JP2005505995A - 情報伝送方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、現行の通信回線における送信容量または伝送能力を向上させることができる。本発明の方法は、送信側から読み出したディジタル情報の第1および第2の列から、第1および第2のアナログ信号を形成することを含む。第1のアナログ信号は、第1の列から読み出したディジタル情報点が含まれる第2の列から読み出した、ディジタル情報の値と、第1の列から読み出したディジタル情報の値と間の差から生成される。第2のアナログ信号は、第2の列から読み出したディジタル情報点が含まれる第2の列から読み出した、ディジタル情報から生成される。なお、この点は、第1の列から読み出したディジタル情報点間に位置する。第1および第2のアナログ信号が加算され、統合したアナログ信号は、伝送線路を通じて送信される。受信側では、読み出したディジタル情報の第1の列が、ビットタイミング周波数により統合されたアナログ信号を分離させることによって再構成される。その後、読み出したディジタル情報の第1の列は、特定のサンプリング関数を用いて第1の列のアナログ信号に変換される。なお、この第1の列のアナログ信号は、統合したアナログ信号から減算されたものである。そして、読み出したディジタル情報の第2列を、このように得られた残りのアナログ信号から再構成する。

Description

【0001】
〔技術分野〕
本発明は、情報の送受信方法に関するものであり、通信測定などに用いられるものである。
【0002】
〔背景技術〕
ところで、通信回線上で不連続な情報を伝送する場合、伝送速度が制限されるという問題が生じる。
【0003】
また、通信回線における最大伝送速度Cは、以下のシャノンの公式に基づいて定義されている。
【0004】
【数1】
Figure 2005505995
【0005】
上記公式において、Пは通信回線の帯域幅(KHz)を示している。また、Pcは送信信号電力(dB)を示す。PПは通信回線での雑音電力(dB)を示す。
【0006】
帯域幅Пが3.1KHz(300Hz〜3.4KHz)で、Pc/PП=10000(40dBに相当)である電話回線において、不連続な情報についての理論上の最大伝送(受信)速度は、
C=3.1・10・log10000=40Kbit/s
となる。
【0007】
「モトローラ(登録商標)」社や「ロボティックス(登録商標)」社製の現在の電話モデムは、Pc/PП=10000(40dBに相当)に対して、情報送受信速度を最大33.6Kbit/sまで保証する。これは、シャノンの公式に基づく潜在的に可能な値に近い伝送速度を実現していることを示す。
【0008】
また、公知の情報伝送方法としては、送信側において、所定のサンプリング関数を使って、不連続なディジタル情報のサンプル列をアナログ信号に変換することにより、アナログ信号を形成し、形成されたアナログ信号を通信回線に送信するステップを含んでいる。そして、受信側では、送信されたアナログ信号を通信回線から受信し、そのアナログ信号から元の不連続なディジタル情報のサンプル列に復元するステップを含んでいる方法が開示されている。(特開平10‐98497 A、Int.Cl.H04 L27/10,14.04.1998)
なお、情報送信に関するこのような方法では、情報の送受信速度は、送信側では、不連続なディジタル情報サンプルの列をアナログ信号に変換する方法に依存しており、受信側では、アナログ信号から元の不連続なディジタル情報サンプルの列に復元する方法に依存することとなる。このため、この速度は、通信回線に備えられたパルス符号変調(PCM)装置の最大処理能力によって制限されることとなる。
【0009】
また、単一の通信回線を通じて、同じ電力Pc=Pcである2つのアナログ信号を同時に送信する場合(すなわち、2つの類似する電力に圧縮解除する(decompression)場合)、上記した公式(1)は、次のように書き換えられる。
【0010】
【数2】
Figure 2005505995
【0011】
ただし、この場合、固定電力が、
【0012】
【数3】
Figure 2005505995
【0013】
であるとき、最大情報送受信速度は、C=3.1・10・log5000+3.1・10・log5000≒73Kbit/sとなる。それ故、電話回線では、2つの電力に圧縮解除することで情報送受信速度を上げたり、現行のパルス符号化変調(PCM)装置の最大処理能力(64Kbit/s)を実現させたりする。
〔発明の課題および技術的効果〕
本発明の課題は、2つの電力に圧縮解除することを利用した、情報伝送方法を提供することである。すなわち、この方法は、不連続な情報の伝送速度を上げる、言い換えれば―同じ速度でより多くの情報を伝送させるものである。
【0014】
また、本発明の技術的な効果は、(パラメータを変更することなく)現行の通信経路を介して、1つのアナログ信号の代わりに、少なくとも2つのアナログ信号を同時に通過するようにする。
〔発明の概要〕
