JP2005354661A - 非接触通信装置の電子回路保護構造、方法及び折り畳み携帯電話機 - Google Patents

非接触通信装置の電子回路保護構造、方法及び折り畳み携帯電話機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005354661A
JP2005354661A JP2005033695A JP2005033695A JP2005354661A JP 2005354661 A JP2005354661 A JP 2005354661A JP 2005033695 A JP2005033695 A JP 2005033695A JP 2005033695 A JP2005033695 A JP 2005033695A JP 2005354661 A JP2005354661 A JP 2005354661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic circuit
contact communication
battery pack
wireless antenna
backup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005033695A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4605504B2 (ja
Inventor
Kazuhiko Kitamura
和彦 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2005033695A priority Critical patent/JP4605504B2/ja
Publication of JP2005354661A publication Critical patent/JP2005354661A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4605504B2 publication Critical patent/JP4605504B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

【課題】無線アンテナ部で送受信する電磁波を遮断し電子回路を保護しつつ部品数の削減、重量の低減に寄与する。
【解決手段】非接触通信装置100の電子回路保護構造に、外部と動作電力、命令、識別データの送受信を行う無線アンテナ部101と、非接触通信装置の動作を行う電子回路102と、無線アンテナ部の面と対向し、外周を囲むケースが導電性金属により形成されるバッテリパックであって、無線アンテナ部と電子回路との間に挟まれて配置される非接触通信装置の動作用又はバックアップ用バッテリパック103と、を少なくとも備える。
【選択図】図1

