JP2005513260A - 高い延性と耐衝撃性とを有するアルミニウム合金からなる圧力鋳造部品 - Google Patents
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Abstract
本発明は、部品、特に自動車の安全用、構造用、又は床板連結用部品であって、組成(重量%)が、Mg:1.0〜4.5、Si:0.2〜1.3、Cu<0.3、Zn<0.1、Fe<0.3、Ti<0.3、ならびに鋳型への接着を低減させるための少なくとも一つの元素:すなわち、Mn(0.3〜1)、Cr(0.1〜0.4)、Co(0.1〜0.4)、V(0.1〜0.4)、及びMo(0.1〜0.4)、(その他の元素の各々)<0.05でかつ合計で0.15、さらに残部はアルミニウムである、アルミニウム合金からなる圧力鋳造した部品を目的としている。
Description
本発明は、圧力鋳造法により鋳造した比較的薄い部品、特に自動車用構造部品又は安全部品の製造向けのAl−Mg−Si合金の分野に関するものである。
車両を軽量化する必要性により、複数の機能を統合した複雑な形状の鋳造安全部品の開発がますます促進されると共に、自動車製造者が利用する「クラッシュテスト」又は「ボディーブロック」のようなさまざまな変形試験、ならびにさまざまな組立て方法の要求とに満足すべき開発が促進された。
Al−Si9Cu3Mg合金のような既知の合金のよって、未処理状態Fにおいて、少なくとも300MPaの破断強度Rm、及び少なくとも230MPaの弾性限界Rp0.2を得ることができる。その代り、破断伸びAは2%を超えることはない。ところで自動車用構造部品又は安全部品には、衝撃時のエネルギーを吸収して破断を回避すると共に、さまざまな組立て方法に適応するのに十分な延性が要求される。
他方、機械的強度にとって望ましい影響を与えるということで銅の含有量が増えると、合金は腐食を受け易くなる。ところで耐腐食性、特にストレス下における耐腐食性が優れていることは、融雪塩のような腐食性環境における部品の劣化を回避するために必要である。
こうした要求に応えるため、合金のさまざまな形成について提案がなされている。Aluminium Rheinfeldenが1994年に出願した欧州特許出願公開第0792380号明細書では、組成(重量%)が、
Mg:3.0〜6.0、Si:1.4〜3.5、Mn:0.5〜2.0、Fe<0.15、Ti<0.2の合金の半固体状態における鋳造の利用について記載されている。
Mg:3.0〜6.0、Si:1.4〜3.5、Mn:0.5〜2.0、Fe<0.15、Ti<0.2の合金の半固体状態における鋳造の利用について記載されている。
先の特許出願により発行された分割出願である欧州特許出願公開第0853133号明細書は、組成が、
Mg:4.6〜5.8、Si:1.8〜2.5、Mn:0.5〜0.9、Fe<0.15、Ti<0.2であって、優れた機械的特徴を得るためには鋳造部品の熱処理が不可欠ではない圧力鋳造用合金に関するものである。
Mg:4.6〜5.8、Si:1.8〜2.5、Mn:0.5〜0.9、Fe<0.15、Ti<0.2であって、優れた機械的特徴を得るためには鋳造部品の熱処理が不可欠ではない圧力鋳造用合金に関するものである。
Alcoaが1995年に出願した米国特許第5667602号明細書では、特に「スペースフレーム」タイプの自動車の車体構造の継手用の圧力鋳造用合金であって、組成が、Si<0.30、Fe<1.00、Mg:2.00〜5.00、Mn:0.20〜1.60、Zr:0.10〜0.30のものについて記載されている。鋳造部品に熱処理を施すことなく、優れた機械的特性が得られる。
Alcoaが1997年に出願した米国特許第6132531号明細書は、同一用途の同一種類の合金であって、組成が、Si<0.20、Fe<0.20、Mg:2.80〜3.60、Mn:1.10〜1.40、Ti<0.15、Be:0.0005〜0.0015のものに関するものである。
他方、圧力鋳造される自動車用ハンドルの製造用には合金AlMgMnが利用されてきた。独国特許出願公開第3827794号明細書(豊田合成)は、特殊な形状のハンドル用であって、一方では組成が、Mg:1.5〜2.5、Si:0.2〜0.4、Fe:0.4〜1.0、Mn:0.4〜0.6の合金、他方では組成が、Mg:1.5〜2.4、Si<1.0、Fe:0.3〜0.8、Mn:0.2〜0.4の合金の利用に関するものである。