上記の課題を解決するために、情報伝送方法は、以下のステップを含んでいる。すなわち、送信側において、所定のサンプリング関数を用いて、ディジタル情報サンプルの列からアナログ信号を形成し、該形成されたアナログ信号を通信回線に送信するステップを含み、受信側において、上記通信回線から上記アナログ信号を受信し、該アナログ信号から、所定のサンプリング関数を使ってディジタル情報サンプルの列を復元するステップとを含む情報伝送方法において、送信側において、ディジタル情報サンプルの第1および第2の列から、第1および第2のアナログ信号を形成するステップであって、上記第1のアナログ信号が、上記第1の列のディジタル情報サンプルの値と、該第1の列のディジタル情報サンプル点に含まれる第2の列のディジタル情報サンプルの値との差から形成されており、上記第2のアナログ信号が、上記第1の列のディジタル情報サンプル点間にある、上記第2の列のディジタル情報サンプル点に含まれる、第2の列のディジタル情報サンプルから形成されているステップと、第1および第2のアナログ信号を加算し、この総和のアナログ信号を通信回線に送信するステップとを含んでいる。また、受信側において、この総和のアナログ信号をクロック周波数でサンプリングすることによって、ディジタル情報サンプルの第1列をまず復元し、それから所定のサンプリング関数を使って、ディジタル情報サンプルの第1の列を、第1の列のアナログ信号に変換するステップと、上記総和のアナログ信号から上記第1の列のアナログ信号を減算するステップと、ディジタル情報サンプルの第2の列を、上記ステップにて得られたアナログ信号の差から復元するステップとを含んでいる。
【0015】
また、本発明に係る方法の更なる特徴は、以下の点である。すなわち、サンプルの第1および第2の列は、予備的なサンプル関数を用いて形成されている。そして、この関数としては、x=2πFであり、Fは送信された信号の周波数帯における最大周波数であり、nは使用された周波数成分の数である以下の式が用いられる。
【0016】
【数4】
Figure 2005505995
【0017】
そして、所定のサンプリング関数としては、下記の式の関数が用いられる。
【0018】
【数5】
Figure 2005505995
【0019】
あるいは、
【0020】
【数6】
Figure 2005505995
【0021】
が用いられる。なお、ここでx=2πFであり、Fは、送信された信号の周波数帯における最大周波数であり、n(1以上の整数)は、使用された周波数成分の数である。また、k=1−20は、所定のサンプリング関数における打ち切り(トランケーション)の程度を特徴づけるものである。さらにまた、第2の列のサンプル点が第1の列のサンプル点間の中央に形成され、ディジタル情報サンプルの第1および第2の列が、単一の情報源もしくは2つの異なる情報源から供給される。
〔発明を実施するための最良の形態〕
本発明に係る情報伝送方法は、通信システムにおいて実現されるものであり、送受信側に関するブロック図を、それぞれ図1、図2、および図3に示す。
【0022】
送信側におけるディジタル情報サンプルの第1および第2の列に関する処理を示すブロック図では、クロック周波数発生器1、第1および第2のディジタルアナログ変換器2,3、減算器4、エンベロープ形成器5、アナログディジタル(A/D)変換器6を備える(図1参照)。
【0023】
クロック周波数発生器1は、第1の出力部でクロック周波数の偶数信号を発生させ、第2の出力部でクロック周波数の奇数信号を発生させる。そして、クロック周波数発生器1の第1の出力部は、第1のディジタルアナログ(D/A)変換器2の入力部に接続されており、クロック周波数発生器1の第2の出力部は、第2のディジタルアナログ(D/A)変換器3の入力部に接続されている。上記で示されたD/A変換器2および3は、不連続な情報サンプルの元の列を、各不連続なディジタルサンプルの振幅と等しい振幅を有する矩形信号の列に変換する。
【0024】
また、第1のD/A変換器2の入力部は、不連続なディジタル情報サンプルの第1の列A を受信する。ただし、ここでiは、ディジタル情報サンプルの添え字(i=0,1,…,n−1)である。また、この列は、情報に関する、矩形のディジタルサンプルの第1の列A ,A ,…,A n−2,A n−1に変換され、クロック周波数発振器1からクロック周波数の偶数信号に対応する信号に応じて、D/A変換器2から出力される。なお、本実施例に示す方法ではn=4として示す。
【0025】
また、第2のD/A変換器3の入力部は、不連続なディジタル情報サンプルの第2の列A ,(i=0,1,…,n−1)を受信する。なお、この列は、情報に関する矩形のディジタルサンプルの第2の列A ,A ,…,A n−2,A n−1に変換される。そして、この列は、クロック周波数発振器1からクロック周波数の奇数信号に対応する信号に応じて、(つまり、クロック周波数と共に)D/A変換器3から出力される。
【0026】
