JP2005534567A - ベルトシャフトに組み込まれた引締め駆動装置を備えたベルトレトラクタ−ベルトテンショナの組合せ - Google Patents
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Abstract
Description
この課題の解決策は、明細書の前に記載した特許請求の範囲の内容である本発明の有利な形態及び別の実施形態に記載されている。
図1に概略的に示すベルトレトラクタとベルトテンショナの組合せは、U字形ハウジング10を有し、そのシャンク11内には、シャフト本体が回転自在に設けられ、符号13で示すベルトがこのシャフト本体に巻き付けられている。図1に示す実施形態に記載された引締め駆動装置が電気モータとして構成されているので、電気モータのステータ14は、ベルト13を支持するシャフト本体として役立ち、ステータは、図1に示す実施形態に対しシャフト本体の右側のフランジ40上に形成され、軸受がハウジング10の関連のシャンク11内に設けられている。電気モータと関連したロータ15は、ステータ14の内部に設けられ、ロータは、フランジ40と反対側に位置するその端部がステータ14上でこれに沿って外方に延び、そのところに構成されたフランジ40を介してベルトシャフト軸受の他方の軸受場所を形成している。妨害要素17が、シャンク11の後側で回転自在に支持されていて、この妨害要素は、シャンク11に形成された歯と係合するよう制御でき、したがって、妨害要素17を外方に動かした状態では、ハウジング10に対するロータ15の回転が止められるようになっている。それ以上は図示しておらず、他の点においてはそれぞれの先行技術から知られているように、妨害要素17は、シートベルトレトラクタの通常の作動中、ベルト感応及び(又は)車両感応操舵舵取り導入作用を受ける。逆転運動ストップが、ロータ15とステータ14との間に更に設けられ、このストップは、ステータ14で回転自在に支持されていて、巻取り方向において、ロータ15に形成された歯18と連続して係合したラッチ19を有し、それにより巻取り方向におけるラッチの自由非係合運動により、ステータ14とロータ15の相対回転が可能になっている。
Claims (12)
- 巻出し方向におけるベルトシャフトの回転を防止するためにベルト感応及び(又は)車両感応方式でトリガできる妨害要素及びベルトシャフトに作用し、トリガの際、ベルトシャフトを安全ベルトの巻取り方向に回転させる引締め駆動装置を備えた自動ロックシートベルトレトラクタにおいて、引締め装置のトリガの際に互いに対し相対運動するようになった2つの部品(14,15;26,32)を有する引締め駆動装置は、シートベルトレトラクタのハウジング(10)には連結されないで、ベルトシャフトに取り付けられていて、そのトリガ前に、ベルトシャフトと一緒に回転し、妨害要素(17)は、引締め駆動装置のトリガの際、まず最初に引き出し方向の回転を開始させる第1の部品(15;20,31)上に保持され、この第1の部品は、その運動を介してその妨害位置に制御され、ベルトシャフトは、引締め駆動装置の第2の部品(15;26)に連結され、前記第2の部品は、固定的に設けられた第1の部品と関連して駆動力の印加が生じるので巻取り方向に回転し、逆方向運動ストップ(18,19)が、伸長方向において連続的に有効であり、巻取り方向において自由運動状態で運動する引締め駆動装置の第1及び第2の部品(14,15;26,20,32)相互間に配置されていることを特徴とする自動ロックシートベルトレトラクタ。
- 逆転運動ストップは、巻取り方向における回転の際、歯構造(18)とのラチェット係合状態から離脱するラッチ(19)を備えたラチェットストップとして構成されていることを特徴とする請求項1記載のシートベルトレトラクタ。
- 引締め駆動装置は、電気モータとして構成され、そのステータ(14)は、第2の部品の役割においてシートベルト(13)の支持体として働き、妨害要素(17)を保持するそのロータ(15)は、第1の部品の役割を果たすことを特徴とする請求項1又は2記載のシートベルトレトラクタ。
- トーションバーとして構成された力制限装置を備え、トーションバー(20)は、ロータ(15)の内部に設けられ、その一端部が形状嵌合方式で保持した妨害要素(17)の支持体として働く異形ヘッド(21)に連結されると共にその反対側の端部が形状嵌合結合方式でロータ(15)に連結され、ロータ(15)は、あらかじめ設定された力を受けると壊れるよう設計された構造体により異形ヘッド(21)に直接連結されていることを特徴とする請求項3記載のシートベルトレトラクタ。
- 引締め装置は、火工駆動装置として構成されていて、第2の部品の役割としてベルト(13)を支持したシャフト本体(25)に連結されたハウジング及びハウジング(26)内に設けられていて、妨害要素(17)の支持体としての役割を果たす駆動シャフトに作用する少なくとも1つの駆動片を有し、引締め駆動装置は、第1の部品の役割において引締め駆動装置のトリガの際にガス発生器(29)から生じたガスと流れ接触することを特徴とする請求項1又は2記載のシートベルトレトラクタ。
- 駆動片は、ガスと流れ接触するピストン(32)として構成されていることを特徴とする請求項5記載のシートベルトレトラクタ。
- 駆動片は、ガスと流れ接触するピストン(32)から構成され、トリガの場合に対称な力の伝達目的でピストンは、対称配置状態で駆動シャフトの両側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項6記載のシートベルトレトラクタ。
- 駆動シャフトとピストン(32)は、ピストン(32)の直線運動が引締め駆動装置のトリガの際に駆動シャフトの回転運動に変換されるような仕方で相互噛み合い歯により互いに結合されていることを特徴とする請求項6又は7記載のシートベルトレトラクタ。
- 駆動シャフトには、ピストン(32)上でこれに沿って案内されるベルト(33)が巻き付けられ、ベルト(33)は、ピストンの直線運動により駆動シャフトからのベルト(33)の巻出しが生じ、その結果固定的に保持された駆動シャフトに対するハウジング(26)の回転が生じるようにハウジング(26)に固定されていることを特徴とする請求項6又は7記載のシートベルトレトラクタ。
- ベルト(33)が駆動シャフトに巻き付けられ、ガスの流れの経路中に設けられたあらかじめアーチ形にされたチャンバが、ハウジング(26)に近接して設けられていて、ベルト(32)の流れ接触により駆動シャフトからのベルト(32)の巻出しが生じ、その結果固定的に設定された駆動シャフトに対するハウジング(26)の回転が生じるようになっていることを特徴とする請求項5記載のシートベルトレトラクタ。
- トーションバーとして構成された力制限装置を有し、駆動シャフトは、内部に設けられたトーションバー(20)として構成され、トーションバー(20)は、その端部のところに設けられたピストンにより引締め駆動装置に対して駆動され、反対側の端部が妨害要素(17)の支持体として働く異形ヘッド(21)に連結され、シャフト本体(25)は、あらかじめ設定され力を受けると壊れるよう設計された構造体により異形ヘッド(21)に連結されていることを特徴とする請求項5〜10のうちいずれか一に記載のシートベルトレトラクタ。
- ガス発生器(29)は、シートベルトレトラクタの固定的に設定されたカバー(28)上に配置され、そのガス排出領域(34)と共に引締め駆動装置のハウジング(26)内に形成された間仕切りガス空間(30)内へ延びていることを特徴とする請求項5〜11のうちいずれか一に記載のシートベルトレトラクタ。
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