JP2005508776A5 - - Google Patents

Claims (23)

1. ジャケット中に複数のコードを有するエレベータベルトアッセンブリの製造方法であって、
   （ａ） 複数のコードを選択された配置に整列させる工程と、
   （ｂ） 選択されたジャケット材料をコードに付加して、エレベータ装置内の滑車との接触に適合した略平滑であり途切れのない表面をジャケット外面に有するジャケット中にコードを包埋する工程と、
   （ｃ） ジャケット中にコードを包埋した後に、追加の寸法制御を与えるようにジャケットの表面に表面処理を行い、
   （ｄ） 表面処理を行った後に、ジャケットおよびコードの硬化させ、
   （ｅ） コードにかけられた張力が、ジャケット中のコードの位置を制御し、かつ、コードが、ベルトアッセンブリの長さに亘って略平滑であり途切れのない、ジャケット上の表面から、均一な間隔になるように、ジャケット付加中にコードそれぞれには選択された張力を保持する工程と、
   を含むことを特徴とする、エレベータベルトアッセンブリの製造方法。
2. 異なるコードのそれぞれに異なる張力を保持することを含むことを特徴とする請求項１記載の方法。
3. 工程（ａ）から（ｅ）までを実施してベルトアッセンブリのサンプルを製造し、
   ベルトアッセンブリのサンプルを検査し、
   ベルトアッセンブリのサンプルの形状が所望の形状と一致するかどうかを判定し、
   形状が所望の形状と一致しないと判定されたならば、少なくとも１つのコードに保持される張力を調整する、
   ことを含むことを特徴とする請求項１記載の方法。
4. ベルトのサンプルの形状が所望の形状と一致するまで、請求項３の各工程を反復することを含むことを特徴とする請求項３記載の方法。
5. ジャケット材料が、ワックスを含まないウレタンから成ることを特徴とする請求項１記載の方法。
6. 工程（Ｂ）は、成型装置を用いることを含み、かつ、付加されたジャケットとコードとが成型装置を出る際にジャケット材料または成型装置のうち少なくとも１つを冷却することを含むことを特徴とする請求項５記載の方法。
7. ジャケット材料または成型装置に流体を施すことを含むことを特徴とする請求項６記載の方法。
8. 成型装置を用いることを含み、この成型装置は、ベルトアッセンブリを通過進行させる開口部を有し、この開口部は、非直線状の形状を有し、それによって、開口部を出るジャケットの厚さが、ジャケットの幅に亘って変動することを特徴とする請求項１記載の方法。
9. 表面処理を行う工程は、ジャケット外面が所望の形状を確実に有するようにする形付け装置にジャケットを強制的に導入することによってジャケット外面を仕上げることを含むことを特徴とする請求項１記載の方法。
10. ベルトの長手軸に略平行に整列した複数のコードと、
    コードを覆うジャケットと、
    を備えるエレベータベルトアッセンブリであって、該ジャケットは、ワックスを含まないウレタンから成り、さらに、該ジャケットは、ベルトが動く際にエレベータ装置内の他の構成部品と接触するのに適合した略平滑であり途切れのない外面を含むことを特徴とするエレベータベルトアッセンブリ。
11. コードは、コードと外面との間の間隔がベルトの長さに亘って連続的であるように、ジャケット中で位置していることを特徴とする請求項１０記載のアッセンブリ。
12. ジャケットは、互いに逆向きの表面を含み、表面の少なくとも１つが、略平滑であり途切れのない外面を有し、かつ、互いに逆向きの表面は、平行であることを特徴とする請求項１０記載のアッセンブリ。
13. ジャケットは、エーテルベースのポリウレタンから成ることを特徴とする請求項１０記載のアッセンブリ。
14. （ａ） 複数のコードを選択された配置に整列させる工程と、
    （ｂ） 選択されたジャケット材料をコードに付加して、エレベータ装置内の滑車との接触に適合した平滑であり途切れのない表面をジャケットの外部に有するジャケット中にコードを包埋する工程と、
    （ｃ） ジャケット中にコードを包埋した後に、追加の寸法制御を与えるようにジャケットの表面に表面処理を行い、
    （ｄ） 表面処理を行った後に、ジャケットおよびコードの硬化させ、
    （ｅ） コードにかけられた張力が、ジャケット中のコードの位置を制御し、かつ、コードが、ベルトアッセンブリの長さに亘って平滑であり途切れのない、ジャケット上の表面から、均一な間隔になるように、ジャケット付加中にコードにそれぞれ選択された張力を保持する工程と、
    を含む方法により製造されたことを特徴とする、エレベータベルトアッセンブリ。
15. 前記方法は、異なるコードのそれぞれに異なる張力を保持することを含むことを特徴とする請求項１４記載の工程。
16. ジャケット材料が、ワックスを含まないポリウレタンから成り、前記方法の工程（ｂ）は、成型装置を用いることを含み、かつ、付加されたジャケットとコードとが成型装置を出る際にジャケット材料または成型装置のうち少なくとも１つを冷却することを含むことを特徴とする請求項１４記載のアッセンブリ。
17. 前記方法は、ジャケット材料または成型装置に流体を施すことを含むことを特徴とする請求項１６記載のアッセンブリ。
18. ジャケット材料が、ポリウレタンから成り、コードが、鋼から成ることを特徴とする請求項１４のアッセンブリ。
19. 表面処理を行う工程は、ジャケット外面が所望の形状を確実に有するようにする形付け装置にジャケットを強制的に導入することによってジャケット外面を仕上げることを含むことを特徴とする請求項１４記載のアッセンブリ。
20. 表面処理を行う工程は、ジャケットが付加された後に、ジャケットの表面にローラーをかけることを含むことを特徴とする請求項１記載の方法。
21. ローラーをかける工程は、表面にエンボス模様を形成することを含むことを特徴とする請求項２０記載の方法。
22. 表面処理を行う方法工程は、ジャケットが付加された後に、ジャケットの表面にローラーをかけることを含むことを特徴とする請求項１４記載のアッセンブリ。
23. ローラーをかける方法工程は、表面にエンボス模様を形成することを含むことを特徴とする請求項２２記載のアッセンブリ。