JP2005516755A - 顆粒の作製方法 - Google Patents

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

本発明は、下記のように、水分散性の顆粒を作製する新規な方法に関する:搬送装置を使用し、二重円筒形および/または円錐形の穿孔を備え、前記穿孔が、造粒しようとする組成物が入る側で、押し出された製品が出てくる側の直径よりも小さい直径を有する金属シートを通して、圧力を掛けることにより、造粒しようとする物質を押し出し;このようにして作製した押出物を、次いで、場合によって粉砕し、乾燥する。本発明はまた、造粒容器を備えている造粒装置にも関する。前記造粒容器の壁には、二重円筒形および/または円錐形の穿孔を備えた交換可能な金属シートを、穿孔の狭い直径が内部表面に位置し、かつ穿孔の広い直径が外部表面に位置するような形で、挿入している。

Description

本発明は、二重円筒形の穿孔を含む板の助けにより水分散性の顆(か)粒を調製する新規な方法に関する。
運搬用スクリューまたは回転するかき落しツールなどの搬送装置を使用し、湿らせた粉末またはペースト状組成物を加圧して、平坦な、円筒のもしくは半球の形に配置した、かつ多数の同一の大きさの円筒形穿孔を有する板を通過させることにより水分散性の顆粒を作製することは既に知られている。この方法の1つの不利点は、均等に貫通穿孔した板の安定性が比較的低いために、比較的低い圧力しか掛けることができないので、押出しが困難な製品の顆粒は、全く生成させることができないか、または遅い速度でしか作製することができない点である。他方、より密な孔あき板を使用し、かつ押出しの間より高い圧力を発揮させる場合、かろうじて水に分散させることができる非常に緻密な顆粒しか得られない。したがって、作製される顆粒の品質は、実際に要求されている必要条件にいつも合致するとは限らない。
やはり知られているものは、二重円筒形または円錐形の穿孔を有する板、および、粉末の形態における材料を篩い分けるための、これらの孔あき板の使用である。
水分散性の顆粒を調製する新規な方法をここに見出しており、その方法では、
・造粒しようとする組成物を、
・搬送装置を使用して、かつ圧力を掛けることにより押し出し、
・ただし、二重円筒形および/または円錐形の穿孔を有し、前記穿孔が、造粒しようとする組成物が入る側で、加圧された製品が出てくる側の直径よりも小さい直径を有する板を通して圧力を掛けることにより押し出し、
・適切な場合、このようにして成形されたストランド(ストランド)を粉砕し、かつ乾燥する。
本発明による方法の助けによって、水に容易に分散可能な小粒子の顆粒を調製することができるのは、きわめて驚くべきことである。知られている従来技術に基づくと、穿孔の狭い部分内で形成された小さい直径のまだ軟らかな製品ストランドは、穿孔のその後のさらなる部分内で、この穿孔のより大きい直径まで膨張し、かつ、その結果、機械的安定性の低い顆粒か、または分散性が不十分な顆粒のいずれかが生成されることが想定されるはずであった。しかし、予想に反して、出てきた製品ストランドの望ましくない膨張は生じていない。
本発明による方法は、一連の利点によって卓越している。すなわち、小粒径の速かに分散する顆粒を、工業的規模においてさえも何ら問題なく作製することができる。穿孔の特殊な形状は、均等に円筒形である穿孔を有するこの目的向けに従来使用されている板よりも、二重円筒形およびまたは円錐形の穿孔による大きな安定性を有する孔あき板をもたらしている。孔あき板への損傷、および結果としての生産停止は、もはやほとんど起らない。したがって、本発明による方法は、均等に円筒形である穿孔を有する同様な知られている方法よりも大きな効率を有する。適用される圧力にもかかわらず、作製される顆粒の品質は悪影響を受けないことも有利である。
