JPH10188504A - 磁気ヘッドアッセンブリ、それを有する磁気ディスク装置、及びその製造方法 - Google Patents

磁気ヘッドアッセンブリ、それを有する磁気ディスク装置、及びその製造方法

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JPH10188504A
JPH10188504A JP8346393A JP34639396A JPH10188504A JP H10188504 A JPH10188504 A JP H10188504A JP 8346393 A JP8346393 A JP 8346393A JP 34639396 A JP34639396 A JP 34639396A JP H10188504 A JPH10188504 A JP H10188504A
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JP8346393A
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Shinji Hiraoka
眞司 平岡
Hisato Arai
久人 荒井
Yasuhiro Hamada
康広 濱田
Takeshi Furukawa
毅 古川
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/4806Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
    • G11B5/4826Mounting, aligning or attachment of the transducer head relative to the arm assembly, e.g. slider holding members, gimbals, adhesive
    • GPHYSICS
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    • G11B5/4893Disposition of heads relative to moving tape

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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気ヘッドアッセンブリとアクチュエータアッ
センブリの固定を、精密かつ簡単に行うことができ、小
型化可能な磁気ヘッドアームを備えた磁気ディスク装置
及びその製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】磁気ヘッドを備えたスプリングアームと、
前記スプリングアームに設けられた筒状部と、前記筒状
部の先端部に設けられ、その断面が台形形状の薄板状部
材と、を備えてなる磁気ヘッドアッセンブリを実現す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ヘッドアッセ
ンブリがキャリッジアームに取り付けられて成る磁気ヘ
ッドアームを備えた磁気ディスク装置に関する。特に、
高記録密度化が可能で、しかも信頼性の高い磁気ディス
ク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置は、ある枚数の磁気デ
ィスク媒体を収容する。各磁気ディスク媒体の各面に対
応して、それぞれ磁気ヘッドが配置される。磁気ヘッド
は、スプリングアームの先端に搭載される。このスプリ
ングアームは、キャリッジアームの先端に取付けられ
る。キャリッジアームは、アクチュエータアッセンブリ
の一部である。アクチュエータアッセンブリのアクチュ
エータが駆動されることにより、キャリッジアームが磁
気ヘッドと共に、磁気ディスク媒体の半径方向に沿って
移動する。そして、磁気ヘッドは、所望の位置に位置決
めされる。
【0003】図26は、磁気ヘッドアッセンブリをキャ
リッジアームへ取付ける方法の説明図である。 図26
(A)は、磁気ヘッドアセンブリがキャリッジアームに
取付けられた状態の取付け部の断面図である。キャリッ
ジアーム978の各アームの取付け部970に形成され
た取付け穴970aは、その両面から磁気ヘッドアッセ
ンブリ971の円筒状突出部989bが挿入される。次
いで、図26(B)に示されるように、キャリッジアー
ム978がクランパ911,912の間に配置される。
各クランパ911、912は、複数の押圧板911a,
912aが設けられている。複数の押圧板911a,9
12aは、櫛歯状に配列されている。押圧板911aの
上面及び押圧板912aの下面は、それぞれテーパが形
成されている。クランパ911とクランパ912が互い
に接近する方向に移動する際に、押圧板911aの上面
のテーパ面と押圧板912aの下面のテーパ面が接触し
ながら移動する。つまり、両テーパ面は、摺動する。そ
して、クランパ911とクランパ912が僅かに撓むこ
とによって、キャリッジアーム978の各アームは、押
圧板911aの下面と押圧板912aの上面との間に挟
み込まれる。
【0004】従って、図26(C)に示されるように、
押圧板911aと押圧板912aとの間に、キャリッジ
アーム978の取付け部9 70が挟み込まれる。そし
て、押圧板911aのテーパ部分と押圧板912aのテ
ーパ部分が各アームと当接することで、各アームの取付
け部970が固定保持される。この状態で、カシメボー
ル913がカシメピン914によって、磁気ヘッドアッ
センブリ971の最上アームのカシメ穴984aから圧
入される。つまり、カシメボール913は、円筒状突出
部989の貫通穴989aを貫通する。カシメボール9
13が貫通する際に、円筒状突出部989は、その外径
が広がり、キャリッジアームの取付け穴970aの内面
に押し付けられる。これによって、磁気ヘッドアッセン
ブリ971がキャリッジアーム978の先端に固着され
て磁気ヘッドアームが製造される。
【0005】他の方法として、取付け部がキャリッジア
ームに単にネジにより固定される方
【0006】法がある。
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、記憶
装置としての磁気ディスク装置の高記録密度化、小型化
に伴って、磁気ヘッドを搭載する磁気ヘッドアッセンブ
リの小型化が必要とされる。 必然的に、キャリッジア
ームの各ヘッドアーム間の間隔の狭小化が必要とされ
る。
