JP2005520762A - メタロホスフェート型im−6結晶質固体およびそれを調製するための方法 - Google Patents

メタロホスフェート型im−6結晶質固体およびそれを調製するための方法 Download PDF

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Abstract


【課題】メタロホスフェート型IM−6結晶質固体およびそれを調製するための方法を提供する。
【解決手段】本発明は、IM−6結晶質固体と名付けた、新規なメタロホスフェート型結晶質固体に関するもので、その合成したままの形でのX線回折パターンには、少なくとも表1に示した線(ピーク)が含まれる。前記パターンは図1に示す。この新規なメタロホスフェート型IM−6結晶質固体は新規な結晶構造を有している。

Description

本発明は、新規な結晶構造を有する新規なメタロホスフェート型結晶質固体(以後固体IM−6と呼ぶ)、および前記固体IM−6を調製するための方法に関する。
結晶質微孔質固体は、何年も前から知られていた。本質的にそれらには2つのタイプ、すなわち、ゼオライト(結晶質アルミノシリケート)と、関連のメタロホスフェート型固体とが含まれる。1980年代の初めに合成された最初のメタロホスフェートは、アルミノホスフェートであった(特許文献1)。それらの化合物では、骨格元素、特にアルミニウムを、他の元素、たとえばケイ素(特許文献2)または遷移金属(非特許文献1)と部分的に置き換えることが可能であった。前記の微孔質ホスフェートは、イオン交換能を有しているとともに、各種の化学反応における酸性触媒としての作用も持っている。合成の際にアルミニウムに代えてガリウムを使用することによって、微孔質ガリウムホスフェート、別名ガロホスフェートを製造することが可能となった(たとえば、特許文献3;特許文献4)。さらに最近になって、他のメタロホスフェートも発見され、骨格を構成する金属を、亜鉛、鉄、バナジウム、ニッケルなどとすることが可能となった(非特許文献2)。アルミノホスフェートと同様に、ガロホスフェートも部分的に遷移金属で置き換えることが可能であり(非特許文献3)、それにより、イオン交換能と酸性度を示すことができる。それら置換ガロホスフェートのうちのいくつかのものは、ゼオライト型の構造を有している。その他、元々がゼオライト構造のもの、たとえば、その構造型がCGF(CoGaPO−5)(非特許文献4)、CGS(CoGaOO−6)(非特許文献5)、SBS(UCSB−6)およびSBT(UCSB−10)(非特許文献6)などが発見された。それら置換ガロホスフェートのほとんどは、実質的に非水媒体中で、有機溶媒たとえばエチレングリコールの存在下で、合成された(非特許文献7)。一般的に言えば、メタロホスフェートは反応混合物の水熱(または有機熱)結晶化によって得られるが、その反応混合物に含まれるのは、ホスフェートアニオンの供給源、通常はオルトリン酸、必要とされる金属の供給源、通常はその金属の酸化物、炭酸塩、エステルまたはエーテル、構造化剤、特にアミン、アンモニウムカチオンまたは第IA族および第IIA族からのカチオン、任意成分の可動化剤(mobilizing agent)たとえばフッ化物またはヒドロキシルアニオン、それに溶媒(水または有機溶媒)である。
米国特許第A−4 310 440号明細書 米国特許第A−4 440 871号明細書 M.ハルトマン(Hartmann)、L.ケバン(Kevan)、ケミカル・レビユーズ(Chem.Rev.)、1999年、第99巻、p.635) 欧州特許出願第A−0 226 219号明細書; 米国特許第A−5 420 279号明細書 A.K.チーサム(Cheetham)、G.フェレイ(Ferey)、T.ルイゾー(Loiseau)、アンゲバンテ・ヘミー・インターナショナル・エディション(Angew.Chem.Int.Ed.)、1999年、第38巻、p.3268 P.フォン(Feng)、X.ブ(Bu)、G.D.スタッキー(Stucky)、ネーチャー(Nature)、1997年、第388巻、p.735) A.M.チッペンデール(Chippendale)、A.R.カウリー(Cowley)、ゼオライツ(Zeolites)、1997年、第18巻、p.176)、CGS(CoGaOO−6)( A.R.