JP2005532481A - 給糸装置 - Google Patents

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ファルク キューン
ヘルマン シュモッデ
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メッミンガー・イーエルオー ゲーエムベーハー
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    • D04B15/48Thread-feeding devices

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Abstract

【課題】
本発明の目的は、できるだけ多くの方法で使用できる給糸装置を創出することである。
【解決手段】
ストレートの糸接触面(34、35)を有する糸持ち上げ要素(28)が、ポジティブフィードホイールユニットに設けられる。接触面の位置は糸(2)によって動かされず、必要ならば、糸を給糸ホイール(17)に対して少しスリップさせることができる。ゆえに、この追加のステップはポジティブフィードホイールユニットに、給糸と糸消費の間の必要な同期のため今まで閉じられていた使用領域を開けさせることができる。

Description

本発明は、編み機の編み位置(編みステーション)のような糸消費位置に糸を供給するための給糸装置に関する。
給糸装置はボビンのような糸供給部から糸を引き出し、例えば予めセットした糸の速度、予めセットした糸張力、又は他の予条件で、それを糸消費装置に供給するために用いられる。このような糸消費装置は編み機の編み位置、又は他の機械装置である。弾性糸、天然繊維や合成繊維でできた非弾性糸、ステープルファイバー糸、他の糸、又は単一繊維が糸として考えられる。しばしば糸消費位置は、経時的に一定の糸消費で作動するわけではない。それで、給糸が糸消費に適合しなければならない。例えば、これは、ループやジャカード編み機に関連して、糸消費位置がスイッチでオン又はオフにされるときに当てはまる。摩擦送りホイールユニットがこのために知られている。ここでは、糸が回転駆動するドラムの回りに掛けられるが、一つの位置又は複数の位置でドラムから持ち上げられる。例えば、給糸ホイールがドラム形のロッドケージ(棒でできた籠)で構成されている給糸装置が、特許文献1から知られている。二つのフック形螺旋ばねが後者の付近に配されている。螺旋ばねは、ドラムの回りに掛けられた単一の糸巻きをロッドケージから部分的に持ち上げる。
ロッドケージの掛かり特徴は、螺旋ばねのたわみ(デフレクション)のため、異なる糸張力と共に変化する。
回転駆動する給糸ドラムを有する別な給糸装置が、特許文献2から知られている。糸は後者の回りに数回掛けられる。さらに、このようにして作られる個々の糸ループ(糸の掛かり)は、旋回可能に着座した二つのピンの回りに掛かる。ピンは、旋回位置に依存して給糸ドラムのすぐそばまで平行に又は後者に対して鋭角で伸びる。下流に位置する編み位置が糸を持っていかないとき、ピンはこのようにして糸の予備を増やすためにドラムから離れて旋回する。
ここでも、掛かり特徴はピンの運動のために変化する。
さらに、回転駆動する円筒形給糸ドラムとそれに割り当てられた糸持ち上げ要素とを有する給糸装置が、特許文献3から知られている。糸持ち上げ要素は捻れた糸の接触面を有する。この第一部分はドラム表面に対して15°〜20°の鋭角で延び、この第二部分はドラム表面と平行に延びる。糸持ち上げ要素の下端はフォーク状になっており、機械の遮断レバーがフォークの先(タイン)の間のスペースに入っている。
上部と下部の間の接触面に設けられた捻れのため、持ち上げ要素とドラムの回りに掛かった巻きはそれぞれ長さが異なっている。ゆえに、強い又は弱い糸の引きは簡単には全ての巻きを通って均等に伝わらない。
しばしば、様々な操作様式で給糸装置を操作することが望まれる。しかしながら、先に述べた先行技術の装置は、糸供給部を有するポジティブフィードホイールユニットか、摩擦送りホイールユニットのどちらかとして配される。さらには、入手可能な装置は供給しようとする糸に適合しなければならないということが知られている。これはかなりの制限を表し、その除去が一番重要である。
US2539527 French Patent 964455 USSR Patent 785168
これに基づき、本発明の目的は、できるだけ多くの方法で使用できる給糸装置を創出することである。