本発明による方法を実施する場合、従来押出機での顆粒を通例通りに調製するときやはり造粒される組成物と考えられる全ての通例の物質混合物を使用することが可能である。これらの物質混合物は湿らせた粉末またはドウ状〜ペースト状組成物を含み、その組成物は、
・1種または複数の活性成分、
・1種または複数の不活性充てん剤、
・従来通りの添加剤
を含有する。
本組成物に適した活性成分は、食料品および半高級製品業界からの香味料および他の物質、洗浄および洗剤業界の物質、薬剤活性化合物、ならびに農薬活性化合物である。
農薬活性化合物は、本組成物において、植物の処理向けに通例である全ての物質を意味すると理解されるべきである。好ましくは殺真菌剤、殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、軟体動物駆除剤、除草剤、植物生長調節剤、植物栄養素、および忌避剤を挙げることができる。
挙げることができる殺真菌剤の例は:
2−アニリノ−4−メチル−6−シクロプロピル−ピリミジン、2’,6’−ジブロモ−2−メチル−4’−トリフルオロメトキシ−4’−トリフルオロメチル−1,3−チアゾール−5−カルボキサニリド、2,6−ジクロロ−N−(4−トリフルオロメチルベンジル)−ベンズアミド、(E)−2−メトキシイミノ−N−メチル−2−(2−フェノキシフェニル)−アセタミド、8−ヒドロキシキノリン硫酸塩、(E)−2−{2−[6−(2−メチルシアノフェノキシ)−ピリミジン−4−イルオキシ]−フェニル}−3−メトキシアクリレート、(E)−メチルメトキシミノ[α−(0−トリルオキシ)−0−トリル]アセテート、2−フェニルフェノール(OPP)、アルジモルフ、アムプロピルホス、アニラジン、アザコナゾール、
ベナラキシル、ベノダニル、ベノミル、ビナパクリル、ビフェニル、ビタータノール、ブラスチシジン−S、ブロムコナゾール、ブピリメート、ブチオベート、
ポリ硫化カルシウム、カプタフォル、カプタン、カルベンダジム、カルボキシン、キノメチオネート、クロロネブ、クロロピクリン、クロロタロニル、クロゾリネート、クフラネブ、シモキサニル、シプロコナゾール、シプロフラム、カルプロパミド、
ジクロロフェン、ジクロブトラゾール、ジクロフルアニド、ジクロメジン、ジクロラン、ジエトフェンカルブ、ジフェノコナゾール、ジメチリモル、ジメトモルフ、ジニコナゾール、ジノカップ、ジフェニルアミン、ジピリチオン、ジタリムフォス、ジチアノン、ドジン、ドラゾキソロン、
エジフェンホス、エポキシコナゾール、エチリモル、エトリジアゾール、
フェナリモル、フェンブコナゾール、フェンフラム、フェンヘキサミド、フェニトロパン、フェンピクロニル、フェンプロピジン、フェンプロピモルフ、酢酸フェンチン、水酸化フェンチン、フェルバム、フェリムゾン、フルアジナム、フルジオキソニル、フルオロミド、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルスルファミド、フルトラニル、フルトリアフォル、フォルペット、フォセチル−アルミニウム、フタリド、フベリダゾール、フララキシル、フルメシクロックス、
グアザチン、
ヘキサクロロベンゼン、ヘキサコナゾール、ハイメキサゾール、
イミザリル、イミベンコナゾール、イミノクタジン、イプロベンフォス(IBP)、イプロジオン、イプロバリカルブ、イソプロチオラン、
カスガマイシン、水酸化銅、銅ナフテネート、オキシ塩化銅、硫酸銅、酸化銅、オキシン−銅およびボルドー混合物などの銅製剤、
マン銅、マンコゼブ、マネブ、メパニピリム、メプロニル、メタラキシル、メトコナゾール、メタスルホカルブ、メトフロキサム、メチラム、メトスルホバックス、ミクロブタニル、
ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル、ニトロタル−イソプロピル、ヌアリモル、
オフラス、オキサジキシル、オキサモカルブ、オキシカルボキシン、
