JP2005527608A - マイクロカプセル製剤 - Google Patents

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JP2005527608A JP2004506542A JP2004506542A JP2005527608A JP 2005527608 A JP2005527608 A JP 2005527608A JP 2004506542 A JP2004506542 A JP 2004506542A JP 2004506542 A JP2004506542 A JP 2004506542A JP 2005527608 A JP2005527608 A JP 2005527608A
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Abstract

本発明は、A)〔平均層厚さが5から20nmの間であるポリ尿素および/またはポリウレタンからなるシェルと、カプセル充填物としての少なくとも1種類の浸透促進剤と、および場合により添加剤とを有する〕マイクロカプセルの粒子状分散相、ならびにB)〔少なくとも1種類の固体の農芸化学活性物質と、添加剤と、水と、および場合により周囲温度で液体である1種類以上の農芸化学活性物質とを含有する〕懸濁液とからなる新規なマイクロカプセル製剤に関する。本発明は、前記マイクロカプセル製剤の製造方法および農芸化学物質を適用するためのその使用にも関する。

Description

本発明は、新規なマイクロカプセル製剤、それらの調製方法および農芸化学活性化合物の適用のためのそれらの使用に関する。
農芸化学活性化合物のすぐ使用可能な噴霧混合物を浸透剤または浸透剤配合物で処理し、続いてこれらの混合物を適用することによって、農芸化学活性化合物の生物活性が増大することは既に知られている。しかし、この方法の欠点は、適用直前に成分を混合する必要があることである。これは、製剤中での浸透剤の均一な分散が常に実現されるわけではないことを意味する。さらに、成分の正確な計量供給が複雑になる。
さらに、農芸化学活性化合物および従来の添加剤以外に、製剤中に浸透剤を含む植物処理組成物も既に開示されている。しかし、この種の製剤は、実際の使用には安定性が不十分であることが多い。したがって、多くの場合に、かなりの量の活性化合物の結晶の形成が確認され、これによって、噴霧混合物使用に悪影響が生じるか、または実際に使用が不可能になる。
マイクロカプセル製剤であって、
上記製剤は、
A)マイクロカプセルの粒子状分散相、および
B)懸濁液
からなり、
上記マイクロカプセルの粒子状分散相は、
・5から20nmの間の平均層厚さを有するポリ尿素および/またはポリウレタンの被膜を有し、
・−少なくとも1種類の浸透剤、および
−適切である場合、添加剤
をカプセル充填剤として含み、
上記懸濁液は、
・少なくとも1種類の固体農芸化学活性化合物、
・添加剤、
・水、および
・適切である場合、室温で液体である1種またはそれ以上の農芸化学化合物
を含む
前記製剤を見いだした。
さらに、本発明によるマイクロカプセル製剤は、
a)第一のステップにおいて、
・少なくとも1種類の浸透剤と、
・脂肪族イソシアネート、芳香族イソシアネート、脂環式イソシアネートおよび/または式
Figure 2005527608
のイソシアネートの群からの少なくとも1種類のポリイソシアネートと、および
・適切である場合には、添加剤と
の混合物を、
・1種類以上の保護コロイドと、
・水と、および
・適切である場合、1種類以上の乳化剤と
の水相中に分散させること、
b)第2のステップにおいて、少なくとも1種類のジアミン、ポリアミン、ジアルコール、ポリアルコールおよび/またはアミノアルコールを、得られた混合物に加えること、
c)第3のステップにおいて、適切である場合、液相のすべてまたは一部から得られたマイクロカプセル分散体を取り出し、続いて、
・少なくとも1種類の固体農芸化学活性化合物と、
・添加剤と、および
・適切である場合、室温で液体である1種類以上の農芸化学活性化合物との懸濁液とともに撹拌すること
によって調製可能であることも発見した。
さらに、本発明によるマイクロカプセル製剤は、存在する農芸化学活性化合物を植物および/またはそれらの環境に適用するのに非常に好適であることが分かった。
最後に、
・5および20nmの間の平均層厚さを有するポリ尿素および/またはポリウレタンの被膜と、
・カプセル充填物として、
−少なくとも1種類の浸透剤と、および
−適切である場合、添加剤とを、
適切である場合、
・1種類以上の希釈剤および/または
・添加剤との混合物として、
有するマイクロカプセル製剤が、植物処理組成物の有効性を向上させるのに非常に好適であることが分かった。
驚くべきことに、本発明によるマイクロカプセル製剤は、浸透剤が存在しない対応する活性化合物懸濁液よりも、存在する農芸化学活性化合物のバイオアベイラビリティーが顕著に優れ迅速であることを示す。従来技術によれば、透過剤は製剤中で自由に利用できる場合にのみ完全に活性となると考えられていた。しかし予想とは反対に、マイクロカプセル化された浸透剤でも、農芸化学活性化合物のバイオアベイラビリティーを同程度まで増加させることが可能である。
本発明によるマイクロカプセル製剤は、一連の利点を特徴とする。すなわち、マイクロカプセル化された浸透剤と活性化合物と懸濁液の生成物の組み合わせは、すぐに使用可能な形態で製造業者によって容易に販売することができる。使用直前にタンク混合物の困難な調製は必要ではない。別の利点は、本発明によるマイクロカプセル製剤が、実施条件下で保管しても安定であることである。
本発明によるマイクロカプセル製剤は、分散相中にマイクロカプセルが存在すること、および懸濁液が含む成分において特徴がある。
