JP2005501978A - 高毛管上昇速度を有する複合繊維 - Google Patents

高毛管上昇速度を有する複合繊維 Download PDF

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Abstract

本発明は、ポリ(エチレンテレフタレート)とポリ(トリメチレンテレフタレート)とを含む複合繊維であって、ポリ(エチレンテレフタレート)対ポリ(トリメチレンテレフタレート)の重量比が少なくとも約30:70かつ約70:30以下であり、サイドバイサイドおよび偏心した芯−さやからなる群より選択されるスカラップ状楕円断面、断面長軸、断面長軸にほぼ平行なポリ(エチレンテレフタレート)とポリ(トリメチレンテレフタレート)との境界および複数の長手方向溝を有する複合繊維を提供する。

Description

【関連出願の相互参照】
【0001】
本出願は、2001年8月30日出願の米国仮出願第60/315,888号の優先権の利益を主張するものである。
【技術分野】
【0002】
本発明は、ポリ(エチレンテレフタレート)およびポリ(トリメチレンテレフタレート)を含む複合繊維、特に、複数の長手方向溝を有する繊維に関する。
【背景技術】
【0003】
ポリエステル複合繊維は、(特許文献1および特許文献2)に開示されており、非円形ポリエステル繊維は、(特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6、特許文献7および特許文献8)に開示されている。しかしながら、かかる繊維は、十分な捲縮レベルおよび/または毛管上昇速度を欠いており、特に、今日のアパレルに望まれる高ストレッチ性と組み合わされた乾燥した心地よさにとって、改善されたウィッキングを有する繊維が必要とされている。
【0004】
【特許文献1】
米国特許第3,671,379号明細書
【特許文献2】
特開平08−060442号明細書
【特許文献3】
米国特許第3,914,488号明細書
【特許文献4】
米国特許第4,634,625号明細書
【特許文献5】
米国特許第5,626,961号明細書
【特許文献6】
米国特許第5,736,243号明細書
【特許文献7】
米国特許第5,834,119号明細書
【特許文献8】
米国特許第5,817,740号明細書
【発明の開示】
【0005】
発明の概要
本発明は、ポリ(トリメチレンテレフタレート)と接触したポリ(エチレンテレフタレート)を含む複合繊維であって、ポリ(エチレンテレフタレート)対ポリ(トリメチレンテレフタレート)の重量比が少なくとも約30:70かつ約70:30以下であり、
(a)サイドバイサイドおよび偏心した芯−さやからなる群より選択されるスカラップ状楕円断面、
(b)断面長軸、
(c)断面長軸にほぼ平行なポリ(エチレンテレフタレート)とポリ(トリメチレンテレフタレート)との境界および
(d)複数の長手方向溝を有する複合繊維を提供する。
【0006】
他の実施形態において、本発明は、完全延伸連続フィラメント、完全配向連続フィラメント、部分配向連続フィラメントおよび完全延伸ステープルからなる群より選択される複合繊維であって、ポリ(エチレンテレフタレート)とポリ(トリメチレンテレフタレート)を含み、
ポリ(エチレンテレフタレート)対ポリ(トリメチレンテレフタレート)の重量比が少なくとも約30:70、
ポリ(エチレンテレフタレート)対ポリ(トリメチレンテレフタレート)の重量比が約70:30以下であり、
サイドバイサイドおよび偏心した芯−さやからなる群より選択されるスカラップ状楕円断面、
断面長軸、
断面長軸にほぼ平行なポリ(エチレンテレフタレート)とポリ(トリメチレンテレフタレート)との境界および
複数の長手方向溝を有しており、
繊維が完全延伸フィラメントであるときはヒートセット後の捲縮収縮値が少なくとも約30%であり、
繊維が完全配向フィラメントであるときはヒートセット後の捲縮収縮値が少なくとも約20%であり、
