JPS6097953A - ジアシルペルオキシドの製造方法 - Google Patents
ジアシルペルオキシドの製造方法Info
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- JPS6097953A JPS6097953A JP20360583A JP20360583A JPS6097953A JP S6097953 A JPS6097953 A JP S6097953A JP 20360583 A JP20360583 A JP 20360583A JP 20360583 A JP20360583 A JP 20360583A JP S6097953 A JPS6097953 A JP S6097953A
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- Japan
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- peroxide
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はジアシルペルオキシドの製造方法に関lするも
のである。さらに詳しくは、副生物や未反応原料を効率
よく、かつ安全に除去し得るジアシルペルオキシドの製
造方法に関する。
のである。さらに詳しくは、副生物や未反応原料を効率
よく、かつ安全に除去し得るジアシルペルオキシドの製
造方法に関する。
ジアシルペルオキシドは一般式、R−g−o−o−g−
R(式中、Rはたとえば脂肪族炭化水素基である。)を
有する化合物である。これらの化合物は高分子′工業界
で、ラジカル発生剤として重要である。特に、ビニルモ
ノマーの重合に重要である。
R(式中、Rはたとえば脂肪族炭化水素基である。)を
有する化合物である。これらの化合物は高分子′工業界
で、ラジカル発生剤として重要である。特に、ビニルモ
ノマーの重合に重要である。
一般に、ジアシルペルオキシドは酸クロライドを0〜8
0℃で過酸化水素とアルカリ金属水酸化5物との混合水
溶液によって処理した後、得られるジアシルペルオキシ
ドを主成分とする反応生成物を中性塩水溶液で洗浄し、
分離して得られる。しかしこの製造方法は洗浄後、静置
分離する際、その速度が極めて遅かったり、分離が不完
全なこと10が多かった。このことは目的製品であるジ
アシルペルオキシドが熱などに敏感で分解しやすいこと
もあって、製品の劣化、安全性といった諸点で産業上重
要な問題となる。
0℃で過酸化水素とアルカリ金属水酸化5物との混合水
溶液によって処理した後、得られるジアシルペルオキシ
ドを主成分とする反応生成物を中性塩水溶液で洗浄し、
分離して得られる。しかしこの製造方法は洗浄後、静置
分離する際、その速度が極めて遅かったり、分離が不完
全なこと10が多かった。このことは目的製品であるジ
アシルペルオキシドが熱などに敏感で分解しやすいこと
もあって、製品の劣化、安全性といった諸点で産業上重
要な問題となる。
従来、この問題点を解決するために、たとえばIX特公
昭51−41610号公報には、酸クロライドを有機溶
剤で希釈した溶液を、過酸化水素と炭酸ナトリウムとの
混合水溶液により処理した後、沈降分離する方法が提案
されている。
昭51−41610号公報には、酸クロライドを有機溶
剤で希釈した溶液を、過酸化水素と炭酸ナトリウムとの
混合水溶液により処理した後、沈降分離する方法が提案
されている。
しかしこの方法は、反応生成物中に混在する副2・・生
物や未反応原料を除去する際の洗浄において、1有機層
と水層の分離速度が極めて遅く、さらに早いことが望ま
れ、また除去が完全でないため何度も洗浄を繰り返し行
なう必要があった。その際、有機溶剤は分離速度を早め
るように働くが、量的゛・に多く用いなければならなか
った。
物や未反応原料を除去する際の洗浄において、1有機層
と水層の分離速度が極めて遅く、さらに早いことが望ま
れ、また除去が完全でないため何度も洗浄を繰り返し行
なう必要があった。その際、有機溶剤は分離速度を早め
るように働くが、量的゛・に多く用いなければならなか
った。
そこで本発明者等はジアシルペルオキシドを工業上効率
よく安全に製造する方法を提供することを目的として鋭
