JP2005529784A - エアバッグモジュール用のハウジング - Google Patents
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Abstract
【課題】 エアバッグモジュール(10)で使用するための細長いハウジング(12)を提供する。
【解決手段】 ハウジングは、第1壁(54)、第2壁(56)、ハウジングが第1幅を形成するように第1及び第2の壁を連結する底壁(57)、及び底壁とは反対側のクッション展開開口部(30)を含む。クッション展開開口部は、第1壁の第1縁部(15)と第2壁の第2縁部(25)との間にある。クッション展開開口部は、第1幅の約90%乃至約30%の第2幅を有する。
【解決手段】 ハウジングは、第1壁(54)、第2壁(56)、ハウジングが第1幅を形成するように第1及び第2の壁を連結する底壁(57)、及び底壁とは反対側のクッション展開開口部(30)を含む。クッション展開開口部は、第1壁の第1縁部(15)と第2壁の第2縁部(25)との間にある。クッション展開開口部は、第1幅の約90%乃至約30%の第2幅を有する。
Description
本開示は、概ね、膨張可能な拘束システム即ち車輛用のエアバッグに関する。詳細には、本開示は、エアバッグモジュール用のハウジングに関する。
エアバッグモジュールは、最新の自動車では一般的になってきている。エアバッグモジュールは、代表的には、膨張可能なクッション及びインフレータ(膨張器又はガス発生装置)をハウジング内に備えている。前記モジュールは、車輛内の所望の位置に設置され、例えば、ハンドル、ダッシュボード、座席、Aピラー、及び車輛内の他の位置等に設置される。前記モジュールは、エアバッグを保護し及び/又は隠すため、壊れ易い扉で覆われている。膨張可能なクッションは、インフレータと流体連通した状態で、ハウジング内に折り畳んで収納されている。
作動又は賦勢に応じ、インフレータを作動させるための信号をセンサが提供する。インフレータは、膨張ガスをクッションに供給し、このクッションを膨張する。膨張ガスにより、クッションが前記扉を開放し、ハウジングから車輛内に展開する。
様々な輪郭、断面、位置、展開扉の概念、及び取り付け方法を使用して、エアバッグモジュール及び関連したインストルメントパネルを設計する。例えば、エアバッグモジュールは、多くの場合、車輛のインストルメントパネル又はダッシュボードに車輛のフロントガラスと近接して取り付けられる(例えば上側に取り付けられる)。上側に取り付けられたモジュールには、要求環境条件及び要求設計規制がある。これらの条件及び規制を満たすため、従来技術のエアバッグモジュールはフロントガラスの後側に(例えば、フロントガラスから大きく離して)取り付けられていた。
エアバッグモジュールの性能を改善するために、また、インストルメントパネル及び/又は展開扉の位置、大きさ、及びスタイルの相対的自由度を向上するために、フロントガラスに近づけて取り付けることができるエアバッグモジュールが求められ続けてきた。
エアバッグモジュールで使用するための細長いハウジングを提供する。ハウジングは、第1壁、第2壁、ハウジングが第1幅を形成するように第1壁と第2壁とを接合する底壁、及び前記底壁と向き合ったクッション展開開口部を含む。クッション展開開口部は、第1壁の第1縁部と第2壁の第2縁部との間にある。クッション展開開口部は、第1幅の約90%乃至第1幅の約30%の第2幅を有する。
更に、ハウジング、インフレータ、及び膨張可能なクッションを含むエアバッグモジュールが提供される。ハウジングは、第1チャンバ、第2チャンバ、ハウジングの一端に設けられた展開開口部、及び第1チャンバの一端の膨張ガス開口部を含む。展開開口部は第1幅を有し、ハウジングは第2幅を有する。第1幅は、第2幅の約90%乃至第2幅の30%である。インフレータは、所定量の膨張ガスを第1チャンバに提供する。膨張可能なクッションは、第2チャンバに折り畳んだ状態で収納されている。膨張可能なクッションの膨張開口部は、所定量の膨張ガスにより膨張可能なクッションをハウジングから展開開口部を通して展開するように、前記膨張ガス開口部に亘って固定されている。
当業者は、以下の詳細な説明、添付図面、及び添付の特許請求の範囲から、上述の及び他の特徴を理解するであろう。
ハウジングを有するエアバッグモジュールを提供する。前記ハウジングは、該ハウジングのクッション展開開口部を、該ハウジングの全幅に関して最小にするように形成したエアバッグモジュールを提供する。クッション展開開口部を小さくすることにより、モジュールを覆う展開扉も小さくできる。
展開開口部及び扉が小さければ小さい程、車輛の内装の設計上の融通性が高まる。展開開口部が狭いと、モジュール、及びかくして展開扉を、車輛の前方に移動できる。モジュールを前方に移動することにより、扉が開放時にフロントガラス又は車輛内の他の領域にぶつからないようにする。
かくして、本開示のハウジングは、クッション展開開口部の幅を小さくし、これにより、展開扉の大きさ、位置、及びスタイル、並びにモジュールの作動性能に効果的な影響を及ぼすという利点を提供する。
次に、図1を参照すると、この図にはエアバッグモジュール10の第1の例示の実施例が示してある。モジュール10は、ハウジング12、膨張可能なクッション14、及びガス発生器即ちインフレータ16を有する。ハウジング12は、第1チャンバ18及び第2チャンバ20を含む。
膨張可能なクッション14は、折り畳んだ状態で第2チャンバ20内に収納されている。膨張可能なクッション14は、クッションが第1チャンバと流体連通するように、連結点22のところで、第1チャンバ18の口部即ち開口部の回りをシールしている。
例示の実施例では、クッション14の端部は、各々、保持ロッド24の周囲に各々縫い付けられている。別の態様では、保持ロッド24を、縫製によってクッション14に形成した開口部を通して滑り込ませるようにしてもよい。ハウジング12は、連結点22のところにキー溝26を備えている。ロッド24は、キー溝26とかみ合ってクッション14をハウジング12に固定するように形成されている。勿論、クッションをハウジングに固定するのに、この他の方法が考えられるということは理解しなければならない。
インフレータは、クッション14を膨張させるのに十分な大量の膨張ガスを発生するように形成されている。詳細には、インフレータ16は、膨張ガスを第1チャンバ18内に放出するように位置決めされる。かくして、インフレータ16が発生した膨張ガスが、クッションをモジュール10から展開する。
ハウジング12は、インフレータ16から発生した膨張ガスの圧力を閉じ込めるのに十分な材料で形成されている。例えば、ハウジングは、金属や複合材料等の押出し材料から形成できる。金属や複合材料等の押出し材料として、例えば、プラスチック、強化ファイバが充填されたプラスチック、鋼、アルミニウム、及びこれらのうちの任意の一つの合金等が挙げられる。別の態様では、ハウジングは、鋼材から、型成形、鋳造、又はプレスによって形成できる。
ハウジング12を、引出し成形(引抜成形)プロセスで形成することも考えられる。例えば、複合熱硬化性樹脂に対して引出し成形(引抜成形)プロセスを使用できる。樹脂含浸領域を通して繊維強化体を引っ張り、強化体を樹脂でコーティングし、予備成形プレートを通して繊維/樹脂束の形成(賦形)を開始し、加熱したダイに通して樹脂を硬化させる。これ以上の加工を必要としない、所望形状の硬化させた部品を、ダイから取り出す。
ハウジング12に使用されたプロセス又は材料に拘わらず、ハウジングの所期の用途は、所望の断面を持つ所定長さの原料(又は素材材料)を提供することである。次いで、所望長さのハウジングを、この原料(又は素材材料)から切断する。かくして、断面が同じで長さが異なる多数のハウジングを、同じ原料(又は素材材料)のピースから切断できる。原料(又は素材材料)が押出し/引出し(引抜)成形機を通過して該成形機から出てきたときに、原料(又は素材材料)を切断して、ハウジングを形成できる。別の態様では、必要に応じて所定の大きさに切断された所定長さで、原料(又は素材材料)を提供できる。
ハウジング12の端部は、ハウジングに連結された複数の端キャップ(図示せず)によって閉鎖できる。例えば、前記端キャップは、ハウジングに配置された取り付け穴28のところで機械式ファスナによってハウジング12に固定される。前記端キャップは、インフレータ16をハウジング12に固定し、ロッド24をキー溝26に固定し、並びに展開中にハウジングの形状を維持するのを補助するように形成できる。
膨張可能なクッション14は、更に、インフレータ16から発生した膨張ガスの圧力を閉じ込めるのに十分な材料で形成されている。例えば、クッション14は、コーティングを施した、又はコーティングが施してないナイロンやポリエステル等の材料から形成できる。
インフレータ16は、火工式のインフレータ、ハイブリッド圧縮ガス式のインフレータ、圧縮ガス式のインフレータ、多段式のインフレータ、及びこれらの組み合わせである。インフレータは、柱状の(例えば円筒形形状の)インフレータとして示してある。勿論、形状が異なるインフレータが考えられるということは理解されるべきである。
クッション展開開口部30が、ハウジング12によって形成されている。詳細には、クッション展開開口部30は、ハウジング12の前縁15とハウジングの後縁25との間の開口部である。
モジュール10は、モジュール又はインストルメントパネルに設けられた一つ又はそれ以上のブラケット34によって、車輛のインストルメントパネル32に固定されるように形成されている。インストルメントパネル32は、クッション展開開口部30を隠し且つ保護するように形成された展開扉36を含む。展開扉36は、クッションをインフレータで膨張させたときに、裂けるか或いは開放するように形成された、インストルメントパネル32の壊れ易い区分である。
例として、従来のエアバッグモジュールは、幅(例えば前後方向)が約132mmで長さ(例えば車に対して横方向)が約258mmのハウジングを含む。クッション展開開口部がハウジングの開放側に沿って形成されているため、開口部は、幅が約132mmで長さが約258mmである。かくして、クッション展開開口部の、ハウジング全幅に対する比は、約100%である。更に、展開扉は、代表的には、クッション展開開口部よりも、最小でも、幅及び長さが約10mm大きい。かくして、従来のエアバッグモジュールの展開扉は、幅が約148mmで長さが約266mmであった。
モジュール10の第1の例示の実施例では、該モジュールは、ハウジングの幅よりもかなり狭幅なクッション展開開口部30を有している。かくして、このモジュールは、従来の展開扉よりもかなり狭幅の展開扉36を使用できる。
例として、図1のハウジング12の全幅は約132mmであり、長さは約258mmである。しかしながら、ハウジング12は、幅が約89mmで長さが約258mmの展開開口部30を形成する。かくして、ハウジング12は、クッション展開開口部30のハウジングの全幅に対する比が約66%となっている。開口部30の幅が小さくなることにより、幅が約100mmで長さが約266mmの展開扉36を使用できる。
更に、ハウジング12の後縁25を、インストルメントパネル32の下方で所定距離のところに位置決めできる。例えば、後縁は、好ましくは、インストルメントパネル32の下方、約20mmのところにある。
次に、エアバッグモジュール10の例示の変形例を示す図2、図3、及び図4を参照する。
図2のモジュールは、クッション展開開口部30のハウジング12の全幅に対する比が約33%である。この例示の変形例では、クッション展開開口部30は、幅が約45mmで長さが約258mmである。ここでは、展開扉36は、幅が約55mmであり、長さが約266mmである。
図2のモジュールは、クッション展開開口部30のハウジング12の全幅に対する比が約33%である。この例示の変形例では、クッション展開開口部30は、幅が約45mmで長さが約258mmである。ここでは、展開扉36は、幅が約55mmであり、長さが約266mmである。
モジュール10を、図3において、車輛のインストルメントパネル32及びフロントガラス38に関して示す。明瞭化を図るため、クッション14は示してない。
クッション14の展開時に、扉36は、扉開放経路40(仮想線で示す)に沿って開放するように形成されている。経路40は、第1領域42を通して形成される。第1領域42は、フロントガラス38、インストルメントパネル32、及び第2領域48によって形成される。第2領域48は、実質的に球状の領域として形成される。一実施例では、第2領域48の半径は約82mmである。勿論、第2領域をこれよりも大きい半径としてもよいし、小さい半径としてもよい。
クッション14の展開時に、扉36は、扉開放経路40(仮想線で示す)に沿って開放するように形成されている。経路40は、第1領域42を通して形成される。第1領域42は、フロントガラス38、インストルメントパネル32、及び第2領域48によって形成される。第2領域48は、実質的に球状の領域として形成される。一実施例では、第2領域48の半径は約82mmである。勿論、第2領域をこれよりも大きい半径としてもよいし、小さい半径としてもよい。
第2領域48の最も前側の位置は、線49に対して接線をなす、第2領域の点である。この最も前方の箇所は、フロントガラス38及びインストルメントパネル32と接触する領域48によっても形成される。勿論、第2領域48の最も前方の位置は、例えば、フロントガラス及びインストルメントパネルの傾斜及び湾曲に応じて変化する。これにより、フロントガラスとインストルメントパネルとの間に、角度51が形成される。
例示の実施例では、フロントガラス38は実質的に直線状であり、垂直方向から約49°傾斜している。インストルメントパネル32は、水平方向からの傾斜が約0°であり(例えばほぼ水平であり)、第2領域ではほぼ直線状である。かくして、角度51は約41°である。
扉36は、フロントガラス38の近くに前縁44を有し、フロントガラスから間隔が隔てられたところに後縁46を有する。インストルメントパネル32の引き裂き継ぎ目(tear seam)50(図4参照)が、扉36を形成する。クッション14の展開時に、クッションが、引き裂き継ぎ目50に沿って、扉36を壊し又は裂き、扉36を開放する。扉36は、その開放時に前縁44を中心として枢動し、後縁46が経路40に沿って移動する。
モジュール10の性能は、扉36の幅が小さいことによって、また、モジュールをフロントガラス38に向かって前方に移動することによって、高められる。例えば、扉36の幅が小さいため、経路40が最小になる。かくして、扉36の経路40は、フロントガラス38にも、第2領域48のいずれにも当たらない。更に、モジュール10が前方に取り付けられているため、ブラケット34及び/又は後縁25(すなわち、ブラケット34又は後縁25のうちの少なくとも一方)を、第2領域48の前方に置くことができる。この実施例では、後縁25は、第2領域48の前方にあるため、インストルメントパネル32とほぼ同じ位置又はほぼ同じ高さにある。例えば、後縁25は、好ましくはインストルメントパネル32の下方約8mmのところにある。
従って、図示の実施例のモジュール10では、クッション展開開口部30のハウジング12の全幅に対する比が、約33%となっており、該モジュール10は、扉36の前縁44が従来技術の装置(例えば比が約100%の装置)よりもフロントガラス38に約65mm近付くように、移動させることができる。更に、扉36の後縁46は、従来の装置と比較して前方に約107mm移動できる。
更に、扉36の幅が小さいため、モジュール10、扉36、及びインストルメントパネル32を支持するのに必要な支持構造(例えばブラケット34)が簡単になる。例えば、扉36の幅が小さいため、引き裂き継ぎ目50を概ねU形状(図4参照)にでき、また、引き裂き継ぎ目50をインストルメントパネル38に向かって枢動させることができる。
モジュール10は、更に、膨張ガスをモジュールから所望方向に差し向けるように形成されている。例えば図示の実施例では、ハウジング12は、膨張ガスをクッション展開開口部30に対して鋭角をなして差し向けるように、形成されている。詳細には、膨張ガスは、モジュール10によって第1角度52に沿って差し向けられる。
第1角度52は、ハウジング12の前壁54の第1平面53に対する角度として定義される。図2乃至図5に図示する実施例では、第1角度52は約45°である。即ち、第1角度52は、フロントガラス38の傾斜と平行であるよりも僅かに小さい。かくして、第1角度52により、膨張ガスが、フロントガラス38とインストルメントパネル32との間に確実に差し向けられる。詳細には、第1角度52により、膨張ガスが第2領域48に向かって確実に差し向けられる。
図2及び図3に最も良く図示されているように、ハウジング12の後壁56の少なくとも一部が、第2角度58に沿って配置されている。第2角度58は、後壁56の第2平面55に対する角度として定義される。後壁56は、単なる例として、約45°の第2角度58を持つものとして図示されている。
勿論、本開示では、第1及び第2の角度についてこの他の角度が考えられる。例えば、第1角度52は、約10°よりも大きくしてもよいし、約10°と等しくてもよい。別の態様では、第1角度52は、約80°よりも小さくしてもよいし、約80°と等しくてもよい。第2角度58は、少なくとも約0°としてもよい。別の態様では、第2角度58は、約60°よりも小さくしてもよいし、約60°と等しくてもよい。図1、図5、及び図6は、約0°の第2角度58を示す。
かくして、第1及び第2の角度を変えて、モジュールの性能を特定の車輛に合わせて調節できる。例えば、クッション展開開口部の大きさは、第1の角度と第2の角度との間の関係に応じて変化する。即ち、開口部30は、前壁54に向かって前方に曲げられた後壁56の角度と、後壁56に向かって後方に曲げられた前壁54の角度とで決まる。更に、膨張ガスの方向は、後方に向かって曲げられた前壁54の角度で決まる。
膨張ガスの方向により、クッション14を圧力の作用で展開できる。詳細には、クッション14がクッション開口部30を通して展開するときに、インフレータ16は、クッション14内に膨張ガスを放出する。かくして、クッション14が展開されるとき、開口部30を通して展開されたクッションの部分が加圧されるが、これに対し、開口部を通して展開されなかったクッションの部分は加圧されない。クッション14が圧力の作用によりこのように展開されるため、モジュール10の性能が改善される。例えば、クッション14が圧力の作用によりこのように展開されることにより、クッションは、インストルメントパネル32の輪郭に従ってその所望形状をとる。
クッション14が圧力の作用によりこのように展開されることにより、膨張可能なクッション14は、クッションの特定の折り畳み形状の影響を受けない。かくして、クッション14は任意の態様に折り畳むことができる。例えば、クッション14は、水平に扇子状に(または蛇腹状に)折り畳んだ形状(図1及び図2参照)、ロール状に折り畳んだ形状(図5参照)、又は垂直に折り畳んだ形状(図6参照)を備えることができる。
図1乃至図5、及び図7に示すモジュール10の様々な実施例は、膨張チャンバ及びクッションチャンバ(18及び20)を別々に備えた(すなわち、別体の膨張チャンバ及びクッションチャンバを備えた)ハウジング12を示すということは理解されるべきである。ここで、ハウジング12は、底壁57及び中央壁59を含む。底壁が、前壁54を後壁56に連結している。中央壁59が、チャンバ18と20とを分離している。
勿論、モジュール10は、組み合わせられた(一体の)、膨張及びクッションチャンバを備えていてもよい。例えば、組み合わせられた即ち非分離型の、膨張及びクッションチャンバ(18及び20)を持つモジュール10の別の例示の実施例が、図6に示されている。この実施例では、ハウジング12は、前壁54を後壁56に連結する底壁57だけを備えている。
図1乃至図6に示すモジュール10の様々な実施例は、単なる例として、インフレータ16がモジュールの前側(例えば自動車の位置)に設けられたハウジング12を示すということは理解されるべきである。詳細には、図1乃至図6は、膨張チャンバ18の後側に設けられたクッションチャンバ20を示す。膨張チャンバ18をクッションチャンバ20の後側に設けることも考えられる。膨張チャンバ18がクッションチャンバ20の後側に設けられた例示の実施例が、図7に示されている。かくして、モジュール10は、膨張チャンバ18及びクッションチャンバ20の互いに対する位置を自在に変えることができ(膨張チャンバ18及びクッションチャンバ20の互いに対する位置決めについて、柔軟性又は融通性があり)、これにより、モジュールをインストルメントパネル32に配置する上での設計上の自由度が更に大きくなる。
更に、モジュール10は、クッション展開開口部30のハウジング12の全幅に対する比が約33%及び約66%であるものとして上文中に説明したが、これは、単なる例として説明したということは理解されるべきである。勿論、この他の比が考えられる。例えば、クッション展開開口部のハウジングの幅に対する比は、約30%と等しいか或いはそれ以上であると考えられる。更に、クッション展開開口部のハウジングの幅に対する比は、約90%と等しいか或いは約90%よりも小さくすることも考えられる。かくして、本開示のモジュールは、前記比を調節して、特定の車輛用に対してモジュールの性能及び位置を最適に調整することができる。
本開示のモジュールは、他のエアバッグモジュールに設けられた様々な強化(enhancement)用の部材、装置あるいは手段の使用を妨げないということに着目すべきである。かくして、本モジュールは、クッション押圧手段、クッションシュート、熱シールド、能動的又は受動的通気ハウジング、二段階クッション、2段インフレータ等の、しかしこれらに限定されない強化手段を使用できる。
更に、「第1」、「第2」、及び「第3」などといった用語は、本明細書中では、同様の及び/又は類似の(又は等価の)機能を実行する変更エレメントについて使用できるということに着目すべきである。こうした変更は、特段の記載がない限り、変更したエレメントに対する空間的、順次的、又はヒエラルキーをなした順序を意味しない。
本発明を例示の実施例を参照して説明したが、本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更を行うことができ、そのエレメントを等価物と交換できるということは当業者には理解されよう。更に、特定の状況又は材料を本発明の教示に適合するため、本発明の要旨から逸脱することなく、多くの変更を行うことができる。
従って、本発明は、本発明を実施する上で最良の態様であると考えられる開示の特定の実施例に限定されず、本発明は、添付の特許請求の範囲の範疇の全ての実施例を含む。
10 エアバッグモジュール
12 ハウジング
14 クッション
16 インフレータ
18 第1チャンバ
20 第2チャンバ
22 連結点
24 保持ロッド
26 キー溝
28 取り付け穴
30 クッション展開開口部
32 インストルメントパネル
34 ブラケット
36 展開扉
12 ハウジング
14 クッション
16 インフレータ
18 第1チャンバ
20 第2チャンバ
22 連結点
24 保持ロッド
26 キー溝
28 取り付け穴
30 クッション展開開口部
32 インストルメントパネル
34 ブラケット
36 展開扉
Claims (38)
- エアバッグモジュール(10)で使用するための細長いハウジング(12)であって、
第1壁(54)と、
第2壁(56)と、
前記ハウジングによって第1幅が形成されるように、前記第1及び第2の壁を接合する底壁(57)と、
前記底壁の反対側のクッション展開開口部(30)とを備え、
前記クッション展開開口部は、前記第1壁の第1縁部(15)と前記第2壁の第2縁部(25)との間に形成されており、
前記クッション展開開口部は第2幅を有し、この第2幅は、前記第1幅の約90%の上限及び前記第1幅の約30%の下限によって定められた範囲内にある、細長いハウジング。 - 請求項1に記載の細長いハウジングにおいて、
前記第2幅は、前記第1幅の約33%である、細長いハウジング。 - 請求項1に記載の細長いハウジングにおいて、
前記第2幅は、前記第1幅の約66%である、細長いハウジング。 - 請求項1に記載の細長いハウジングにおいて、
前記細長いハウジングは内部領域を形成しており、
前記細長いハウジングの内部領域は、
前記エアバッグモジュールの膨張可能なクッション(14)を膨張するためのインフレータ(16)を受け入れるように形成された第1チャンバ(18)と、
前記膨張可能なクッションを受け入れるように形成された第2チャンバ(20)とを備えている、細長いハウジング。 - 請求項4に記載の細長いハウジングにおいて、
前記内部領域は、さらに、
前記底壁から垂下し、前記第1チャンバを前記第2チャンバから分離する中央壁(59)を備えている、細長いハウジング。 - 請求項5に記載の細長いハウジングにおいて、
前記第1チャンバは、前記第2チャンバと流体連通している、細長いハウジング。 - 請求項1に記載の細長いハウジングにおいて、
前記第1壁は、前記細長いハウジングによって形成される第1平面(53)に対して、第1角度(52)で配置されている、細長いハウジング。 - 請求項7に記載の細長いハウジングにおいて、
前記第1角度は、約10°乃至約80°によって定められた範囲内にある、細長いハウジング。 - 請求項8に記載の細長いハウジングにおいて、
前記第1角度は、約45°である、細長いハウジング。 - 請求項7に記載の細長いハウジングにおいて、
前記第2壁は、前記細長いハウジングによって形成される第2平面(55)に関して第2角度(58)で配置されている、細長いハウジング。 - 請求項10に記載の細長いハウジングにおいて、
前記第2角度は、約0°乃至約60°によって定められた範囲内にある、細長いハウジング。 - 請求項10に記載の細長いハウジングにおいて、
前記クッション展開開口部の前記第2幅は、前記第1の角度と第2の角度とで決まる、細長いハウジング。 - 請求項4に記載の細長いハウジングにおいて、
前記第1角度は、前記インフレータから膨張ガスを選択された方向に差し向けるように形成された、細長いハウジング。 - 請求項4に記載の細長いハウジングにおいて、
前記第1のチャンバと前記第2のチャンバは、前記膨張可能なクッションが圧力下で展開されるように形成されている、細長いハウジング。 - 請求項4に記載の細長いハウジングにおいて、
前記膨張可能なクッションは、前記第2チャンバ内に折り畳み状態で収納されており、前記第1及び第2のチャンバは、前記膨張可能なクッションが、前記折り畳んだ状態の折り畳み形状の影響を受けないように形成されている、細長いハウジング。 - 請求項15に記載の細長いハウジングにおいて、
前記折り畳み形状は、水平に扇子状に折り畳んだ形状、ロール状に折り畳んだ形状、及び垂直に折り畳んだ形状からなる群から選択される、細長いハウジング。 - 請求項1に記載の細長いハウジングにおいて、
前記細長いハウジングが、インストルメントパネル(32)に設置されたとき、
前記第2壁の前記第2縁部は、インストルメントパネル(32)の下方に所定距離のところに位置決めできる、細長いハウジング。 - 請求項17に記載の細長いハウジングにおいて、
前記所定距離は、約20mmである、細長いハウジング。 - 請求項1に記載の細長いハウジングにおいて、
前記第2幅により、前記ハウジングを、車輛のインストルメントパネル(32)に、前記第2壁が前記車輛のフロントガラス(38)から離れた所定位置にあるように設置でき、
前記所定位置は、実質的に球状の領域(48)の最も前方の位置(49)よりも前記フロントガラスに近い、細長いハウジング。 - 請求項19に記載の細長いハウジングにおいて、
前記実質的に球状の領域の前記最も前方の位置は、前記第2領域が前記フロントガラス及び前記インストルメントパネルと接触する点によって定められる、細長いハウジング。 - エアバッグモジュール(10)であって、
ハウジング(12)を備えており、前記ハウジング(12)は、第1チャンバ(18)と、第2チャンバ(20)と、前記ハウジングの一端に設けられた展開開口部(30)と、前記第1チャンバの一端に設けられた膨張ガス開口部とを形成しており、
前記展開開口部は第1幅を有し、前記ハウジングは第2幅を有し、
前記第1幅は、前記第2幅の約90%の上限及び前記第2幅の約30%の下限によって定められた範囲内にあり、
前記エアバッグモジュール(10)は、また、
所定量の膨張ガスを前記第1チャンバに提供するためのインフレータ(16)と、
前記第2チャンバに折り畳み状態で収納された膨張可能なクッション(14)とを備えており、
前記膨張可能なクッションは、前記量の前記膨張ガスにより前記膨張可能なクッションを前記ハウジングから前記展開開口部を通して展開するように、前記膨張ガス開口部を横切って形成された膨張開口部を有する、エアバッグモジュール。 - 請求項21に記載のエアバッグモジュールにおいて、
前記第1幅は、前記第2幅の約33%の下限及び前記第2幅の約66%の上限によって定められた範囲内にある、エアバッグモジュール。 - 請求項21に記載のエアバッグモジュールにおいて、
