JP2005351939A - 画像加熱装置 - Google Patents

画像加熱装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005351939A
JP2005351939A JP2004169572A JP2004169572A JP2005351939A JP 2005351939 A JP2005351939 A JP 2005351939A JP 2004169572 A JP2004169572 A JP 2004169572A JP 2004169572 A JP2004169572 A JP 2004169572A JP 2005351939 A JP2005351939 A JP 2005351939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording material
fixing
roller
fixing device
rotating body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004169572A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatoshi Chiba
敬要 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004169572A priority Critical patent/JP2005351939A/ja
Priority to US11/143,723 priority patent/US20050271432A1/en
Publication of JP2005351939A publication Critical patent/JP2005351939A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2064Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat combined with pressure

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】本発明の目的は、定着ローラ及び加圧ローラと記録材端部との一定位置での接触による摩耗の進行を遅らせて、ローラの交換寿命を延長させ、ランニングコストを低減することである。
【解決手段】記録材Pを挟持搬送しつつ記録材P上の画像を加熱する定着ローラ1及び加圧ローラ2を有する定着装置Tにおいて、前記定着ローラ1及び加圧ローラ2を記録材Pの幅方向へ移動させる移動手段15,17を有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は記録材上の画像を加熱する画像加熱装置に関する。例えば、複写機やプリンタなどにおいて用いられる。
一般に、電子写真方式を採用した複写機等の画像形成装置では、記録シート等の記録材上に転写したトナー像を定着させるために、通常は加熱・加圧式定着装置が設けられている。従来、この種の定着装置としては、互いに圧接しながら回転する定着ローラと加圧ローラとを備え、未定着トナー像が形成された記録材を、定着ローラと加圧ローラの間に挿通させて未定着トナー像の定着を行うようにした定着装置が知られている。
上記定着装置において、従来、定着ローラおよび加圧ローラは、定着装置が有するフレーム間に固定されており、記録材の搬送方向と直交する幅方向(ローラの軸方向)への移動はできない。このため、定着ローラと加圧ローラの間を通過する記録材端部との接触により、定着ローラおよび加圧ローラが摩耗して寿命となってしまうという問題があった。
この問題を解決する手段として、以下に示す特許文献1〜2に、定着ローラを軸方向に移動可能にする技術が提案されている。
特許文献1は、定着ローラのみを軸方向に移動可能に設け、サービスマンが加圧ローラ軸方向両端部に設けられた弾性力の異なる左右の加圧バネを入れ換えることにより、前記定着ローラを軸方向に移動させている。
特許文献2は、定着ローラのみを軸方向に移動可能に設け、この定着ローラの軸両端部に設けた複数の溝に対して、ローラのスラスト方向へのがたがないようにC型止め輪で係止している。そして、サービスマンが前記複数の溝に対する前記C型止め輪の係止位置をずらすことにより、前記定着ローラを軸方向に移動させている。
また定着ローラに接触する記録材剥離用の分離爪が、該ローラ表面を損傷する度合いを低減させるための技術として、以下に示す特許文献3に、定着ロールを軸方向に移動可能にする技術が提案されている。
特許文献3は、定着ロール(定着ローラに相当)に接触する用紙剥離用のフィンガー(分離爪に相当)を軸方向に移動させる代わりに、定着ロールを軸方向に往復移動させるためのロール移動装置を備えた構成となっている。このロール移動装置は、定着ロールを軸方向一方に押圧するレバー部材とカムとによる駆動手段と、前記駆動手段によって押圧された定着ロールを戻す方向に作用する押圧スプリングによる戻し手段とが、前記定着ロールの両側に対応させて配置され構成されている。
特開平2−271377号公報 実開平2−132268号公報 特開平5−173445号公報
しかしながら、上記特許文献1〜2に記載の技術では、いずれも定着ローラのみが軸方向に移動可能であるため、ローラの同一位置に記録材端部が接触することによる定着ローラの摩耗は低減できるが、軸方向への移動ができない加圧ローラは記録材端部が該ローラの同一位置に接触することにより摩耗してしまうという問題があった。
