JP2005353224A - キャリッジアセンブリの組立方法 - Google Patents

キャリッジアセンブリの組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 サスペンションを、変形させずに従来より精度よくキャリッジアームに取り付けることができ、これによって磁気ヘッドの浮上特性のばらつきを抑え、情報の良好な読み書き特性を備えたキャリッジアセンブリを組み立てることができるキャリッジアセンブリの組立方法を提供する。
【解決手段】 キャリッジアーム10に設けられた嵌合穴10aと、サスペンション12のスペーサ部12aに設けられたスペーサ孔12bとを位置合わせして、キャリッジアーム10にサスペンション12を組み付け、最大外径寸法がスペーサ孔12bの内径寸法以下の作用部材20を、スペーサ孔12bに挿入した後、最大外径寸法がスペーサ孔12bの内径寸法より大きくなるよう拡径させることで、スペーサ部12aのスペーサ孔12b周縁部をかしめて、サスペンション12をキャリッジアーム10に固定する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、磁気ディスク装置のサスペンションをキャリッジアームの先端部に連結して組み立てるキャリッジアセンブリの組立方法に関する。
図5は、磁気ディスク装置に用いられているキャリッジアセンブリの外観図を示す。同図で10がキャリッジアームであり、12がキャリッジアーム10の先端に連結されているサスペンションである。サスペンション12の先端部には磁気ヘッド14が搭載されている。磁気ヘッド14はキャリッジアーム10の側面に取り付けたフレキシブル基板16を介して制御部18に電気的に接続されている。19はキャリッジアーム10の基部に固定されたアクチュエータ軸である。キャリッジアーム10は、アクチュエータ軸19が軸線の回りで回動することにより記録媒体の面と平行な面内でシーク動作をなす。
キャリッジアセンブリは、アクチュエータ軸19に互いに平行に取り付けられた各々のキャリッジアーム10の先端部の両面に、サスペンション12をかしめて固定することによって形成されている。
キャリッジアーム10にサスペンション12を固定する従来方法が、特許文献1に開示されている。図6は、特許文献1に開示された、キャリッジアーム10にサスペンション12を固定する従来方法を示す。
この従来方法では、各々のキャリッジアーム10の先端にサスペンション12を位置合わせして取り付けた後、最大外径寸法がスペーサ孔12bの内径よりも若干大径に形成された作用部30を備えた超音波ホーン32を使用し、超音波ホーン32および作用部30を、振動子34により超音波振動させながら、サスペンション12のスペーサ孔12bに通過させることにより、作用部30の外面によりスペーサ孔12b周縁部をかしめて、サスペンション12をキャリッジアーム10に固定している。
図7に、作用部30をサスペンション12のスペーサ孔12bに通してサスペンション12をキャリッジアーム10にかしめて固定する作用を示す。サスペンション12は、各々のキャリッジアーム10の両面に嵌合孔10aとスペーサ孔12bとを位置合わせして取り付けられている。作用部30(30aおよび30b)はスペーサ孔12bよりも若干大径に形成されているから、スペーサ孔12bを通過させる際に、スペーサ孔12bの内周縁に形成されたかしめ部13を押し広げるように作用し、これによってキャリッジアーム10にサスペンション12がくい付くようにして固定される。作用部30は、図7に示すように、1回のかしめ操作の際に、キャリッジアーム10の一方側から他方側に超音波ホーン32とともにスペーサ孔12bを次々と通過するよう移動される。
特開2004−127491号公報(段落0012−0014,0016−0017、第1,2,4図)
