JP2005349668A - インクジェット記録装置へのインク充填方法及びインクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 インクジェット記録装置へのインクの初期充填時において、共通液室内に気泡が残留することを確実に防止する。
【解決手段】 インク滴が吐出されるインク吐出口7を備えた複数の圧力室5とこれらの圧力室5に連通された共通液室6とを備えたインクジェットヘッド2と、共通液室6に接続されたインク流路9と、インク流路9内に設けられたフィルタ10とを有するインクジェット記録装置1へのインクの初期充填時に、インク吐出口7を閉止した状態でインク流路9内のフィルタ10より上流側の圧力を高めておき、その圧力が目標値まで上昇した後にインク吐出口7を開放する。これにより、圧力が上昇したインクがフィルタ10を通過して共通液室6内に一気に流入するので、共通液室6内の空気は全てが圧力室5内に押し込まれ、押し込まれた空気は各圧力室5のインク吐出口7から排出され、共通液室6内に気泡が残留しない。
【選択図】 図3

Description

本発明は、インクジェットヘッド記録装置へのインク充填方法及びインクジェット記録装置に関する。
インクジェット記録装置に用いられているインクジェットヘッドは、インク滴が吐出されるインク吐出口を備えた複数の圧力室と、これらの圧力室に連通された共通液室とを備えている。インクジェット記録装置へのインクの初期充填時には、圧力室と共通液室とには空気が満たされているため、この空気を追い出しながらインクが充填される。
しかし、このインク充填時に共通液室内に空気が気泡となって残留すると、インク吐出口からインク滴を吐出させて画像形成を行うときに、気泡が各圧力室へのインクの流れを妨げ、圧力室内のインク量が不足ぎみとなって所望する量のインク滴を吐出させることができず、形成される画像が薄くなる等の問題が発生する。
そこで、インクジェット記録装置へのインクの初期充填時に共通液室に気泡が残留しないようにした発明が提案されており、例えば特許文献1に記載されたものがある。
この特許文献1に記載された発明では、各圧力室に連通された共通液室(インク室)は、圧力室と同一平面上で全圧力室を取り囲むように環状に配置され、その内周部から絞り部を介して各圧力室に連通されている。そして、インクタンクからのインクを供給する供給パイプが共通液室に連通され、この供給パイプは、インク室の上方側左右中央の位置で共通液室に連通されている。供給パイプから共通液室内に流入したインクが左右方向に分かれて共通液室内を流れ、共通液室の下方中央箇所で合流する。この合流点で共通液室内の空気が気泡となり、その気泡はインクの浮力により上昇して圧力室へ流れ込み、インク吐出口から排出される。
特開平3−268947号公報
しかし、特許文献1に記載された発明では、共通液室内に流入したインクが共通液室の下方中央箇所で合流したときに発生する気泡は、全てが圧力室内に流入してインク吐出口から排出されるとは限らず、共通液室の内周面に沿って上昇し、共通液室内の上方位置に残留する場合がある。
本発明の目的は、インクジェット記録装置へのインクの初期充填時において、共通液室内に気泡が残留することを確実に防止することである。
本発明は、インク滴が吐出されるインク吐出口を備えた複数の圧力室とこれらの圧力室に連通された共通液室とを備えたインクジェットヘッドと、前記共通液室に接続されてこの共通液室に向けてインクが供給されるインク流路と、前記インク流路内に設けられたフィルタと、前記インク流路のインク供給方向に沿った前記フィルタより上流側に位置付けられた排気弁とを有するインクジェット記録装置へのインク充填方法において、その第1の工程において、前記インク吐出口を閉止して前記排気弁を開弁した状態で前記インク流路内にインクを供給し、前記インク流路内の前記フィルタより上流側の空気を前記排気弁から排気させて前記インク流路内の前記フィルタより上流側にインクを充填する。その第2の工程において、前記排気弁を閉止して前記インク流路内へのインクの供給を継続し、前記インク流路内の前記フィルタより上流側のインク圧力を高める。その第3の工程において、前記インク流路内の前記フィルタより上流側のインク圧力が目標とする圧力まで上昇した後に前記インク吐出口を開放し、前記インク流路内のインクを前記フィルタを通過させて前記インクジェットヘッド内に流入させる。これにより、インクジェット記録装置へのインクの初期充填時には、目標とするインク圧力まで上昇したインクが共通液室内に一気に流入するので、共通液室内の空気は全てが圧力室内に押し込まれ、押し込まれた空気は各圧力室のインク吐出口から排出される。