また上記特許文献1に記載の技術では、定着ローラを軸方向に移動させるために、サービスマンが前記左右の加圧バネを入れ換えなければならなかった。この加圧バネを自動で入れ換えることも考えられるが、たとえ加圧バネを自動で入れ換えたとしても、加圧ローラの軸方向両端部に設けられた加圧バネの各々のバネ力を入れ換えることにより、定着ローラと加圧ローラのニップバランスを崩すことになり、定着不良や記録材のしわ等の問題が発生することが予想された。
同様に上記特許文献2に記載の技術でも、定着ローラを軸方向に移動させるために、サービスマンが前記複数の溝に対して前記C型止め輪による係止位置をずらさなければならなかった。
また上記特許文献3に記載の技術では、用紙剥離用フィンガーの接触によるロール表面の損傷低減のために、実際に用紙の定着を行う時間以外は、前記ロール移動装置により定着ロールを軸方向に移動して定着位置以外の位置へ移動することは可能である。しかしながら、実際に用紙の定着を行う間は、前記定着ロールは常に定着位置にセットされるため、定着ロールと加圧ロールの間を通過する用紙端部との接触により、定着ロールおよび加圧ロールが摩耗してしまうという問題を解決することはできない。
さらに、近年、画像形成装置は、さらなる高速出力化、高生産性化、カラー化が進んでいる。前述の如き定着装置において、高速出力化、高生産性化に対応するための主な手法は、定着ローラと加圧ローラに大きな圧力を付加することである。また、カラー化に対応するための主な手法は、定着ローラおよび加圧ローラの表面に形成する弾性層の厚さを、モノクロの画像形成装置における定着装置と比較して厚くすることである。このように弾性層を厚くすることにより、定着ローラおよび加圧ローラの表層を記録材に追従しやすくし、よりカラー画像として良好な出力を得ることができる。
近年、このような高速出力化、高生産性化、さらにカラー化が進む画像形成装置の定着装置において、前述の定着ローラを軸方向に移動可能にする提案は、前述した記録材端部との接触によるローラの摩耗を防ぐこと以前に、以下のような問題があった。
すなわち、定着ローラおよび加圧ローラ表面の弾性層の厚みを厚くし、定着ローラと加圧ローラに大きな圧力を付加した定着装置において、前述した特許文献1のように定着ローラのみを軸方向に移動させる構成とすると、ローラ軸端部で加圧力がアンバランスになり、厚みが増した弾性層に局部的なダメージを与えてしまい、ローラの弾性層の局部剥がれ等が発生するおそれがあった。
さらに、近年のカラー化の流れにより、記録材自身の厚みが増す傾向にある。厚手の記録材を、高速に、高圧の定着装置に突入させた場合、定着ローラおよび加圧ローラの記録材端部との接触による摩耗問題はさらに深刻な問題となる。
本発明の目的は、上記従来の技術を更に発展させたものであって、定着部材および加圧部材と記録材端部との一定位置での接触による摩耗の進行を遅らせて、前記定着部材および加圧部材の交換寿命を延長させ、ランニングコストを低減することである。
また本発明の他の目的は、定着部材および加圧部材の交換回数を減らすことで、定着部材および加圧部材の交換による画像形成装置の停止時間を減らし、画像形成装置の生産性を向上させることである。
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、記録材を挟持搬送しつつ記録材上の画像を加熱する第1の回転体及び第2の回転体を有する画像加熱装置において、前記第1の回転体及び第2の回転体を記録材の幅方向へ移動させる移動手段を有することを特徴とする。
上記本発明によれば、移動手段により第1の回転体及び第2の回転体を記録材の幅方向に移動させることにより、第1の回転体及び第2の回転体と記録材端部との一定位置での接触による摩耗の進行を遅らせることが可能になる。これにより、第1の回転体及び第2の回転体の交換寿命を延長させ、ランニングコストが低減できる。
また、第1の回転体及び第2の回転体の交換回数が減ることで、第1の回転体及び第2の回転体の交換による画像形成装置の停止時間を減らすことができ、これにより画像形成装置の生産性を向上させることが可能になる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。
〔第1実施形態〕
図1は第1実施形態に係る定着装置の断面図である。ここでは、電子写真方式の画像形成装置に用いられる画像加熱装置としての定着装置を例示して説明する。なお、画像形成装置は、詳しく図示していないが、画像形成部において電子写真感光体などの像担持体にトナー像を形成し、このトナー像を転写部にて記録材に転写し、これを以下に説明する画像加熱装置としての定着装置に搬送し、該定着装置おいて未定着のトナー像を記録材に定着するものである。以下、本実施形態に係る定着装置について説明する。
画像形成部にてトナー像が転写された記録材Pは、図1に示すように矢印a方向に送られ、搬送路5、定着入口ガイド6,7を経て、定着装置Tに導入される。
本実施形態に係る定着装置Tは、未定着トナー像を有する記録材Pを加熱・加圧しつつ挟持搬送する第1の回転体としての定着ローラ1及び第2の回転体としての加圧ローラ2と、前記定着ローラ1及び加圧ローラ2を回転可能に支持するフレーム部材4と、前記フレーム部材4を記録材Pの搬送方向に対して直交する幅方向に移動可能に支持するベース部材14と、前記ベース部材14に移動可能に支持されたフレーム部材4を前記記録材Pの幅方向に移動させる移動手段15,17と、を有する。
定着装置Tに導入された記録材Pは、定着ローラ1と加圧ローラ2によって挟持搬送しつつ加熱/加圧されることにより前記未定着のトナー像が記録材Pに定着される。図1において、3は弾性層であり、本実施形態では定着ローラ1及び加圧ローラ2の各表層に形成されている。