Description

本発明はRFIDタグ、RFIDリーダ/ライタ等を含む非接触通信装置に関する。特に、本発明は、非接触通信装置内の電子回路を保護する構造、方法及び折り畳み携帯電話機に関する。
図10は本発明の前提となる非接触通信装置を示す図である。本図(a)は非接触通信装置の概略概観を示す斜視図であり、本図(b)は、本図(a)の非接触通信装置の概略構造を示す、線A−Aについての断面図である。なお、全図を通して同一の構成要素には同一の番号、符号を付して説明を行う。
本図(a)に示す非接触通信装置200は、識別すべき対象について予め固有の識別データを設定するRFID(無線周波数識別)タグ、RFIDタグの読み書きを行うRFIDリーダ/ライタの機能を有する。以下、一例として非接触通信装置200について説明を行う。
本図(b)に示すように、非接触通信装置200は電磁波400である無線にて非接触ICカード等(図示しない)のRFIDを読み書きする装置であり、非接触通信装置200の外周を囲むケースの内部には、少なくとも、無線アンテナ部101、電子回路基板102、動作用又はバックアップ用バッテリパック203、シールド材204が設けられる。
シールド材204は、無線アンテナ部101の面に対向し、無線アンテナ部101と電子回路基板102の間に挟まれ、配置される。
無線アンテナ部101は外部の非接触ICカード(図示しない)を読み書きする動作電力、命令を送受信し、データを送受信する機能を有する。
電子回路基板102は非接触通信装置200自体、後述する図2に示すRFID回路106を動作させる機能を有する。
動作用又はバックアップ用バッテリパック203はその外周を囲むケースが導電性金属により形成されるバッテリパックであって、電子回路基板102、無線アンテナ部101へ電力を動作用又はバックアップ用として供給する。また無線アンテナ部101から受信した動作電力により充電を行う機能も有する。
シールド材204は主に導電性の金属材料で形成され、無線アンテナ部101と電子回路基板102と間に設けられ、RFIDタグの情報を読み書きするために無線アンテナ部101から送受信する電磁波400を遮断し無線アンテナ部101以外の電子回路基板102内の配線、グランドパターンに電磁誘導現象が起こるのを防止し電子回路基板102を保護し、誤動作を防止する。
ところで、本発明の前提となる非接触通信装置200では、シールド材204を省略し、シールド材204に代わり動作用又はバックアップ用バッテリパック203で、無線アンテナ部101で送受信する電磁波400を遮断しつつ電子回路基板102を保護し、部品数削減、装置重量の軽減に寄与し、携帯性が犠牲にならないようにしたいという課題がある。
上記の本発明の前提となる非接触通信装置と関連する従来技術には以下のものがある。
従来では、リーダライタ装置等の非接触通信装置と無線通信するためのアンテナを備えたICカード等の移動情報通信体において、当該アンテナの共振点が物等との近接により変化して非接触通信装置と移動情報通信体との無線通信の効率が低下してしまうのを防止するため、例えばアンテナを備えたICカードにおいて、空気の誘電率に近い誘電率を有する材料から構成されて当該アンテナを覆うカバーを設け、また、例えば非接触通信装置と無線通信するためのアンテナを備えた移動情報通信体に取り付けられて当該アンテナを覆うカバーを、空気の誘電率に近い誘電率を有する材料から構成したものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、従来では、人間工学的な正確さを維持しながら、手持式モバイルコンピュータに対して約12インチ以上の距離においてRFIDを使用することを可能にする装置、方法及びシステムを提供するため、無線周波数識別(RFID)への問い合わせが所望されるときにのみ使用可能なコンピュータ用の標準モジュール取付部品(例えばスレッド)として構成することができるモバイルコンピュータ及びリーダにおいて、スレッドは、RFIDリーダ電子回路を組み込んだアンテナループと、実際のモバイルコンピュータと分離した専用バッテリを支持することができるものがある(例えば、特許文献2参照)。
また、従来では、人体に影響を与えることなくIDタグをデータ読取り不能な状態にでき、システムのセキュリティレベルを向上するため、金属ケースは、開閉可能な扉を備えると共に内側に電波吸収体が装着され、金属ケース内には、予め質問器、アンテナ及び高出力発振器が設置されると共に廃棄すべきIDタグが所定の位置に収納され、質問器及び高出力発振器の出力側は、切換器を介してアンテナに接続され、質問器、高出力発振器及び切換器は、外部処理装置からの制御指令に従って動作し、高出力発振器は、外部処理装置からの指令に従って発振動作し、IDタグを動作不能状態にするための高周波信号を出力し、切換器は、外部処理装置からの指令により切換え動作し、質問器あるいは高出力発振器の出力を選択してアンテナへ出力するものがある(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、上記特許文献1−3には、RFIDタグが開示されているが、本発明の前提となるRFIDタグ100のように、シールド材204を省略し、シールド材204に代わり動作用又はバックアップ用バッテリパック203で無線アンテナ部101で送受信する電磁波400を遮断し電子回路基板102を保護するという課題の解決が開示されていない。
また、従来では、バッテリパックに内蔵されているマイコンに対し、構造的特徴をもって外来ノイズの影響を低減させるため、バッテリパックは複数の円筒形電池を備え、これら円筒形電池で組電池が構成され、また、バッテリパックはアース電位のべたパターンを有するPBAを備え、このPBAの組電池側の端部近傍には、マイコンがマウントされ、マイコンは、組電池を構成する円筒型電池のうちアース電位にある円筒型電池のマイナス極底面に隣接するように配置され、更に、マイナス極底面は、アース電位のべたパターンに接続され、マイコンへの外来ノイズはアース電位に逃げ、マイコンは外来ノイズからシールドされるものがある(例えば、特許文献4参照)。
しかしながら、上記特許文献4には電子回路から外部へ、外部から電子回路へ放射されるEMIノイズを防ぐために電池のマイナス電極をグランド接地し、かつ一番放射のもと影響を受けやすくなるマイコン近傍に配置することにより、EMIノイズを回路基板のグランド電位の強化によって低減する技術が開示されているが、本発明の前提となる非接触通信装置200のように、シールド材204を省略し、シールド材204に代わり動作用又はバックアップ用バッテリパック203により無線アンテナ部101で送受信する電磁波400、すなわち外来からのEMIノイズ自体を回路基板より遮断し電子回路基板102を保護するという課題の解決が開示されていない。