ペフラゾエート、ペンコナゾール、ペンシクロン、ホスジフェン、ピマリシン、ピペラリン、ポリオキシン、プロベナゾール、プロクロラズ、プロシミドン、プロパモカルブ、プロピコナゾール、プロピネブ、ピラゾホス、ピリフェノックス、ピリメタニル、パイロキロン、
キントゼン(PCNB)、キノキシフェン、
硫黄および硫黄製剤、スピロキサミン、
テブコナゾール、テクロフタラム、テクナゼン、テトラコナゾール、チアベンダゾール、チシオフェン、チオファネート−メチル、チラム、トルクロホス−メチル、トリルフルアニド、トリアジメフォン、トリアジメノール、トリアゾキシド、トリクラミド、トリシクラゾール、トリデモルフ、トリフロキシストロビン、トリフルミゾール、トリフォリン、トリチコナゾール、
バリダミシン−A、ビンクロゾリン、
ジネブ、ジラム、および
2−[2−(1−クロロ−シクロプロピル)−3−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピル]−2,4−ジヒドロ−[1,2,4]−トリアゾール−3−チオン
である。
挙げることができる殺菌剤の例は:
ブロノポール、ジクロロフェン、ニトラピリン、ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル、カスガマイシン、オクチリノン、フランカルボン酸、オキシテトラサイクリン、プロベナゾール、ストレプトマイシン、テクロフタラム、硫酸銅および他の銅製剤
である。
挙げることができる殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤の例は:
アバメクチン、アセフェート、アクリナトリン、アラニカルブ、アルジカルブ、アルファメトリン、アミトラズ、アベルメクチン、AZ60541、アザジラクチン、アジンホスA、アジンホスM、アゾシクロスズ、
Baccilus thuringiensis、4−ブロモ−2−(4−クロロフェニル)−1−(エトキシメチル)−5−(トリフルオロメチル)−1H−ピロール−3−カルボニトリル、ベンジオカルブ、ベンフラカルブ、ベンスルタプ、ベータシフルトリン、ビフェントリン、BPMC、ブロフェンプロクス、ブロモホスA、ブフェンカルブ、ブプロフェジン、ブトカルボキシン、ブチルピリダベン、
カズサホス、カルバリル、カルボフラン、カルボフェノチオン、カルボスルファン、カルタプ、クロエトカルブ、クロレトキシホス、クロルフェンビンホス、クロルフルアズロン、クロルメホス、N−[(6−クロロ−3−ピリジニル)−メチル]−N’−シアノ−N−メチル−エタンイミダミド、クロルピリホス、クロルピリホスM、シス−レスメトリン、クロシトリン、クロフェンテジン、シアノホス、シクロプロトリン、シフルトリン、シハロトリン、シヘキサチン、シペルメトリン、シロマジン、
デルタメトリン、デメトン−M、デメトン−S、デメトン−S−メチル、ジアフェンチウロン、ジアジノン、ジクロフェンチオン、ジクロルボス、ジクリホス、ジクロトホス、ジエチオン、ジフルベンズロン、ジメトエート、
ジメチルビンホス、ジオキサチオン、ジスルホトン、
エジフェンホス、エマメクチン、エスフェンバレレート、エチオフェンカルブ、エチオン、エトフェンプロクス、エトプロホス、エトリムホス、
フェナミホス、フェナザキン、フェンブタチンオキシド、フェニトロチオン、フェノブカルブ、フェノチオカルブ、フェノキシカルブ、フェンプロパトリン、フェンピラド、フェンピロキシメート、フェンチオン、フェンバレレート、フィプロニル、フルアジナム、フルアズロン、フルシクロクスロン、フルシトリネート、フルフェノクスロン、フルフェンプロクス、フルバリネート、フォノホス、フォルモチオン、フォスチアゼート、フブフェンプロクス、フラチオカルブ、
HCH、ヘプテノホス、ヘキサフルムロン、ヘキシチアゾクス、
イミダクロプリド、イプロベンフォス、イサゾホス、イソフェンホス、イソプロカルブ、イソキサチオン、イベルメクチン、ラムダ−シハロトリン、ルフェヌロン、