なお、ディジタル情報サンプルの第1および第2の列は、2つの別々の情報源から伝送されるものと、単一の情報源から伝送されるものとのいずれの場合であってもよい。なお、最近では、元の情報のディジタルサンプルの列は、公知技術によって、自身の射影である2つに分割され、図1に示す部材2および3が有する、個々の情報入力部に供給され得る。
【0027】
ここで、第1のD/A変換器2の出力は、減算器4に入力される。また、第2のD/A変換器3の出力は、エンベロープ形成器5(乗算器)に入力される。そして、情報に関する、矩形のディジタルサンプルの第2の列A ,A ,…,A n−2,A n−1を、ユニットを形成する上記総和のアナログ信号に対して出力する。また、エンベロープ形成器5の第2入力部には、サンプリング関数生成器からのサンプリング関数とともに入力される。これ以降において、所定のものとして言及するサンプリング関数は、下記の式として与えられる。
【0028】
【数7】
Figure 2005505995
【0029】
または、
【0030】
【数8】
Figure 2005505995
【0031】
また、エンベロープ形成器5の出力部は、アナログディジタル(A/D)変換器6の第1入力部に接続されている。そして、このエンベロープ形成器5の上記出力部では、ディジタル情報サンプルの第2の列のエンベロープが形成されており、A/D変換器6の第1の入力部に供給され、第2入力部には、クロック周波数発生器1の第1出力部から偶数のクロック周波数信号が供給される。
【0032】
そして、A/D変換器6からの出力は、減算器4に入力される。ところで、このA/D変換器6は、第1の列のサンプル点において、ディジタル情報サンプルの第2の列のサンプル値の演算(サンプリング)を行う。これらサンプル値の演算結果は、矩形信号列ΔA :ΔA ,ΔA ,…,ΔA n−2,ΔA n−1の形式で減算器4の第2の入力部に与えられる。そして、この減算器4は、矩形ディジタルサンプルの第1の列A ,A ,…,A n−2,A n−1から、これらに対応する、A/D変換器6でサンプリング(計算)された値ΔA :ΔA ,ΔA ,…,ΔA n−2,ΔA n−1を減算する。
【0033】
そして、矩形パルスに変換された、ディジタル情報サンプルの第2の列ΔA ,ΔA ,…,ΔA n−2,ΔA n−1と同様に、ディジタル情報サンプルの差分である列A −ΔA ,…,A n−1−ΔA n−1もまた、送信側においてユニットを形成する上記総和のアナログ信号への入力として供給される(図2参照)。
【0034】
なお、ディジタル情報サンプルの列A ,A ,…,A n−2,A n−1およびA −ΔA ,…,A n−1−ΔA n−1は、これらがユニットを形成する、総和のアナログ信号となる前に(図2参照)、シリアルパラレル変換器(不図示)を使って、公知の方法でパラレルコードに変換される。
【0035】
送信側における、ユニットを形成する総和のアナログ信号のブロック図(図2参照)では、第1(準備段階)のサンプリング関数生成器8,第2(所定)のサンプリング関数生成器9,および所定のサンプリング関数乗算器10を有する、所定のサンプリング関数形成器7が備えられている。なお、サンプリング関数生成器8および9の出力は、所定のサンプリング関数乗算器10が備える入力部に対して出力し、そして、所定のサンプリング関数形成器7の出力部から出力される。
【0036】
さらにまた、送信側では、乗算器11−14と15−18との2つのグループを含んでおり、各グループでは、所定のサンプリング関数の乗算器をn個(図2はn=4)備え、ディジタル情報サンプルの列を構成する。なお、この列は、乗算器それぞれの情報入力部に入力されるものである。また、乗算器11−14および15−18が備える入力部それぞれは、所定のサンプリング関数形成器7の出力部に接続され共有されている。
【0037】
乗算器11−14および15−18への情報入力は、前者が、第1の列のディジタル情報サンプルと、第1の列のサンプル点におけるディジタルサンプルとの差分の列A −ΔA ,…,A n−1−ΔA n−1が入力され、後者は、ディジタル情報サンプルの第2の列A ,A ,…,A n−2,A n−1が入力される。
【0038】
また、乗算器11−14および15−18の各出力部は、それぞれ、遅延部19−22および23−26を介して、第1のエンベロープ形成器27および第2のエンベロープ形成器28の対応する入力部に接続される。これらエンベロープ形成器27および28の出力部は、加算器29の入力部に接続されている。なお、この加算器29の出力部は、直接第1の出力乗算器31の情報入力部と、直交位相シフタ30を介して第2の出力乗算器32の情報入力部とに接続されている。そして、これらの対応する入力部には、キャリア周波数fの直交参照波形(それぞれω=2πfとするcosωtとsinωtで、ω=2πf)が入力される。また、乗算器31および32の出力部は、加算器33の入力部に接続されており、そして、この加算器33から、例えば無線のような伝達通信路(図示せず)へと入力される。
【0039】