特開2001−102838号公報 特開2003−196617号公報 特開2003−308495号公報 特開2000−277071号公報
したがって、本発明は上記課題に鑑みて、シールド材204を省略し、シールド材204に代わり動作用又はバックアップ用バッテリパック203で、無線アンテナ部101で送受信する電磁波400を遮断しつつ電子回路基板102を保護し、部品数削減、装置重量の軽減に寄与したいという非接触通信装置の電子回路保護構造及び方法を提供することを目的とする。
本発明は前記課題を解決するために、非接触通信装置の電子回路保護構造において、外部と動作電力、命令、識別データの送受信を行う無線アンテナ部と、前記非接触通信装置の動作を行う電子回路と、前記無線アンテナ部の面と対向し、外周を囲むケースが導電性金属により形成されるバッテリパックであって、前記無線アンテナ部と前記電子回路との間に挟まれて配置される前記非接触通信装置の動作用又はバックアップ用バッテリパックと、を少なくとも備えることを特徴とする非接触通信装置の電子回路保護構造を提供する。
さらに、前記動作用又はバックアップ用バッテリパックの外周を囲むケースが導電性金属ではなくプラスチックを含む非導電性材料により形成される場合には、前記ケース内に非電磁誘導性の蓄電材が封入される。
さらに、前記動作用又はバックアップ用バッテリパックの外周を囲むケースが導電性金属により形成される場合にも、前記ケース内に非電磁誘導性の蓄電材が封入される。
さらに、前記電子回路の外周を囲むケースに配線されるグランドパターンと前記動作用又はバックアップ用バッテリパックの導電性金属製のケースを結線しグランドの安定を確保する。
さらに、前記電子回路と前記動作用又はバックアップ用バッテリパックとを囲むケースの外側に前記無線アンテナ部を配置し、前記無線アンテナ部と前記電子回路との間に前記ケースと前記動作用又はバックアップ用バッテリパックとを挟む。
さらに、前記電子回路と前記動作用又はバックアップ用バッテリパックとを囲むケースが導電性金属製であり、前記ケースに開口部がある場合、前記開口部を塞ぐように前記動作用又はバックアップ用バッテリパックを配置する。
さらに、前記無線アンテナ部のサイズ、送信範囲、強度に応じて前記動作用又はバックアップ用バッテリパックのサイズを前記無線アンテナ部より大きく形成する。
さらに、前記電子回路と前記動作用又はバックアップ用バッテリパックとを囲むケースの外側に前記無線アンテナ部を配置し、前記無線アンテナ部と前記電子回路との間に前記ケースと前記動作用又はバックアップ用バッテリパックとを挟み、かつ、前記無線アンテナ部のサイズより前記動作用又はバックアップ用バッテリパックのサイズを大きく形成する。
さらに、前記非接触通信装置が、識別すべき対象について予め固有の識別データを設定されるRFIDタグである。
さらに、前記非接触通信装置が、識別すべき対象について予め固有の識別データを設定されるRFIDタグの読み書きを行うRFIDリーダ/ライタである。
さらに、前記非接触通信装置が、識別すべき対象について予め固有の識別データを設定され、相互に近接間無線通信を行う装置である。
さらに、前記RFIDタグは非接触ICカードを含む。
さらに、前記動作用又はバックアップ用バッテリパックに代わり、金属製の円盤を有するハードディスクユニットを前記無線アンテナ部の面と対向し、前記電子回路と前記無線アンテナの間に挟み配置する。
さらに、本発明は、非接触通信装置の電子回路保護方法において、前記非接触通信装置の動作用又はバックアップ用バッテリパックの外周を囲むケースを導電性金属製に形成する工程と、外部と動作電力、命令、識別データの送受信を行う無線アンテナ部の面と対向し、前記非接触通信装置の動作を行う電子回路と前記無線アンテナ部との間に前記動作用又はバックアップ用バッテリパックを挟み配置する工程とを備えることを特徴とする非接触通信装置の電子回路保護方法を提供する。
さらに、本発明は、非接触通信装置を有する折り畳み携帯電話機において、前記携帯電話機をヒンジ構造で折り畳む2つの筐体と、一方の筐体に内蔵され、前記折り畳み携帯電話機、前記非接触通信装置の動作を行う電子回路と、他方の筐体の内側面に位置し、基板上に電極を形成し、基板内に液晶特性を有する液体が封入され、強度を保つための金属製の構造物を有する液晶表示装置と、前記他方の筐体の外側で、前記携帯電話機を折り畳んだ場合に前記液晶表示装置に関し前記電子回路と反対側に位置する前記非接触通信装置の無線アンテナ部とを備える。
以上説明したように、本発明によれば、外部から非接触通信装置への動作電力の受信時、非接触通信装置から外部への識別データの送信時に無線アンテナ部で生じる電磁波が、動作用又はバックアップ用バッテリパックの金属のケース、内部の非電磁誘導性材料により、遮断され、電子回路の配線、グランドパターンに生じる電磁誘導現象の発生によるノイズが防止される。
すなわち、無線アンテナで送受信する電磁波に対して、動作用又はバックアップ用バッテリパックにより電磁波が遮断、収束され、電子回路では電磁誘導現象の影響を受けることがなくなるため、従来のシールド材を省略でき、非接触通信装置の部品数削減、装置重量の軽減に寄与することが可能になる。
さらに、電子回路のケースのグランドパターンと動作用又はバックアップ用バッテリパックのケースとが結線されることにより、電子回路のグランドが非常に安定し、電子回路のケースのグランドパターンに電磁波の影響が多少あってもグランドの安定を確保することができる。
さらに、非接触通信装置を有する携帯電話機に対しては、液晶表示装置が無線アンテナ部と電子回路の間になるように無線アンテナ部を配置したので、液晶表示装置が一種のシールドの役割を果たすため、専用のシールドを具備しなくても電子回路への電磁波の影響を避けることができる。
さらに、前記動作用又はバックアップ用バッテリパックに代わり、金属製の円盤を有するハードディスクユニットを前記無線アンテナ部の面と対向し、前記電子回路と前記無線アンテナの間に挟み配置することにより同様の作用効果を得ることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る非接触通信装置の概略構造を示す断面図である。本図に示すように、図10と比較して、非接触通信装置100の外部を囲むケースの内部には、無線アンテナ部101の面と動作用又はバックアップ用バッテリパック103の面とが対向して、無線アンテナ部101と電子回路基板102の間に動作用又はバックアップ用バッテリパック103が挟まれて配置される。