このように、キャリッジアセンブリを組み立てる際に、従来は、スペーサ孔12bの内径寸法より大きい外径寸法の作用部30を、スペーサ孔12b内を一方向に移動させることにより、かしめ部13を変形させて、キャリッジアーム10にサスペンション12をかしめて固定している。したがって、スペーサ部12aに作用するかしめ時の応力でスペーサ部12aが変形し、スペーサ部12aの平坦度が低下することが起こりうる。スペーサ部12aの平坦度が低下すると、スペーサ部12aから延びるサスペンション12が基準角度から傾く。このサスペンション12の傾きは、記録媒体の表面からの磁気ヘッド14の浮上量に影響を及ぼし、磁気ヘッド14の記録媒体の表面からの浮上量がばらつくといった問題に繋がる。
最近の磁気ディスク装置はきわめて大容量となってきており、これにともなって、磁気ヘッドの記録媒体の表面からの浮上量が抑えられるようになってきている。このため、磁気ヘッドの浮上量のばらつきが情報の読み書き特性に大きく影響を与えることとなり、所要の特性を得るために磁気ヘッドの浮上量のばらつきを抑えることが求められている。
そこで、本発明はこれらの課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、サスペンションを、変形させずに従来より精度よくキャリッジアームに取り付けることができ、これによって磁気ヘッドの浮上特性のばらつきを抑え、情報の良好な読み書き特性を備えたキャリッジアセンブリを組み立てることができるキャリッジアセンブリの組立方法を提供するにある。
本願発明者は、上記課題を解決するために精査研究を行い、従来のキャリッジアセンブリの組立方法における、上記スペーサ部の変形のメカニズムを以下の通り解明した。
上記従来の方法においては、スペーサ孔の内径寸法より大きい外径寸法の作用部を、スペーサ孔内を一方向に移動させることにより、かしめ部に、作用部により押し広げられる力だけでなく、作用部の進行方向、すなわち、スペーサ部が成す平面に垂直な方向(スペーサ部の一面側から他面側へ向かう方向)の力も加えられる。この、スペーサ部が成す平面に垂直な力により、スペーサ部がわずかに折り曲げられて平坦度が低下することが起こるものと考えた。
したがって、本発明は、上記目的を達成するため次の構成を備える。
すなわち、磁気ディスク装置のサスペンションをキャリッジアームの先端部に連結して組み立てるキャリッジアセンブリの組立方法において、前記キャリッジアームに設けられた嵌合穴と、前記サスペンションのスペーサ部に設けられたスペーサ孔とを位置合わせして、キャリッジアームにサスペンションを組み付け、最大外径寸法が前記スペーサ孔の内径寸法以下の作用部材を、スペーサ孔に挿入した後、最大外径寸法がスペーサ孔の内径寸法より大きくなるよう拡径させることで、前記スペーサ部のスペーサ孔周縁部をかしめて、サスペンションをキャリッジアームに固定することを特徴とする。
さらに、前記作用部材は、熱膨張部材であり、前記作用部材を、加熱することにより拡径させることを特徴とする。
また、前記作用部材は、弾性を有するチューブ部材であり、該チューブ部材内に流体を通すことで、流体の圧力によりチューブ部材を拡径させることを特徴とする。
これによれば、作用部材をスペーサ孔に挿入した後に、作用部材を拡径して、スペーサ孔周縁部をかしめるため、スペーサ部のかしめ部には、作用部材により押し広げられる力だけが働き、スペーサ部が成す平面に垂直な方向(スペーサ部の一面側から他面側へ向かう方向)の力は作用しないため、スペーサ部が折り曲げられて平坦度が低下するといった問題を解消できる。
また、磁気ディスク装置のサスペンションをキャリッジアームの先端部に連結して組み立てるキャリッジアセンブリの組立方法において、前記キャリッジアームに設けられた嵌合穴と、前記サスペンションのスペーサ部に設けられたスペーサ孔とを位置合わせして、キャリッジアームにサスペンションを組み付け、最大外径寸法が前記スペーサ孔の内径寸法以下の作用部材を、スペーサ孔に挿入した後、超音波振動させることで、作用部材の外周部をスペーサ孔の内周部に当てて、前記スペーサ部のスペーサ孔周縁部をかしめ、サスペンションをキャリッジアームに固定することを特徴とする。
