JP2005504867A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 下記の成分（ａ）を、成分（ｂ）、（ｃ）および／または（ｄ）並びに（ｅ）と反応させることによって得られる少なくとも１種の反応性ＮＣＯ基保有反応生成物を含有する１成分系の湿分硬化性ポリウレタンホットメルト接着剤：
   （ａ）少なくとも１種のジイソシアネートもしくはポリイソシアネート
   （ｂ）ポリエーテル−ポリオールおよび／またはアルキレンジオール（この場合、ポリエーテル−ポリオールとして、１０００よりも高い平均分子量を有する少なくとも１種のジオールおよび１０００未満の平均分子量を有する少なくとも１種のジオールを使用する）
   （ｃ）結晶性もしくは部分結晶性ポリエステル−ポリオール
   （ｄ）オレフィン性不飽和モノマーから調製される低分子量ポリマー
   （ｅ）所望による粘着付与性樹脂。
2. 低分子量ポリマーが活性水素基を有する請求項１記載のポリウレタンホットメルト接着剤。
3. 粘着付与性樹脂が活性水素基を有する請求項１または２記載のポリウレタンホットメルト接着剤。
4. ポリ（メタ）アクリレートに基づく単層もしくは多層表面フィルムを熱可塑性樹脂、木材またはアルミニウム、特にＰＶＣ、ポリプロピレンまたはＡＢＳを材質とする支持体に接着させるための請求項１から３いずれかに記載のポリウレタンホットメルト接着剤の使用。
5. 多層フィルムが、着色した（メタ）アクリレートのポリマーもしくはコポリマーに基づく基体フィルムおよび無色のメタクリレートコポリマー、ポリビニリデンフルオリドもしくはポリビニルフルオリドに基づく表面フィルムから形成される請求項４記載の使用。
6. ポリビニルクロリド（ＰＶＣ）、ポリプロピレン、アクリロニトリル／ブタジエン／スチレンターポリマー（ＡＢＳ）、木材またはアルミニウムを材質とする造形品上へのポリ（メタ）アクリレートに基づく単層もしくは多層表面フィルムの積層方法であって、下記の工程（ａ）〜（ｄ）を含む該積層方法：
   （ａ）接着されるべき表面フィルムの側部の表面処理をコロナ処理、プライマーの塗布またはクリーナーを用いる前処理によっておこなった後、所望により該フィルムを予熱し、
   （ｂ）請求項１から３いずれかに記載のホットメルト接着剤を塗布し、
   （ｃ）プライマーの塗布またはクリーナーを用いる処理によって造形品の表面を前処理した後、所望により、揮発性成分を蒸発させ、所望により熱を加え、所望によりさらにコロナ処理または火焔吹付をおこない、
   （ｄ）該フィルムを、所望による加圧条件下において、造形品と接合させる。
7. 工程（ａ）を省略する請求項６記載の方法。
8. 工程（ｃ）を省略する請求項６または７記載の方法。
9. 請求項６から８いずれかに記載の方法によって製造される積層造形品のドア、正面要素およびドアと窓の枠としての使用。