JP5032197B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、電子写真方式を用いた複写機・プリンタ・ファクシミリ、或いはこれらを機能的に備えた複合機等の画像形成装置に用いられる定着装置及び画像形成装置に関するものである。
従来から、電子写真方式を用いた複写機・プリンタ・ファクシミリ、或いはこれらを機能的に備えた複合機等の画像形成装置に用いられる定着装置においては、省エネや安定時間短縮を考慮して、定着ローラと加圧ローラとからなる一対のローラ構成よりも熱容量を小さくしたうえでニップ時間が確保可能であるベルト定着方式が多く用いられるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
図7〜図9は、このようなベルト定着方式の一例を示し、定着装置1は、定着ヒータ等の発熱源(図示せず)により加熱される定着ローラ2と、無端状の加圧ベルト3と、加圧ベルト3を挟んで定着ローラ2に当接することでニップ部4を構成する加圧ローラ5と、加圧ベルト3の内周面の他方を張架する張架ローラ6と、加圧ベルト3の表面(転写紙搬送面)に付着した転写紙繊維屑等を除去するクリーニングローラ7と、加圧ベルト3よりも転写紙搬送方向上流側に配置された進入ガイド8と、ニップ部4よりも転写紙搬送方向下流側に配置された排出ローラ対9と、ニップ部4の転写紙搬送方向下流側に配置されて先端がニップ部4の直近にまで臨む分離板10とを備えている。
また、このようなベルト定着方式の定着装置1には、加圧ベルト3の耐久性や定着性を向上するため、例えば、転写紙Tの光沢レベルに応じてニップ部4の転写紙搬送方向に沿う長さ(以下、「ニップ領域」と称する)を切り換えるもの(例えば、特許文献2参照)や、転写紙Tの紙厚に応じて定着ローラ2への加圧力を可変するもの(例えば、特許文献3,4参照)等が知られている。
特開平04−097187号公報 特開2004−012870号公報 特開2005−227322号公報 特開2005−234268号公報
一方、このようなベルト定着方式を用いた定着装置1において、更なる省エネルギー化や定着ローラ2の定着温度に達するまでの定着時間の短縮化、定着性能の向上等を図るため、定着ローラ2の低熱容量や高熱伝導化を考慮して、定着ローラ2に設けた弾性層(一般的にはシリコーンゴム等の薄膜)をさらに薄肉化したり廃止することが考えられる。
しかしながら、このような弾性層の薄肉化や廃止は、転写紙Tの分離性・搬送性に問題が発生する虞があった。
即ち、定着ローラ2の弾性層の薄肉化や廃止をしてしまうと、定着ローラ2の表面硬度が上がるため、ニップ部4の出口付近で定着ローラ2側に歪みができず、下方分離という面で不利となり、図8に示すように、転写紙Tが定着ローラ2側に巻き付き気味に搬送されてしまうという問題が発生する。
尚、このように転写紙Tが定着ローラ2に巻き付いてしまうと、紙詰まりの発生要因となってしまうため、ニップ部4の転写紙搬送方向下流側に分離板10を、定着ローラ10の表面に先端が非接触(又は接触)で配置している。
しかしながら、分離板10は、ニップ部4の出口付近での転写紙Tに少しでも曲率分離作用が発生するように、ニップ部4の出口から一定距離を確保して離間配置する必要がある。
従って、表面に形成されたトナー像を定着するためにニップ部4へと搬送された転写紙Tは、図8に示すように、ニップ部4での定着直後における転写紙Tの先端(搬送方向基準)がニップ部4の出口付近の定着ローラ2の表面に巻き付き気味に搬送される現象は避けることができない。
また、図9に示すように、転写紙Tの先端がニップ部4から排紙されて排出ローラ対9にニップ搬送されると、転写紙Tは、排出ローラ対9とニップ部4との間で緊張状態で搬送されることとなる。