この定着装置Tにおいて、トナー像が定着された記録材Pは、記録材Pの状態(トナー量の多い/少ないや、記録材Pの含有水分量等)により、定着ローラ1に接して記録材Pを定着ローラ1から分離する上分離爪8、もしくは、加圧ローラ2に接して記録材Pを加圧ローラ2から分離する下分離爪9、のいずれかにより、定着ローラ1又は加圧ローラ2から分離される。
分離された記録材Pは、出口上ガイド12と出口下ガイド13によって位置を規制され、出口上ローラ10と出口下ローラ11に導かれ、更に下流側に搬送され、最終的に画像形成装置外に排出される。
ここで、本実施形態における定着装置Tの動作を図1と図2を用いて説明する。図2は本実施形態における定着装置を上面からみた図である。
定着装置Tは、記録材Pの搬送方向(矢印a方向)と直交する幅方向(矢印b方向)に移動可能であって、図1に示すように定着ローラ1及び加圧ローラ2を回転可能に支持しているフレーム部材4が前記ベース部材としてのスライダベース14上に前記記録材幅方向に移動可能に設置されている。
図2に示すように、画像形成装置の操作部側である定着装置Tの手前側(記録材幅方向一方)には、画像形成装置本体側に設けられた、定着スライドカム15が配置されている。また、画像形成装置の後側板16には定着装置Tの奥側(記録材幅方向他方)に接し、定着装置Tを前記定着スライドカム15側に付勢するスライドバネ17が配置されている。この定着スライドカム15とスライドバネ17により、前記スライダベース14に移動可能に支持された定着装置T(フレーム部材4)を前記記録材Pの幅方向に移動させる移動手段を構成している。すなわち、この移動手段15,17により前記第1の回転体としての定着ローラ1及び第2の回転体としての加圧ローラ2を記録材Pの幅方向(矢印b方向)へ移動させる。
前記スライドバネ17の付勢力を受け、スライダベース14上に移動可能に配置された定着装置Tは、常に定着装置手前側に移動する力を受けている。この付勢力により定着装置Tの手前側は、常に定着スライドカム15に押し付けられている。
上述した状態で、定着スライドカム15を図2の矢印c方向に回転させると、定着装置Tはスライダベース14上で、記録材Pの搬送方向(矢印a方向)と直交する幅方向(矢印b方向)に移動することができる。このように前記移動手段15,17にて前記第1の回転体としての定着ローラ1及び第2の回転体としての加圧ローラ2を移動させることにより記録材Pとの接触位置を変更する。これにより、定着ローラ1と加圧ローラ2の一定箇所に記録材Pの端部が常に接触することがなくなり、定着ローラ1及び加圧ローラ2と記録材P端部との接触による前記定着ローラ1及び加圧ローラ2の摩耗の進行を遅らせることが可能になる。
また、本実施形態において、定着装置Tは、前記定着ローラ1と前記加圧ローラ2の間に記録材Pがないときに前記定着スライドカム15の回転により記録材Pの幅方向へ移動し、その移動した位置にて以降の定着を行うことが好ましい。
なぜならば、定着装置Tに記録材Pが存在する状態で、定着装置Tを記録材Pの搬送方向と直交する幅方向に移動させると、特に搬送方向に長いサイズの記録材Pの場合、定着装置上流側の画像形成部におけるトナー像転写部や、定着装置下流側において記録材を搬送する搬送部において、画像ずれや排出不良などの影響を与えてしまう可能性があるからである。
また、本実施形態において、定着装置Tの記録材Pの幅方向への移動手段として、スライドバネ17により定着装置Tを記録材幅方向一方に付勢し、該定着装置Tをスライドカムの回転により記録材幅方向に移動する、スライダ/カム方式を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばピニオン/ラック方式であってもよい。具体的には、例えば定着ローラ1及び加圧ローラ2を回転可能に支持するフレーム部材4の長手方向(記録材幅方向)にラックギアを設け、更に前記ラックギアに噛合して回転するピニオンギアを設けて、該ピニオンギアを回転することにより定着装置Tを記録材Pの幅方向に移動する構成としてもよい。このように定着装置Tの記録材Pの幅方向への移動手段はピニオン/ラック方式であってもよく、同様の効果を得ることができる。
上述したように、本実施形態によれば、前記移動手段15,17により定着ローラ1及び加圧ローラ2を記録材Pの幅方向(矢印b方向)に移動させることにより、定着ローラ及び加圧ローラと記録材端部との一定位置での接触による前記定着ローラ及び加圧ローラの摩耗の進行を遅らせることが可能になる。これにより、定着ローラ及び加圧ローラの交換寿命を延長させ、ランニングコストが低減できる。
また、定着ローラ及び加圧ローラの交換回数が減ることで、定着ローラ及び加圧ローラの交換による画像形成装置の停止時間を減らすことができ、これにより画像形成装置の生産性を向上させることが可能になる。
〔第2実施形態〕
図3は第2実施形態に係る定着装置の上面図である。なお、本実施形態に係る画像加熱装置としての定着装置Tにおいて、記録材Pの搬送方向と直交する幅方向に移動する構成は、前述した第1実施形態と同様である。
一般に定着装置Tは、定着ローラ1や加圧ローラ2のいずれか一方又は両方を加熱するためのヒータや、温度検知手段であるサーミスタなどを制御するために、画像形成装置本体から給電部19を通して電力の供給を受ける電力供給部としての受電部18が設けられている。この電力供給部としての受電部18は、後で詳しく説明するが、前記移動手段15,17による記録材の幅方向への移動の際に、前記画像形成装置本体側の給電部19と電気的に接続した状態を維持したまま前記第1の回転体としての定着ローラ1及び第2の回転体としての加圧ローラ2と共に移動自在となっている。