意研究を重ねた結果、酸クロライドと過酸化水素とアル
カリ金属水酸化物水溶液と1・(の反応により得られた
反応生成物を分液し、ジアシルペルオキシドを主成分と
する有機層を取り出し、該有機層をそのまま又は、中性
塩水溶液で得られる洗浄有機層を一1℃〜−60℃の温
度範囲に冷却し、有機層に分散している凝固された水分
I5を分離除去すれば、有機層に含まれる水溶性の副生
物や未反応原料を安全に速やかに減少できるとの知見を
得て、本発明を完成するに至った。
よく安全に製造する方法を提供することを目的として鋭
意研究を重ねた結果、酸クロライドと過酸化水素とアル
カリ金属水酸化物水溶液と1・(の反応により得られた
反応生成物を分液し、ジアシルペルオキシドを主成分と
する有機層を取り出し、該有機層をそのまま又は、中性
塩水溶液で得られる洗浄有機層を一1℃〜−60℃の温
度範囲に冷却し、有機層に分散している凝固された水分
I5を分離除去すれば、有機層に含まれる水溶性の副生
物や未反応原料を安全に速やかに減少できるとの知見を
得て、本発明を完成するに至った。
本発明の要旨は、下記一般式(1)で示される酸クロラ
イドと過酸化水素とアルカリ金属水酸化!・・(8) 物水溶液との反応により得られた反応生成物を分1液し
て得られた、下記一般式(n) R−八−cl! (I) (式中、R,R□、R2は炭素数3〜lOの直鎖又は分
枝のアルキル基を表わす。) で示されるジアシルペルオキシドを主成分とする反応生
成物の有機層をそのまま又は、中性塩水溶10液で得ら
れる洗浄有機層を一1°C〜−60℃の温度範囲に冷却
し、有機層に分散している凝固された水分を分離除去す
ることを特徴とするものである。その際、ジアシルペル
オキシドの凝固温度を下げる目的や分離を促進する目的
などで有機過酸1゜化物に不活性な有機溶剤を使用する
ことができる。
イドと過酸化水素とアルカリ金属水酸化!・・(8) 物水溶液との反応により得られた反応生成物を分1液し
て得られた、下記一般式(n) R−八−cl! (I) (式中、R,R□、R2は炭素数3〜lOの直鎖又は分
枝のアルキル基を表わす。) で示されるジアシルペルオキシドを主成分とする反応生
成物の有機層をそのまま又は、中性塩水溶10液で得ら
れる洗浄有機層を一1°C〜−60℃の温度範囲に冷却
し、有機層に分散している凝固された水分を分離除去す
ることを特徴とするものである。その際、ジアシルペル
オキシドの凝固温度を下げる目的や分離を促進する目的
などで有機過酸1゜化物に不活性な有機溶剤を使用する
ことができる。
その添加時期はいつでもよいが、たとえば酸クロライド
を滴下するときに一諸に添加する。また前記精製工程は
バッチ式あるいは連続式のいずれの方法でも行なうこと
ができる。 2、。
を滴下するときに一諸に添加する。また前記精製工程は
バッチ式あるいは連続式のいずれの方法でも行なうこと
ができる。 2、。
(4)
本発明によって得られるジアシルペルオキシドlは、本
発明が限定する冷却温度範囲で凝固しないものであり、
後記する酸クロライドから誘導されるすべての前記一般
式(n)で示されるジアシルペルオキシドおよびそれら
の混合物を含む。たと・・えばジオクタノイルペルオキ
シド、ジイソブチリルペルオキシド、ジー8.5.5−
)リメテルヘキサノイルベルオキシド、ジー2−メチル
ペンタノイルペルオキシド等がある。
発明が限定する冷却温度範囲で凝固しないものであり、
後記する酸クロライドから誘導されるすべての前記一般
式(n)で示されるジアシルペルオキシドおよびそれら
の混合物を含む。たと・・えばジオクタノイルペルオキ
シド、ジイソブチリルペルオキシド、ジー8.5.5−
)リメテルヘキサノイルベルオキシド、ジー2−メチル
ペンタノイルペルオキシド等がある。
本発明に用(・られる酸クロライドには、たとえ1(・
ばn−ブチリルクロライド、オクタノイルクロライド、
イソブチリルクロライド、8,5.5−トリメチルヘキ
サノイルクロライド、2−メチルペンタノイルクロライ
ド及びこれらの塩素を臭素に置換した酸ブロマイド等が
ある。
ばn−ブチリルクロライド、オクタノイルクロライド、
イソブチリルクロライド、8,5.5−トリメチルヘキ
サノイルクロライド、2−メチルペンタノイルクロライ