カウリー(Cowley)、A.M.チッペンデール(Chippendale)、ミクロポーラス・アンド・メゾポーラス・マテリアルズ(Microporous Mesoporous Mater.)、1999年、第28巻、p.163) X.ブ(Bu)、P.フォン(Feng)、G.D.スタッキー(Stucky)、サイエンス(Science)、1997年、第278巻、p.2080) A.M.チッペンデール(Chippendale)、A.R.カウリー(Cowley)、ミクロポーラス・アンド・メゾポーラス・マテリアルズ(Microporous Mesoporous Mater.)、1998年、第21巻、p.171)
本発明は、IM−6結晶質固体と名付けた、新規なメタロホスフェート型結晶質固体に関するもので、その合成したままの形でのX線回折パターンには、少なくとも表1に示した線(ピーク)が含まれる。前記パターンは図1に示す。この新規なメタロホスフェート型IM−6結晶質固体は新規な結晶構造を有している。
前記回折パターンは、回折計と通常の粉体技術で銅のKα1線(λ=1.5406Å)を使って、放射線結晶学的な分析により得られたものである。角度2θによって表される回折線の位置を使用して、その試料に特有の格子間間隔dhklをブラッグの式を用いて計算する。dhklの測定における誤差Δ(dhkl)は、2θの測定における絶対誤差Δ(2θ)の関数として、ブラッグの式から計算される。絶対誤差Δ(2θ)として、±0.2度は通常許容される。それぞれのdhklの値における相対強度Irelは、対応する回折線の高さから測定する。本発明のIM−6結晶質固体のX線回折パターンには少なくとも、表1に示したdhklの値の線が含まれる。dhklの列では、格子間間隔の平均値をオングストローム(Å)の単位で示してある。それぞれの数値において、±0.2Å〜±0.008Åの範囲の測定誤差Δ(dhkl)が含まれる。
Figure 2005520762
相対強度のI/Iは、相対的な強度の尺度として与えられ、そのX線回折パターンの中で最も強度の強いピークに100の値を与え、vw<15;15≦w<30;30≦mw<50;50≦m<65;65≦s<85;vs≧85である。
メタロホスフェート型IM−6結晶質固体はガロホスフェートであるのが好ましい。
本発明の好ましい実施態様において、メタロホスフェート型IM−6固体の結晶骨格の構成金属は、異なった性質の1種または複数の化学元素によって部分的に置換されている。その合成したままの形態では、前記の置換メタロホスフェートは、無水物ベースで表して、次の一般式で定義される化学組成を有している:R(G)O(I)、ここでGは、1種または複数の3価の元素を表し、Rは、1種または複数の有機成分を表し、Xは、1種または複数の2価の元素を表し、そして、Yは、1種または複数の4価の元素を表している。式(I)において、g、s、p、xおよびyはそれぞれ、2モルの酸素原子に対する、G、R、P、XおよびYの元素のモル数を表していて、それらの値は、sは0.2以下、gは0.5以下、pは0.5以下、xは0.4以下、yは0.3以下であって、g+p+x+y=1である。好ましくは、sは0.06〜0.17の範囲、gは0.2〜0.4の範囲、pは0.4〜0.5の範囲、xは0.1〜0.3の範囲、そしてyは0〜0.1の範囲であるが;yが0.01〜0.1の範囲であればより好ましい。
その合成したままの形態で部分的に置換されたメタロホスフェートは、IM−6(図1)の結晶構造で得られるパターンと同様のX線回折パターンを与える結晶構造を有していて、表1に示したのと少なくとも同じ線を含んでいる。表1におけるdhklの平均値および相対強度I/Iには、多少の違いが認められることもあるが、それは、その固体中に存在する元素G、X、YまたはRの性質と量の違いが原因である。