図3において、定着装置Tが、画像形成装置本体内に収納された状態で、定着装置T側の受電部18は、画像形成装置本体側の給電部19と結合し、この結合した状態で画像形成装置本体から定着装置Tに電力が供給される。
画像形成装置において、記録材Pがなんらかの原因で紙詰まりを起こした場合、その詰まった記録材を除去するために、定着装置Tは画像形成装置外に引き出される。その際に、定着装置Tは前記移動手段を構成する定着スライドカム15が設けられたユニット毎、画像形成装置外に引き出される。この定着装置Tは画像形成装置外へ引き出された際、前記定着装置T側の受電部18は前記画像形成装置本体側の給電部19から離間して、画像形成装置本体から定着装置Tへの電力供給が遮断される。
上述のように、定着装置Tは画像形成装置本体から引き出されることがあり、かつ収納位置において、確実に受電部18と給電部19が結合しなければならない。
このため、前述した移動手段15,17による定着装置Tの軸方向(図3の矢印b方向)への移動による前記受電部18及び給電部19の結合不良を防止すべく、受電部18及び給電部19が結合状態を保持したまま前記移動手段15,17による定着装置Tの移動に追従して移動するように、前記受電部18もしくは給電部19を移動可能に保持している。
図3を用いて、前記画像形成装置本体側の給電部19が前記定着装置Tの受電部18の移動に追従して移動する構成を例示して説明する。本実施形態では、図3に示すように、画像形成装置本体側の給電部19を、給電部揺動バネ28を介して給電部ブラケット20に配置している。更に給電部ブラケット20を、給電部スライドバネ21を介して画像形成装置の後側板16に配置している。
ここで、給電部揺動バネ28の付勢力をF28とし、給電部スライドバネ21の付勢力をF21とすると、前記各バネ28,21は、以下の2つの条件が満たされるように設定する。
第1に、前記力の関係がF21>F28を満たしていること、第2に、前記第1の力の関係が定着装置Tの記録材Pの幅方向(図3の矢印b方向)の移動ストローク分満たされていること、である。
上記2つの条件を満たすように各バネ28,21を設定することで、前記移動手段15,17による定着装置Tの記録材Pの幅方向の移動により、受電部18と給電部19が離間し、画像形成装置本体から定着装置Tへの電力供給が遮断されてしまうのを防止することができる。
上述したように、本実施形態によれば、前述した移動手段15,17による定着装置Tの軸方向(図3の矢印b方向)への移動を行ったとしても、受電部18及び給電部19が結合状態を保持したまま前記定着装置Tの移動に追従して移動するため、受電部18と給電部19が離間し、画像形成装置本体から定着装置Tへの電力供給が遮断されてしまうのを防止することができる。
〔他の実施形態〕
前述した実施形態では、記録材を挟持搬送しつつ記録材上の画像を加熱する第1の回転体及び第2の回転体にローラ方式を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば複数のローラに張架されたベルトなどのベルト式の第1の回転体及び第2の回転体、あるいはスリーブの周囲を回転移動するフィルムなどの第1の回転体及び第2の回転体であってもよく、更にはこれらローラ方式、ベルト方式を組み合わせた第1の回転体及び第2の回転体であってもよく、前述したように第1の回転体及び第2の回転体が記録材の搬送方向と直交する幅方向に移動する構成とすることにより、同様の効果を得ることができる。
また前述した実施形態では、画像形成装置を具体的には例示していないが、例えばプリンタ、複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の画像形成装置であってもよく、該画像形成装置に用いられる画像加熱装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。更に、記録材担持体を使用し、該記録材担持体に担持された記録材に各色のトナー像を順次重ねて転写する画像形成装置や、中間転写体を使用し、該中間転写体に各色のトナー像を順次重ねて転写し、該中間転写体に担持されたトナー像を記録材に一括して転写する画像形成装置であっても良く、該画像形成装置に用いられる画像加熱装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
またモノクロ画像を形成する画像形成装置、カラー画像を形成する画像形成装置のいずれであっても、前述した画像加熱装置を用いることで、同様の効果を得ることができる。特にカラー画像形成装置において、厚手の記録材を用いる場合に、本発明は特に有効である。
本発明の第1実施形態に係る定着装置の構成を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る定着装置の構成を示す上面図である。 本発明の第2実施形態に係る定着装置の構成を示す上面図である。
符号の説明
F21 …給電部スライドバネ付勢力
F28 …給電部揺動バネ付勢力
P …記録材
T …定着装置
1 …定着ローラ(第1の回転体)
2 …加圧ローラ(第2の回転体)
3 …弾性層
4 …フレーム部材
5 …搬送路
6,7 …定着入口ガイド
8 …上分離爪
9 …下分離爪
10 …出口上ローラ
11 …出口下ローラ
12 …出口上ガイド
13 …出口下ガイド
14 …スライダベース(ベース部材)
15 …定着スライドカム(移動手段)
16 …後側板
17 …スライドバネ(移動手段)