【0007】従って、一旦、磁気ヘッドアセンブリがキ
ャリッジアームに固定された後は、磁気ヘッドアセンブ
リの交換のために、磁気ヘッドアセンブリをキャリッジ
アームから取り外す作業が困難であり、磁気ヘッドやス
プリングアームのみの交換作業が事実上不可能であり、
製造歩留りや保守性を低下させる要因となっていた。さ
らに、ボールが取付け穴を通過する際に、取付け部は、
キャリッジアームの取り付け面から離れる方向の力を受
ける。このために、ヘッドスぺーサの一部がキャリッジ
アームから浮いてしまい、ヘッドスぺーサが変形すると
いう不具合が発生していた。また、ボールが取付け穴を
通過するときに、ボールとヘッドスぺーサが擦れて、金
属粉等の塵埃が発生し、これがヘッドクラッシュ障害を
誘発する原因ともなっていった。
【0008】一方、ネジによる固定方法は、ネジ締め作
業のために十分なスペースが確保できず、実質的に採用
できない。また、ネジは、質量が大きいため、高速アク
チュエータの要求に伴う軽量化を満足できず、その特性
を達成することができなくなってきた。以上のように従
来の方法では、近年のダウンサイジング化に対応する装
置の開発が難しくなっている上、製造歩留りや保守性の
向上が困難であった。また、市場からの信頼性及び保守
性への要求を満足できないという問題も発生していた。
【0009】そこで、本発明においては、磁気ヘッドア
ッセンブリのアクチュエータアッセンブリへの固定が、
精密かつ簡単に行なうことができ、且つ小型化可能な磁
気ヘッドアッセンブリ、それを有する磁気ディスク装
置、及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上のような問題を解決
するために、請求項1に記載の発明は、磁気ヘッドを備
えたスプリングアームと、前記スプリングアームに設け
られた筒状部材と、前記筒状部の先端部に設けられ、そ
の断面が台形形状の薄板状バネと、を備えてなる磁気ヘ
ッドアッセンブリである。
【0011】図1を用いて本発明の基本動作原理を説明
する。図1(a),(b)は、通常型の皿ばねを示す図
である。この通常型の皿ばね2は、図1(a)に示され
るように断面形状が台形の中空の錐体である。この中空
の錐体の上辺及び下辺は、開放している。この皿ばね
は、矢印61の方向に力が加えられた場合、図1(a)
に示される形状となる。この形状は、下辺L1よりも上
辺が短い台形形状である。一方、この皿ばねは、矢印6
2の方向の力が加えられた場合、図1(b)に示される
形状となる。この形状は、上辺L1’よりも下辺が短い
台形形状である。このように、通常型の皿ばねは、図1
(a)と図1(b)に示される二つの安定形状を有す
る。図1(a),(b)に示される通常型の皿ばねの二
つの安定形状においては、L1=L1’である。
【0012】図1(c)は、図1(a)に示される通常
型の皿ばね2の下辺L1に中空の筒状体4が結合された
構造を有する変形型皿ばねを示す図である。この変形型
皿ばね10は、中空の筒状部材4を備える。この皿ばね
10は、更に、断面形状が台形の中空の錐体6を備え
る。この中空の錐体6は、この筒状部材4の先端部に設
けられる。つまり、中空の錐体6は、その下辺が筒状部
材4の内壁面4aに取付けられ、その内壁面4aに拘束
されている。図1(c)に示される変形型皿ばね10の
形状は、従って、第1の安定形状を呈する。この第1の
安定形状を有する変形型皿ばね10は、この筒状部材4
と錐体6との結合部分の長さが長さL2である。
【0013】この中空の錐体6は、矢印64の方向の力
が加えられた場合、図1(d)に示される形状となる。
図1(d)に示されるように、錐体6と中空の筒状部材
4との結合部分において、筒状部材4は、その先端部分
の長さがL2’に拡張している。この長さL2’は、長
さL2よりも大きい。このように、この変形型皿ばね1
0は、矢印64の方向の力が加えられた場合(図1
(d))は、第1の安定形状よりもややアンバランスな
第2の安定形状を呈する。そして、この変形型皿ばね1
0は、L2<L2’の特性を持つことになる。
【0014】この錐体6は、角錐であっても良いし、円
錐体であっても良いが、ドーム形状が好ましい。円錐体
やドーム形状が用いられる場合は、筒状部材4は、中空
の円筒体であることが望ましい。 筒状部材4が円筒体
である場合、変形型皿ばね10の筒状部材4の直径が拡
大する。この直径の拡大した筒状部材4がキャリッジア
ームの取付け穴の内壁面と密着することによって、筒状
部材4は、キャリッジアームに固定される。
【0015】このように、請求項1記載の発明の磁気ヘ
ッドアセンブリは、それ故、ネジを用いることなく、且
つ金属粉の発生を伴うことなく、キャリッジアームに取
付けられ得る。また、請求項2に記載の発明は、中空穴
を有するキャリッジアームと、磁気ヘッドを備えたスプ
リングアームに設けられた筒状部材、及び当該筒状部の
先端部に設けられ、その断面が台形形状の薄板状部材を
有する磁気ヘッドアッセンブリと、前記台形形状とは逆
向きの台形形状となって、その外径が増大した前記薄板
状部材の前記筒状部が前記キャリッジアームの前記中空
穴に締まり嵌め固定されてなること、を特徴とする磁気
ディスク装置である。
【0016】請求項2に記載の発明に係る磁気ディスク
装置は、磁気ヘッドアセンブリとキャリッジアームとの
固定にネジを用いていないので、高速動作が可能とな
る。また、ボールカシメ時に生ずる金属粉に起因するヘ
ッドクラッシュが防止される。更に、請求項3に記載の
発明は、前記筒状部材及び前記薄板状部材は、その外径
が前記キャリッジアームの取り付け穴の外径と等しい若
しくはそれよりも小さい第一の安定形状と前記中空穴の
外径よりも大きい第二の安定形状と、を有し、且つ前記
筒状部材及び前記薄板状部材は、第一の安定形状から第
二の安定形状へ弾性変形すること、を特徴とする請求項
2記載の磁気ディスク装置である。
【0017】請求項3に記載の発明に係る磁気ディスク
装置は、筒状部材と薄板状部材が第二の安定形状から第
一の安定形状へ弾性変形可能なので、且つ再利用も可能
である。それ故、磁気ディスク装置の保守性及び製造性
が向上すると共に、その製造歩留りも向上する。更に、
請求項4に記載の発明は、前記磁気ヘッドアッセンブリ
の前記薄板状部材は、治具の引っ掛け部を有すること、
を特徴とする請求項2又は3記載の磁気ディスク装置で
ある。
【0018】請求項4に記載の発明に係る磁気ディスク
装置は、磁気ヘッドアッセンブリをキャリッジアームか
ら取り外し作業をより一層簡単化することができる。更
