JP2005519869A - 活性成分粉剤 - Google Patents

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Abstract

本発明は、室温で固体である少なくとも1種の活性成分、少なくとも1種の分散剤、ポリビニルアルコール、および場合によっては添加物からなる新規な活性成分粉剤に関する。個々の活性成分粒子は、ポリビニルアルコール層でコートされ、無定形状態であり、粒径はナノメートル範囲である。また、本発明は前記新規な製剤の製造方法、活性成分を含む前記製剤を散布するための使用、および製造方法を実施するための装置に関する。

Description

本発明は、新規な活性物質粉剤、それを調製する方法、および粉剤に含まれる生体活性物質を散布するためのその使用に関する。
活性成分が非常に微細に分離した状態で含まれている多数の活性物質製剤が既に開示されている。
たとえば、WO94−20072号および米国特許第5785976号は、水への溶解度が低い固体活性物質の懸濁液を記載している。これらの製剤は、固体活性物質を融解し、ほぼ活性物質が融解する温度まで分散溶媒を加熱し、分散溶媒に水溶性安定剤を添加し、場合によっては脂溶性安定剤を活性物質融解体に添加し、次いで融解体と分散体を混合し均質化し、得られた分散体を冷却することによって調製することができる。調製されたばかりの状態のこれらの製剤の有効性は高い。しかし、活性成分の生体利用能が十分でないことが欠点である。
さらに、WO95−05164号は、物質が液体で少なくとも部分的には無定形状態で粒径がナノメートル範囲内にある、過冷却融解物の形の水に難溶な物質の製剤を開示している。しかし、再結晶化が生じることもあるのでこれらの製剤は部分的に結晶状態であり安定性に限界がある。
さらにWO98−16105号は、活性物質が非常に微細に分離し本質的に無定形で重合性コートに包まれている植物処理用固形組成物を開示している。これらの製剤は、活性物質の液体製剤とコーティング物質の液体製剤とを混合し、得られた混合物から溶媒を除去することによって得られる。しかし、この場合得られた製剤の安定性および効力は常に十分とはいえない。さらに、溶媒だけでなく取り除くべき水分量が余りに多すぎるので非常に手順に手間がかかる。
新規な活性物質粉剤が今回見出された。この粉剤は
少なくとも1種の室温で固体の活性物質と、
少なくとも1種の分散剤と、
ポリビニルアルコールと、
場合によっては添加物とから構成され、個々の活性物質粒子はポリビニルアルコールの膜でコートされ、無定形状態で存在し、直径がナノメートル範囲にある。
さらに、本発明の活性物質粉剤は、
a)室温で固体の少なくとも1種の活性物質、少なくとも1種の分散剤、および場合によっては添加物を室温で水に懸濁させ、
b)含まれている固体成分が融解するまで得られた懸濁液を加熱し、
c)最初に得られた分散体を均質化し、次いで分散している成分の凝固点より低い温度まで急冷させ、
d)その後、ポリビニルアルコール水溶液を、単独でまたは他のコーティング物質、場合によってはさらに添加物との混合物として添加し、その後直ちに得られた分散体を噴霧乾燥にかけることによって製造できることが判明している。
最後に、本発明の活性物質粉剤は、粉剤に含まれている活性物質の散布に特に適していることが判明している。
本発明の活性物質粉剤が、融解分散させることによって得ることができるが、個々の粒子はカプセル化されていない、構造上この粉剤に似ている既存の調製物よりも大変安定していることは極めて驚くべきことと考えられる。本発明の製剤の安定性が予想外である別の理由は、粉を水と共に攪拌した時にポリビニルアルコールのコートが融解すると想定されるためである。その結果、そのとき保護されていない無定形の活性物質が再結晶化する恐れがあった。しかし予想に反してこの効果は生じない。
本発明の活性物質粉剤はいくつかの利点でも注目に値する。たとえば、対応する既存の製剤と比べ活性物質含有量が非常に高い。これは、所望の量の活性成分を散布するのに、ほんの少量の製剤で十分であることを意味する。別の利点は、本発明の活性物質粉剤は使用前に容易に再分散させることができ、活性成分の生体利用能は製造後に実現された高レベルを依然として保持していることである。最後に、製剤製造中に活性物質にかかる熱負荷は比較的低いことが有利である。さらに、本発明の粉剤の調製には追加の担体物質も有機溶媒も必要とされない。さらに、本発明の方法は、融点が優に100℃を超える活性物質の加工にも問題なく使用することができる。
本発明の粉剤中に含めるのに適した活性物質は、室温で固体の活性な薬剤物質、活性農薬物質および芳香剤である。
活性薬剤物質の例を挙げると、イブプロフェン、クロトリマゾール、フルコナゾール、インドキサカルブ、シプロフロキサジンである。
本発明の文脈において、農薬物質とは、融点が20℃を超え植物処理で慣用されている物質全てを意味する。特に、防黴剤、殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺ナメクジ剤、除草剤および植物生長調節剤が挙げられる。
防黴剤の例を挙げると、
2−アニリノ−4−メチル−6−シクロプロピルピリミジン;2’,6’−ジブロモ−2−メチル−4’−トリフルオロメトキシ−4’−トリフルオロメチル−l,3−チアゾール−5−カルボキサニリド;2,6−ジクロロ−N−(4−トリフルオロメチルベンジル)ベンズアミド;(E)−2−メトキシミノ−N−メチル−2−(2−フェノキシフェニル)アセトアミド;8−ヒドロキシキノリン硫酸塩;
