの短絡・開放によってアンテナの周波数帯を切り替えることができると同時に、アンテナの最大放射方向を90度切り替えることができ、音声通信とデータ通信のような周波数帯の異なる通信形態に応じてアンテナ特性を変化させ、高品質な通信を行うことができる。
本発明の骨子は、第1の放射器と、第2の放射器と、導波器と、第1の導体と、第2の導体と、それらを接続するスイッチと、スイッチを制御するための制御回路を備えたアンテナ構成とすることで、スイッチのオンオフ動作によりアンテナ特性をループアンテナと八木・宇田アンテナに切り換え、周波数と指向特性の切り換えを同時に行えるようなアンテナ構成である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、実施の形態1に係るマルチバンドアンテナの概略構成図である。図1において、1はマルチバンドアンテナ、2は線状導体より成る第1の放射器、3は線状導体より成る第2の放射器、4は線状導体より成る第1の導波器、5は線状導体より成る第1の導体、6は線状導体より成る第2の導体、7a〜7dはダイオードスイッチ、8は平衡線路、9は給電点、10a,10bは高周波信号遮断用コイル、11はコンデンサ、12a,12bは接地、13は制御端子である。
アンテナの基本構成要素である第1と第2の放射器2,3のそれぞれ向かい合う一端は、平衡線路8を介して給電点9に接続されている。第1と第2の放射器2,3の他端は、それぞれダイオードスイッチ7a,7dを介して第1と第2の導体5,6の一端に接続されている。
第1と第2の導体5,6の他端は、それぞれダイオードスイッチ7b,7cを介して第1の導波器4に接続されている。また、ダイオードスイッチ7a〜7dの制御用として、第1と第2の放射器2,3にそれぞれ高周波信号遮断用コイル10a,10bの一端が接続されている。
第1の放射器2に接続された高周波信号遮断用コイル10aの他端は、接地12aにより接地されており、第2の放射器3に接続された高周波信号遮断用コイル10bの他端には、制御端子13が接続されるとともに、高周波信号を接地させるためのコンデンサ11が接続され、その先で接地12bにより接地されている。
以上のような構成で、以下その動作を説明する。給電点9から給電された高周波信号は、平衡線路8を介して第1と第2の放射器2,3に伝送される。このとき、制御端子13に負の制御電圧を印加することによって、ダイオードスイッチ7a〜7dが導通状態となり、第1と第2の放射器2,3、第1の導波器4、第1と第2の導体5,6がそれぞれ接続され、ループアンテナとして動作する。
一方、制御端子13に制御電圧を印加しない場合は、ダイオードスイッチ7a〜7dが非導通状態となり、第1と第2の放射器2,3および第1の導波器4により、2素子八木・宇田アンテナとして動作する。この場合、第1と第2の導体5,6は寄生素子となるため、2素子八木・宇田アンテナの動作に極力影響を与えないような配置にすることが望ましい。
ダイオードスイッチ7a〜7dを導通させループアンテナとして動作させると、アンテナの指向特性は、図1における±Z方向が最大放射方向となるような双指向特性となり、ダイオードスイッチ7a〜7dを導通させず2素子八木・宇田アンテナとして動作させると、アンテナの指向特性は、図1における+Y方向が最大放射方向となるような単指向特性となる。
ここで、ループアンテナの周囲長すなわち、第1と第2の放射器2,3(L2,L3)、第1の導波器4(L4)、第1と第2の導体5,6(L5,L6)の長さの総和Ltが低い周波数帯(F1)においておよそ1波長(λ1)となるように設定する。
Figure 2006005903
また、2素子八木・宇田アンテナの第1と第2の放射器2,3(L2,L3)の長さがそれぞれ高い周波数帯(F2)においておよそ1波長(λ2)の1/4となるように設定する。
Figure 2006005903
また、2素子八木・宇田アンテナにおける第1の導波器4の長さ(L4)が高い周波数帯(F2)において1波長(λ2)の1/2より若干短くなるように設定する。
Figure 2006005903
さらに、第1の導波器4と第1と第2の放射器2,3とのY軸方向における間隔Lyが高い周波数帯(F2)においておよそ1波長(λ2)の1/4となるように設定する。
Figure 2006005903
このように設定することによって、ダイオードスイッチ7a〜7dを導通または非導通としたときに、周波数を切り換えると同時にアンテナ指向特性の最大放射方向が90度切り換わるような動作を実現することが可能となる。
ダイオードスイッチ7a〜7dに制御電圧を印加するための制御回路30a、30bとしては、図1に示すように高周波信号遮断用コイル10a,10b、コンデンサ11を用い、高周波信号遮断用コイル10a,10bの定数を、ループアンテナ動作時、2素子八木・宇田アンテナ動作時のそれぞれにおいて第1と第2の放射器2,3のインピーダンスに比べてコイル部のインピーダンスが十分高くなるように設定するような構成としても良いし、図2に示すような構成としても良い。
図2は、図1の高周波信号遮断用コイル10a,10bの代わりにスタブを用いてダイオードスイッチ7a〜7dに制御電圧を印加するための概略構成を示す。
すなわち、高周波信号遮断用コイル10a,10bの代わりに第1のスタブ14a,14bを用い、第1のスタブ14a,14bの一端を第1と第2の放射器2,3に接続し、他端には、それぞれコンデンサ15a、コイル16aより成る共振回路17a、あるいはコンデンサ15b、コイル16bより成る共振回路17bを介して接地12c,12dで接地するとともに、第2のスタブ18a,18bの一端をそれぞれ接続する。