繊維が部分配向複合フィラメントであるときはヒートセット後の延伸時捲縮収縮値が少なくとも約10%であり、そして
繊維が完全延伸ステープルであるときはトウ捲縮巻取り値が少なくとも約10%である複合繊維を提供する。
【0007】
発明の詳細な記述
本明細書で用いる「複合繊維」とは、2種類のポリエステルがサイドバイサイドまたは偏心した芯−さやの関係にあり、捲縮繊維とまだ実現されていない潜在捲縮性を有する繊維との両方を含む繊維のことを意味する。
【0008】
「断面アスペクト比」とは、最大断面短軸の長さで割った断面長軸の長さのことを意味する。
【0009】
「溝比」とは、繊維断面の溝間の平均距離で割った溝付き繊維断面の最外バルジ表面間の平均距離のことを意味する。
【0010】
「繊維」には、連続フィラメントおよびステープルファイバーという意味も含まれる。「サイドバイサイド」断面という用語は、複合繊維の2成分が、その他の成分の凹部内にいずれの成分も少量以上は含まれないことを意味する。
【0011】
本発明の繊維は、ポリ(エチレンテレフタレート)(「2G−T」)およびポリ(トリメチレンテレフタレート)(「3G−T」)を含み、表面に複数の長手方向の溝を有している。かかる繊維は、例えば、図3に示すタイプの「スカラップ状楕円」断面を有するものと考えられる。断面表面に対する2本の線のタンジェント間の平均角度θであり、内部バルジの各側の曲率点(平らな側に溝のある繊維における、溝の「最も深い」部分)にある内部バルジの平均バルジ角度は、少なくとも約30°で、角度を測定したバルジと同じ側の繊維で2本の線が交差しているのが好ましい。かかる溝を4つ有する本発明の繊維は、「テトラチャネル」と呼ばれ、6つの溝の場合は「ヘキサチャネル」、8つの溝の場合は「オクタチャネル」のように呼ばれる。複合繊維中のポリ(エチレンテレフタレート)対ポリ(トリメチレンテレフタレート)の重量比は約30:70〜70:30、好ましくは40:60〜60:40である。
【0012】
繊維を、例えば、1500〜8000m/分の紡績速度で部分配向連続フィラメントとしてスパンしてから、例えば、延伸比1.1×〜2×未満、特に試験の目的で1.6×で延伸するときは、ヒートセット後の延伸時捲縮収縮値は少なくとも約10%である。並流フロー急冷ガスを用いるときは特に、延伸比は4×を超え、ヒートセット後の捲縮収縮値は高紡績速度で製造された繊維であっても少なくとも約30%である。繊維を、任意で別個の延伸工程なしで、例えば、約4000m/分を超える紡績速度で、急冷ガスの並流フローなしで、完全配向(スピン配向)連続フィラメントとして製造するときは、ヒートセット後の捲縮収縮値は少なくとも約20%である。繊維を、例えば、紡績速度約500〜1500m/分未満で完全延伸連続フィラメントして製造し、例えば、2×〜4.5×の延伸比および約50〜185℃(好ましくは約100〜200℃)で延伸し、例えば、約140〜185℃(好ましくは約160〜175℃)で熱処理するときは、ヒートセット後の捲縮収縮値は少なくとも約30%である。繊維が完全延伸ステープルファイバーであるときは、トウ捲縮巻上げ値は少なくとも約10%である。
【0013】
繊維の断面アスペクト比は少なくとも約1.45:1、約3.00:1以下、溝比は少なくとも約0.75:1(より好ましくは少なくとも約1.15:1)、約1.90:1以下であるのが好ましい。溝比が少なくとも約1.15:1であるときは、断面アスペクト比は少なくとも約1.10:1である。溝比が非常に低いときは、繊維のウィッキングは不十分で、非常に高すぎるときは、繊維は容易に分離する。また、繊維は少なくとも4つの長手方向溝、より好ましくはテトラチャネル断面を有しているのが好ましい。
【0014】