メチル(E)−2−[2−{6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イルオキシ}フェニル]−3−メトキシアクリラート;メチル(E)−メトキシミノ{アルファ−(o−トリルオキシ)−o−トリル}アセタート;2−フェニルフェノール(OPP)、アムプロピルフォス、アニラジン、アザコナゾール、
ベナラキシル、ベノダニル、ベノミル、ビナパクリル、ビフェニル、ビテルタノール、ブラスチシジン−S、ブロムコナゾール、ブピリメート、ブチオベート、
カプタホール、カプタン、カルベンダジム、カルボキシン、チノメチオナート(キノメチオナート)、クロロネブ、クロロピクリン、クロロタロニル、クロゾリネート、クフラネブ、シモキサニル、シプロコナゾール、シプロフラム、カルプロパミド、
ジクロロフェン、ジクロブトラゾール、ジチオフルアニド、ジクロメジン、ジクロラン、ジエトフェンカルブ、ジフェノコナゾール、ジメチリモール、ジメトモルフ、ジニコナゾール、ジフェニルアミン、ジピリチオン、ジタリムホス、ジチアノン、ドジン、ドラゾクソロン、
エポキシコナゾール、エチリモール、エトリジアゾール、
フェナリモール、フェンブコナゾール、フェンフラム、フェニトロパン、フェンピクロニル、フェンチンアセタート、フェンチンヒドロキシド、フェルバム、フェリムゾン、フルアジナム、フルジオクソニル、フルオロミド、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルスルファミド、フルトラニル、フルトリアフォル、ホルペット、ホスチル―アルミニウム、フタリド、フベリダゾール、フララキシル、フルメシクロックス、フェンヘキサミド、
グアザチン、
ヘキサクロロベンゼン、ヘキサコナゾール、ヒメキサゾール、
イマザリル、イミベンコナゾール、イミノクタジン、イプロジオン、イソプロチオラン、イプロバリカルブ、カスガマイシン、
マンコペル、マンコゼブ、マネブ、メパニピリム、メプロニル、メタラキシル、メトコナゾール、メタスルホカルブ、メトフロクサム、メチラム、メトスルホバクス、ミクロブタニル、ニッケルジメチルジチオカルバマート、ニトロタール−イソプロピル、ヌアリモール、
オフレース、オキサジキシル、オクサモカルブ、オキシカルボキシン、
ペンコナゾール、ペンシクロン、ホスダイフェン、ピマリシン、ポリオキン、プロベナゾール、プロクロラズ、プロシミドン、プロパモカルブ、プロピネブ、ピラゾホス、ピリメタニル、ピロキロン、キントゼン(PCNB)、キノキシフェン、
テブコナゾール、テクロフタラム、テクナゼン、チアベンダゾール、チシオフェン、チオファネート−メチル、チラム、トルクロホス−メチル、トリフルアニド、トリアジメフォン、トリアジメノール、トリアゾキシド、トリクラミド、トリシクラゾール、トリフルミゾール、トリホリン、トリチコナゾール、トリフロキシストロビン、バリダマイシンA、ビンクロゾリン、
ジネブ、ジラム、
2−[2−(l−クロロ−シクロプロピル)−3−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル]−2,4−ジヒドロ−[1,2,4]−トリアゾール−3−チオン
3−(1−[2−(4−[2−クロロフェノキシ)−5−フルオロピリミド−6−イルオキシ)−フェニル]−1−(メトキシミノ)−メチル)−5,6−ジヒドロ−1,4,2、−ジオキサジンおよび
2−(2−[6−(3−クロロ−2−メチルフェノキシ)−5−フルオロピリミド−4−イルオキシ]−フェニル)−2−メトキシミノ−N−メチル−アセトアミドがある。
殺菌剤の例を挙げると
ブロノポール、ジクロロフェン、ニトラピリン、オクチリノン、フランカルボン酸、オキシテトラシクリン、プロベナゾール、テクロフタラムがある。
殺虫剤、殺ダニ剤および殺線虫剤の例を挙げると、
アバメクチン、アセフェート、アクリナトリン、アラニカルブ、アルジカルブ、アルファメトリン、アミトラズ、アベルメクチン、AZ60541、アザジラクチン、アジンホスA、アジンホスM、アゾシクロチン、4−ブロモ−2−(4−クロロフェニル)−1−(エトキシメチル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピロール−3−カルボニトリル、ベンジオカルブ、ベンスルタップ、ベタシフルトリン、ビフェントリン、BPMC、ブロフェンプロクス、ブロモホスA、ブフェンカルブ、ブプロフェジン、ブトカルボキシン、ブチルピリダベン、カルバリル、カルボフラン、カルボフェノチオン、カルタップ、クロエトカルブ、クロレトキシホス、クロルフルアズロン、N−[(6−クロロ−3−ピリジニル)−メチル]−N’−シアノ−N−メチル−エタンイミドアミド、クロルピリホス、クロルピリホスM、シス−レスメトリン、クロシトリン、クロフェンテジン、シフルトリン、シヘキサチン、シペルメトリン、シロマジン、
デルタメトリン、ジメトン−M、ジメトン−S、ジアフェンチウロン、ジクロフェンチオン、ジクリホス、ジクロトホス、ジエチオン、ジフルベンズロン、ジメトエート、ジメチルビンホス、ジオキサチオン、エマメクチン、エスフェンバレレート、エチオフェンカルブ、エトフェンプロックス、
フェナミホス、フェナザキン、酸化フェンブタスズ、フェノブカルブ、フェノチオカルブ、フェノキシカルブ、フェンプロパトリン、フェンピラド、フェンピロキシメート、フェンバレレート、フィプロニル、フルアズロン、フルシクロクスロン、フルフェノクスロン、フルフェンプロックス、フェノホス、ホルモチオン、フブフェンプロックス、ヘキサフルムロン、ヘキシチアゾックス、
イミダクロプリド、イプロベンフォス、イサゾホス、イソプロカルブ、イベルメクチン、ラムダ−シハロトリン、ルフェヌロン、
