JP2005354581A - 電子機器およびカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構造でノイズ抑制効果が高いマイクの取付構造を有する電子機器およびカメラを提供する。
【解決手段】 弾性体で形成された保持部材200を用いてマイク5およびマイクカバー30をカメラボディ1に設けられた凹部110に挿入して固定した状態では、マイク5,マイクカバー30、およびカメラボディ1は、互いに直接接触しない。マイク5の集音側端面51が露出している空間Bは、カメラボディ1で囲まれたデジタルカメラ100の内部空間Cとは、保持部材200および凹部110によって隔てられている。したがって、カメラボディ1やマイクカバー30に生じた振動が保持部材200で吸収されるとともに、カメラボディ1からマイクカバー30に伝わる振動も抑制される。また、デジタルカメラ100の内部で発生する騒音が空間、すなわち空気を伝達してマイク5に伝わらない。
【選択図】 図2

Description

本発明は、筐体にマイクが組み込まれた電子機器に関する。
機器の本体に組み込まれたマイクによって録音を行うカメラやビデオなどの電子機器では、機器の内部で発生する音や機器から伝達される振動に由来するノイズが抑制されるようにマイクを取り付けている。たとえば、マイクを保持するマイク保持体と、ダンパー部材を介してマイク保持体と一体的に成形されたフランジ部分とを備える弾性部材を用いて、フランジ部分を機器の本体部分で挟みつけることで機器にマイクを取り付けた電子機器が知られている(特許文献1参照)。
特開平10−294981号公報
しかし、この電子機器では、構造が複雑でコスト高となることや、機器本体の振動が機器の本体部分で挟みつけたフランジ部分を介してマイクの集音面の前方に配設されたカバー部分に伝達されてしまい、ノイズ抑制効果が少なくなる等の問題がある。
(1) 請求項1の発明による電子機器は、マイクと、マイクを取り付けるために筐体に設けられた凹部と、凹部に取り付けられたマイクを保護するマイクカバーと、マイク、筐体、およびマイクカバーが互いに直接接触しないように保持しながら、マイクおよびマイクカバーを凹部に弾性体を介して取り付ける弾性手段とを備えることを特徴とする。
(2) 請求項2の発明は、請求項1に記載の電子機器において、マイクの集音側の表面が露出する空間は、弾性手段によって筐体の内側の空間とは隔てられていることを特徴とする。
(3) 請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の電子機器において、弾性手段は、一体成型された弾性体からなる弾性部材であり、弾性部材および筐体のうちいずれか一方には、弾性部材を凹部に挿入して固定する際の挿入方向に対して略垂直方向に突出した凸状部分が設けられ、弾性部材および筐体のうち他方には、弾性部材を凹部に挿入して固定した際に、凸状部分が嵌合して弾性部材を筐体に係止する凹状部分が設けられることを特徴とする。
(4) 請求項4の発明によるカメラは、請求項1〜3のいずれかの項に記載の電子機器を備えることを特徴とする。
本発明によれば、筐体やマイクカバーに生じた振動が弾性体で形成された弾性手段で吸収されるので、マイクに伝達される振動は効果的に抑制される。したがって、筐体やマイクカバーからマイクに伝達される振動によるノイズを効果的に抑制できる。
−−−全体構成−−−
図1〜10を参照して、本発明による電子機器をカメラに適用した一実施の形態を説明する。図1は、本発明を適用したカメラの一例であるデジタルカメラの正面斜視図である。デジタルカメラ100は沈胴式レンズを搭載した、いわゆるコンパクト・デジタルカメラであり、カメラボディ1に対して沈胴状態からレンズの光軸方向に繰り出されるレンズ鏡筒2と、撮像素子10とを備えている。なお、以下の説明では、デジタルカメラ100のレンズ光軸に沿って、被写体側を前方とし、撮像素子10側を後方とするとともに、各構成要素についてもデジタルカメラ100への取付姿勢を基準として各説明図における前後方向を規定する。
カメラボディ1の前面には、ストロボ3と、ファインダー4とが設けられている。後に詳述するように、カメラボディ1の前面の凹部110には、マイク5が取り付けられている。 カメラボディ1の上面にはシャッターレリーズボタン6と、撮影モードを切り替えるモードダイヤル7とが設けられている。また、カメラボディ1の背面には焦点距離を調節する不図示のズームボタンや、撮像素子10で捉えた画像を表示する液晶モニター(不図示)や、液晶モニターに種々の情報設定項目や情報のメニュー画面を表示させるためのスイッチであるメニューボタン(不図示)などが設けられている。