ポリマー境界(ポリ(エチレンテレフタレート)およびポリ(トリメチレンテレフタレート)間)は繊維の断面長軸に対してほぼ平行である。ポリマー境界は単にポリマー間の接触線である。本明細書で用いる「ほぼ平行」には、断面長軸と「一致する」という意味も含まれ、繊維表面に特に明らかに近接している平行からの逸脱を排除するものではない。かかる逸脱が明らかなときでも、ポリ(エチレンテレフタレート)の大半が、ポリ(トリメチレンテレフタレート)からの長軸のその他の側にある可能性がある。この逆も当てはまる。ポリマー境界が曲がっている、または、ポリエステル複合繊維の場合にありえるように、やや不規則である、例えば、偏心した芯−さや断面を有するときは、ポリマー境界の断面長軸に対してほぼ平行かどうかは、境界対長軸の最長要素の主方向と比べることによって評価することができる。かかる主方向としては図1の「A」線がある。
【0015】
さらに、ポリ(エチレンテレフタレート)の固有粘度(「IV」)は約0.45〜0.80dl/g、ポリ(トリメチレンテレフタレート)のIVは約0.85〜1.50dl/gであるのが好ましい。より好ましくは、IVはそれぞれ約0.45〜0.60dl/gおよび約0.95〜1.20dl/gとすることができる。
【0016】
本発明の繊維の初期毛管上昇速度は、約190g/mの秤量の洗上げ単ジャージ丸編生地で測定したときに、少なくとも約3.5cm/分で、34本の連続フィラメントそれぞれ約70デニール(78デシテックス)の繊維のみを含むのがさらに好ましい。
【0017】
本発明の繊維を含むポリエステルの一方または両方ともコポリエステルとすることができ、「ポリ(エチレンテレフタレート)」と「ポリ(トリメチレンテレフタレート)」という意味にはかかるコポリエステルが含まれる。例えば、コポリ(エチレンテレフタレート)を用いることができ、コポリエステルを製造するのに用いられるコモノマーは、4〜12個の炭素原子を有する直鎖状、環状および分枝状脂肪族ジカルボン酸(例えば、ブタンジ酸、ペンタンジ酸、ヘキサンジ酸、ドデカンジ酸および1,4−シクロ−ヘキサンジカルボン酸);テレフタル酸以外で8〜12個の炭素原子を有する芳香族ジカルボン酸(例えば、イソフタル酸および2,6−ナフタレンジカルボン酸);3〜8個の炭素原子を有する直鎖状、環状および分枝状脂肪族ジオール(例えば、1,3−プロパンジオール、1,2−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオールおよび1,4−シクロヘキサンジオール);および4〜10個の炭素原子を有する脂肪族および芳香脂肪族エーテルグリコール(例えば、ヒドロキノンビス(2−ヒドロキシエチル)エーテル、またはジエチレンエーテルグリコールをはじめとする分子量が約460未満のポリ(エチレンエーテル)グリコール)からなる群より選択される。本発明の利点を損なわない範囲、例えば、総ポリマー成分を基準にして約0.5〜15モルパーセントのレベルでコモノマーは存在させることができる。イソフタル酸、ペンタンジ酸、ヘキサンジ酸、1,3−プロパンジオールおよび1,4−ブタンジオールが好ましいコモノマーである。
【0018】
コポリエステルはまた、コモノマーが繊維のウィッキング特性に悪影響を及ぼさない限りは、少量のその他のコモノマーにより製造することもできる。かかるその他のコモノマーとしては、5−ナトリウム−スルホイソフタレート、3−(2−スルホエチル)ヘキサンジ酸のナトリウム塩およびそのジアルキルエステルが挙げられ、総ポリエステルを基準にして約0.2〜4モルパーセントで組み込むことができる。酸染着能を改善するために、(コ)ポリエステルはまた、ポリマー第二級アミン添加剤、例えば、ポリ(6,6’−イミノ−ビスヘキサメチレンテレフタルアミド)およびヘキサメチレンジアミンとのコポリアミド、好ましくはそのリン酸および亜リン酸と混合することができる。
【0019】
本発明の繊維はまた、本発明の利点を損なわない限りは、帯電防止剤、酸化防止剤、抗微生物剤、難燃剤、染料、光安定化剤、二酸化チタンのようなつや消し剤のような従来の添加剤も含むことができる。
【0020】
