JP2006001658A - 移載装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 一段フォーク31に、二段フォーク32、三段フォーク33及び四段フォーク34を一方向へ進退可能に重ねて設ける。二段フォーク32、三段フォーク33及び四段フォーク34の進退方向へ沿うガイドレールと、このガイドレールに摺動可能に支持された低発塵直動ベアリングとを有する摺動機構を設ける。摺動機構を、進退方向へ沿うスリット37が形成されたガイドボックス31b、32b、33b内に収納する。二段フォーク32、三段フォーク33及び四段フォーク34に、ガイドボックス31b、32b、33bのスリット37に挿通されて低発塵直動ベアリングに固定された固定片を設ける。ガイドボックス31b、32b、33b内を吸引して常に内部を負圧とする。
【選択図】 図4
Description
また、第1スライダ及び第2スライダをスライドさせるアクチュエータは、例えば、病院内のクリーンルームなどにて用いることを想定して、それぞれカバーによって密閉されている。
また、アクチュエータとして駆動モータによってボールねじを回転させる構造であり、全体の厚さが厚くなり、立体倉庫等の必要高さを抑えることが困難であった。
本発明の移載装置は、摺動可能に支持した可動フォークを一方向へ進退させて荷物の移載を行う移載装置であって、前記可動フォークの進退方向へ沿うガイドレールとこのガイドレールに摺動可能に支持された摺動器とを有する摺動機構が設けられ、該摺動機構は、前記可動フォークの進退方向へ沿うスリットが形成されたボックス内に収納され、前記可動フォークには、前記スリットに挿通されて前記摺動器に固定された固定片を有し、前記ボックスは、その内部が吸引されて常に大気圧よりも負圧とされていることを特徴とするものである。
つまり、この移載装置は、特に、高いクリーン度が要求される環境下においても好適に採用することができ、クリーンルーム内における十分な清浄度を維持することができる。
従って、本発明の移載装置では、駆動機構によって進退される最下段の可動フォークの動力を他の可動フォークに伝達させて進退させる動力伝達機構として、最下段の可動フォークの進退によって他の可動フォークを引っ張って進退させるベルトを用いたので、構造の簡略化を図ることができ、全体の厚さを抑えることができる。
これにより、本発明の移載装置では、摺動器からの発塵を極力抑えることができる。
つまり、この移載装置は、特に、高いクリーン度が要求される環境下においても好適に採用することができ、クリーンルーム内における十分な清浄度を維持することができる。
まず、本発明の移載装置が適用可能なバケット搬送装置を図1から図3によって説明する。
図1は、バケットBを収納(保管)するための棚Tを複数有するラック1と、棚Tに対してバケットBの搬送を行うバケット搬送装置2とが、例えばクリーン度(清浄度)10000レベルのクリーンルームC内に配置された平面図であり、図2は正面図である。
なお、ラック1の一方(図1中、上側)には入庫用コンベヤ3が接続されており、ラック1の他方(図1中、下側)には入出庫用コンベヤ4が接続されている。
イコライザー16は、昇降ワイヤ15の緩みや切断を検知し、バケット搬送に関する異常として制御装置に出力するものである。
図4は移載装置の構造を説明する移載装置の斜視図、図5は移載装置の構造を示す断面図、図6は移載装置を構成するフォークの構造を示す概略斜視図、図7は移載装置の収縮状態及び伸長状態の断面図、図8は移載装置の収縮状態及び伸長状態の概略側面図である。
図4及び図5に示すように、この移載装置10は、一段フォーク31、二段フォーク32、三段フォーク33及び四段フォーク34から構成されている。一段フォーク31は、図示しない旋回機構を介してキャリヤ8に対して180°旋回可能に固定された支持部とされており、二段フォーク32、三段フォーク33及び四段フォーク34は、それぞれ一段フォーク31、二段フォーク32及び三段フォーク33に対して摺動可能に支持された可動フォークである。
なお、ガイドボックス31b、32b、33b内は、その内部にて移動する低発塵直動ベアリング36の移動による圧力変動に関わらず、常に外気よりも負圧となるように、クリーンモジュールによって吸引される。
そして、これら駆動モータ42、ピニオン41及びラック40から駆動機構が構成され、駆動モータ42によりピニオン41が回転されると、二段フォーク32が一方向へ進退される。
一段フォーク31のベルト固着部44には、それぞれ反する方向へ延在する送り出しベルト46及び引き込みベルト47の一端が固着されている。そして、一方の送り出しベルト46は前方側へ回されて二段フォーク32における前方側のプーリ43へ巻回されて三段フォーク33のベルト固着部45に固着され、他方の引き込みベルト47は後方側へ回されて二段フォーク32における後方側のプーリ43へ巻回されて三段フォーク33のベルト固着部45に固着されている。
なお、送り出しベルト46及び引き込みベルト47は、ステンレス製のベルトからなるもので、その厚さは、1mm以下で、好ましくは約0.5mm程度である。
コンベヤ3、4や棚Tからバケットを搬出する場合や搬入する場合、巻き取りドラム18の回転量を調節することでレール6を昇降させ、移載装置10を所定の高さに位置させる。また、駆動モータ9の回転方向及び回転量を調節することでキャリア8を所定方向に所定距離横行させ、移載装置10を搬送路Rにおける所定の位置に位置決めする。
そして、移載装置10をキャリア8から延出(スライド)させることで、所定のコンベヤ3、4や棚Tに対してバケットBを移載することができる。
つまり、この移載装置10は、特に、高いクリーン度が要求される環境下においても好適に採用することができ、クリーンルーム内における十分な清浄度を維持することができる。
31b、32b、33b ガイドボックス(ボックス)
32 二段フォーク(可動フォーク)
33 三段フォーク(可動フォーク)
34 四段フォーク(可動フォーク)
35 ガイドレール
36 低発塵直動ベアリング(摺動器)
37 スリット
38 固定片
40 ラック(駆動機構)
41 ピニオン(駆動機構)
42 駆動モータ(駆動機構)
46 送り出しベルト(ベルト)
47 引き込みベルト(ベルト)
Claims (3)
- 摺動可能に支持した可動フォークを一方向へ進退させて荷物の移載を行う移載装置であって、
前記可動フォークの進退方向へ沿うガイドレールとこのガイドレールに摺動可能に支持された摺動器とを有する摺動機構が設けられ、該摺動機構は、前記可動フォークの進退方向へ沿うスリットが形成されたボックス内に収納され、前記可動フォークには、前記スリットに挿通されて前記摺動器に固定された固定片を有し、前記ボックスは、その内部が吸引されて常に大気圧よりも負圧とされていることを特徴とする移載装置。 - 前記可動フォークが複数段に連結されかつ最下段の可動フォークを進退させる駆動機構を備え、最下段以外の可動フォークには、下方側にて可動する他の可動フォークの進退により張力が付与されるベルトが固着され、該ベルトによって引っ張られて進退することを特徴とする請求項1に記載の移載装置。
- 前記摺動器は、前記ガイドレールとの対向面に、摺動方向に沿ってボールベアリングを配列させた低発塵直動ベアリングからなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移載装置。
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