本発明によれば、インクジェット記録装置へのインクの初期充填時に共通液室内に気泡が残留することを確実に防止することができ、インク吐出口からインク滴を吐出させて画像形成を行うときに残留した気泡が各圧力室へのインクの流れを妨げることがなく、良好な画像形成を行うことができる。
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図3に基づいて説明する。図1はインクジェット記録装置の全体構造を示す概略図、図2はインクジェット記録装置が備える各部の電気的接続を概略的に示すブロック図、図3はインクジェット記録装置へのインクの初期充填時のインク充填工程を説明する工程図である。
このインクジェット記録装置1は、図1に示すように、インクジェットヘッド2、インクジェットヘッド2に供給するインクを貯溜するインクタンク3、図示しないインク容器からインクタンク3内へインクを供給するポンプ4、画像形成が行われる記録媒体を搬送する記録媒体搬送部(図示せず)等を備えている。インク容器はインクタンク3に供給するインクを収容してインクジェット記録装置1に着脱可能に取り付けられており、収容しているインクが無くなった場合には新しいものに交換される。
インクジェットヘッド2は、複数の圧力室5とこれらの圧力室5に連通された共通液室6とを有し、各圧力室5の先端部にはインク滴を吐出させるインク吐出口7が形成されている。インク吐出口7は横一列に配列されており、これらのインク吐出口7はインクジェット記録装置1に最初にインクが充填される時(初期充填時)までは、閉止部材であるシール8(図3参照)が貼り付けられて閉止されている。このシール8は、後述するようにインクジェット記録装置1へのインクの初期充填時に剥がされる。各圧力室5には、各圧力室5内のインクをインク滴としてインク吐出口7から吐出させる駆動手段(図示せず)が設けられている。この駆動手段としては、圧力室5を電気信号で拡大、収縮させる電気機械変換器である圧電体、圧力室5内に気泡を発生させる発熱体等を用いることができる。
共通液室6とインクタンク3との間はインク流路9により連通され、インクタンク3内のインクはこのインク流路9を通って共通液室6内に供給される。インク流路9内における共通液室6との接続部分の近傍にはフィルタ10が設けられ、このフィルタ10は共通液室6内に供給されるインクを濾過してインク中に含まれる異物を除去する。
インク流路9におけるインクの供給方向に沿ったフィルタ10より上流側部分には上方向きに延出した分岐路11が接続され、この分岐路11には開閉切替可能な排気弁12が設けられている。
インクタンク3には、インクジェットヘッド2に向けてインクを供給するためのインク流路9と、ポンプ4によりインク容器からインクが供給されるインク供給路13と、インクタンク3内を大気中に開放する開放路14とが連通されている。開放路14には、開閉切替可能な圧力調整弁15が設けられている。
図2のブロック図に示すように、インクジェット記録装置1は各部を制御するためのコントローラ16を有し、このコントローラ16は、各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)17、CPU17が実行する各種プログラム等を格納するROM(Read Only Memory)18、CPU17のワークエリアとして機能するRAM(Random Access Memory)19等をバスライン20で接続することにより構成されている。また、CPU17には、インクジェットヘッド制御部21を介したインクジェットヘッド2、ポンプ制御部22を介したポンプ4、弁制御部23を介した排気弁5及び圧力調整弁15、入出力装置制御部24を介した操作パネルやLCD等から構成された入出力装置25、搬送御部(図示せず)を介した記録媒体搬送部等が接続されている。また、CPU17には、通信インターフェース(図示せず)を介してパーソナルコンピュータ等の外部装置(図示せず)が接続されている。
このような構成において、インクジェット記録装置1へのインクの初期充填時には、まず、第1の工程として、シール8を貼り付けた状態に維持することにより全てのインク吐出口7を閉止し、排気弁12を開弁し、圧力調整弁15を閉弁した状態でポンプ4を駆動させる(図3(a)参照)。ポンプ4の駆動によりインク容器内のインクがインクタンク3に供給され、インクタンク3内に一定量のインクが溜まることによりインクタンク3内の圧力が上昇するので、インクタンク3内のインクがインク流路9内に供給されてインクジェットヘッド2に向けて流れる。