18 …受電部(電力供給部)
19 …給電部(電力供給部)
20 …給電部ブラケット
21 …給電部スライドバネ
28 …給電部揺動バネ

Claims (3)

  1. 記録材を挟持搬送しつつ記録材上の画像を加熱する第1の回転体及び第2の回転体を有する画像加熱装置において、
    前記第1の回転体及び第2の回転体を記録材の幅方向へ移動させる移動手段を有することを特徴とする画像加熱装置。
  2. 前記移動手段にて前記第1の回転体及び第2の回転体を移動させることにより記録材との接触位置を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
  3. 画像形成装置本体から電力供給を受ける電力供給部を有し、前記電力供給部は前記画像形成装置本体と電気的に接続した状態を維持したまま前記第1の回転体及び第2の回転体と共に移動自在であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像加熱装置。
JP2004169572A 2004-06-08 2004-06-08 画像加熱装置 Pending JP2005351939A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004169572A JP2005351939A (ja) 2004-06-08 2004-06-08 画像加熱装置
US11/143,723 US20050271432A1 (en) 2004-06-08 2005-06-03 Image heating apparatus and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004169572A JP2005351939A (ja) 2004-06-08 2004-06-08 画像加熱装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005351939A true JP2005351939A (ja) 2005-12-22

Family

ID=35449074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004169572A Pending JP2005351939A (ja) 2004-06-08 2004-06-08 画像加熱装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20050271432A1 (ja)
JP (1) JP2005351939A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007148336A (ja) * 2005-10-27 2007-06-14 Ricoh Co Ltd 転写定着装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2007248978A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
WO2010021219A1 (ja) * 2008-08-18 2010-02-25 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
JP2011022533A (ja) * 2009-07-21 2011-02-03 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2011191694A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
EP2428852A2 (en) 2010-09-14 2012-03-14 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Fixing device and image forming apparatus provided therewith
JP2012078679A (ja) * 2010-10-05 2012-04-19 Canon Inc 画像形成装置
JP2012181463A (ja) * 2011-03-03 2012-09-20 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2012242479A (ja) * 2011-05-17 2012-12-10 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2012242480A (ja) * 2011-05-17 2012-12-10 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US8577269B2 (en) 2011-03-29 2013-11-05 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2014052456A (ja) * 2012-09-06 2014-03-20 Canon Inc 像加熱装置及び画像形成装置
JP2014052453A (ja) * 2012-09-06 2014-03-20 Canon Inc 定着装置及び制御装置
JP2014106285A (ja) * 2012-11-26 2014-06-09 Konica Minolta Inc 画像形成装置および揺動制御方法
US8983316B2 (en) 2012-09-06 2015-03-17 Canon Kabushiki Kaisha Fixing device and control device