図10に示すシールド材204が省略され、シールド材204に代わり、動作用又はバックアップ用バッテリパック103はバッテリの機能を持つと同時に、無線アンテナ部101で送受信する電磁波400を遮蔽し、収束し電子回路基板102を保護する。
図2は図1における無線アンテナ部101の概略構造を示す図である。本図に示すように、無線アンテナ部101にはアンテナ用コイル105と、アンテナ用コイル105に接続されるRFID回路106が形成されている。
アンテナ用コイル105は、一般には何重ものループ状の配線となっている。
RFID回路106は、アンテナ用コイル105を経て、無線による通信を行うための回路である。
RFID回路106を用いた通信ではユニークなID情報、予め決められた動作に従う情報が送受信され、プログラムにより様々な処理が可能である。
RFID回路106の動作電力については、アンテナ用コイル105に向け送信された無線による電磁誘導現象により起電力を得て、その電力を利用してRFID回路106が動作され、図1に示した外部の動作用又はバックアップ用バッテリパック103より動作電力がRFID回路106に供給される。
さらに、RFID回路106は図1に示した電子回路基板102上に実装された回路、マイコン等と相互に強調動作する。
図3は図1における電子回路基板102の概略構造を示す断面図である。本図に示すように、電子回路基板102の上には、電子デバイス108、109等が設けられ、電子デバイス108、109等は配線111、112を介してそれぞれバス110に接続され、さらに、バス110は無線アンテナ部101のRFID回路106に接続される。
電子回路基板102の上には、電子デバイス108、109等が実装され、電子デバイス108、109は識別データを保持し、受信信号の復調処理、送信データの変調処理等を行う回路、マイコン等で形成される。
なお、電子回路基板102を囲む外周部のケースには斜線部で示すグランドパターンがループ状に配線されるのが一般的で、電子デバイス108、109同士を接続する配線にも半ループ状のパターンが多く存在する。
図4は図1における動作用又はバックアップ用バッテリパック103の概略構造を示す断面図である。本図に示すように、動作用又はバックアップ用バッテリパック103を囲む外周部には斜線部で示す導電性金属によるケースが設けられる。
動作用又はバックアップ用バッテリパック103のケースがプラスチック製である場合にはケースの内部に非電磁誘導性の蓄電材107が封入される。
なお、動作用又はバックアップ用バッテリパック103のケースが導電性金属製である場合にもケースの内部に非電磁誘導性の蓄電材107を封入するようにしてもよい。
基本的には、動作用又はバックアップ用バッテリパック103は金属のケースで覆われた特注バッテリとしたが、通常の市販されている乾電池のようなものでもよい。
したがって、外部から非接触通信装置100受信時、非接触通信装置100から外部への識別データの送信時に無線アンテナ部101のアンテナ用コイル105で送受信する電磁波400が、動作用又はバックアップ用バッテリパック103の導電性金属製のケース、又は、ケース内部の非電磁誘導性材料により、遮断され、電子回路基板102のバス110、配線111、112から構成される配線、グランドパターンに電磁誘導現象の発生が防止され、ノイズによる誤動作が起きなくなる。
すなわち、無線アンテナ部101のアンテナ用コイル105で送受信する電磁波400に対して、動作用又はバックアップ用バッテリパック103により電磁波400が遮断され、電子回路基板102では電磁誘導現象の影響を受けることがなくなるため、図10のシールド材104を省略でき、非接触通信装置100の部品数の低減、重量の低減に寄与できる。
さらに、図1において、電子回路基板102のケースのグランドパターンと動作用又はバックアップ用バッテリパック103のケースとが結線される。これにより、電子回路基板102のグランドが非常に安定し、電子回路基板102のケースのグランドパターンに電磁波400の影響が多少あってもグランドの安定を確保することができる。
図5は図1における第1の変形例に係る概略構造を示す断面図である。本図に示すように、非接触通信装置100では、電子回路基板102と動作用又はバックアップ用バッテリパック103を囲むケースの外側に無線アンテナ部101が配置され、無線アンテナ部101と電子回路102との間にケースと動作用又はバックアップ用バッテリパック103とを挟む。
このような形態でも、前述と同様に、図10のシールド材204を省略することが可能になる。
好ましくは、電子回路基板102と動作用又はバックアップ用バッテリパック103を囲むケースを導電性材料で形成し、又は、ケースの内側に導電性材料によるメッキを施すようにしてもよい。この場合、上記ケースに開口部がある場合、開口部を塞ぐように動作用又はバックアップ用バッテリパック103を配置することにより電磁波400の遮蔽が完全になる。すなわち、上記ケースには無線アンテナ部101をケースの外側に出すための開口部、表示デバイス(表示しない)等の開口部の存在のため完全にケースを密閉することができず、ケースの内部を電磁波400から遮蔽することが困難でも、動作用又はバックアップ用バッテリパック103により重要部分だけは保護可能になる。
このような工夫により、無線アンテナ部101のアンテナ用コイル105からの電磁波400に対して、電子回路基板102の保護を図ることができ、前述と同様に、図10のシールド材204を省略することが可能になり、非接触通信装置100の部品数の低減、重量の低減に寄与できる。
図6は図1における第2の変形例に係る概略構造を示す断面図である。本図に示すように、図1と比較して、無線アンテナ部101のサイズより動作用又はバックアップ用バッテリパック103のサイズが大きく形成される。これにより、動作用又はバックアップ用バッテリパック103の外周の通り抜けに対して電子回路基板102への電磁波400の遮蔽がより大きくなる。