これにより、ニップ部4での出口付近での転写紙Tは、ニップ部4から転写紙Tの先端が排紙された直後においては、転写紙Tの巻き付きにより、ニップ部4のニップ領域Aに加えて定着ローラ2の表面に沿う領域Bを含む長さで定着ローラ2の表面に接触する。また、ニップ部4での出口付近での転写紙Tは、転写紙Tの先端がニップ部4から排紙されて排出ローラ対9にニップ搬送された状態では、転写紙Tの緊張状態により、ニップ部4のニップ領域Aに加えて領域Bよりも狭い定着ローラ2の表面に沿う領域Cを含む長さで定着ローラ2の表面に接触する。
このように、ニップ部4から排紙された転写紙Tは、ニップ部4から排紙された直後の転写紙Tの先端寄りは長い領域(領域A+領域B)で定着ローラ2の表面と接触し、排出ローラ対9にニップされた後の転写紙Tの後端寄りは短い領域(領域A+領域C)で定着ローラ2の表面と接触することとなる。
従って、1枚の同一転写紙Tにおいて、その搬送方向の先端寄りと後端寄りとで定着ローラ2の表面との接触長さが異なると、転写紙Tの先端寄りと後端寄りとで与えられる熱量が変わることとなるため、転写紙Tの先端寄りでは熱量過多に伴う高温オフセットが発生し易く、転写紙Tの後端寄りでは熱量不足に伴う定着不良が発生し易いといった問題が発生していた。
また、このような先端寄りと後端寄りとで与えられる熱量に差が発生すると、転写紙Tの先端寄りと後端寄りとで光沢度(以下、「グロス」と称する)の変化、即ち、先端寄りが高グロス、後端寄りが低グロスの傾向となり、定着画像が不自然となってしまうという問題も考えられ、結果的に定着後の画像品質の高画像化並びに安定化が損なわれるといった問題があった。
尚、特許文献1には、加圧ローラ5を中心に加圧ベルト3を回動移動させて、定着ローラ2との接触面を加圧ベルト3の長さ方向に変更させることで、ローラ/ローラ定着方式とローラ/ベルト定着方式の双方の利点を併せ持つ技術が提案されている。
しかしながら、このような技術の場合、画像形成装置全体の小型化を考慮すると、定着装置の設置スペースや搬送経路を確保するのが困難であるうえ、上述したように、1枚の搬送過程中の転写紙Tにおける搬送方向の先端寄りと後端寄りとで与えられる熱量の変化に対応することはできない。
同様に、特許文献2乃至特許文献4に開示の技術においても、複数種類の転写紙Tへの対応は可能であるものの、上述したように、1枚の搬送過程中の転写紙Tにおける搬送方向の先端寄りと後端寄りとで与えられる熱量の変化に対応することはできない。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、1枚の搬送過程中の転写紙における搬送方向の先端寄りと後端寄りとで与えられる熱量の変化に対応し得て、定着後の転写紙における画像品質の高画像化並びに安定化を向上することができる定着装置を提供することを目的とする。
本発明の定着装置は、定着ローラと、無端状の加圧ベルトと、前記加圧ベルトを挟んで前記定着ローラとでニップ部を形成するように前記定着ローラに当接する加圧ローラと、該加圧ローラと協働して前記加圧ベルトを回動移動させる変位ローラと、前記ニップ部における同一転写紙の搬送過程における転写紙先端寄りのニップ搬送時よりも転写紙後端寄りのニップ搬送時の方が前記加圧ベルトのニップ領域が広くなるように前記変位ローラを変位させる可変手段とを備えていることを特徴とする。
この際、前記可変手段は、前記変位ローラが前記ニップ部よりも上方に位置した突出位置と、前記変位ローラが前記ニップ部よりも下方に位置した退避位置と、に変位させるのが好ましい。
この際、前記ニップ部よりも転写紙搬送方向下流側に定着後の転写紙をニップ搬送する排出ローラ対を配置し、前記可変手段は、転写紙先端が前記ニップ部に進入する直前から前記排出ローラ対にニップされる直前までは前記変位ローラを退避位置に位置させ、転写紙先端が前記排出ローラ対にニップされてから転写紙後端が前記ニップ部を通過するまでは前記変位ローラを突出位置に位置させるのが好ましい。
また、本発明は上記した何れかの構成からなる画像形成装置を採用した画像形成装置とすることができる。
本発明の画像形成装置は、1枚の搬送過程中の転写紙Tにおける搬送方向の先端寄りと後端寄りとで与えられる熱量の変化に対応し得て、定着後の転写紙における画像品質の高画像化並びに安定化を向上することができる。