ド及びこれらの塩素を臭素に置換した酸ブロマイド等が
ある。
本発明には反応成分として過酸化水素を使用するが、こ
れは酸クロライドに対して通常化学量論量の0.9〜2
.0倍の範囲で用いられる。更にアルカリ金属水酸化物
、たとえば水酸化ナトリウムや水酸化カリウムは酸クロ
ライドに対して通常化学、1、量論量の(1、9〜2゜
0倍の範囲で用いられる。
れは酸クロライドに対して通常化学量論量の0.9〜2
.0倍の範囲で用いられる。更にアルカリ金属水酸化物
、たとえば水酸化ナトリウムや水酸化カリウムは酸クロ
ライドに対して通常化学、1、量論量の(1、9〜2゜
0倍の範囲で用いられる。
反応生成物を冷却し、その中に含まれる水分を凝固する
方法には、通常の冷却手段が用いられる。
方法には、通常の冷却手段が用いられる。
たとえば反応釜付属のジャケットから冷却する方法、固
体炭素(ドライアイス)や液体窒素を投入・・し冷却す
る方法が示される。冷却する温度範囲は反応条件および
ジアシルペルオキシドの種類により変ってくるが、通常
−1℃〜−60℃、好ましくは一100C〜−40℃、
最も好ましくは一15℃〜−25℃で行なう。冷却温度
が高いと有機層中1・・に混在する副生物や未反応原料
を十分除去できず、逆に冷却温度が低すぎると油相の粘
度が高くなり取扱いが困難となる。
体炭素(ドライアイス)や液体窒素を投入・・し冷却す
る方法が示される。冷却する温度範囲は反応条件および
ジアシルペルオキシドの種類により変ってくるが、通常
−1℃〜−60℃、好ましくは一100C〜−40℃、
最も好ましくは一15℃〜−25℃で行なう。冷却温度
が高いと有機層中1・・に混在する副生物や未反応原料
を十分除去できず、逆に冷却温度が低すぎると油相の粘
度が高くなり取扱いが困難となる。
有機層に分散している凝固された水分を分離除去する方
法は、通常の固体と液体とを分離するすI5べての手段
が利用できる。たとえば1紙、1布や金網を使用する自
然濾過および吸引r過方法、そして固体と液体とを連続
的に分離する遠心濾過機も使用できる。
法は、通常の固体と液体とを分離するすI5べての手段
が利用できる。たとえば1紙、1布や金網を使用する自
然濾過および吸引r過方法、そして固体と液体とを連続
的に分離する遠心濾過機も使用できる。
ジアシルペルオキシドの洗浄に用いる中性塩水、3゜溶
液は、水溶液が中性を示す金属塩、たとえば塩1化ナト
リウム、塩化カリウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシ
ウム等が用いられる。その濃度は特に限定しないが、通
常10重量%以下で用いられる。
液は、水溶液が中性を示す金属塩、たとえば塩1化ナト
リウム、塩化カリウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシ
ウム等が用いられる。その濃度は特に限定しないが、通
常10重量%以下で用いられる。
有機溶剤としては、有機溶剤を含むジアシルペルオキシ
ドが、本発明で限定した冷却温度範囲で凝固せず、ジア
シルペルオキシドに対して不活性のものが用いられる。
ドが、本発明で限定した冷却温度範囲で凝固せず、ジア
シルペルオキシドに対して不活性のものが用いられる。
そして本発明によれば低沸点の有機溶剤でも安全に使用
できる。なぜならば1(・本発明によるジアシルペルオ
キシドの精製方法は、従来の方法に比べて洗浄回数が少
なく、また精製に要する時間も短いからである。有機溶
剤の例としては、たとえばミネラルスピリット、トルエ
ン、キシレン、シクロヘキサン、ジオクチルアジベーI
。
できる。なぜならば1(・本発明によるジアシルペルオ
キシドの精製方法は、従来の方法に比べて洗浄回数が少
なく、また精製に要する時間も短いからである。有機溶
剤の例としては、たとえばミネラルスピリット、トルエ
ン、キシレン、シクロヘキサン、ジオクチルアジベーI
。
ト、ジプチルフタレート、ジエチルフタレート、ジエチ
ルエーテル等を使用することができる。
ルエーテル等を使用することができる。
本発明によれば熱的に不安定なジアシルペルオキシドを
低温で処理できるので、その処理は極めて安全であり、
また洗浄回数を著しく減少できる2、。
