JP5598641B1 - 情報端末装置 - Google Patents

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Abstract

情報端末装置(10)は、第1主面、第2主面(S2)及びこれらの主面を連接する側面を有した平板状の導電性筐体(20a)と、第1主面に設けられたディスプレイとを有している。導電性筐体(20a)には、第1主面から第2主面(S2)に達するスリット(20c)が形成されている。スリット(20c)の近傍には、HF帯RFIDシステム用IC素子に接続された給電コイルが配置されている。給電コイルはスリット(20c)を介して導電性筐体(20a)と磁界結合している。もって、導電性筐体(20a)が、HF帯RFIDシステムの放射素子として利用される。

Description

本発明は、情報端末装置に関し、更に詳しくは、外部機器と近距離通信を行う情報端末装置に関する。
近年、NFC(Near Field Communication)やFeliCa(登録商標)をはじめとするHF(High Frequency)帯RFID(Radio Frequency Identification)システムを搭載した情報端末装置が増えている。ノート型PC(Personal Computer)もその例外ではない。
HF帯RFIDシステムを搭載したノート型PCとしては、たとえば特許文献1に開示された構成のノート型PCが知られている。このノート型PCには、その筺体にHF帯RFIDシステム用のIC(Integrated Circuit)素子が配置されている。また、このノート型PCには、タッチパッドの裏面部分にHF帯RFIDシステム用のコイルアンテナが設けられている。したがって、ユーザが、タッチパッドにカード型のRFIDタグをかざすことにより、ノート型PC側のリーダライタとカード側のRFIDタグとの非接触通信が可能になる。
特開2011−4076号公報
近年、ノート型PCにも薄型化が要求されている。これに伴って、キーボード側の筺体、ディスプレイ側の筺体ともに、その強度向上のため、金属化が進められている。しかしながら、特許文献1に係るノート型PCの筐体が金属などの導電性素材からなる場合には、以下の問題点があった。すなわち、ノート型のPCが折りたたまれると、タッチパッド部分に設けられたコイルアンテナが導電性を有する筺体で覆われてしまう。ノート型のPCがこの状態になると、導電性を有する筐体によって電波が遮蔽され、HF帯RFIDシステムを十分に利用することができなくなる。
本発明は上述した実情に鑑みてなされたものであり、導電性を有する筺体をもつ情報端末装置による通信を良好に行うことを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の第1の観点に係る情報端末装置は、第1ディスプレイと、前記第1ディスプレイが露出する第1主面と、当該第1主面とは反対側の第2主面とを有し、前記第1ディスプレイが露出する第1主面側から前記第2主面にわたって開口部が形成された第1導電性筐体と、前記開口部に向いたコイル開口を有する給電コイルと、を有する。
前記開口部は、スリットであってもよい。
前記給電コイルのコイル開口は、前記開口部と重なっていてもよい。
第1主面が、前記第1導電性筐体の第1主面と対向可能に、前記第1導電性筐体に回動可能に接続された第2導電性筐体を備えていてもよい。
前記第1ディスプレイとは異なる第2ディスプレイを備え、前記第1導電性筐体の第2主面には、前記第2ディスプレイが露出する開口が形成されており、前記開口部は、前記第1導電性筐体の第1主面から、前記第2ディスプレイが露出する開口にわたって形成されていてもよい。
前記開口部は、前記第1導電性筐体の第1主面から、前記第1導電性筐体の前記第2主面側に設けられた非金属部材が露出する開口にわたって形成されていてもよい。
前記給電コイルは、前記第1導電性筐体の第1主面側に配置されていてもよい。
前記給電コイルのうち、前記第1導電性筐体の第2主面側は、磁性部材によって覆われていてもよい。
前記開口部は、スリットと、カメラユニットが露出する開口と、からなり、前記給電コイルは、前記コイル開口が、前記カメラユニットが露出する開口と重なるように配置されていてもよい。
前記第1導電性筐体の第1主面には、前記第1ディスプレイが露出する開口が形成されており、前記開口部は、前記第1ディスプレイが露出する開口から、前記第1導電性筐体の第2主面にわたって形成されていてもよい。
前記給電コイルは、前記第1導電性筐体の第2主面側に配置されていてもよい。
前記給電コイルのうち、前記第1導電性筐体の第1主面側は、磁性部材によって覆われていてもよい。
前記開口部は、スリットと、カメラユニットが露出する開口と、からなり、前記給電コイルは、前記コイル開口が、前記カメラユニットが露出する開口と重なるように配置されていてもよい。