欧州特許出願公開第0412605号明細書(Kolbenschmidt)では、組成が、Mg:2.5〜3.5、Si:0.10〜0.30、Fe:0.40〜0.60、Mn:0.25〜0.45、Cu:0.015〜0.05、Zn:0.035〜0.065の、同一用途に対する合金の利用について記載されている。
欧州特許出願公開第0911420号明細書(Aluminium Rheinfelden)では、組成が、Mg:2.0〜3.5、Si:0.15〜0.35、Mn:0.2〜1.2、Fe<0.40、Cu<0.10、Zn<0.10、Cr<0.05、Co<0.60、Ce<0.80の鋳造合金について記載されている。
欧州特許出願公開第1138794号明細書(Corus Aluminium)では、組成が、Mg:2.7〜6.0、Si<1.4、Mn:0.4〜1.4、Zn:0.10〜1.5、Fe<1.0、Zr<0.3、V<0.3、Sc<0.3の圧力鋳造用合金について記載されている。
欧州特許出願公開第0792380号明細書
欧州特許出願公開第0853133号明細書
米国特許第5667602号明細書
米国特許第6132531号明細書
独国特許出願公開第3827794号明細書
欧州特許出願公開第0412605号明細書
欧州特許出願公開第0911420号明細書
欧州特許出願公開第1138794号明細書
本発明の目的とするところは、優れた機械的強度、高い延性及び大きいエネルギー吸収能力、強力な耐腐食性、ならびに鋳造に対する十分な適合性とを同時に呈する、自動車用の圧力鋳造された構造用、床板連結用、及び安全用の部品であって、かつ許容可能な経済的条件下において大量生産することができる部品を提供するものである。
本発明は、部品、特に自動車の安全用、構造用、又は床板連結部品であって、
組成(重量%)が、
Mg:1.0〜4.5、Si:0.2〜1.3、Cu<0.3、Zn<0.1、Fe<0.3、Ti<0.3、ならびに鋳型への接着を低減させるための少なくとも一つの元素:Mn(0.3〜1)、Cr(0.1〜0.4)、Co(0.1〜0.4)、V(0.1〜0.4)、及びMo(0.1〜0.4)、(その他の元素の各々)<0.05でかつ合計で0.15、
さらに残部はアルミニウムである、アルミニウム合金からなる圧力鋳造した部品を目的としている。
好ましい含有量は以下のとおりで、Mg:2.0〜4.0、Si:0.4〜1.0、Cu<0.1、Fe<0.2、Ti:0.05〜0.25である。
組成(重量%)が、
Mg:1.0〜4.5、Si:0.2〜1.3、Cu<0.3、Zn<0.1、Fe<0.3、Ti<0.3、ならびに鋳型への接着を低減させるための少なくとも一つの元素:Mn(0.3〜1)、Cr(0.1〜0.4)、Co(0.1〜0.4)、V(0.1〜0.4)、及びMo(0.1〜0.4)、(その他の元素の各々)<0.05でかつ合計で0.15、
さらに残部はアルミニウムである、アルミニウム合金からなる圧力鋳造した部品を目的としている。
好ましい含有量は以下のとおりで、Mg:2.0〜4.0、Si:0.4〜1.0、Cu<0.1、Fe<0.2、Ti:0.05〜0.25である。
合金は、場合によって50ppm未満の含有量のBeを含むことがある。
本発明はまた、指定の組成を有すると共に、状態T5(150〜200℃の間に含まれる温度における焼きなまし)において100MPa以上の弾性限界と、15%以上の破断伸びとを呈する圧力鋳造部品を目的としている。
本発明はまた、指定の組成を有すると共に、状態T5(150〜200℃の間に含まれる温度における焼きなまし)において100MPa以上の弾性限界と、15%以上の破断伸びとを呈する圧力鋳造部品を目的としている。
本発明についての説明
本発明は、本出願人により確認したところは、圧力鋳造した安全部品の製造向けの従来技術による合金に比して、マグネシウム及びシリコンの含有量を低減することにより、許容可能な鋳造適合性を保持しながら、使用特性上有利な妥協、特に状態F(鋳放し)における弾性限界と延性との間の妥協に到達することができるということに基づくものである。
本発明は、本出願人により確認したところは、圧力鋳造した安全部品の製造向けの従来技術による合金に比して、マグネシウム及びシリコンの含有量を低減することにより、許容可能な鋳造適合性を保持しながら、使用特性上有利な妥協、特に状態F(鋳放し)における弾性限界と延性との間の妥協に到達することができるということに基づくものである。