低温で処理できるので、その処理は極めて安全であり、
また洗浄回数を著しく減少できる2、。
(7)
ので、ジアシルペルオキシドを高収率で製造できIる。
また本発明で得られたジアシルペルオキシドは、ビニル
系モノマーの重合開始剤、特に比較的低温で1合を行な
う塩化ビニルモノマーの単独または5共重合用の開始剤
として有用である。そしてその目的のために、本発明で
得られたジアシルペルオキシドを有機溶剤の希釈溶液に
して用いたり、あるいは界面活性剤、分散剤などを使っ
て水性エマルジョン化して用いる。たとえば、系に対し
て 、。
系モノマーの重合開始剤、特に比較的低温で1合を行な
う塩化ビニルモノマーの単独または5共重合用の開始剤
として有用である。そしてその目的のために、本発明で
得られたジアシルペルオキシドを有機溶剤の希釈溶液に
して用いたり、あるいは界面活性剤、分散剤などを使っ
て水性エマルジョン化して用いる。たとえば、系に対し
て 、。
0.1〜20重量%の非イオン界面活性剤および/また
は系に対してθ〜10重蕾%の部分あるいは完全げん化
ポリ酢酸ビニルおよび系に対して0〜20重量%の凍結
防止剤および系に対して5〜70重量%のジアシルペル
オキシドおよび水を含、5む組成物である。
は系に対してθ〜10重蕾%の部分あるいは完全げん化
ポリ酢酸ビニルおよび系に対して0〜20重量%の凍結
防止剤および系に対して5〜70重量%のジアシルペル
オキシドおよび水を含、5む組成物である。
次に本発明を実施例、比較例および参考例によりさらに
具体的に1第1図とも関連して観明する。
具体的に1第1図とも関連して観明する。
実施例 l
かきまぜ機、邪魔板、温度計およびジャケット5゜(8
) 付反応器に、800gの水と240gの50%水酸l化
す) IJウム水溶液を送入した。この反応混合物の温
度を20℃に維持しながら、100pの50%過酸化水
素水溶液を添加した。この反応混合物を約lθ℃に冷却
し、850gの8.5.5−)リメチ5ルヘキサノイル
クロライドの添加を開始した。この酸クロライドは約1
0分間で添加した。添加する量温度は約25℃に上昇し
た。添加後反応混合物の温度を10℃に低下させながら
、60分間攪拌を続けた。その後得られた水層と油層と
からな11・る反応生成物から油層を取り出した。次に
700gの1.0重量%硫酸す) IJウム水溶液で洗
浄した。
) 付反応器に、800gの水と240gの50%水酸l化
す) IJウム水溶液を送入した。この反応混合物の温
度を20℃に維持しながら、100pの50%過酸化水
素水溶液を添加した。この反応混合物を約lθ℃に冷却
し、850gの8.5.5−)リメチ5ルヘキサノイル
クロライドの添加を開始した。この酸クロライドは約1
0分間で添加した。添加する量温度は約25℃に上昇し
た。添加後反応混合物の温度を10℃に低下させながら
、60分間攪拌を続けた。その後得られた水層と油層と
からな11・る反応生成物から油層を取り出した。次に
700gの1.0重量%硫酸す) IJウム水溶液で洗
浄した。
得られた洗浄油層を分液して、水と大別した油層を一1
5℃にブラインで冷却した。次に油層をフィルターで濾
過して凝固している水分を取り除い1゜た。こうして得
られた有機層の一部を取り、等量の水で洗浄してから廃
水のPH値を測定したところ、はぼ中性の値を示した。
5℃にブラインで冷却した。次に油層をフィルターで濾
過して凝固している水分を取り除い1゜た。こうして得
られた有機層の一部を取り、等量の水で洗浄してから廃
水のPH値を測定したところ、はぼ中性の値を示した。
一方大部分の有機層はほとんど水を含まないことがわか
った。このようにしてジーa * i + 5− トリ
メチルヘキサノイル、。
った。このようにしてジーa * i + 5− トリ
メチルヘキサノイル、。
ペルオキシドを256gという高収率(収率801%)
で得ることができた。
で得ることができた。
比較例 1
実施例1の方法で得た洗浄油層(反応生成物から取り出
した油層を、700.j9の1.0重量%の硫へ酸ナト
リウム水溶液で洗浄したもの)に0℃で400gの水で
洗浄後静置分離した。廃水のPH値は11.0であり、
以下これに準じて水洗浄及び静置分離を4回繰り返した
。廃水のPH値は4回後においてもアルカリ性で約9.