なお、動作用又はバックアップ用バッテリパック103のグランド電位の部分により、動作用又はバックアップ用バッテリパック103の外周を通り抜けようとする電磁波400も一部は動作用又はバックアップ用バッテリパック103へと収束するため、電磁波400の強度、放射範囲等に応じて各サイズを決めるようにしてもよい。
図7は図1における第3の変形例に係る概略構造を示す断面図である。本図に示すように、図5と比較して、無線アンテナ部101のサイズより動作用又はバックアップ用バッテリパック103のサイズが大きく形成される。これにより、動作用又はバックアップ用バッテリパック103の外周の通り抜けに対して電子回路基板102への電磁波400の遮蔽がより大きくなる。
なお、動作用又はバックアップ用バッテリパック103のグランド電位の部分により、動作用又はバックアップ用バッテリパック103の外周を通り抜けようとする電磁波400も一部は動作用又はバックアップ用バッテリパック103へと収束するため、電磁波400の強度、放射範囲等に応じて各サイズを決めるようにしてもよい。
さらに、非接触通信装置であるRFIDタグ100同士が近接間無線通信を行う場合があるが、このような非接触通信装置にも本発明の適用が可能である。
図8は図1における第4の変形例に係る概略構造を示す断面図である。本図8(a)は本発明の前提となる非接触通信装置200であり、図10(b)と比較して、非接触通信装置200に、ハードディスクユニット205が設けられる場合がある。ハードディスユニット205は記憶部であり、高速回転する円盤を有し、この円盤の素材にアルミニュウム合金の金属が使用されている。
本図8(b)に示すように、本発明の非接触通信装置100では、ハードディスクユニット115が記憶部として機能を持ち、同時に、本図8(a)のシールド材204に代わり用いられる。
すなわち、無線アンテナ部101のアンテナ用コイル115で送受信する電磁波400に対して、ハートディスクユニット205で電磁波400が遮断され、電子回路基板102では電磁誘導現象の影響を受けることがなくなるため、本図8(a)のシールド材104を省略でき、非接触通信装置100の部品数の低減、重量の低減に寄与できる。
図9は本発明に係る他の実施例で、非接触通信装置を有する折り畳み携帯電話機の電子回路保護構造を示す断面図である。
本図に示す折り畳み携帯電話機301は非接触通信装置を有し、折り畳み携帯電話機301には、筐体310と筐体320が設けられ、筐体310と筐体320は図示しないヒンジ構造により点線で示すように開閉する。
ここに、筐体310、筐体320は一般的に金属製で導体である場合が多いが、軽量化のためカーボンのような非導体を用いており、後述する入力手段321を設けるための開口部を有し、電磁波400に対しては比較的無防備である。
筐体310の内側には液晶表示装置311が設けられ、筐体320の内側には入力手段321が設けられる。
ここに、液晶表示装置311は一般的なガラス基板、プラスチック基板上に電極を形成し、基板内に液晶特性を有する液体が封入され、強度を保つため一般的には金属製の構造物で固定されている。
筐体310の外側には非接触通信装置の無線アンテナ部312が設けられ、筐体320の外側には電子回路基板331が設けられる。
ここに、電子回路基板331は、入力手段321、液晶表示装置311を含む折り畳み携帯電話機301の制御をつかさどる。
なお、電子回路基板331には非接触通信装置の電子回路基板が含まれる。
非接触通信装置の無線アンテナ部312は、図2に示す無線アンテナ部101と同一の構造を有する。
折り畳み携帯電話機が閉じた場合、非接触通信装置の無線アンテナ部312と保護すべき電子回路基板331の間に液晶表示装置311が配置される。
折り畳み携帯電話機が閉じた状態で、非接触通信装置が非接触通信を行う時、筐体310に内蔵される無線アンテナ部312は外部と電磁波400を送受信する。
この場合、無線アンテナ部312を通過した電磁波400は、液晶表示装置311の液晶部分に形成された電極、液晶特性を有する液体、金属構造物へ離散、吸収される。
これにより、筐体320に内蔵される電子回路基板331へは電磁波400の影響を及ぼさないことが可能になる。
したがって、本発明によれば、液晶表示装置311が無線アンテナ部312と電子回路基板331の間になるように無線アンテナ部312を配置したので、非接触通信装置を有する携帯電話機301に対しては、液晶表示装置311が一種のシールドの役割を果たすため、専用のシールドを具備しなくても電子回路基板331への電磁波400の影響を避けることができる。
また、携帯電話機301に非接触通信装置を設けることにより、筐体310、筐体320、入力手段321にシールドのための金属製(導体)の材料を用いることが不要となるので、軽量化を維持することが可能になる。
なお、折り畳み携帯電話機301を折り畳み閉じた状態で非接触通信を行うと、液晶表示装置311の電極、液晶材料に吸収された電磁波400の影響で液晶表示装置311が動作中の場合には表示の乱れの影響を受けることがあり得るが、折り畳み携帯電話機301が閉じた状態では液晶表示装置311は非動作になっているので、このような影響を受けることはない。
非接触通信装置を有する折り畳み携帯電話機について説明したが、これに限らず、折り畳みPHS(簡易携帯電話機)、折り畳みPDA(携帯情報端末)に対しても利用可能である。
本発明に係る非接触通信装置の概略構造を示す断面図である。 図1における無線アンテナ部101の概略構造を示す図である。 図1における電子回路基板102の概略構造を示す断面図である。 図1における動作用又はバックアップ用バッテリパック103の概略構造を示す断面図である。 図1における第1の変形例に係る概略構造を示す断面図である。 図1における第2の変形例に係る概略構造を示す断面図である。 図1における第3の変形例に係る概略構造を示す断面図である。 図1における第4の変形例に係る概略構造を示す断面図である。 本発明に係る他の実施例で、非接触通信装置を有する折り畳み携帯電話機の電子回路保護構造を示す断面図である。 本発明の前提となる非接触通信装置を示す図である。
符号の説明
100…非接触通信装置
101…無線アンテナ部
102…電子回路基板
103、203…動作用又はバックアップ用バッテリパック
105…アンテナ用コイル
106…RFID回路
107…蓄電材
108、109…電子デバイス
110…バス
111、112…配線
115…ハードディスクユニット
301…折り畳み携帯電話機
310、320…筐体
311…液晶表示装置
312…無線アンテナ部
321…入力手段
331…電子回路基板
400…電磁波