これによれば、作用部材をスペーサ孔に挿入した後に、作用部材を超音波振動させることで、スペーサ孔周縁部をかしめるため、スペーサ部のかしめ部には、作用部材により押し広げられる力だけが働き、スペーサ部が成す平面に垂直な方向(スペーサ部の一面側から他面側へ向かう方向)の力は作用しないため、スペーサ部が折り曲げられて平坦度が低下するといった問題を解消できる。
本発明に係るキャリッジアセンブリの組立方法によれば、サスペンションのスペーサ部の変形を抑えて平坦度を高く保つことができるため、サスペンションを、傾くことなく従来より高精度にキャリッジアームに取り付けることができ、これによって磁気ヘッドの浮上特性のばらつきを抑え、情報の良好な読み書き特性を備えたキャリッジアセンブリを組み立てることができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付図面を用いて詳細に説明する。
図1は実施例1に係るキャリッジアセンブリの組立方法を示す説明図である。図1で、キャリッジアーム10およびサスペンション12の形状は前述した従来例と変わらない。すなわち、キャリッジアーム10の先端には嵌合孔10aが設けられ、サスペンション12の基部に設けたスペーサ部12aには嵌合孔10aに嵌入するスペーサ孔12bが設けられている。
本実施例1のキャリッジアセンブリの組立方法で用いるキャリッジアセンブリの組立装置Aは、図1に示すように、シャフト22と、シャフト22に串刺し状に取り付けられた球状の作用部材20とを備える。
作用部材20は、常温での外径寸法(最大外径寸法)が、スペーサ孔12bの内径寸法よりも若干小径に形成される。
シャフト22は、球状の作用部材20の外径寸法より小径の円柱状に形成される。
また、キャリッジアセンブリの組立装置Aは、シャフト22の一端部に取り付けられ、シャフト22および作用部材20を加熱する加熱装置24を備える。
キャリッジアーム10にサスペンション12を取り付ける際には、まず、キャリッジアーム10の先端部に、嵌合孔10aにスペーサ孔12bを位置合わせしてサスペンション12を組み付ける。
図1では、説明上、一つのサスペンション12のみをキャリッジアーム10に取り付けた状態を示すが、実際は、各々のキャリッジアーム10の先端部に、先端部を厚さ方向に挟む配置に2枚ずつサスペンション12が取り付けられる。
その後、キャリッジアセンブリの組立装置Aのシャフト22および作用部材20を、スペーサ孔12bに挿入する。
図2に、シャフト22に取り付けられた作用部材20をスペーサ孔12bに挿入した状態を示す。各作用部材20は、互いに平行にアクチュエータ軸19(図5)に取り付けられた各々のキャリッジアーム10の先端部の間隔に合わせた間隔で、シャフト22上に配設されている。作用部材20をスペーサ孔12bに挿入する際には、図2に示すように各作用部材20が各キャリッジアーム10の先端部(スペーサ部12aのかしめ部13)に対応するよう位置決めする。
続いて、加熱装置24により、シャフト22を加熱させ、シャフト22を伝わる熱により作用部材20を加熱する。
シャフト22および作用部材20は、熱膨張部材で構成されており、この過熱により熱膨張を起こして外径寸法が拡径する。図3に示すように、この熱膨張(拡径)によって、作用部材20の外周面が、スペーサ孔12bの内周縁に設けられたかしめ部13に当接し、かしめ部13を塑性変形させ、各々のキャリッジアーム10にサスペンション12がくい付いて固定される。
なお、図2および3において、サスペンション12をキャリッジアーム10に固定する際に生じるスペーサ部12aの変形をさらに抑えるために、隣接するキャリッジアーム10の間に間隙保持板36を挿入し、並置されたキャリッジアーム10の両端面間を与圧板37a、37bにより挟圧した状態で、キャリッジアセンブリの組立装置Aを使用してサスペンション12をキャリッジアーム10に固定している。与圧板37a、37bは支持治具により両側から挟み与圧機構によりキャリッジアーム10とサスペンション12との固定部に加圧力を作用させる。間隙保持板36は間隙保持板挿入機構により、隣接するキャリッジアーム10の間に挿入してセットされる。