このデジタルカメラ100は、静止画の撮像機能の他に、動画撮影機能と、動画撮影時の音声録音機能と、撮像操作とは関係なく音声を録音する音声メモ機能とを備えている。撮像素子10で撮像した画像データ、およびマイク5で捉えた音声データは、電子データとしてデジタルカメラ100に装着した記録媒体(不図示)に記録される。
−−−マイク5の取付構造−−−
図2は、図1に示したデジタルカメラ100の上方から凹部110の近傍を見たときのA矢視の断面図である。凹部110には、マイク5と、弾性体からなる保持部材200と、マイクカバー30とが配設されている。マイク5およびマイクカバー30は、保持部材200に保持された状態で保持部材200とともに凹部110に挿入されて係止されている。
図3は、カメラボディ1に設けられた凹部110の断面形状を示す図である。凹部110は、カメラボディ1の前面に設けられた略円形の開口端111から後方に向かって延在する略円柱形状の空間を形成するくぼみである。凹部110の内周面は、径が異なる3つの部分から構成されている。この径が異なる内周面の各部分のうち、開口端111に最も近い部分を第1内周面112と呼び、第1内周面112の後方で隣接する部分を溝部113と呼び、溝部113の後方で隣接する部分を第2内周面114と呼ぶ。溝部113の内径は、第1内周面112および第2内周面114の内径よりも大きい。第2内周面114の後方端は、第2内周面114と一体的に成形された凹部110の底面115に接している。底面115には穴116が設けられている。
図4は、マイク5の側面図である。マイク5は、略円柱形状の小型のコンデンサマイクロフォンであり、集音用の開口を有する端面(以下、集音側端面と呼ぶ)51と、円柱形状の側面52と、リード線53aの一端が接続された端面(以下、リード側端面と呼ぶ)53とを有する。リード線53aの他端にはコネクタ53bが設けられている。
図5は、保持部材200の断面図である。保持部材200は、エラストマー等の弾性体で一体成形された、内外周面に凹凸を有する略円筒形状の弾性部材である。保持部材200の内側には、マイク5を保持するためのマイク保持部250と、マイクカバー30を保持するためのマイクカバー保持部230と、マイク保持部250とマイクカバー保持部230とを隔てる突条211とが設けられている。
保持部材200の底部201には、マイク保持部250で保持したマイク5のリード線53aを導く管状部202が突設されている。管状部202には、マイク5のリード線53aが貫通可能な貫通孔203が設けられ、管状部202の後方端部には、径方向に突出した係止部202aが形成されている。貫通孔203は、マイク5のリード側端面53に当接する底部保持部251に達して開口している。なお、径方向とは、デジタルカメラ100の前後方向に平行な軸に対して垂直な方向のことをいう。
マイク保持部250は、保持部材200の底部201の近傍に設けられ、マイク5のリード側端面53と接する底面保持部251と、マイク5の側面52と接する側面保持部252と、マイク5の集音側端面51の周縁と接する上面保持部253とを備えている。上面保持部253は、突条211の後方端面であり、マイク5の集音側端面51の周縁部分を除いて開口している。
マイクカバー保持部230は、突条211の前方部分に隣接して設けられ、後述するマイクカバー30の側面部分を保持する側面保持部231と、マイクカバー30のフランジ部分が係合する溝部232とを有する。マイクカバー保持部230の前端部分は保持部材200の前部開口端205である。
保持部材200の外周面には突条223が設けられている。突条223の前方で隣接する保持部材200の外周面を第1外周面221と呼び、突条223の後方で隣接する保持部材200の外周面を第2外周面222と呼ぶ。
図6は、マイクカバー30の断面図である。マイクカバー30は、キャップ形状を呈する部材であり、円筒部31の前方端面にはマイク5への異物の接触などを防止しつつ、音声を伝達するための複数の孔32を有する蓋部33が設けられている。円筒部31の後方端部には、径方向に突出したフランジ部34が形成されている。