に、請求項5に記載の発明は、キャリッジアームとの取
付け部に、その外径が前記キャリッジアームの取り付け
穴の径よりも大きくなる嵌合部を有する中空の突出部を
備えた磁気ヘッドアッセンブリであって、該嵌合部は、
前記突出部の壁面内側からその中心部に向かって張り出
した薄板を、少なくとも当該壁面の内側の一部に備え、
前記張り出した薄板と前記突出部の壁面とが成す角度を
変化させることにより、当該嵌合部の外径を変化させる
こと、を特徴とした磁気ヘッドアッセンブリである。
【0019】請求項5 に記載の発明の磁気ヘッドアッセ
ンブリは、請求項1に記載の磁気ヘッドアッセンブリと
同様に、ネジを用いることなく、且つ金属粉の発生を伴
うことなく、キャリッジアームに取付けられ得る。更
に、請求項6に記載の発明は、磁気ヘッドアッセンブリ
と、該磁気ヘッドアッセンブリをその一端に有するキャ
リッジアームと、を含んで構成される磁気ヘッドアーム
の製造方法であって、中空の筒状部材とこの筒状部材の
一端に設けられた台形形状の薄板状部材とを有し且つ磁
気ヘッドアッセンブリの取付け部に設けられた嵌合部
を、キャリッジアームの中空穴に挿入する第一工程と、
前記薄板状部材を押圧し、前記薄板状部材の台形形状を
逆向きの台形形状と成し、前記中空の筒状部材を拡張し
て前記キャリッジアームの中空穴に密着固定させる第二
工程と、を含んでなることを特徴とする磁気ヘッドアー
ムの製造方法である。
【0020】請求6に記載の磁気ヘッドアームの製造方
法では、磁気ヘッドアセンブリをネジを用いることな
く、且つ金属粉の発生を伴うことなく、キャリッジアー
ムに取付けることができる。
【0021】
【実施の形態】
【0022】
【実施例】
A.磁気ディスク装置の全体構成の説明 図22は、本発明が適用される磁気ディスク装置の説明
図である。スピンドル機構973は、所定枚数の磁気デ
ィスク974が所定間隔で並設されて取り付けられてい
る。記録媒体である磁気ディスク974の近傍には、回
転軸975回りに回動自在に構成されたアクチュエータ
アッセンブリ976が設けられている。アクチュエータ
アッセンブリ976は、アクチュエータアーム977と
キャリッジアーム978とを備え、両アーム977と9
78が回転軸975に関して点対称配置されている。ア
クチュエータアーム977は、アクチュエータアッセン
ブリ976を駆動するための駆動部であるボイスコイル
モータを構成するボイスコイル979が設けられてい
る。
【0023】アクチュエータアセンブリ976は、磁気
ディスク974の枚数に応じた数の複数本のキャリッジ
アーム978を備える。各キャリッジアーム978は、
その先端取付け部970の両面又は片面に磁気ヘッドア
ッセンブリ971が装着される。磁気ヘッドアッセンブ
リ971の先端に取付けられた磁気ヘッド972は、こ
のキャリッジアーム978によって、磁気ディスク97
4の半径方向の所定のトラックに位置決めされる。尚、
磁気ヘッドアッセンブリ971がアクチュエータアッセ
ンブリ976に取付けられた構成は、磁気ヘッドアーム
と称される。
【0024】図23(A)は、磁気ヘッドアッセンブリ
の構成を示す図である。磁気ヘッドアッセンブリ971
は、ステンレス等の金属板が所定角度に折り曲げられて
形成されたスプリングアーム982を有する。スプリン
グアーム982の先端には、磁気ヘッド972が接着剤
により固着されている。スプリングアームの後端は、取
付け部984を備える。取付け穴(カシメ穴)984a
が取付け部984に形成されている。スプリングアーム
982は、ピン穴HLが設けられている。ピン穴HL
は、磁気ヘッドアッセンブリ971がアクチュエータア
ッセンブリに組付けられる際に、位置決めピン(図示せ
ず)が挿入される。 B.磁気セッドアッセンブリの説明 図23(B)は、磁気ヘッドアセンブリの側面図であ
る。磁気ヘッド972がスプリングアーム982の一端
に取付けられる。スプリングアーム982の取付け部9
84は、スペーサ989がスポット溶接等によって固着
されている。スペーサ989は、円筒状突出部989b
を備え、その貫通穴989aが取付け穴984aと同心
的に配置されている。
【0025】図24は、アクチュエータアッセンブリ9
76の平面図である。図25は、アクチュエータアッセ
ンブリ976の斜視図である。アクチュエータアッセン
ブリ976は、軸975,複数本のアームで構成される
キャリッジアーム978,及びアクチュエータ977を
備える。アクチュエータ977が駆動されると、キャリ
ッジアーム978とアクチュエータ977が軸975の
回りを回動する。
【0026】キャリッジアーム978の各アームは、そ
の先端部に取付け部970を備え、その取付け部970
には磁気ヘッドアッセンブリ971を取り付けるための
取付け穴970aが設けられている。キャリッジアーム
978の最上アームと最下アームは、磁気ヘッドアッセ
ンブリ971がその片面にのみ取付けられる。その中間
アームは、磁気ヘッドアッセンブリ971がその両面に
取付けられる。アクチュエータ977は、コイル支持板
977a上に設けられたボイスコイル979と、固定部
977bによって支持されたフレキシブルプリント基板
(FPC)977cを有している。FPC977cは、
押え板977dによってアクチュエータアセンブリ97
6に固定されている。C.実施例の説明 (1)第1実施例 図2は、第1実施例の説明図である。図2(a)におい
て、ヘッドスぺーサ11は、磁気ヘッド972を先端に
保持するスプリングアーム982の他端にスポット溶接
により取付けられる。ヘッドスペーサ11は、変形型皿
ばねを備える。つまり、ヘッドスペーサ11は、筒状部
材4と、この筒状部材4の先端部に設けられた錐体6と
を有する。なお、この実施例においては、錐体6を構成
する薄板状部材は、筒状部材の先端部からスペーサ板1
1aに向かって折り返された形状である。ヘッドスペー
サ11は、図1(a)に示されるように、キャリッジア
ーム978の両面にそれぞれ配置されても良い。次い
で、図1(b)に示されるように、押圧治具17aが矢
印12の方向に移動し、押圧治具17bが矢印12’方
向に移動すると、錐体6に押圧力が加えられる。ヘッド
スぺーサ11の錐体6は、第1の安定形状から第2の安
定形状に移行する。そして、ヘッドスペーサ11の筒状
部材4は、押圧力が加えれらる方向とは直交する方向1
3、13’に沿って拡張するように変形する。筒状部材
4が円筒である場合は、第2の安定形状時の筒状部材4
の直径L2’は、第1の安定形状時の筒状部材4の直径
