JP2005507427A5

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Publication number: JP2005507427A5
Application number: JP2003541355A
Authority: JP
Filing date: 2002-11-06
Publication date: 2005-12-22
Anticipated expiration: 2022-11-06

Claims

a) シニドン-エチルを含まないという条件で、除草剤、殺虫剤および殺菌剤からなる群より選択される少なくとも1種の作物保護剤、
b) 本質的に、
ba) 成分Aとしての、30〜60重量％のスチレン；
bb) 成分Bとしての、30〜60重量％のDMAPMAM（ジメチルアミノプロピルメタクリル酸アミド）；
bc) 成分Cとしての、0〜60重量％のアクリル酸メチルおよび／または酢酸ビニル；
からなる、少なくとも1種のランダムラジカルコポリマー、および
c) 任意に、さらなる添加剤、
を含有する作物保護固形製剤であって、前記作物保護固形製剤に含まれる少なくとも1種の作物保護剤の分散粒子の少なくとも50％がX線非晶質状態である、上記の作物保護固形製剤。
a) シニドン-エチルを含まないという条件で、除草剤、殺虫剤および殺菌剤からなる群より選択される少なくとも1種の作物保護剤、
b) 本質的に、
ba) 成分Aとしての、30〜60重量％のスチレン；
bb) 成分Bとしての、30〜60重量％のDMAPMAM（ジメチルアミノプロピルメタクリル酸アミド）；
bc) 成分Cとしての、0〜60重量％のアクリル酸メチルおよび／または酢酸ビニル；
からなる、少なくとも1種のランダムラジカルコポリマー、
c) 任意に、さらなる添加剤、および
d) 水性系、
を含有する分散液製剤。
前記分散液製剤に含まれる作物保護剤の分散粒子の流体力学的半径で表した平均粒径が10〜500nmである、請求項2に記載の分散液製剤。
前記分散液製剤に含まれる少なくとも1種の作物保護剤の分散粒子の多分散指数が0.04〜0.8である、請求項2または3に記載の分散液製剤。
前記コポリマーと前記少なくとも1種の作物保護剤の比が10：1から1：10までである、請求項2〜4のいずれか1項に記載の分散液製剤。
請求項1に記載の作物保護固形製剤の調製方法であって、
a) 少なくとも1種の第1有機溶媒に溶解した、重合単位として少なくとも1種の親水性モノマーと少なくとも1種の疎水性モノマーを含む少なくとも1種のランダムラジカルコポリマーの溶液と、第1有機溶媒と同じでも異なっていてもよい少なくとも1種の第2有機溶媒に溶解した、除草剤、殺虫剤および殺菌剤からなる群より選択される少なくとも1種の作物保護剤（ただし、シニドン-エチルを含まない）の溶液とを混合するか、あるいは、重合単位として少なくとも1種の親水性モノマーと少なくとも1種の疎水性モノマーを含む少なくとも1種のランダムラジカルコポリマーと前記少なくとも1種の作物保護剤との混合物を少なくとも1種の有機溶媒に溶解し、その際、任意に、さらなる添加剤を前記有機溶媒に加えてもよく、
b) 前記有機溶媒を、例えば、噴霧乾燥、真空乾燥もしくは凍結乾燥により、または流動床乾燥機で、除去する、
各工程を含んでなる上記方法。
請求項1に記載の作物保護固形製剤の調製方法であって、
a) 水と混和性の少なくとも1種の有機溶媒に溶解した、除草剤、殺虫剤および殺菌剤からなる群より選択される少なくとも1種の作物保護剤（ただし、シニドン-エチルを含まない）の溶液と、重合単位として少なくとも1種の親水性モノマーと少なくとも1種の疎水性モノマーを含む少なくとも1種のランダムラジカルコポリマーの水溶液とを混合し、その際、任意に、さらなる添加剤を前記有機溶液および／または前記水溶液に加えてもよく、また、前記混合を高エネルギー攪拌により行い、それにより作物保護固形製剤を分散液の形で取得し、
b) 水と前記有機溶媒を、例えば、噴霧乾燥、真空乾燥もしくは凍結乾燥により、または流動床乾燥機で、除去する、
各工程を含んでなる上記方法。
請求項2〜5のいずれか1項に記載の分散液製剤の調製方法であって、
a) 水と混和性の少なくとも1種の有機溶媒に溶解した、除草剤、殺虫剤および殺菌剤からなる群より選択される少なくとも1種の作物保護剤（ただし、シニドン-エチルを含まない）の溶液と、重合単位として少なくとも1種の親水性モノマーと少なくとも1種の疎水性モノマーを含む少なくとも1種のランダムラジカルコポリマーの水溶液とを混合し、その際、任意に、さらなる添加剤を前記有機溶液および／または前記水溶液に加えてもよく、また、前記混合を高エネルギー攪拌により行い、それにより作物保護固形製剤を分散液の形で取得し、
b) 前記有機溶媒を除去する、
各工程を含んでなる上記方法。
請求項1に記載の作物保護固形製剤を水性系に分散させる工程を含んでなる、請求項2〜5のいずれか1項に記載の分散液製剤の調製方法。
少なくとも1種の作物保護剤が除草剤である請求項1に記載の新規な作物保護固形製剤または請求項2〜5のいずれか1項に記載の新規な分散液製剤を栽培植物、その周辺（生息空間）および／またはその種子に投与することを含んでなる、不要な植物の成長を抑制するための方法。
少なくとも1種の作物保護剤が殺虫剤である請求項1に記載の新規な作物保護固形製剤または請求項2〜5のいずれか1項に記載の新規な分散液製剤を栽培植物、その周辺（生息空間）および／またはその種子に投与することを含んでなる、昆虫、クモガタ綱動物および線虫のクラスからの有害動物を防除するための方法。
少なくとも1種の作物保護剤が殺菌剤である請求項1に記載の新規な作物保護固形製剤または請求項2〜5のいずれか1項に記載の新規な分散液製剤を栽培植物、その周辺（生息空間）および／またはその種子に投与することを含んでなる、作物上の植物病原菌を防除するための方法。