マラチオン、メカルバム、メビンホス、メスルフェンホス、メタルデヒド、メタクリフォス、メタミドホス、メチダチオン、メチオカルブ、メトミル、メトールカルブ、ミルベメクチン、モノクロトホス、モキシデクチン、ナレド、NC184、ニテンピラム、
オメトエート、オキサミル、オキシデメトンM、オキシデプロフォス、
パラチオンA、パラチオンM、ペルメトリン、フェントエート、ホレート、ホサロン、ホスメト、ホスファミドン、ホキシム、ピリミカルブ、ピリミホスM、ピリミホスA、プロフェノホス、プロメカルブ、プロパホス、プロポクスール、プロチオホス、プロトエート、ピメトロジン、ピラクロホス、ピリダフェンチオン、ピレスメトリン、ピレトルム、ピリダベン、ピリミジフェン、ピリプロキシフェン、キナルホス、
サリチオン、セブフォス、シラフルオフェン、スルホテプ、スルプロフォス、
テブフェノジド、テブフェンピラド、テブピリミホス、テフルベンズロン、テフルトリン、テメホス、テルバム、テルブフォス、テトラクロルビンホス、チアクロプリド、チアフェノクス、チアメトキサム、チオジカルブ、チオファノクス、チオメトン、チオナジン、ツリンギエンシン、トラロメトリン、トランスフルトリン、トリアラテン、トリアゾホス、トリアズロン、トリクロルフォン、トリフルムロン、トリメタカルブ、バミドチオン、XMC、キシリルカルブ、ゼータメトリン
である。
挙げることができる軟体動物駆除剤の例は、メタルデヒド、鉄塩、鉄キレート、およびメチオカルブである。
挙げることができる除草剤の例は:
例えばジフルフェニカンおよびプロパニルなどのアニリド;例えばジクロルピコリン酸、ジカンバ、およびピクロラムなどのアリールカルボン酸;例えば2,4−D、2,4−DB、2,4−DP、フルロキシピル、MCPA、MCPP、およびトリクロピルなどのアリールオキシアルカン酸;例えばジクロフォプ−メチル、フェノキサプロプ−エチル、フルアジフォプ−ブチル、ハロキシフォプ−メチルおよびキザロフォプ−エチルなどのアリールオキシ−フェノキシ−アルカン酸エステル;例えばクロリダゾンおよびノルフルラゾンなどのアジノン;例えばクロルプロファム、デスメジファム、フェンメジファムおよびプロファムなどのカルバメート;例えばアラクロル、アセトクロル、ブタクロル、メタザクロル、メトラクロル、プレチラクロルおよびプロパクロルなどのクロロアセタニリド;例えばオリザリン、ペンジメタリンおよびトリフルラリンなどのジニトロアニリン;例えばアシフルオルフェン、ビフェノクス、フルオログリコフェン、フォメサフェン、ハロサフェン、ラクトフェンおよびオキシフルオルフェンなどのジフェニルエーテル;例えばクロルトルロン、ジウロン、フルオメツロン、イソプロツロン、リヌロンおよびメタベンズチアズロンなどの尿素;例えばアロキシジム、クレトジム、シクロキシジム、セトキシジムおよびトラルコキシジムなどのヒドロキシルアミン;例えばイマゼタピル、イマザメタベンズ、イマザピルおよびイマザキンなどのイミダゾリノン;例えばブロモキシニル、ジクロベニルおよびイオキシニルなどのニトリル;例えばメフェナセトなどのオキシアセタミド;例えばアミドスルフロン、ベンスルフロンメチル、クロルイムロンエチル、クロルスルフロン、シノスルフロン、メトスルフロンメチル、ニコスルフロン、プリミスルフロン、ピラゾスルフロンエチル、チフェンスルフロンメチル、トリアスルフロンおよびトリベヌロンメチルなどのスルホニル尿素;例えばブチレート、シクロエート、ジアレート、EPTC、エスプロカルブ、モリネート、プロスルホカルブ、チオベンカルブおよびトリアレートなどのチオカルバメート;例えばアトラジン、シアナジン、シマジン、シメトリン、スルコトリオン、テルブトリンおよびテルブチラジンなどのトリアジン;例えばヘキサジノン、メタミトロン、メトリブジンなどのトリアジノン;例えばアミノトリアゾール、ベンフレセート、ベンタゾン、シンメチリン、クロマゾン、クロピラリド、ジフェンゾクアト、ジチオピル、エトフメセート、フルオロクロリドン、グルフォシネート、グリホセート、イソキサベン、ピリデート、キンクロラク、キンメラク、スルホセートおよびトリジファンなどその他のものである。