前記給電コイルに電流を供給する給電回路を備え、前記給電回路は、前記給電コイルに接続された可変容量コンデンサを含んでおり、前記可変容量コンデンサは、前記第1導電性筐体と前記第2導電性筐体との開閉を検知する開閉検知回路に接続されていてもよい。
前記開閉検知回路は、前記開閉の検知状態に応じて、前記可変容量コンデンサの容量を変化させる機能をさらに備えていてもよい。
また、本発明の第2の観点に係る情報端末装置は、第1ディスプレイと、前記第1ディスプレイが露出する第1主面と、当該第1主面とは反対側の第2主面とを有し、少なくとも第2主面に開口部が形成された第1導電性筐体と、チップ型コイルからなる給電コイルと、を備え、前記第2主面は、前記第1導電性筐体の外方に向かう側と、前記第1導電性筐体の内方に向かう側と、を有しており、前記給電コイルは、前記第2主面の、前記第1導電性筐体の内方に向かう側のうち、前記開口部から予め定められた距離離れた位置に設けられている。
本発明によれば、情報端末装置の筺体を導電性素材で構成しても、様々な状態で通信をすることが可能になる。
第1実施形態に係る情報端末装置を示す斜視図である。 第1実施形態に係る情報端末装置であって、閉じられた状態の情報端末装置を示す斜視図である。 第1実施形態に係る情報端末装置であって、通信可能エリアとなる領域部分を拡大した拡大図である。 第1金属筐体の上端部を拡大して示す図である。 第1金属筐体の断面を示す図である。 給電コイルと開口との位置関係を示す図である。 アンテナ装置の等価回路を示す図である。 第2実施形態に係る情報端末装置を示す斜視図である。 第3実施形態に係る情報端末装置を示す斜視図である。 情報端末装置に設けられた非金属部を示す図である。 第4実施形態に係る情報端末装置を示す斜視図である。 第4実施形態に係る情報端末装置を示す斜視図である。 第1金属筐体の上端部を拡大して示す図である。 第1金属筐体の断面を示す図である。 給電コイルと開口との位置関係を示す図である。 情報端末装置の制御系を示すブロック図である。 開口の周りに発生する誘導電流を説明するための図である。 情報端末装置と通信対象との通信の様子を示す図である。 変形例に係る情報端末装置の斜視図である。 第1金属筐体とチップコイルを示す図である。 第1金属筐体の断面を示す図である。 変形例に係る給電コイルと開口との位置関係を示す図である。
<第1実施形態>
以下、第1実施形態に係る情報端末装置10について説明する。図1は、開かれた状態の情報端末装置10を示す斜視図である。図2Aは、閉じられた状態の情報端末装置10を示す斜視図である。図2Bは、通信可能エリアとなる領域AR部分を拡大した拡大図である。本実施形態の情報端末装置10は、ノート型(ラップトップ型)のPCであり、HF帯RFIDシステムとしてNFCシステムを搭載したものである。
図1及び図2に示されるように、情報端末装置10は、フラットパネル型の表示装置を備えるディスプレイ部20と、キーボード33やタッチパッド34等の入力装置を備えた本体部30とを有している。ディスプレイ部20は、マグネシウム合金やアルミニウム合金等からなる第1金属筺体(第1導電性筐体)20aを有している。また、本体部30は、マグネシウム合金やアルミニウム合金等からなる第2金属筺体(第2導電性筐体)30aを有している。なお、ディスプレイ部20及び本体部30は、第1金属筐体20a、及び第2金属筐体30aの代わりに、カーボンファイバーを素材とする筐体を備えていてもよい。
第1金属筺体20aは、第1主面S1、その反対側の第2主面S2、ならびに、第1主面S1と第2主面S2とを連接する側面を有する。この第1金属筐体20aは、平面形状が矩形の平板状の金属筺体である。その第1主面S1には、液晶表示素子や有機EL(electroluminescence)素子等の第1ディスプレイ21が設けられている。第2主面S2には、液晶表示素子や有機EL素子等の第2ディスプレイ22が設けられている。第1ディスプレイ21は非タッチパネル式のディスプレイであり、第2ディスプレイ22はタッチパネル式のディスプレイである。
第2金属筺体30aも、第1主面SS1、その反対側の第2主面SS2、ならびに、第1主面SS1と第2主面SS2とを連接する側面を有している。第2金属筐体30aは、その平面形状が矩形の平板状の金属筺体である。第2金属筺体30aの第1主面SS1には、キーボード33やタッチパッド34が設けられている。第2金属筐体30aの側面には、図示しないが、USB(Universal Serial Bus)端子や映像入出力端子等が設けられている。
第1金属筺体20aと第2金属筺体30aとは、ヒンジ30cを介して連結されている。これにより、第1金属筺体20aと第2金属筺体30aとが開閉自在になっている。