次に、本発明の一実施形態に係る画像形成装置をプリンタ1に適用し、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタの説明図、図2は本発明の一実施形態に係る画像形成装置における定着装置の定着動作前及び定着動作中に転写紙が排出ローラ対にニップされるまでの状態を示す説明図、図3は本発明の一実施形態に係る画像形成装置における定着装置の定着動作前及び定着動作中に転写紙が排出ローラ対にニップされるまでの状態を示す要部の斜視図、図4は本発明の一実施形態に係る画像形成装置における定着装置の定着動作中に転写紙が排出ローラ対にニップされている状態を示す説明図、図5は本発明の一実施形態に係る画像形成装置における定着装置の定着動作中に転写紙が排出ローラ対にニップされている状態を示す要部の斜視図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタ11は、図示しないパーソナルコンピュータやプリンタサーバ等に接続されており、そのコンピュータ等から送られてくる画像データに基づいてフルカラー画像を転写紙に転写・定着するものである。
プリンタ11は、複数のドラム状の感光体12と、各感光体12に対応してタンデム方式に複数配置された現像器13と、現像器13に共有する補給用トナーを収容したトナーコンテナ14と、複数段の給紙カセット15に収納された転写紙(図示せず)を転写・定着しつつ排出口16まで搬送する搬送経路17の一部を構成するように感光体12の配置方向に沿って回動移動可能な搬送ベルト18と、定着装置19とを有している。
各現像器13は、感光体12に形成された静電潜像を各色のトナーによって現像するものであり、感光体12に隣接して配置されている。また、現像器13は、本実施の形態では4箇所に隣接して4色(例えば、イエロー(Y)・マゼンダ(M)・シアン(C)・ブラック(K))のトナーに対応する4つの現像器12が設置可能となっている。
各現像器13は、それぞれ略同様の構成であり、感光体12に対向配置可能な現像ローラ20等が設けられている。
定着装置19は、図2,図4に示すように、定着ヒータ等の発熱源(図示せず)により加熱される定着ローラ21と、無端状の加圧ベルト22と、加圧ベルト22を挟んで定着ローラ21に当接することでニップ部23を構成する加圧ローラ24と、加圧ベルト22の内周面の他方を張架する張架ローラ25と、ニップ部23へと転写紙Tを搬送する際の加圧ベルト22の転写紙搬送状態を規定(例えば、水平搬送)するように加圧ベルト22の回動移動を案内する変位ローラ26と、加圧ベルト22の表面(転写紙搬送面)に付着した転写紙繊維屑等を除去すると共に加圧ベルト22の緊張状態を維持するテンションローラとしての機能を具備するクリーニングローラ27と、加圧ベルト22よりも転写紙搬送方向上流側に配置された進入ガイド28と、ニップ部23よりも転写紙搬送方向下流側に配置された排出ローラ対29と、ニップ部23の転写紙搬送方向下流側に配置されて先端がニップ部23の直近にまで臨む分離板30とを備えている。尚、クリーニングローラ27は、軸線方向に沿う方向の加圧ベルト22の温度ムラを改善する目的の熱伝導ローラ等でも良い。
張架ローラ25は、加圧ベルト22を回動移動させる際の従動ローラ(駆動ローラは定着ローラ21)として機能し、その回転軸31には、図3,図5に示すように、張架ローラ25の両端に位置するように、偏心カム32が設けられている。
この変位手段としての偏心カム32には、変位ローラ26が弾接している。また、偏心カム32は、転写紙Tの搬送位置に応じて(例えば、レジストタイミング等を利用して)回転軸31と一体に偏心カム32が回転し、この偏心カム32の回転位置に応じて変位ローラ26が変位する。また、変位ローラ26の変位は、加圧ベルト22の緊張状態も変化するため、その緊張状態に合わせてテンションローラの機能も兼ねたクリーニングローラ27が変位する。さらに、偏心カム32は、変位ローラ26を、ニップ部23に搬送される直前の転写紙Tに対して搬送面(進入ガイド28又はニップ部23)よりも低い下死点の退避位置(図2参照)と、排出ローラ対29にニップされる直後の転写紙Tに対して搬送面(進入ガイド28又はニップ部23)よりも高い上死点の突出位置(図4参照)とに変位させる。