図1および2は、それぞれ実施例3および比較例1Cに従って製造された繊維の顕微鏡写真である。図3に、2種類のポリエステルが異なるハッチングにより示され、ポリマーの境界が参照番号7により示された本発明の複合テトラチャネル繊維の理想的な断面を示す。
【0021】
図3Aはバイチャネル複合繊維(「ドッグボーン」断面と呼ばれることがある)を示し、図3Bは繊維の断面長軸とほぼ一致したポリマー境界を備えたテトラチャネル複合繊維を示し、図3Cは繊維断面の長軸にほぼ平行なポリマー境界を備えたヘキサチャネル複合繊維を示す。
【0022】
図4Aは本発明の繊維の断面を示し、「a」は断面長軸の長さを表し、「b」は断面単軸の長さを表す。図4Bは本発明の繊維の断面を示し、「d1」および「d2」は、繊維の最外バルジ間の距離を表し、「c1」および「c2」は繊維の溝間の距離を表す。図4Bはまた、断面表面に対する2本の線のタンジェントにより形成され、内部バルジの各側の曲率点にある角度θも示している。実施例の繊維の断面アスペクト比と溝比を、繊維断面の顕微鏡写真から測定した。少なくとも5本の繊維から平均比を計算した。図4Aにある通り、テトラチャネル繊維のアスペクト比をa/bとして計算した。図4Bにある通り、テトラチャネル繊維の溝比を(d1/c1+d2/c2)/2として計算した。
【0023】
図5Aに示す紡績口金において、サポート4に配置された挿入口3の孔1および2へ2種類のポリエステルを別々に供給することができる。孔1および2の対は同心円に配置することができる。ポリエステルは、形状を図5Bに示してある毛管6の上部に達するまでナイフエッジ5により分離することができ、サイドバイサイド複合繊維はかかる紡績口金からスパンすることができる。
【0024】
図6は、実施例4でスパンされたステープルファイバーの断面を示す顕微鏡写真である。
【0025】
本発明の繊維を製造するのに有用なスピンパックを図7Aに示す。溶融ポリ(エチレンテレフタレート)およびポリ(トリメチレンテレフタレート)はそれぞれ孔2aおよび2bで第1の分離板1に入り、メータリング板5において対応のチャネル3aおよび3bから孔4aおよび4bへと通過する。メータリング板5から離れる際、ポリエステルはエッチングされた第2の分離板7の溝6aおよび6bに入って、孔8aおよび8bから出て、紡績口金座ぐり9に入って互いに合わさる。紡績口金毛管の短軸は10として示されている。図7Bは、分離板1の下流面を示し、図7Cはエッチングされた板6の上流面を示している。
【0026】
比較例1Cで製造した複合テトラチャネル連続フィラメントの延伸時捲縮収縮値を次のようにして測定した。比較例1Cに記載した条件下で1.6×延伸した各試料を、約0.1gpd(0.09dN/tex)の張力で綛リールにより5000+/−5総デニール(5550dtex)の綛へと形成した。綛を70+/−2°F(21+/−1℃)および65+/−2%相対湿度で最低16時間にわたって調湿した。綛をスタンドからほぼ垂直に吊るし、1.5mg/den(1.35mg/dtex)の重り(例えば、5550dtexの綛について7.5グラム)を綛の下部から吊るし、加重した綛を15秒間にわたって長さを平衡させ、綛の長さを1mm以内まで測定し「C」として記録した。1.35mg/dtexの重りを試験の間綛に付けたままとした。次に、500グラムの重り(100mg/d、90mg/dtex)を綛の下部から吊るし、綛の長さを1mm以内まで測定し、「L」として記録した。捲縮収縮値(パーセント)(この試験について後述してある通り、ヒートセット前)、「CC」を次式に従って計算した。
CC=100×(L−C)/L
500−gの重りを外し、綛をラックから吊るして、1.35mg/dtexの重りを適所に付けたまま約250°F(121℃)で5分間オーブン中でヒートセットし、その後、ラックおよび綛をオーブンから取り出して、少なくとも5分間冷やした。この工程は、商業的な熱燥ヒートセットをシミュレートするためのものであり、複合繊維中の最終捲縮を発現する一つのやり方である。上述した通りにして綛の長さを測定し、「C」としてその長さを記録した。500−グラムの重りを再び綛から吊るし、綛の長さを上述した通りにして測定し、「L」として記録した。ヒートセット後の捲縮収縮値(%)「CC」を次式に従って測定した。