図2において、遅延部19−22および23−26とは、上記入力部に向かうアナログ信号のさまざまな時間遅延と、0から(n−1)πまでの所定のサンプリング関数による位相シフトと、エンベロープ要素(断片化部)の形成とをそれぞれ保証するものである。すなわち、第1のグループの第1遅延部19は、0秒間入力部に向かうアナログ信号を遅延させる。(すなわち、この信号を遅延させない)。なお、この部材は、共通する部分に関してのみ図2に示すものとする。また、各遅延部材20−22においてそれぞれ順番に、前の部材からの遅延時間は、ディジタル情報サンプルの列に関する反復期間T=1/Fが異なるアナログ信号の遅延時間となる。なお、Fは、送信されるアナログ信号の周波数帯域における最大周波数である。また、これと同じルールが、第2グループの遅延部材23−26に対しても保持されるが、第1の遅延部材23では、T/2の遅延時間となる。
【0040】
また、上記直交位相シフタ30は、入力するアナログ信号を、(キャリア周波数fに関して)π/2の値だけ位相変化させる。
【0041】
一方、通信システムにおける受信側では、直交位相シフタ34を備えている(図3参照)。この直交位相シフタ34では、第1の入力乗算器35への情報入力と一致する入力を受け、伝達経路(不図示)の出力部と接続されている。そして、直交位相シフタ34の出力部は、第2の入力の乗算器36が有する情報入力部に接続されている。また、第1および第2の入力乗算器35,36への基準入力は、送信側と同様の、キャリア周波数fの直交波形(それぞれcosωt、sinωt)が与えられる。そして、入力乗算器35,36からの出力は、それぞれ、減算器37の入力部へと出力される。また、減算器37の出力部は、クロック周波数抽出器38,第1のアナログディジタル(A/D)変換器39,および第1の減算器40の入力部に接続されている。また、第1のA/D変換器39の出力部は、エンベロープ形成器41の第1の入力部に接続されている。また、エンベロープ形成器41の第2の入力部には、送信側における所定のサンプリング関数と同一の式で示される所定のサンプリング関数が入力される。そして、上記形成器41の出力部は、減算器40の第2の入力部に接続されている。クロック周波数抽出器38からの直接の出力は、第1のA/D変換器39のクロック入力部に、クロック周波数抽出器38からの反転した出力は、第2のA/D変換器42のクロック入力部にそれぞれ出力される。そしてこれらの変換器からの出力は、それぞれディジタル情報サンプル第1の列への出力43と、ディジタル情報サンプルの第2の列への出力44となる。
【0042】
また、上記直交位相シフタ34は、入力する総和のアナログ信号を、(キャリア周波数fに関して)π/2の値だけ位相変化させる。
【0043】
上記クロック周波数抽出器38では、送信された総和のアナログ信号に、どのようにクロック信号を挿入するかに応じて、受信側に入力される該総和のアナログ信号からクロック周波数信号を得るようにする、いくつかの公知の実施形態がある。なお、図3では、クロック周波数抽出器38の反転した出力部は、点によって区別している。
【0044】
第1のサンプリング関数が、予備のサンプリング関数生成器8によって形成される場合、公知の関数である(sin x)/x(x=2πF)が用いられてもよい。なお、Fは、送信されたアナログ信号の周波数帯における最大周波数である。しかしながら、搬送波を有する実際の伝達通信路に対して、不連続な情報サンプルを送信する場合、歪みを減らすために、以下の関数を第1の(予備の)サンプリング関数として選ぶことが好適である。
【0045】
【数9】
Figure 2005505995
【0046】
ただし、上記式においてx=2πFであり、Fは送信されたアナログ信号の周波数帯における最大周波数である。また、nは、1以上の整数であり、アナログ信号周波数帯において用いられた周波数成分の数と等しい。また、この値nは、公式n=T/Tに基づいて定義される。なお、Tは、プロセス時間(所定のサンプリング関数の周期)が代入される。そして、本実施例の場合では、10.66667msであり、Tが、ディジタル情報サンプルの列の反復周期である。
【0047】
上記にて示した予備のサンプリング関数は、図4に示すような波形を持ち(関数はn=16の場合が示されている)、その周波数帯を図5に示す。
【0048】
このような予備のサンプリング関数の生成器に関するブロック図を図6に示す。この生成器は、直列につながれた8つの別々の変換ユニット45.1から45.8を備える。そして、各変換ユニットは、第1の乗算器46,第2の乗算器47,直交位相シフタ48,および加算器49を備えている。図6では、使用される、各8つの変換ユニット45は、45.jとして参照される(jは、この変換ユニット45の添え字を示す)。また、対応する変換ユニット45の各部材には同様に、二重に参照符が付されており、この2番目の数字は、この部材を備える変換ユニット45の番号を示す。また、変換ユニット45それぞれにおいて、直交位相シフタ48の出力部は、第2の乗算器47の情報入力部に接続されている。また、乗算器46および47の両方の出力部は、それぞれ加算器49の入力部に接続されている。また、直交位相シフタ48への出力は、第1の乗算器46の情報入力部への出力と一致するものであり、これは、変換ユニット45への情報入力である。また、加算器49からの出力は、この変換ユニット45からの出力となる。