メビンホス、メスルフェンホス、メタアルデヒド、メタクリホス、メタミドホス、メチダチオン、メチオカルブ、メソミル、メトルカルブ、ミルベメクチン、モノクロトホス、モキシデクチン、ナレド、NC184、ニテンピラム、
オキサミル、オキシデプロホス、
ペルメトリン、ホサロン、ホスメット、ピリミカルブ、プロメカルブ、プロポクスール、プロトエート、ピメトロジン、ピリダフェンチオン、ピレスメトリン、ピリダベン、ピリミジフェン、ピリプロキシフェン、キナルホス、
サリチオン、セブホス、
テブフェノジド、テブフェンピラド、テブピリミホス、テフルベンズロン、テフルトリン、テメホス、テルバム、テトラクロルビンホス、チアクロプリド、チアフェノクス、チアメトキサム、チオジカルブ、チオファノックス、チオメントン、スリンギエンシン、トラロメトリン、トランスフルトリン、トリアラテン、トリアズロン、トリクロルホン、トリフルムロン、トリメタカルブ、
バミドチオン、XMC、キシリルカルブ、ゼタメトリンがある。
殺ナメクジ剤の例を挙げると、メタアルデヒドおよびメチオカルブがある。
除草剤の例を挙げると、
たとえばジフルフェニカン、プロパニルなどのアニリド;たとえばジクロロピコリン酸、ジカンバ、ピクロラムなどのアリールカルボン酸;たとえば2,4−D、2,4−DB、2,4−DP、フルロキシピル、MCPA、MCPP、トリクロピルなどのアリーロキシアルカン酸;たとえばジクロホップメチル、フェノキサプロップエチル、ハロキシホップメチル、キザロホップエチルなどのアリールオキシ−フェノキシ−アルカン酸塩;たとえばクロリダゾン、ノルフルラゾンなどのアジノン;たとえばクロルプロファム、デスメディファム、フェンメディファム、プロファムなどのカルバマート;たとえばアラクロール、メタザクロール、プロパクロールなどのクロロアセトアニリド;たとえばオリザリン、ペンディメタリン、トリフルラリンなどのジニトロアニリン;たとえばアシフルオルフェン、ビフェノックス、フルオログリコフェン、ホメサフェン、ハロサフェン、ラクトフェン、オキシフルオルフェンなどのジフェニルエーテル;たとえばクロルトルロン、ジウロン、フルオメツロン、イソプロツロン、リニュロン、メタベンズチアズロンなどの尿素;たとえばアロキシジム、シクロキシジム、セトキシジム、トラルコキシジムなどのヒドロキシルアミン;たとえばイマゼタピル、イマザメタベンズ、イマザピル、イマザキンなどのイミダゾリノン;たとえばブロモキシニル、ジクロベニル、アイオキシニルなどのニトリル;たとえばメフェナセットなどのオキシアセトアミド;たとえばアミドスルフロン、ベンスルフロンメチル、クロリムロンエチル、クロルスルフロン、キノスルフロン、メトスルフロンメチル、ニコスルフロン、プリミスルフロン、ピラゾスルフロンエチル、チフェンスルフロン−メチル、トリアスルフロン、トリベヌロンメチルなどのスルホニルウレア;たとえばジアラート、トリアラートなどのチオールカルバマート;たとえばアトラジン、シアナジン、シマジン、シメトリン、ターバトリン、テルブチラジンなどのトリアジン;たとえばヘキサジノン、メタミトロン、メトリブジンなどのトリアジノンがあり、他に、たとえばアミノトリアゾール、ベンフレセート、ベンタゾン、クロマゾン、クロピラリド、ジフェンゾコート、ジチオピル、エトフメセート、フルオロクロリドン、グルホシネート、グリホサート、イソキサベン、ピリデート、クインクロラク、クインメラク、スルホサートおよびトリジファンがある。4−アミノ−N−(l,1−ジメチルエチル)−4,5−ジヒドロ−3−(1−メチルエチル)−5−オキソ−1H−1,2,4−トリアゾール−1−カルボキサミドおよび2−((((4,5−ジヒドロ−4−メチル−5−オキソ−3−プロポキシ−1H−1,2,4−トリアゾール−1−yl)カルボニル)アミノ)スルホニル)−メチル安息香酸なども挙げることができる。
植物生長調節剤の例を挙げると、クロロコリン塩化物およびエテホンがある。
本発明の製剤の場合、適当な分散剤は、通常このような製剤に使用され、所望の界面活性特性を有する慣用の非イオンゲン性、陰イオン性、陽イオン性および双性イオン性の物質全てを含む。これらの物質としては、脂肪酸、脂肪酸エステル、脂肪族アルコール、脂肪族アミン、アルキルフェノールまたはアルキルアリールフェノールと、エチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドとの反応生成物;また、それらの硫酸エステル、リン酸モノエステル、およびリン酸ジエステル;また、エチレンオキシドとプロピレンオキシドの反応生成物;また、アルキルスルホナート、アルキルスルファート、アリールスルファート、ハロゲン化テトラアルキルアンモニウム、ハロゲン化トリアルキルアリールアンモニウム、およびアルキルアミンスルホナートが含まれる。分散剤は別個に、でなければ混合物で使用することができる。特に、ヒマシ油とエチレンオキシドのモル比1:20〜1:60の反応生成物;C〜C20アルコールとエチレンオキシドのモル比1:5〜1:50の反応生成物;脂肪族アミンとエチレンオキシドのモル比1:2〜1:20の反応生成物;1molのフェノールと、2〜3molのスチレンおよび10〜50molのエチレンオキシドとの反応生成物;C〜C12アルキルフェノールとエチレンオキシドのモル比1:5〜1:30の反応生成物;アルキルポリグリコシド;たとえばカルシウム塩、モノエタノールアンモニウム塩、ジエタノールアンモニウム塩、およびトリエタノールアンモニウム塩などC〜C16アルキルベンゼンスルホン酸塩が挙げられる。