尚、偏心カム32は、張架ローラ25の直径よりも小径とすることにより、加圧ベルト22と摺動する部材が存在せず、加圧ベルト22の回動移動トルク(負荷)の面でも有利である。また、張架ローラ25,変位ローラ26,偏心カム32は、ニップ部23の転写紙搬送方向上流側に配置しても良い。さらに、偏心カム32は、変位ローラ26の変位を段階的に行う形状としても良く、偏心カム32の換わりに変位ローラ26を上述した退避位置と突出位置との二位置に直線的に変位させるソレノイド等でも良い。また、偏心カム32を回転軸31に対してフリー(相対回転可能)とし、回転軸31の回転に伴う張架ローラ25の回転とは独立して偏心カム32が回転するように構成しても良い。また、これとは逆に、張架ローラ25は単なる従動回転であるため、回転軸31に対して張架ローラ25をフリー(相対回転可能)とし、回転軸31の回転に伴う偏心カム32の回転とは独立して張架ローラ25が回転するように構成することも可能である。この際、偏心カム32は、転写紙Tの長さ・種類・搬送速度等に対応して、退避位置と突出位置とを切り換えるタイミングを変更するのが好ましい。
上記の構成において、偏心カム32は、プリント動作をおこなっていない通常状態(例えば、電源OFF時や待機時等)及び転写紙Tの先端がニップ部23に進入する直前(図6(A)参照)からニップ部23を経由して排出後(図6(C)参照)、排出ローラ対29にニップされる直前までは変位ローラ26を退避位置(付近)に位置させている。
これにより、転写紙Tの先端がニップ部23から排出された直後において、ニップ部23での出口付近での転写紙Tは、定着ローラ21の表面に対する転写紙Tの巻き付きにより、ニップ部23のニップ領域Aに加えて、定着ローラ21の表面に沿う領域Bを含む長さで定着ローラ21の表面に接触する。
また、偏心カム32は、転写紙Tの先端が排出ローラ対29にニップされた直後(図6(B)参照)から転写紙Tの後端がニップ部23を抜けた排出完了直後(図6(D)参照)に至る過程では変位ローラ26を突出位置(付近)に位置させている。
これにより、転写紙Tの先端が排出ローラ対29にニップされた以降において、ニップ部23での出口付近での転写紙Tは、ニップ部23の下流側における転写紙Tの緊張状態によるニップ部23のニップ領域Aに加えて、領域Bよりも狭い定着ローラ21の表面に沿う領域Cを含む長さ並びに、ニップ部23の上流側における変位ローラ26の突出に伴う転写紙Tの後端寄りの定着ローラ21の表面側への接近による領域Dを含む長さで定着ローラ21の表面に接触する。
尚、領域B,Cは、ニップ部23に対して転写紙Tと定着ローラ21との熱特性における接触拡大範囲であり、領域Dは、ニップ部23に対して同一転写紙Tの搬送過程における先端寄りのニップ搬送時よりも後端寄りのニップ搬送時の方が加圧ベルト22のニップ領域が実質的に広がる範囲となる。
従って、転写紙Tは、ニップ部23から排出された直後から排出ローラ対29にニップされる直前までは、ニップ領域A+領域Bの範囲で定着ローラ21に接触し、排出ローラ対29にニップされた直後からニップ部23の排出完了直前に至るまでは、ニップ領域A+領域C+領域Dの範囲で定着ローラ21に接触する。
これにより、領域B≒領域C+領域Dとなるように、変位ローラ26の突出位置並びにタイミングを設定することにより、1枚の搬送過程中の転写紙Tにおける搬送方向の先端寄りと後端寄りとで与えられる熱量の変化に対応し得て、定着後の転写紙Tにおける画像品質の高画像化並びに安定化を向上することができる。