CC=100×(L−C)/L
試験を5つの試料に実施して結果を平均した。完全延伸複合連続フィラメントのヒートセット後の捲縮収縮値は、綛揚げする工程で始める同じ方法で得ることができる。
【0027】
実施例4で製造した溝付き繊維のトウ捲縮巻上げ値は次のようにして求めた。トウの試料の各端部においてノッテッドループを結んだ。教えられるまで、ループ間で試料に張力を与え、固定金属クランプを各端部近傍で試料に固定し、一対のピン止めをトウ試料に互いに66cmの距離でクランプ間で固定した。試料の中間部に張力をかけたまま、試料を90cm離して、クランプとノッテッドループ間で2つの位置で切断した。試料をクランプから外し、垂直に吊るし、張力をかけた後30秒間長さを測定し、弛緩長さLとしてcmで記録した。捲縮巻上げ(「CTU」)を次式から計算した。
CTU(%)=[100×(66−L)]/66。
各記録された値について、少なくとも2個の試料を試験し、平均を計算した。
【0028】
洗上げした布地の1インチ(2.5cm)幅の片の下部1.8インチ(4.6cm)を脱イオン水に垂直に浸し、布地をウィックした水の高さを目視で判断して、時間の関数として高さを記録することにより、実施例2の布地の毛管上昇速度を測定した。「初期毛管上昇速度」とは、ウィッキング試験の最初の2分間の平均毛管上昇速度のことを意味する。
【0029】
長さ10cmおよび幅約1cmの折り畳んだ布地を、親指と人差し指の間に挟み、ルーラ近傍に布地を保持しながら、均一で再生可能な伸縮力を布地にかけ、観察された%伸張を記録することにより、実施例2の布地の「ハンドストレッチ」を試験した。
【実施例】
【0030】
実施例1
A.米国特許第5,171,898号に開示されているように、酸性カチオン交換触媒を存在させたアクロレインの水和により3−ヒドロキシプロピオンアルデヒドを形成して、1,3−プロパンジオール(「3G」)を調製した。公知の方法により触媒および未反応アクロレインを除去し、ラネーニッケル触媒を用いて3−ヒドロキシプロピオンアルデヒドを触媒作用により水素添加した(例えば、米国特許第3,536,763号に開示されている)。生成物1,3−プロパンジオールを公知の方法により水溶液から除去し精製した。
【0031】
B.ポリ(トリメチレンテレフタレート)を、本実施例のAに記載された1,3−プロパンジオールおよびジメチルテレフタレート(「DMT」)から2個の容器プロセスで、テトライソプロピルチタネート触媒、タイゾール(Tyzor)(登録商標)TPT(E.I.デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニー(du Pont de Nemours and Company)の登録商標)をポリマーを基準にして60ppmで用いて調製した。溶融DMTを3Gおよび触媒に185℃でエステル交換反応容器中で加え、メタノールを除去しながら温度を210℃まで上げた。得られた中間体を重縮合容器に移し、圧力を1ミリバール(10.2kg/cm)まで減じ、温度を255℃まで上げた。所望の溶融粘度に達したら、圧力を上げ、ポリマーを押出し、冷却し、ペレットへと切断した。ペレットをタンブルドライヤーにおいて固有粘度1.3dl/gまでさらに固相重合した。
【0032】