非イオン性分散剤の例としては、PluronicPE10 100およびPluronicF68(BASF社製)、ならびにAtlox4913(Uniqema社製)の名で知られている製品が挙げられる。またトリスチリルフェニルエトキシラートも適当である。陰イオン性分散剤の例としては、購入することができるBaykanolSL(スルホン化ジトリルエーテルとホルムアルデヒドの縮合生成物)の名で知られているBayerAG社製品が挙げられる。リン酸化または硫酸化トリスチリルフェノールエトキシラートについては、特にSoprophorFLK、Soprophor3D33およびSoprophor4D384(Rhodia社製)が挙げられる。
分散剤としては、エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドのコポリマーの例によって、トリスチリルフェノールとエチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドの反応生成物で、たとえば平均24個のエチレンオキシド基を含むトリスチリルフェノールエトキシラート、平均54個のエチレンオキシド基を有するトリスチリルフェノールエトキシラート、または平均6個のエチレンオキシド基および8個のプロピレンオキシド基を有するトリスチリルフェノールエトキシラートプロポキシラート、また平均16個のエチレンオキシド基を有するリン酸化トリスチルルフェノールエトキシラートなど、リン酸化または硫酸化トリスチリルフェノールエトキシラート、平均16個のエチレンオキシド基を有する硫酸化トリスチリルフェノールエトキシラートまたは平均16個のエチレンオキシド基を有するリン酸化トリスチリルフェノールエトキシラートのアンモニウム塩、および、またレシチンなどのリン脂質、場合によってはナトリウムグルココラート塩(glucocholate)、およびリグインスルホン酸塩などの胆汁塩(gall salt)との混合物も挙げられる。また、湿潤剤特性を有する物質もまた適している。特にアルキルフェノールエトキシラート、ナトリウムジイソオクチルスルホサクシナートなどのジアルキルスルホサクシナート、ラウリルエーテルスルファート、およびポリオキシエチレン−ソルビタン脂肪酸エステルが挙げられる。
本発明では、ポリビニルアルコールは、ビニルアルコール水溶性重合生成物およびビニルアセタートの部分的に加水分解された水溶性ポリマーの両方をさす。平均分子量10,000〜200,000のポリビニルアルコールが好ましい。
例として、商標名Mowiol(登録商標)3−83で知られているClariant社製製品が挙げられる。部分的に加水分解された平均分子量13,000〜130,000の、酢酸基含有量1〜28%のポリ酢酸ビニルも好ましい。
Mowiol(登録商標)3−83の場合、表示番号には以下の意味がある。3は強度4%の水溶液の20℃での粘度をmPa.sで表し、83は加水分解の程度をmol%で表している。
本発明で使用するのに特に適したものは、ポリビニルアセタートを部分的に加水分解することによって得られるポリビニルアルコールで、加水分解の程度は72〜99mol%、強度4%の水溶液を20℃で測定した粘度が2〜40mPa.sであり、特に好ましくは3〜18mPa.sのものである。これらの部分的に加水分解されたポリビニルアセタートの個々の例、および混合物も適している。
本発明の製剤に含めてもよい適当な添加物には、浸透剤、消泡剤、低温安定剤、保存料、染料、再分散剤、崩壊剤、不活性増量剤、および皮膜形成剤が含まれる。
本発明の文脈において適当な浸透剤は、活性農薬物質の植物への浸透を強化するために通常使用される物質全てである。次式のアルカノールアルコキシラートが好ましい。
R−O−(−AO)H (I)
式中、
Rは、4〜20個の炭素原子を有する直鎖または分枝アルキルであり、
AOは、エチレンオキシド基、プロピレンオキシド基、ブチレンオキシド基またはエチレンオキシド基とプロピレンオキシド基の混合物であり、
mは、2〜30の数字である。
浸透剤の特に好ましい基の1つは、次式のアルカノールアルコキシラートである。
R−O−(−EO−)−H (Ia)
式中、
Rは、上記で定義した通りであり、
EOは、−CH−CH−O−であり、
nは、数字2〜20である。
浸透剤の別の特に好ましい基は、次式のアルカノールアルコキシラートである。
R−O(−EO−)−(−PO−)−H (Ib)
式中、
Rは、上記で定義した通りであり、
EQは、−CH−CH−O−であり、
POは、
Figure 2005519869
pは、数字1〜10、
qは、数字1〜10である。
浸透剤の別の特に好ましい基は、次式のアルカノールアルコキシラートである。
R−O(−PO−)−(−EO−)−H (Ic)
式中、
Rは、上記で定義した通りであり、
EOは、−CH−CH−O−であり、
POは、
Figure 2005519869
rは、数字1〜10、
sは、数字1〜10である。
浸透剤の、別の特に好ましい基は、次式のアルカノールアルコキシラートである。
CH−(CH−CH−O−(−CH−CH−O−)−H (Id)
式中、
tは、数字8〜13、
uは、数字6〜17である。
上記の各式中、
Rは、ブチル、i−ブチル、n−ペンチル、i−ペンチル、ネオペンチル、n−ヘキシル、i−ヘキシル、n−オクチル、i−オクチル、2−エチルヘキシル、ノニル、i−ノニル、デシル、n−ドデシル、i−ドデシル、ラウリル、ミリスチル、i−トリデシル、トリメチルノニル、パルミチル、ステアリル、またはエイコシルが好ましい。
式(Ic)のアルカノールアルコキシラートの例は、次式の2−エチルヘキシルアルコキシラートである。
Figure 2005519869
式中、
EOは、−CH−CH−O−であり、
POは、
Figure 2005519869
数字8および6は平均値である。