0であり、副生物1゜及び未反応原料の分離状況はいず
れの回でも悪かった。収率も60%と低かった。また実
施例1の方法で得た洗浄油層を一90℃にプラインで冷
却してからフィルターで凝固している水分なf過しよう
としたが、粘度が高いため長時間かかった。4、実施例
2 実施例1において850gの8.5.5−)リメチルヘ
キサノイルクロライドの代わりに、214gのインブチ
リルクロライドおよび100gのトルエンを用い、油層
を一15°Cの代わりに一5°C−2にプラインで冷却
する以外は実施例1に準じて行。
した油層を、700.j9の1.0重量%の硫へ酸ナト
リウム水溶液で洗浄したもの)に0℃で400gの水で
洗浄後静置分離した。廃水のPH値は11.0であり、
以下これに準じて水洗浄及び静置分離を4回繰り返した
。廃水のPH値は4回後においてもアルカリ性で約9.
0であり、副生物1゜及び未反応原料の分離状況はいず
れの回でも悪かった。収率も60%と低かった。また実
施例1の方法で得た洗浄油層を一90℃にプラインで冷
却してからフィルターで凝固している水分なf過しよう
としたが、粘度が高いため長時間かかった。4、実施例
2 実施例1において850gの8.5.5−)リメチルヘ
キサノイルクロライドの代わりに、214gのインブチ
リルクロライドおよび100gのトルエンを用い、油層
を一15°Cの代わりに一5°C−2にプラインで冷却
する以外は実施例1に準じて行。
なったところ、安全にかつ高収率(収率81%)で24
5gのジイソブチリルペルオキシドのトルエン溶液が得
られた。
5gのジイソブチリルペルオキシドのトルエン溶液が得
られた。
実施例 3
実施例1において850gの8.5,54リメチルヘキ
サノイルクロライドの代わりに、168.9オクタノイ
ルクロライドおよび107 gのイソブチリルクロライ
ドおよび100 iのトルエンを用い、油層を一15℃
の代わりに一50℃にプライン1.1で冷却する以外は
実施例1に準じて行なったところ、安全にかつ高収量(
収量aooy)で非対称ジアシルペルオキシド含有組成
物が得られた。
サノイルクロライドの代わりに、168.9オクタノイ
ルクロライドおよび107 gのイソブチリルクロライ
ドおよび100 iのトルエンを用い、油層を一15℃
の代わりに一50℃にプライン1.1で冷却する以外は
実施例1に準じて行なったところ、安全にかつ高収量(
収量aooy)で非対称ジアシルペルオキシド含有組成
物が得られた。
参考例 1
攪拌装置と温度計を備えた反応釜へ、488重量%の水
と12重量%のメチルアルコール、2重量%のポリビニ
ルアルコール、1.5重量%のソルビタンモノラウレー
トおよび1.5重量%のソルビタンモノオレエートを入
れ、そこへ実施例1で得られた:(5,5−トリメチル
へキサノイルペルオキ、1゜シト040重量%を攪拌し
ながら滴下した。滴下゛後60分間継続して攪拌をつづ
けたところ、粘度が0℃で600センチポイズである均
一な乳白色のエマルジョンが得られた。
と12重量%のメチルアルコール、2重量%のポリビニ
ルアルコール、1.5重量%のソルビタンモノラウレー
トおよび1.5重量%のソルビタンモノオレエートを入
れ、そこへ実施例1で得られた:(5,5−トリメチル
へキサノイルペルオキ、1゜シト040重量%を攪拌し
ながら滴下した。滴下゛後60分間継続して攪拌をつづ
けたところ、粘度が0℃で600センチポイズである均
一な乳白色のエマルジョンが得られた。
参考例 2
実施例1により得られたa + 5 T s −Fリメ
チルヘキサノイルベルオキシドを重合開始剤として用い
、塩化ビニルの懸濁重合を行なった。すなわち800m
Jのステンレス製オートクレーブに0.15gのポリビ
ニルアルコールを溶解した水溶液の 1・・100gを
入れ、さらに塩化ビニルモノマーの50gと前記ジアシ
ルペルオキシドの0.015 gを入れた。回転式恒温
槽中に入れ、60±1℃で8時間重合を行なった。その
後取り出したポリ塩化ビニル粉末を水洗し、濾過後真空
乾燥した。その重量15を測定したところ重合転化率は
約90%であった。
チルヘキサノイルベルオキシドを重合開始剤として用い
、塩化ビニルの懸濁重合を行なった。すなわち800m
Jのステンレス製オートクレーブに0.15gのポリビ