本発明による製剤中のマイクロカプセルの被膜は、ポリ尿素および/またはポリウレタンであり、これらは1種類以上のポリイソシアネートを、ジアミン、ポリアミン、ジアルコール、ポリアルコールおよび/またはアミノアルコールと反応させることによって作成される。
好適なイソシアネートは、脂肪族、脂環式および芳香族の、ジイソシアネートまたはポリイソシアネート、ならびに式
Figure 2005527608
のイソシアネートである。
挙げることができる例は、
ヘキサン1,6−ジイソシアネート、
4,4’−メチレン−ビス−シクロヘキシルイソシアネート、
トルイレンジイソシアネート、
式(I)の2H−1,3,5−オキサジアジン−2,4,6−(3H,5H)−トリオン−3,5−ビス−(6−イソシアナト−ヘキサ−1−イル)、
ジフェニルメタンジイソシアネート、ならびにそれらの異性体および官能基数がより多い同族体である。
反応物質として好適なアミンは、好ましくは、脂肪族および脂環式の第1級および第2級のジアミンおよびポリアミンである。挙げることができる例は、
1,2−ジアミノエタン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ビス−(3−アミノプロピル)−アミン、ビス−(2−メチルアミノエチル)メチルアミン、1,4−ジアミノシクロヘキサン、3−アミノ−1−メチルアミノプロパン、N−メチル−ビス−(3−アミノプロピル)アミン、1,4−ジアミノ−n−ブタン、1,6−ジアミノ−n−ヘキサンおよび炭酸グアニジンである。
好ましくは前述のイソシアネートと水との反応によって形成されるアミンも好ましい。
反応物質として好適なアルコールは、好ましくは、第1級および第2級の脂肪族のジアルコールまたはポリアルコールである。挙げることができる例は、
エタンジオール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、グリセロールおよびジエチレングリコールである。
反応物質としてさらに好ましいものは、トリエタノールアミンなどの脂肪族アミノアルコールである。
本発明による製剤のマイクロカプセル中に存在する好適な浸透剤は、植物中への農芸化学物質の浸透を向上させることができるあらゆる従来の物質である。以下のものが好ましく好適である:鉱油、植物油、植物油のエステル、酸部分中に10から20個の炭素原子およびアルコール部分中に1から10個の炭素原子を有する脂肪酸エステル、酸部分中に4から12個の炭素原子およびアルコール部分中に1から8個の炭素原子を有する飽和または不飽和のジカルボン酸のエステル、各アルコール部分中に1から8個の炭素原子を有する芳香族ジカルボン酸のエステル、ならびにアルカノールアルコキシレート。
挙げることができる浸透剤の例は、
鉱油、
ナタネ油、ヒマワリ油、トウモロコシ油、アマニ油、カブラナタネ油、オリーブ油、綿実油、
ナタネ油メチルエステル、ナタネ油エチルエステル、カブラナタネ油メチルエステル、カブラナタネ油エチルエステル、
ラウリン酸エチルヘキシル、
コハク酸ジブチル、アジピン酸ジブチル、フタル酸ジブチル、および式
R−O−(AO)m−R (I)
(上式中、
Rは、4から20個の炭素原子を有する直鎖または分岐のアルキルまたはアルキレンを表し、
AOは、エチレンオキシド基、プロピレンオキシド基、ブチレンオキシド基、あるいはエチレンオキシドおよびプロピレンオキシド基またはブチレンオキシド基の混合物を表し、
mは、1から30の数を表し、
は、水素、または1から4個の炭素原子を有するアルキルを表す。)
のアルカノールアルコキシレートである。
浸透剤の特に好ましい群は、下記式のアルカノールアルコキシレートである。
Figure 2005527608
(上式中、
Rは前述の意味を有し、
EOは−CH−CH−O−を表し、
POは、
Figure 2005527608
を表し、
pは0から3の数を表し、
qは1から6の数を表し、
は、水素、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピルまたはn−ブチル、i−ブチルを表す。)
浸透剤のさらに特に好ましい群は、下記式のアルカノールアルコキシレートである。
R−O−(−PO−)−(EO−)−R (Ib)
(上式中、
Rは前述の意味を有し、
EOは−CH−CH−O−を表し、
POは、
Figure 2005527608
を表し、
rは1から6の数を表し、
sは1から3の数を表し、
は、メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチルまたは水素を表す。)
浸透剤のさらに特に好ましい群は、下記式のアルカノールアルコキシレートである。
CH−(CH−CH−O−(−CH−CH−O−)−R (Ic)
(上式中
tは8から13の数を表し、
uは0から3の数を表し、
は、水素、メチル、エチル、n−プロピルまたはn−ブチルを表す。)
上記式において、
Rは、好ましくはブチル、i−ブチル、n−ペンチル、i−ペンチル、ネオペンチル、n−ヘキシル、i−ヘキシル、n−オクチル、i−オクチル、2−エチル−ヘキシル、ノニル、i−ノニル、デシル、n−ドデシル、i−ドデシル、ラウリル、ミリスチル、i−トリデシル、トリメチルノニル、パルミチル、ステアリルまたはエイコシルを表す。
式(Ib)のアルカノールアルコキシレートの例として、下記式の2−エチルヘキシルアルコキシレートを挙げることができる。
Figure 2005527608
(上式中、
EOは−CH−CH−O−を表し、
POは、
Figure 2005527608
を表し、
数6および3は平均である。)
式(Ic)の特に好ましいアルカノールアルコキシレートは、この式中、
tが9から12の数を表し、
uが0から3の数を表す、
化合物である。
これらのアルカノールアルコキシレートは、上記式による一般的な用語で定義される。これらの物質は、上述の種類の異なる鎖長の材料の混合物である。このことが、計算される指数が平均である理由であり、このため整数以外にもなりうる。