マイクカバー30の材質には、アルミなどの金属やプラスチック材料が一般的に使用されているが、マイクカバー30に外部から衝撃が加えられた場合にマイクカバーが振動して音を発してしまう。この影響を少なくするためにはマイクカバー30の材質の弾性率Eと密度ρを選択し、マイクカバー30の固有振動数を低周波数側に設定する方法がある。
衝撃による入力周波数特性は一般的に低周波数から高周波数まで全体的に含まれており、マイクカバー30の固有振動数が耳障りな中〜高周波数帯にあると、この周波数帯の音が大きくなり、再生時に雑音として目立つようになる。固有振動数fは弾性率Eと密度ρの比E/ρに比例するので、固有振動数を低くするには弾性率Eを下げるか密度ρを高くすることで実現できる。したがってマイクカバー30の材質としては金属粉末を含有する樹脂や比重が高い材料が好ましい。
図2に示すように、マイク5が保持部材200を介して凹部110に挿入されて係止されている状態では、マイク5は、リード側端面53が底面保持部251で、集音側端面51の周縁が上面保持部253でそれぞれ弾性的に保持されることで前後方向に動かないように固定される。また、側面52が側面保持部252で弾性的に保持されるので、マイク5は径方向に動かないように固定される。
マイクカバー30が保持部材200を介して凹部110に挿入されて係止されている状態では、円筒部31は側面保持部231で弾性的に保持される。また、フランジ部34が溝部232と係合することで、溝部232に弾性的に挟持されるので、マイクカバー30は径方向および前後方向に動かないように固定される。
マイク5およびマイクカバー30を保持した保持部材200は、凹部110に挿入されると、保持部材200の底部201が凹部110の底面115に当接し、保持部材200の突条223が凹部110の溝部113と係合することで、凹部110に対して前後方向に動かないように弾性的に固定される。また、保持部材200の第1外周面221が凹部110の第1内周面112に挿入され、保持部材200の第2外周面222が凹部110の第2内周面114に挿入されるので、保持部材200は、凹部110に対して径方向に動かないように弾性的に固定される。
保持部材200の管状部202は、凹部110の底面115に設けられた穴116を貫通して、係合部202aが穴116の後方で穴116の周縁部分に係合する。マイク5のリード線53aは、貫通孔203からデジタルカメラ100の内部に引き出され、コネクタ53bがデジタルカメラ100の内部の基板11に設けられたコネクタ11aと接続される。
上述のように、保持部材200を用いてマイク5およびマイクカバー30を凹部110に挿入して固定した状態では、マイク5,マイクカバー30、およびカメラボディ1は、互いに直接接触しない。すなわち、カメラボディ1はマイク5およびマイクカバー30に直接接触せず、マイク5とマイクカバー30も互いに直接接触しない。換言すると、マイク5,マイクカバー30、およびカメラボディ1は、互い相手の部材との間に保持部材200が介在している。
−−−組み立て順序−−−
マイク5およびマイクカバー30は、次のようにして凹部110に挿入して固定される。まず、図7に示すように、保持部材200のマイク保持部250にマイク5を挿入する。リード線53aおよびコネクタ53bは、管状部202の貫通孔203から後方に引き出しておく。これにより、マイク5は保持部材200に保持される。
次に、図8に示すように、マイク保持部250にマイク5が挿入された保持部材200を前方から凹部110に挿入する。これにより、図9に示すように、保持部材200の突条223が凹部110の溝部113と係合し、管状部202の係合部202aが穴116の後方で穴116の周縁部分に係合する。
次に、図9に示すように、凹部110に挿入された保持部材200のマイクカバー保持部230にマイクカバー30を挿入する。これにより、フランジ部34が溝部232と係合することで、溝部232に弾性的に挟持される。
−−−各部の寸法について−−−
マイク5およびマイクカバー30が保持部材200で弾性的に保持されるためには、各部材が挿入されて係止されたときに、保持部材200が適度に圧縮されている必要がある。保持部材200の材質としては、上述のように弾性体が用いられるが、振動吸収および音吸収に効果がある、一般的なゴムに比べて柔らかいゴム状(ゲル状を含む)材が推奨される。これらの材質では、各部材の振動を保持部材200で効果的に抑制するためには、圧縮力が作用していないときの寸法の5〜10%程度の潰し代がよいとされているものが多い。なお、保持部材200の材質には、スポンジ、あるいは吸音材を用いても構わない。