【0049】
第1および第2の変換ユニット45.1と45.2における、第1の乗算器46.1および46.2への基準入力と、第2の乗算器47.1および47.2への基準入力は、それぞれ一致しており、これらは生成器全体における2倍のサンプリング周波数による直交基準波形の入力50および51となる。つまり、式(2)において値4xに対応する周波数である。第3および第4の変換ユニット45.3,45.4における第1の乗算器46.3,46.4への基準入力と、第2の乗算器47.3,47.4への基準入力は、それぞれ一致しており、これらは生成器全体におけるサンプリング周波数の直交基準波形からの入力52,53である。つまり、式(2)において、値2xに対応する周波数である。また、最後に5番目から8番目までの変換ユニット45.5,45.6,45.7,および45.8における、第1の乗算器46.5,46.6,46.7,および46.8への基準入力と、第2の乗算器47.5,47.6,47.7,および47.8への基準入力は、それぞれ一致しており、これらは、半分のサンプリング周波数の直交基準波形からの入力54,55となる。つまり、式(2)において、値xに対応する周波数である。また、第1の変換ユニット45.1への情報入力は、生成器における情報入力56であり、8番目の変換ユニット45.8からの出力は、予備のサンプリング関数生成器への出力57となる。
【0050】
また、各変換ユニット45における直交位相シフタ48は、入力する信号を、(送信されたアナログ信号の周波数帯で最大周波数Fに対して)π/2の値だけ位相変化させる。
【0051】
予備のサンプリング関数を生成するために、予備のサンプリング関数生成器への入力には、周波数F(送信されたアナログ信号の周波数帯で最大周波数)を有する単位振幅の矩形パルスが与えられる。また、直交基準波形は、2倍,等倍,および半分のサンプリング周波数の直交基準波形を出力部にて形成する、外部のパルス発生器から、予備のサンプリング関数生成器の各入力部に与えられる。
【0052】
また、所定のサンプリング関数形成器7において、上記生成器9によって生成された第2の(所定の)サンプリング関数は、さまざまな数式とすることができる。下記において、生成器9の出力部における、第2サンプル関数についての異なる2つの数式として、本発明に係る方法の実施形態での式を示す。
【0053】
【数10】
Figure 2005505995
【0054】
および
【0055】
【数11】
Figure 2005505995
【0056】
上記式において、k=1−20であり、これは、所定のサンプリング関数における打ち切りの程度を特徴づけるものである。この場合、第2のサンプリング関数生成器9が、式(3)によって定義された上記関数から、第1のサンプル関数を生成する場合、受信側において減算器37は、数式(3)のパルス応答特性を伴うディジタルフィルタを出力部にて備える。
【0057】
また、本発明に係る情報伝送方法は、下記のとおり図1,図2,および図3の通信システムとして実現する。
【0058】
同じ情報源もしくは2つの情報源から受信した、不連続なディジタル情報サンプルに関する2つ(第1A ・第2A )の独立した列は、ディジタル情報サンプルの列と同じ反復周期T=1/F(Fは送信されたアナログ信号の周波数帯における最大周波数)を有している。そして、これらの列は、それぞれ第1(2)および第2(3)のD/A変換器の入力部に同時に入力される。次のD/A変換器2及び3において、変換されたディジタルサンプルの列が送信される。すなわち、ディジタル情報サンプルの第1の列A ,A ,…,A n−2,A n−1が、減算器4の入力部に入力され、ディジタル情報サンプルの第2の列A ,A ,…,A n−2,A n−1が、エンベロープ形成器5の入力部に入力される。そして、シリアルパラレル変換器を介して、各サンプルの第2列が、上記総和のアナログ信号形成ユニットが備える乗算器15−18の対応する情報入力部に入力される(図2)。第1のD/A変換器2は、偶数信号をクロック周波数発生器から入力し、第2のD/A変換器3は、奇数信号を入力するので、D/A変換器3の後の、第2の列のディジタル情報サンプルA ,A ,…,A n−2,A n−1は、該第2の列のデジィタル情報サンプル点を含むこととなる。なお、この第2の列のディジタル情報サンプルA ,A ,…,A n−2,A n−1は、第1の列のディジタル情報サンプル点間に位置する。
【0059】