挙げることができる例は、式中の、
tが平均値10.5を表し、
uが平均値3.0を表し、
がメチルを表す、
式(Ic)のアルカノールアルコキシレートである。
上述の式のアルカノールアルコキシレートは公知であるか、または公知の方法(国際公開第98/35553号パンフレット、国際公開第00/35278号パンフレット、および欧州特許第0 681 865号明細書)によって調製することができる。
本発明による製剤のマイクロカプセル中に存在することができる好適な添加剤は、乳化剤および不活性有機溶媒である。
好ましくは、好適な乳化剤は、陰イオン性または中性の乳化剤である。挙げることができる例は、スチリルフェノールアルコキシレートである。
存在することができる不活性有機溶媒は、好ましくは、芳香族炭化水素、たとえばトルエン、キシレンまたはソルベッソ(Solvesso)(登録商標)である。
本発明による製剤中、マイクロカプセル以外に存在する懸濁液は、室温で固体である1種類以上の農芸化学活性化合物を含む。農芸化学活性化合物は、本発明の状況では、殺真菌剤、殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、軟体動物駆除剤、除草剤および植物成長調整剤を意味するものと理解されたい。
殺真菌剤の例としては、
2−アニリノ−4−メチル−6−シクロプロピルピリミジン;2’,6’−ジブロモ−2−メチル−4’−トリフルオロメトキシ−4’−トリフルオロメチル−1,3−チアゾール−5−カルボキサニリド;2,6−ジクロロ−N−(4−トリフルオロメチルベンジル)ベンズアミド;(E)−2−メトキシイミノ−N−メチル−2−(2−フェノキシフェニル)−アセトアミド;8−ヒドロキシキノリン硫酸塩;(E)−2−{2−[6−(2−シアノフェノキシ)−ピリミジン−4−イルオキシ]フェニル}−3−メトキシアクリル酸メチル;(E)−メトキシイミノ[α−(o−トリルオキシ)−o−トリル]酢酸メチル;2−フェニルフェノール(OPP)、アンプロピルホス、アニラジン、アザコナゾール、ベナラキシル、ベノダニル、ベノミル、ビナパクリル、ビフェニル、ビテルタノール、ブラスチシジン−S、ブロムコナゾール、ブピリメート、ブチオベート、
カルシウムポリスルフィド、カプタホル、カプタン、カルベンダジム、カルボキシン、キノメチオネート、クロロネブ、クロロピクリン、クロロタロニル、クロゾリネート、クフラネブ、シモキサニル、シプロコナゾール、シプロフラム、カルプロパミド、ジクロロフェン、
ジクロブトラゾール、ジクロフルアニド、ジクロメジン、ジクロラン、ジエトフェンカルブ、ジフェノコナゾール、ジメチリモール、ジメトモルフ、ジニコナゾール、ジノカップ、ジフェニルアミン、ジピリチオン、ジタリムホス、ジチアノン、ドジン、ドラゾキソロン、
エポキシコナゾール、エチリモール、エトリジアゾール、
フェナリモル、フェンブコナゾール、フェンフラム、フェニトロパン、フェンピクロニル、フェンチンアセタート、フェンチンヒドロキシド、ファーバム、フェリムゾン、フルアジナム、フルジオキソニル、フルオロミド、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルスルファミド、フルトラニル、フルトリアフォル、ホルペット、ホセチル−アルミニウム、フサライド、フベリダゾール、フララキシル、フルメシクロックス、フェンヘキサミド、グアザチン、
ヘキサクロロベンゼン、ヘキサコナゾール、ヒメキサゾール、イマザリル、イミベンコナゾール、イミノクタジン、イプロベンホス(ibp)、イプロジオン、イソプロチオラン、イプロバリカルブ、
カスガマイシン、
マンコッパー、マンコゼブ、マンネブ、メパニピリム、メプロニル、メタラキシル、メトコナゾール、メタスルホカルブ、メトフロキサム、メチラム、メトスルフォバックス、ミクロブタニル、
ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル、ニトロタル−イソプロピル、ヌアリモル、
オフレース、オキサジキシル、オキサモカルブ、オキシカルボキシン、
ペフラゾエート、ペンコナゾール、ペンシクロン、ホスダイフェン、ピマリシン、ピペラリン、ポリオキシン、プロベナゾール、プロクロラズ、プロシミドン、プロパモカルブ、プロピコナゾール、プロピネブ、ピラゾホス、ピリフェノックス、ピリメタニル、ピロキロン、
キントゼン(PCNB)、キノキシフェン、
テブコナゾール、テクロフタラム、テクナゼン、テトラコナゾール、チアベンダゾール、チシオフェン、チオファネート−メチル、チラム、トクロホス−メチル、トリルフルアニド、トリアジメホン、トリアジメノール、トリアゾキシド、トリクラミド、トリシクラゾール、トリフルミゾール、トリフォリン、トリチコナゾール、トリフロキシストロビン、
バリダマイシンA、ビンクロゾリン、
ジネブ、ジラム、
2−[2−(1−クロロシクロプロピル)−3−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル]−2,4−ジヒドロ−[1,2,4]−トリアゾール−3−チオン、
3−(1−[2−(4−[2−クロロフェノキシ]−5−フルオロピリミド−6−イルオキシ)−フェニル]−1−(メトキシイミノ)−メチル]−5,6−ジヒドロ−1,4,2−ジオキサジン、および
N−メチル−2−(2−[6−(3−クロロ−2−メチルフェノキシ)−5−フルオロピリミド−4−イルオキシ]フェニル)−2−メトキシイミノアセトアミドが挙げられる。
挙げることができる殺菌剤の例は、
ブロノポル、ジクロロフェン、ニトラピリン、オクチリノン、フランカルボン酸、オキシテトラサイクリン、プロベナゾール、テクロフタラムである。
挙げることができる殺虫剤、殺ダニ剤および殺線虫剤の例は、