前記モジュールは、車輛のインストルメントパネル(32)に形成された展開扉(36)と間隔が隔てられて対面した関係で、前記車輛のインストルメントパネル(32)に設置でき、
前記ハウジングは、前記展開開口部が前記展開扉と近接するように、前記展開扉に関して位置決めされており、
前記量の前記膨張ガスにより、前記膨張可能なクッションを前記ハウジングから前記展開開口部を通して展開し、前記展開扉を開放する、エアバッグモジュール。 - 請求項23に記載のエアバッグモジュールにおいて、
前記展開扉は、前記車輛のフロントガラス(48)と近接した前縁(44)と、前記フロントガラスから離れた後縁(46)とを有しており、
前記展開扉は、この展開扉の開放中に前記後縁が扉開放経路(40)に沿って移動するように、前記前縁を中心として枢動する、エアバッグモジュール。 - 請求項24に記載のエアバッグモジュールにおいて、
前記扉開放経路は、前記フロントガラスと前記インストルメントパネルと第2領域(48)とによって境界付けられた第1領域(42)により形成される、エアバッグモジュール。 - 請求項25に記載のエアバッグモジュールにおいて、
前記扉開放経路は、前記フロントガラス及び前記第2領域のいずれか又は両方に当たらない、エアバッグモジュール。 - 請求項26に記載のエアバッグモジュールにおいて、
前記第2領域は、約82mmの半径を有し、
前記第2領域は、最も前側の点(49)を形成しており、
前記第2領域の前記最も前側の点は、前記フロントガラス及び前記インストルメントパネルと接触した前記第2領域によって形成される、エアバッグモジュール。 - 請求項21に記載のエアバッグモジュールにおいて、
中央壁(59)が、前記第1チャンバを前記第2チャンバから分離しており、
前記第1チャンバは、第1壁(54)及び前記中央壁の第1側によって形成されており、
前記第2チャンバは、第2壁(56)及び前記中央壁の第2側によって形成されている、エアバッグモジュール。 - 請求項28に記載のエアバッグモジュールにおいて、
前記第1壁は、前記ハウジングにより形成される第1平面(54)に対して第1角度(52)で配置されている、エアバッグモジュール。 - 請求項29に記載のエアバッグモジュールにおいて、
前記第2壁は、前記ハウジングにより形成される第2平面(55)に対して第2角度(58)で配置されている、エアバッグモジュール。 - 請求項30に記載のエアバッグモジュールにおいて、
前記クッション展開開口部の前記第1幅は、前記第1の角度及び第2の角度で決まる、エアバッグモジュール。 - 請求項29に記載のエアバッグモジュールにおいて、
前記第1角度は、前記第1壁が前記量の前記膨張ガスを選択された方向に差し向けるように形成されている、エアバッグモジュール。 - 請求項24に記載のエアバッグモジュールにおいて、
前記第1壁は、前記ハウジングにより形成される第1平面(54)に対して第1角度(52)で配置されており、
前記第1角度は、前記フロントガラスの傾斜(51)とほぼ等しいか或いはそれよりも僅かに小さい、エアバッグモジュール。 - 請求項24に記載のエアバッグモジュールにおいて、
前記ハウジングは、前記第1チャンバの一部が前記フロントガラスに近接して配置されるように形成されている、エアバッグモジュール。 - 請求項21に記載のエアバッグモジュールにおいて、
前記膨張可能なクッションは、前記第1及び第2のチャンバによる圧力の作用で展開する、エアバッグモジュール。 - 請求項21に記載のエアバッグモジュールにおいて、
前記膨張可能なクッションの前記折り畳み状態は、前記第1及び第2のチャンバにより、前記膨張可能なクッションの折り畳み形状の影響を受けない、エアバッグモジュール。 - 請求項36に記載のエアバッグモジュールにおいて、
前記折り畳み形状は、水平に扇子状に折り畳んだ形状、ロール状に折り畳んだ形状、及び垂直に折り畳んだ形状からなる群から選択される、エアバッグモジュール。 - 請求項21に記載のエアバッグモジュールにおいて、
前記第1チャンバは、実質的に弧状の断面形状を有しており、
前記第2チャンバは、実質的に矩形の断面形状を有している、エアバッグモジュール。
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