また、エンベロープ形成器5においては、以下のステップを含む。すなわち、所定のサンプリング関数を使って、第2の列のディジタルサンプルの点において、ディジタル情報サンプルの第2の列を形成するステップと、第1の列のディジタルサンプル点において、該ディジタルサンプル値を決定するステップと、次に第1の列のディジタルサンプル点が含まれるディジタル情報サンプルの第2の列ΔA ,ΔA ,…,ΔA n−2,ΔA n−1を形成するステップとを含んでいる。そして、このディジタル情報サンプルの列は、減算器4に入力され、第1の列のディジタル情報サンプルA ,A ,…,A n−2,A n−1の値から、該第1の列のディジタル情報サンプルΔA ,ΔA ,…,ΔA n−2,ΔA n−1の点が含まれる第2の列のディジタル情報サンプルの値を減算する。そして、ディジタル情報サンプルA −ΔA ,…,A n−1−ΔA n−1の形式となる差分が、シリアルパラレル変換器を介して、総和のアナログ信号形成ユニットが備える乗算器11−14の各情報入力部に入力される。
【0060】
また、予備サンプリング関数生成器8(図2)は、時間間隔T=10.66667msにおいて、式(2)によって定義される第1のサンプリング関数を形成する。生成器9は、式(3)または(4)によって定義される、第2の所定のサンプリング関数を生成する。その際、所定のサンプリング関数形成器7における乗算器10の出力部では、特定の数式の第2サンプリング関数に応じて、信号が以下に示す数式となる。
【0061】
【数12】
Figure 2005505995
【0062】
または、
【0063】
【数13】
Figure 2005505995
【0064】
なお、上記式において、kは、例えばk=16のように、所定のサンプリング関数における打ち切りの程度を特徴づけるものである。
【0065】
また、この所定のサンプリング関数は、全乗算器11−14および15−18が備える基準入力部に入力される(図2)。
【0066】
ディジタル情報サンプルの第1および第2の列のユニット処理に基づいて、各ディジタル情報サンプルA −ΔA ,…,A n−1−ΔA n−1は、乗算器11−14の第1グループの情報入力部に入力される。そして、それぞれのディジタル情報サンプルA ,A ,…,A n−2,A n−1は、乗算器15−18の第2グループの情報入力部に入力される(なお、第2の列のサンプル点A ,A ,…,A n−2,A n−1は、第1の列のサンプル点間における中間にあることが好適である)。
【0067】
よって結果として、第1グループの各乗算器11−14の出力部では、第2の所定のサンプリング関数に応じて、ある種のアナログ信号が形成される(なおここで、iは、ディジタル情報サンプルの添え字の数であり、i=0,1,…,n−1である)。
【0068】
【数14】
Figure 2005505995
【0069】
または、
【0070】
【数15】
Figure 2005505995
【0071】
また、第1グループの乗算器11−14に続く各遅延部19−22の出力部では、アナログ信号は、0から(n−1)πまでの位相シフトを考慮して、以下の式によって定義される。
【0072】
【数16】
Figure 2005505995
【0073】
または、
【0074】
【数17】
Figure 2005505995
【0075】
また、第2グループの各乗算器15−18の出力部では、以下に示す種類のアナログ信号が形成される。
【0076】
【数18】
Figure 2005505995
【0077】
または
【0078】
【数19】
Figure 2005505995
【0079】
また、第2グループの乗算器15−18に続く遅延部23−26の出力部では、0から(n−1)πまでの位相シフトを考慮に入れることで、アナログ信号は以下の式によって定義し得る。
【0080】
【数20】
Figure 2005505995
【0081】
または、
【0082】
【数21】
Figure 2005505995
【0083】
また、上記形成器27の出力部では、第1のエンベロープa(x)は次式で定義される。
【0084】
【数22】
Figure 2005505995
【0085】
または、
【0086】
【数23】
Figure 2005505995
【0087】
また、上記形成器28の出力部では、第2のエンベロープa(x)は、次式で定義される。
【0088】
【数24】
Figure 2005505995
【0089】
または、
【0090】
【数25】
Figure 2005505995
【0091】
上記にて最後に示した2つの式では、用いられた所定のサンプリング関数の特定の数式に関係なく、サンプル点x=iπにおいてエンベロープa(x)は、以下の値となる。すなわち、上記の値は、a(x)=ΔA (i=0),a(x)=ΔA (i=1),…,a(x)=ΔA n−1(i=n−1)となる。
【0092】