第1の放射器2側に接続した第2のスタブ18aの他端は、接地12aにより接地されており、第2の放射器3側に接続した第2のスタブ18bの他端には、制御端子13が接続されるとともに、高周波信号を接地させるためのコンデンサ11が接続されている。
このような構成の制御回路31a、31bとし、第1のスタブ14a、14bの長さL14が2素子八木・宇田アンテナ動作時(高い周波数帯:F2)において1波長(λ2)の1/4となるように設定する。
Figure 2006005903
また、共振回路17a,17bが2素子八木・宇田アンテナ動作時(高い周波数帯:F2)で共振するようにコンデンサ15a,15b、コイル16a,16bの定数を選択する。
さらに、第1のスタブ14aと第2のスタブ18aの長さの和、および第1のスタブ14bと第2のスタブ18bの長さの和(L14+L18)がループアンテナ動作時(低い周波数帯:F1)において1波長(λ1)の1/4となるように設定する。
Figure 2006005903
このような構成とすることによって、ループアンテナ動作時、2素子八木・宇田アンテナ動作時のいずれにおいても、制御電圧を印加するための制御回路31a、31bの影響を受けることなく、所望のアンテナ特性を維持することが可能となる。
また、図1に示す高周波信号遮断用コイル10a,10bのような実装部品がないため、実装による特性変化がなく安定した特性のアンテナを大量に生産することが可能となる。
さらに第1のスタブ14a,14b、第2のスタブ18a,18bの線路幅を第1と第2の放射器2,3の線路幅に比べて十分狭くすることによって、第1と第2のスタブ14a,14b,18a,18bのインピーダンスを第1と第2の放射器2,3のインピーダンスよりも十分に高くしておくと、より一層制御回路31a、31bの影響を小さくすることができる。
以上のように、アンテナを第1と第2の放射器2,3、第1の導波器4、第1と第2の導体5,6、およびダイオードスイッチ7a〜7dで構成し、ダイオードスイッチ7a〜7dのオンオフを制御電圧で切り換えることにより、ループアンテナとしての動作か、2素子八木・宇田アンテナの動作かに切り換えることができるため、共振周波数を切り換えると同時に指向特性を90度切り換えるマルチバンドアンテナ1を実現することが可能になるという作用を有する。
さらに、本実施の形態で示したマルチバンドアンテナを用いて無線機を構成することで、異なる通信形態に応じてアンテナの特性を変化させて無線機としての性能を向上させることができ、信頼性の高い無線機を提供することを可能とする。
また、図11に示すように、第一の線状導体5、第二の線状導体6にそれぞれ第一の可変リアクタンス素子32、第二の可変リアクタンス素子33を接続するような構成としても良い。例えば、第一の可変リアクタンス素子32のリアクタンス値X1、第二の可変リアクタンス素子33のリアクタンス値X2をそれぞれ異なる値に設定すれば、制御端子13に制御電圧を印加しない場合、すなわち八木宇田アンテナとして動作させたときに、図11における±X方向のバランスを変えることができるため、第一、第二の可変リアクタンス素子の値を変えることによって、XY面においても指向性を制御することができ、3次元での指向性制御が可能となるという作用を有する。このとき、可変リアクタンス素子としては、例えばスタブを用い、可変容量素子をスタブ先端またはスタブの途中に挿入することによってリアクタンス成分を変える事ができる。
また、図12に示すように、第一、第二の可変リアクタンス素子32、33をそれぞれ第一、第二の線状導体5、6の途中に挿入するようにしても同様の効果が得られる。図12のような構成とすることによって、例えば、制御端子13に制御電圧を印加した場合、すなわちループアンテナとして動作させたときに、可変リアクタンス素子32、33のリアクタンス値を制御することにより、ループアンテナ動作時において周波数を制御することが可能となる。
なお、本実施の形態では、アンテナの構成要素を線状導体として説明しているが、例えば、アンテナの構成要素となるパターンを、誘電体基板上にエッチング等により形成しても良いことは言うまでもない。このような構成とすることによって、誘電体基板の誘電率による波長の短縮効果の影響で、アンテナを小型化することが可能となる。
また、本実施の形態では、ダイオードスイッチ7a〜7bの制御用として負の制御電圧を印加する場合について説明したが、負の制御電圧に限る必要がないことは言うまでもない。例えば、正の制御電圧を印加して制御する場合は、ダイオードスイッチ7a〜7bの向きをすべて逆向きにするか、若しくは制御回路30a、30bを左右逆転させ、第1の放射器2側にコンデンサ11および制御端子13を接続し、第2の放射器3側は接地12bに直接接地するような構成とすれば良い。
また、本実施の形態では、スイッチとしてダイオードスイッチ7a〜7bを用いた場合について説明したが、その限りではなく、例えば、FET(Field-Effect Transistor)やMEMS(Micro Electro Mechanical System)技術を用いたスイッチ等、その他のスイッチ回路を用いても良い。さらに、制御回路の組み込まれたSPSTスイッチ等を用いても良い。これによって、制御回路30a、30bを除くことができ、マルチバンドアンテナの特性を安定させることができる。