さらに、4−アミノ−N−(1,1−ジメチルエチル)−4,5−ジヒドロ−3−(1−メチルエチル)−5−オキソ−1H−1,2,4−トリアゾール−1−カルボキサミド、および2−((((4,5−ジヒドロ−4−メチル−5−オキソ−3−プロポキシ−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)カルボニル)アミノ)スルホニル)メチルベンゾエートを挙げることができる。
挙げることができる植物生長調節剤の例は、塩化クロロクロリン、およびエテホンである。
挙げることができる植物栄養素の例は、植物に主要栄養素および/または微量栄養素を供給するための、通例の無機質もしくは有機質肥料である。
挙げることができる忌避剤の例は、ジエチル−トリルアミド、エチルヘキサンジオール、およびブト−ピロノキシルである。
不活性充てん剤として適切なものは、顆粒の調製のために使用することができるこの型の全ての通例の物質である。農薬活性化合物から粒剤を生成させる場合、不活性充てん剤の例の中で使用できるものはサリチル酸、アルミノケイ酸塩、層状ケイ酸塩、および珪藻土である。
添加剤として適切なものは、顆粒の調製においてこの目的のために通例使用することができる全ての物質である。農薬活性化合物から粒剤を生成させる場合、湿潤剤、分散剤、界面活性剤、滑剤、爆薬、脱泡剤、防腐剤、溶媒、水、染料、接着剤などの、このような製剤中に通例含有される全ての配合助剤を使用することができる。
本発明による方法を実施する場合使用することができる造粒組成物は、例えば、
・1重量%と70重量%の間の、1種または複数の農薬活性化合物と、
・0.5重量%と5.0重量%の間の、1種または複数の湿潤剤と、
・0.5重量%と35重量%の間の、1種または複数の分散剤と、
・0.5重量%と25重量%の間の、1種または複数の界面活性剤と、
・0.1重量%と5.5重量%の間の、滑剤、爆薬、脱泡剤、防腐剤、溶媒、染料、および/または接着剤などの特殊添加剤と、
・5重量%と30重量%の間の水と、
・1重量%と50重量%の間の、1種または複数の不活性充てん剤と
を含有できる。
本発明による方法を実施する場合、造粒機中に固体を供給するために通例使用することができる全ての通例の設備を、搬送装置として使用することができる。好ましく考慮されるものは、孔あき板の穿孔中に、造粒しようとする組成物を加圧することが可能な搬送スクリューまたは攪拌機である。
本発明による方法を実施する場合、最高15バールまで、好ましくは10バールまでの正圧が普通使用される。
本発明による方法を実施する場合、二重円筒形およびまたは円錐形の穿孔を有する板の開口部を通して、造粒しようとする組成物を加圧している。
この場合、特定の範囲内で板の厚さを変化させることができる。それぞれの機械的要求条件および適用される圧力により、板の厚さを選択することができる。一般に、1〜5mmの、好ましくは2〜4mmの壁厚を有する板を使用している。
その板は、開口部が、造粒しようとする組成物の入口側において、加圧された製品が出る側の直径よりも小さい直径を有する穿孔を備えている。穿孔は規則正しくかつ一緒に接近して、通常配置されている。穿孔は二重円筒形の形態とすることができ、かつ/または円錐形でテーパを有することができる。二重円筒形の穿孔を有する板を使用するのが好ましい。このような二重円筒形の穿孔を有する板の詳細を、図1に概略的に図示している。この図において、示した数字は下記の意味を有する:
1=穿孔を備えた板、
2=造粒しようとする組成物が入る開口部、
3=成形された組成物が出てくる開口部。
矢印は、内側から外側への製品の流れを示す。