上記加算器29の出力部では、アナログ信号a(x)+a(x)が供給され、第1のアナログ信号のサンプル点における第1のエンベロープの値を取る。そして、アナログ信号a(x)+a(x)は、上記総和のアナログ信号a(x)+a(x)をキャリア周波数fに転送するために、単側波帯変調を実行するよう、ユニット30−33に入力する。このために、総和のアナログ信号a(x)+a(x)は、直接第1の出力乗算器31に入力されるとともに、直交位相シフタ30を介して第2の出力乗算器32に入力される。そして、キャリア周波数の直交波形によって、上記乗算器31は、直接得た総和のアナログ信号a(x)+a(x)を乗算し、乗算器32は、位相シフトされた総和のアナログ信号a(x)+a(x)を乗算する。その後、この乗算結果は、出力加算器27によって加算される。そしてこのように形成された総和のアナログ信号が伝達回線に入力される。
【0093】
また、受信側(図3)では、受信された総和のアナログ信号は、ユニット34−39を通過している。なお、ユニット34−39は、送信側のユニット30−33において実行された変換とは逆の変換を実行している。つまり、受信した総和のアナログ信号はそれぞれ、直接第1の入力乗算器35渡されるとともに、直交位相シフタ34を介して第2の入力乗算器36に渡される。また、この入力乗算器35,36では、基準入力部に、送信側における乗算器31,32と同様にキャリア周波数fの直交基準波形が入力されている。
【0094】
結果として第1および第2の入力乗算器35,36の出力部では、受信した総和のアナログ信号の直交成分が形成される。
【0095】
これらの直交成分は、上記減算器37において減算される。なお、この減算器37の出力部は、第2の所定のサンプリング関数生成器9が数式(3)の関数を生成する場合、数式(3)のパルス応答特性を有するディジタルフィルタに接続されている。この場合、ディジタルフィルタを備える減算器の出力部では、アナログ信号a (x)+a (x)が形成される。そしてこの成分は以下の式によって示される。
【0096】
【数26】
Figure 2005505995
【0097】
【数27】
Figure 2005505995
【0098】
上記の場合において、第2の所定のサンプリング関数生成器9は、数式(4)として示す所定のサンプリング関数を生成する場合、減算器37の出力部においてフィルタを備える必要がない。また、この場合、減算器37の出力部では、信号a (x)+a (x)が生成され、直交成分が、送信側(図2)における加算器29が備える出力部で、成分a(x)+a(x)と同じ数式によって示される。
【0099】
クロック周波数抽出器38は、この総和のアナログ信号からクロック周波数(送信側でのサンプリング周波数)を伴う信号を抽出する。なお、このクロック周波数信号は、第1のA/D変換器39および第2のA/D変換器42に対して同期をとるために用いられ、これらA/D変換器の両方は、逆位相で同期が取られる。また、アナログ信号a (x)の値は、第1の列のディジタル情報サンプルの同期をとる時に、つまり、送信側における第1の列のデジィタル情報のサンプル点にまさに対応する時に、第1のA/D変換器39の出力から生じる。これらのディジタル情報サンプルは、クロック周波数により総和のアナログ信号をサンプリングすることによって、復元された元のディジタル情報サンプルの第1の列A の形式で出力43となる。
【0100】
上記に示す復元されたディジタル情報サンプルの第1列は、エンベロープ形成器41の入力部に入力される。なお、このエンベロープ形成器41は、所定のサンプリング関数を使って、第1の列のアナログ信号a (x)への変換を実行する。そして、このアナログ信号a (x)は、第1の入力部に加算器37の出力部から総和のアナログ信号a (x)+a (x)が入力される減算器40の第2の入力部に入力される。また、この減算器40は、総和のアナログ信号a (x)+a (x)から第1の列のアナログ信号a (x)を減算し、その結果、アナログ信号が、減算器40の出力部で形成される。なお、このアナログ信号は、サンプル点x=iπにおいて次に示す値を有するアナログ信号a (x)である。つまり、この値は、i=0のときa (x)=ΔA ,i=1のときa (x)=ΔA ,…,i=n−1のときa (x)=ΔA n−1である。また、このアナログ信号は、逆のクロック周波数によって同期をとった第2のA/D変換器42の入力部に入力される(つまり、第1のA/D変換器39のクロック入力部で信号に対してπだけ位相がシフトしている)。また、第2のA/D変換器36の出力部では、受信アナログ信号a (x)の差から復元した後、出力44となる、ディジタル情報サンプルの第2の列A が供給される。したがって、受信側における出力43,44では、パラメータを変換することなしに、通信回線に対して送信されたディジタル情報サンプルの第1および第2の列を復元する。すなわち、圧縮解除が実行される。
【0101】
このように、提案された情報伝送方法は、現行の伝達経路に対して、同時に1つのアナログ信号を伝送するのではなく、少なくとも2つのアナログ信号を伝送させる。つまり情報伝送レートや送受信回線の情報容量を上げる。
【0102】
〔産業上の利用可能性〕
本発明は、通信技術、測定法、および情報の伝送または変換が必要とされる他のいかなる用途においても利用することができる。その場合、提案された方法は、情報伝送レートまたは通信経路の情報容量を向上させる。
【0103】
また、本発明は、実施形態に係る特定の例示に関して記述したが、この例は、決して発明の範囲を限定するものではなく、可能な装置を考慮して開示された請求項によっての定義されるものである。
【図面の簡単な説明】
【0104】
【図1】送信側における、ディジタル情報サンプルの第1および第2列のブロック図である。
【図2】送信側における、総和のアナログ信号を形成するブロック図である。
【図3】受信側における通信システムのブロック図である。
【図4】以下のサンプリング関数を示す図である。sinx{cos(x/n)−1}/2nsin(x/n)
【図5】図4に示されたサンプリング関数の周波数帯である。
【図6】送信側における、下記の式で示される所定のサンプリング関数生成器のブロック図である。sinx{cos(x/n)−1}/2nsin(x/n)

Claims (7)

  1. 送信側において、
    所定のサンプリング関数を用いて、ディジタル情報サンプルの列からアナログ信号を形成するステップと、
    通信回線に上記形成されたアナログ信号を送信するステップとを含み、
    受信側において、
    上記通信回線から上記アナログ信号を受信するステップと、
    所定のサンプリング関数を用いて、上記アナログ信号からディジタル情報サンプルの列を復元するステップとを含む情報伝送方法において、
    送信側において、
    ディジタル情報サンプルの第1および第2の列から、第1および第2のアナログ信号を形成するステップであって、
    上記第1のアナログ信号が、上記第1の列のディジタル情報サンプルの値と、該第1の列のディジタル情報サンプル点が含まれている、上記第2の列のディジタル情報サンプルの値との差から形成されており、
    上記第2のアナログ信号が、上記第1の列のディジタル情報サンプル点間にある、上記第2の列のディジタル情報サンプル点が含まれている、該第2の列のディジタル情報サンプルから形成されるステップと、
    第1および第2のアナログ信号を加算し、この総和のアナログ信号を通信回線に送信するステップとを含んでおり、
    受信側において、
    上記総和のアナログ信号を、クロック周波数でサンプリングすることによって、ディジタル情報サンプルの第1の列を復元するステップと、
    所定のサンプリング関数を使って、上記ディジタル情報サンプルの第1の列を、第1の列のアナログ信号に変換するステップと、
    上記総和のアナログ信号から上記第1の列のアナログ信号を減算するステップと、
    ディジタル情報サンプルの第2の列を、上記ステップにて得られたアナログ信号の差から復元するステップとを含むことを特徴とする情報伝送方法。
  2. 上記サンプルの第1および第2の列は、予備のサンプリング関数として、下記に示す数式の関数であり、該数式においてx=2πFで、Fは送信された信号の周波数帯における最大周波数であり、nは使用された周波数成分の数である関数を用いて形成されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
    Figure 2005505995
  3. 上記所定のサンプリング関数として、下記に示す数式の関数であり、該数式においてx=2πFで、Fは送信された信号の周波数帯における最大周波数であり、n(1以上の整数)は、使用された周波数成分の数である関数を用いることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の方法。
    Figure 2005505995
  4. 上記所定のサンプリング関数として、下記に示す数式の関数であり、該数式においてx=2πFで、Fは送信された信号の周波数帯における最大周波数であり、n(1以上の整数)は使用された周波数成分の数であり、k(1以上の整数)は該所定のサンプリング関数についての打ち切りの程度を特徴付けるものである関数を用いることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の方法。
    Figure 2005505995
  5. kは整数であり、k=1−20であることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 上記第2の列のサンプル点は、上記第1の列のサンプル点間の中央に形成されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. ディジタル情報サンプルの第1および第2の列は、単一の情報源もしくは2つの異なる情報源から供給されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
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