与圧板37a,37b、および間隙保持板36は、キャリッジアセンブリの組立装置Aによるかしめ工程が終わった際に、キャリッジアセンブリから取り外される。
かしめ工程の際に、与圧板37a、37bにより間隙保持板36を介してスペーサ部12aを加圧することにより、スペーサ部12aおよびサスペンション12の変形を抑えてサスペンション12をキャリッジアーム10に固定することができる。
なお、シャフト22および作用部材20は熱膨張部材により構成されるが、具体的には、サスペンション12(かしめ部13)を構成する部材の硬度と同等か、それ以上の硬度をもつ金属で構成すれば好適である。シャフト22および作用部材20を、金属等の熱伝導性に優れた材料で構成すれば、短時間で熱膨張を起こさせることができるため、シャフト22および作用部材20をスペーサ孔12bに挿入してから、かしめを行うまでの時間を短くできる。
また、シャフト22、作用部材20を構成する材料として、より高い熱膨張率を求めたい場合には、シャフト22および/または作用部材20を樹脂等で構成してもよい。作用部材20を樹脂で構成した場合には、作用部材20の硬度が不足してかしめを行えないことも考えられるが、その場合には、作用部材20の外周面に、高硬度(好適にはサスペンション12(かしめ部13)を構成する部材の硬度以上)の材料の被膜を形成しておけば良い。この被膜は、ところどころに切り込みを入れておいたり、粉末状のものを樹脂材料表面に塗付することで形成したりしておけば、樹脂等の熱膨張に形状が追随できるため好適である。
なお、実施例1において、作用部材の形状は球状に限定されるものではない。
例えば、上記シャフト22および作用部材20に替えて、スペーサ孔12bの内径寸法以下の外形寸法の円柱状の部材を作用部材として採用しても良い。これによれば、作用部材自体の形成が容易となる上、かしめ工程の際に、球状部をかしめ部13に正確に位置合わせする作業が不要となって作業を簡略化できる。
また、作用部材を拡径する手段は、必ずしも熱膨張に限定されない。
例えば、作用部材を、若干の弾性を有するチューブ状部材に設けて、チューブ部材内に流体を通すことで、流体の圧力によりチューブ部材を拡径させてもよい。
かしめを好適に行うためにチューブ部材の硬度をより高めたい場合には、前述の作用部材を樹脂等で構成した場合と同様、チューブ部材の外周面に、高硬度(好適にはサスペンション12(かしめ部13)を構成する部材の硬度以上)の材料の被膜を形成しておけば良い。
次に、本発明の別の実施例2について説明する。なお、実施例1と同様の構成については、説明を省略する。
実施例2のキャリッジアセンブリの組立方法においては、実施例1のキャリッジアセンブリの組立装置Aの加熱装置24を超音波振動子に替えたキャリッジアセンブリの組立装置を用いる。また、シャフト22および作用部材20については、特に熱膨張部材である必要はない。
キャリッジアーム10にサスペンション12を取り付ける際には、実施例1と同様、まず、キャリッジアーム10の先端部に、嵌合孔10aにスペーサ孔12bを位置合わせしてサスペンション12を組み付ける。
その後、キャリッジアセンブリの組立装置のシャフト22および作用部材20を、スペーサ孔12bに挿入し、各作用部材20が各キャリッジアーム10の先端部(スペーサ部12aのかしめ部13)に対応するよう位置決めする。
次に、図示しない超音波発振制御装置により超音波振動子24を超音波振動させ、シャフト22を介して作用部材20を超音波振動させる。
この超音波振動は、スペーサ孔12bの径方向の振幅を有する超音波振動とする。もしくは、シャフト22および作用部材20を超音波振動させながら、シャフト22の軸線がスペーサ孔12bの中心軸線を中心に回転するように、シャフト22を回転させてもよい。これにより、作用部材20が超音波振動しながらかしめ部13に衝突してかしめ部をかしめ、キャリッジアーム10にサスペンション12が固定される。
なお、実施例2においても、作用部材の形状は球状に限定されるものではない。
例えば、上記シャフト22および作用部材20に替えて、スペーサ孔12bの内径寸法以下の外形寸法の円柱状の部材を作用部材として採用しても良い。これによれば、作用部材自体の形成が容易となる上、かしめ工程の際に、球状部をかしめ部13に正確に位置合わせする作業が不要となって作業を簡略化できる。