図3は、第1金属筐体20aの上端部を拡大して示す図である。図3に示されるように、第1金属筺体20aの第1主面S1の上部中央には、第1金属筺体20aを切り欠くことにより形成された円形の開口(開口部)20bが位置している。また、第1金属筐体20aには、開口20bから、第2主面S2にわたるスリット(開口部)20cが形成されている。このスリット20cは、第1金属筺体20aを、開口20bから、第2ディスプレイ22が露出する開口20dまで切り欠くことにより形成されたものである。すなわち、スリット20cは、第1主面S1及び第2主面S2にわたって形成されており、スリット20cの一端は開口20bに接続され、他端は第2ディスプレイ22が露出する開口20dに接続されている。スリット20cには、樹脂等の絶縁材が埋められている。
図4は、図3のA−A線で示される断面を示す図である。図4に示されるように、第1金属筐体20a内部上方には、コイルユニット50とカメラモジュール(カメラユニット)60とが収容されている。
コイルユニット50は、フレキシブルプリント基板50bと、フレキシブルプリント基板50bのY側方向に沿って配置された磁性シート(磁性部材)50aと、を有する。
フレキシブルプリント基板50bは、中央に丸孔が形成された円形の部材である。丸孔の内径は、第1金属筐体20aに形成された開口20bの内径よりもやや大きい。このフレキシブルプリント基板50bのY側方向とは反対方向側の面には、導体パターンからなるスパイラル状の給電コイル50cが形成されている。また、当該面には、給電コイル50cを被覆する樹脂等による保護層50dも形成されている。
磁性シート50aは、例えばフェライト焼結体からなるシートである。磁性シート50aは、フレキシブルプリント基板50bと同じ形状に成形されている。そして、フレキシブルプリント基板50bのY軸方向側の面に貼り付けられている。
上述のように構成されたコイルユニット50では、図5に示されるように、給電コイル50cは、スパイラル状に成形されている。この給電コイル50cは、第1金属筐体20aの第1主面S1側の面に貼り付けられている。その際、給電コイル50cの開口(コイル開口)の中心が、第1金属筐体20aに形成された開口20bの中心と一致するように位置決めされている。この状態のときには、図5に示されるように、給電コイル50cの大部分は、第1金属筐体20aの第1主面S1に覆われる。
カメラモジュール60は、図4に示されるように、光学系が収容された円筒形のレンズユニット60aと、撮像素子などが実装された基板60bとを有している。カメラモジュール60は、レンズユニット60aのY軸方向とは反対側の端部が、第1金属筐体20aの開口20bに挿入された状態で支持されている。
コイルユニット50の給電コイル50cに電流が供給されると、給電コイル50cは、開口20b及びスリット20cを介して第1金属筺体20aと磁界結合する。これにより、第1金属筺体20aがNFCシステムの放射素子として機能する。
すなわち、給電回路から給電コイル50cに信号電流が供給されると、この信号電流によって生じる誘導磁界により、第1金属筺体20aの開口20b及びスリット20cの周囲に誘導電流が流れる。つまり、図5に示されるように、給電コイル50cに矢印a1に示されるように電流が流れると、第1金属筺体20aの第1主面S1、側面及び第2主面S2に、矢印a2に示されるように流れる誘導電流が導かれる。これらの各面に導かれた誘導電流により、第1金属筺体20aの開口20b及びスリット20cの周囲が磁界放射型の放射素子として機能するようになる。これにより、図1、図2A、及び図2Bに点線で示される領域ARが通信可能エリアとなる。この領域ARに、たとえばカード型のタグがかざされると、情報端末装置10に設けられたリーダライタとタグとの非接触通信が行われる。
以上、本実施形態によれば、給電コイル50cの誘導電流が、第1金属筺体20aの第1主面S1、側面及び第2主面S2に導かれるため、ディスプレイ部20が開いた状態であっても、閉じた状態であっても、NFCシステムの通信が可能である。さらに、ディスプレイ部20の第1主面S1側からでも、第2主面S2側からでも、側面側からでも、NFCシステムの通信が可能となる。
なお、給電コイル50cは、第1金属筺体20aの内側の第1主面S1側に設けられており、かつ、その背面には磁性シート50aが設けられている。つまり、給電コイル50cの誘導磁界が直接的には第2主面S2側に届かないように構成されている。
