JP2005255305A - 搬送装置の支持構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 立設させたマスト5Aのガイドレール31の両側部を覆うマストカバー35を設ける。マストカバー35同士の隙間を長手方向へわたって塞ぐカバーベルト36を設ける。ガイドレール31への低発塵直動ベアリング34の支持部にてカバーベルト36を迂回させる迂回機構38を設ける。迂回機構38によるカバーベルト36の迂回部分を覆うカバー42を設ける。
【選択図】 図5
Description
この搬送装置であるケージは、立設されたポストのレールに昇降可能に支持され、上下方向に案内されるようになっている。そして、この上下方向への案内部としては、ポストのレールを挟持するガイドローラを備えたものが一般的である。
本発明のバケット搬送装置は、立設させたマストにガイドレールを配設し、該ガイドレールに搬送装置のケージに設けられた摺動器を摺動可能に支持することにより、前記マストに沿って前記搬送装置を昇降可能に支持する搬送装置の支持構造であって、前記ガイドレールの両側部を覆うマストカバーと、これらマストカバー同士の隙間を長手方向へわたって塞ぐカバーベルトと、前記ガイドレールへの前記摺動器の支持部にて前記カバーベルトを迂回させる迂回機構とを備えたことを特徴とするものである。
つまり、この搬送装置の支持構造は、特に、高いクリーン度が要求される環境下においても好適に採用することができ、クリーンルーム内における十分な清浄度を維持することができる。
これにより、本発明の搬送装置の支持構造では、摺動器からの発塵を極力抑えることができる。
従って、本発明の搬送装置の支持構造では、カバーベルトの迂回部分における外部への塵の飛散を確実に抑えることができる。
従って、本発明の搬送装置の支持構造では、周囲全体が囲われた摺動器の可動範囲の空間内をクリーンモジュールなどで吸引して負圧とするので、外部への塵の飛散をさらに効果的に抑えることができる。
つまり、この搬送装置の支持構造は、特に、高いクリーン度が要求される環境下においても好適に採用することができ、クリーンルーム内における十分な清浄度を維持することができる。
まず、本発明の搬送装置の支持構造が適用可能なバケット搬送装置を図1から図3によって説明する。
図1は、バケットBを収納(保管)するための棚Tを複数有するラック1と、棚Tに対してバケットBの搬送を行うバケット搬送装置2とが、例えばクリーン度(清浄度)10000レベルのクリーンルームC内に配置された平面図であり、図2は正面図である。
なお、ラック1の一方(図1中、上側)には入庫用コンベヤ3が接続されており、ラック1の他方(図1中、下側)には入出庫用コンベヤ4が接続されている。
イコライザー16は、昇降ワイヤ15の緩みや切断を検知し、バケット搬送に関する異常として制御装置に出力するものである。
図4は搬送装置の支持部分を示す斜視図、図5は支持部分の側断面図、図6は支持部分の横断面図、図7は支持部分の内部構造を示す斜視図である。
図に示すように、マスト5Aは、搬送装置2の支持面30に、長手方向へわたってガイドレール31を有している。このガイドレール31には、搬送装置2のレール6が接続されたケージ32の梁部33に固定された低発塵直動ベアリング(摺動器)34が摺動自在に支持されている。この低発塵直動ベアリング34は、ガイドレール31との対向面に、摺動方向に沿ってボールベアリングを配列させたもので、ガイドレール31に対して低摩擦にて摺動可能とされている。
また、マスト5Aは、その支持面30に、上下端がマスト5Aに固着されたカバーベルト36を備えている。このカバーベルト36は、スチール製のベルトからなるもので、マストカバー35の外面側に当接し、マストカバー35同士の隙間35aを覆うものである。
そして、カバーベルト36は、迂回機構38のローラ37に巻回されてマスト5Aから離れる方向へ導かれ、さらに、梁33のマスト5Aと反対側へ通されている。
また、ゲージ32は、低発塵直動ベアリング34及びこれら低発塵直動ベアリング34同士の間を覆うカバー42を備えている。
さらに、この支持構造部分には、クリーンモジュールが設けられ、このクリーンモジュールによって周囲全体が囲われた低発塵直動ベアリング34の可動範囲の空間内が吸引されて負圧とされている。
コンベヤ3、4や棚Tからバケットを搬出する場合や搬入する場合、巻き取りドラム18の回転量を調節することでレール6を昇降させ、フォーク10を所定の高さに位置させる。また、駆動モータ9の回転方向及び回転量を調節することでキャリア8を所定方向に所定距離横行させ、フォーク10を搬送路Rにおける所定の位置に位置決めする。
そして、フォーク10をキャリア8から延出(スライド)させることで、所定のコンベヤ3、4や棚Tに対してバケットBを移載することができる。
このとき、レール6が接続されたケージ32は、マスト5A、5Bのガイドレール31に対して低発塵直動ベアリング34によって摺動可能に支持されているので、支持部分からの発塵が極力抑えられる。
つまり、この搬送装置の支持構造は、特に、高いクリーン度が要求される環境下においても好適に採用することができ、クリーンルーム内における十分な清浄度を維持することができる。
5A、5B マスト
31 ガイドレール
32 ケージ
34 低発塵直動ベアリング(摺動器)
35 マストカバー
35a 隙間
36 カバーベルト
38 迂回機構
42 カバー
Claims (4)
- 立設させたマストにガイドレールを設け、該ガイドレールに搬送装置のケージに設けられた摺動器を摺動可能に支持することにより、前記マストに沿って前記搬送装置を昇降可能に支持する搬送装置の支持構造であって、
前記ガイドレールの両側部を覆うマストカバーと、これらマストカバー同士の隙間を長手方向へわたって塞ぐカバーベルトと、前記ガイドレールへの前記摺動器の支持部にて前記カバーベルトを迂回させる迂回機構とを備えたことを特徴とする搬送装置の支持構造。 - 前記摺動器は、前記ガイドレールとの対向面に、摺動方向に沿ってボールベアリングを配列させた低発塵直動ベアリングからなることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置の支持構造。
- 前記迂回機構による前記カバーベルトの迂回部分の周囲を覆うカバーを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の搬送装置の支持構造。
- 前記マストカバー、前記カバーベルト及び前記カバーによって覆われた前記摺動器の可動範囲の空間内が吸引されていることを特徴とする請求項3に記載の搬送装置の支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004067344A JP2005255305A (ja) | 2004-03-10 | 2004-03-10 | 搬送装置の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004067344A JP2005255305A (ja) | 2004-03-10 | 2004-03-10 | 搬送装置の支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005255305A true JP2005255305A (ja) | 2005-09-22 |
Family
ID=35081417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004067344A Pending JP2005255305A (ja) | 2004-03-10 | 2004-03-10 | 搬送装置の支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005255305A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013006681A (ja) * | 2011-06-27 | 2013-01-10 | Seibu Electric & Mach Co Ltd | 搬送装置 |
CN110281658A (zh) * | 2018-03-19 | 2019-09-27 | 佛山市虞氏科技有限公司 | 一种新型纸箱喷码检查组合装置 |
-
2004
- 2004-03-10 JP JP2004067344A patent/JP2005255305A/ja active Pending
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