穿孔の直径は、特定の範囲内で変化させることができる。一般に使用されるのは、二重円筒形の穿孔が、
・円筒の広い部分における0.7mmと5.0mmの間の、好ましくは1.0mmと3.0mmの間の直径と、
・円筒の狭い部分における0.2mmと2.0mmの間の、好ましくは0.3mmと1.5mmの間の直径と
を有するプレートである。
二重円筒形の穿孔内において、広い穿孔の狭い穿孔に対するアスペクト比を、特定の範囲内で変化させることができる。一般に、二重円筒形穿孔の広い穿孔から狭い穿孔へのアスペクト比が10:1と8:1の間にある、好ましくは7:1と5:1の間にある、プレートを使用している。
本発明による方法を実施する場合、孔あき板の大きさおよび形状も、比較的広い範囲内で変化させることができる。それは、造粒設備の寸法に基づいている。孔あき板は、造粒機内に、その開口部を塞ぐように取り付けた円筒形の形態で、または半球状の皿の形態で配置することが好ましい。
本発明による方法を実施する場合、押し出された製品ストランドの直径は、二重円筒形の穿孔の狭い部分によって決まる。したがって、小さい直径を有する顆粒粒子の調製を所望する場合、それに対応して狭い穿孔を有するように選択した孔あき板を使用する。
本発明による方法を実施する場合、押し出された製品ストランドは、自発的にばらばらに壊れるか、または、例えば回転板によるなどの通例の設備の助けによって、それぞれの所望の大きさの粒子に切断される。その後、顆粒粒子は乾燥される。
本発明による方法を実施する場合、比較的広い範囲内で温度を変化させることができる。造粒しようとする組成物を加圧する場合、10℃と90℃の間、好ましくは20℃と70℃の間、の温度を一般に使用する。顆粒粒子を乾燥する場合、20℃と150℃の間、好ましくは40℃と100℃の間、の温度を一般に使用する。
本発明による方法を実施するための特定の手順は、
・その構成成分を激しく混合し、かつ水を添加することにより、造粒しようとする組成物を調製し、
・次いで、搬送装置の助けにより、かつ圧力の適用により、この組成物を造粒機に導入し、
・また、攪拌機の助けにより、二重円筒形およびまたは円錐形の穿孔を有する板上で直ちに加圧し、
・適切である場合、このようにして成形された製品ストランドを粉砕し、次いで乾燥し、その後冷却する
ことである。
本発明による方法を実施するために使用している造粒機は、新規なものである。それらの造粒機は、
・固体化合物の搬送装置および攪拌機を備えた造粒容器と、
・その造粒容器の壁内に、穿孔の狭い直径が内側にありかつ穿孔の広い直径が外側にあるような形で、二重円筒形およびまたは円錐形の穿孔を有する交換可能な板を挿入していることと、
・攪拌機の回転部分または押出機の軸ヘッドと、固定した孔あき板との間の距離が短く、かつ回転部分を調節することによりまたはスペーサの助けにより、距離を設定することができること
を含む。
本発明による装置の個別の部分は、知られている。
本発明による装置は、従来の造粒機と同様な形で組み立てられている。本装置には通例の固体化合物搬送装置および攪拌機が含まれるが、二重円筒形およびまたは円錐形の穿孔を有する板の存在による特徴的な形で、以前から知られている造粒機と異なっている。このような孔あけ板として適切なものは、本発明による方法の記述に関連して既に言及している全てのこれらの板である。
本発明による造粒機において、攪拌機の回転部分または押出機の軸ヘッドと、固定した孔あけ板との間の距離を、特定の範囲内で変化させることができる。この距離は、0.1mmと2.0mmの間に、好ましくは0.2mmと0.5mmの間にあるように一般に設定している。非常に粘稠な組成物を造粒する場合、より粘性が小さい製品を加圧する場合よりも幾分大きい距離を選択することが推奨できる。
本発明による方法に基づいて、水中に速やかに分散し、かつその粒子がそれぞれ所望の大きさである顆粒を調製することができる。