このNFCシステム用のアンテナ装置は、図6に示すような等価回路を有する。給電コイル50cは、NFCシステム用の給電回路101に接続されている。給電コイル50cの一端及び他端は、各種素子を介して、NFCシステム用のRFIC(Radio Frequency Integrated Circuit)チップ(NFC−IC)102の2つの端子にそれぞれ接続されている。給電コイル50cには、可変容量コンデンサCvが並列接続されている。給電コイル50cと可変容量コンデンサCvによる共振回路でNFCシステムの共振周波数が設定されている。この共振回路の共振周波数が、NFCシステムのキャリア周波数(13.56MHz)とほぼ同じ周波数になるように設定されている。
この給電回路101は、インダクタンスL1,L2、及びコンデンサC1によって構成されたフィルタ回路を有している。このフィルタ回路は、ローパスフィルタとして構成されている。このため、フィルタ回路は、RFICチップ(NFC−IC)102からの高調波ノイズを減衰させる。
第1金属筺体20aは、スリット20cの周囲長さに依存するインダクタンスL4と、スリット20cの対向辺の間に形成されるコンデンサC3とを有している。給電コイル50cは、第1金属筺体20aのインダクタンスL4と磁気結合している。なお、インダクタンスL4とコンデンサC3で構成される共振回路は、NFCシステムのキャリア周波数に近い共振周波数を持っていることが好ましいが、これより高いあるいは低い共振周波数であっても構わない。コンデンサC3は、チップコンデンサ等の容量素子を付加することで構成してもよい。
可変容量コンデンサCvには、ディスプレイ部20の開閉を検知する開閉検知回路103が接続されている。すなわち、本実施形態の情報端末装置10では、第1金属筺体20a、第2金属筺体30aの双方が金属筺体である。このため、ディスプレイ部20(第1金属筺体20a)を開いているときに比べ、ディスプレイ部を閉じたときの共振周波数が高くなりやすい。そのため、開閉検知回路103は、ディスプレイ部20の開閉状態を検知し、これを可変容量コンデンサCvにフィードバックする。たとえば、開閉検知回路103は、ディスプレイ部20を閉じたときには可変容量コンデンサCvの容量値を増やす等の周波数制御を行う。
<第2実施形態>
図7に示すように、本実施形態の情報端末装置10Aはノート型PCである、この情報端末装置10Aの第1金属筺体20aの第2主面S2には、第2ディスプレイ22ではなく、非金属部(非金属部材)25が設けられている。この非金属部25は樹脂筺体になっている。他の要部は、第1実施形態の情報端末装置10と同様の構成である。この非金属部25の内側には、セルラー用や無線LAN用のアンテナが配置されている。
スリット20cは、第1主面S1から側面、さらには第2主面S2にわたって形成されている。たとえば、スリット20cは、開口20bから非金属部25まで形成されている。この場合、スリット20cの第2主面S2側の端部は、非金属部25に達する。ゆえに、ディスプレイ部20(第1金属筺体20a)が閉じた状態であっても、NFCシステムの通信が可能である。さらに、第1金属筺体20aの第1主面S1側からでも、第2主面S2側からでも、側面側からでも、NFCシステムの利用が可能となる。
<第3実施形態>
図8に示されるように、本実施形態の情報端末装置10Bはタブレット型端末である。情報端末装置10Bの、第1金属筺体40aの第1主面S1には、タッチパネル式で且つフラットパネル型の第1ディスプレイ21やスイッチ部45等が設けられている。また、図9に示されるように、第1金属筐体40aの第2主面S2には、非金属部25が設けられている。非金属部25は樹脂筺体である。非金属部25の内側には、セルラー用や無線LAN(Local Area Network)用のアンテナが配されている。
図8に示されるように、金属筺体40aの上端部(金属筐体40aのX軸方向の端部)の中央には、開口(開口部)40bが設けられている。さらに、図8及び図9に示されるように、金属筐体40aの上端部の中央には、開口40bから側面を経て、第2主面S2にわたるスリット(開口部)40cが設けられている。図9に示すように、スリット40cの第2主面S2側の端部は、非金属部25に達している。開口40bには、図8に示されるように、カメラモジュール60が取り付けられる。ゆえに、金属筺体40の第1主面S1側からでも第2主面S2側からでも、側面側からでも、NFCシステムの利用が可能となる。
<第4実施形態>
図10は本実施形態に係る情報端末装置10Cの斜視図である。また、図11は閉じられた状態の情報端末装置10Cの斜視図である。情報端末装置10Cは、第1金属筐体20aを有するディスプレイ部20と、第2金属筐体30aを有する本体部30とを備えるノートパソコンである。第1金属筐体20aと第2金属筐体30aとは、ヒンジ30cによって、X軸に平行な軸周りに回動可能に接続されている。これにより、情報端末装置10Cの本体部30の第1主面SS1と、ディスプレイ部20の第1主面S1とを閉じ合わせることができる。