マグネシウムの含有量は、合金が鋳造可能であるためには少なくとも1%であるが、状態T5、すなわち自動車の塗料の焼成温度に対応した100〜200℃の間に含まれる温度における焼きなまし状態においても高い延性を望むならば、4.5%を超えてはならない。なお好ましい含有量は2〜4%の間に含まれる。
高い延性を保持しながら、十分な破断強度及び弾性限界を得るためのシリコンの含有量は、少なくとも0.2%である。該含有量は、0.4〜1%の間に含まれることが好ましい。マグネシウムとシリコンは化合してMg2Siを形成するが、これは圧力鋳造の凝固速度のもとできわめて微細な共晶の形をして発生する。無視できない量の共晶部分が存在すると、加熱による亀裂の形成が低減されて、使用特性の改善に貢献する。他方、鋳型の冷却速度が急激であるため、ある量のマグネシウムがアルミニウムの固溶体中に存続して過飽和となる。
本出願人が確認したところによると、本発明による限度内での所与のシリコンの含有量において、マグネシウムの含有量が減少すると破断伸びが急激に増加する。逆に、所与のマグネシウムの含有量において、シリコンの含有量が減少することにより、弾性限界が100MPaを上回るように維持しながら、破断伸びを増加させることが可能となる。
銅は0.3%未満に維持されなければならないが、大気中及びストレス下に対して、十分な耐腐食性を得るためには、0.1%未満に維持されることが好ましい。
鉄、マンガン、クロム、コバルト、モリブデン及びニッケルは、個別に又はアルミニウムと結合して、砂型鋳造又は金属自重鋳造の場合には脆弱な金属間化合物を形成する。逆に圧力鋳造の場合は、鋳型の冷却速度を考慮すると、これらの化合物は、機械的強度が影響を受けないような限られた大きさと形態のものになる。その代わりに、これらの元素が存在すると、鋳型の鋼に比して合金の化学ポテンシャルが減少することにより、鋳型中の部品の接着を制限することが可能となる。鉄の含有量は伸びに対して不利な影響を与えるので、0.5%、好ましくは0.2%に制限しなければならないため、鉄の他に、上述したその他の元素の少なくとも一つが存在することは必要不可欠である。
母合金、あるいはチタン又はホウ素を含む塩、たとえば、カリウムのフッ化ホウ酸塩とフッ化チタン酸塩との混合物によって、アルミニウム固溶体の初期の粒子を入念に精錬することによって、加熱による亀裂の形成傾向をほぼ完全に除去することが可能となると共に、凝固期間中の収縮に起因する微小孔隙率の大きさを低減することに寄与するため、部品の密度が改善される。精錬した合金はそこで、残留性のチタン0.05〜0.25%、及び残留性のホウ素10〜30ppm含むことになる。
ナトリウム、カルシウム又はストロンチウムのようなアルカリ元素の含有量はきわめて低い値、好ましくは10ppm未満の値に維持しなければならないが、その理由は、該元素が機械的特性に不利な影響を与えるからである。液体状態にある合金の酸化傾向を制限するには、50ppm、好ましくは30ppmを限度としたベリリウムの添加が有利である。
急冷による変形及び後のコストのかかる仕上げ工程を回避するため、鋳放しの状態で、真空の助け又はなしでの圧力鋳造部品が好んで利用されている。該圧力鋳造部品は、自動車産業界において使用されている塗料の焼成に起因する焼きなましの影響はごくわずかしか受けない。この処理は、典型的には150〜200℃の間に含まれる温度のもとで、15分〜1時間継続される。
本発明によるこれらの部品は、状態F又は状態T5において、常に100MPa、さらには120MPaを上回る弾性限界と、15%を上回る伸びとを呈するが、このことが、衝撃時のエネルギーの吸収能力を助長し、はめ込み式接合又はリベット締めのような高い延性を必要とする組立て技術の適用を可能にする。
従来技術による類似の部品向けの合金に比してマグネシウムの含有量が減少すると、TIG、Mig又はレーザ溶接に対する適合性、及び車体の鋼板向けに利用されている6000シリーズのアルミニウム合金との優れた融和性が助長される。