IM−6結晶質固体が部分的に置換されたメタロホスフェートである本発明のこの実施態様においては、Gは、好ましくは周期律表の第IIIA族の元素から選択され、ホウ素、アルミニウム、ガリウムおよび少なくとも2種の前記元素の混合物から選択されるのが好ましい。Gがアルミニウムおよび/またはガリウムであるのが好ましい。Gがガリウムであれば、より好ましい。元素GがIM−6結晶質固体の中で四面体配位をとっているのが有利である。元素Xは、コバルト、亜鉛、マンガン、銅、ニッケル、マグネシウムおよび少なくとも2種の前記金属の混合物からなる群から選択するのが好ましい。元素Xがコバルトであれば、より好ましい。元素XがIM−6結晶質固体の中で四面体配位をとっているのが有利である。元素Yは、ケイ素、ゲルマニウム、チタンおよび少なくとも2種の前記元素の混合物から選択するのが好ましい。元素Yがケイ素であれば、より好ましい。本発明のIM−6結晶質固体のより好ましい組成は、コバルト、リンおよびガリウムを含むようなものである。成分Rは1種または複数の有機成分を表していて、以下の記述において説明するが、IM−6結晶質固体を調製する際に使用される有機構造化剤(鋳型剤テンプレート)とすることができる。一般的には、成分Rはアミンである。より詳しくは、それは環状アミン、好ましくはアルキルピペラジンである。Rは、1,4−ジメチルピペラジン、1−エチルピペラジンもしくは1−メチルピペラジン、またはその前駆体、またはその分解生成物であるのが好ましい。
本発明のメタロホスフェートまたは置換メタロホスフェート型IM−6結晶質固体の新規な結晶構造は、四面体で形成された三次元構造である。メタロホスフェートが置換されている場合には、前記三次元構造は、四面体モチーフTO(ここでT=X、Y、G、P)の集合により形成されていて、4〜6個の元素T(T=X、Y、G、P)を有するユニットの繰り返しで構成されている。本発明のメタロホスフェートまたは置換メタロホスフェート型IM−6結晶質固体には、[0 −1 1]および[1 0 0]の方向に配位したチャンネルの二次元システムが含まれる。これらの2つのチャンネルのタイプはそれぞれ、10および12個の元素Tを有する開口により決まってくる。
その精製した形態においては、本発明の前記メタロホスフェートまたは置換メタロホスフェート型IM−6結晶質固体には、合成の際に使用したプロトン化有機構造化剤が含まれていて、前記チャンネルの中に包み込まれている。前記有機物成分が、その骨格の負の電荷や、ある程度の水和水と打ち消しあっている。前記合成したままの固体を約180℃に加熱して脱水させても通常は、有機成分は除去されない。この有機成分は、従来技術、たとえば化学的および/または加熱処理によって、除去することが可能である。合成したままの形態のものを加熱処理する場合、その温度は一般に、400℃より高く、好ましくは450℃〜550℃の範囲とする。加熱処理をした後では、有機成分のほとんどが除去されているので、得られた固体に含まれる有機成分の量は、合成したままの固体の場合の量よりもはるかに少ない。加熱処理後には、その得られた固体にはもはや有機成分が含まれていないのが好ましい。
本発明はさらに、IM−6結晶質固体を合成するための方法にも関する。本発明のメタロホスフェート型IM−6結晶質固体は、反応混合物を水熱(または有機熱)結晶化させることによって得られるが、その反応混合物に含まれるのは、ホスフェートアニオンの供給源、通常はオルトリン酸、必要とされる金属の供給源、好ましくはガリウムの供給源で、通常は前記金属の酸化物、炭酸塩、エステルまたはエーテルの形態のもの、構造化剤、特にアミン、アンモニウムカチオンまたは第IA族および第IIA族からのカチオン、任意成分の可動化剤たとえばフッ化物またはヒドロキシルアニオン、それに溶媒(水または有機溶媒)である。より詳しくは、本発明の方法は、ゲルと呼ばれる反応混合物を調製することからなり、それに含まれるのは、1種または複数の水酸基含有有機溶媒たとえばエチレングリコールまたはグリセロール、リンの1種または複数の供給源、元素Gの1種または複数の供給源、元素Xの1種または複数の供給源、場合によっては元素Yの1種または複数の供給源、および有機構造化剤、好ましくは窒素含有有機成分、その前駆体およびその分解生成物から選択される成分Rの1種または複数の供給源である。前記ゲルには場合によっては水を含む。前記の反応剤の量を調節して、結晶化することによって式R(G)Oを有するIM−6結晶質固体が得られるような組成のゲルとするが、ここで、R、G、XおよびY、ならびにs、g、p、xおよびyは、先に述べた基準を満たすものである。次いでそのゲルを水熱処理して、IM−6結晶質固体を形成させる。