JP2005519154A - ジアシルパーオキサイドを含む重合化方法 - Google Patents
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Abstract
Description
− 式(I)のパーオキサイドを含む水性混合物が過酸化工程において製造されること、
ここで
i)下記式(II)
の1以上の過酸(又はその塩)と水性相において反応され、該過酸化段階において酸ハロゲン化物、又は酸ハロゲン化物の混合物、がMOOH/M2O2及び/又は1以上の過酸(あるいはMの塩)を含む水と基本的に接触に至らせられ、水性混合物を与える、そして
iii)過酸工程の前、間、後に、任意的に1以上のコロイド及び/又は界面活性剤が前記水性混合物と混合されてもよい、及び
− 得られる水性混合物が重合化工程において使用されること、
を特徴とする。
本発明は、以下の工程;
いわゆる過酸化工程において下記式(II)の1以上の酸ハロゲン化物、
ここでXはハライドであり、好ましくは塩素又は臭素、最も好ましくは塩素である、
を
i)MOOH/M2O2、ここでMは、該方法において存在する1以上のパーオキサイドを分解することなくH2O2と反応して、MOOH/M2O2を生成するところの任意の金属又はアンモニウム含有基であり、好ましくはMはアンモニウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、及びリチウムから成る群から選択される、及び/又は
ii)下記式(III)の1以上の式過酸又は好ましくはそのM塩
ここでR1〜R4は独立して、水素、ハロゲン、及び飽和又は不飽和の、直鎖又は分岐の、任意的に1以上のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル、アルカリール、及びアラルキル基からなる群から選択され、ただしもしR1及び/又はR2が水素であるならばR3及び/又はR4は水素ではなく、またその逆に、もしR3及び/又はR4が水素であるならば、R1及び/又はR2は水素ではなく、該工程においてR1−C−R2及び/又はR3−C−R4は飽和又は不飽和であり得る環構造の一部であることができ、かつ1以上の独立して選択される基R1で置換されていることができる、あるいは,R1−C(R2)H及びR3−C(R4)Hの一方が、任意的に置換されていてもよい芳香環構造を表す、
を含む水性混合物を製造する工程であって、該工程において酸ハロゲン化物又は酸ハロゲン化物の混合物がMOOH/M2O2及び/又は1以上の過酸(又は過酸の塩)、好ましくはM2O2又は過酸のM塩を含む水と基本的には接触されるだけである工程、
本方法の任意の部分において酸ハロゲン化物のための1以上の溶媒を導入する任意的工程、
本方法の任意の部分において1以上の塩を導入する任意的工程、
過酸化工程の前、間、又は後に1以上のコロイド及び/又は界面活性剤を導入する任意的工程、
1以上の精製工程において該水性混合物を精製する任意的工程、
1以上の均一化工程において該水性混合物を均一化する任意的工程、
式(I)のジアシルパーオキサイドを含むところの前の工程からの生成物を重合化反応器へ移す工程、及び
該ジアシルパーオキサイドを熱的に分解して、1以上のエチレン性不飽和モノマーの存在下、有機遊離基を生成して、該モノマーを上記重合化反応器中で重合化させる工程、
を含む方法に関する。
のジアシルパーオキサイド、ここでR1〜R4は独立して、水素、ハロゲン、及び飽和又は不飽和の、直鎖又は分岐の、任意的に1以上のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル、アルカリール、及びアラルキル基からなる群から選択され、ただし、もしR1及び/又はR2が水素であるならばR3及び/又はR4は水素ではなく、またその逆に、もしR3及び/又はR4が水素であるならば、R1及び/又はR2は水素ではなく、該方法においてR1−C−R2及び/又はR3−C−R4は飽和又は不飽和であり得る環構造の一部であることができ、かつ1以上の独立して選択される基R1で置換されていることができる、あるいは,R1−C(R2)H及びR3−C(R4)Hの一方が任意的に置換されていてもよい芳香環構造を表し、ただしさらにR2がハロゲンであってR4が水素であり、かつR1とR3の両方が約10〜約16の炭素原子を有する長鎖アルキル基であるところの式(I)のジアシルパーオキサイドは本発明から除かれる、を含む。
ここでR1〜R4は独立して、水素、ハロゲン、及び飽和又は不飽和の、直鎖又は分岐の、任意的に1以上のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル、アルカリール、及びアラルキル基からなる群から選択され、ただしもしR1及び/又はR2が水素であるならばR3及び/又はR4は水素ではなく、またその逆に、もしR3及び/又はR4が水素であるならば、R1及び/又はR2は水素ではなく、該方法においてR1−C−R2及び/又はR3−C−R4は飽和又は不飽和であり得る環構造の一部であることができ、かつ1以上の独立して選択される基R1で置換されていることができる、あるいは,R1−C(R2)H及びR3−C(R4)Hの一方が、任意的に置換されていてもよい芳香環構造を表し、ただしさらにR2がハロゲンであってR4が水素であり、かつR1とR3の両方がアルキル基であるならば、これらのアルキル基のそれぞれは約6までの炭素原子を有する、を含む。
ここでR1〜R4は独立して、水素、ハロゲン、及び飽和又は不飽和の、直鎖又は分岐の、任意的に1以上のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル、アルカリール、及びアラルキル基からなる群から選択され、ただし、もしR1及び/又はR2が水素であるならばR3及び/又はR4は水素ではなく、またその逆に、もしR3及び/又はR4が水素であるならば、R1及び/又はR2は水素ではなく、該方法においてR1−C−R2及び/又はR3−C−R4は飽和又は不飽和であり得る環構造の一部であることができ、かつ1以上の独立して選択される基R1で置換されていることができる、あるいは,R1−C(R2)H及びR3−C(R4)Hの一方が任意的に置換されていてもよい芳香環構造を表す、を含む。
ここでR1〜R4は独立して、水素、ハロゲン、及び飽和又は不飽和の、直鎖又は分岐の、任意的に1以上のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル、アルカリール、及びアラルキル基からなる群から選択され、ただし、もしR1及び/又はR2が水素であるならばR3及び/又はR4は水素ではなく、またその逆に、もしR3及び/又はR4が水素であるならば、R1及び/又はR2は水素ではなく、該方法においてR1−C−R2及び/又はR3−C−R4は飽和又は不飽和であり得る環構造の一部であることができ、かつ1以上の独立して選択される基R1で置換されていることができる、あるいは,R1−C(R2)H及びR3−C(R4)Hの一方が任意的に置換されていてもよい芳香環構造を表す。
以下の化学物質がジアシルパーオキサイドを製造する工程において使用された。すべての実験は十分な安全対策をとって行われたことに留意されたい。この点において、純粋なジイソブタノイルパーオキサイドは特記できるほど爆発性であることにもまた留意されたい。
それぞれ25重量%、及び33重量%のNaOHを含むNaOH溶液(NaOH−25及びNaOH−33)がBakerグレードのNaOH及び蒸留水から製造された。
それぞれ15重量%及び25重量%のNaClを含むNaCl溶液(NaCl−15及びNaCl−25)がBakerグレードのNaCl及び蒸留水から製造された。
10重量%のNa2CO3を含むNa2CO3溶液がBakerグレードのNa2CO3と蒸留水から製造された。
18重量%のHClを含むHCl溶液がBakerグレードのHClと蒸留水から製造された。
塩化イソブタノイル(99.3%)がBASFにより供給された。
塩化ラウロイル(98%)がAcrosにより供給された。
新鮮なPVA溶液、脱ミネラル水中のHarco製の5重量%のAlcotex(商標)72.5が使用の1日前に新鮮に製造された。
イソブタノイル−ラウロイルパーオキサイドの製造のため、反応器が0℃において35gの脱イオン化された水、286gのNaCl−25溶液、110gのNa2CO3溶液、39gのNaOH−25溶液及び32.5gのH2O2溶液で充填された。次に50分以内にて103.0gの塩化イソブタノイルが、NaOH−25溶液を用いてpH値を11.0に保ちながら添加された。温度は0℃に保たれて、その間に反応器の内容物は均一化された。塩化イソブタノイルの合計量の添加後、反応混合物はさらに15分間pH11.0において攪拌された。それからpHはHCl溶液で10.0まで低下され、温度は5℃に至らせられた。次に70.5gの塩化ラウロイルが10分間かけて添加され、その間NaOH−25溶液を用いてpHを10.0に保った。塩化ラウロイルの全部の量の添加後、攪拌はさらに15分間続けられた。
35%のジイソブタノイルパーオキサイド
64%のイソブタノイル−ラウロイルパーオキサイド
<1%のジラウロイルパーオキサイド
<0.01%の酸塩化物
実施例Aにおいて、国際特許出願公開第01/32613号の手順が繰り返された。まず、Na2O2の溶液が108.3gの脱ミネラル水、18.5gのNaOH−33溶液、及び3.7gの水性H2O2を混合物することにより製造された。第2の反応器が温度を5〜10℃に制御しながら、33.3gの脱ミネラル水、27.7gのPVA溶液、及び16.3gの塩化イソブタノイルで充填された。次に系が均一化されながら、Na2O2溶液が添加された。ジイソブタノイルパーオキサイドは得られず、水性相のみが形成された。
実施例2の生成物が攪拌されることなしに5℃において1.5時間貯蔵された。該エマルジョンの活性酸素の濃度(式(I)のジアシルパーオキサイドの量の尺度)は2.5%減少され、少しの相分離が起きた。実施例3において、反応器は175gの脱ミネラル水、16.4gのNaOH−33溶液,43.8gのNaCI−25溶液、250.5gのNa2CO3溶液及び4.8gの水性H202で充填された。次に5〜10℃の温度を保ちながら、そして反応器の内容物を均一化しながら23.1gの塩化イソブタノイルが反応器の内容物に添加された。反応の終わりにおいて混合物はpH=7に中和された。十分な安全対策を採りながら、2相系が分離するのを許され、70体積%の水性相が除去された。有機相及び水相の残りに、207.2gの脱ミネラル水、109.3gのPVA溶液、13.7gのメタノール及び21.9gの水性 0.2重量%のBerol(商標) 08 (Akzo Nobel製のノニオン性乳化剤)が添加された。 2.5時間超安定であり、VCMの重合化工程において良好な性能を示す分散物が得られた。ジイソブタノイルパーオキサイドの収率は、塩化イソブタノイルに基づいて86%、H202に基づいて93%であった。
Claims (15)
- 以下の工程;
いわゆる過酸化工程において下記式(II)の1以上の酸ハロゲン化物、
ここでXはハライドであり、好ましくは塩素又は臭素、最も好ましくは塩素である、
を
i)MOOH/M2O2、ここでMは、該方法において存在する1以上のパーオキサイドを分解することなくH2O2と反応して、MOOH/M2O2を生成するところの任意の金属又はアンモニウム含有基であり、好ましくはMはアンモニウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、及びリチウムから成る群から選択される、及び/又は
ii)下記式(III)の1以上の過酸又はそのM塩
と、水性相において反応させることにより、下記式(I)のジアシルパーオキサイド、
ここでR1〜R4は独立して、水素、ハロゲン、及び飽和又は不飽和の、直鎖又は分岐の、任意的に1以上のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル、アルカリール、及びアラルキル基からなる群から選択され、ただしもしR1及び/又はR2が水素であるならばR3及び/又はR4は水素ではなく、またその逆に、もしR3及び/又はR4が水素であるならば、R1及び/又はR2は水素ではなく、該工程においてR1−C−R2及び/又はR3−C−R4は、飽和又は不飽和であり得る環構造の一部であることができ、かつ1以上の独立して選択される基R1で置換されていることができる、あるいは,R1−C(R2)H及びR3−C(R4)Hの一方が、任意的に置換されていてもよい芳香環構造を表す、
を含む水性混合物を製造する工程であって、該工程において酸ハロゲン化物又は酸ハロゲン化物の混合物が、MOOH/M2O2及び/又は1以上の過酸又は過酸の塩、好ましくはM2O2又は過酸のM塩を含む水と基本的には接触されるだけである工程、
本方法の任意の部分において酸ハロゲン化物のための1以上の溶媒を導入する任意的工程、
本方法の任意の部分において1以上の塩を導入する任意的工程、
過酸化工程の前、間、又は後に、1以上のコロイド及び/又は界面活性剤を導入する任意的工程、
1以上の精製工程において該水性混合物を精製する任意的工程、
1以上の均一化工程において該水性混合物を均一化する任意的工程、
式(I)のジアシルパーオキサイドを含むところの前の工程からの生成物を重合化反応器へ移す任意的工程、及び
1以上のエチレン性不飽和モノマーの存在下、該ジアシルパーオキサイドを熱的に分解して有機遊離基を生成して、前記モノマーを上記重合化反応器中で重合化させる工程、
を含む方法。 - 以下の工程;
いわゆる過酸化工程において下記式(II)の1以上の酸ハロゲン化物、
ここでXはハライドであり、好ましくは塩素又は臭素、最も好ましくは塩素である、
を
i)MOOH/M2O2、ここでMは、該方法において存在する1以上のパーオキサイドを分解することなくH2O2と反応して、MOOH/M2O2を生成するところの任意の金属又はアンモニウム含有基であり、好ましくはMはアンモニウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、及びリチウムから成る群から選択される、及び/又は
ii)下記式(III)の1以上の過酸又はそのM塩
と、水性相において反応させることにより、下記式(I)のジアシルパーオキサイド、
ここでR1〜R4は独立して、水素、ハロゲン、及び飽和又は不飽和の、直鎖又は分岐の、任意的に1以上のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル、アルカリール、及びアラルキル基からなる群から選択され、ただしもしR1及び/又はR2が水素であるならばR3及び/又はR4は水素ではなく、またその逆に、もしR3及び/又はR4が水素であるならば、R1及び/又はR2は水素ではなく、該工程においてR1−C−R2及び/又はR3−C−R4は、飽和又は不飽和であり得る環構造の一部であることができ、かつ1以上の独立して選択される基R1で置換されていることができる、あるいは,R1−C(R2)H及びR3−C(R4)Hの一方が、任意的に置換されていてもよい芳香環構造を表し、ただしさらにR2がハロゲンであってR4が水素であり、かつR1とR3の両方が約10〜約16の炭素原子を有する長鎖アルキル基であるところの式(I)のジアシルパーオキサイドは除かれる、
を含む水性混合物を製造する工程であって、該工程において酸ハロゲン化物又は酸ハロゲン化物の混合物が、MOOH/M2O2及び/又は1以上の過酸又は過酸の塩、好ましくはM2O2又は過酸のM塩を含む水と基本的には接触に至らせられるだけである工程、
本方法の任意の部分において酸ハロゲン化物のための1以上の溶媒を導入する任意的工程、
本方法の任意の部分において1以上の塩を導入する任意的工程、
過酸化工程の前、間、又は後に1以上のコロイド及び/又は界面活性剤を導入する任意的工程、
1以上の精製工程において該水性混合物を精製する任意的工程、
1以上の均一化工程において該水性混合物を均一化する任意的工程、
式(I)のジアシルパーオキサイドを含むところの前の工程からの生成物を重合化反応器へ移す工程、及び
1以上のエチレン性不飽和モノマーの存在下、前記ジアシルパーオキサイドを熱的に分解して、有機遊離基を生成して前記モノマーを前記重合化反応器中で重合化させる工程、
を含む方法。 - 以下の工程;
いわゆる過酸化工程において下記式(II)の1以上の酸ハロゲン化物、
ここでXはハライドであり、好ましくは塩素又は臭素、最も好ましくは塩素である、
を
i)MOOH/M2O2、ここでMは、該方法において存在する1以上のパーオキサイドを分解することなくH2O2と反応して、MOOH/M2O2を生成するところの任意の金属又はアンモニウム含有基であり、好ましくはMはアンモニウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、及びリチウムから成る群から選択される、及び/又は
ii)下記式(III)の1以上の過酸又はそのM塩
と、水性相において反応させることにより、下記式(I)のジアシルパーオキサイド、
ここでR1〜R4は独立して、水素、ハロゲン、及び飽和又は不飽和の、直鎖又は分岐の、任意的に1以上のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル、アルカリール、及びアラルキル基からなる群から選択され、ただしもしR1及び/又はR2が水素であるならばR3及び/又はR4は水素ではなく、またその逆に、もしR3及び/又はR4が水素であるならば、R1及び/又はR2は水素ではなく、該工程においてR1−C−R2及び/又はR3−C−R4は、飽和又は不飽和であり得る環構造の一部であることができ、かつ1以上の独立して選択される基R1で置換されていることができる、あるいは,R1−C(R2)H及びR3−C(R4)Hの一方が、任意的に置換されていてもよい芳香環構造を表し、ただしさらにR2がハロゲンであってR4が水素であり、かつR1とR3の両方がアルキル基であるならば、これらのアルキル基のそれぞれは約6までの炭素原子を有する、
を含む水性混合物を製造する工程であって、該工程において酸ハロゲン化物又は酸ハロゲン化物の混合物が、MOOH/M2O2及び/又は1以上の過酸又は過酸の塩、好ましくはM2O2又は過酸のM塩を含む水と基本的には接触に至らせられるだけである工程、
本方法の任意の部分において酸ハロゲン化物のための1以上の溶媒を導入する任意的工程、
本方法の任意の部分において1以上の塩を導入する任意的工程、
過酸化工程の前、間、又は後に1以上のコロイド及び/又は界面活性剤を導入する任意的工程、
1以上の精製工程において該水性混合物を精製する任意的工程、
1以上の均一化工程において該水性混合物を均一化する任意的工程、
式(I)のジアシルパーオキサイドを含むところの前の工程からの生成物を重合化反応器へ移す工程、及び
1以上のエチレン性不飽和モノマーの存在下、前記ジアシルパーオキサイドを熱的に分解して有機遊離基を生成して、前記モノマーを前記重合化反応器中で重合化させる工程、
を含む方法。 - 以下の工程;
いわゆる過酸化工程において下記式(II)の1以上の酸ハロゲン化物、
ここでXはハライドであり、好ましくは塩素又は臭素、最も好ましくは塩素である、
を
i)MOOH/M2O2、ここでMは、該方法において存在する1以上のパーオキサイドを分解することなくH2O2と反応して、MOOH/M2O2を生成するところの任意の金属又はアンモニウム含有基であり、好ましくはMはアンモニウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、及びリチウムから成る群から選択される、及び/又は
ii)下記式(III)の1以上の過酸又はそのM塩
と、水性相において反応させることにより、下記式(I)のジアシルパーオキサイド、
ここでR1〜R4は独立して、水素、及び飽和又は不飽和の、直鎖又は分岐の、任意的に1以上のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル、アルカリール、及びアラルキル基からなる群から選択され、ただしもしR1及び/又はR2が水素であるならばR3及び/又はR4は水素ではなく、またその逆に、もしR3及び/又はR4が水素であるならば、R1及び/又はR2は水素ではなく、該工程においてR1−C−R2及び/又はR3−C−R4は、飽和又は不飽和であり得る環構造の一部であることができ、かつ1以上の独立して選択される基R1で置換されていることができる、あるいは,R1−C(R2)H及びR3−C(R4)Hの一方が、任意的に置換されていてもよい芳香環構造を表す、
を含む水性混合物を製造する工程であって、該工程において酸ハロゲン化物又は酸ハロゲン化物の混合物が、MOOH/M2O2及び/又は1以上の過酸又は過酸の塩、好ましくはM2O2又は過酸のM塩を含む水と基本的には接触に至らせられるだけである工程、
本方法の任意の部分において酸ハロゲン化物のための1以上の溶媒を導入する任意的工程、
本方法の任意の部分において1以上の塩を導入する任意的工程、
過酸化工程の前、間、又は後に1以上のコロイド及び/又は界面活性剤を導入する任意的工程、
1以上の精製工程において該水性混合物を精製する任意的工程、
1以上の均一化工程において該水性混合物を均一化する任意的工程、
式(I)のジアシルパーオキサイドを含むところの前の工程からの生成物を重合化反応器へ移す工程、及び
1以上のエチレン性不飽和モノマーの存在下、前記ジアシルパーオキサイドを熱的に分解して有機遊離基を生成して、前記モノマーを前記重合化反応器中で重合化させる工程、
を含む方法。 - 以下の工程;
いわゆる過酸化工程において下記式(II)の1以上の酸ハロゲン化物、
ここでXはハライドであり、好ましくは塩素又は臭素、最も好ましくは塩素である、
を
i)MOOH/M2O2、ここでMは、該方法において存在する1以上のパーオキサイドを分解することなくH2O2と反応して、MOOH/M2O2を生成するところの任意の金属又はアンモニウム含有基であり、好ましくはMはアンモニウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、及びリチウムから成る群から選択される、及び/又は
ii)下記式(III)の1以上の過酸又はそのM塩
と、水性相において反応させることにより、下記式(I)のジアシルパーオキサイド、
ここでR1〜R4は独立して、水素、ハロゲン、及び飽和又は不飽和の、直鎖又は分岐の、任意的に1以上のハロゲン原子で置換されていてもよいアルキル、アルカリール、及びアラルキル基からなる群から選択され、ただしもしR1及び/又はR2が水素であるならばR3及び/又はR4は水素ではなく、またその逆に、もしR3及び/又はR4が水素であるならば、R1及び/又はR2は水素ではなく、該工程においてR1−C−R2及び/又はR3−C−R4は、飽和又は不飽和でありうる環構造の一部であることができ、かつ1以上の独立して選択される基R1で置換されていることができる、あるいは,R1−C(R2)H及びR3−C(R4)Hの一方が、任意的に置換されていてもよい芳香環構造を表す、
を含む水性混合物を製造する工程であって、該工程において酸ハロゲン化物又は酸ハロゲン化物の混合物が、MOOH/M2O2及び/又は1以上の過酸又は過酸の塩、好ましくはM2O2又は過酸のM塩を含む水と基本的には接触に至らせられるだけである工程、
本方法の任意の部分において酸ハロゲン化物のための1以上の溶媒を導入する任意的工程、
本方法の任意の部分において1以上の塩を導入する任意的工程、
過酸化工程の前、間、又は後に1以上のコロイド及び/又は界面活性剤を導入する任意的工程、
1以上の精製工程において該水性混合物を精製する任意的工程、
1以上の均一化工程において該水性混合物を均一化する任意的工程、
式(I)のジアシルパーオキサイドを含むところの前の工程からの生成物を重合化反応器へ移す工程、及び
1以上のエチレン性不飽和モノマーの存在下、前記ジアシルパーオキサイドを熱的に分解して有機遊離基を生成して、前記モノマーを前記重合化反応器中で重合化させる工程、
を含む方法において、式(I)のジアシルパーオキサイドが重合化反応器に移されるとき、水性相における前の工程から常に移されるところの方法。 - 過酸化工程において得られるジアシルパーオキサイドが、前記過酸化工程後168時間の期間内に重合化工程において使用されるところの、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
- ジアシルパーオキサイドが本方法において5℃までの温度において貯蔵され取り扱われるところの、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
- M及びH2O2の源からMOOH/M2O2を製造し、そして過酸化工程を行うために全く同じ反応器が使用されるところの、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
- エチレン性不飽和モノマーの重量に基づいて、0.005〜2重量%のジアシルパーオキサイドが重合化工程において使用されるところの、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
- 該エチレン性不飽和モノマーが塩化ビニルモノマーを含むところの、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
- ハロゲン化ラウロイル、ハロゲン化イソブタノイル、ハロゲン化2−エチルブタノイル、ハロゲン化2−エチルヘキサノイル、ハロゲン化2−クロロプロパノイル、シクロヘキサンカルボニルハライド、3−メチルシクロヘキサンカルボニルハライド、及び2,3−ジハロシクロヘキサンカルボニルハライドからなる群から選択される少なくとも1の酸ハロゲン化物が使用されるところの、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
- 少なくとも1の得られるジアシルパーオキサイドが非対称であるところの、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
- 過酸が過酸化工程において使用されるところの、請求項12に記載の方法。
- 基本的に溶媒なしであるところの、請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
- ジアシルパーオキサイドが、反応温度において重合化反応混合物に添加されるところの、請求項1〜14のいずれか1項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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