JP2006000398A - 薬液用軟質プラスチックバッグ及びその製造方法 - Google Patents
薬液用軟質プラスチックバッグ及びその製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 プラスチック製のシートの上下及び左右を溶着して上部溶着部12、下部溶着部13、右側溶着部及14び左側溶着部15を形成したバッグ本体11とバッグ本体11の上端部に装着される口部16とから構成された薬液用軟質プラスチックバッグ10であって、右側溶着部14及び左側溶着部15の少なくとも一方の溶着部の少なくとも内側に衝撃緩和用の溶着領域30を設けている。
【選択図】 図1
Description
特許文献3のものは、図6に示すように、容易に剥離し得る弱シール部52で区画された複数の収容室53a、53bを有するいわゆる複室容器51である。この弱シール部52は、周縁部56よりも弱く熱融着することにより形成され、所定の押圧を加えると始めて剥離し得るような素材を選択して使用したり、融着条件をコントロールして剥離強度を適宜調整して形成されていた。さらにこの複室容器51は、弱シール部52が使用時以外に誤って剥離するのを防止するため、当該弱シール部52で容器を2つ折りにし、その状態で外装袋に収容した形態が採られている。
図1は本発明の第1実施形態に関わる医療用の薬液用軟質プラスチックバッグ(以下、薬液バッグと称す)10の概略図を示している。バッグ10は、重ね合わせた2枚のフィルの全周囲、即ち上部、下部、左右側部をヒートシールすることによって、上部溶着部12、下部溶着部13、右側溶着部14、左側溶着部15を形成したバッグ本体11とバッグ本体11の上部溶着部12及び下部溶着部13に装着される口部16及び17とからなり、側部溶着部14、15の途中にバッグ本体11内部へと延びる区画用の仕切り溶着部21,21が設けられ、この仕切り溶着部21,21間に弱シール部20が設けられている。口部16,17は薬液の充填および薬液を取り出すのに用いられる。
薬液バッグ
容 量 :30リットル
形 状 :図1に示す形状
左右溶着部の各溶着幅:5.0mm
溶着条件
時 間 : 4秒〜9秒
温 度 : 140〜165℃
溶着圧力 : 0.31メガパスカル
なお、上下溶着部も左右溶着部も上記溶着条件で溶着した。
落袋試験
液 量 : 3リットルの水
落 差 : 0.8メートル
図3は第2実施形態に係る薬液バッグの右及び左側の溶着部14,15の一部を拡大して示した図である。本実施形態は、右及び左側の溶着部14,15の構造が第1実施形態異なっており残りの部分は同じであるので、第1実施形態と異なる部分のみを以下に説明する。
11 バッグ本体
12 上部溶着部
13 下部溶着部
14 右側溶着部
15 左側溶着部
16 口部
17 口部
20 弱シール
21 仕切り溶着部
30 衝撃吸収用溶着領域
31 強溶着部
Claims (7)
- プラスチック製のシートの上下及び左右を溶着して上部溶着部、下部溶着部、左側溶着部及び右側溶着部を形成したバッグ本体とバッグ本体の上端部に装着される口部とから構成された薬液用軟質プラスチックバッグにおいて、
該左側溶着部及び該右側溶着部の少なくとも一方の溶着部の少なくとも内側に衝撃緩和用の溶着領域を有することを特徴とする。 - 請求項1に記載の薬液用軟質プラスチックバッグにおいて、
衝撃緩和用の溶着領域を設けた溶着部の全幅は3.5〜6.5mmであって、上記衝撃緩和用の溶着領域は全溶着幅の60〜20%であることを特徴とする。 - 請求項1又は2に記載の薬液用軟質プラスチックバッグにおいて、上記衝撃緩和用の溶着領域の溶着強度が、該溶着領域以外の上記溶着部の強度の40〜75%であることを特徴とする。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載の薬液用軟質プラスチックバッグにおいて、上記衝撃緩和用の溶着領域の強度が20〜40N/cmであり、該溶着領域以外の上記溶着部の強度が30〜70N/cmであることを特徴とする。
- 請求項1ないし4のいずれかに記載の薬液用軟質プラスチックバッグにおいて、上記衝撃緩和用の溶着領域は、左右の溶着部の全長にわたって形成されていることを特徴とする。
- 請求項1ないし5のいずれかに記載の薬液用軟質プラスチックバッグにおいて、上記プラスチックバッグ本体を複数室に区画する弱シールがさらに設けられ、上記上部溶着部及び上記下部溶着部は強シール部として形成され、上記左右の溶着部はやや強シール部として形成されていることを特徴とする。
- プラスチック製のシートの上下及び左右を溶着して上部溶着部、下部溶着部、左側溶着部及び右側溶着部を形成したバッグ本体とバッグ本体の上端部に装着される口部とから構成された薬液用軟質プラスチックバッグの製造方法において、
該左側溶着部及び該右側溶着部が5秒〜7秒で、145〜155℃の条件で溶着されていることを特徴とする。
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JP2004180142A JP2006000398A (ja) | 2004-06-17 | 2004-06-17 | 薬液用軟質プラスチックバッグ及びその製造方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012020059A (ja) * | 2010-07-16 | 2012-02-02 | Terumo Corp | 薬液充填済み医療用容器 |
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CN108354830A (zh) * | 2018-04-09 | 2018-08-03 | 吴飞 | 一种冻干药物施药装置 |
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-
2004
- 2004-06-17 JP JP2004180142A patent/JP2006000398A/ja active Pending
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