式(Id)の特に好ましいアルカノールアルコキシラートは、この式の化合物であり、
式中、
tは、数字9〜12、
uは、数字7〜9である。
アルカノールアルコキシラートの一般的な定義は上の各式によって示される。これらの物質は、上記のタイプの鎖長の異なる物質の混合物を含む。したがって、指標は平均値を取っており、場合によっては整数ではないこともある。
例として、式(Id)のアルカノールアルコキシラートについて述べると、
式中、
tは、平均値10.5、
uは、平均値8.4である。
上記の式のアルカノールアルコキシラートは知られており、または知られている方法によって調製することができる(WO98−35553号、WO00−35278号および欧州特許出願第0681865号参照)。
適当な消泡剤は、この目的のために農薬組成物中で通常使用することができる物質全てを含む。シリコーン油およびステアリン酸マグネシウムが好ましい。
適当な低温安定剤は、この目的のために農薬組成物中で通常使用される物質全てである。例を挙げるとすると尿素、グリセロールおよびプロピレングリコールが含まれる。
適当な保存料は、この目的のためにこのタイプの農薬組成物中で通常使用することができる物質全てを含む。例を挙げるとするとPreventol(登録商標)(BayerAG社製)およびProxel(登録商標)が含まれる。
適当な着色料は、この目的のために農薬組成物中で通常使用することができる物質全てを含む。例を挙げると二酸化チタン、顔料等級のカーボンブラック、酸化亜鉛および青色顔料、またパーマネントレッドFGRが含まれる。
適当な再分散剤は、この目的のために固体農薬組成物中で通常使用することができる物質全てを含む。界面活性剤、膨張剤および糖類が好ましい。例としてはラクトース、尿素、ポリエチレングリコールおよびテトラメチロールプロパンが挙げられる。
知られているような適当な崩壊剤には、水と合わせた時に本発明の粉剤の分解を促進するのに適した物質が含まれる。塩化ナトリウムおよび塩化カリウムなどの塩が好ましい。
適当な不活性増量剤は、この目的のために農薬組成物中で通常使用することができる物質全てを含む。炭酸塩、ケイ酸塩、酸化物などの無機粒子、また尿素−ホルムアルデヒド縮合物などの有機物質が好ましい。例を挙げるとカオリン、ルチル、シリカ、高度分散シリカ、シリカゲル、天然および合成ケイ酸塩、またタルクがある。
適当な皮膜形成剤には、通常この目的のために活性物質製剤中で使用される水溶性物質が含まれる。ゼラチン、水溶性デンプンならびにポリビニルアルコールおよびポリビニルピロリドンの水溶性コポリマーが好ましい。
本発明の活性物質粉剤では、個々の成分の量は比較的広い範囲内で変わり得る。たとえば、濃度について
固体活性物質では、一般に、10〜50重量%、好ましくは15〜40重量%、
分散剤では、一般に、5〜50重量%、好ましくは7.5〜40重量%、
ポリビニルアルコールでは、一般に、10〜30重量%、好ましくは15〜30重量%、
添加物は、一般に、0〜50重量%、好ましくは0〜40重量%である。
本発明の活性物質粉剤は、個々の粒子がポリビニルアルコールのコートに包まれている活性物質粒子を含み、ポリビニルアルコールのマトリックスに包まれている個々の粒子から構成されている活性物質粉剤である。コート形成ポリビニルアルコールは、追加で他の水溶性皮膜形成物質を含むこともできる。粒子は無定形状態であり、平均直径はナノメートル範囲である。すなわち、ポリビニルアルコールのコート(すなわちカプセル剤)中の活性物質粒子の平均粒径は、一般に、20〜1000nm、好ましくは50〜400nmである。
この方法を実施する際、ステップ(a)における本発明の手順は、攪拌しながら水に場合によっては予備粉砕した活性物質、分散剤、また必要に応じて添加物を微細に分離させて懸濁化させることである。一般に、このステップは温度10℃〜30℃、好ましくは室温で実施する。
本発明の方法の次のステップ(b)では、得られた懸濁液を加熱して、使用した固体成分が融解し、融解物が水相中に滴の形で分配され、乳剤が形成されるようにする。このステップは、それぞれの活性物質の融点より高い温度で、すなわち一般に、40℃〜220℃、好ましくは50℃〜220℃の温度で実施する。乳濁液の状態がわずかな時間だけ存在するような速度で加熱を行うことが好ましい。
本発明の方法のステップ(c)では、最初に乳剤(すなわち水相中に滴の形での融解物の分散液)を極めて微細な分散が得られるようにジェット分散機を使用し均質化する。その後、この分散液を分散している融解物の凝固点より低い温度まで急冷する。
ジェット分散機での均質化は、融解分散(melt dispersing)とも称し、一般に温度40℃〜220℃で行うが、いずれにせよ使用する固体成分の融点より高い温度で行う。その後の冷却は、水相中に非常に微細な固化滴の分散体が形成されるように固体成分の融点より低い温度にする。しかし、場合によっては、融解物の凝固点より高い温度での冷却によって乳剤を生成することもあり得る。
融解分散を高圧で実施することが一般的な手順であり、50bar〜1600barが好ましく、60bar〜l000barがより好ましい。
本発明の方法のステップ(d)では、採用する手順は、ポリビニルアルコール水溶液を、単独でまたは他のコーティング物質との混合物として、場合によっては添加物も加えて、カプセル化を目的として予め存在する滴は既に一般に固化されている、非常に微細な分散体を調製し、その後直ちに得られた混合物を噴霧乾燥にかける。
ステップ(d)で水溶液の添加を温度10℃〜50℃、好ましくは20℃〜40℃で実施することが一般的な手順である。噴霧乾燥ステップでは温度は比較的広い範囲で変わり得る。一般に、空気入口温度は100℃〜200℃、好ましくは120℃〜180℃で、出口空気温度は50℃〜100℃、好ましくは60℃〜90℃で操作を実施する。