図10及び図11に示されるように、ディスプレイ部20は、第1金属筐体20aと、第1金属筐体20aに収容される第1ディスプレイ21及び第2ディスプレイ22を有している。
第1金属筐体20aは、アルミニウムやステンレスからなる。第1ディスプレイ21及び第2ディスプレイ22のそれぞれは、X軸方向が長手方向である液晶ディスプレイである。そして、第1ディスプレイ21は、第1金属筐体20aの第1主面S1に設けられた開口20gから露出しており、第2ディスプレイ22は、第2主面S2に設けられた開口20dから露出している。
図12は、第1金属筐体20aの上端部を拡大して示す図である。図12に示されるように、第1金属筐体20aの第1主面S1の上部中央には、第1金属筐体20aを切り欠くことにより形成された円形の開口20bが位置している。そして、第1金属筐体20aの第2主面S2の上部中央にも、同様に第1金属筐体20aを切り欠くことにより形成された円形の開口(開口)20eが位置している。開口20bと開口20eとは、ZX面における中心が一致し、内径が相互に等しい。また、第1金属筐体20aには、開口20bから開口20eに至るスリット20cと、開口20bから開口20gに至るスリット(開口)20fとが形成されている。
図13は、図12のA−A線で示される断面を示す図である。図13に示されるように、第1金属筐体20aの内部上方には、コイルユニット50とカメラモジュール60とが収容されている。
コイルユニット50は、フレキシブルプリント基板50bと、フレキシブルプリント基板50bのY軸方向とは反対方向側に配置された磁性シート50aとを含む。
フレキシブルプリント基板50bは、中央に丸孔が形成された円形の部材である。丸孔の内径は、第1金属筐体20aに形成された開口20eの内径よりもやや大きい。このフレキシブルプリント基板50bのY軸方向側の面には、導体パターンからなるスパイラル状の給電コイル50cが形成されている。また、当該面には、給電コイル50cを被覆する樹脂等による保護層50dも形成されている。
磁性シート50aは、例えばフェライト焼結体からなるシートである。磁性シート50aは、フレキシブルプリント基板50bと同じ形状に成形されている。そして、磁性シート50aは、フレキシブルプリント基板50bのY軸方向とは反対方向側の面に貼り付けられている。なお、給電コイル50cは、第1金属筺体20aの外側の第2主面S2側に設けられている。また、給電コイル50cの背面には磁性シート50aが設けられている。つまり、給電コイル50cの誘導磁界が直接的には第1主面S1側に届かないように構成されている。
上述のように構成されたコイルユニット50では、図14に示されるように、給電コイル50cは、スパイラル状に成形されている。この給電コイル50cは、第1金属筐体20aの第2主面S2側の面に貼り付けられている。その際、給電コイル50cの開口の中心が、第1金属筐体20aに形成された開口20eの中心と、ほぼ一致するように位置決めされている。この状態のときには、図14に示されるように、給電コイル50cの大部分は、第1金属筐体20aの第2主面S2に覆われる。
カメラモジュール60は、図13に示されるように、光学系が収容された円筒形のレンズユニット60a,60cと、撮像素子などが実装された基板60bと、を有している。レンズユニット60aは、図13における基板60bの第1主面S1側の面に配置され、第1主面S1側に位置する被写体の撮影に用いられる。また、レンズユニット60cは、基板60bの第2主面S2側の面に配置され、第2主面S2側に位置する被写体の撮影に用いられる。
上述のように構成されたカメラモジュール60は、レンズユニット60aが、第1金属筐体20aの開口20bに挿入され、レンズユニット60cが開口20eに挿入された状態で支持されている。
図10に戻り、本体部30は、金属製の第2金属筐体30aを有している。また、本体部30は、第2金属筐体30aの第1主面SS1側から露出するキーボード33及びタッチパッド34を有している。キーボード33は、複数のキートップと、キートップが押下されることによって動作するスイッチとからなる。キーボード33は、第2金属筐体30aの内部で水平に支持されている。
図15は、情報端末装置10Cの制御系90を示すブロック図である。制御系90は、CPU(Central Processing Unit)91、主記憶部92、補助記憶部93、及びRFIC94を備える。これらの構成要素は、本体部30に収容された不図示のマザーボードに実装される。また、制御系90は、第1ディスプレイ21と、第2ディスプレイ22と、カメラモジュール60とを有している。
CPU91は、ユーザからの指令に基づいて、補助記憶部93に記憶されているプログラムを読み出す。そして、キーボード33やタッチパッド34を介して入力される指示に応じた処理を実行する。