また、本実施の形態では、給電点9から放射器2、3への給電線路に平衡線路8を用いているが、その限りではなく、マイクロストリップ線路などの不平衡線路を用いても良い。平衡線路8を用いることでアンテナに対するGNDの影響を抑えることができるため、アンテナを小型の携帯端末等に搭載した場合に、アンテナを実装した基板サイズによらず特性を安定させることができるが、アンテナの後段に位置するスイッチなどと接続するためには平衡・不平衡線路の変換回路(バラン)が必要となる。一方、給電線路に不平衡線路を用いた場合、例えば不平衡線路を第一の放射器2に接続し、第二の放射器3をGNDに接地することによって、アンテナを動作させることが可能となる。この場合、平衡・不平衡変換回路(バラン)を設ける必要がなく、部品点数を減らすことが可能となる。
図3は、実施の形態2にかかる凸型マルチバンドアンテナ19の概略構成図である。図3において、図1における第1の導体5の代わりに第1の導体20を設け、図1における第2の導体6の代わりに第2の導体21を設ける。その他の構成は図1で説明した実施の形態1の構成と同じである。
以上のような構成で以下その動作を説明する。基本動作は実施の形態1で説明したとおりであるが、第1の導体20、第2の導体21を図3に示すような形状とし、ループアンテナが凸型形状となるようにすることによって、第1と第2の放射器2,3付近での第1と第2の導体20,21の電流は図3におけるY方向となるのに対し、第1と第2の放射器2,3に流れる電流は図3におけるX方向となるため、電流の流れる方向が90度異なる。
そのため、2素子八木・宇田アンテナ動作時において第1と第2の導体20,21の端部が第1と第2の放射器2,3の近傍に位置しても電磁界の結合を最小に抑えることができ、2素子八木・宇田アンテナが第1と第2の導体20,21の影響を受けることなく、VSWR(Voltage Standing Wave Ratio)、指向特性なども良好に保つことが可能とな
る。
以上のように、第1と第2の導体20,21を折り曲げ、凸字型マルチバンドアンテナ19とすることにより、異なる通信形態の周波数帯に対応して共振周波数を切り換えると同時に指向特性を90度切り換え可能なマルチバンドアンテナを構成することが可能となり、また、ダイオードスイッチ7a〜7dをオンオフ動作させたときに、それぞれにおいて良好なアンテナ特性を維持することが可能となる。
さらに、本実施の形態で示したマルチバンドアンテナを用いて無線機を構成することで、異なる通信形態に応じてアンテナの特性を変化させて無線機としての性能を向上させることができ、信頼性の高い無線機を提供することを可能とする。
なお、本実施の形態では、アンテナの構成要素を線状導体として説明しているが、例えば、アンテナの構成要素となるパターンを、誘電体基板上にエッチング等により形成しても良い。このような構成とすることによって、誘電体基板の誘電率による波長の短縮効果の影響で、アンテナを小型化することが可能となる。
また、ダイオードスイッチ7a〜7dに制御電圧を印加するための制御回路30a、30bとしては、図3に示すように高周波信号遮断用コイル10a,10bを用いても良いし、図2に示すような第1と第2のスタブ14a,14b,18a,18bとコンデンサ15a,15b、コイル16a,16bから成る共振回路17a,17bで形成しても良いことは言うまでもない。
また、本実施の形態では、ダイオードスイッチ7a〜7dの制御用として負の制御電圧を印加する場合について説明したが、負の制御電圧に限る必要がないことは言うまでもない。例えば、正の制御電圧を印加して制御する場合は、ダイオードスイッチ7a〜7dの向きをすべて逆向きにするか、若しくは制御回路30a、30bを左右逆転させ、第1の放射器2側にコンデンサ11および制御端子13を接続し、第2の放射器3側は接地12bに直接接地するような構成とすれば良い。
また、本実施の形態では、スイッチとしてダイオードスイッチ7a〜7dを用いた場合について説明したが、その限りではなく、例えば、FETやMEMS技術を用いたスイッチ等、その他のスイッチ回路を用いても良い。さらに、制御回路の組み込まれたSPSTスイッチ等を用いても良い。これによって、制御回路30a、30bを除くことができ、マルチバンドアンテナの特性を安定させることができる。
また、本実施の形態では、給電点9から放射器2、3への給電線路に平衡線路8を用いているが、その限りではなく、マイクロストリップ線路などの不平衡線路を用いても良い。平衡線路8を用いることでアンテナに対するGNDの影響を抑えることができるため、アンテナを小型の携帯端末等に搭載した場合に、アンテナを実装した基板サイズによらず特性を安定させることができるが、アンテナの後段に位置するスイッチなどと接続するためには平衡・不平衡線路の変換回路(バラン)が必要となる。一方、給電線路に不平衡線路を用いた場合、例えば不平衡線路を第一の放射器2に接続し、第二の放射器3をGNDに接地することによって、アンテナを動作させることが可能となる。この場合、平衡・不平衡変換回路(バラン)を設ける必要がなく、部品点数を減らすことが可能となる。
図4は、実施の形態3にかかる凹型マルチバンドアンテナ22の概略構成図である。図4において、図1における第1の導体5の代わりに第1の導体23を設け、図1における第2の導体6の代わりに第2の導体24を設ける。その他の構成は図1で説明した実施の形態1の構成と同じである。