尚、転写紙Tが厚紙等の場合、転写紙Tの先端が定着ローラ21の表面に巻き付き気味に搬送されることはないため、このような偏心カム32の動作は不要となる。また、通常の搬送速度よりも遅い速度で転写紙Tを搬送して画像解像度や定着性を確保するようなモード(高画質モード等)においては、ニップ部23の上流側に配置した転写紙検出センサ(図示せず)が転写紙Tの先端を検知してから排出ローラ対29にニップされるまでの時間も長くなるため、それらに合わせて偏心カム32の動作・制御を変更しても良い。
このように、本発明の定着装置19によれば、1枚の転写紙Tに対する定着時に、転写紙Tの先端寄りと後端寄りとにおける熱量を略同量に制御することができ、転写紙Tの先端寄りでの高温オフセットや転写紙Tの後端寄りでの定着不良の発生を防止し得て、しかも、転写紙Tの先端寄りと後端寄りとのグロス差の発生も抑制することができ、定着画像の高画質化並びに安定化に貢献することができる。
ところで、上記実施の形態では、本発明の画像形成装置をプリンタ11に適用して説明したが、例えば、複写専用機や複合機のように、画像形成装置全般に適用することができることは勿論である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのプリンタの説明図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置における定着装置の定着動作前の説明図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置における定着装置の定着動作前の要部の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置における定着装置の定着動作中の説明図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置における定着装置の定着動作中の要部の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置における定着装置の定着動作を時系列で示し、(A)はニップ部進入直前、(B)はニップ部進入直後、(C)は排出ローラ対進入直後、(D)はニップ部離脱直後、の説明図である。 従来の画像形成装置における定着装置の転写紙がニップに進入するまでの要部の斜視図である。 従来の画像形成装置における定着装置の転写紙がニップに進入して排出ローラ対にニップされるまでの状態の要部の斜視図である。 従来の画像形成装置における定着装置の転写紙が排出ローラ対にニップされている状態の要部の斜視図である。
符号の説明
19…定着装置
21…定着ローラ
22…加圧ベルト
23…ニップ部
24…加圧ローラ
26…変位ローラ
32…偏心カム(変位手段)

Claims (2)

  1. 定着ローラと、無端状の加圧ベルトと、前記加圧ベルトを挟んで前記定着ローラとでニップ部を形成するように前記定着ローラに当接する加圧ローラと、該加圧ローラと協働して前記加圧ベルトを回動移動させる変位ローラと、前記ニップ部における同一転写紙の搬送過程における転写紙先端寄りのニップ搬送時よりも転写紙後端寄りのニップ搬送時の方が前記加圧ベルトのニップ領域が広くなるように前記変位ローラを変位させる可変手段と、前記ニップ部よりも転写紙搬送方向下流側に配置されて定着後の転写紙をニップ搬送する排出ロータ対と、を備え
    前記可変手段は、前記変位ローラが前記ニップ部よりも上方に位置した突出位置と、前記変位ローラが前記ニップ部よりも下方に位置した退避位置と、に変位させ、転写紙先端が前記ニップ部に進入する直前から前記排出ローラ対にニップされる直前までは前記変位ローラを前記退避位置に位置させ、転写紙先端が前記排出ローラ対にニップされてから転写紙後端が前記ニップ部を通過するまでは前記変位ローラを前記突出位置に位置させることを特徴とする定着装置。
  2. 請求項1に記載の定着装置を備えていることを特徴とする画像形成装置
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