また、冷却せずに、すなわち存在する活性物質の融解温度より高い温度で直接乳剤をスプレードライヤに導入することも可能である。そのような場合、冷却は、たとえば80℃に冷却する場合、スプレードライヤ中でしか行われない。したがって、活性物質の滴は、カプセル化の後または最中においてのみ固化し噴霧乾燥粉中に固体粒子を形成する。
しかし、本発明の方法の具体的な一変形形態では、存在する水分を除去するために凍結乾燥を利用することもできる。活性物質が比較的高温で不安定な場合、この方法を適切に利用することができる。
粉剤に非常に低濃度の残存水分しか残らないようにするためには、噴霧乾燥および凍結乾燥の両方を行う。一般に、乾燥は残存水分含有量が1重量%未満になるまで行う。
水性ポリビニルアルコール溶液を、本発明の方法を実施中にステップa)という早い時期に添加物として加える場合、ステップd)でこのカプセル形成コーティング物質を添加する必要は全くない。
本発明の方法を実施する場合、得られる粉剤中に上記の比率で成分が存在するように個々の成分量を選択する。
本発明の方法は、連続的にまたはバッチで行うことができる。
本発明の方法を実施するには、新規な装置を使用することが好ましく、この装置は、
スターラーを備えるとともに熱交換器を介して接続されている容器から構成されており、前記熱交換器にジェット分散機が接続され、前記ジェット分散機から冷却回路にパイプラインが通じており、前記冷却回路がポンプを備え、前記冷却回路の出力ラインが、計量ポンプに接続され、かつそれが適切な場合は混合容器にも接続され、前記混合容器から通じる前記出力ラインがスプレードライヤに接続されている。
本発明の装置図を図1に示す。
1= スターラーを備える容器
2= 圧力を発生させるのに適したポンプ
3= 熱交換器
4= ジェット分散機
5= 冷却回路内コンデンサー
6= 冷却回路に設けられたポンプ
7= 供給溶液の計量ポンプ
8= スプレードライヤ
本発明の装置の個々の要素は知られている。しかし、図示した方式での配置は新規である。
熱交換器3は、流入懸濁液を所望の温度に迅速に加熱することを可能にする装置である。
ジェット分散機4は、流入乳剤がノズルを通して分散されるように構築される。生成された分散体の微粉度は、均質化圧力および使用したノズルに依存する。ノズル口径が小さいほど得られる分散体は微小になる。一般的に口径は0.1〜1mm、好ましくは0.2〜0.7mmのノズルを使用する。
ポンプ6を備えた冷却回路5は、流入乳剤の冷却時間を最短に抑えるのに適した装置である。復水器5を流れる乳剤は、ポンプ6によってポンプ循環流量の約10倍で再循環される。この冷却回路は、流入乳剤をミリ秒範囲で急冷することによって冷却を保証している。
ポンプ7は、冷却回路から出ていくパイプラインに取付けた計量装置である。装置のこの地点で追加のスターラー付き混合容器を設置することも可能である。
スプレードライヤ8は、流入水溶液がその水分を除去できるようにするタイプのデバイスである。スプレードライヤを凍結乾燥機で置き換えることも可能である。
本発明の装置を使用して本発明の方法を実施するには、詳細には、最初のステップでは、容器1中で1種または複数の固体活性物質を、必要に応じて1種または複数の液体活性物質との、また必要に応じて添加物との混合物として、水および分散剤の混合物中に微細に分離した状態で懸濁させることを含む。予備粉砕した状態で成分を混合することもできる。しかし、成分を混合した後、ローター/ステーター分散機、コロイドミルまたはビーズミルを使用して成分を粉砕する別法も可能である。
このようにして調製した懸濁液をポンプ2により熱交換器3を経由して下流のジェット分散機4へ送達する。送達の他に、ポンプには必要な分散圧力を確立する機能もある。
ジェット分散機4に流入する前に、熱交換器3内の分散体は固相の融点より高い温度で急速に加熱され、瞬く間に乳剤を形成する。次いで、この乳剤はジェット分散機4内で微細に均質化され、ジェット分散機を通過直後、冷却回路システム5/6内で冷却される。冷却時間を最短に抑えるために、分散体を冷却器5に通し、ポンプ6を使用して約10倍のポンプ循環流量で再循環させる。冷却ループの結果として、急冷により、乳剤のミリ秒内の冷却、活性物質粒子の無定形な固化が保証される。
冷却回路の通過に続き、計量ポンプ7からポリビニルアルコール水溶液、必要に応じてさらにコーティング物質および/または他の添加物を無定形粒子の分散体に添加する。しかし、方法の具体的な一変形形態では、無定形粒子のカプセル化に使用するポリビニルアルコール溶液を冷却回路5/6に、さらにはバッチ容器1にと早い段階で加えてもよい。
このようにして予備安定させた溶液を直後にスプレードライヤ8に導入する。ここで分散体から水分を除去し、活性物質粒子をコーティング物質によってカプセル化する。
いずれの場合にも生成物は自由流動粉末である。粉中の粒子の平均粒径は噴霧乾燥条件に依存する。すなわち圧力を高くし空気量を多くすると、低圧、少量空気を使用した場合よりも小さい粒子が形成される。
本発明の製剤は、コーティング物質でカプセル封入されている微細に分離した活性物質粒子から構成される再分散可能な粉であり、カプセルは、次にコーティング物質中に包埋される。
本発明の粉剤は、比較的長期間貯蔵した場合でも安定している。この粉剤を水中へ攪拌することによって均一なスプレー液に変換することができる。これらのスプレー液を通常の方法によって、すなわちたとえば噴霧、注ぐ、または注入によって使用する。さらに粉を造粒し、または錠剤、ペースト、あるいは他の応用形に加工する選択肢もある。
本発明の粉剤の使用量は、比較的広い範囲内で変わり得る。その量は、それぞれの各場合に存在する活性物質、および製剤中のその量に従って調節される。
本発明の粉剤により、活性物質を特に有利な方式で送達することができる。含まれている活性物質は、生物利用能が高く、活性成分が結晶状態で含まれている従来の製剤の生物活性よりも十分に良好な生物活性を発揮する。
本発明を以下の実施例によって例示する。
実施例の調製
容器中で
次式の殺真菌活性物質5重量部、
Figure 2005519869
乳化剤(平均16個のエチレンオキシド単位を含むトリスチリルフェノールエトキシラートのリン酸モノ−/ジエステル混合物、商標名Soprophor(登録商標)3D33)5重量部
シリコーン油消泡剤0.1重量部、および
水89.9重量部
からなる懸濁液3リットルをビーズミルを使用して混合し、粒径が1〜10μmになるように粉砕した。このように調製した懸濁液をポンプで熱交換器に入れて、108℃に加熱し、ホモジナイズ圧80bar、体積流量毎時22リットルで、口径直径0.2mmのノズルを有するジェット分散機に送達した。粒子の平均粒径が0.2μmである、得られた分散体を数秒以内に冷却回路によって温度30℃に冷却し、次いで強度25重量%のポリビニルアルコール水溶液1.2リットル(Clariant社製Mowiol(登録商標)3−83)と混合し、その後直ちに出口空気温度が<80℃のスプレードライヤを使用して乾燥した。これにより、活性物質が無定形状態である、活性物質含有量24.8%の自由流動粉末550gが得られた。
実施例1に示した方法に従って、実施例1で設計した組成物の懸濁液を、実施例1で述べた条件下でジェット分散機にかけ、30℃に冷却後、強度25重量%のポリビニルアルコール水溶液(Clariant社製Mowiol(登録商標)3−83)1.543リットル、および第1級脂肪族アルコールエトキシラート600g(Deutsche Shell Chemie GmbH社製商標名:Dobanol91−6)と混合する。その後直ちに噴霧乾燥すると、活性物質が無定形状態である、活性物質含有量11.86%の自由流動粉末1100gが得られた。
容器中で
殺真菌活性物質テブコナゾール5重量部、
実施例1で指定した乳化剤5重量部、
シリコーン油消泡剤0.1重量部、および
水89.9重量部
からなる懸濁液3リットルをビーズミルを使用して混合し、粒径が1〜10μmになるように粉砕した。このように調製した懸濁液をポンプで熱交換器に入れて、110℃に加熱し、ホモジナイズ圧80bar、体積流量毎時22リットルで、口径直径0.2mmのノズルを有するジェット分散機に送達した。粒子の平均粒径が0.2μmである、得られた分散体を数秒以内に冷却回路によって温度30℃に冷却し、次いで強度25重量%のポリビニルアルコール水溶液1.2リットル(Clariant社製Mowiol(登録商標)3−83)と混合し、その後直ちに出口空気温度が<80℃のスプレードライヤを使用して乾燥した。これにより、活性物質が無定形状態である、活性物質含有量が24.8%の自由流動粉末550gが得られた。
容器中で
殺真菌活性物質テブコナゾール2.5重量部、
次式の殺真菌活性物質2.5重量部、
Figure 2005519869
実施例1で指定した乳化剤5重量部、
シリコーン油消泡剤0.1重量部、および
水89.9重量部
からなる懸濁液3リットルをビーズミルを使用して混合し、粒径が1〜10μmになるように粉砕した。このように調製した懸濁液をポンプで熱交換器に入れて、110℃に加熱し、ホモジナイズ圧80bar、体積流量毎時22リットルで、口径直径0.2mmのノズルを有するジェット分散機に送達した。粒子の平均粒径が0.2μmである、得られた分散体を数秒以内に冷却回路によって温度30℃に冷却し、次いで強度25重量%のポリビニルアルコール水溶液1.2リットル(Clariant社製Mowiol(登録商標)3−83)と混合し、その後直ちに出口空気温度が<80℃のスプレードライヤを使用して乾燥した。これにより、活性物質が無定形状態である、活性物質含有量が24.5%の自由流動粉末550gが得られた。
(比較例I)
容器中で
次式の殺真菌活性物質5重量部、
Figure 2005519869
実施例1で指定した乳化剤5重量部、
シリコーン油消泡剤0.1重量部、および
水89.9重量部
からなる懸濁液3リットルをビーズミルを使用して混合し、粒径が1〜10μmになるように粉砕した。このように調製した懸濁液をポンプで熱交換器に入れて、108℃に加熱し、ホモジナイズ圧80bar、体積流量毎時22リットルで、口径直径0.2mmのノズルを有するジェット分散機に送達した。粒子の平均粒径が0.2μm[光子相関分光法(photon correlations spectroscopy)=PSC法によって測定]である、得られた分散体を数秒以内に冷却回路によって温度30℃に冷却し、次いでガス出口温度が80℃のスプレードライヤによって乾燥した。自由流動粉末を生成することはできなかった。乾燥した物質は乾燥機内に貼り付き、結晶構造をもつ。
(比較例II)
容器中で
次式の殺真菌活性物質5重量部、
Figure 2005519869
実施例1で指定した乳化剤5重量部、
シリコーン油消泡剤0.1重量部、および
水89.9重量部