そのゲルを、温度が200℃未満、好ましくは100℃〜200℃の範囲、より好ましくは150℃〜200℃の範囲、圧力が前記ゲルによって構成される混合物の自己発生(autogenous)圧力に少なくとも等しい圧力である水熱条件下で、そのチャンネル中に有機構造化剤を取り込んだIM−6結晶質固体が形成されるのに充分な時間をかけるのが、有利である。このゲルは、オートクレーブ中で加熱するのが好ましく、結晶化させる際には、撹拌をしてもしなくてもよい。結晶が得られるまでの時間は、ゲルの組成、特に結晶種の添加、撹拌、温度などによって決まってくる。この時間は一般に、1〜20日の間、好ましくは2〜17日の間である。結晶化が完了したら、その固体を遠心分離またはろ過によって母液から分離し、脱イオン水で洗浄し、乾燥し、加熱処理および/または化学処理によって変性して有機構造化剤を除去し、そして当業者に公知の方法を用いて成形する。前記有機構造化剤は、先に述べたように当業者公知の従来からの方法を用いて除去することができる。
このゲルの好ましいモル組成は以下の通りである:
0.25〜4
0.05〜4
XO 0.5〜8
YO 0〜4
R 0.5〜8
O <50
溶媒(エチレングリコールなど) 10〜1000
このゲルのより好ましいモル組成は以下の通りである:
0.5〜1.5
0.5〜2
XO 1〜3
YO 0〜2
R 1〜3
O <20
溶媒(エチレングリコールなど) 25〜100
リンの供給源として最も好ましいのは、濃オルトリン酸であるが、その塩やエステルたとえば、リン酸アルカリ、3価元素Gの反応性リン酸塩、および特にガリウムホスフェートおよびアルキルホスフェートなども好ましい。
元素Gの供給源は、前記元素の酸化物、オキシヒドロキシド、ヒドロキシドおよびアルコキシドから選択するのが好ましい。元素Gの塩、特に塩化物、硝酸塩、硫酸塩も適している。ガロホスフェートのように、元素GとPの共通の供給源を使用することも可能である。元素Gがガリウムの場合には、ガリウムオキシヒドロキシドを使用するのが好ましい。
金属Xの供給源としては、塩、たとえば炭酸塩、塩化物、硝酸塩、硫酸塩、酢酸塩、ヒドロキシド、酸化物およびアルコキシドから選択するのが好ましい。炭酸塩、特に元素Xがコバルトの場合には炭酸コバルトを使用するのが好ましい。
元素Yの供給源は、元素Yを含み、水溶液の中でこの元素を活性のある形で放出することが可能なものであれば、どのような化合物でもよい。元素Yがケイ素の場合には、それがシリカ、特にシリカゾル、燃焼シリカ(combustion silica)、沈降シリカ、またはシリコンアルコキシドであるのが好ましい。燃焼シリカの懸濁物を使用するのが好ましい。
シードをこの反応混合物に添加して、本発明のIM−6結晶質固体の形成に必要な時間を短縮させ、不純物の妨害に対してその生成を促進させ、結晶サイズを調節するのが好ましい。そのようなシードには、結晶質固体、特に本発明の固体IM−6の構造を有する結晶が含まれる。この結晶質シードは一般に、反応媒体中で使用される元素Gのホスフェートの0.01%〜10重量%の範囲の割合で添加する。
本発明のメタロホスフェートまたは置換メタロホスフェート型IM−6結晶質固体は、各種の用途、特に精製および石油化学における触媒成分または吸着剤として、有利に使用することができる。
本発明を以下の実施例で説明するが、これらは本発明を限定するものではない。
IM−6構造を有しCoで置換されたガロホスフェート化合物の合成
0.56gの水和ガリウムオキシヒドロキシド(GaOOH・xHO、水含量約9重量%)と0.64gの水和炭酸コバルト(水含量7重量%、アルドリッチ(Aldrich))とを7.70gのエチレングリコールに懸濁させた(SDS)。このガリウムオキシヒドロキシドは、ガリウム硝酸塩の溶液をサンドバス上で温度250℃で24時間かけて蒸発させることによって得られたものである。撹拌しながら0.58gの85%オルトリン酸(ラボシ(Labosi))を添加し、それに続けて、0.25gのN−メチルピペラジン(アルドリッチ(Aldrich))を撹拌しながら10分かけて添加した。得られた反応媒体は、ゲルの粘稠度を有していたが、これを約1時間かけて撹拌しながら熟成させた。
このゲルのモル組成(調製したままの反応媒体、酸化物として表し、1モルのPに対する値)は以下の通りである:
1Ga:2Co(CO:1P:4HO:1N−メチルピペラジン:50エチレングリコール。
この反応混合物を、20cmのポリテトラフルオロエチレン(PTFE)スリーブ付きの鉄製オートクレーブの中に移し、撹拌はせずに180℃で8日間加熱すると、結晶質の生成物が得られた。冷却後、得られた結晶質固体を脱イオン水で洗浄してから、数分間超音波処理をした。60℃で乾燥させると、IM−6の構造を有する結晶質固体からなる、青色の粉体が得られた。この固体を化学分析すると次式の結果が得られた:[(C120.1Ga0.30.5Co0.2]O・0.1HO(すなわち、GaCo20(C12)・HO)。前記生成物のX線回折パターンにおける線のdhklの値は表1に記載の数値、および図1の回折図に対応している。この回折図は、三斜対称空間群P−1に分類され、以下の格子パラメーターを有している:a=9.850(20)Å;b=12.473(32)Å;c=12.612(28)Å;α=63.52(16)度;β=74.54(16)度;γ=76.03(17)度。
IM−6構造を有しCoで置換されたガロホスフェート化合物の合成
実施例1の手順にならったが、ただし1−メチルピペラジン有機テンプレートを同じモル分率の1,4−ジメチルピペラジンに置き換えた。反応後、得られた固体は青色の結晶であった。この結晶質固体のX線回折図は、本発明の明細書の表1に記載のものと同一であった。この固体を化学分析すると次式の結果が得られた:[(C140.1Ga0.30.5Co0.2]O・0.1HO(すなわち、GaCo20(C14)・HO)。
IM−6構造を有しCoで置換されたガロホスフェート化合物の合成
実施例1の手順にならったが、ただし1−メチルピペラジン有機テンプレートを同じモル分率の1−エチルピペラジンに置き換えた。反応後、得られた固体は青色の結晶であった。この結晶質固体のX線回折図は、本発明の明細書の表1に記載のものと同一であった。この固体を化学分析すると次式の結果が得られた:[(C140.1Ga0.30.5Co0.2]O・0.1HO(すなわち、GaCo20(C14)・HO)。
IM−6構造を有しCoで置換されたガロホスフェート化合物の合成
実施例1の手順にならったが、ただしガリウムの供給源の、ガリウムオキシヒドロキシド(GaOOH・xHO)を同じモル分率の酸化ガリウム、β−Gaに置き換えた。反応後、得られた固体は青色の結晶であった。この結晶質固体のX線回折図は、本発明の明細書の表1に記載のものと同一であった。しかしながら、この実施例で得られた固体の結晶性は、実施例1のものより低かったことは、注目に値する。この固体を化学分析すると次式の結果が得られた:[(C120.1Ga0.30.5Co0.2]O・0.1HO(すなわち、GaCo20(C12)・HO)。
IM−6構造を有しCoで置換されたガロホスフェート化合物の合成
実施例1の手順にならったが、ただしリンの供給源のオルトリン酸を、同じモル分率のトリエチルホスフェートに置き換えた。反応後、得られた固体は青色の結晶であった。この結晶質固体のX線回折図は、本発明の明細書の表1に記載のものと同一であった。しかしながら、この実施例で得られた固体の結晶性は、実施例1のものより低かったことは、注目に値する。この固体を化学分析すると次式の結果が得られた:[(C120.1Ga0.30.5Co0.2]O・0.1HO(すなわち、GaCo20(C12)・HO)。
IM−6構造を有しCoで置換されたガロホスフェート化合物の合成
実施例1の手順にならったが、ただしこの調製では水熱処理を150℃で実施した。反応後、結晶からなる少量の青色固体が得られた。この結晶質固体のX線回折図は、本発明の明細書の表1に記載のものと同一であった。しかしながら、この実施例で合成された固体の結晶性は、実施例1のものより低かったことは、注目に値する。この温度では、IM−6相の収率をより良好とするためには、合成時間を17日まで延長する必要があった。この固体を化学分析すると次式の結果が得られた:[(C120.1Ga0.30.5Co0.2]O・0.1HO(すなわち、GaCo20(C12)・HO)。
IM−6構造を有しCoおよびSiで置換されたガロホスフェート化合物の合成