L2よりも大きい値となる。
【0027】ここで、キャリッジアーム978の中空の
取付け穴970aの直径がこの直径L2’よりも短かい
直径に設定されている。なお、この中空穴970aの直
径は、直径L2よりも僅かに大きい値に設定されている
ことが、好ましい。それ故、筒状部材6の外周面15
は、キャリッジアーム978の取り付け穴970aの内
壁14を圧迫する。この圧迫によって作用する力によ
り、ヘッドスペーサ11がキャリッジアーム978に固
定されることとなる。つまり、図1(c)で示されるよ
うに、ヘッドスペーサ11の筒状部材6がキャリッジア
ーム978の取付け穴970aに嵌合した形態で固定さ
れる。 (2)第2実施例 図3は、第2実施例の説明図である。
【0028】図3(a)に示されるように、ヘッドスぺ
ーサ20は、スペーサ板21を備える。このスペーサ板
21は、中空の筒状部材24とこの筒状部材24の先端
部に設けられた薄板状部材26を備えている。この筒状
部材24と薄板状部材26は、絞り加工によってスペー
サ板21と一片で一体的に形成されている。薄板状部材
26は、断面形状が台形であり、筒状部材24の先端部
からスペーサ板21から離れる方向に突出した形状であ
る。また、筒状部材24は、円筒であっても良いし、角
柱であっても良い。
【0029】スペーサ板21は、図3(b)に示される
ように、保持治具27bが矢印12’方向に移動するこ
とによって、キャリッジアーム978と保持治具27b
との間に挟持される。そして、押圧治具27aの押圧力
が薄板状部材26に矢印12方向から加えられると、薄
板状部材26が弾性変形して筒状部材24の先端部の外
径が押圧方向12と直交する方向13,13’に拡大す
る。 そして、図3(c)に示されるように、直径が拡
大した筒状部材24は、その外周面25がキャリッジア
ーム978の中空穴970aの内壁面に圧接し、磁気ヘ
ッドアッセンブリがキャリッジアーム978に固定され
る。 (3)第3実施例 図4は、第3実施例を説明する図である。第3実施例に
おいては、スプリングアーム982の筒状部材及び薄板
状部材が塑性変形してキャリッジアーム978に固定さ
れる。
【0030】図4(a)に示される磁気ヘッドアッセン
ブリのスペーサの形状は、図2に示されるヘッドスペー
サの形状とほぼ同じである。筒状部材の直径は、約2m
mである。両者は、次の点で相違する。図2に示される
ヘッドスペーサは、筒状部材及び薄板状部材の板の厚み
が約0.035mmである。筒状部材4の外径と中空穴
970aの内径との寸法差は、25〜30μmである。
一方、図4に示されるヘッドスペーサは、筒状部材34
及び薄板状部材36の板の厚みが約0.07mmであ
る。また、筒状部材34の外径と中空穴970aの内径
の寸法差は、1〜17μmである。
【0031】図4(b)において、ヘッドスペーサ30
のスペーサ板31は、押し治具37a,37bが矢印1
2,12’方向に移動すると、キャリッジアーム978
と押し治具37a,37bとの間に挟持されると共に、
押し治具37a,37bの押圧力が薄板状部材36に加
えられる。ヘッドスぺーサ30の筒状部材34は、押圧
力が加えられるにつれて、押圧方向とは直交するような
方向13,13’に拡張しようとする。このとき、キャ
リッジアーム978の取り付け穴970aとヘッドスぺ
ーサ30の筒状部材34との嵌めあい間隔が十分に小さ
いために、ヘッドスペーサ30の筒状部材34の先端部
34aがキャリッジアーム978の取り付け穴970a
の内壁面14に接触した後に、先端部34aの拡張が規
制され、且つ先端部34aの変形が阻害される。ここ
で、更に押し治具37a,37bが押し込まれると、筒
状部材34及び薄板状部材36の板厚が厚いために、先
端部34a付近の筒状部材34及び薄板状部材36が弾
性変形限界を超えて、塑性変形する。図4(c)に示さ
れるようにへッドスぺーサ30の筒状部材34の外壁面
35がキャリッジアーム978の中空穴970aの内壁
面に圧接した状態で固定される。
【0032】筒状部材34及び薄板状部材36の結合部
分が塑性変形した場合、押圧力が取り除かれても、その
塑性変形後の形状は保たれる。それ故、ヘッドスペーサ
30の筒状部材34は、キャリッジアームの中空穴97
0aの壁面14に押し付け続けられることとなり、ヘッ
ドスぺーサ30がキャリッジアーム978に固定される
こととなる。
【0033】ところで、筒状部材34及び薄板状部材3
6は、治具37a,37bの押圧力を受けて塑性変形す
る。塑性変形後の筒状部材34及び薄板状部材36の形
状は、治具37a,37bによって強制的に定まる。治
具37a,37bの先端形状は、従って、塑性変形後に
必要とされる形状に応じて選択される。それ故、ヘッド
スペーサ30は、不測の事態を考慮して定められた形態
に変形され、ヘッドスペーサ30のキャリッジアーム9
78からの脱落を防止でき、より一層歩留まりの良い磁
気ヘッドアームを製造することが可能である。 (4)第4実施例 図5は、第4実施例の説明図である。この第4実施例に
おいては、第3実施例と同様に、筒状部材及び薄板状部
材の結合部分が塑性変形することによって、磁気ヘッド
アッセンブリがキャリッジアームに固定される。
【0034】図5(a)に示される磁気ヘッドアッセン
ブリのスペーサの形状は、図3に示されるヘッドスペー
サの形状とほぼ同じである。両者は、次の点で相違す
る。図3に示されるヘッドスペーサは、筒状部材24及
び薄板状部材26の板の厚みが約0.06mmである。
一方、図5に示されるヘッドスペーサは、筒状部材及び
薄板状部材の板の厚みが約0.12mmである。筒状部
材の外径とキャリッジアーム978の取付け穴970a
の内径との差は、ヘッドスペーサ30では、25〜30
μmであるのに対し、ヘッドスペーサ40では、1〜1
7μmである。
【0035】図5に示される第4実施例においては、第
3実施例と同様に、ヘッドスペーサ40のスペーサ板4
1が保持治具47bとキャリッジアーム978との間に
保持された状態で、押圧治具47aが薄板状部材48を
矢印12方向に押圧する。これによって、筒状部材46
の先端部46aが塑性変形し、磁気ヘッドアッセンブリ
の筒状部材46の外壁面45がキャリッジアーム978
の中空穴970aの内壁面44に密着して固定される。 (5)第5実施例 図6は、第5実施例の説明図である。この第5実施例に
おいては、キャリッジアームに固定されたヘッドスペー
サが簡便に取り外し可能な構成を提供する。
【0036】図6に示されるように、キャリッジアーム
