JPWO2006059487A1 - 携帯端末 - Google Patents
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Abstract
裏面通信時においても不感帯を発生させることなく、リーダライタアンテナと良好に非接触通信することができる携帯端末を提供する。 下筐体2と、上筐体4と、下筐体2内に設けられ第1表面5および第2表面6を有する電子部品実装基板7と、上筐体4内に設けられ、下筐体2と上筐体4とが近接した状態にあるときに電子部品実装基板7の第2表面6に対向する第1表面12と第2表面13とを有する電子部品実装基板14と、電子部品実装基板7の第1表面5に対向して下筐体2内に設けられ、リーダライタアンテナと非接触通信を行う非接触通信用アンテナ8と、電子部品実装基板14の第2表面13に対向して設けられたループコイル15とを備える。
Description
本発明は、非接触ICカード機能を備えた携帯端末に関するものである。
従来の携帯端末は、図10に示すように、電子機器40を内部に有する筐体41を備え、筐体41の内面に、外部のリーダライタアンテナ42と非接触通信を行う非接触通信用アンテナを有するシート状のフレキシブル基材43を貼着し、フレキシブル基材43上に非接触通信用アンテナを覆うシート状の軟磁性体電波吸収体44を貼着することによって、リーダライタアンテナ42または内部の非接触通信用アンテナから発生した磁界が金属体やシールドケースによって渦電流に変換されることを防止し、筐体41の非接触通信用アンテナが設けられた内面に背向する外面45をリーダライタアンテナ42に接近させて行われる非接触通信(以下、単に「表面通信」と記載する。)の性能を向上していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−153463号公報(第4頁、第1図)
しかしながら、従来の携帯端末においては、表面通信の性能を向上することができるものの、表面通信時にリーダライタアンテナに接近させる外面45に背向する筐体41の外面46をリーダライタアンテナ42に接近させて行われる非接触通信(以下、単に「裏面通信」と記載する。)では、電子機器40や筐体41等に含まれる金属部とリーダライタアンテナ42とが磁気結合してリーダライタアンテナ42のインダクタンスが低下し、リーダライタアンテナ42の共振周波数が非接触通信用アンテナと通信可能な範囲外まで変動してしまう。
このため、従来の携帯端末においては、裏面通信時に、非接触通信用アンテナがリーダライタアンテナ42に対して通信可能な距離にありながらリーダライタアンテナ42と通信不可能になる領域(以下、単に「不感帯」と記載する。)が発生し、通信性能が悪くなるといった問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、裏面通信時においても不感帯を発生させることなく、リーダライタアンテナと良好に非接触通信することができる携帯端末を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末は、リーダライタアンテナと非接触通信可能な携帯端末において、筐体と、前記筐体内に設けられ第1、2表面を有する電子部品実装基板と、前記電子部品実装基板の第1表面に対向して前記筐体内に設けられ、前記リーダライタアンテナと非接触通信を行う非接触通信用アンテナと、前記電子部品実装基板の第2表面に対向して設けられたループコイルとを備えた構成を有している。
この構成により、本発明の携帯端末は、ループコイルとリーダライタアンテナとが磁気結合することにより、携帯端末に含まれる金属部とリーダライタアンテナとの磁気結合によって生じるリーダライタアンテナの共振周波数の変動が抑制されるため、裏面通信時においても不感帯を発生させることなく、リーダライタアンテナと良好に非接触通信することができる。
なお、前記筐体は、内面を有し、前記ループコイルは、前記筐体の内面に取り付けられていてもよい。
また、前記筐体は、外面を有し、前記ループコイルは、前記筐体の外面に取り付けられていてもよい。
また、前記ループコイルは、共振回路を構成するようにしてもよい。