アバメクチン、アセフェート、アセタミプリド、アクリナトリン、アラニカルブ、アルジカルブ、アルファメトリン、アミトラズ、アベルメクチン、AZ 60541、アザジラクチン、アジンホスA、アジンホスM、アゾシクロチン、4−ブロモ−2−(4−クロロフェニル)−1−(エトキシメチル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピロール−3−カルボニトリル、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、ベンスルタップ、β−シフルトリン、ビフェントリン、BPMC、ブロフェンプロクス、ブロモホスA、ブフェンカルブ、ブプロフェジン、ブトカルボキシン、ブチルピリダベン、カズサホス、カルバリル、カルボフラン、カルボフェノチオン、カルボスルファン、カルタップ、クロエトカルブ、クロルエトキシフォス、クロルフルアズロン、クロルメホス、N−[(6−クロロ−3−ピリジニル)−メチル]−N’−シアノ−N−メチルエタンイミドアミド、クロルピリホス、クロルピリホスM、cis−レスメトリン、クロシトリン、クロフェンテジン、シアノホス、シクロプロトリン、シフルトリン、シハロトリン、シヘキサチン、シペルメトリン、シロマジン、クロチアニジン、
デルタメトリン、デメトン−M、デメトン−S、デメトン−S−メチル、ジアフェンチウロン、ダイアジノン、ジクロフェンチオン、ジクロルボス、ジクリホス、ジクロトポス、ジエチオン、ジフルベンズロン、ジメトエート、ジメチルビンホス、ジオクサチオン、
エマメクチン、エスフェンバレレート、エチオフェンカルブ、エトフェンプロックス、エトプロホス、
フェナミホス、フェナザキン、酸化フェンブタスズ、フェノブカルブ、フェノチオカルブ、フェノキシカルブ、フェンプロパトリン、フェンピラド、フェンピロキシメート、フェンバレレート、フィプロニル、フルアズロン、フルシクロクスロン、フルシトリネート、フルフェノクスロン、フルフェンプロックス、フルバリネート、ホノホス、ホルモチオン、ホスチアゼート、フブフェンプロックス、フラチオカルブ、
HCH、ヘプテノホス、ヘキサフルムロン、ヘキシチアゾックス、
イミダクロプリド、イプロベンホス、イサゾホス、イソフェンホス、イソプロカルブ、イソキサチオン、イベルメクチン、λ−シハロトリン、ルフェヌロン、
メカルバム、メビンホス、メスルフェンホス、メタアルデヒド、メタクリホス、メタミドホス、メチダチオン、メチオカルブ、メトミル、メトルカルブ、ミルベメクチン、モノクロトホス、モキシデクチン、
ナレド、NC 184、ニテンピラム、
オキサミル、オキシデプロホス、
ペルメトリン、ホサロン、ホスメット、ホスファミドン、ピリミカーブ、プロフェノホス、プロメカルブ、プロパホス、プロポキスル、プロチオホス、プロトエート、ピメトロジン、ピラクロホス、ピリダフェンチオン、ピレスメトリン、ジョチュウギク、ピリダベン、ピリミジフェン、ピリプロキシフェン、キナルホス、
サリチオン、セブホス、シラフルオフェン、スルホテップ、
テブフェノジド、テブフェンピラド、テブピリミホス、テフルベンズロン、テフルトリン、テメホス、テルバム、テトラクロルビンホス、チアクロプリド、チアフェノックス、チアメトキサム、チオジカルブ、チオファノックス、チオメトン(thiomethon)、スリンジエンシン(thuringiensin)、トラロメトリン、トランスフルトリン、トリアラテン(triarathen)、トリアズロン(triazuron)、トリクロルホン、トリフルムロン、トリメタカルブ、バミドチオン、XMC、キシリルカルブ、ゼータメトリン(zetamethrin)である。
挙げることができる軟体動物駆除剤の例は、メタアルデヒドおよびメチオカルブである。
挙げることができる除草剤の例は、
アニリド類、たとえば、ジフルフェニカンおよびプロパニル;アリールカルボン酸、たとえば、ジクロロピコリン酸、ジカンバおよびピクロラム;アリールオキシアルカン酸、たとえば2,4−D、2,4−DB、2,4−DP、フルオキシピル、MCPA、MCPPおよびトリクロピル;アリールオキシフェノキシアルカン酸エステル、たとえば、ジクロホップ−メチル、フェノキサプロップ−エチル、ハロキシホップ−メチルおよびキザロホップ−エチル;アジノン類、たとえば、クロリダゾンおよびノルフラゾン;カルバメート類、たとえば、クロルプロファム、デスメディファム、フェムネジファム(phemnedipham)およびプロファム;クロロアセトアニリド類、たとえば、アラクロール、メタザクロール、プレチラクロールおよびプロパクロール;ジニトロアニリン類、たとえば、オリザリン、ペンディメタリンおよびトリフルラリン;ジフェニルエーテル類、たとえば、アシフルオルフェン、ビフェノックス、フルオログリコフェン、ホメサフェン、ハロサフェン、ラクトフェンおよびオキシフルオルフェン;尿素類、たとえば、クロルトルロン、ジウロン、フルメツロン、イソプロツロン、リニュロンおよびメタベンズチアズロン;ヒドロキシルアミン類、たとえば、アロキシジム、クレトジム、シクロキシジム、セトキシジムおよびトラルコキシジム;イミダゾリノン類、たとえば、イマゼタピル、イマザメタベンズ、イマザピルおよびイマザキン;ニトリル類、たとえば、ブロモキシニル、ジクロベニルおよびイオキシニル;オキシアセトアミド類、たとえば、メフェナセット;スルホニル尿素類、たとえばアミドスルフロン、ベンスルフロン−メチル、クロリムロン−エチル、クロルスルフロン、シノスルフロン、メトスルフロン−メチル、ニコスルフロン、プリミスルフロン、ピラゾスルフロン−エチル、チフェンスルフロン−メチル、トリアスルフロンおよびトリベヌロン−メチル;チオカルバメート類、たとえば、ブチレート、シクロエート、ジアレート、EPTC、エスプロカルブ、モリネート、プロスルホカルブおよびトリアラート;トリアジン類、たとえば、アトラジン、シアナジン、シマジン、シメトリン、テルブトリンおよびテルブチラジン;トリアジノン類、たとえば、ヘキサジノン、メタミトロンおよびメトリブジン;その他、たとえば、アミノトリアゾール、ベンフレセート、ベンタゾン、シンメチリン、クロマゾン、クロピラリド、ジフェンゾコート、ジチオピル、エトフメセート、フルオロクロリドン(fluorochloridone)、グルホシネート、グリホサート、イソキサベン、ピリデート、キンクロラック、キンメラック、スルホセート、トリジファン、スルコトリオンおよびプロポキシカルバゾン−ナトリウムである。