ニルアルコールを溶解した水溶液の 1・・100gを
入れ、さらに塩化ビニルモノマーの50gと前記ジアシ
ルペルオキシドの0.015 gを入れた。回転式恒温
槽中に入れ、60±1℃で8時間重合を行なった。その
後取り出したポリ塩化ビニル粉末を水洗し、濾過後真空
乾燥した。その重量15を測定したところ重合転化率は
約90%であった。
第1図は本発明に係るペルオキシドエマルジョンに及ぼ
す攪拌の影響を示す線図である。 (12I
す攪拌の影響を示す線図である。 (12I
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 L 下記一般式(I)で示される1種以上の酸゛・クロ
ライドと過酸化水素とアリカリ金属水酸化物水溶液との
反応により得られた反応生成物を分液して、下記一般式
(II)で示されるジアシルペルオキシドを主成分とす
る有機層を取り出し、該有機層をそのまま又は 中性I
・塩水溶液で得られる洗浄有機層を−1’Cから=60
℃の温度範囲に冷却し、この有機層に分散している凝固
した水分、副生物及び未反応原料を分離除去することを
特徴とするジアシルペルオキシドの製造方法。 1 R−0−crt (I) パI U −リ tJ−U −旦2 (11)(式中、
R、R,、RQは炭素数8〜lOの直1鎖又は分枝のア
ルキル基を表わす。) 2、特許請求の範囲第1項においてジアシルペルオキシ
ドを主成分とする有機層を洗浄する際、ジアシルペルオ
キシドに対し不活性で、′かつ前記有機層を冷却する工
程において固化しない有機溶媒を含むようにすることを
特徴とするジアシルペルオキシドの製造方法。 & 特許請求の範囲第1項又は第2項いずれかにおいて
、ジアシルペルオキシドがイソブチト・ルベルオキシド
および3,5.5−)リメチルヘキサノイルペルオキシ
ドであるジアシルペルオキシドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20360583A JPS6097953A (ja) | 1983-11-01 | 1983-11-01 | ジアシルペルオキシドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20360583A JPS6097953A (ja) | 1983-11-01 | 1983-11-01 | ジアシルペルオキシドの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6097953A true JPS6097953A (ja) | 1985-05-31 |
Family
ID=16476808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20360583A Pending JPS6097953A (ja) | 1983-11-01 | 1983-11-01 | ジアシルペルオキシドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6097953A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011080079A (ja) * | 2002-03-01 | 2011-04-21 | Akzo Nobel Nv | ジアシルパーオキサイドを含む重合化方法 |
-
1983
- 1983-11-01 JP JP20360583A patent/JPS6097953A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011080079A (ja) * | 2002-03-01 | 2011-04-21 | Akzo Nobel Nv | ジアシルパーオキサイドを含む重合化方法 |
JP2015163711A (ja) * | 2002-03-01 | 2015-09-10 | アクゾ ノーベル ナムローゼ フェンノートシャップAkzo Nobel N.V. | ジアシルパーオキサイドを含む重合化方法 |
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