この目的は、請求項1に従う給糸装置によって達成される。給糸装置は給糸ホイールの付近に少なくとも一つの糸接触面を有する。その上に給糸ホイールの回りに掛かった巻きが延びる。例えば、このために単一の糸持ち上げ要素が設けられる。もう一つの選択肢として、二つの糸接触面が二つの別個の糸持ち上げ要素に設けられる。しかしながら、糸持ち上げ要素の糸接触面の基本的な幾何学的デザインと、給糸ホイールのデザインは両方の給糸装置に共通している。本発明に従う給糸装置は、ポジティブフィードホイールユニットと摩擦送りホイールユニットとして使用できる。給糸ホイールは、巻き糸(ラップ)に前送り(送り込み)を供給する手段を有する糸導入領域を有する。これは例えば、糸導入領域が非常に傾斜の急な錐体として具体化される点で実現する。この錐体は、例えば僅かに先細の錐体として具体化されうる貯蔵領域への連続的な移行部を成す。回転する給糸ホイールにより集められる糸の巻きは導入領域と貯蔵領域の間で力が加えられ、ゆえに巻きのためにスペースをもたらすべく、巻き糸を軸方向に移動させる。これは、糸が糸持ち上げ要素の上に延びないポジティブ操作にとって特に重要である。摩擦の操作を実行するため、糸持ち上げ要素が、糸と給糸ホイールの間の制限された摩擦の接続を可能にする。それで、給糸装置は、給糸ホイールのおおよそ一定の回転数で経時的に浮動する量の糸を供給することができる。給糸ホイール上の巻き糸の前送りは、貯蔵領域の円錐形により助長される。さらに、糸持ち上げ要素の糸接触面と、糸持ち上げ要素から離れた給糸ホイールの側面との間の鋭角が、ラップに前送りを供給する。
導入領域は、上で述べたように給糸ホイール自体の形状で構成されることが好ましい。導入領域に設けられた前送り手段は、巻き糸を軸方向に動かす他の装置によっても設けられる。例えば、これは、給糸ホイールの開口を通って外側に延びるスポークを有する、給糸ホイールに配されたディスクである。ディスクの回転軸が給糸ホイールの回転軸に対して僅かに傾くと、ディスクのスポークは給糸ホイールの一方の面で巻き糸を軸方向に前に押す。さらに、貯蔵領域は二つのケージにより構成される。ケージは鋭角に互いの内部に延び、糸の前送りを引き起こす。
前送り手段の実際の実施形態と独立して、給糸装置は糸持ち上げ要素を用いて又は用いずに使用される。糸持ち上げ要素が用いられないと、又は取り除かれると、前送り手段は整った巻き糸の形成を引き起こす。後者は10〜20の巻きを有し、巻きは互いの上に位置することはない。しかしながら、摩擦操作により巻き糸の少なくとも数回の巻きが、糸持ち上げ要素とその糸接触面上に実行される。ここで、ラップの必要な前送りは、糸持ち上げ要素と給糸ホイールの間の相互作用により部分的にもたらされる。この場合、軸の前送りの力はそれぞれの巻きに作用し、それで10〜20の巻き(例えば15の巻き)を有する比較的大きい巻き糸は給糸ホイール上に位置する。このタイプの大きい巻き糸によっても摩擦操作は可能であり、互いの上にそれぞれの巻きが位置すること(これは機能を妨害することになる)が妨げられる。一つの又は全ての巻きが糸持ち上げ要素上に実行される、大きい巻き糸は、糸が破損しても、製造しようとする商品まで糸の端が延びないことを保障する。糸の破損を検出する流入インターラプターが、糸を使用する下流側に接続した機械を遮断する。機械が止まっても、給糸ホイール上の糸の予備は機械に糸を供給するのに十分である。これは摩擦操作だけでなく、ポジティブ操作にも当てはまる。従って、新しい糸を存在する糸の端に接続することが可能であり、それで操作の停止が素早く単純に修復される。
本発明の好ましい実施形態では、次のように給糸ホイールが具体化され、糸持ち上げ要素が配されている。つまり、形成された巻き糸における古めの巻きは全て隣接する新しい巻きより短い。このようにして、それぞれの巻きは前送りの効果を受けやすい。糸のタイプと糸の厚さ次第で、巻きの長さの減少は、糸持ち上げ要素の傾いた位置を変化させることにより合わせられる。このようにして、巻きと巻きの間で場合によっては起こる隙間を制御することが可能である。
糸接触面はストレートに、すなわち曲がりや捻れがないように構成されるのが好ましい。糸は糸持ち上げ要素の位置を変化させることができない。これは、一定の送り状態を生じさせる。さらには、糸持ち上げ要素は次のように配されるのが好ましい。つまり、巻き糸のそれぞれの糸の巻きが240°以下で給糸ホイールと接触する(接触角度)。すなわち、それぞれの巻きの120°より大きい部分が給糸ホイールから持ち上げられる。給糸ホイールに完全に当接する(円筒形の)巻き糸の長さの3分の2未満で、巻き糸全体が給糸ホイールに当接する。しかしながら、接触角度は180°より大きいことが好ましい。