本発明により調製した顆粒が農薬活性化合物を含有する場合、それらの顆粒(粒剤)は、水中で攪拌することにより均質な噴霧液に変換させることができる。これらの噴霧液の施用は、通例の方法によって、すなわち例えば噴霧し、掛け、または注入することにより行われる。
本発明により調製することができる粒剤の施用量は、比較的広い範囲内で変化させることができる。この施用量は、それぞれに存在する活性成分、および粒剤中におけるそれらの活性成分の含量に基づいている。
下記の実施例により、本発明を例示している。
攪拌しながら、室温において50kgのペンシクロンを、32kgの不活性充てん剤、18kgの配合助剤、および15kgの水と混合する。最初室温で、得られた湿った組成物を、攪拌機の助けにより攪拌中に生じた接触圧のもとで二重円筒形の穿孔を設けた厚さ1.5mmのプレートを通して、造粒機内に押し出している。二重円筒形の穿孔の直径は、内側で0.8mmであり、そこから造粒しようとする組成物が入り、また外側で1.2mmであり、そこで加圧された製品が出てくる。造粒操作の間に、二重円筒形の穿孔を設けた板の温度は58〜60℃まで上昇する。造粒機を30分間作動させた後、動力消費は71〜72Nmであった。
押し出した製品は、回転する板の助けによりペレットの形状の粒子に加工しており、その平均長さは1.5mmであり、直径0.8mmを有する。その後、温度80℃でその粒子を乾燥している。この方法により、水中に容易に分散させることができる粒剤が得られている。
(比較例A)
攪拌しながら、室温において50kgのペンシクロンを、32kgの不活性充てん剤、18kgの配合助剤、および15kgの水と混合する。最初室温で、得られた湿った組成物を、攪拌機の助けにより攪拌中に生じた接触圧のもとで円筒形の穿孔を設けた厚さ0.6mmのプレートを通して、造粒機内に押し出している。円筒形の穿孔の直径は、0.7mmである。造粒操作の間に、円筒形の穿孔を設けたプレートの温度は62〜64℃まで上昇する。造粒機を30分間作動させた後、動力消費は80〜82Nmであった。
押し出した製品は、回転する板の助けによりペレットの形状の粒子に加工しており、その平均長さは1.5mmであり、直径0.8mmを有する。その後、温度80℃でその粒子を乾燥している。この方法により、水中に容易に分散させることができる粒剤が得られている。
上記に提示した結果は、本発明による方法の場合に、知られている方法に基づいて作動する場合よりも、粒剤を調製するのに要するエネルギーの量が低いことを示している。
二重円筒形の穿孔を有する板の詳細を概略的に示す図である。

Claims (3)

  1. 造粒しようとする組成物を、
    搬送装置を使用し、
    二重円筒形および/または円錐形の穿孔を有し、前記穿孔が、造粒しようとする組成物が入る側では、加圧された製品が出てくる側の直径よりも小さい直径を有する板を通して
    圧力を掛けることにより押し出し、
    適切な場合、このようにして成形された製品ストランドを粉砕し、かつ乾燥する
    ことを特徴とする、水分散性の顆粒の調製方法。
  2. 前記造粒しようとする組成物として、少なくとも1種の農薬活性化合物を含有する物質混合物を使用することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 固体化合物の搬送装置と攪拌機とを備えた造粒容器を含み、
    その造粒容器の壁内に、穿孔の狭い直径が内側にあり、穿孔の広い直径が外側にあるように、二重円筒形およびまたは円錐形の穿孔を有する交換可能な板を挿入しており、
    攪拌機の回転部分または押出機の軸ヘッドと、固定した孔あき板との間の距離が、短く、かつ回転部分を調節することにより、またはスペーサを利用して、前記距離を設定することができる
    ことを特徴とする造粒機。
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