978は、その上下両面にそれぞれ磁気ヘッドアッセン
ブリのヘッドスペーサ50,50が取付けられている。
ヘッドスペーサ50は、スペーサ板51を備える。スペ
ーサ板51は、図4に示されるヘッドスペーサ30と同
様に筒状部材と薄板状部材の結合部分の塑性変形によっ
て、キャリッジアーム978に固定されている。つま
り、筒状部材54の外周面55がキャリッジアーム97
8の内周面14に密着している。
【0037】図6に示されるスペーサ板51は、図4に
示されるスペーサ板31とは、薄板状部材59が開口5
8を備えている点で異なっている。この開口58は、L
字型レバー57の引っかけ部57aが挿入可能な長穴形
状である。キャリッジアーム978に固定されたヘッド
スペーサ50は、キャリッジアーム978から以下のよ
うにして取り外される。まず、L字型レバー57の引っ
かけ部57aが開口58に挿入される。次いで、L字型
レバー52が90度回転させれらて、引っかけ部57a
が薄板状部材59と係合させられる。その後に、L字型
レバー57が矢印52,52’方向に移動させられる。
そして、図6(b)に示されるように、ヘッドスペーサ
50は、キャリッジアーム978から取り外される。
なお、本実施例においては、スペーサ板が塑性変形して
キャリッジアームに取付けられている例を説明した。本
実施例は、スペーサ板が弾性変形してキャリッジアーム
に取付けられるケースにも適用可能である。この場合、
開口は、薄板状部材6(図2を参照)に設けられる。そ
して、第2の安定形状を呈するヘッドスペーサ11は、
L字型レバーの引っ張り力によって、第2の安定形状か
ら第1の安定形状に移行する。第1の安定形状に復帰し
たヘッドスペーサ11は、筒状部材4の外径がキャリッ
ジアーム978の中空穴970aの内径よりも小さくな
るので、ヘッドスペーサ11は、簡単にキャリッジアー
ム978から取り外すことが可能となる。
【0038】つまり、薄板状部材59は、固定状態を解
放するために必要となる力が加えられるために、長穴形
状の開口58を有する。そして、スプリングアームのヘ
ッドスペーサは、キャリッジアーム978に固定される
際に加えられた力とは逆向きの力が加えられることで、
構造上容易に固定状態を開放され得る。例えば、嵌合部
が変形型の皿ばねで構成されている場合は、皿ばねはも
う一つの安定形状である固定前の状態に戻ることとな
り、キャリッジアーム978に設けられた取り付け穴の
壁面14と、ヘッドスペーサの当該壁面を押し付けてい
た部分55が引き剥がされる。これにより、両者を固定
していた力が消滅するので、容易に両者の固定状態が解
放される。
【0039】つまり、ヘッドスペーサは、第二の安定形
状となっている状態で、矢印63(図1参照)方向の力
が加えられた場合、第1の安定形状に復帰する。そし
て、皿ばね10の長さL2がキャリッジアームの中空穴
の長さと同じ長さ或いはそれよりも短い長さとなる。皿
ばね10は、簡単にキャリッジアームとの係合状態から
開放される。それ故、スプリングアームは、簡単にキャ
リッジアームから取り外すことができる。
【0040】なお、本発明の実施例に係る磁気ヘッドア
ッセンブリにおいて、キャリッジアームの取付け穴97
0aは、貫通穴であっても良いし、非貫通穴(盲穴)で
あっても構わない。 (6)第6実施例 図7は、第6実施例の説明図である。この第6実施例に
おいては、キャリッジアームは、複数本のアームがモー
ルド成形法によって一体的に形成されたE字型アームで
ある。
【0041】図7において、磁気ヘッドアクチュエータ
61は、複数のキャリッジアーム978を備えたキャリ
ッジ976と、各キャリッジアーム978の先端に備え
られたスプリングアーム982と、該スプリングアーム
982の先端に備えられた磁気ヘッド972と、から成
っている。図7において、磁気ヘッド972は、最上ア
ームのみに取付けられているが、全アームに取付けられ
る。 スプリングアーム982の一端には、磁気ヘッド
972が取り付けれられ、その他端にはヘッドスぺーサ
(図示せず)が設けられている。このヘッドスペーサ
は、図1〜図6を用いて説明したようなスペーサ板であ
る。スペーサ板から突出している筒状部材がキャリッジ
アーム978に備えられている取り付け穴987に嵌合
され、固定されている。 (7)第7実施例 図8は、第7実施例の説明図である。この第7実施例に
おいては、キャリッジ図8(a)はスプリングアームの
一形状を示した平面図であり、図8(b)は図8(a)
におけるX−X断面図である。
【0042】図8において、ヘッドスペーサ81は、ス
プリングアーム982に一片で一体的に形成されてい
る。ヘッドスペーサ81は、スプリングアーム982か
ら突出した中空の円筒形状の突出部82を備える。突出
部82は、その中央部に円形の変形面83を備えてい
る。薄板状の変形面83は、突出部82の先端部からヘ
ッドスペーサ81のフランジ81a側に向けて陥没した
位置に形成される。
【0043】スプリングアーム982のキャリッジアー
ム978への取付けは、図2に示される弾性変形固定又
は図4に示される塑性変形固定のいずれを用いても良
い。 (8)第8実施例 図9は、第8実施例の説明図である。図9(a)は、ス
プリングアームの他の一形状を示した平面図であり、図
9(b)は図9(a)におけるX−X断面図である。
【0044】図9において、ヘッドスペーサ91は、ス
プリングアーム982に一片で一体的に形成されてい
る。ヘッドスペーサ91は、スプリングアーム982か
ら突出する突出部92を備える。突出部92は、その先
端で且つその中央部に円形の薄板状の変形面93を備え
る。この変形面93は、突出部92の先端からヘッドス
ペーサ91のフランジ91a面とは反対方向に突出して
いる。 本実施例において、スプリングアーム982の
キャリッジアーム978への固定は、図3に示される弾
性変形固定方法又は図5に示される塑性変形固定方法の
いずれを用いても良い。 (9)第9実施例〜第18実施例 第9実施例〜第18実施例は、スプリングアームの突出
部の変形例である。なお、第7実施例乃至第18実施例
は、スプリングアームと突出部を含むスペーサ板が一片
で一体的に形成されている場合について説明している。
これらの突出部の例は、スプリングアームとスペーサ板
が別体で形成された後にスプリングアームとスペーサ板
とが一体的に組み立てられる場合におけるスペーサ板に
も適用可能である。各本実施例において、スプリングア
ームのキャリッジアームへの固定は、図3に示される弾