C.ポリエステルをスパンして、図2に示すような本発明の複合テトラチャネルフィラメントを提供した。IVが0.53dl/gのクリスター(Crystar)(登録商標)4449ポリ(エチレンテレフタレート)(E.I.デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニー(du Pont de Nemours and Company)の登録商標)を最大287℃で溶融および押出し、本実施例のBからのポリ(トリメチレンテレフタレート)を最大267℃で溶融および押出した。2種類のポリマーを2G−T:3G−T50:50の体積比(52:48重量比)でスピンブロック温度約282℃で図5に示すプレコアレッセンス34毛管紡績口金を通して交流空気急冷へと溶融スパンした。フィラメントを2560〜2835m/分で供給ロールの周囲および2555〜2824m/分で減圧ロールの周囲を通過させ、35psiでエアジェットインターレースした。水性エマルジョン仕上げを繊維の重量を基準にして0.5重量%で適用し、2510〜2811m/分までで巻き上げた。スパン時部分配向繊維の線密度は約110デニール(122デシテックス)および靭性は1.8dN/texであった。160℃まで加熱した板を覆う2本のロール間で、第2のロールを400m/分で操作して、繊維を1.6×延伸した。延伸時線密度は67デニール(74dtex)であり、繊維の靭性は4.0gpd(3.5dN/tex)であり、延伸時のヒートセット後の捲縮収縮値(「CCa」)は16%であった。フィラメントの平均断面アスペクト比は1.53:1であり、平均バルジ角度は約125°であり、平均溝比は0.82:1であった。
【0033】
比較例1
テトラチャネル単成分ポリ(トリメチレンテレフタレート)比較例フィラメントを、実施例1のBに記載したようにして実質的に調製したが、IVが1.02dl/gであるポリ(トリメチレンテレフタレート)から製造した。押出し機の最高温度は250℃であり、移動ライン温度は254℃であり、紡績口金ブロック温度は260℃であった。図5Bに示す断面を有する34孔紡績口金および紡績口金面直下に配置された長さ1インチ(2.54cm)の固体壁管を通して溶融ポリマーをスパンした。フィラメントは放射状冷却システムに入り、フィラメントと冷却ガス供給プレナム間に配置され、紡績口金直下の位置で低い値から中間位置の高い値まで増加してから、急冷チャンバーの出口に向かう位置で減少する間隙率を有する有孔分配シリンダから冷却ガスが放射状に供給された。2.54cm管なしのかかる放射急冷は、本明細書に援用される米国特許第4,156,071号に記載されている。供給ロール速度は2050ヤード/分(1875m/分)、降下ロール速度は2042ヤード/分(1867m/分)、仕上げ速度は2042ヤード/分(1867m/分)であった。繊維重量を基準にして0.5重量%で従来の仕上げを行った。スパン時繊維の平均線密度は106デニール(118dtex)であり、ポリウレタンディスクを備えた仮撚り機で500m/分および180℃で1.54×の延伸テクスチャーを与えた。平均延伸時繊維線密度は75デニール(83dtex)、平均断面アスペクト比は1.79:1、平均溝比1.35:1であった。
【0034】
実施例2
単一ジャージ布地は、比較例1(比較試料1)のポリ(トリメチレンテレフタレート)テトラチャネル単一成分フィラメントスパンからのみ、または仮撚りテクスチャード34−フィラメントダクロン(Dacron)(登録商標)938Tポリ(エチレンテレフタレート)テトラチャネル繊維(E.I.デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニー(du Pont de Nemours and Company)の登録商標、比較試料2)からのみ、または実施例1のCの複合テトラチャネルフィラメント(本発明の試料1)からのみの同条件下の円形ニットであった。ヤーンは全て34フィラメントを有しており、単一層のニットであった。
【0035】