以上のような構成で以下その動作を説明する。基本動作は実施の形態1で説明したとおりであるが、第1の導体23、第2の導体24を図4に示すような形状とし、ループアンテナが凹型形状となるようにすることによって、第1と第2の放射器2,3付近での第1と第2の導体23,24の電流が図4におけるY方向となるのに対し、第1と第2の放射器2,3に流れる電流は図4におけるX方向となるため、電流の流れる方向が90度異なる。
また、第1の導波器4付近での第1と第2の導体23,24の電流が図4におけるY方向となるのに対し、第1の導波器4に流れる電流は図4におけるX方向となるため、電流の流れる方向が90度異なる。
そのため、2素子八木・宇田アンテナ動作時において第1と第2の導体23,24の端部が第1と第2の放射器2,3、第1の導波器4の近傍に位置しても電磁界の結合を最小に抑えることができ、2素子八木・宇田アンテナが第1と第2の導体23,24の影響を受けることなく、VSWR、指向特性なども良好に保つことが可能となる。
以上のように、第1と第2の導体23,24を用いて凹型マルチバンドアンテナ22とすることにより、異なる通信形態の周波数帯に対応して共振周波数を切り換えると同時に指向特性を90度切り換え可能なマルチバンドアンテナを構成することが可能となり、また、ダイオードスイッチ7a〜7dをオンオフ動作させたときに、それぞれにおいて良好なアンテナ特性を維持することが可能となる。
さらに、本実施の形態で示したマルチバンドアンテナを用いて無線機を構成することで、異なる通信形態に応じてアンテナの特性を変化させて無線機としての性能を向上させることができ、信頼性の高い無線機を提供することを可能とする。
なお、本実施の形態では、アンテナの構成要素を線状導体として説明しているが、例えば、アンテナの構成要素となるパターンを、誘電体基板上にエッチング等により形成しても良い。このような構成とすることによって、誘電体基板の誘電率による波長の短縮効果の影響で、アンテナを小型化することが可能となる。
また、ダイオードスイッチ7a〜7dに制御電圧を印加するための制御回路30a、30bとしては、図4に示すように、高周波信号遮断用コイル10a,10bを用いても良いし、図2に示すような第1と第2のスタブ14a,14b,18a,18bとコンデンサ15a,15b、コイル16a,16bから成る共振回路17a,17bで形成しても良いことは言うまでもない。
また、本実施の形態では、ダイオードスイッチ7a〜7dの制御用として負の制御電圧を印加する場合について説明したが、負の制御電圧に限る必要がないことは言うまでもない。例えば、正の制御電圧を印加して制御する場合は、ダイオードスイッチ7a〜7dの向きをすべて逆向きにするか、若しくは制御回路30a,30bを左右逆転させ、第1の放射器2側にコンデンサ11および制御端子13を接続し、第2の放射器3側は接地12bに直接接地するような構成とすれば良い。
また、本実施の形態では、スイッチとしてダイオードスイッチ7a〜7dを用いた場合について説明したが、その限りではなく、例えば、FETやMEMS技術を用いたスイッチ等、その他のスイッチ回路を用いても良い。さらに、制御回路の組み込まれたSPSTスイッチ等を用いても良い。これによって、制御回路30a、30bを除くことができ、マルチバンドアンテナの特性を安定させることができる。
また、本実施の形態では、給電点9から放射器2、3への給電線路に平衡線路8を用いているが、その限りではなく、マイクロストリップ線路などの不平衡線路を用いても良い。平衡線路8を用いることでアンテナに対するGNDの影響を抑えることができるため、アンテナを小型の携帯端末等に搭載した場合に、アンテナを実装した基板サイズによらず特性を安定させることができるが、アンテナの後段に位置するスイッチなどと接続するためには平衡・不平衡線路の変換回路(バラン)が必要となる。一方、給電線路に不平衡線路を用いた場合、例えば不平衡線路を第一の放射器2に接続し、第二の放射器3をGNDに接地することによって、アンテナを動作させることが可能となる。この場合、平衡・不平衡変換回路(バラン)を設ける必要がなく、部品点数を減らすことが可能となる。
図5は、実施の形態4にかかるマルチバンドアンテナ25の概略構成図である。図5において、26は第2の導波器である。その他の構成は図1で説明した実施の形態1の構成と同じである。
以上のような構成で以下その動作を説明する。基本動作は実施の形態1で説明したとおりであるが、図5に示すように、第1と第2の放射器2,3、第1の導波器4と平行で、かつY軸に対して左右対称となるような位置に、第2の導波器26を配置することによって、ダイオードスイッチ7a〜7dが非導通の状態において第1と第2の放射器2,3と第1の導波器4、第2の導波器26がそれぞれ結合し、3素子八木・宇田アンテナ構成となる。
このことにより、第1と第2の放射器2,3からみて+Y方向への電磁界の結合度が強まるため、相対的に第1と第2の放射器2,3と第1と第2の導体5,6との結合の影響を小さくすることができる。
また、ダイオードスイッチ7a〜7dを導通させループアンテナとして動作させるときには、ループの中心に第2の導波器26が存在することになるが、ループアンテナ動作によって発生する電界は、ループの中心では±Z方向であり、第2の導波器26に流れる電流の向き(±X方向)とは直交関係にあるため、理論的に結合は発生しない。よって、第2の導波器26はループアンテナ動作時にはアンテナ特性に影響を及ぼすことなく、良好なループアンテナ動作が可能となる。