性変形固定方法又は図5に示される塑性変形固定方法の
いずれを用いても良い。また、図10〜図19におい
て、図(a)は、スプリングアームの他の一形状を示し
た平面図であり、図(b)は図(a)におけるX−X断
面図である。
【0045】図10は、第9実施例の説明図である。図
10に示されるスプリングアーム978においては、ヘ
ッドスペーサ101の突出部102は、変形面103が
球面である。この球面形状の変形面103は、突出部1
02の先端側からヘッドスペーサ101のフランジ10
1a面側に陥没している形状となっている。
【0046】図11は、第10実施例の説明図である。
図11において、ヘッドスペーサ111は、スプリング
アーム982から突出した中空の円筒形状の突出部11
2を備える。突出部112は、その中央部にある円形の
変形面113を備えている。薄板状の変形面113は、
突出部112の先端部からヘッドスペーサ111のフラ
ンジ111a面側に陥没した位置に形成される。更に、
突出部112は、その先端部の外周面に、半径方向に突
出する環状の突出面114を備えている。従って、突出
部112は、突出面114を介してのみキャリッジアー
ムに設けられた中空穴の内壁面に接する構成となり、そ
の接触面積が実質上低減されている。この接触面114
がキャリッジアームの取り付け穴970aの内壁面を押
す圧力が集中し、より固定力が増すこととなる。
【0047】図12は、第11実施例の説明図である。
図12において、スプリングアーム982のヘッドスペ
ーサ121の突出部122は、その中央部に円形の変形
面123を備える。突出部122は、その先端縁124
に8箇の楔型の切り込み125が形成されている。突出
部122の先端縁124の変形が容易化される。
【0048】図13は、第12実施例の説明図である。
図13において、スプリングアーム982のヘッドスペ
ーサ131の突出部132は、その中央部に円形の変形
面133を備える。この円形の変形面133は、突出部
の上端部からフランジ131a面側に向かって陥没した
位置に形成されている。この円形の変形面133の下端
部は、全面がくり貫かれており、開口134が形成され
ている。
【0049】図14は、第13実施例の説明図である。
図14において、スプリングアーム982のヘッドスペ
ーサ141の突出部142は、その中央部に円形の変形
面143を備える。この変形面143は、突出部142
の上端部からヘッドスペーサ141のフランジ141a
面とは反対方向に突出するように設けられている。円形
の変形面143の上端部は、全面がくり貫かれており、
開口144が形成されている。
【0050】図12〜図14に示される第11〜第13
実施例において、ヘッドスペーサは、ヘッドスペーサを
変形させるために要する力が小さくて良い。図15は、
第14実施例の説明図である。図15において、ヘッド
スペーサ151の突出部152は、球面形状の変形面1
53を備える。この変形面153は、突出部152の上
端部からヘッドスペーサ151のフランジ151a面側
とは反対方向に突出した球面である。
【0051】図16は、第15実施例の説明図である。
図16(c)は、図16(a)のY−Y断面図である。
図16において、ヘッドスペーサ161の突出部162
は、その中央部に円形の変形面163を備える。ヘッド
スペーサ161の突出部162は、円形の変形面163
に接する二つの平行面で切り落とされ、開口164が形
成された形状である。この構成は、ヘッドスペーサ16
1を変形させるために要する力がより小さくて良い。更
に、開口164は、L字型レバー52の引っかけ部52
aが挿入可能である。それ故、図6に示される実施例と
同様に、容易にヘッドスペーサ161をキャリッジアー
ムから取り外すことが可能となり、保守性が向上する。
【0052】図17は、第16実施例の説明図である。
図17において、ヘッドスペーサ171の突出部172
は、薄板状の部材173を備える。変形面を構成する部
材173は、突出部172の上端部側からヘッドスペー
サ171のフランジ171a面側に向かって陥没した位
置に設けられている。変形面173は、フランジ171
a面までは延びておらず、突出部172の高さ方向の中
間位置に形成されている。
【0053】図18は、第17実施例の説明図である。
図18において、ヘッドスペーサ181の突出部182
は、薄板状の部材183を備える。変形面を構成する部
材183は、突出部182の上端部側からヘッドスペー
サ181のフランジ181a面側に向かって陥没した位
置に設けられている。変形面183は、フランジ181
a面を越えた位置に設けられている。
【0054】図17及び18に示したように、変形部の
位置は、ヘッドスペーサのフランジ部と一致している必
要ない。この変形部は、変形前と変形後の突出部の外径
の差をより小さくしたい場合は、図17に示す形状のス
プリングアームを用いればよい。この差寸法を大きくし
たい場合は、図18に示す形状のスプリングアームを用
いればよい。
【0055】図19は、第18実施例の説明図である。
図19において、スプリングアーム982のヘッドスペ
ーサ201の突出部202は、その中央部に円形の変形
面203を備える。この変形面203は、突出部202
の上端部からヘッドスペーサ201のフランジ201a
側に陥没した位置に設けられている。このヘッドスぺー
サ201の変形面203は、L字型レバー52の引っ掛
け部52aが挿入可能な長穴形状の穴208を備えたも
のである。
【0056】本実施例において、ヘッドスペーサ201
をキャリッジアーム978から取り外す作業は、図6に
示される実施例と同様にして行われる。また、本実施例
では、引っかけ部として、変形面203に設けられた穴
とL字型レバー57の例を示したが、本発明は、これに
限定されるものではない。例えば、薄板状部材である変
形面23にL字型の突起部で構成することが可能であ
る。取り外し治具と結合可能な形状が利用可能である。
(10)第19実施例図20は、第19実施例の説明図
である。第19実施例は、スプリングアームを、塑性変
形を利用してキャリッジアーム978に固定する別の例
である。
【0057】図20(a)において、ヘッドスペーサ2
0は、図5 に示されるヘッドスペーサ40と同様に、磁
気ヘッド972を先端に保持するスプリングアーム98
2の他端にスポット溶接により取り付けられる。ヘッド
スペーサ20は、スペーサ板21を備える。このスペー
サ板21は、絞り加工により一片で一体的に形成された
筒状部材24と、この筒状部材24の先端部からスペー