主記憶部92は、RAM(Random Access Memory)等を含んで構成され、CPU91の作業領域として用いられる。
補助記憶部93は、ROM(Read Only Memory)、半導体メモリなどの不揮発性メモリを有している。この補助記憶部93は、CPU91が実行するプログラム、近距離無線通信を行うためのパラメータをはじめとする各種パラメータなどを記憶している。
RFIC94は、CPU91の指示に従って、送信情報に基づいて変調された電圧信号をコイルユニット50へ出力する。また、コイルユニット50に誘導される誘導電流を復調することによって生成した復調信号を、CPU91へ出力する。
上記制御系90を構成する各部は、システムバス97によって相互に接続される。
次に、情報端末装置10Cを用いて近距離通信(NFC)を行うときの手順について説明する。情報端末装置10Cを使って近距離通信を行う場合には、まず、ユーザは、予め情報端末装置10Cにインストールされている、通信に必要なアプリケーションを起動させる。これにより、コイルユニット50を構成する給電コイル50cに、電流が供給される。
給電コイル50cに電流が流れると、この電流による磁束が開口20eを通過する。開口20eを磁束が通過すると、開口20eの周りに誘導電流が発生する。図16の仮想線に示されるように、開口20eの周りに生じた誘導電流は、縁端効果によって、開口20b,20e、及びスリット20c,20fの外縁に沿って流れる。
開口20eやスリット20c,20fの近傍を流れる誘導電流は、給電コイル50cによって形成される磁束を打ち消す方向、すなわち給電コイル50cを流れる電流と反対の方向に流れる。一方、開口20eから離れたところを流れる誘導電流は、給電コイル50cを流れる電流と同じ方向に流れる。このため、開口20eの近傍を流れる誘導電流の影響はあるが、図16に示されるように、第2主面S2の開口20eから離れたところを流れる誘導電流と、給電コイル50cに流れる電流との相互作用により、図示する領域Rが確保される。この領域Rは、第2主面S2のうち、開口20eから離れたところを流れる電流によって規定され、放射板として機能する。これにより、給電コイル50cと第1金属筐体20aとを介して、所定の情報が発信される。
この状態のときに、例えば図17に示されるように、ユーザが、カメラモジュール60が露出する開口20eの近傍にスマートホンなどの通信対象120をかざすと、情報端末装置10Cと通信対象120との通信が行われる。
通信対象120に情報が送信されるときには、給電コイル50cによって生成された磁束が、図17の矢印AWに示されるように、通信対象120を貫く。通信対象120は、当該磁束によって誘導される電流を復調することで、情報端末装置10Cから送信された情報を受信することができる。
また、情報端末装置10Cが、通信対象120から情報を受信する際には、通信対象120によって生成された磁束が、第1金属筐体20aの開口20eを貫く。この場合には、第1金属筐体20aに、図16の仮想線で示される誘導電流が発生する。そして、この誘導電流によって強められた磁束が、コイルユニット50の給電コイル50cの開口を通過する。これにより、給電コイル50cには、通信対象120から送信された情報に基づいて変調された電流が誘導される。この誘導電流は、RFIC94によって復調され、CPU91へ出力される。これにより、情報端末装置10Cは、通信対象120から送信された情報を受信することができる。
以上説明したように、本実施形態では、コイルユニット50の給電コイル50cに、電流が供給されると、給電コイル50cによって生じる磁束が第1金属筐体20aの開口20eを通過する。これにより、図16に示されるように、第1金属筐体20aに誘導電流が生じ、給電コイル50cと第1金属筐体20aとが磁界結合する。そして、第1金属筺体20aがNFCシステムの放射素子として機能する。
このため、例えば図17に示されるように、ユーザが、カメラモジュール60が露出する開口20eの近傍にスマートホンなどの通信対象120をかざすと、情報端末装置10Cと通信対象120との通信が可能になる。
本実施形態では、図13に示されるように、コイルユニット50が第1金属筐体20aの第2主面S2側に設けられている。したがって、図11に示されるように、情報端末装置10Cの本体部30とディスプレイ部20とが閉じ合わされることにより、第1金属筐体20aの第1主面S1と、第2金属筐体30aの第1主面SS1とが近接したとしても、コイルユニット50を構成する給電コイル50cのインダクタンスの値の変化が少ない。このため、情報端末装置10Cと通信対象120との間の通信が安定的に維持される。
本実施形態に係るコイルユニット50では、図13に示されるように、給電コイル50cの第1主面S1側に磁性シート50aが配置されている。このため、情報端末装置10Cの本体部30とディスプレイ部20が閉じ合わされることにより、第1金属筐体20aの第1主面S1と、第2金属筐体30aの第1主面SS1とが近接したとしても、コイルユニット50の給電コイル50cのインダクタンスの値の変化が抑制される。その結果、情報端末装置10Cと通信対象120との間の通信が安定的に維持される。
本実施形態では、図11に示されるように、ディスプレイ部20が、第1ディスプレイ21及び第2ディスプレイ22を有している場合について説明した。これに限らず、図18に示される情報端末装置10Dのように、第1金属筐体20aの第2主面S2側の第2ディスプレイ22はなくてもよい。この場合にも給電コイル50cと第1金属筐体20aが磁界結合し、第1金属筺体20aがNFCシステムの放射素子として機能する。
<他の実施形態>
以上、本発明を具体的な実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、図4及び図13に示されるように、コイルユニット50が平面コイルである場合について説明した。これに限らず、図19及び図20に示されるように、直方体状の磁性体コア70aと、この磁性体コア70aに巻き付けられた導線70bからなるチップコイル70が給電コイルとして用いられてもよい。
このチップコイル70は、図19に示されるように、第1金属筐体20aの第2主面S2に形成されたスリット20cの近傍に、長手方向をX軸方向として配置される。そして、導線70bに電流が流れると、第1金属筐体20aに図16の仮想線に沿った誘導電流が流れる。これにより、チップコイル70と第1金属筐体20aとが磁界結合し、第1金属筺体20aがNFCシステムの放射素子として機能する。
上記実施形態では、図3或いは図14に示されるように、第1金属筐体20aには、スリットと開口とからなる開口部が形成されていることとした。これに限らず、第1金属筐体20aには、スリットのみが形成されていてもよい。
上記実施形態では、図5に示されるように、第1金属筺体20aの開口20bと給電コイル50cとが円形である場合について説明した。これに限らず、第1金属筐体20aの開口20bと給電コイル50cとは、図21に示されるように、矩形であってもよい。この場合にも、図21に示されるように、給電コイル50cに矢印a1に示されるように電流が流れると、第1金属筺体20aの第1主面S1、側面及び第2主面S2に、矢印a2に示されるように流れる誘導電流が導かれる。これらの各面に導かれた誘導電流により、第1金属筺体20aの開口20b及びスリット20cの周囲が磁界放射型の放射素子として機能するようになる。
本発明の情報端末装置はノート型PCに限定されるものではなく、スマートホン等の携帯電話端末であってもよいし、タブレット型の情報通信端末であってもよい。
第1金属筺体に設けられる開口は、円形状に限定されるものではなく、矩形状であってもよい。開口の幅はスリットの幅と同じサイズでもよい。また、必ずしも開口内にカメラが配置されていなければならないわけではない。スリットは、幅が均一な直線的なスリットに限られるものではなく、たとえばその一部に曲部や幅広部あるいは幅狭部を有していてもよい。
給電コイルは、一層の平面スパイラルコイルに限定されるものではなく、2層以上の多層コイルであってもよい。もしくは、給電コイルとして、フェライト焼結体等の磁性部材を素体としたチップ型コイルが利用されてもよい。この場合、作業者は、チップ型コイルを、チップ型コイルによる誘導磁界がスリットを通過し得るようにスリットの近傍に配置すればよい。
また、HF帯RFIDシステムは、NFCシステムに限定されるものではなく、FeliCa(登録商標)等のHF帯システムであってもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
本発明は、2012年12月20日に出願された、日本国特許出願2012−278413号と、2013年7月2日に出願された、日本国特許出願2013−138582号とに基づく。本明細書中に、日本国特許出願2012−278413号及び日本国特許出願2013−138582号の明細書、特許請求の範囲、図面全体を参照として取り込むものとする。
本発明の情報端末装置は、外部機器との近距離通信に適している。
10,10A,10B,10C,10D 情報端末装置
20 ディスプレイ部
20a 第1金属筺体
20b,20d,20e,20g,40b 開口
20c,20f,40c スリット
21 第1ディスプレイ
22 第2ディスプレイ
25 非金属部
30 本体部
30a 第2金属筐体
30c ヒンジ
33 キーボード
34 タッチパッド
40a 金属筺体
45 スイッチ部
50 コイルユニット
50a 磁性シート
50b フレキシブルプリント基板
50c 給電コイル
50d 保護層
60 カメラモジュール
60a レンズユニット
60b 基板
60c レンズユニット
70 チップコイル
70a 磁性体コア
70b 導線
90 制御系
91 CPU
92 主記憶部
93 補助記憶部
94 RFIC
97 システムバス
101 給電回路
102 RFICチップ
103 開閉検知回路
120 通信対象
C1,C3 コンデンサ
Cv 可変容量コンデンサ
L1,L2,L4 インダクタンス
R 領域
S1,SS1 第1主面
S2,SS2 第2主面

Claims (16)

  1. 第1ディスプレイと、
    前記第1ディスプレイが露出する第1主面と、当該第1主面とは反対側の第2主面とを有し、前記第1ディスプレイが露出する第1主面側から前記第2主面にわたって開口部が形成された第1導電性筐体と、
    前記開口部に向いたコイル開口を有する給電コイルと、
    を有する情報端末装置。
  2. 前記開口部は、スリットである請求項1に記載の情報端末装置。
  3. 前記給電コイルのコイル開口は、前記開口部と重なっている請求項1又は2に記載の情報端末装置。
  4. 第1主面が、前記第1導電性筐体の第1主面と対向可能に、前記第1導電性筐体に回動可能に接続された第2導電性筐体を備える請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報端末装置。
  5. 前記第1ディスプレイとは異なる第2ディスプレイを備え、
    前記第1導電性筐体の第2主面には、前記第2ディスプレイが露出する開口が形成されており、
    前記開口部は、前記第1導電性筐体の第1主面から、前記第2ディスプレイが露出する開口にわたって形成されている請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報端末装置。
  6. 前記開口部は、前記第1導電性筐体の第1主面から、前記第1導電性筐体の前記第2主面側に設けられた非金属部材が露出する開口にわたって形成されている請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報端末装置。
  7. 前記給電コイルは、前記第1導電性筐体の第1主面側に配置されている請求項5又は6に記載の情報端末装置。
  8. 前記給電コイルのうち、前記第1導電性筐体の第2主面側は、磁性部材によって覆われている請求項7に記載の情報端末装置。
  9. 前記開口部は、スリットと、カメラユニットが露出する開口と、からなり、
    前記給電コイルは、前記コイル開口が、前記カメラユニットが露出する開口と重なるように配置されている請求項7又は8に記載の情報端末装置。
  10. 前記第1導電性筐体の第1主面には、前記第1ディスプレイが露出する開口が形成されており、
    前記開口部は、前記第1ディスプレイが露出する開口から、前記第1導電性筐体の第2主面にわたって形成されている請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報端末装置。
  11. 前記給電コイルは、前記第1導電性筐体の第2主面側に配置されている請求項10に記載の情報端末装置。
  12. 前記給電コイルのうち、前記第1導電性筐体の第1主面側は、磁性部材によって覆われている請求項11に記載の情報端末装置。
  13. 前記開口部は、スリットと、カメラユニットが露出する開口と、からなり、
    前記給電コイルは、前記コイル開口が、前記カメラユニットが露出する開口と重なるように配置されている請求項11又は12に記載の情報端末装置。
  14. 前記給電コイルに電流を供給する給電回路を備え、
    前記給電回路は、前記給電コイルに接続された可変容量コンデンサを含んでおり、前記可変容量コンデンサは、前記第1導電性筐体と前記第2導電性筐体との開閉を検知する開閉検知回路に接続されている、請求項4に記載の情報端末装置。
  15. 前記開閉検知回路は、前記開閉の検知状態に応じて、前記可変容量コンデンサの容量を変化させる機能をさらに備える請求項14に記載の情報端末装置。
  16. 第1ディスプレイと、
    前記第1ディスプレイが露出する第1主面と、当該第1主面とは反対側の第2主面とを有し、少なくとも前記第2主面に開口部が形成された第1導電性筐体と、
    チップ型コイルからなる給電コイルと、を備え、
    前記第2主面は、前記第1導電性筐体の外方に向かう側と、前記第1導電性筐体の内方に向かう側と、を有しており、
    前記給電コイルは、前記第2主面の、前記第1導電性筐体の内方に向かう側のうち、前記開口部から予め定められた距離離れた位置に設けられている
    情報端末装置。
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