Claims (15)

  1. 非接触通信装置の電子回路保護構造において、
    外部と動作電力、命令、識別データの送受信を行う無線アンテナ部と、
    前記非接触通信装置の動作を行う電子回路と、
    前記無線アンテナ部の面と対向し、外周を囲むケースが導電性金属により形成されるバッテリパックであって、前記無線アンテナ部と前記電子回路との間に挟まれて配置される前記非接触通信装置の動作用又はバックアップ用バッテリパックと、を少なくとも備えることを特徴とする非接触通信装置の電子回路保護構造。
  2. 前記動作用又はバックアップ用バッテリパックの外周を囲むケースが導電性金属ではなくプラスチックを含む非導電性材料により形成される場合には、前記ケース内に非電磁誘導性の蓄電材が封入されることを特徴とする、請求項1に記載の非接触通信装置の電子回路保護構造。
  3. 前記動作用又はバックアップ用バッテリパックの外周を囲むケースが導電性金属により形成される場合にも、前記ケース内に非電磁誘導性の蓄電材が封入されることを特徴とする、請求項1に記載の非接触通信装置の電子回路保護構造。
  4. 前記電子回路の外周を囲むケースに配線されるグランドパターンと前記動作用又はバックアップ用バッテリパックの導電性金属製のケースを結線しグランドの安定を確保することを特徴とする、請求項1に記載の非接触通信装置の電子回路保護構造。
  5. 前記電子回路と前記動作用又はバックアップ用バッテリパックとを囲むケースの外側に前記無線アンテナ部を配置し、前記無線アンテナ部と前記電子回路との間に前記ケースと前記動作用又はバックアップ用バッテリパックとを挟むことを特徴とする、請求項1に記載の非接触通信装置の電子回路保護構造。
  6. 前記電子回路と前記動作用又はバックアップ用バッテリパックとを囲むケースが導電性金属製であり、前記ケースに開口部がある場合、前記開口部を塞ぐように前記動作用又はバックアップ用バッテリパックを配置することを特徴とする、請求項5に記載の非接触通信装置の電子回路保護構造。
  7. 前記無線アンテナ部のサイズ、送信範囲、強度に応じて前記動作用又はバックアップ用バッテリパックのサイズを前記無線アンテナ部のサイズより大きく形成することを特徴とする、請求項1に記載の非接触通信装置の電子回路保護構造。
  8. 前記電子回路と前記動作用又はバックアップ用バッテリパックとを囲むケースの外側に前記無線アンテナ部を配置し、前記無線アンテナ部と前記電子回路との間に前記ケースと前記動作用又はバックアップ用バッテリパックとを挟み、かつ、前記無線アンテナ部のサイズより前記動作用又はバックアップ用バッテリパックのサイズを大きく形成することを特徴とする、請求項1に記載の非接触通信装置の電子回路保護構造。
  9. 前記非接触通信装置は識別すべき対象について予め固有の識別データを設定されるRFIDタグであることを特徴とする、請求項1に記載の非接触通信装置の電子回路保護構造。
  10. 前記非接触通信装置は、識別すべき対象について予め固有の識別データを設定されるRFIDタグの読み書きを行うRFIDリーダ/ライタであることを特徴とする、請求項1に記載の非接触通信装置の電子回路保護構造。
  11. 前記非接触通信装置は、識別すべき対象について予め固有の識別データを設定され、相互に近接間無線通信を行う装置であることを特徴とする、請求項1に記載の非接触通信装置の電子回路保護構造。
  12. 前記RFIDタグは非接触ICカードを含むことを特徴とする、請求項1に記載の非接触通信装置の電子回路保護構造。
  13. 前記動作用又はバックアップ用バッテリパックに代わり、金属製の円盤を有するハードディスクユニットを前記無線アンテナ部の面と対向し、前記電子回路と前記無線アンテナの間に挟み配置することを特徴とする、請求項1に記載の非接触通信装置の電子回路保護構造。
  14. 非接触通信装置の電子回路保護方法において、
    前記非接触通信装置の動作用又はバックアップ用バッテリパックの外周を囲むケースを導電性金属製に形成する工程と、
    外部と動作電力、命令、識別データの送受信を行う無線アンテナ部の面と対向し、前記非接触通信装置の動作を行う電子回路と前記無線アンテナ部との間に前記動作用又はバックアップ用バッテリパックを挟み配置する工程とを備えることを特徴とする非接触通信装置の電子回路保護方法。
  15. 非接触通信装置を有する折り畳み携帯電話機において、
    前記携帯電話機をヒンジ構造で折り畳む2つの筐体と、
    一方の筐体に内蔵され、前記折り畳み携帯電話機、前記非接触通信装置の動作を行う電子回路と、
    他方の筐体の内側面に位置し、基板上に電極を形成し、基板内に液晶特性を有する液体が封入され、強度を保つための金属製の構造物を有する液晶表示装置と、
    前記他方の筐体の外側で、前記携帯電話機を折り畳んだ場合に前記液晶表示装置に関し前記電子回路と反対側に位置する前記非接触通信装置の無線アンテナ部とを備えることを特徴とする、非接触通信装置を有する折り畳み携帯電話機。
JP2005033695A 2004-05-11 2005-02-09 非接触通信装置の電子回路保護構造、方法及び折り畳み携帯電話機 Expired - Fee Related JP4605504B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005033695A JP4605504B2 (ja) 2004-05-11 2005-02-09 非接触通信装置の電子回路保護構造、方法及び折り畳み携帯電話機