圧力鋳造部品の静的機械特性に与える組成及びMg/Si比の影響について検討した。真空(鋳型中の残留圧力は80hPa)の助けのもとで、圧力鋳造によりA〜Iの9種類の、表1に示すような組成を有する異なった合金のサンプル板を製作した。サンプル板の大きさは120×220mmで、厚さは2.5mmであった。鋳造は、締め付け力が3200kNで、ピストンの注入速度が0.7m/sのプレス上で行った。また炉における金属の温度は、780℃であった。
熱処理を行っていないこれらのサンプル板については、放射線写真で認められるような欠陥をまったく呈しない領域において採取した引張試験片を機械加工し、破断強度Rm(MPa)、伸び0.2%に対応する通常の弾性限界Rp0.2(MPa)、及び破断伸びA(%)を測定した。その結果(10枚の試験片の平均値)を表2に示す。
これらの結果から、3〜4%のMgを含む合金に対してSiの含有量が1.4から0.3%に減少すると、伸びは著しく増大することが示される。この傾向は、5%のMgを含む合金に対しては伸びていかず、この場合の伸びは約10%に留まっている。Siの含有量が1.4%の場合、3、4又は5%のMgを含む合金のRm、Rp0.2及びAは互いに近い値となっている。またSiの含有量が1%未満の場合、3〜4%のMgを含む合金では、120MPaを上回る弾性限界及び15%を上回る伸びとなっている。
鋳放し、自然に周囲温度まで自然に時効処理した状態に比して、塗料の焼成処理が部品の硬さに与える影響について検討した。実施例1の引張試験片に類似した試験片を用いて、B、D、E及びHの各合金に対し、自然に時効処理した状態及び、190℃で20分間焼きなましした後の状態T5における硬さHv5/30を測定した。その結果を表3に示す。
処理T5を行うと、Mg/Siの比率が小さい合金の硬さはわずかに増加するが、Mg/Siの比率がより高い合金の硬さは一定であることが確認される。
他方では、0.5%のMnを含む合金Aの機械的特性に与える処理時間の影響について検討したが、その場合、状態Fと、一方では190℃で20分間の焼きなまし、他方では同一温度で60分間の焼きなましという二つの状態T5とにおける機械的特性を比較した。その結果を表4に示す。
実際上この種の処理は機械的特性に影響を与えないことが確認されており、またそのことが利点の一つとなっているが、その理由は、高い変形能力を有する安全部品に対するエネルギー吸収特性が組立物において保存されるからである。他方この処理によって、部品の機械加工された寸法が変更される危険はない。
Claims (8)
- 部品、特に自動車の安全用、構造用、又は床板連結用の部品であって、組成(重量%)が、
Mg:1.0〜4.5、Si:0.2〜1.3、Cu<0.3、Zn<0.10、Fe<0.3、Ti<0.3、ならびに鋳型への接着を低減させるための少なくとも一つの元素:Mn(0.3〜1)、Cr(0.1〜0.4)、Co(0.1〜0.4)、V(0.1〜0.4)、及びMo(0.1〜0.4)、(その他の元素の各々)<0.05でかつ合計で0.15、さらに残部はアルミニウムである、アルミニウム合金からなる圧力鋳造した部品。 - Mgの含有量が2.0〜4.0%の間に含まれることを特徴とする、請求項1に記載の部品。
- Siの含有量が0.4〜1.0%の間に含まれることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の部品。
- Cuの含有量が0.10%未満であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記載の部品。
- Feの含有量が0.2%未満であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つに記載の部品。
- Tiの含有量が0.05〜0.25%の間に含まれることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一つに記載の部品。
- 合金が50ppm未満の含有量のBeを含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一つに記載の部品。
- 状態T5(150〜200℃の間に含まれる温度における焼きなまし)において100MPa以上の弾性限界と、15%以上の破断伸びとを呈することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一つに記載の部品。
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