サ板21のフランジ21aから離れる方向に延びる薄板
状部材28と、を備える。この筒状部材24は、中空の
円筒体である。この薄板状部材28は、断面が台形形状
の中空の円錐体である。このヘッドスペーサ21は、フ
ランジ21aの上端面から薄板状部材28の上端面まで
の距離Hは、キャリッジアーム978の厚みTの半分の
長さよりも長い。従って、第1のヘッドスペーサ20a
がキャリッジアーム978の上面側からキャリッジアー
ム978の中空穴970aに挿入され、第2のヘッドス
ペーサ20bがキャリッジアーム978の下面側からキ
ャリッジアーム978の中空穴970aに挿入され、そ
して、第1のヘッドスペーサ20aの薄板状部材28の
先端面と第2のヘッドスペーサ20bの薄板状部材28
の先端面とが接触する迄両スペーサ20aと20bとが
挿入された場合、図20(a)に示されるように、スペ
ーサ20のフランジ21aの上端面とキャリッジアーム
978の表面978aとの間に隙間が形成される。
【0058】次に、治具27a,27bが中心線27’
に沿って互いに近接するように移動すると、スペーサ2
0a,20bのスペーサ板21が押圧される。このと
き、図20(b)に示されるように、各スペーサ20
a,20bの薄板状部材28は、その移動が相互に規制
されているので、筒状部材24と薄板状部材28の結合
部分が押圧方向12,12’と垂直な方向13,13’
に沿って拡張するように変形する。ここで、筒状部材2
4と薄板状部材28の板厚は、約0.12mmである。
また、筒状部材24の外径は、約2mmであり、筒状部
材24の外径とキャリッジアーム978の中空穴970
aの内径との寸法差は、1〜17μmである。そして、
筒状部材24と薄板状部材28の結合部分が塑性変形す
る。つまり、筒状部材24の外壁面25は、図20
(c)に示されるように、キャリッジアーム978の中
空穴970aの内側の壁面14に押し付けられることと
なる。 筒状部材14と薄板状部材28は、塑性変形し
ているので、この固定状態が維持される。(11)第2
0実施例 図21は、複数個の磁気ヘッドアッセンブリを同時にキ
ャリッジアームに固定する他の方法を説明する図であ
る。
【0059】図21において、3本のアームを備えるキ
ャリッジアーム978は、各アームの上下面側にそれぞ
れ磁気ヘッドアッセンブリが取り付けられている。そし
て、まず、磁気ヘッドアッセンブリ971の取付け部9
70(突出部989)をキャリッジアーム978の先端
に形成した取付け穴970aに嵌合する。次いで、キャ
リッジーム978は、V字型スリット211aを有する
第1部材211間に配置される。このとき、キャリッジ
アーム978は、第一部材211のスリット部211b
が広がった場合に、この第一部材211に備えられた突
起部211cが、薄板状部材6と係合する位置に配置さ
れる(図21(a)参照)。
【0060】そして、各第1部材211のV字型スリッ
ト211a内にそれぞれ第2部材212が押し込まれ
る。この第2部材の押し込み量に応じて第1部材のスリ
ット部211bが広げられ、磁気ヘッドアッセンブリ9
71がキャリッジアーム978に押し付けて固定され
て、保持されると同時に、突起部211cがヘッドスペ
ーサの薄板状部材6を押圧する(図21(b)参照)。
【0061】この方法によれば、磁気ヘッドアッセンブ
リ971とキャリッジアーム978との嵌合部が固定保
持される際、磁気ヘッドアッセンブリ971をキャリッ
ジアーム978に垂直に押し付けるだけで良く、製造歩
留まり良く、且つ高品質の磁気ヘッドアームを製作する
ことができる。 (12)第21実施例 図27は、第21実施例の説明図である。
【0062】図27において、スペーサ板1001は、
フランジ1004を備える。このフランジ1004は、
板の厚さが0.196mmである。フランジ1004の
フランジ面1004aは、複数個のリブ1006が半径
方向に沿って延びるように設けられている。リブ100
6の高さは0.04mmである。スペーサ板1001
は、中空の円筒形状の筒状部材1008が絞り加工によ
り形成されている。筒状部材1008の板の厚みは、
0.07mmである。更に、筒状部材1008の外径
は、1.996mmである。筒状部材1008の一端部
からフランジ1004側に向かって延びる円錐形状の薄
板状部材1010がスペーサ板1001に形成される。
この円錐形状の薄板状部材1010は、その頂点部10
10aが凹まされており、凹部1020と凸部1040
とが設けられている。この凹部1020と凸部1040
は、開口で形成しても良い。このように薄板状部材10
10が凹部1020と凸部1040を備えていることに
よって、小さな力で、筒状部材1008と薄板状部材1
010の結合部分が塑性変形し得る。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明に磁気ヘッドアセン
ブリは、ネジを用いることなく、且つ金属粉の発生を伴
うことなく、キャリッジアームに取付けられ得る。ま
た、請求項2に記載の発明に係る磁気ディスク装置は、
磁気ヘッドアセンブリとキャリッジアームとの固定にネ
ジを用いていないので、高速動作が可能となる。また、
ボールカシメ時に生ずる金属粉に起因するヘッドクラッ
シュが防止される。
【0064】更に、請求項3に記載の発明に係る磁気デ
ィスク装置は、筒状部材と薄板状部材が第二の安定形状
から第一の安定形状へ弾性変形可能なので、再利用も可
能である。それ故、磁気ディスク装置の保守性及び製造
性が向上すると共に、その製造歩留りも向上する。更
に、請求項4に記載の発明に係る磁気ディスク装置は、
磁気ヘッドアッセンブリのキャリッジアームからの取り
外し作業をより一層簡単化することができる。
【0065】更に、請求項5に記載の発明に係る磁気ヘ
ッドアッセンブリは、請求項1に記載の磁気ヘッドアッ
センブリと同様に、ネジを用いることなく、且つ金属粉
の発生を伴うことなく、キャリッジアームに取付けられ
得る。更に、請求項6に記載の磁気ヘッドアームの製造
方法では、磁気ヘッドアセンブリをネジを用いることな
く、且つ金属粉の発生を伴うことなく、キャリッジアー
ムに取付けることができる。 以上のように、本発明は
今後の磁気ディスク装置の高性能化及び高信頼性化とコ
ストダウンを実現する上で、非常に重要であるといえ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】皿ばねの特性を示した図 a)通常の皿ばねにおける第一の安定形状を示した図 b)通常の皿ばねにおける第二の安定形状を示した図 c)変形皿ばねにおける第一の安定形状を示した図 d)変形皿ばねにおける第二の安定形状を示した図