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004140547 2004-05-11
JP2005033695A JP4605504B2 (ja) 2004-05-11 2005-02-09 非接触通信装置の電子回路保護構造、方法及び折り畳み携帯電話機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005354661A true JP2005354661A (ja) 2005-12-22
JP4605504B2 JP4605504B2 (ja) 2011-01-05

Family

ID=35588690

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005033695A Expired - Fee Related JP4605504B2 (ja) 2004-05-11 2005-02-09 非接触通信装置の電子回路保護構造、方法及び折り畳み携帯電話機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4605504B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007274242A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Kyocera Corp 電子機器、およびその制御方法
JP2007306147A (ja) * 2006-05-09 2007-11-22 Ricoh Co Ltd 撮像装置
EP2043028A1 (en) 2007-09-28 2009-04-01 Fujitsu Ltd. RFID tag and manufacturing method thereof
JP2011087336A (ja) * 2004-12-15 2011-04-28 Kyocera Wireless Corp ワイヤレス通信装置のための積層構造
EP2378459A2 (en) 2005-02-25 2011-10-19 Nidec Sankyo Corporation Information read device
US8157171B2 (en) 2005-02-25 2012-04-17 Nidec Sankyo Corporation Information reading apparatus
JP2012198905A (ja) * 2012-04-26 2012-10-18 Toshiba Corp 電子機器
WO2017130762A1 (ja) * 2016-01-26 2017-08-03 日本精機株式会社 通信装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101874641B1 (ko) 2011-08-08 2018-07-05 삼성전자주식회사 동일 평면에 무선충전 코일과 안테나 소자를 구비하는 휴대용 단말기