また、本発明の携帯端末は、金属部を含み、前記ループコイルは、共振回路を構成し、前記ループコイルの共振周波数は、前記金属部と磁気結合したことによって変動した前記リーダライタアンテナの共振周波数に基づいて設定されていることが好ましい。例えば、前記ループコイルの共振周波数は、13.5MHzから16MHzまでの間に設定されていることが好ましい。
また、本発明の携帯端末は、前記電子部品実装基板の第2表面に対向して前記ループコイルに取り付けられた磁性体を備えるようにしてもよい。
この構成により、本発明の携帯端末は、ループコイルを電子部品実装基板に近接して設けることが可能となるため、携帯端末を薄型化することができる。
本発明は、裏面通信時においても不感帯を発生させることなく、リーダライタアンテナと良好に非接触通信することができる携帯端末を提供するものである。
1、30 携帯端末
2 下筐体
3 ヒンジ
4 上筐体
7、14 電子部品実装基板
8 非接触通信用アンテナ
9、31 磁性体シート
10 メインLCD
11 サブLCD
15 ループコイル
20、42 リーダライタアンテナ
41 筐体
43 フレキシブル基材
44 軟磁性体電波吸収体
2 下筐体
3 ヒンジ
4 上筐体
7、14 電子部品実装基板
8 非接触通信用アンテナ
9、31 磁性体シート
10 メインLCD
11 サブLCD
15 ループコイル
20、42 リーダライタアンテナ
41 筐体
43 フレキシブル基材
44 軟磁性体電波吸収体
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態の携帯端末を図1に示す。
本発明の第1の実施の形態の携帯端末を図1に示す。
携帯端末1は、下筐体2と、ヒンジ3を介して下筐体2に回動可能に接続された上筐体4と、下筐体2に設けられ第1表面5および第2表面6を有する電子部品実装基板7と、電子部品実装基板7の第1表面5に対向して下筐体2に設けられ、リーダライタアンテナと非接触通信を行う非接触通信用アンテナ8と、非接触通信用アンテナ8の電子部品実装基板7側に非接触通信用アンテナ8を覆うように設けられた磁性体シート9とを備えている。
電子部品実装基板7の第1表面5および第2表面6の少なくとも一方には、通話処理、通信処理およびデータ処理等を行うための回路が形成されている。
磁性体シート9は、磁界を受けた電子部品実装基板7等に含まれる金属に渦電流が発生することを抑制して、非接触通信用アンテナ8で受ける磁界が弱まることを抑制している。なお、本実施形態においては、磁性体シート9として比透磁率が35の磁性体を用いた。
携帯端末1は、上筐体4内に設けられ文字や画像を表示するためのメインLCD(Liquid Crystal Display)10およびサブLCD11と、上筐体4内に設けられ、下筐体2と上筐体4とが近接した状態にあるときに電子部品実装基板7の第2表面6に対向する第1表面12と第2表面13とを有する電子部品実装基板14と、電子部品実装基板14の第2表面13に対向して上筐体4の内面に取り付けられたループコイル15とをさらに備えている。
電子部品実装基板14の第1表面12および第2表面13の少なくとも一方には、メインLCD10およびサブLCD11の表示制御等を行うための回路が形成されている。
ループコイル15は、上筐体4の強度を確保するための金属部16のように下筐体2、上筐体4、電子部品実装基板7、14および図示しない電池等に含まれる金属(以下、「携帯端末1に含まれる金属部」と総称する。)と磁気結合するようになっている。
ここで、ループコイル15について図2および図3を参照して詳細に説明する。図2は、携帯端末1とリーダライタアンテナとの裏面通信時の位置関係の一例を示す模式図である。
携帯端末1とリーダライタアンテナ20とが図2に示した位置関係にある場合、すなわち、携帯端末1の中心軸22とリーダライタアンテナ20のループパターン23の中心軸24が一致するように携帯端末1を配置した場合には、ループパターン23と携帯端末1に含まれる金属部との磁気結合の度合い、すなわち磁気結合係数が最も大きくなる。この場合には、リーダライタアンテナ20の共振周波数の変動量が大きくなり、不感帯が最も広くなる。
ループコイル15は、携帯端末1とリーダライタアンテナ20との位置関係が図2に示した位置関係にあるときに、図3に示すように、リーダライタアンテナ20と磁気結合するように設定されている。