JP2016212381A (ja) * 2015-05-08 2016-12-15 キヤノン株式会社 画像形成装置
US10025248B2 (en) 2015-05-08 2018-07-17 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having a selecting portion for selecting an execution order of a number of fixing operations

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4732190B2 (ja) * 2006-02-27 2011-07-27 京セラミタ株式会社 定着装置および画像形成装置
JP2008122795A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP6874558B2 (ja) * 2017-06-20 2021-05-19 コニカミノルタ株式会社 ベルト搬送装置および画像形成装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4110068A (en) * 1977-02-22 1978-08-29 International Business Machines Corporation Hot roller fuser having manually operable jam clearance mechanism
US5323216A (en) * 1992-04-27 1994-06-21 Eastman Kodak Company Lateral moving fuser station
JP2000315006A (ja) * 1999-04-30 2000-11-14 Canon Inc 現像装置、プロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置、および、給電部品
US6466750B2 (en) * 2000-12-01 2002-10-15 Hewlett-Packard Company Method and system of fusing portions of a print medium
US6819895B2 (en) * 2003-02-24 2004-11-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus equipped with fixing device
US7013107B2 (en) * 2003-12-22 2006-03-14 Xerox Corporation Systems and methods for continuous motion registration distribution with anti-backlash and edge smoothing

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007148336A (ja) * 2005-10-27 2007-06-14 Ricoh Co Ltd 転写定着装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2007248978A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
WO2010021219A1 (ja) * 2008-08-18 2010-02-25 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
JPWO2010021219A1 (ja) * 2008-08-18 2012-01-26 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
JP5187392B2 (ja) * 2008-08-18 2013-04-24 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
US8401413B2 (en) 2008-08-18 2013-03-19 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming device having a moving section
JP2011022533A (ja) * 2009-07-21 2011-02-03 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2011191694A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
EP2428852A2 (en) 2010-09-14 2012-03-14 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Fixing device and image forming apparatus provided therewith
CN102402166A (zh) * 2010-09-14 2012-04-04 柯尼卡美能达商用科技株式会社 定影装置、图像形成装置
JP2012063401A (ja) * 2010-09-14 2012-03-29 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置、画像形成装置