比較試料1および2を、190°F(88℃)で2.0g/l(染浴容量を基準にして)のルビット(Lubit)(登録商標)64(バイエル(Bayer)製染浴潤滑剤)、0.5g/lのメルポール(Merpol)(登録商標)LFH(低発泡界面活性剤、E.I.デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニー(du Pont de Nemours and Company)の登録商標)および0.5g/lのリン酸三ナトリウムにより30分間洗上げした。布地を、新たな浴で30分間にわたって(比較試料1については245°F(118℃)または比較試料2については265°F(129℃))、pH5.3〜5.5(酢酸)で、0.128重量%(布地に重量を基準にして)のイントラスパースバイオレット(Intraspaerse Violet)2RB(ヨークショアアメリカ(Yorkshire America))および0.070重量%のレゾリンレッド(Resolin Red)FB(ダイスター(Dystar)により、1.0g/lのルビット(Lubit)(登録商標)64および1.0重量%のメルポール(Merpol)(登録商標)LFHを存在させて染色した。布地を、180°F(82℃)で15〜20分間にわたって、0.5g/lのメルポール(Merpol)(登録商標)LFHおよび0.5g/lリン酸三ナトリウムにより後洗上げし(過剰の染料および潤滑剤を除去するために)、120°F(40℃)で10分間にわたって0.5g/lの酢酸により濯ぎ、200°F(93℃)の弛緩状態で乾燥し、325°F(163℃)で(比較試料1)、または350°F(177℃)(比較試料2)で30秒間ヒートセットした。
【0036】
試料1を、160°Fで20分、0.5g/lのメルポール(Merpol)(登録商標)LFHおよび0.5g/lのリン酸三ナトリウムにより洗上げし、255°Fで45分間にわたってpH5.0〜5.5(酢酸)で、8重量%のレゾリンブラック(Resolin Black)LEN(ダイスター(Dystar))により、1.0重量%のメルポール(Merpol)(登録商標)LFHを存在させて染色し、160°Fで20分間にわたって、4.0g/lの亜ニチオン酸ナトリウム(ポリクリア(Polyclear)NPH、ヘンケル社(Henkel Corp.))および3.0g/lのソーダ灰により後洗上げし、室温で10分間にわたって1.0g/lの酢酸により濯ぎ、乾燥し、340°Fで30秒間にわたって一定の幅でヒートセットした。
【0037】
ヤーンの試料を仕上げ布地から除去し、線密度を求めたところ87デニール(試料1)および82デニール(比較試料1および2)であった。これらを表1に記してある。
【0038】
布地の毛管上昇速度および伸張特性を求め、表1に記してある。表中、「比較」とは比較試料のことである。
【0039】
【表1】
Figure 2005501978
【0040】
表1のデータによれば、本発明の繊維は意外にも早い毛管上昇速度および高伸張を有しており、布地の機械方向において特に顕著である。
【0041】
実施例3
図1に示された本発明のテトラチャネル複合フィラメントを、実施例1および図5と同じ3G−Tから、同じ重量比で、同じ紡績口金により、ただし、比較例1で記載した放射状急冷紡績システムを用いてクリスター(Crystar)(登録商標)4415ポリ(エチレンテレフタレート)(0.54dl/gIV)によりスパンした。ポリ(エチレンテレフタレート)についての押出し機の最大温度は286℃であり、ポリ(トリメチレンテレフタレート)については266℃であり、スピンブロック温度は278℃であった。供給ロールは2835m/分、降下ロールは2824m/分、仕上げは2812m/分で操作した。部分配向スパン時繊維の線密度は111デニール(123dtex)、平均断面アスペクト比は1.77:1、平均バルジ角度は82°、平均溝比1.12:1であった。
【0042】
実施例4