からなる懸濁液3リットルをビーズミルを使用して混合し、粒径が1〜10μmになるように粉砕した。このように調製した懸濁液をポンプで熱交換器に入れて、108℃に加熱し、ホモジナイズ圧80bar、体積流量毎時22リットルで、口径直径0.2mmのノズルを有するジェット分散機に送達した。粒子の平均粒径が0.2μm(光子相関分光法=PSC法によって測定)である、得られた分散体を数秒以内に冷却回路によって温度30℃に冷却し、次いで得られる生成物中のポリビニルアルコールの割合が15重量%になるような量の、強度25重量%のポリビニルアルコール(Clariant社製Mowiol(登録商標)3−83)水溶液と混合した。その後、空気出口温度<80℃で噴霧乾燥すると、わずかな程度の固まりを含み、活性物質含有量が40%の粉末300gが得られた。活性物質の結晶の割合は1%であり生成物の保存中に増加した。
(使用実施例A)
浸透試験
この試験では、リンゴの葉から単離したクチクラへの活性物質の酵素による浸透性を測定した。
使用した葉は、ゴールデンデリシャス品種のリンゴの木に由来し、自由に広げた(free developed)状態で切り取った。クチクラは以下のように単離した。
最初に、裏面に染料で標識し穴あけ器で形成した円形の葉に、pH3〜4に緩衝させた溶液(強度0.2〜2%)を真空浸潤によって充填し、
次いで、アジ化ナトリウムを添加し、
そのように処理した円形の葉を元の葉の構造が破壊され非細胞性クチクラが分離されるまでそのまま放置した。
続いて、気孔のない葉の表から得たクチクラだけを毛と使用した。それらを水およびpH7の緩衝液で交互に数度洗浄した。最後に、得られたきれいなクチクラをテフロン小皿(platelets)に貼り、穏やかに空気噴射して皺を伸ばし乾燥させた。
次のステップでは、膜輸送を調査するために、このようにして得られたクチクラ膜をステンレス鋼製の拡散セル(すなわち通過チャンバ)中に置いた。この調査では、ピンセットを使用し、シリコーングリースでコートした拡散セルの端の中央にクチクラを置き、同様にグリースを塗ったリングで密封した。クチクラの形態的外面が外を向くように、すなわち外界を向くように、クチクラの内面が拡散セルの内側を向いている配置を選択した。拡散セルを水、または水と溶媒の混合液で満たした。
浸透性を定量するために、以下に示す組成のスプレー液剤9μlを各クチクラの外面に塗布した。
スプレー液剤A(発明)
実施例2/水1リットルから得た粉剤
活性物質含有量1000ppm
スプレー液剤B(知られている)
実施例1に示した従来の殺真菌活性物質の水和剤/水1リットル
活性物質含有量1000ppm
いずれの場合にもスプレー液剤にはCIPAC−C水を使用した。
スプレー液剤を塗布した後、いずれの場合にも水分を蒸発させ、次いで個々のチャンバを裏返し、いずれの場合にもクチクラ外面の下に硝酸カルシウム四水和物の飽和水溶液が含まれる自動温度調節トラフ中に置いた。その結果起こる浸透は、雰囲気相対湿度56%、設定温度25℃で生じる。一定の間隔で注射器で試料を採取しHPLCによって浸透した活性物質の量を分析した。
実験の結果は下表から明らかである。報告する数値は8個の測定の平均値である。
Figure 2005519869
(使用実施例B)
うどんこ病(Erysiphe)試験(コムギ)/治療
分散剤:実施例1で指定した乳化剤 1重量部
実施例1による粉剤を水で希釈し分散剤を添加して所望の濃度にする。
治療的活性を試験するために、コムギうどんこ病菌の胞子を苗にまぶす。接種48時間後、表示する噴霧量で活性物質製剤を植物に散布する。
うどん粉病斑の発生を促進するために、植物を温度約18℃、雰囲気相対湿度約80%の温室内に置く。
接種後9日目に評価を行う。0%は対照と同じ効力を意味し、100%の効力はいかなる侵襲も観察されていないことを意味する。
散布量および実験結果は下表から明白である。
Figure 2005519869
本発明の装置を示す図である。

Claims (5)

  1. 室温で固体の少なくとも1種の活性物質と、
    少なくとも1種の分散剤と、
    ポリビニルアルコールと、
    場合によっては添加物とから構成され、個々の活性物質粒子はポリビニルアルコールの膜でコートされ、無定形状態で存在し、直径がナノメートル領域である、活性物質粉剤。
  2. a)室温で固体の少なくとも1種の活性物質、少なくとも1種の分散剤、および場合によっては添加物を室温で水に懸濁させること、
    b)含まれている固体成分が融解するまで得られた懸濁液を加熱すること、
    c)最初に得られた分散体を均質化し、次いで分散している成分の凝固点より低い温度まで急冷させること、および
    d)その後、ポリビニルアルコール水溶液を、単独でまたは他のコーティング物質、場合によっては添加物との混合物として添加し、その後直ちに得られた分散体を噴霧乾燥することを特徴とする請求項1に記載の活性物質粉剤を製造する方法。
  3. 粉剤に含まれている活性物質を散布するための請求項1に記載の活性物質粉剤の使用。
  4. 請求項1に記載の活性物質粉剤を必要に応じて予め増量剤および/または界面活性物質で希釈した後、標的生物および/またはその生息環境へ送達することを特徴とする活性物質を散布する方法。
  5. スターラーを備える容器と、
    圧力を発生させるのに適したポンプと、
    前記ポンプを介して前記容器と接続された熱交換器と、
    前記熱交換器と接続されたジェット分散機と、
    前記分散機からのパイプラインが通じる冷却回路と、
    前記冷却回路に設けられたポンプと、
    前記冷却回路の出力ラインと接続された計量ポンプと、
    適切な場合、やはり前記出力ラインと接続された混合容器と、
    前記混合容器から通じる前記パイプラインと接続されたスプレードライヤと
    から構成される請求項1に記載の活性物質粉剤を製造するための装置。
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