US8571454B2 (en) 2010-09-14 2013-10-29 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Fixing device and image forming apparatus provided therewith
JP2012078679A (ja) * 2010-10-05 2012-04-19 Canon Inc 画像形成装置
JP2012181463A (ja) * 2011-03-03 2012-09-20 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US8577269B2 (en) 2011-03-29 2013-11-05 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2012242480A (ja) * 2011-05-17 2012-12-10 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2012242479A (ja) * 2011-05-17 2012-12-10 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2014052456A (ja) * 2012-09-06 2014-03-20 Canon Inc 像加熱装置及び画像形成装置
JP2014052453A (ja) * 2012-09-06 2014-03-20 Canon Inc 定着装置及び制御装置
US8983316B2 (en) 2012-09-06 2015-03-17 Canon Kabushiki Kaisha Fixing device and control device
US9274473B2 (en) 2012-09-06 2016-03-01 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US9411283B2 (en) 2012-09-06 2016-08-09 Canon Kabushiki Kaisha Fixing device and control device
JP2014106285A (ja) * 2012-11-26 2014-06-09 Konica Minolta Inc 画像形成装置および揺動制御方法
JP2016212381A (ja) * 2015-05-08 2016-12-15 キヤノン株式会社 画像形成装置
US10025248B2 (en) 2015-05-08 2018-07-17 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having a selecting portion for selecting an execution order of a number of fixing operations

Also Published As

Publication number Publication date
US20050271432A1 (en) 2005-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005351939A (ja) 画像加熱装置
JP3805269B2 (ja) シート案内装置及び該装置を備えた画像形成装置
JP6141112B2 (ja) 画像加熱装置
JP6108731B2 (ja) 画像形成装置
JP4884264B2 (ja) 分離装置、定着装置、及び、画像形成装置
JP2009008816A (ja) 画像形成装置
JP2014052456A5 (ja)
JP2010217442A (ja) 定着装置および画像形成装置
US10538411B2 (en) Sheet conveying device
JP5882956B2 (ja) 像加熱装置
JP5125151B2 (ja) 定着装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2018066900A (ja) 画像加熱装置
JP6204275B2 (ja) 画像形成装置
JP2014205572A (ja) 搬送方向切替装置、搬送方向切替方法および画像形成装置
JP6143900B2 (ja) 像加熱装置
JP2014089358A (ja) 画像形成装置
JP7106961B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP3697846B2 (ja) 画像形成装置
JP2009139450A (ja) 分離部材、定着装置及び画像形成装置
JP5992062B2 (ja) 定着装置及び該定着装置を備えた画像形成装置
JP2019168525A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP5759910B2 (ja) 定着装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2008310192A (ja) 画像形成装置の定着部構造
JP6558535B2 (ja) 画像形成装置及び定着装置
JP5032197B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050928

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080624