IVが0.67dl/gで、二酸化チタンを0.3重量%含有するクリスター(Crystar)(登録商標)3956ポリ(エチレンテレフタレート)と、実施例1のBとほぼ同様にして調製された、IVが1.04dl/gのポリ(トリメチレンテレフタレート)から本発明のテトラチャネルポリエステルサイドバイサイド複合ステープルファイバーを製造した。最高の押出し機温度は2G−Tについては290℃、3G−Tについては250℃、2G−T:3G−T体積比は70:30(71:29重量比)であり、スピンブロック中の溶融温度は285℃であった。スピンパックは図7に示す通りであった。プレコアレッセンス紡績口金は図5Bに示したのと同じ断面の毛管を144個有していた。フィラメントを800m/分でスパンした。60個の紡績口金からの末端を、約22,500デニール(25,000dtex)のトウへ結合した。これを85℃の水浴中で100ヤード/分(91m/分)で2.7×延伸し、15psi(1.1Kg/m)蒸気でスタッファーボックス捲縮し、100℃で8分間にわたって1.4×弛緩して、最終線密度が2.6デニール(2.9dtex)およびトウ捲縮巻上げ値が12%の完全延伸繊維を与えた。トウをルムスリール(Lummus Reel)ステープルカッターで1.5インチ(3.8cm)に切断した。平均断面アスペクト比は1.85:1、平均溝比は1.58:1であった。繊維断面の顕微鏡写真を図6に示す。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明の複合フィラメントの断面図を示す。
【図2】本発明の複合フィラメントの断面図を示す。
【図3】本発明の複合繊維の理想的な断面図を示す。
【図4A】本発明の繊維の断面寸法を示す。
【図4B】本発明の繊維の断面寸法を示す。
【図5】本発明の繊維を製造するのに用いることのできる紡績口金を示す。
【図6】本発明の複合ステープルファイバーの断面の顕微鏡写真を示す。
【図7】本発明の繊維を製造するのに用いることのできるスピンパックを示す。

Claims (10)

  1. ポリ(エチレンテレフタレート)とポリ(トリメチレンテレフタレート)とを含む複合繊維であって、
    ポリ(エチレンテレフタレート)対ポリ(トリメチレンテレフタレート)の重量比が少なくとも約30:70、
    ポリ(エチレンテレフタレート)対ポリ(トリメチレンテレフタレート)の重量比が約70:30以下であり、
    サイドバイサイドおよび偏心した芯−さやからなる群より選択されるスカラップ状楕円断面、
    断面長軸、
    前記断面長軸にほぼ平行なポリ(エチレンテレフタレート)とポリ(トリメチレンテレフタレート)との境界および
    複数の長手方向溝を有する複合繊維。
  2. 前記繊維が完全延伸フィラメントであるときはヒートセット後の捲縮収縮値が少なくとも約30%であり、
    前記繊維が完全配向フィラメントであるときはヒートセット後の捲縮収縮値が少なくとも約20%であり、
    前記繊維が部分配向複合フィラメントであるときはヒートセット後の延伸時捲縮収縮値が少なくとも約10%であり、そして
    繊維が完全延伸ステープルであるときはトウ捲縮巻取り値が少なくとも約10%である請求項1に記載の繊維。
  3. 断面アスペクト比が少なくとも約1.45:1、
    断面アスペクト比が約3.00:1以下、
    溝比が少なくとも約0.75:1および
    溝比が約1.90:1以下である請求項1に記載の繊維。
  4. 初期毛管上昇速度が少なくとも約3.5cm/分である請求項1に記載の繊維。
  5. 前記繊維がテトラチャネル断面を有する請求項1に記載の繊維。
  6. 断面アスペクト比が少なくとも約1.10:1、
    断面アスペクト比が約3.00:1以下、
    溝比が少なくとも約1.15:1および
    溝比が約1.90:1以下である請求項1に記載の繊維。
  7. 前記繊維が完全延伸連続フィラメントである請求項6に記載の繊維。
  8. 前記繊維が完全延伸ステープルファイバーである請求項6に記載の繊維。
  9. 前記繊維が部分配向連続フィラメントである請求項6に記載の繊維。
  10. 前記繊維が完全配向連続フィラメントである請求項6に記載の繊維。
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