図10に示した各部の前後方向の寸法のうち、凹部110の第1内周面112と溝部113との境界部分から底面115までの距離をDとし、マイクカバー30のフランジ部34の前後方向の厚さをt1とし、マイク5の前後方向の厚さをt2とする。凹部110に取り付ける前の、すなわち圧縮力が作用していない状態の保持部材200の突条223と第1外周面221との段差部分から溝部232の前方端面までの距離をd1とし、溝部232の前方端面から上面保持部253までの距離をd2とし、底面保持部251から底部201までの距離をd3とする。
本実施の形態では、図10に示した各部の前後方向の寸法が、次式の関係となるように設計されている。
D<d1+t1+d2+t2+d3 ・・・(1)
すなわち、マイク5およびマイクカバー30が保持部材200に保持された状態で保持部材200とともに凹部110に挿入されて係止されている状態では、マイク5およびマイクカバー30のフランジ部34には、保持部材200による前後方向の圧縮力が作用する。
また、各部の径方向の寸法については、上述したように前後方向に圧縮される保持部材200の径方向の変形量を加味して適宜決定している。
本実施の形態のデジタルカメラ100では、次の作用効果を奏する。
(1) カメラボディ1やマイクカバー30がこすられたり、レンズ駆動などデジタルカメラ100の内部機器が駆動されることによって、カメラボディ1やマイクカバー30に生じた振動がマイク5に伝達されると、ノイズとして録音されてしまう。しかし、本実施の形態のデジタルカメラ100では、カメラボディ1やマイクカバー30に生じた振動が弾性体で形成された保持部材200で吸収されるので、マイク5に伝達される振動は効果的に抑制される。したがって、カメラボディ1やマイクカバー30からマイク5に伝達される振動によるノイズを効果的に抑制できる。
(2) カメラボディ1とマイクカバー30とが直接接触している場合や、直接接触していなくても両者間で振動が伝達されやすい構造となっている場合には、カメラボディ1の振動がマイクカバー30へ伝達されてしまう。これにより、カメラボディ1の振動によってマイク5の集音側端面51の前方に配設されたマイクカバー30が振動して、ノイズの原因となる音を発生させてしまう。しかし、本実施の形態のデジタルカメラ100では、上述したように、カメラボディ1とマイクカバー30との間に保持部材200が介在する構造となっているので、カメラボディ1からマイクカバー30に伝わる振動も抑制できる。したがって、カメラボディ1の振動によって生じるマイクカバー30の振動音によるノイズを効果的に抑制できる。
(3) 円筒部31およびフランジ部34が保持部材200で弾性的に保持されているので、マイクカバー30自体の振動が抑制される。これにより、マイクカバー30の蓋部33がこすられても、マイクカバー30の振動による音の発生が抑制されるので、マイクカバー30の振動音によるノイズを効果的に抑制できる。
(4) マイク5の集音側端面51が露出している空間Bは、カメラボディ1で囲まれたデジタルカメラ100の内部空間Cとは、保持部材200および凹部110によって隔てられている。これにより、デジタルカメラ100の内部で発生する騒音が空間、すなわち空気を伝達してマイク5に伝わらないので、デジタルカメラ100の内部で発生する騒音によるノイズを効果的に抑制できる。
(5) マイク5を挿入した保持部材200と、マイクカバー30とを凹部110に挿入することで、各部材をカメラボディ1に取り付けられるように構成されているので、取付が容易である。また、保持部材200を弾性体で一体成形したので、部品点数を抑制するとともに、各部材の取付を容易にしている。これにより、組み立てコストを低減できる。
−−−変形例−−−
(1) 上述の説明では、凹部110の第1内周面112と第2内周面114との間に溝部113が設けられ、この溝部113に保持部材200の突条223が係合するように構成されているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、凹部110と保持部材200の凹凸関係が逆であってもよい。すなわち、凹部110の第1内周面112と第2内周面114との間に突条が設けられ、この突条が保持部材200の外周面に設けられた溝部と係合するように構成してもよい。なお、この突条は断続的に形成された突条でもよく、突条ではなく突起状のものであってもよい。