本実施の形態に係るキャリッジアセンブリの組立方法によれば、作用部材20をスペーサ孔12bに挿入した後に、作用部材20を拡径または超音波振動させて、スペーサ孔12b周縁部(かしめ部13)をかしめるため、かしめ部13には、作用部材20により押し広げられる力だけが働き、スペーサ部12aが成す平面に垂直な方向(スペーサ部12aの一面側から他面側へ向かう方向)の力は作用しないため、スペーサ部12aが折り曲げられて平坦度が低下するといった従来の問題を解消できる。
これにより、サスペンション12のスペーサ部12aの変形を抑えて平坦度を高く保つことができるため、サスペンション12を、傾くことなく従来より高精度にキャリッジアーム10に取り付けることができ、これによって磁気ヘッド14の浮上特性のばらつきを抑え、情報の良好な読み書き特性を備えたキャリッジアセンブリを組み立てることができる。
本発明に係るキャリッジアセンブリの組立方法を示す説明図である。 作用部材をスペーサ孔に挿入した状態を示す説明図である。 作用部材を拡径させた状態を示す説明図である。 作用部材を超音波振動させた状態を示す説明図である。 キャリッジアセンブリの全体構成を示す説明図である。 キャリッジアセンブリを組み立てる従来方法を示す説明図である。 キャリッジアセンブリを組み立てる従来方法を示す説明図である。
符号の説明
A キャリッジアセンブリの組立装置
10 キャリッジアーム
10a 嵌合孔
12 サスペンション
12a スペーサ部
12b スペーサ孔
13 かしめ部
14 磁気ヘッド
16 フレキシブル基板
20 作用部材
22 シャフト
24 加熱装置(実施例2においては超音波振動子)
36 間隙保持板
37a,37b 与圧板

Claims (4)

  1. 磁気ディスク装置のサスペンションをキャリッジアームの先端部に連結して組み立てるキャリッジアセンブリの組立方法において、
    前記キャリッジアームに設けられた嵌合穴と、前記サスペンションのスペーサ部に設けられたスペーサ孔とを位置合わせして、キャリッジアームにサスペンションを組み付け、
    最大外径寸法が前記スペーサ孔の内径寸法以下の作用部材を、スペーサ孔に挿入した後、最大外径寸法がスペーサ孔の内径寸法より大きくなるよう拡径させることで、前記スペーサ部のスペーサ孔周縁部をかしめて、サスペンションをキャリッジアームに固定することを特徴とするキャリッジアセンブリの組立方法。
  2. 前記作用部材は、熱膨張部材であり、
    前記作用部材を、加熱することにより拡径させることを特徴とする請求項1記載のキャリッジアセンブリの組立方法。
  3. 前記作用部材は、弾性を有するチューブ部材であり、
    該チューブ部材内に流体を通すことで、流体の圧力によりチューブ部材を拡径させることを特徴とする請求項1記載のキャリッジアセンブリの組み立て方法。
  4. 磁気ディスク装置のサスペンションをキャリッジアームの先端部に連結して組み立てるキャリッジアセンブリの組立方法において、
    前記キャリッジアームに設けられた嵌合穴と、前記サスペンションのスペーサ部に設けられたスペーサ孔とを位置合わせして、キャリッジアームにサスペンションを組み付け、
    最大外径寸法が前記スペーサ孔の内径寸法以下の作用部材を、スペーサ孔に挿入した後、超音波振動させることで、作用部材の外周部をスペーサ孔の内周部に当てて、前記スペーサ部のスペーサ孔周縁部をかしめ、サスペンションをキャリッジアームに固定することを特徴とするキャリッジアセンブリの組立方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008111222A1 (ja) * 2007-03-15 2008-09-18 Fujitsu Limited キャリッジアセンブリの組立方法および組立装置

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