特に、単にポジティブフィードホイールユニットと共に使用される給糸ホイールに関連して、糸持ち上げ要素のストレートな、すなわち捻れなしで具体化された接触面が、搬送し、供給しようとする全ての糸に対して良い妥協点を表すことが示された。糸放出の張力の降下が一時的に起こる。それは、捻れのない接触面の実施形態のため全ての巻きを介して発展し、スリップを生じさせる。その際、低い糸の張力(緩い巻き)にならないように糸の巻きが互いの上に重なることが防がれる。
さらに、互いの接触面の距離が約10mm〜30mm、特に12mm〜18mmである場合、特に広範囲の可能な糸の処理が可能であることが示された。これは、特にロッドケージ又は波形ドラム(corrugated drum)として具体化された給糸ホイールに関連して当てはまる。この場合、ドラムの距離は10mm〜20mmの範囲にあることが有利である。糸持ち上げ要素は、セラミック材料(耐磨耗)や、ワイヤーピン又はワイヤーループ(製造が簡単)でできている。さらに、糸持ち上げ要素は曲がったシートメタル部品から構成される。糸持ち上げ要素が金属(ワイヤー又はシートメタル)からできている場合、磨耗を減らすコーティング、例えばセラミック材料を備えることが有利である。
給糸ホイールを除いて、給糸装置は、例えば給糸ホイールに当接するストリップなどの他の糸搬送手段を有しないことが好ましい。従って、給糸ホイールは負担のない外周を有する。これにより、給糸ホイールと糸の間のスリップが制御可能になる。
給糸ホイールは、例えば先細(テーパリング)に具体化される糸導入部を有する。この意味では、先細は、給糸ホイールの直径が軸方向の関数として糸導入部の領域で変わることを意味する。この場合、先細部は傾斜の急な円形の先細部の形状又は他の湾曲した形状を有する。先細の形状により、糸をためることによって給糸ホイールの前送りの動きを発生させることが可能である。この場合、糸導入部は閉じた面の領域又はロッドケージとして具体化されることが好ましい。
さらに、有利な実施形態では、給糸ホイールは先細の糸解け端を備えている。後者は角錐の形状又は他の先細の形状でも具体化される。糸解け端は斜めの糸の引き出しを可能にする。斜めの糸の引き出しは、特に堆積の際に生じる糸であって仕上げ加工した若しくは糊付けして滑らかにした糸又は非常に毛羽立った糸に対して有利である。
貯蔵領域は、導入部と糸解け端の間に設けられる。貯蔵領域は円筒形に具体化されないのが好ましく、その直径は導入部と糸解け端の直径より小さい。この場合、貯蔵領域は多角形の輪郭を有し、それで糸の巻きは給糸ホイールのストリップ形領域によってのみ集められる。給糸ホイールはロッドケージ又はワンピースの要素として、例えば深絞り加工したシートメタル要素又はセラミック要素として具体化される。糸の巻きの部分における多角形の接触部により、糸のスリップを含む搬送だけでなく、スリップのないポジティブフィードが特に効果的な様式で可能になる。外径は糸解け端の方向に僅かに減少する。
給糸装置の入口糸ガイド装置は貯蔵領域の上に配されるのが好ましく、それで糸は給糸ホイールの導入領域を越えて貯蔵領域に延びるよう強制される。この場合、入口糸ガイド装置は固定して着座されるのが好ましく、これが確定した糸導入条件をもたらす。
有利な実施形態では、出口糸ガイド装置も固定して着座され、好ましくは貯蔵領域の下に配される。この場合、それは給糸ホイールに対して軸方向及び半径方向に明確にオフセットされることが好ましい。それで、それはさらに糸解け端の下に位置する。これにより、出て行く糸は解け端を越えてスリップし、それをきれいに保つ可能性を有する。出口糸ガイド装置を固定して、場合によっては手動で調節可能に着座させることが、確定した糸放出条件をもたらす。
両方の糸ガイド装置が給糸ホイールの回転軸により一つのレベルに配されることが好ましい。これは対称な操作条件をもたらし、給糸ホイールは時計回り又は反時計回りに駆動できる。
糸持ち上げ要素は給糸装置に固定して設けられる。しかしながら、それは手動で調節できるのが好ましい。調節装置が設けられ、それにより給糸ホイールの縦の軸(又は回転軸)に対する糸持ち上げ要素の傾きが設定できる。それにより、給糸装置を様々な糸の特性又は適用に適応させるために細かい調節が実行される。
糸持ち上げ要素は付加的に着座され得る。それは、給糸ホイールに対して同心状に配された円上を移動できる。この移動の可能性により、糸搬送特性に実質的に影響せずに操作能力が改善される。特に制限されたスペースの可用性の場合、例えば非常に多数の同一の給糸装置が円形編み機の機械の円上に設けられるならば、糸を持ち上げ要素の上に手動で配置させるために、糸持ち上げ要素を備えた支持体を給糸装置の側面の方に横に旋回させることが役に立つ。いったん糸が糸持ち上げ要素に配置されると、支持体はこの位置に留まるか、例えば90°回転できる。それで、持ち上げ要素は給糸装置の主要なボディ又は主要な支持体の下に位置し、ゆえに更なるスペースを必要としない。その位置は給糸装置の機能にとって主として重要でない。これは、操作の容易性だけでなく、間違った設定を防ぐ確実性も増加させる。
持ち上げ要素は解け端だけでなく、給糸ホイールの導入領域における貯蔵領域の上にも延びるのが好ましい。これにより、ストレートの糸接触面が給糸ホイールの貯蔵領域全体にわたって延びることが保障される。
糸持ち上げ要素は給糸装置に解除可能に接続されるのが好ましい。このため、必要ならば、給糸装置を単にポジティブフィードホイールユニットとして操作することが可能である。糸持ち上げ要素は付属品又は補助部品として提供される。
二つの持ち上げ要素を備えた給糸装置の構成では、両方を異なる支持体に着座させることが有利である。支持体は互いに調節できる。これは、特に持ち上げ要素が給糸ホイールの回転軸に対して異なる半径で設定される場合に、役立つ利点を有する。両方の持ち上げ要素を半径方向に交互に配置するオプションがあり、それで外側の一方だけが操作可能である。
プーリーは給糸ホイールのための駆動機構として用いられる。給糸ホイールを駆動させる個々の電動モーターを備えた給糸装置を設けることも可能である。駆動モーターは、例えば糸の需要量に対応して操作でき、又は糸の張力により制御できる。
更なる本発明の有利な実施形態の詳細は、図面、明細書又は従属請求項から生じる。
本発明の例示の実施形態は図面に示されている。
給糸装置1が図1に示されている。これは、図2に示された糸2を、編み機の編み位置(さらには図示せず)又は他の糸消費位置に供給するために用いられる。給糸装置1は、例えばプラスチック材料からできた長いベースボディ3を有する。ベースボディは、給糸装置1を編み機のリング形支持体(機械のリング)に固定するためにクランプ4を片側に備えている。その反対側には、ベースボディ3は糸導入手段5を備えている。その部品は例えば、例えばセラミック材料でできた導入穴7、結びキャッチャー8、糸ブレーキ9及び導入穴12である。導入穴12は、入口糸ガイド装置13を構成する固定支持体11に不動に保持されている。
シャフトが、入口糸ガイド装置13とクランプ4の間のベースボディの上又は中に回転可能に着座している。シャフトは、その上端に一つ又は複数のプーリー14、15を支持し、軸方向に移動可能な連結リング15によってシャフトと連結し、選択的に相対的な回転に抗して固定され得る。ベースボディ3の下では、シャフトは給糸ホイール17と接続し、相対的な回転に抗して固定される。ゆえに、給糸ホイールはプーリー14、15により回転駆動できる。給糸ホイール17は導入領域18を有する。この領域は、給糸ホイール17の軸方向Aに対するその直径が上部から下部に向かって減少する点で識別される。ご覧のように、導入領域18は小さい開口角度を有する第一先細部分から成る。これは、非常に大きい開口角度を有する第二先細部分18bへの湾曲した移行部を成す。先細部分は、ラップ26のために前送り手段としてガイドフェース18aを構成する。シャフトは実質的に垂直方向に向いている。スリップフリー操作(ポジティブ操作)の間、取り除かれていない糸は回転し、クランクの様式で後方に巻き上げられることなく下部の方へ垂れる。
貯蔵領域21が導入領域18に隣接し、障害のない閉じた表面として具体化されている。貯蔵領域の水平断面は円形からずれるのが好ましい。本発明の例示の実施形態では、給糸ホイール17はワンピースの深絞りしたシートメタル要素として形成される。ここで、貯蔵領域21は円筒部22により構成されており、そこからリブ23が突出している。どのリブも丸い背中を有し、そこに糸2はそれぞれの巻き24、25においてラップ26として当接している。巻き24、25は個々のリブ23の間に自由にある。だが全体として見ると、給糸ホイール17は開口がない。貯蔵領域21も閉じている。貯蔵領域21は下部に向かって僅かに先細になる。
円筒部22から出発すると、給糸ホイールの直径は、それがリブ23の外径を超えるまで増加する。糸解け端27がそこから始まり、円錐形に広がる。この場合、糸解け端は滑らかな閉じた表面を形成し、リブ23が肩(ショルダー)なしに糸解け端への移行部を形成する。
給糸ホイール17は自由に回転する。すなわち、それは糸2とだけ接触している。給糸ホイール17に接触する、又は糸2を運ぶ別な要素は存在しない。
図1、2及び3に従ってU形フープ29で構成された糸持ち上げ要素28が配されており、給糸ホイール17に隣接している。後者(フープ)は針金でできていることが好ましい。フープ29は二本の柄31、32を有する(図1)。柄は互いに平行で、ストリップ33によりそれらの下方の自由端で互いに接続している。貯蔵領域に隣接する部分では、柄31、32はストレートに具体化されており、給糸ホイール17の回転軸により構成される軸方向Aに対して鋭角に、又はそれと平行に延びる。このようにして、柄31、32は糸接触面34、35を画定する(図2)。その上に糸2の全ての巻き24、25、26が延びる。糸接触面34、35はアーチ状になっており(例えば、円筒形アーチ)、それぞれが、貯蔵領域21の全体の高さにわたって縦の柄の方向Rにストレートになっている。柄31、32の下端は僅かに放射状外側に位置し、それでストリップ33が給糸ホイール17から離れる方に傾いている。曲がりの位置は貯蔵領域の下にある。それは、糸ドラムにゆるく当接する糸の巻きが下に落ちることを防ぐ。柄31、32はそれぞれの上端では、好ましくは導入領域18の上では外側に曲がり又は傾いている(図3)。これにより、入っていく糸の巻きが上部の方へ遠くに行き過ぎることが防がれる。このようにして、糸の巻きが上部のドラム端の上にスライドし、ドラムシャフトにより巻き上げられることも防がれる。従って、曲がり又は傾き(角度)により形成されるピン31、32の上部ショルダーが操作の信頼性を増加させる。
フープ29は、特にその接触面34、35においてセラミックコーティングを施される。
縦の柄の方向Rは給糸ホイール17の軸方向と合い、又はそれと鋭角を形成する。このため、全ての巻き24、25、26の長さは、導入面から放出面の方に巻くごとに減少する。図14に示すように、鋭角αが、糸接触面34と、給糸ホイール17に対して反対側に位置する貯蔵領域の母線Mの間で形成されることが重要である。ここで、閉じた表面も柄31と32の間のオープンスペースの場所に設けられる。
柄31、32の二つの上端は支持体36に維持されている(図1、3)。支持体は給糸装置1のベースボディ3上に、例えば軸方向Axに延びる回転軸Dの回りに旋回可能なように着座している。回転軸Dは垂直に配されている。支持体36はその外端にばね付蝶番37を有し、ばね付蝶番は支持体を柄31、32に接続する。ばね付蝶番37は、緩んだ状態で回転軸Dに対して鋭角に柄31、32を維持する。図3に示すように、調節ねじ38がばね付蝶番37のすぐ近くに設けられ、支持体36に支持され、支持体36に対してフープ29の旋回位置を設定するオプションをもたらす。それは(38は)ベース部39のねじ穴に着座している。ベース部はばね付蝶番37を介して支持体36に接続し、さらに柄31、32の上端を受ける。代わりの選択肢として、それは(38は)、支持体36のねじ穴に着座し、ベース部39に支持される(図1)。フープ29の傾きの角度の調節度は、前への給糸を様々な質の糸に適応させることを可能にする。
支持体36は、それがフープ29を保持し、従って給糸ホイール17の貯蔵領域21の外周から約10〜15mmの距離を置いて柄31、32を保持するように構成される。これは図12に示される。ピンの距離A、すなわち糸接触面34、35の互いの距離(図12)が約15〜20mmであることが好ましい。これは約45mmの給糸ホイールの直径に適合し、所望の巻きつきの角度を生じさせる。とにかく、糸接触面34、35の曲率半径rは距離Aより小さい。
さらに、出口糸ガイド装置41が図2に見られる。図2及び3に示すように、その一部がフープ41である。フープ41は給糸ホイール17のすぐ傍の面に配され、下方の水平部43を有しており、水平部は糸2をガイドし、給糸ホイール17の下で横に維持されている(図3)。これが斜めの糸引き出しを引き起こす。別なフープ44と、フープ42、43の間で糸2に当接する流出インターラプター45とが、出口糸ガイド装置41に隣接して設けられている。給糸ホイール17の方に延びる糸を監視する流入インターラプター46が、糸ブレーキ9と入口糸ガイド装置13の間で糸に当接する。
糸ガイド装置41、導入穴12及び回転軸Dは共通のレベルに位置する。このため、給糸装置1は好ましい回転方向を有さず、給糸ホイール17は時計回り及び反時計回りに操作できる。
今まで述べた給糸装置1は以下のように働く。
操作中、給糸ホイール17は、プーリー14の上に延びるベルト(図示せず)により回転駆動する。図2に示すように、糸2は給糸ホイール17の回りに掛かる。巻き24、25、26は糸持ち上げ要素28の上に延びる。給糸ホイール17の回転数は、給糸ホイールの周速が所望の糸の最大速度より僅かに大きくなる回転数である。巻き24、25、26はその周囲の大部分にわたって給糸ホイールの回りに掛かるが、糸持ち上げ要素28により給糸ホイールから持ち上げられる。これは、糸2と給糸ホイール17の間の摩擦運動を減少させる。摩擦はまだ強いので、通常の場合、糸2は少しだけ滑らせることにより供給される。この場合、糸は、例えば給糸ホイール17の周速より10%だけ少ない周速を有する。
糸消費位置が、給糸装置1によって供給されるより少ない糸を一時的に必要とする場合、必要な糸の速度は、明らかに給糸ホイール17の周速以下に落ちる。このような場合には、給糸ホイール17と糸消費位置の間の糸張力は減少する。持ち上げ装置28は糸に僅かにブレーキを掛け、糸がフルスピードで運ばれるのを防ぐ。巻き24、25、26から作られたラップはいくらか緩められ、それで糸がスリップにより要件に従って供給される程度に搬送速度が減少する。減少した摩擦作用により、糸持ち上げ装置28の運動や調節なしで巻き24、25、26のスリップが可能になる。それで、糸2は給糸ホイール17をある意味で引っぱる。それは、給糸ホイール17の周速に対応するよりも明らかにゆっくり延びる。これは、特に貯蔵領域21の表面のリブ構造により助長される。
糸持ち上げ要素28は、図3に示す、調節ねじ38とばね付蝶番37により形成された移動ユニットの構造によりしっかり着座している。調節ねじ38は、支持体36とベース部39の間で、給糸ホイール17とフープ29の間で支持される一方、ばね付蝶番37は放射状外側に位置する。ゆえに、増加した糸張力は給糸ホイール17に対してフープ29の旋回を引き起こすことができない。
支持体36は着脱可能に具体化されることが好ましい。その場合、給糸装置はスリップ効果なしで単にポジティブフィードホイールユニットとして、又は上で述べたように摩擦送りホイールユニットとして操作できる。編み位置は糸張力が減少した場合、一時的により少ない糸を受ける。支持体36に蝶番やジョイントを備えることも可能である。それにより、糸持ち上げ要素28は、それが機能を行わない静止位置まで回転又は旋回する。スナップイン手段又は他の拘束手段が、糸持ち上げ要素を保持するために作動位置又は静止位置に設けられる。
さらに、巻き24、25、26は選択的に糸持ち上げ要素28に位置し、又はそこに位置しないようにして、どちらの方法でも給糸装置1を用いることが可能である。さらには、糸持ち上げ要素28は、例えば様々な糸のために様々なフープ29を利用することにより交換可能にデザインできる。しかしながら、上で述べた幾何学的条件が観測されると、試験した全ての広範囲の糸は同一のフープ29に延びることが分かった。
給糸装置1の変形した実施形態が図4に示される。それは、給糸ホイール17を除いて他の全ての要素で上で述べた給糸装置1(図1〜3)と一致する。同一の参照番号の使用に基づいて、上の記述を参照せよ。上で述べた給糸ホイール17と異なり、図4における給糸ホイール17はロッドケージの基本構造を有する。それは多数のストレートロッド48により形成される。ロッドはリブ23に替わり、共に円筒形ケージ又は非常に僅かに先細のケージを形成する。ロッド48はエンドディスク49に挿入される。エンドディスクの先細の外側表面は糸解け端27を構成する。開口51は先細の外側表面に形成され、その中にロッド48が挿入される。さらに、ロッド48の上端は、入り口領域18を形成する上端ディスク52の中に維持される。
給糸装置1の別な実施形態が図5から分かる。この実施形態は図1〜3に従う実施形態に主に一致し、それらとは給糸ホイール17の糸解け端27のデザインのみ異なる。これはストレートな円錐台として構成される。すなわち、糸解け端17の半径が上から下まで直線的に増加する。他の点では、図1〜3に関連して設けられたその構造と機能の記述は、同一の参照番号に基づいて当てはまる。
図6は、給糸装置1の別な実施形態を示す。これは、給糸ホイール17を駆動させるために電動モーターが設けられている点で異なる。図6から分かるように、モーターはベースボディ3に着座しているか、そこから突出している。その上、プーリー14、15の場所のベースボディの上部に電動モーター53を配置することが可能である。給糸ホイール17は上で述べた全てのバージョンに従って構成できる。ここで、給糸と糸の受け取りが正確に一致しないとき(特に最小の受け取りの場合に)、給糸ホイール17からの糸の持ち上げは、安全装置が反応せずに、給糸ホイールのスリップを可能にする機能を有する。
上で述べた給糸装置1の全ての実施形態において、柄31、32の互いに固定した配置を有する一つの糸持ち上げ要素28の場所で、図8に示した二つの糸持ち上げ要素28a、28bを有する構成を用いることが可能である。両方とも、それら自体のベース部39a、39b上のそれら自体の支持体36a、36bにより保持される。ストレートに具体化されたピン54、55が糸持ち上げ要素として用いられ、回転軸Dと実質的に平行又はそれに対して鋭角に、柄31、32と同様に配される。この場合、ピン54、55は互いに平行に並んでおり、必要ならばそれらの調節ねじ38a、38bを用いて異なって調節できる。二つの支持体36a、36bは互いに独立して旋回でき、それでピン54、55は互いに異なる距離を置いて設定できる。これにより、糸2が給糸ホイール17に当接する接触角度が手動で制御できる。それにより、給糸装置1は取り付けの要件及び/又は糸の特性に適合できる。これは例えば、互いの方へ又は互いに離れて旋回できる二つの支持体36a、36bを示す図7から分かる。さらに図7は、ピン54、55の互いに平行な向きを示し、この向きは回転軸Dに対する傾きと独立に維持される。
図9は糸持ち上げ要素28の変形した実施形態を示す。糸持ち上げ要素28がフープ29で構成される図1〜6に示した実施形態と異なり、ここではそれは、丸いフランクを備えた長い断面を有する固いストリップ56により構成される。丸いフランクは糸接触面34、35を画定する。ストリップ56は、例えば硬い合金、セラミック材料又は他の耐磨耗性材料からできている。それはシートメタル部から曲がることができ、硬い材料(例えば、セラミック材料)のコーティングを施される。それは固定して又は調節装置(別に示さず)により接続しており、支持体36に対して手動で調節可能である。支持体は、ベース支持体3に固定するためにリング形ショルダー57を有する。
図10に示すように、ストリップ56は糸接触面34、35の間で溝58を有する。ストリップには糸2が伸びる(掛かる)。図13に関連して記述する操作が実現する。
図9及び図10に従う糸持ち上げ要素28の両方の実施形態では、糸接触面34、35の間の距離が15mm〜20mmの範囲にあることが好ましい。このようにして、ストリップ56はフープ29と入れ替わり、後者(フープ)のように働く。
さらに図7及び8における実施形態の変形が可能であり、図11に示される。図7は、給糸ホイール17から同じ距離に配された両方のピン54、55に基づく。ゆえに、支持体36a、36bは同じ長さを有する。これとは異なり、図11における実施形態は異なる長さの支持体36a、36bを提供し、それで二つのピン54、55は回転軸Dと給糸ホイール17から異なる距離を置いて維持される。これは、ピン55を図11における点線で示す位置59に旋回させることにより、ピン55を働かせなくする別な可能性をもたらす。
図12は点線において別な形態を示す。柄31、32が、給糸ホイール17から大きく離れて配された単一の糸持ち上げ要素28’と入れ替えられている。柄31の方に延びる糸2が柄32から離れて延びる糸2と共に形成する角度βは、変わらないままの角度である。
図13は、二つのピン54、54を備えた給糸装置の別な例示の実施形態を開示する。これらは約180°の角度の間隔を置いて配されている。ピン54は固定して配される一方、ピン55は矢印61の方向に移動可能に着座している。これにより、ピン54は例えば70°の持ち上げ領域を定める一方、他の持ち上げ領域は変えられうる。ループ角度γは部分ループ角度γ1とγ2の両方の和である。
ストレートの糸接触面34、35を有する糸持ち上げ要素28は、ポジティブフィードホイールユニットに備えられる。接触面の位置は糸2によっては動かされず、必要ならば、糸を給糸ホイール17に対して少しスリップさせることができる。ゆえに、この追加のステップはポジティブフィードホイールユニットに、給糸と糸消費の間の必要な同期のため今まで閉じられていた使用領域を開けさせることができる。
給糸装置の斜視図である。 図1の給糸装置の側面図である。 図2の給糸装置の正面図である。 給糸装置の変形した実施形態の側面図である。 給糸装置のさらに変形した実施形態の側面図である。 電気駆動機構を有する給糸装置の実施形態の側面図である。 別個の持ち上げ要素を有する給糸装置の実施形態の側面図である。 別個の持ち上げ要素を有する給糸装置の別な実施形態の正面図である。 支持体に固定された持ち上げ要素の上からの図である。 持ち上げ要素の変形した実施形態の上からの図である。 別個の支持体に保持された持ち上げ要素の上からの図である。 図1に従う給糸装置の幾何学的関係と、別な実施形態の幾何学的関係を示す図である。 幾何学的関係の描写を用いて互いに正反対に配された二つの糸持ち上げ要素を有する給糸装置を示す図である。 給糸ホイールと糸持ち上げ装置の間の幾何学的関係を示す図である。
符号の説明
1 給糸装置
2 糸
3 ベースボディー
4 クランプ
5 糸導入手段
7 導入穴
8 結びキャッチャー
9 糸ブレーキ装置
11 支持体
12 導入穴
13 入口糸ガイド装置
14、15 プーリー
16 連結リング
17 給糸ホイール
18 導入領域
18a、18b セクション
19 糸保護スリーブ
21 糸搬送領域
22 円筒部
23 リブ
24、25、26 巻き
27 糸解け端
28 糸持ち上げ要素
29 フープ
31、32 柄
33 ストリップ
34、35 糸接触面
36 支持体
37 ばね付蝶番
38 調節ねじ
39 ベース部
41 出口糸ガイド装置
42 フープ
43 ストリップ
44 フープ
45 流出インターラプター
46 流入インターラプター
48 ロッド
49 エンドディスク
51 開口
52 エンドディスク
53 モーター
54、55 ピン
56 ストリップ
57 ショルダー
58 溝
59 ポジション

Claims (11)

  1. 給糸ホイール(17)、該給糸ホイールに接続した回転駆動機構(14、15、53)及び少なくとも一つの糸持ち上げ要素(28)を有する、糸(2)を糸消費位置に供給するための給糸装置(1)において、
    上記給糸ホイールは、巻き糸(26)を受けるための貯蔵領域(21)と、巻き糸の前送りを引き起こすための前送り手段(18a)を備えた導入領域(18)とを有し、
    上記糸持ち上げ要素は上記給糸ホイール(17)のすぐ隣に配され、固定してその場所に維持され、巻き糸の巻き(24、25)のために糸接触面(34)を有する
    ことを特徴とする給糸装置。
  2. 請求項1に記載の給糸装置において、
    上記前送り手段がリング形のガイド面(18a)から構成され、
    上記ガイド面は軸方向(Ax)に先細になり、上記貯蔵領域(21)への連続的な移行部を成すことを特徴とする給糸装置。
  3. 請求項1に記載の給糸装置において、上記給糸ホイール(17)がロッドケージであり、このロッド(48)が上記貯蔵領域(21)と導入領域(18)を画定することを特徴とする給糸装置。
  4. 請求項1に記載の給糸装置において、上記給糸ホイール(17)が、上記貯蔵領域(21)においてリブ(23)により形成された側面を有するワンピースのドラムで構成されることを特徴とする給糸装置。
  5. 請求項1に記載の給糸装置において、上記貯蔵領域(21)の直径が糸の延びる方向に減少することを特徴とする給糸装置。
  6. 請求項1に記載の給糸装置において、
    上記給糸ホイール(17)の上流側で、入口糸ガイド装置(13)が上記給糸ホイール(17)に延びる糸(2)のために設けられ、またその場所に固定して配されており、
    上記給糸ホイール(17)の下流側で、出口糸ガイド装置(41)が上記給糸ホイール(17)から離れて動く糸(2)のために設けられることを特徴とする給糸装置。
  7. 請求項1に記載の給糸装置において、
    糸接触面(34)が確定した方向(R)にストレートに且つ滑らかに具体化され、給糸装置(1)の操作の間、上記給糸ホイール(17)に対して固定した向きで維持され、上記給糸ホイールの離れた側面と鋭角(α)を形成し、
    巻き糸が上記給糸ホイールに当接する、それぞれの巻きのループ角度(γ)が一定であるか、240°より小さいことを特徴とする給糸装置。
  8. 請求項1に記載の給糸装置において、
    上記入口糸ガイド装置(13)、上記出口糸ガイド装置(41)及び上記給糸ホイール(17)が共通のレベルに配され、
    上記入口糸ガイド装置(13)は上記貯蔵領域(21)の上に配され、
    上記出口糸ガイド装置(41)は固定して着座され、上記貯蔵領域(21)の下に配されることを特徴とする給糸装置。
  9. 請求項1に記載の給糸装置において、糸持ち上げ要素(28、28a、28b)が手動で調節できるように着座していることを特徴とする給糸装置。
  10. 請求項1に記載の給糸装置において、糸持ち上げ要素(28、28a、28b)が、導入領域(18)にある上記給糸ホイール(17)の上記貯蔵領域(21)の上で、また糸解け端(27)の上で、軸方向に突出することを特徴とする給糸装置。
  11. 請求項1に記載の給糸装置において、糸持ち上げ要素(28)が、給糸装置(1)に解除可能に維持されることを特徴とする給糸装置。
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