(2) 上述の説明では、各部材は略円柱形状もしくは略円筒形状であるため、デジタルカメラ1の前方から見たときの形状は略円形であるが、本発明はこれに限定されない。たとえば、デジタルカメラ1の前方から見たときの形状が多角形となるように各部材を構成してもよい。また、すべての部材がデジタルカメラ1の前方から見たときに円形もしくは同一角数の多角形でなくてもよく、たとえば楕円形状のマイクと6角形の保持部材とを用いてもよい。
(3) 上述の説明では、本発明をデジタルカメラ100に適用した実施の形態について説明したが、上述の説明のようにカメラボディに取り付けたマイクで音声情報を記録することができるカメラであれば、本発明はデジタルカメラに限定されない。たとえば、APSフィルムのように、フィルムの磁気層に情報を記録できるフィルムを用いる銀塩カメラにも本発明は適用でき、動画を撮影するビデオカメラにも本発明は適用できる。このように、本発明は、音声と映像とを同一媒体に記録するものにも適用できる。なお、音声と映像とを同一機器で記録する装置であれば、音声と映像とは別の媒体に記録されてもよい。
さらに、マイクを用いる情報機器であれば、カメラやビデオカメラに限らず、携帯電話であってもよく、PDAのような携帯情報端末であってもよい。
(4) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
以上の実施の形態およびその変形例において、たとえば、筐体はカメラボディ1に、弾性手段および弾性部材は保持部材200にそれぞれ対応する。さらに、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における機器構成に何ら限定されない。
本発明によるデジタルカメラ100の正面斜視図である。 図1に示したデジタルカメラ100の上方から凹部110の近傍を見たときのA矢視の断面図である。 カメラボディ1に設けられた凹部110の断面形状を示す図である。 マイク5の側面図である。 保持部材200の断面図である。 マイクカバー30の断面図である。 保持部材200のマイク保持部250にマイク5を挿入した状態を示す図である。 マイク保持部250にマイク5が挿入された保持部材200を凹部110に挿入する様子を示す図である。 凹部110に挿入された保持部材200のマイクカバー保持部230にマイクカバー30を挿入する様子を示す図である。 各部の寸法について説明する図である。
符号の説明
1 カメラボディ 2 レンズ鏡筒
5 マイク 10 撮像素子
30 マイクカバー 100 デジタルカメラ
110 凹部 113 溝部
200 保持部材 223 突条

Claims (4)

  1. マイクと、
    前記マイクを取り付けるために筐体に設けられた凹部と、
    前記凹部に取り付けられた前記マイクを保護するマイクカバーと、
    前記マイク、前記筐体、および前記マイクカバーが互いに直接接触しないように保持しながら、前記マイクおよび前記マイクカバーを前記凹部に弾性体を介して取り付ける弾性手段とを備えることを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    前記マイクの集音側の表面が露出する空間は、前記弾性手段によって前記筐体の内側の空間とは隔てられていることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電子機器において、
    前記弾性手段は、一体成型された弾性体からなる弾性部材であり、
    前記弾性部材および前記筐体のうちいずれか一方には、前記弾性部材を前記凹部に挿入して固定する際の挿入方向に対して略垂直方向に突出した凸状部分が設けられ、
    前記弾性部材および前記筐体のうち他方には、前記弾性部材を前記凹部に挿入して固定した際に、前記凸状部分が嵌合して前記弾性部材を前記筐体に係止する凹状部分が設けられることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1〜3のいずれかの項に記載の電子機器を備えることを特徴とするカメラ。
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