挙げることができるその他のものは、4−アミノ−n−(1,1−ジメチルエチル)−4,5−ジヒドロ−3−(1−メチルエチル)−5−オキソ−1H−1,2,4−トリアゾール−1−カルボキサミド、および安息香酸2−((((4,5−ジヒドロ−4−メチル−5−オキソ−3−プロポキシ−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)カルボニル)アミノ)スルホニル)メチルエステルである。
挙げることができる植物成長調整剤の例は、塩化クロルコリンおよびエテホンである。
本発明による製剤の水性懸濁液中に存在することができる好適な添加剤は、乳化剤、分散剤、ポリビニルアルコール、保護コロイド、消泡剤、防腐剤および増粘剤である。この場合、懸濁液は1種類以上の添加剤を含む。
本発明の目的に好適な乳化剤および分散剤は、好ましくは、界面活性を有する非イオン性および陰イオン性の材料である。
挙げることができる非イオン性乳化剤の例は、名称プルロニックPE10 100(Pluronic PE 10 100)(BASF)、およびアトロックス4913(Atlox 4913)(Uniqema)で知られる製品である。好適な別のものは、トリスチリルフェノールエトキシレートおよびN−アルキルピロリドンである。挙げることができる陰イオン性乳化剤の例は、リグノスルホネート、ナフタレンスルホン酸/ホルムアルデヒド縮合物、バイエルAG(Bayer AG)より市販される名称バイカノールSL(Baykanol SL)(=スルホン化ジトリルエーテルとホルムアルデヒドとの縮合物)、およびリン酸化または硫酸化トリスチリルフェノールエトキシレートであり、特に、ソプロホルSLK(Soprophor SLK)およびソプロホル4D384(Soprophor 4D 384)(ローディア(Rhodia))が挙げられる。
保護コロイドは、この目的で植物処理組成物中に従来使用することができるあらゆる材料である。以下のものを使用すると好ましい:
ポリビニルアルコール、リグノスルホネート、セルロース誘導体、アラビアゴム、ポリビニルアルコールとアラビアゴムとの混合物、ポリビニルピロリドン、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ならびにナフタレンスルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合物。
好適な増粘剤は、この目的で植物処理組成物中に従来使用することができるあらゆる物質である。好ましくは、ケルザン(Kelzan)(登録商標)(キサンタン系揺変性増粘剤)、シリカおよびアタパルジャイトである。
好適な防腐剤は、この目的で植物処理組成物中に通常存在するあらゆる物質である。挙げることができる例は、プレベントール(Preventol)(登録商標)(バイエルAG)およびプロキセル(Proxel)(登録商標)である。
好適な消泡剤は、この目的で植物処理組成物中に従来使用することができるあらゆる物質である。好ましくは、ポリジメチルシロキサンなどのシラン誘導体およびステアリン酸マグネシウムを挙げることができる。
本発明による製剤の水性懸濁液は、室温で液体である1種類以上の農芸化学活性化合物をさらに含むことができる。
本発明によるマイクロカプセル製剤の組成は、広い範囲内で変動させることができる。一般に、カプセル化された分散相は、製剤全体を基準にして、10から40重量%の間、好ましくは15から35重量%の間となる。
マイクロカプセルは、カプセル被膜と、カプセル内容物とからなる。カプセル被膜は、一般に壁の厚さが5から20ナノメートル(=nm)の間であり、好ましくは5から12ナノメートルの間である。マイクロカプセルの寸法は、ある範囲内で変動させることができる。たとえば、マイクロカプセルの平均粒径は、一般に1から5μmの間であり、好ましくは2から4μmの間である。平均粒径は、全粒子の質量の50%がこの値より小さく、50%がこの値より大きくなる値として定義される。
カプセル内容物の組成も、同様にある範囲内で変動させることができる。マイクロカプセルの内部は、一般に
−50から100重量%の間、好ましくは70から100重量%の間の浸透剤を含み、
−0から50重量%の間、好ましくは0から30重量%の間の添加剤を含む。
本発明によるマイクロカプセル製剤の水相中の個々の成分の量は、広い範囲で変動させることができる。たとえば、
−固体農芸化学活性化合物の濃度は、一般に5から40重量%の間、好ましくは10および35重量%の量であり、
−添加剤の濃度は、一般に2から15重量%の間、好ましくは3から12重量%の間であり、
−水の濃度は、一般に30から70重量%の間、好ましくは40から60重量%の間であり、
−室温で液体である農芸化学活性化合物の濃度は、一般に0から35重量%の間、好ましくは0から30重量%の間である。
本発明によるマイクロカプセル製剤は、
−マイクロカプセル化を最初に実施し、
−得られたマイクロカプセル分散体を、適切な場合には、液相を部分的または完全に除去した後に、
−所望の組成の懸濁液と混合する、という方法によって調製される。
本発明による方法を実施するために好適な成分は、本発明によるマイクロカプセル製剤の説明と関連して好ましいとして既に挙げているあらゆる成分が好ましい。この場合、これらの成分は、結果として得られる製剤中の個々の成分の濃度が前述した範囲内となるような比率の量で使用される。