具体的には、ループコイル15は、共振回路を構成し、ループコイル15の共振周波数は、携帯端末1に含まれる金属部と磁気結合したことによって変動したリーダライタアンテナ20の共振周波数に基づいて設定されている。例えば、搬送波として13.56MHzを使用する非接触通信システムにおいて、リーダライタアンテナの共振周波数は13.56MHz前後に設定されている。このリーダライタアンテナの共振周波数は、携帯端末に含まれる金属部との磁気結合によって13.4MHzから15MHz程度までの範囲内で変動することが我々の実験によって分かっている。従って、ループコイル15の共振周波数は、13.5MHzから16MHzまでの間に設定されていることが好ましい。なお、本実施形態においては、ループコイル15の共振周波数を14.2MHzに設定した。
図4は、携帯端末1がリーダライタアンテナ20に対して図2に示した位置関係にある場合に、携帯端末1とリーダライタアンテナ20との間の距離(以下、単に「通信距離」と記載する。)を携帯端末1の中心軸22に沿って変えながら測定したリーダライタアンテナ20の共振周波数を示すグラフである。
なお、曲線Aは、携帯端末1に代えて従来の携帯端末を用いた場合のリーダライタアンテナ20の共振周波数を示し、曲線Bは、携帯端末1を用いた場合のリーダライタアンテナ20の共振周波数を示している。
従来の携帯端末や携帯端末1をリーダライタアンテナ20に近づけると、リーダライタアンテナ20の共振周波数が急激に上昇することが図4に示したグラフによって分かる。これは、通信距離が短い場合には、従来の携帯端末や携帯端末1に含まれる金属部とリーダライタアンテナ20との磁気結合係数が大きくなり、リーダライタアンテナ20の共振周波数が変動してしまうためである。
しかしながら、曲線Aと曲線Bとを比べると、携帯端末1を用いた場合のリーダライタアンテナ20の共振周波数の上昇が抑えられていることが分かる。これは、ループコイル15とリーダライタアンテナ20とが磁気結合し、携帯端末1に含まれる金属部とリーダライタアンテナ20との磁気結合係数が小さくなり、携帯端末1に含まれる金属部とリーダライタアンテナ20との磁気結合によって生じるリーダライタアンテナ20の共振周波数の変動が抑制されるためである。
図5は、従来の携帯端末がリーダライタアンテナ20に対して図2に示した位置関係にある場合に、通信距離を従来の携帯端末の中心軸に沿って変えながら測定した通信成功率を示すグラフである。また、図6は、携帯端末1がリーダライタアンテナ20に対して図2に示した位置関係にある場合に、通信距離を携帯端末1の中心軸22に沿って変えながら測定した通信成功率を示すグラフである。
ここで、通信成功率とは、従来の携帯端末または携帯端末1とリーダライタアンテナ20との間でデータまたはコマンドの送受信を繰り返し行った試行回数に対する正常に通信できた回数の割合である。例えば、試行回数が100回で正常に通信できた回数が100回の場合には、通信成功率100%となり、試行回数が100回で正常に通信できた回数が60回の場合には、通信成功率60%となり、試行回数が100回で正常に通信できた回数が0回の場合には、通信成功率0%となる。
図5に示したグラフによって、従来の携帯端末では、通信距離を短くしていくと通信成功率が低下する部分が発生することが分かる。これは、リーダライタアンテナ20と非接触通信用アンテナとが通信不可能なところまで、リーダライタアンテナ20の共振周波数が変動してしまったためである。
ここで、通信距離をさらに短くするとリーダライタアンテナ20の共振周波数が図4に示したように高くなり、非接触通信用アンテナとリーダライタアンテナ20との磁気結合係数も大きくなるために再び通信成功率が100%になる。
一方、携帯端末1では、前述したようにリーダライタアンテナ20の共振周波数の上昇が抑制されているため、図6に示すように通信距離を短くしていっても通信成功率が低下する部分が生じていない。
このような本発明の第1の実施の形態の携帯端末1によれば、ループコイル15とリーダライタアンテナ20とが磁気結合することにより、携帯端末1に含まれる金属部とリーダライタアンテナ20との磁気結合によって生じるリーダライタアンテナ20の共振周波数の変動が抑制されるため、裏面通信時においても不感帯を発生させることなく、リーダライタアンテナ20と良好に非接触通信することができる。
なお、本実施形態において、ループコイル15は、上筐体4の内面に設けられていると説明したが、本発明においては、ループコイル15は、図7に示すように、上筐体4の外面に設けてもよい。
また、本実施形態において、下筐体2および上筐体4は、ヒンジ3によって回動可能に接続されていると説明したが、本発明においては、図8に示すように、下筐体2および上筐体4を一体に形成し、電子部品実装基板7および電子部品実装基板14をさらに一体に形成してもよい。なお、図8において、符号25は、下筐体2および上筐体4を一体に形成したものを示し、符号26は、電子部品実装基板7および電子部品実装基板14を一体に形成したものを示している。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態の携帯端末を図9に示す。なお、本発明の第2の実施の形態の携帯端末30の各構成において、本発明の第1の実施の形態の携帯端末1の各構成と同一なものについては同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の第2の実施の形態の携帯端末を図9に示す。なお、本発明の第2の実施の形態の携帯端末30の各構成において、本発明の第1の実施の形態の携帯端末1の各構成と同一なものについては同一の符号を付して説明を省略する。
携帯端末30は、本発明の第1の実施の形態の携帯端末1の各構成に加えて、電子部品実装基板14の第2表面13に対向してループコイル15に取り付けられた磁性体シート31を備えている。
このような本発明の第2の実施の形態の携帯端末30によれば、ループコイル15を電子部品実装基板7に近接して設けることが可能となるため、携帯端末30を薄型化することができる。
以上のように、本発明にかかる携帯端末は、裏面通信時においても不感帯を発生させることなく、リーダライタアンテナと良好に非接触通信することができるという効果を有し、例えば、非接触ICカード機能を備えた携帯端末等として有用である。
本発明は、非接触ICカード機能を備えた携帯端末に関するものである。
従来の携帯端末は、図10に示すように、電子機器40を内部に有する筐体41を備え、筐体41の内面に、外部のリーダライタアンテナ42と非接触通信を行う非接触通信用アンテナを有するシート状のフレキシブル基材43を貼着し、フレキシブル基材43上に非接触通信用アンテナを覆うシート状の軟磁性体電波吸収体44を貼着することによって、リーダライタアンテナ42または内部の非接触通信用アンテナから発生した磁界が金属体やシールドケースによって渦電流に変換されることを防止し、筐体41の非接触通信用アンテナが設けられた内面に背向する外面45をリーダライタアンテナ42に接近させて行われる非接触通信(以下、単に「表面通信」と記載する。)の性能を向上していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−153463号公報(第4頁、第1図)
しかしながら、従来の携帯端末においては、表面通信の性能を向上することができるものの、表面通信時にリーダライタアンテナに接近させる外面45に背向する筐体41の外面46をリーダライタアンテナ42に接近させて行われる非接触通信(以下、単に「裏面通信」と記載する。)では、電子機器40や筐体41等に含まれる金属部とリーダライタアンテナ42とが磁気結合してリーダライタアンテナ42のインダクタンスが低下し、リーダライタアンテナ42の共振周波数が非接触通信用アンテナと通信可能な範囲外まで変動してしまう。
このため、従来の携帯端末においては、裏面通信時に、非接触通信用アンテナがリーダライタアンテナ42に対して通信可能な距離にありながらリーダライタアンテナ42と通信不可能になる領域(以下、単に「不感帯」と記載する。)が発生し、通信性能が悪くなるといった問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、裏面通信時においても不感帯を発生させることなく、リーダライタアンテナと良好に非接触通信することができる携帯端末を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末は、リーダライタアンテナと非接触通信可能な携帯端末において、筐体と、前記筐体内に設けられ第1、2表面を有する電子部品実装基板と、前記電子部品実装基板の第1表面に対向して前記筐体内に設けられ、前記リーダライタアンテナと非接触通信を行う非接触通信用アンテナと、前記電子部品実装基板の第2表面に対向して設けられたループコイルとを備えた構成を有している。
この構成により、本発明の携帯端末は、ループコイルとリーダライタアンテナとが磁気結合することにより、携帯端末に含まれる金属部とリーダライタアンテナとの磁気結合によって生じるリーダライタアンテナの共振周波数の変動が抑制されるため、裏面通信時においても不感帯を発生させることなく、リーダライタアンテナと良好に非接触通信することができる。
なお、前記筐体は、内面を有し、前記ループコイルは、前記筐体の内面に取り付けられていてもよい。
また、前記筐体は、外面を有し、前記ループコイルは、前記筐体の外面に取り付けられていてもよい。
また、前記ループコイルは、共振回路を構成するようにしてもよい。
また、本発明の携帯端末は、金属部を含み、前記ループコイルは、共振回路を構成し、前記ループコイルの共振周波数は、前記金属部と磁気結合したことによって変動した前記リーダライタアンテナの共振周波数に基づいて設定されていることが好ましい。例えば、前記ループコイルの共振周波数は、13.5MHzから16MHzまでの間に設定されていることが好ましい。
また、本発明の携帯端末は、前記電子部品実装基板の第2表面に対向して前記ループコイルに取り付けられた磁性体を備えるようにしてもよい。
この構成により、本発明の携帯端末は、ループコイルを電子部品実装基板に近接して設けることが可能となるため、携帯端末を薄型化することができる。
本発明は、裏面通信時においても不感帯を発生させることなく、リーダライタアンテナと良好に非接触通信することができる携帯端末を提供するものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態の携帯端末を図1に示す。
本発明の第1の実施の形態の携帯端末を図1に示す。
携帯端末1は、下筐体2と、ヒンジ3を介して下筐体2に回動可能に接続された上筐体4と、下筐体2に設けられ第1表面5および第2表面6を有する電子部品実装基板7と、電子部品実装基板7の第1表面5に対向して下筐体2に設けられ、リーダライタアンテナと非接触通信を行う非接触通信用アンテナ8と、非接触通信用アンテナ8の電子部品実装基板7側に非接触通信用アンテナ8を覆うように設けられた磁性体シート9とを備えている。
電子部品実装基板7の第1表面5および第2表面6の少なくとも一方には、通話処理、通信処理およびデータ処理等を行うための回路が形成されている。
磁性体シート9は、磁界を受けた電子部品実装基板7等に含まれる金属に渦電流が発生することを抑制して、非接触通信用アンテナ8で受ける磁界が弱まることを抑制している。なお、本実施形態においては、磁性体シート9として比透磁率が35の磁性体を用いた。
携帯端末1は、上筐体4内に設けられ文字や画像を表示するためのメインLCD(Liquid Crystal Display)10およびサブLCD11と、上筐体4内に設けられ、下筐体2と上筐体4とが近接した状態にあるときに電子部品実装基板7の第2表面6に対向する第1表面12と第2表面13とを有する電子部品実装基板14と、電子部品実装基板14の第2表面13に対向して上筐体4の内面に取り付けられたループコイル15とをさらに備えている。
電子部品実装基板14の第1表面12および第2表面13の少なくとも一方には、メインLCD10およびサブLCD11の表示制御等を行うための回路が形成されている。
ループコイル15は、上筐体4の強度を確保するための金属部16のように下筐体2、上筐体4、電子部品実装基板7、14および図示しない電池等に含まれる金属(以下、「携帯端末1に含まれる金属部」と総称する。)と磁気結合するようになっている。
ここで、ループコイル15について図2および図3を参照して詳細に説明する。図2は、携帯端末1とリーダライタアンテナとの裏面通信時の位置関係の一例を示す模式図である。
携帯端末1とリーダライタアンテナ20とが図2に示した位置関係にある場合、すなわち、携帯端末1の中心軸22とリーダライタアンテナ20のループパターン23の中心軸24が一致するように携帯端末1を配置した場合には、ループパターン23と携帯端末1に含まれる金属部との磁気結合の度合い、すなわち磁気結合係数が最も大きくなる。この場合には、リーダライタアンテナ20の共振周波数の変動量が大きくなり、不感帯が最も広くなる。
ループコイル15は、携帯端末1とリーダライタアンテナ20との位置関係が図2に示した位置関係にあるときに、図3に示すように、リーダライタアンテナ20と磁気結合するように設定されている。
具体的には、ループコイル15は、共振回路を構成し、ループコイル15の共振周波数は、携帯端末1に含まれる金属部と磁気結合したことによって変動したリーダライタアンテナ20の共振周波数に基づいて設定されている。例えば、搬送波として13.56MHzを使用する非接触通信システムにおいて、リーダライタアンテナの共振周波数は13.56MHz前後に設定されている。このリーダライタアンテナの共振周波数は、携帯端末に含まれる金属部との磁気結合によって13.4MHzから15MHz程度までの範囲内で変動することが我々の実験によって分かっている。従って、ループコイル15の共振周波数は、13.5MHzから16MHzまでの間に設定されていることが好ましい。なお、本実施形態においては、ループコイル15の共振周波数を14.2MHzに設定した。
図4は、携帯端末1がリーダライタアンテナ20に対して図2に示した位置関係にある場合に、携帯端末1とリーダライタアンテナ20との間の距離(以下、単に「通信距離」と記載する。)を携帯端末1の中心軸22に沿って変えながら測定したリーダライタアンテナ20の共振周波数を示すグラフである。
なお、曲線Aは、携帯端末1に代えて従来の携帯端末を用いた場合のリーダライタアンテナ20の共振周波数を示し、曲線Bは、携帯端末1を用いた場合のリーダライタアンテナ20の共振周波数を示している。
従来の携帯端末や携帯端末1をリーダライタアンテナ20に近づけると、リーダライタアンテナ20の共振周波数が急激に上昇することが図4に示したグラフによって分かる。これは、通信距離が短い場合には、従来の携帯端末や携帯端末1に含まれる金属部とリーダライタアンテナ20との磁気結合係数が大きくなり、リーダライタアンテナ20の共振周波数が変動してしまうためである。
しかしながら、曲線Aと曲線Bとを比べると、携帯端末1を用いた場合のリーダライタアンテナ20の共振周波数の上昇が抑えられていることが分かる。これは、ループコイル15とリーダライタアンテナ20とが磁気結合し、携帯端末1に含まれる金属部とリーダライタアンテナ20との磁気結合係数が小さくなり、携帯端末1に含まれる金属部とリーダライタアンテナ20との磁気結合によって生じるリーダライタアンテナ20の共振周波数の変動が抑制されるためである。
図5は、従来の携帯端末がリーダライタアンテナ20に対して図2に示した位置関係にある場合に、通信距離を従来の携帯端末の中心軸に沿って変えながら測定した通信成功率を示すグラフである。また、図6は、携帯端末1がリーダライタアンテナ20に対して図2に示した位置関係にある場合に、通信距離を携帯端末1の中心軸22に沿って変えながら測定した通信成功率を示すグラフである。
ここで、通信成功率とは、従来の携帯端末または携帯端末1とリーダライタアンテナ20との間でデータまたはコマンドの送受信を繰り返し行った試行回数に対する正常に通信できた回数の割合である。例えば、試行回数が100回で正常に通信できた回数が100回の場合には、通信成功率100%となり、試行回数が100回で正常に通信できた回数が60回の場合には、通信成功率60%となり、試行回数が100回で正常に通信できた回数が0回の場合には、通信成功率0%となる。
図5に示したグラフによって、従来の携帯端末では、通信距離を短くしていくと通信成功率が低下する部分が発生することが分かる。これは、リーダライタアンテナ20と非接触通信用アンテナとが通信不可能なところまで、リーダライタアンテナ20の共振周波数が変動してしまったためである。
ここで、通信距離をさらに短くするとリーダライタアンテナ20の共振周波数が図4に示したように高くなり、非接触通信用アンテナとリーダライタアンテナ20との磁気結合係数も大きくなるために再び通信成功率が100%になる。
一方、携帯端末1では、前述したようにリーダライタアンテナ20の共振周波数の上昇が抑制されているため、図6に示すように通信距離を短くしていっても通信成功率が低下する部分が生じていない。
このような本発明の第1の実施の形態の携帯端末1によれば、ループコイル15とリーダライタアンテナ20とが磁気結合することにより、携帯端末1に含まれる金属部とリーダライタアンテナ20との磁気結合によって生じるリーダライタアンテナ20の共振周波数の変動が抑制されるため、裏面通信時においても不感帯を発生させることなく、リーダライタアンテナ20と良好に非接触通信することができる。
なお、本実施形態において、ループコイル15は、上筐体4の内面に設けられていると説明したが、本発明においては、ループコイル15は、図7に示すように、上筐体4の外面に設けてもよい。
また、本実施形態において、下筐体2および上筐体4は、ヒンジ3によって回動可能に接続されていると説明したが、本発明においては、図8に示すように、下筐体2および上筐体4を一体に形成し、電子部品実装基板7および電子部品実装基板14をさらに一体に形成してもよい。なお、図8において、符号25は、下筐体2および上筐体4を一体に形成したものを示し、符号26は、電子部品実装基板7および電子部品実装基板14を一体に形成したものを示している。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態の携帯端末を図9に示す。なお、本発明の第2の実施の形態の携帯端末30の各構成において、本発明の第1の実施の形態の携帯端末1の各構成と同一なものについては同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の第2の実施の形態の携帯端末を図9に示す。なお、本発明の第2の実施の形態の携帯端末30の各構成において、本発明の第1の実施の形態の携帯端末1の各構成と同一なものについては同一の符号を付して説明を省略する。
携帯端末30は、本発明の第1の実施の形態の携帯端末1の各構成に加えて、電子部品実装基板14の第2表面13に対向してループコイル15に取り付けられた磁性体シート31を備えている。
このような本発明の第2の実施の形態の携帯端末30によれば、ループコイル15を電子部品実装基板7に近接して設けることが可能となるため、携帯端末30を薄型化することができる。
以上のように、本発明にかかる携帯端末は、裏面通信時においても不感帯を発生させることなく、リーダライタアンテナと良好に非接触通信することができるという効果を有し、例えば、非接触ICカード機能を備えた携帯端末等として有用である。
1、30 携帯端末
2 下筐体
3 ヒンジ
4 上筐体
7、14 電子部品実装基板
8 非接触通信用アンテナ
9、31 磁性体シート
10 メインLCD
11 サブLCD
15 ループコイル
20、42 リーダライタアンテナ
41 筐体
43 フレキシブル基材
44 軟磁性体電波吸収体
2 下筐体
3 ヒンジ
4 上筐体
7、14 電子部品実装基板
8 非接触通信用アンテナ
9、31 磁性体シート
10 メインLCD
11 サブLCD
15 ループコイル
20、42 リーダライタアンテナ
41 筐体
43 フレキシブル基材
44 軟磁性体電波吸収体
Claims (7)
- リーダライタアンテナと非接触通信可能な携帯端末において、
筐体と、
前記筐体内に設けられ第1、2表面を有する電子部品実装基板と、
前記電子部品実装基板の第1表面に対向して前記筐体内に設けられ、前記リーダライタアンテナと非接触通信を行う非接触通信用アンテナと、
前記電子部品実装基板の第2表面に対向して設けられたループコイルとを備えたことを特徴とする携帯端末。 - 前記筐体は、内面を有し、
前記ループコイルは、前記筐体の内面に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。 - 前記筐体は、外面を有し、
前記ループコイルは、前記筐体の外面に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。 - 前記ループコイルは、共振回路を構成することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
- 金属部を含み、
前記ループコイルの共振周波数は、前記金属部と磁気結合したことによって変動した前記リーダライタアンテナの共振周波数に基づいて設定されていることを特徴とする請求項4に記載の携帯端末。 - 前記ループコイルの共振周波数は、13.5MHzから16MHzまでの間に設定されていることを特徴とする請求項5に記載の携帯端末。
- 前記電子部品実装基板の第2表面に対向して前記ループコイルに取り付けられた磁性体を備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
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