実施例1の手順にならったが、グリコール懸濁液に炭酸コバルトを導入した後に、粉体化シリカの供給源(キャブ・オ・シル(Cab−O−Sil)M−5ヒューズドシリカ)を添加した。このシリカは、アミンと同じモル分率で使用した。反応後、得られた固体は青色の結晶であった。この結晶質固体のX線回折図は、本発明の明細書の表1に記載のものと同一であった。ケイ素についてのX線カルトグラフィーから、この元素が結晶中に均一に分散されていることが判った。
IM−6構造を有しCoで置換されたガロホスフェート化合物の合成
実施例2の手順にならったが、シードの供給源を1時間の熟成時間の最後に添加した。この結晶質シードは、IM−6構造の固体結晶を細かく粉砕したものからなっていた。それらは、反応混合物中に使用されるガリウムホスフェートの約1重量%の割合で添加した。シードを存在させることで、合成期間を短縮することが可能であった。事実、合成の初日から、IM−6構造の固体結晶が観察された。しかしながら、結晶の収率をさらに上げるには、合成に2日かけるのが好ましかった。
反応後、得られた固体は青色の結晶であった。この結晶質固体のX線回折図は、本発明の明細書の表1に記載のものと同一であった。この固体の化学分析から次のような結果が得られた:[(C140.1Ga0.30.5Co0.2]O・0.1HO(すなわちGaCo20(C14)・HO)。
図1は新規なメタロホスフェート型IM−6結晶質固体の合成したままの形でのX線回折パターンである。

Claims (13)

  1. その合成したままの形態で、下記の表に与えられた線を少なくとも含むX線回折パターンを有する、メタロホスフェート型IM−6結晶質固体。
    Figure 2005520762
  2. 前記メタロホスフェートがガロホスフェートである、請求項1に記載のIM−6結晶質固体。
  3. その合成したままの形態で、無水物の形で表して一般式R(G)Oで定義される化学式を有する(ここでGは1種または複数の3価の元素を表し、Rは1種または複数の有機成分を表し、Xは1種または複数の2価の元素を表し、Yは1種または複数の4価の元素を表し、そしてここで、s≦0.2、g≦0.5、p≦0.5、x≦0.4、y≦0.3、そしてg+p+x+y=1である)、請求項1または請求項2に記載のIM−6結晶質固体。
  4. 元素Gがガリウムである、請求項3に記載のIM−6結晶質固体。
  5. 前記元素Xが、コバルト、亜鉛、マンガン、銅、ニッケル、マグネシウムおよび少なくとも2種の前記金属の混合物からなる群から選択される、請求項3または請求項4に記載のIM−6結晶質固体。
  6. 前記元素Yが、ケイ素、ゲルマニウム、チタンおよび少なくとも2種の前記元素の混合物から選択される、請求項3〜5のいずれか1項に記載のIM−6結晶質固体。
  7. 成分Rがアミンである、請求項3〜6のいずれか1項に記載のIM−6結晶質固体。
  8. 成分Rがアルキルピペラジンである、請求項3〜7のいずれか1項に記載のIM−6結晶質固体。
  9. 成分Rがアルキルピペラジンである、請求項8に記載のIM−6結晶質固体。
  10. コバルト、ガリウムおよびリンを含む、請求項3〜9のいずれか1項に記載のIM−6結晶質固体。
  11. 請求項3〜10のいずれか1項に記載のIM−6結晶質固体を調製するための方法であって、リンの1種または複数の供給源、元素Gの1種または複数の供給源、元素Xの1種または複数の供給源、場合によっては元素Yの1種または複数の供給源、および、有機構造化剤、その前駆体およびその分解生成物から選択される成分Rの1種または複数の供給源、1種または複数のヒドロキシル化有機溶媒を混合する工程、
    次いで前記混合物を水熱処理して、前記IM−6結晶質固体を形成させる工程、
    からなる方法。
  12. 前記反応混合物の前記モル組成が、
    0.25〜4
    0.05〜4
    XO 0.5〜8
    YO 0〜4
    R 0.5〜8
    O <50
    溶媒(エチレングリコールなど) 10〜1000、
    である、請求項11に記載の調製方法。
  13. 結晶種を前記反応混合物に添加する、請求項11または請求項12に記載の方法。
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