本発明による方法の第1のステップの手順では、一般に、少なくとも1種類の浸透剤と、少なくとも1種類のポリイソシアネートと、適切である場合には添加剤との混合物を、適切である場合には1種類以上の乳化剤と、水との混合物中にある保護コロイドの水相中で、激しく撹拌することによって分散させる。この場合、浸透剤のイソシアネートに対する比率をある範囲内で変動させることができる。一般に0.005から0.05重量部の間、好ましくは0.005から0.04重量部の間のイソシアネートが、一般に浸透剤1重量部当たりに使用される。
この混合物を調製する場合、温度をある範囲内で変動させることができる。一般に、この方法は、10℃から100℃の間の温度、好ましくは20℃から90℃の間の温度で実施される。
本発明による方法の第2のステップでは、第1のステップで調製した分散体を、穏やかに撹拌しながら、少なくとも1種類のジアミン、ポリアミン、ジアルコール、ポリアルコールおよび/またはアミノアルコールで処理し、続いて、開始したマイクロカプセル化が終了するまで撹拌を続ける。
この方法の特定の変形では、第1のステップで、イソシアネートを水と反応させてジアミンまたはポリアミンを生成し、続いて得られたジアミンまたはポリアミンを残留するポリイソシアネートと反応させる。この場合、別々の時点でアミンが供給される。
本発明による方法のこの第2のステップを実施する場合、イソシアネートのアミン成分またはアルカノール成分に対する比率を、ある範囲内で変動させることができる。一般に、0.8から1.5当量のアミン成分またはアルカノール成分が、イソシアネート1モル当たりに使用される。イソシアネートおよびアミンまたはアルカノールの量は、イソシアネート基、およびアミノ基またはヒドロキシル基がそれぞれ等モル量で存在するように選択されることが好ましい。
本発明による方法の第2のステップを実施する場合、反応温度を、ある範囲内で変動させることができる。一般に、この方法は、40℃から80℃の間の温度、好ましくは50℃から70℃の間の温度で実施される。
本発明による方法の第3のステップでは、先に生成したマイクロカプセル分散体を、直接使用して、またはあらかじめ濃縮したものに、少なくとも1種類の固体農芸化学活性化合物と、添加剤と、および適切である場合には1種類以上の室温で液体である液体農芸化学活性化合物との懸濁液を加えて撹拌する。マイクロカプセル分散体が濃縮される場合、そのような手順は、低温および減圧下で実施されることが好ましい。
本発明による方法の第3のステップで、マイクロカプセル分散体と撹拌される懸濁液は、農芸化学活性化合物の懸濁液濃縮物である。活性化合物以外に、これらの濃縮物は水および添加剤も含む。
この場合、好適な添加剤は、増粘剤、防腐剤、消泡剤および分散剤である。使用が好ましい物質は、本発明によるマイクロカプセル懸濁液の説明と関連して、好ましい増粘剤、防腐剤、消泡剤および分散剤として既に挙げているあらゆる物質である。この場合に好適な農芸化学活性化合物は、本発明によるマイクロカプセル分散体の説明と関連して、水相の農芸化学成分として既に挙げている化合物である。
マイクロカプセル分散体および懸濁液濃縮物を互いに混合することができる比率は、広い範囲内で変動させることができる。一般に、これらの成分は、農芸化学活性化合物1重量部当たりに0.3から4重量部の間、好ましくは0.5から3重量部の間の浸透剤がマイクロカプセル化された形態の中に存在するように使用される。
本発明による方法の第3のステップを実施する場合も、温度をある範囲内で変動させることができる。一般に、この方法は、10℃から50℃の間の温度、好ましくは10℃から40℃の間の温度で実施される。
一般に、本発明による方法は大気圧下で実施される。
用途に必要なすべての成分が既に存在する本発明によるマイクロカプセル製剤は、上述の方法で調製することができる。しかし、第2のステップの後に、活性化合物懸濁液の濃縮物をマイクロカプセル分散体にさらに加えることは必ずしも必要ではない。代わりに、第2のステップ後に得られたマイクロカプセル分散体を、後の時点で、1種類以上の農芸化学活性化合物の市販の懸濁液に、タンク混合法を使用して加えることもできる。
本発明によるマイクロカプセル製剤は、含有される農芸化学活性化合物を、植物および/またはそれらの環境に適用するのに特に適している。浸透剤が完全に活性となるため、本発明の製剤によって、含有される農芸化学活性化合物が、処理される植物に効率的に浸透する。
本発明によるマイクロカプセル製剤は、そのまま、または水であらかじめ希釈した後のいずれかの実施条件下で使用することができる。この場合、従来方法、すなわち、たとえば注入、散布または噴霧などによって適用が行われる。
本発明によるマイクロカプセル製剤の適用割合を、広い範囲で変動させることができる。これは、対象の農芸化学活性化合物およびマイクロカプセル製剤中のそれらの含有率に依存する。
以下の実施例によって本発明を説明する。
(調製例)
215gのラウリン酸エチルヘキシルと、4.8gのトルイレンジイソシアネートとの混合物を、23℃において1分間で、0.5gのシリコーン消泡剤との混合物としてのポリビニルアルコール(モウイオール26−88(Mowiol 26−88)(登録商標))の1重量%力価水溶液227g中に、10000rpmで分散装置を使用して分散させる。その後、ジエチレントリアミンの50重量%力価水溶液1.9gを加える。得られた反応混合物を、穏やかに撹拌しながら、2時間で70℃に加熱し、70℃でさらに4時間維持する。続いて混合物を室温まで冷却した後、ケルザンS(登録商標)(キサンタン系増粘剤)の2重量%力価水溶液50gと、0.9gの防腐剤(プロキセルGXL(登録商標))とを加える。これによって、ラウリン酸エチルヘキシル含有率が43重量%であり平均粒径が3.9μmである500gのマイクロカプセル製剤が得られる。