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS637983A (ja) * 1986-06-30 1988-01-13 株式会社東芝 カ−ド型電子回路ユニツト
JPH04112096A (ja) * 1990-08-31 1992-04-14 Sony Corp 非接触型icカード
JPH0520164U (ja) * 1991-08-24 1993-03-12 ソニーケミカル株式会社 薄型電子機器
JPH0585091A (ja) * 1991-09-27 1993-04-06 Sony Corp 半導体装置
JPH0585092A (ja) * 1991-09-27 1993-04-06 Sony Corp 半導体装置
JP2000277071A (ja) * 1999-03-24 2000-10-06 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd バッテリパック
JP2001102838A (ja) * 1999-09-28 2001-04-13 Hitachi Kokusai Electric Inc 移動情報通信体
JP2003196617A (ja) * 2001-12-13 2003-07-11 Symbol Technologies Inc Rfid手持式モバイルコンピュータ
JP2003258972A (ja) * 2002-03-01 2003-09-12 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 携帯通信端末
JP2003308495A (ja) * 2002-04-16 2003-10-31 Hitachi Kokusai Electric Inc Idタグキラー装置
JP2004029873A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 Hitachi Ltd 情報処理装置、携帯情報装置、およびこれらに用いる非接触情報媒体

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS637983A (ja) * 1986-06-30 1988-01-13 株式会社東芝 カ−ド型電子回路ユニツト
JPH04112096A (ja) * 1990-08-31 1992-04-14 Sony Corp 非接触型icカード
JPH0520164U (ja) * 1991-08-24 1993-03-12 ソニーケミカル株式会社 薄型電子機器
JPH0585091A (ja) * 1991-09-27 1993-04-06 Sony Corp 半導体装置
JPH0585092A (ja) * 1991-09-27 1993-04-06 Sony Corp 半導体装置
JP2000277071A (ja) * 1999-03-24 2000-10-06 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd バッテリパック
JP2001102838A (ja) * 1999-09-28 2001-04-13 Hitachi Kokusai Electric Inc 移動情報通信体
JP2003196617A (ja) * 2001-12-13 2003-07-11 Symbol Technologies Inc Rfid手持式モバイルコンピュータ
JP2003258972A (ja) * 2002-03-01 2003-09-12 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 携帯通信端末
JP2003308495A (ja) * 2002-04-16 2003-10-31 Hitachi Kokusai Electric Inc Idタグキラー装置
JP2004029873A (ja) * 2002-06-21 2004-01-29 Hitachi Ltd 情報処理装置、携帯情報装置、およびこれらに用いる非接触情報媒体

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011087336A (ja) * 2004-12-15 2011-04-28 Kyocera Wireless Corp ワイヤレス通信装置のための積層構造
US8322615B2 (en) 2005-02-10 2012-12-04 Nidec Sankyo Corporation Information reading apparatus
EP2378459A2 (en) 2005-02-25 2011-10-19 Nidec Sankyo Corporation Information read device
US8157171B2 (en) 2005-02-25 2012-04-17 Nidec Sankyo Corporation Information reading apparatus
JP2007274242A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Kyocera Corp 電子機器、およびその制御方法
JP2007306147A (ja) * 2006-05-09 2007-11-22 Ricoh Co Ltd 撮像装置
EP2043028A1 (en) 2007-09-28 2009-04-01 Fujitsu Ltd. RFID tag and manufacturing method thereof
US8248240B2 (en) 2007-09-28 2012-08-21 Fujitsu Limited RFID tag and manufacturing method thereof
JP2012198905A (ja) * 2012-04-26 2012-10-18 Toshiba Corp 電子機器
WO2017130762A1 (ja) * 2016-01-26 2017-08-03 日本精機株式会社 通信装置
JPWO2017130762A1 (ja) * 2016-01-26 2018-12-20 日本精機株式会社 通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4605504B2 (ja) 2011-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4605504B2 (ja) 非接触通信装置の電子回路保護構造、方法及び折り畳み携帯電話機
US9819079B2 (en) Modular antenna for near field coupling integration into metallic chassis devices
JP4924332B2 (ja) 無線システム、無線装置及びアンテナ装置
KR100750436B1 (ko) 무선 통신 단말기
JP4183707B2 (ja) 非接触リーダおよび/またはライタを具える情報処理装置、および磁気的結合用のコイル・アンテナ
KR101051105B1 (ko) 휴대 통신기기
TWI442214B (zh) 資訊處理裝置
JP5146876B2 (ja) Rfidアンテナ装置、rfidタグ及びrfidタグ機能付きの携帯電子端末
CN102224634B (zh) 便携电子设备
JP5598641B1 (ja) 情報端末装置
JP2007006123A (ja) 携帯機器
JPWO2006059487A1 (ja) 携帯端末
JP2006005836A (ja) 携帯情報端末
JP2004153463A (ja) 携帯通信端末
JP6515662B2 (ja) アンテナ装置
JPH10261055A (ja) 無線式携帯端末装置
KR101276412B1 (ko) 휴대 전자기기
JP2005244852A (ja) 電子機器
JP2008022469A (ja) 携帯端末装置
EP1805847B1 (en) Mechanical latch including rf antenna
WO2011083539A1 (ja) 通信端末装置
JP2005293191A (ja) 電子機器
CN216389699U (zh) 一种具有近场通信卡模拟功能的平板电脑
JP2017028391A (ja) アンテナ装置
JP6558106B2 (ja) アンテナ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100114

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100402

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100518

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100910

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100923

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees