JP3919100B2 - 携帯通信端末 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、非接触型コイルアンテナを備えた携帯通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の非接触型ICカード読取/書込装置では、基板上にループ・アンテナが設けられたアンテナと、アンテナを制御する制御部材を搭載した制御基板との間に、電磁波吸収体を配置して、金属による電波の反射を図っている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−63552号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年では、非接触型ICカードが様々なところで活用されている。例えば、定期券や、一部のコンビニエンスストアなどの店舗で使用可能なキャッシュレスカードなどでも採用されており、非接触という利便性が一般に広く認識されつつある。一方、携帯電話機などの携帯通信端末では、その機能の多様化が求められており、その一つとして、非接触型ICカード機能やICカードへのリーダライタ(R/W)機能がある。また、携帯通信端末には、その小型化や薄型化も要求されており、機能拡張による部品の増加を最小限に抑える必要がある。
【0005】
ICカード機能やR/W機能を搭載するには、専用のアンテナを設置する必要があり、携帯通信端末内の限られた空間にアンテナを配置するためのスペースを確保しなければならない。ところが、アンテナを、基板や金属部品やシールドケースなどに近接して配置した場合、アンテナの通信性能の劣化を招く恐れがある。例えば、R/W機能時には、アンテナから発生する磁界が携帯通信端末内の金属体で渦電流として発生してしまい、放射効率が悪化し、結果的に外部のICカードへの給電が困難となる。またICカード機能時には、外部のR/W装置から発生される磁界が誘電性のあるシールドケースなどで渦電流に変換されてしまい、ロスが生じてしまう。
【0006】
この点に関し、上記特許文献1は、携帯通信端末に比して大型である読取/書込装置であり、アンテナと電磁波吸収体と制御基板とをスペーサを介して離間して配置するものである。すなわち、アンテナ及び電磁波吸収体には、離間配置に耐えうるだけの剛性を有する板体状であることが必要とされる。従って、上記特許文献1に記載の技術を携帯通信端末に適用すると、全体の大型化や厚肉化を招いてしまう。
【0007】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、非接触型コイルアンテナの通信性能の向上と全体の小型化・薄型化とを両立して図ることが可能な携帯通信端末の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る携帯通信端末は、環状部分と前記環状部分から延びる連結部分とを有するフレキシブル基材と、フレキシブル基材の環状部分に沿ったループパターンが形成され、そのループパターンの両端がフレキシブル基材の連結部分を通るように形成されたシート状の非接触型コイルアンテナと、フレキシブル基材の外面上にて環状部分及び連結部分の非接触型コイルアンテナを完全に覆うように固定されたシート状の軟磁性体電波吸収体と、当該端末の通信機能のための回路及び電子部品が設けられた基板と該基板を覆うシールドケースとにより構成され、フレキシブル基材の連結部分を通って形成された非接触型コイルアンテナの両端にその基板が接続されている電子機器と、開口と前記電子機器が装着される内部空間を区画する本体とからなる筐体と、筐体の本体に装着されて開口を塞ぐと共に、その外面が前記筐体の外面の一部を構成し、その内面上にフレキシブル基材の環状部分及び当該環状部分を覆った軟磁性体電波吸収体が固定され、開いた状態では、筐体の本体内に装着されている電子機器とフレキシブル基材及び軟磁性体電波吸収体とを露出させるカバーとを備え、非接触型コイルアンテナは、少なくとも当該端末を非接触型ICカードとして機能させて外部リーダライタとの間で通信を行うためのICインターフェイス用非接触型コイルアンテナとして設けられている。
また、本発明に係る携帯通信端末は、筐体と、記筐体の内面上に固定されたフレキシブル基材と、当該端末が非接触型ICカードとして機能するICカードモード時に外部リーダライタとの間で通信を行うためのICインターフェイス用非接触型コイルアンテナと、当該端末が外部の非接触型ICカードに対するリーダライタとして機能するR/Wモード時に外部の非接触型ICカードとの間で通信を行うためのリーダライタ用非接触型コイルアンテナとを有してシート状に構成され、ICインターフェイス用非接触型コイルアンテナ及びリーダライタ用非接触型コイルアンテナがフレキシブル基材上に固定されると共に、フレキシブル基材の外面上で且つICインターフェイス用非接触型コイルアンテナ及びリーダライタ用非接触型コイルアンテナを完全に覆う位置に軟磁性体電波吸収体が固定されている非接触型コイルアンテナと、フレキシブル基材の外面上で且つ非接触型コイルアンテナを完全に覆う位置に固定されたシート状の軟磁性体電波吸収体と、当該端末の通信機能のための回路及び電子部品が設けられた基板と該基板を覆うシールドケースとにより構成され、基板が非接触型コイルアンテナに接続されて、筐体の内部に装着されている電子機器とを備えている。
【0009】
上記構成では、電子部品を構成するシールドケースや金属部品や金属体や基板と非接触型コイルアンテナとの電磁結合を軟磁性体電波吸収体によって確実に防止することができる。従って、外部又は内部のコイルアンテナから放出される磁界が金属体やシールドケースで渦電流に変換されることが防止され、通信性能が向上する。また、軟磁性体電波吸収体の中波帯での特性上(高磁性率、低損失)、磁束が増加し、通信距離が増える。
【0010】
また、非接触型コイルアンテナを有するシート状のフレキシブル基材を筐体の内面上に配置し、そのフレキシブル基材上にシート状の軟磁性体電波吸収体を固定する構造であるため、筐体の内面からの突出量を極めて小さく抑えることができる。従って、携帯通信端末の小型化・薄型化を損なうことなく、非接触型コイルアンテナの通信性能の向上を図ることができる。
【0011】
筐体は、開口を有し電子機器が装着される内部空間を区画する本体と、本体に装着されて開口を塞ぐカバーと、を備えても良く、フレキシブル基材は、カバーの内面上に固定されても良い。
【0012】
上記構成では、カバーを開いた状態で電子機器及びフレキシブル基材が露出するので、製造時やメンテナンス時の作業性が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】
図1は本発明が適用される折り畳み式の携帯端末装置としての携帯電話機(以下、端末と略称する)1を模式的に示す側断面図、図2は図1の端末1を開いた状態を示す平面図、図3は図2の端末1から軟磁性電波吸収体2を取り除いた状態を示す平面図、図4は図3の要部拡大図である。
【0015】
図1〜図3に示すように、端末1は、上筐体3と下筐体4とヒンジ5とを有する。ヒンジ5は、上筐体3及び下筐体4の内面3a,4a同士が相対向する閉状態から、これら内面3a,4aが共に開放される開状態へ変更自在に、上筐体3の一端と下筐体4の一端とを連結している。端末1は、両筐体3,4を開いた開状態で使用され、上筐体3の内面3aには液晶ディスプレイ6が、下筐体4の内面4aには所定の入力キー(図示外)がそれぞれ配置されている。
【0016】
上筐体3は、本体7とカバー8とを有する。本体7は、上筐体3の外面3bに配置された開口9を有する。カバー8は、本体7に装着されて開口9を塞ぎ、カバー8の外面8bは、上筐体3の外面3bの一部を構成する。本体7に区画される上筐体3の内部空間には、様々な電子機器10が装着されている。また、上筐体3には、電話機としての通信を行うホイップアンテナ13が設けられている。
【0017】
電子機器10は、シールドケース14と主基板15と補基板16とを有する。主基板15及び補基板16には、所定の回路が形成される共に、所定の電子部品が固定される。主基板15及び補基板16の回路及び電子部品は、後述する非接触型コイルアンテナ11,12のために機能すると共に、端末1の本来的な目的(電話機機能)のための機能する。主基板15は、シールドケース14に覆われ、補基板16は、シールドケース14の外面上に開口9と対向して配置される。主基板15と補基板16とは、電気的に接続されている。
【0018】
図2に示すように、絶縁性樹脂からなるシート状のフレキシブル基材17は、環状部分17aと、環状部分17aから補基板16の近傍まで延びる連結部分17bとを有し、環状部分17aはカバー8の内面8a上に貼着により固定されている。
【0019】
フレキシブル基材17上には、端末1をいわゆるICカードと同等に機能させる際に外部リーダライタ18との間で通信を行うICインターフェイス用非接触型コイルアンテナ11(以下、ICカード用アンテナと称する)と、端末1を外部のICカード19に対するリーダライタとして機能させる際に外部のICカード19との間で通信を行うリーダライタ用非接触型コイルアンテナ(以下、R/W用アンテナと称する)12とが固定されている。ICカード用アンテナ11及びR/W用アンテナ12の中間部分は、共にフレキシブル基材17の環状部分17aに沿ってループパターンを形成し(図4に示す)、その両端は連結部分17bを通って補基板16に接続されている。環状部分17aでは、ICカード用アンテナ11の内側にR/W用アンテナ12が配置されている。
【0020】
フレキシブル基材17の外面上には、ICカード用アンテナ11及びR/W用アンテナ12を覆うシート状の軟磁性体電波吸収体2が貼着により固定されている。軟磁性体電波吸収体2としては、例えば株式会社トーキン製のバスタレイド(商品名)が使用される。
【0021】
端末1は、いわゆるICカードと同等に機能するICカードモードと、外部のICカード19に対するリーダライタとして機能するR/Wモードとに設定可能に構成されている。ICカードモードとR/Wモードとは、使用者からの入力キーの操作により適宜設定可能に構成しても良く、端末1に外部R/W18を近づけたときにはICカードモードに自動的に設定されるように構成しても良い。
【0022】
ICカードモードでは、ICカード用アンテナ11と外部R/W18との間で通信が行われ、補基板16のICチップに対する電力供給と情報の読取/書込とが行われる。なお、通信によってICチップに対する情報の読取/書込のみを行い、電力は端末1からICチップへ供給するように構成しても良い。
【0023】
R/Wモードでは、R/W用アンテナ12と外部のICカード19との間で通信が行われ、ICカード19内のICチップに対する電力供給と情報の読取/書込とが行われる。
【0024】
本実施形態によれば、ICカード用アンテナ11及びR/W用アンテナ12が軟磁性体電波吸収体2によって完全に覆われているので、電子機器10を構成するシールドケース14や主基板15や補基板16や金属部品や金属体などとICカード用アンテナ11及びR/W用アンテナ12との電磁結合を確実に防止することができる。従って、外部R/W18やR/W用アンテナ12から放出される磁界が金属体やシールドケース14で渦電流に変換されることが防止され、通信性能が向上する。また、通信周波数帯域において、高磁性率、低損失といった軟磁性体電波吸収体2の性質上、磁束の増加が見込め、通信性能が向上する。
【0025】
図5は、軟磁性体電波吸収体2の有無以外の諸条件を同一として通信性能試験を行った結果を示す表であり、軟磁性体電波吸収体2によって通信性能が向上していることが分かる。
【0026】
具体的には、ICカードモードにおいて、端末1と強電界を形成するリーダライタ(R/W)との間で通信試験(ICへの電源供給あり)を行った場合、軟磁性体電波吸収体2を有するときの最大通信距離が101mmであるのに対し、軟磁性体電波吸収体2を有さないときの最大通信距離は97mmであった。同様に、ICカードモードにおいて、端末1と強電界を形成するリーダライタ(R/W)との間で通信試験(ICへの電源供給なし)を行った場合、軟磁性体電波吸収体2を有するときの最大通信距離が44mmであるのに対し、軟磁性体電波吸収体2を有さないときの最大通信距離は36mmであった。ICカードモードにおいて、端末1と弱電界を形成するリーダライタ(R/W)との間で通信試験を行った場合、軟磁性体電波吸収体2を有するときの最大通信距離が20mmであるのに対し、軟磁性体電波吸収体2を有さないときの最大通信距離は14mmであった。R/Wモードにおいて、端末1と共振周波数の小さいカードAとの間で通信試験を行った場合、軟磁性体電波吸収体2を有するときの最大通信距離が20mmであるのに対し、軟磁性体電波吸収体2を有さないときは通信不能であった。R/Wモードにおいて、端末1と共振周波数の大きいカードBとの間で通信試験を行った場合、軟磁性体電波吸収体2を有するときの最大通信距離が2mmであるのに対し、軟磁性体電波吸収体2を有さないときは通信不能であった。このように、軟磁性体電波吸収体2を有する方が有さないものに比して最大通信距離が増大している、すなわち通信性能が向上していることが分かる。
【0027】
また、ICカード用アンテナ11のループパターン間の結合が軟磁性体電波吸収体2によって確実に阻止されるので、コイルアンテナとしての機能が効率良く働く。このため、ICカードモードにおいて、外部R/W18のコイルアンテナとのトランス効果が最大限に得られ、この点においても通信性能が向上する。
【0028】
そして、ICカード用アンテナ11及びR/W用アンテナ12を有するシート状のフレキシブル基材17をカバー8の内面8a上に貼着すると共に、フレキシブル基材17上にシート状の軟磁性体電波吸収体2を貼着しているので、フレキシブル基材17及び軟磁性体電波吸収体2の内面8aからの突出量を極めて小さく抑えることができる。また、軟磁性体電磁波吸収体2を保持する手段を別個に設ける必要がない。従って、端末1の小型化・薄型化を損なうことなく、ICカード用アンテナ11及びR/W用アンテナ12の通信性能の向上を図ることができる。
【0029】
さらに、カバー8を開いた状態で電子機器10及びフレキシブル基材17が露出するので、製造時やメンテナンス時の作業性が向上する。
【0030】
本発明は、一例として説明した上述の実施形態に限定されることはない。例えば、上記実施形態では、折り畳み式携帯電話機を例に挙げて説明したが、いわゆるスティック型の携帯電話機や音声通信機能を持つPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯通信端末に本発明を適用しても同様の作用効果を得ることができる。すなわち、上述の実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、携帯通信端末の小型化・薄型化を損なうことなく、非接触型コイルアンテナの通信性能の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される折り畳み式の携帯端末装置としての携帯電話機(以下、端末と略称する)1を模式的に示す側断面図である。
【図2】図1の端末1を開いた状態を示す平面図である。
【図3】図2の端末1から軟磁性電波吸収体2を取り除いた状態を示す平面図である。
【図4】図3の要部拡大図である。
【図5】通信性能試験の結果を示す表である。
【符号の説明】
1…携帯電話機(携帯通信端末)
2…軟磁性体電波吸収体
3…上筐体
4…下筐体
7…本体
8…カバー
9…開口
10…電子機器
11…ICカード用アンテナ(非接触型コイルアンテナ)
12…R/W用アンテナ(非接触型コイルアンテナ)
17…フレキシブル基材

Claims (6)

  1. 環状部分と前記環状部分から延びる連結部分とを有するフレキシブル基材と、
    前記フレキシブル基材の環状部分に沿ったループパターンが形成され、前記ループパターンの両端が前記フレキシブル基材の連結部分を通るように形成されたシート状の非接触型コイルアンテナと、
    前記フレキシブル基材の外面上にて前記環状部分及び連結部分の前記非接触型コイルアンテナを完全に覆うように固定されたシート状の軟磁性体電波吸収体と、
    当該端末の通信機能のための回路及び電子部品が設けられた基板と該基板を覆うシールドケースとにより構成され、前記フレキシブル基材の連結部分を通って形成された前記非接触型コイルアンテナの両端に前記基板が接続されている電子機器と、
    開口と前記電子機器が装着される内部空間を区画する本体とからなる筐体と、
    前記筐体の本体に装着されて前記開口を塞ぐと共に、その外面が前記筐体の外面の一部を構成し、その内面上に前記フレキシブル基材の環状部分及び当該環状部分を覆った前記軟磁性体電波吸収体が固定され、開いた状態では、前記筐体の本体内に装着されている前記電子機器と前記フレキシブル基材及び軟磁性体電波吸収体とを露出させるカバーとを備え、
    前記非接触型コイルアンテナは、少なくとも当該端末を非接触型ICカードとして機能させて外部リーダライタとの間で通信を行うためのICインターフェイス用非接触型コイルアンテナとして設けられている
    ことを特徴とする携帯通信端末。
  2. 前記電子機器の基板は、前記シールドケースにより覆われる主基板と、当該主基板と電気的に接続されると共に前記シールドケースの外面上で前記開口と対向する位置に配置される補基板とを有し、
    前記フレキシブル基材の前記連結部分は前記環状部分から前記補基板の近傍まで延び、前記非接触コイルアンテナの両端は前記連結部分を通って前記補基板に接続されていることを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末。
  3. 前記筐体は、上筐体と、下筐体と、前記上筐体及び下筐体の内面同士が相対応する閉状態からそれら上筐体及び下筐体が共に開放される開状態へ変更自在に前記上筐体の一端と下筐体の一端とを連結するヒンジと、を有する折り畳み式の筐体であり、
    前記フレキシブル基材が前記内面上に固定される前記カバーの外面は、前記折り畳み式の筐体が閉状態の時に前記下筐体の内面と相対応しない前記上筐体の外面の一部を構成することを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末。
  4. 筐体と、
    前記筐体の内面上に固定されたフレキシブル基材と、
    当該端末が非接触型ICカードとして機能するICカードモード時に外部リーダライタとの間で通信を行うためのICインターフェイス用非接触型コイルアンテナと、当該端末が外部の非接触型ICカードに対するリーダライタとして機能するR/Wモード時に前記外部の非接触型ICカードとの間で通信を行うためのリーダライタ用非接触型コイルアンテナとを有してシート状に構成され、前記ICインターフェイス用非接触型コイルアンテナ及びリーダライタ用非接触型コイルアンテナが前記フレキシブル基材上に固定されると共に、前記フレキシブル基材の外面上で且つ前記ICインターフェイス用非接触型コイルアンテナ及びリーダライタ用非接触型コイルアンテナを完全に覆う位置に軟磁性体電波吸収体が固定されている非接触型コイルアンテナと、
    前記フレキシブル基材の外面上で、且つ前記非接触型コイルアンテナを完全に覆う位置に固定されたシート状の軟磁性体電波吸収体と、
    当該端末の通信機能のための回路及び電子部品が設けられた基板と該基板を覆うシールドケースとにより構成され、前記基板が前記非接触型コイルアンテナに接続されて、前記筐体の内部に装着されている電子機器と、
    を備えていることを特徴とする携帯通信端末。
  5. 前記フレキシブル基材は、前記筐体の内面上に固定される環状部分と、当該環状部分から前記電子機器の基板の近傍まで延びる連結部分とを有し、
    前記軟磁性体電波吸収体は、前記フレキシブル基材の環状部分及び連結部分の外面上で、且つ前記ICインターフェイス用非接触型コイルアンテナ及びリーダライタ用非接触型コイルアンテナを完全に覆う位置に固定され、
    前記ICインターフェイス用非接触型コイルアンテナとリーダライタ用非接触型コイルアンテナの中間部分は前記フレキシブル基材の環状部分に沿ってループパターンを形成し、前記ICインターフェイス用非接触型コイルアンテナとリーダライタ用非接触型コイルアンテナの両端は前記連結部分を通って前記電子機器の基板に接続されていることを特徴とする請求項4記載の携帯通信端末。
  6. 前記フレキシブル基材の前記環状部分では、前記リーダライタ用非接触型コイルアンテナのループパターンが前記ICインターフェイス用非接触型コイルアンテナのループパターンの内側に形成されていることを特徴とする請求項5記載の携帯通信端末。
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