215gのラウリン酸エチルヘキシルと、10.0gのエムルガトールL3(Emulgator L3)(N−ドデシルピロリドン)と、6.9gのトルイレンジイソシアネートとの混合物を、23℃において1分間で、0.5gのシリコーン消泡剤との混合物としてのポリビニルアルコール(モウイオール26−88(登録商標))の1重量%力価水溶液217.5g中に、10000rpmで分散装置を使用して分散させる。得られた反応混合物を、穏やかに撹拌しながら、2時間で70℃に加熱し、70℃でさらに4時間維持する。続いて混合物を室温まで冷却した後、ケルザンS(登録商標)(キサンタン系増粘剤)の2重量%力価水溶液50gを加える。これによって、ラウリン酸エチルヘキシル含有率が43重量%であり平均粒径が2.1μmである500gのマイクロカプセル製剤が得られる。
1290gのナタネ油と、6.45gのレネックス36(Renex 36)(登録商標)(ポリエチレンオキシドアルキルエーテル)と、22gのトルイレンジイソシアネートとの混合物を、11℃において1分間で、0.6gのシリコーン消泡剤との混合物としてのポリビニルアルコール(モウイオール26−88(登録商標))の1重量%力価水溶液1442g中に、10000rpmで分散装置を使用して分散させる。その後、ジエチレントリアミンの50重量%力価水溶液8.7gを加える。得られた反応混合物を、穏やかに撹拌しながら、1時間で70℃に加熱し、70℃でさらに4時間維持する。続いて混合物を室温まで冷却した後、ケルザンS(登録商標)(キサンタン系増粘剤)の2重量%力価水溶液225gと、5.5gの防腐剤(プロキセルGXL(登録商標))とを加える。これによって、ナタネ油含有率が32重量%であり平均粒径が3.2μmである3000gのマイクロカプセル製剤が得られる。
135gのナタネ油メチルエステルと、0.07gのエムルガトールL3(N−ドデシルピロリドン)と、2.5gのトルイレンジイソシアネートとの混合物を、15℃において1分間で、0.06gのシリコーン消泡剤との混合物としてのポリビニルアルコール(モウイオール26−88(登録商標))の1重量%力価水溶液138.8g中に、10000rpmで分散装置を使用して分散させる。その後、ジエチレントリアミンの50重量%力価水溶液0.49gを加える。得られた反応混合物を、穏やかに撹拌しながら、1時間で70℃に加熱し、70℃でさらに4時間維持する。続いて混合物を室温まで冷却した後、ケルザンS(登録商標)(キサンタン系増粘剤)の2重量%力価水溶液15gと、それぞれ0.3gのプレベントールD2(登録商標)およびプレベントールD7(登録商標)(防腐剤)とを加える。これによって、ナタネ油メチルエステル含有率が45重量%であり平均粒径が2.9μmである300gのマイクロカプセル製剤が得られる。
120gのナタネ油エチルエステルと、44.7重量%のトルイレンジイソシアネート、35.3重量%のデスモジュール(Desmodur)(登録商標)44V20L、および20重量%のソルベッソ200(登録商標)の溶液3.71gとの混合物を、15℃において1分間で、0.06gのシリコーン消泡剤との混合物としてのポリビニルアルコール(モウイオール26−88(登録商標))の1重量%力価水溶液153.1g中に、8000rpmで分散装置を使用して分散させる。得られた反応混合物を、穏やかに撹拌しながら、1時間で70℃に加熱し、70℃でさらに4時間維持する。続いて混合物を室温まで冷却した後、7.5gの水と、ケルザンS(登録商標)(キサンタン系増粘剤)の2重量%力価水溶液15gと、それぞれ0.3gのプレベントールD2(登録商標)およびプレベントールD7(登録商標)(防腐剤)とを加える。これによって、ナタネ油エチルエステル含有率が40重量%であり平均粒径が2.5μmである300gのマイクロカプセル製剤が得られる。
120gのナタネ油エチルエステルと、2.1gのトルイレンジイソシアネートと、1.6gの4,4’−メチレン−ビス−(シクロヘキシル)イソシアネートとの混合物を、17℃において1分間で、0.06gのシリコーン消泡剤との混合物としてのポリビニルアルコール(モウイオール26−88(登録商標))の1重量%力価水溶液153.1g中に、8000rpmで分散装置を使用して分散させる。得られた反応混合物を、穏やかに撹拌しながら、1時間で70℃に加熱し、70℃でさらに4時間維持する。続いて混合物を室温まで冷却した後、ケルザンS(登録商標)(キサンタン系増粘剤)の2重量%力価水溶液22.5gと、それぞれ0.3gのプレベントールD2(登録商標)およびプレベントールD7(登録商標)(防腐剤)とを加える。これによって、ナタネ油エチルエステル含有率が40重量%であり平均粒径が2.5μmである300gのマイクロカプセル製剤が得られる。
120gのナタネ油エチルエステルと、2.50gのデスモジュールT80(登録商標)(バイエルAG)と、1.21gのヘキサメチレン1,6−ジイソシアネートとの溶液を、23℃において1分間で、0.06gのシリコーン消泡剤との混合物としてのポリビニルアルコール(モウイオール26−88(登録商標))の0.9重量%力価水溶液153.1g中に、8000rpm(回転/分)で分散装置を使用して分散させる。この混合物を、穏やかに撹拌しながら、1時間で70℃に加熱し、70℃でさらに4時間維持する。続いて混合物を室温まで冷却した後、ケルザンS(登録商標)(キサンタン系増粘剤)の2重量%力価水溶液22.5gと、0.6gの防腐剤(0.3gのプレベントールD2(登録商標)および0.3gのプレベントールD7(登録商標))とを加える。これによって、平均粒径が2.51μmであり、平均理論壁厚さ12nmの300gのマイクロカプセル製剤が得られる。
451gのテブコナゾールを、30gのエチレンオキシド/プロピレンオキシドブロックポリマー、1gのシリコーン消泡剤、および296gの水と混合する。この混合物を最初に粗く粉砕し、続いてビーズミルを使用して所望の細かさまで粉砕する。50gのグリセロールと、2gの防腐剤(プレベントールD7(登録商標))と、ケルザンS(登録商標)(キサンタン系増粘剤)の2重量%力価水溶液50gとを加えると、テブコナゾール含有量が500g/lの1000gの懸濁液濃縮物が得られる。
実施例8の懸濁液濃縮物40gと、実施例7のマイクロカプセル製剤40gと、10gのプロパンジオールと、ケルザンS(登録商標)(キサンタン系増粘剤)の2.0重量%力価水溶液4gと、0.2gの防腐剤(プレベントールD7(登録商標))と、5.8gの水とを、穏やかに撹拌しながら混合する。これによって、18重量%のテブコナゾールと16重量%のナタネ油エチルエステルとを含む100gの製剤が得られる。
(使用例/浸透性試験)
この試験は、酵素的に単離したリンゴの葉のクチクラに対する、活性物質の透過を測定した。
使用した葉は、ゴールデンデリシャス(Golden Delicious)変種のリンゴの木から十分成長しているものを切り取った。クチクラを以下のように単離した:
−最初に、染料で裏面に標識し、打ち抜くことによって作製した葉の円板に、3から4の間のpHに緩衝したペクチナーゼ溶液(0.2から2%力価)を、真空浸透によって充填し、
−続いて、アジ化ナトリウムを加え、
−このように処理した葉の円盤を、最初の葉の構造が破壊され非細胞性クチクラが剥離するまで静置した。
続いて、気孔および毛が存在しない葉の表面からのクチクラのみを使用した。これらを、水およびpH7の緩衝液を使用して交互に数回洗浄した。得られた清浄なクチクラを、最後にテフロン板に貼り付け、弱い気流を使用して平滑にして乾燥させた。
次の段階では、この方法で得られたクチクラ膜を、膜輸送を検査するためのステンレス鋼製拡散セル(すなわち、輸送室)に入れた。これらの検査では、拡散セルの端部上でピンセットを使用してクチクラを中央に配置し、これらにはシリコーングリースが塗布されており、同様にグリースが塗布されたリングを使用して封止した。クチクラの形態学的外面が外側、すなわち空気側に向かい、一方、本来の内面が拡散セルの内側に面するように、この配列を選択した。拡散セルに、水、または水と溶媒との混合物を満たした。
浸透性を調べるために、以下に示す組成の9μmの噴霧液を、各クチクラの外面に適用した。
(噴霧混合物A)
テブコナゾール含有量0.6g/lの噴霧混合物が得られるような量の脱塩水を使用して実施例9の製剤10gを希釈する。
(噴霧混合物B)
テブコナゾール含有量が0.6g/lの噴霧混合物が得られるような量の脱塩水を使用して、10gの市販のテブコナゾール懸濁液濃縮物を処理する。
噴霧混合物を適用した後、各場合で水を蒸発させ、各室を裏返して、各場合でクチクラ外面よりも下に飽和硝酸カルシウム四水和物水溶液が入れられたサーモスタット付き容器に入れた。浸透は、相対大気湿度56%および設定温度25℃で行った。一定時間ごとに、シリンジで試料を取り出し、浸透した活性化合物量をHPLCで分析した。
この試験結果を、以下の表に示す。示される値は8回の測定の平均である。
Figure 2005527608

Claims (5)

  1. マイクロカプセル製剤であって、
    上記製剤は、
    A)マイクロカプセルの粒子状分散相、および
    B)懸濁液
    からなり、
    上記マイクロカプセルの粒子状分散相は、
    ・5から20nmの間の平均層厚さを有するポリ尿素および/またはポリウレタンの被膜を有し、
    ・−少なくとも1種類の浸透剤、および
    −適切である場合、添加剤
    をカプセル充填剤として含み、
    上記懸濁液は、
    ・少なくとも1種類の固体農芸化学活性化合物、
    ・添加剤、
    ・水、および
    ・適切である場合、室温で液体である1種またはそれ以上の農芸化学化合物
    を含む
    前記製剤。
  2. 請求項1に記載のマイクロカプセル製剤を製造する方法であって、
    a)第一のステップにおいて、
    ・少なくとも1種類の浸透剤と、
    ・脂肪族イソシアネート、芳香族イソシアネート、脂環式イソシアネートおよび/または式
    Figure 2005527608
    のイソシアネートの群からの少なくとも1種類のポリイソシアネートと、および
    ・適切である場合、添加剤と
    の混合物を、
    ・1種類以上の保護コロイドと、
    ・水と、および
    ・適切である場合、1種類以上の乳化剤と
    の水相中に分散させること、
    b)第2のステップにおいて、少なくとも1種類のジアミン、ポリアミン、ジアルコール、ポリアルコールおよび/またはアミノアルコールを、得られた混合物に加えること、および
    c)第3のステップにおいて、適切である場合、液相のすべてまたは一部から得られたマイクロカプセル分散体を取り出し、続いて、
    ・少なくとも1種類の固体農芸化学活性化合物と、
    ・添加剤と、および
    ・適切である場合、室温で液体である1種類以上の農芸化学活性化合物と
    の懸濁液
    とともに撹拌すること、
    を含むことを特徴とする、前記方法。
  3. 含有する農芸化学活性化合物を植物および/またはそれらの環境に適用するための、請求項1に記載のマイクロカプセル製剤の使用。
  4. ・5から20nmの間の平均層厚さを有するポリ尿素および/またはポリウレタンの被膜と、
    ・カプセル充填物として、
    −少なくとも1種類の浸透剤と、および
    −適切である場合、添加剤とを、
    適切である場合、
    ・1種類以上の希釈剤および/または
    ・添加剤
    との混合物として有するマイクロカプセル内容物
    を特徴とする、マイクロカプセル調製品。
  5. 植物処理組成物の有効性を向上させるための、請求項4に記載のマイクロカプセル調製品の使用。
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