【図2】ヘッドスペーサの固定手順を示した図 a)固定前のヘッドスペーサの状態を示した図 b)治具による固定方法を示した図 c)固定後のヘッドスペーサの状態を示した図
【図3】ヘッドスペーサの固定手順を示した図 a)固定前のヘッドスペーサの状態を示した図 b)治具による固定方法を示した図 c)固定後のヘッドスペーサの状態を示した図
【図4】ヘッドスペーサの固定手順を示した図 a)固定前のヘッドスペーサの状態を示した図 b)治具による固定方法を示した図 c)固定後のヘッドスペーサの状態を示した図
【図5】ヘッドスペーサの固定手順を示した図 a)固定前のヘッドスペーサの状態を示した図 b)治具による固定方法を示した図 c)固定後のヘッドスペーサの状態を示した図
【図6】ヘッドスペーサをキャリッジアームから取り外
す手順を示した図 a)固定されている状態を示した図 b)治具による取り外し方法を示した図
【図7】磁気ヘッドアームの斜視図
【図8】a)ヘッドスペーサの一形状を示した平面図 b)図a)におけるX−X断面図
【図9】a)ヘッドスペーサの一形状を示した平面図 b)図a)におけるX−X断面図
【図10】a)ヘッドスペーサの一形状を示した平面図 b)図a)におけるX−X断面図
【図11】a)ヘッドスペーサの一形状を示した平面図 b)図a)におけるX−X断面図
【図12】a)ヘッドスペーサの一形状を示した平面図 b)図a)におけるX−X断面図
【図13】a)ヘッドスペーサの一形状を示した平面図 b)図a)におけるX−X断面図
【図14】a)ヘッドスペーサの一形状を示した平面図 b)図a)におけるX−X断面図
【図15】a)ヘッドスペーサの一形状を示した平面図 b)図a)におけるX−X断面図
【図16】a)ヘッドスペーサの一形状を示した平面図 b)図a)におけるX−X断面図 c)図a)におけるY−Y断面図
【図17】a)ヘッドスペーサの一形状を示した平面図 b)図a)におけるX−X断面図
【図18】a)ヘッドスペーサの一形状を示した平面図 b)図a)におけるX−X断面図
【図19】a)ヘッドスペーサの一形状を示した平面図 b)図a)におけるX−X断面図
【図20】ヘッドスペーサの固定手順を示した図 a)固定前のヘッドスペーサの状態を示した図 b)治具による固定方法を示した図 c)固定後のヘッドスペーサの状態を示した図
【図21】複数のヘッドスぺーサとキャリッジアームを
同時に固定する方法を示した図 a)固定前の状態を示した図 b)治具による固定方法を示した図
【図22】磁気ディスク装置の構成図
【図23】a)磁気ディスク装置における磁気ヘッドア
ッセンブリの斜視図 b)磁気ディスク装置における磁気ヘッドアッセンブリ
の側面図
【図24】アクチュエータアッセンブリの平面図
【図25】アクチュエータアッセンブリの斜視図
【図26】従来の磁気ヘッドアッセンブリの取り付け説
明図 a)取り付け後の取り付け部断面図 b)取り付け前の状態を示した図 c)治具による取り付け方法を示した図
【図27】複数同時固定を可能とするヘッドスペーサの
断面図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱田 康広 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 古川 毅 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気ヘッドを備えたスプリングアームと、 前記スプリングアームに設けられた筒状部と、 前記筒状部の先端部に設けられ、その断面が台形形状の
    薄板状部材と、 を備えてなる磁気ヘッドアッセンブリ。
  2. 【請求項2】中空穴を有するキャリッジアームと、 磁気ヘッドを備えたスプリングアームに設けられた筒状
    部、及び当該筒状部の先端部に設けられ、その断面が台
    形形状の薄板状部材を有する磁気ヘッドアッセンブリ
    と、 前記台形形状とは逆向きの台形形状となって、その外径
    が増大した前記薄板状部材の前記筒状部が前記キャリッ
    ジアームの前記中空穴に締まり嵌め固定されてなるこ
    と、 を特徴とする磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】前記筒状部材及び前記薄板状部材は、その
    外径が前記キャリッジアームの取り付け穴の外径よりも
    小さい第一の安定形状と前記中空穴の外径よりも大きい
    第二の安定形状と、を有し、且つ前記筒状部材及び前記
    薄板状部材は、第一の安定形状から第二の安定形状へ弾
    性変形すること、を特徴とする請求項2記載の磁気ディ
    スク装置。
  4. 【請求項4】前記磁気ヘッドアッセンブリの前記薄板状
    部材は、治具の引っ掛け部を有すること、 を特徴とする請求項2又は3記載の磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】キャリッジアームとの取付け部に、その外
    径が前記キャリッジアームの取り付け穴の径よりも大き
    くなる嵌合部を有する中空の突出部を備えた磁気ヘッド
    アッセンブリであって、 該嵌合部は、前記突出部の壁面内側からその中心部に向
    かって張り出した薄板を、少なくとも当該壁面の内側の
    一部に備え、 前記張り出した薄板と前記突出部の壁面とが成す角度を
    変化させることにより、当該嵌合部の外径を変化させる
    こと、 を特徴とした磁気ヘッドアッセンブリ。
  6. 【請求項6】磁気ヘッドアッセンブリと、 該磁気ヘッドアッセンブリをその一端に有するキャリッ
    ジアームと、 を含んで構成される磁気ヘッドアームの製造方法であっ
    て、 中空の筒状部材とこの筒状部材の一端に設けられた台形
    形状の薄板状部材とを有し且つ磁気ヘッドアッセンブリ
    の取付け部に設けられた嵌合部を、キャリッジアームの
    中空穴に挿入する第一工程と、 前記薄板状部材を押圧し、前記薄板状部材の台形形状を
    逆向きの台形形状と成し、前記中空の筒状部材を拡張し
    て前記キャリッジアームの中空穴に密着固定させる第二
    工程と、 を含んでなることを特徴とする磁気ヘッドアームの製造
    方法。
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