以上のように、第2の導波器26を用いたマルチバンドアンテナ25とすることにより、異なる通信形態の周波数帯に対応して共振周波数を切り換えると同時に指向特性を90度切り換え可能なマルチバンドアンテナを構成することが可能となり、また、ダイオードスイッチ7a〜7dをオンオフ動作させたときに、それぞれにおいて良好なアンテナ特性を維持することが可能となる。
さらに、本実施の形態で示したマルチバンドアンテナを用いて無線機を構成することで、異なる通信形態に応じてアンテナの特性を変化させて無線機としての性能を向上させることができ、信頼性の高い無線機を提供することを可能とする。
なお、本実施の形態では、アンテナの構成要素を線状導体として説明しているが、例えば、アンテナの構成要素となるパターンを、誘電体基板上にエッチング等により形成しても良い。このような構成とすることによって、誘電体基板の誘電率による波長の短縮効果の影響で、アンテナを小型化することが可能となる。
また、ダイオードスイッチ7a〜7dに制御電圧を印加するための制御回路30a、30bとしては、図5に示すように、高周波信号遮断用コイル10a,10bを用いても良いし、図2に示すような第1と第2のスタブ14a,14b,18a,18bとコンデンサ15a,15b、コイル16a,16bから成る共振回路17a,17bで形成しても良いことは言うまでもない。
また、本実施の形態では、ダイオードスイッチ7a〜7dの制御用として負の制御電圧を印加する場合について説明したが、負の制御電圧に限る必要がないことは言うまでもない。例えば、正の制御電圧を印加して制御する場合は、ダイオードスイッチ7a〜7dの向きをすべて逆向きにするか、若しくは制御回路30a、30bを左右逆転させ、第1の放射器2側にコンデンサ11および制御端子13を接続し、第2の放射器3側は接地12bに直接接地するような構成とすれば良い。
また、本実施の形態では、スイッチとしてダイオードスイッチ7a〜7dを用いた場合について説明したが、その限りではなく、例えば、FETやMEMS技術を用いたスイッチ等、その他のスイッチ回路を用いても良い。さらに、制御回路の組み込まれたSPSTスイッチ等を用いても良い。これによって、制御回路30a、30bを除くことができ、マルチバンドアンテナの特性を安定させることができる。
また、本実施の形態では、給電点9から放射器2、3への給電線路に平衡線路8を用いているが、その限りではなく、マイクロストリップ線路などの不平衡線路を用いても良い。平衡線路8を用いることでアンテナに対するGNDの影響を抑えることができるため、アンテナを小型の携帯端末等に搭載した場合に、アンテナを実装した基板サイズによらず特性を安定させることができるが、アンテナの後段に位置するスイッチなどと接続するためには平衡・不平衡線路の変換回路(バラン)が必要となる。一方、給電線路に不平衡線路を用いた場合、例えば不平衡線路を第一の放射器2に接続し、第二の放射器3をGNDに接地することによって、アンテナを動作させることが可能となる。この場合、平衡・不平衡変換回路(バラン)を設ける必要がなく、部品点数を減らすことが可能となる。
図6は、実施の形態5にかかる左右対称構造マルチバンドアンテナ27の概略構成図である。図6において、基本的な構成要素は図1で説明した実施の形態1の構成と同じであるが、ダイオードスイッチ7a〜7dに2つの制御端子13a,13bが設けられており、第1と第2の放射器2,3、第1の導波器4にはそれぞれ高周波信号遮断用コイル10a,10e,10cが接続され、その先で接地12a,12e,12cにより接地されている。
また、第1と第2の導体5,6にもそれぞれ高周波信号遮断用コイル10b,10dが接続されており、その先には、それぞれ制御端子13a,13bが接続されるとともに、高周波信号を接地させるためのコンデンサ11a,11bが接続され、その先で接地12b,12dにより接地されていることにより制御回路30a〜30eを構成する。
以上のような構成で以下その動作を説明する。基本動作は実施の形態1で説明したとおりであるが、ループアンテナ動作をさせるためには、第1の導体5および第2の導体6に接続されているそれぞれの制御端子13a,13bに同レベルの負の電圧を印加することで実現できる。また、両方の制御端子13a,13bに電圧を印加しない状態とすることで、実施の形態1と同様に2素子八木・宇田アンテナとして動作させることができる。
さらに、例えば第1の導体5側と第2の導体6側で、制御端子13a,13bに印加する負の電圧のレベルを変えることで、右側のダイオードスイッチ7a,7bと左側のダイオードスイッチ7c,7dにおけるアイソレーション特性および通過特性を制御し、2素子八木・宇田アンテナ動作時に指向特性を制御することが可能となる。
以上のように、アンテナを第1と第2の放射器2,3、第1の導波器4、第1と第2の導体5,6、およびダイオードスイッチ7a〜7dで構成し、ダイオードスイッチ7a〜7dのオンオフを制御電圧に切り換えることにより、ループアンテナとしての動作か、2素子八木・宇田アンテナの動作かに切り換えることができるため、共振周波数を切り換えると同時に指向特性を90度切り換えるマルチバンドアンテナを実現することが可能になるという作用を有する。
さらに、2つの制御端子13a,13bを備えた左右対称構造マルチバンドアンテナ27とし、左右のダイオードスイッチ7a〜7dを別々に制御できるような構成とすることによって、2素子八木・宇田アンテナ動作時における指向特性の制御を行うことが可能となる。
さらに、本実施の形態で示したマルチバンドアンテナを用いて無線機を構成することで、異なる通信形態に応じてアンテナの特性を変化させて無線機としての性能を向上させることができ、信頼性の高い無線機を提供することを可能とする。
なお、本実施の形態では、アンテナの構成要素を線状導体として説明しているが、例えば、アンテナの構成要素となるパターンを、誘電体基板上にエッチング等により形成しても良い。このような構成とすることによって、誘電体基板の誘電率による波長の短縮効果の影響で、アンテナを小型化することが可能となる。
また、ダイオードスイッチ7a〜7dに制御電圧を印加するための制御回路30a〜30eとしては、図6に示すような高周波信号遮断用コイル10a〜10eを用いても良いし、図2に示すような第1と第2のスタブ14a,18aとコンデンサ15a、コイル16aから成る共振回路17a等で形成しても良いことは言うまでもない。
また、本実施の形態では、ダイオードスイッチ7a〜7dの制御用として負の制御電圧を印加する場合について説明したが、負の制御電圧に限る必要がないことは言うまでもない。例えば、正の制御電圧を印加して制御する場合は、ダイオードスイッチ7a〜7dの向きをすべて逆向きにするか、若しくは第1の放射器2、第2の放射器3、第1の導波器4に接続されている高周波信号遮断用コイル10a,10e,10cに制御端子13a,13b,13cを設け、第1の導体5、第2の導体6に接続されている高周波信号遮断用コイル10b,10dはそのまま接地12b,12dにより接地するような構成とすれば良い。
また、本実施の形態の構成において、第1と第2の導体5,6を、実施の形態2で示した第1と第2の導体20,21に置き換えても良いし、実施の形態3で示した第1と第2の導体23,24に置き換えても良い。さらに、実施の形態4に示すような第2の導波器26を備えた構成としても良いことは言うまでもない。
また、本実施の形態では、スイッチとしてダイオードスイッチ7a〜7dを用いた場合について説明したが、その限りではなく、例えば、FETやMEMS技術を用いたスイッチ等、その他のスイッチ回路を用いても良い。さらに、制御回路の組み込まれたSPSTスイッチ等を用いても良い。これによって、制御回路30a〜30eを除くことができ、マルチバンドアンテナの特性を安定させることができる。
また、本実施の形態では、給電点9から放射器2、3への給電線路に平衡線路8を用いているが、その限りではなく、マイクロストリップ線路などの不平衡線路を用いても良い。平衡線路8を用いることでアンテナに対するGNDの影響を抑えることができるため、アンテナを小型の携帯端末等に搭載した場合に、アンテナを実装した基板サイズによらず特性を安定させることができるが、アンテナの後段に位置するスイッチなどと接続するためには平衡・不平衡線路の変換回路(バラン)が必要となる。一方、給電線路に不平衡線路を用いた場合、例えば不平衡線路を第一の放射器2に接続し、第二の放射器3をGNDに接地することによって、アンテナを動作させることが可能となる。この場合、平衡・不平衡変換回路(バラン)を設ける必要がなく、部品点数を減らすことが可能となる。
図7は、実施の形態6にかかるマルチバンド誘電体チップアンテナ28の概略構成図である。図7において、基本的な構成要素は図1で説明した実施の形態1の構成と同じであるため、ダイオードスイッチ7a〜7dの制御回路30a、30b(高周波信号遮断用コイル10a,10b、コンデンサ11、制御端子13等)の記載は省略する。
図7に示すように、誘電体チップ29の表面に3次元的に第1と第2の放射器2,3、第1の導波器4、第1と第2の導体5,6、ダイオードスイッチ7a〜7dを配置することによって、2次元的に配置したときと比較して、実装面積を小さくすることができる。 また、第1と第2の放射器2,3と第1と第2の導体5,6を直角に配置できるため、双方の結合を最小に抑える効果も得られる。
以上のように、アンテナを第1と第2の放射器2,3、第1の導波器4、第1と第2の導体5,6、およびダイオードスイッチ7a〜7dで構成し、ダイオードスイッチ7a〜7dのオンオフを制御電圧に切り換えることにより、ループアンテナとしての動作か、2素子八木・宇田アンテナの動作かに切り換えることができるため、共振周波数を切り換えると同時に指向特性を90度切り換えるマルチバンドアンテナを実現することが可能になるという作用を有する。
さらに、アンテナを構成する各素子を誘電体チップ29の表面に配置することによって、実装面積の小型化を実現しながら、ダイオードスイッチ7a〜7dをオンオフ動作させたときに、それぞれにおいて良好なアンテナ特性を維持することが可能となる。
さらに、本実施の形態で示したマルチバンドアンテナを用いて無線機を構成することで、異なる通信形態に応じてアンテナの特性を変化させて無線機としての性能を向上させることができ、信頼性の高い無線機を提供することが可能となる。
なお、本実施の形態では、第1と第2の放射器2,3、第1の導波器4、第1と第2の導体5,6を誘電体チップ29の表面上に形成した場合について説明したが、その限りではなく、誘電体チップ29の内部に埋め込むような構成としても良い。
また、誘電体チップ29の表面に第1と第2の導体5,6を配置するときに、図8に示すように、第1の導波器4と第1と第2の導体5,6を直角に配置するような構成としても良い。このような構成とすることで、第1と第2の放射器2,3と第1と第2の導体5,6の結合を抑圧するだけでなく、第1の導波器4と第1と第2の導体5,6との結合も抑圧することが可能となる。
また、ダイオードスイッチ7a〜7dに制御電圧を印加するための制御回路30a、30bとしては、図1に示すような高周波信号遮断用コイル10a,10bを用いても良いし、図2に示すような第1と第2のスタブ14a,18aとコンデンサ15a、コイル16aから成る共振回路17a等で形成しても良いことは言うまでもない。
また、本実施の形態では、ダイオードスイッチ7a〜7dの制御用として負の制御電圧を印加する場合について説明したが、負の制御電圧に限る必要がないことは言うまでもない。例えば、正の制御電圧を印加して制御する場合は、ダイオードスイッチ7a〜7dの向きをすべて逆向きにするか、若しくは制御回路30a,30bを左右逆転させ、第1の放射器2側にコンデンサ11および制御端子13を接続し、第2の放射器3側は接地12bに直接接地するような構成とすれば良い。
さらに、実施の形態5で説明したように、ダイオードスイッチ7a〜7dの制御回路30a〜30eを左右対称構造とし、2つの制御端子で左右のダイオードスイッチ7a〜7dを別々に制御できるような構成としても良い。
また、本実施の形態では、スイッチとしてダイオードスイッチ7a〜7dを用いた場合について説明したが、その限りではなく、例えば、FETやMEMS技術を用いたスイッチ等、その他のスイッチ回路を用いても良い。さらに、制御回路の組み込まれたSPSTスイッチ等を用いても良い。これによって、制御回路30a,30bを除くことができ、マルチバンドアンテナの特性を安定させることができる。
また、本実施の形態では、給電点9から放射器2、3への給電線路に平衡線路8を用いているが、その限りではなく、マイクロストリップ線路などの不平衡線路を用いても良い。平衡線路8を用いることでアンテナに対するGNDの影響を抑えることができるため、アンテナを小型の携帯端末等に搭載した場合に、アンテナを実装した基板サイズによらず特性を安定させることができるが、アンテナの後段に位置するスイッチなどと接続するためには平衡・不平衡線路の変換回路(バラン)が必要となる。一方、給電線路に不平衡線路を用いた場合、例えば不平衡線路を第一の放射器2に接続し、第二の放射器3をGNDに接地することによって、アンテナを動作させることが可能となる。この場合、平衡・不平衡変換回路(バラン)を設ける必要がなく、部品点数を減らすことが可能となる。
本発明にかかるアンテナ装置は、ダイオードスイッチの短絡・開放の動作により共振周波数を切り換えることができるとともに、周波数帯に応じて指向特性を90度切り換えることができるという有利な効果を有し、複数の無線システムを統合した無線機等に適用するマルチバンドアンテナとして有用である。また、無線機以外にも、例えば複数の無線システムに適応するPC等に内蔵するマルチバンドアンテナとしても有用である。
本発明の実施の形態1にかかるマルチバンドアンテナの概略構成図 本発明の実施の形態1にかかるマルチバンドアンテナにおける制御回路の構成の一例を示す図 本発明の実施の形態2にかかるマルチバンドアンテナの概略構成図 本発明の実施の形態3にかかるマルチバンドアンテナの概略構成図 本発明の実施の形態4にかかる第2の導波器を付加したマルチバンドアンテナの概略構成図 本発明の実施の形態5にかかる左右対称構造マルチバンドアンテナの概略構成図 本発明の実施の形態6にかかる3次元構造マルチバンド誘電体チップアンテナの概略構成図 本発明の実施の形態6にかかる3次元構造マルチバンド誘電体チップアンテナの概略構成図 従来の多周波共用アンテナの概略構成図 従来のアンテナの概略構成図 本発明の実施の形態1にかかる、リアクタンス素子を付加したマルチバンドアンテナの概略構成の一例 本発明の実施の形態1にかかる、リアクタンス素子を付加したマルチバンドアンテナの概略構成の他例
符号の説明
1 マルチバンドアンテナ
2 第1の放射器
3 第2の放射器
4 第1の導波器
5 第1の線状導体
6 第2の線状導体
7 ダイオードスイッチ
8 平衡線路
9 給電点
10 高周波信号遮断用コイル
11 コンデンサ
12 接地
13 制御端子
14 第1のスタブ
15 コンデンサ
16 コイル
17 共振回路
18 第2のスタブ
19 凸型マルチバンドアンテナ
20 第3の線状導体
21 第4の線状導体
22 凹型マルチバンドアンテナ
23 第5の線状導体
24 第6の線状導体
25 マルチバンドアンテナ
26 第2の導波器
27 左右対称構造マルチバンドアンテナ
28 マルチバンド誘電体チップアンテナ
29 誘電体チップ
30、31 制御回路
32 第1の可変リアクタンス素子
33 第2の可変リアクタンス素子
101a〜d 金属片
102a、b ダイオードスイッチ回路
103a〜d 高周波信号遮断用チョークコイル
104 接地
105 制御端子
106 高周波入出力端子
107 平衡線路
111 ダイバーシチアンテナ
112 一辺
113 給電点
114 対辺
115 装荷点
116、117 スイッチ

Claims (21)

  1. 線状の放射器と、
    線状の第1の導波器と、
    一端が前記放射器に他端が前記第1の導波器にスイッチを介して接続される線状の第1、第2の導体と、
    を備え、
    前記第1、第2の導体は、前記放射器長手方向に直交する平面に対して対称に配設され、
    前記放射器、前記第1の導波器、前記第1の導体および前記第2の導体は、前記スイッチの切替により、ループ上に接続されたループ状態と、各々が分離した分離状態と、に切り替わるアンテナ装置。
  2. 前記スイッチの切り替えを制御する制御手段を備える請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 前記スイッチを介して接続された前記放射器、前記第1の導波器及び前記第1、2の導体は、矩形構造を形成する請求項1または2記載のアンテナ装置。
  4. 前記第1、2の導体に対して接続された第1、第2の可変リアクタンス素子を有する請求項1から3のいずれかに記載のアンテナ装置
  5. 前記第1、第2の可変リアクタンス素子は、前記第1、第2の導体の線上に挿入されて構成される請求項4記載のアンテナ装置
  6. 前記第1、第2の導体の一端は、前記放射器または前記第1の導波器の少なくとも一つに直角に接続される請求項1または2記載のアンテナ装置。
  7. 前記スイッチを介して接続された前記放射器、前記第1の導波器及び前記第1、2の導体は、同一平面状で凸型構造を形成する請求項6記載のアンテナ装置。
  8. 前記スイッチを介して接続された前記放射器、前記第1の導波器及び前記第1、2の導体は、同一平面状で凹型構造を形成する請求項6記載のアンテナ装置。
  9. 前記放射器と前記第1の導波器間に配置される線状の第2の導波器を備える請求項1から8のいずれかに記載のアンテナ装置。
  10. 前記第1、第2の導波器は、前記放射器に平行に配置される請求項8記載のアンテナ装置。
  11. 前記第1、第2の導波器は、平衡線路によって給電される請求項1から10のいずれかに記載のアンテナ装置
  12. 前記第1、第2の導波器は、不平衡線路によって給電される請求項1から10のいずれかに記載のアンテナ装置
  13. 前記放射器、前記第1、第2の導波器及び前記第1、第2の導体は、誘電体基板上の導体パターンにより形成される請求項1から12のいずれかに記載のアンテナ装置。
  14. 前記放射器、前記第1、第2の導波器及び前記第1、第2の導体は、誘電体チップの表面上及び/または内部に形成される請求項1から12のいずれかに記載のアンテナ装置。
  15. 前記放射器は、同じ長さを有する線状の第1、第2の放射器から構成され、
    前記制御手段は、
    一端が前記第1の放射器に接続され、他端が接地される第1の高周波信号遮断用コイルと、
    一端が前記第2の放射器に接続され、他端が制御端子及び一端が接地された高周波信号接地用コンデンサに接続される第2の高周波遮断用コイルと、
    から構成される請求項1から14のいずれかに記載のアンテナ装置。
  16. 前記放射器は、同じ長さを有する線状の第1、第2の放射器から構成され、
    前記制御手段は、
    一端が前記第1、第2の放射器及び前記第1の導波器に接続され、他端が接地される第1の高周波信号遮断用コイルと、
    一端が前記第1、第2の導体に接続され、他端が制御端子及び一端が接地された高周波信号接地用コンデンサに接続される第2の高周波信号遮断用コイルと、
    から構成される請求項1から14のいずれかに記載のアンテナ装置。
  17. 前記放射器は、同じ長さを有する線状の第1、第2の放射器から構成され、
    前記制御手段は、
    一端が前記第1の放射器に接続される第1のスタブと、
    一端が前記第1のスタブの他端に接続され、他端が接地される、第1の周波数帯において共振する第1の共振回路と、
    一端が前記第1のスタブの他端に接続され、他端が接地される第2のスタブと、
    一端が前記第2の放射器に接続される第3のスタブと、
    一端が前記第3のスタブの他端に接続され、他端が接地される、第1の周波数帯において共振する第2の共振回路と、
    一端が前記第3のスタブの他端に接続され、他端が制御端子及び一端が接地された高周波信号接地用コンデンサに接続される第4のスタブとを備え、
    前記第1、第3のスタブの長さは前記第1の周波数帯において4分の1管内波長となり、前記第1と第2のスタブの長さの和及び前記第3と第4のスタブの長さの和は前記第1の周波数帯より低い第2の周波数帯において4分の1管内波長となる請求項1から14のいずれかに記載のアンテナ装置。
  18. 前記放射器は、同じ長さを有する線状の第1、第2の放射器から構成され、
    前記制御手段は、
    一端が前記第1、第2の放射器及び前記第1の導波器に接続される第1のスタブと、
    一端が前記第1のスタブの他端に接続され、他端が接地される、第1の周波数帯において共振する第1の共振回路と、
    一端が前記第1のスタブの他端に接続され、他端が接地される第2のスタブと、
    一端が前記第1、第2の導体に接続される第3のスタブと、
    一端が前記第3のスタブの他端に接続され、他端が接地される、第1の周波数帯において共振する第2の共振回路と、
    一端が前記第3のスタブの他端に接続され、他端が制御端子及び一端が接地された高周波信号接地用コンデンサに接続される第4のスタブとを備え、
    前記第1、第3のスタブの長さは前記第1の周波数帯において4分の1管内波長となり、前記第1と第2のスタブの長さの和及び前記第3と第4のスタブの長さの和は前記第1の周波数帯より低い第2の周波数帯において4分の1管内波長となる請求項1から14のいずれかに記載のアンテナ装置。
  19. 前記スイッチは、ダイオードである請求項1から18のいずれかに記載のアンテナ装置。
  20. 前記スイッチは、MEMSスイッチである請求項1から18のいずれかに記載のアンテナ装置。
  21. 請求項1から20のいずれかに記載のアンテナ装置を用いた無線機。
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