インクがインク流路9内に供給されると、インク流路9内におけるインクの流れ方向に沿ったフィルタ10より上流側部分の空気はインクに押され、分岐路11を通って大気中に排気される(図3(b)参照)。なお、インク流路9内に供給されたインクは、フィルタ10のメッシュとインクとで形成されるメニスカスの保持力によりフィルタ10を通過せず、インク流路9内のフィルタ10より上流側部分、及び、分岐路11内に溜まる。
インク流路9内のフィルタ10より上流側部分の空気が全て排気された後に、第2の工程として、排気弁12が閉弁され、及び、引き続きポンプ4が駆動されてインク流路9内へのインクの供給が継続され、インク流路9内のフィルタ10より上流側部分のインク圧力が次第に高くなる(図3(c)参照)。ここで、インク流路9内のフィルタ10より上流側部分の空気が全て排気されたことの検出は、分岐路11に設けたインクのフローを検出するフローセンサーの検知結果に基づいて、又は、単位時間当りのポンプ4による供給量と供給時間とを乗算する演算等に基づいて行うことができる。なお、インク吐出口7がシール8により閉止され、インクジェットヘッド2内(共通液室6及び圧力室5内)の空気は逃げ道がないので、この空気の圧力により、インク流路9に供給されたインクはフィルタ10を通過してインクジェットヘッド2内に入り込むことが阻止される。排気弁12を閉弁してポンプ4の駆動を継続することによりインク流路9内におけるフィルタ10より上流側部分のインク圧力が次第に高くなり、やがて目標とする圧力まで上昇し、ここに、CPU17の機能の1つであるインク圧力上昇手段が実行される。インク流路9におけるフィルタ10より上流側部分のインク圧力が目標とする圧力に上昇したことの検出は、インクタンク10内の圧力を検出する圧力センサーの検出結果等に基づいて行うことができる。
インク流路9内のフィルタ10より上流側のインク圧力が目標とする圧力まで上昇した後、ポンプ4の駆動が停止され、ポンプ4の駆動が停止されたことが入出力装置25の表示部に表示される。この表示が行われた後、第3の工程として、この表示を確認したユーザーによりシール8が剥がされてインク吐出口7が開放される(図3(d)参照)。シール8が剥がされてインク吐出口7が開放されると、インクジェットヘッド2内の空気の逃げ道ができるので、インク流路9におけるフィルタ10より上流側部分に溜まっていた加圧されたインクは、フィルタ10を通過して一気に共通液室6内に流入する。フィルタ10を通過したインクは共通液室6内に一気に勢い良く流入するので、その勢いによって共通液室6内の空気は全てが圧力室5内に押し込まれ、押し込まれた空気は各圧力室5のインク吐出口7から排出される。
これにより、インクジェット記録装置1へのインクの初期充填時において共通液室6内に気泡が残留することを確実に防止することができる。このため、インク吐出口7からインク滴を吐出させて画像形成を行うときに、残留した気泡が共通液室6から各圧力室5へのインクの流れを妨げることがなく、良好な画像形成を行うことができる。
また、本実施の形態では、インクジェット記録装置1へのインクの初期充填時に共通液室6内への気泡残留を防止するための新たな機構を追加する必要がなく、また、インク吐出口7を閉止する閉止部材としてのシール8はインク吐出口7を保護するために従来から使用されている部材をそのまま使用することができるので、インクジェット記録装置1の複雑化、大型化、コストアップを回避することができる。
本発明の第2の実施の形態を図4ないし図6に基づいて説明する。なお、図1ないし図3において説明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、説明も省略する。本実施の形態では、インク吐出口7を閉止する閉止部材として、シール8に変えてキャッピング部材26を設けたものである。このキャッピング部材26は駆動モータ27に連結され、インク吐出口7を閉止する閉止位置(図4において実線で示す位置)と、インク吐出口7を開放する開放位置(図4において仮想線で示す位置)とに移動可能とされている。駆動モータ27は、図5のブロック図に示すように、駆動モータ制御部28を介してCPU17に接続されている。
このような構成において、インクジェット記録装置1へのインクの初期充填時の動作を図6のフローチャートに基づいて説明する。インクジェット記録装置1へのインクの初期充填を開始すると、排気弁12が開弁され(ステップS1)、圧力調整弁15が閉弁され(ステップS2)、キャッピング部材26が閉止位置に移動する(ステップS3)。ついで、ポンプ4が駆動され(ステップS4)、インク容器内のインクがインクタンク3内に供給される。インクタンク3内に一定量のインクが溜まることによりインクタンク3内の圧力が上昇するので、インクタンク3内のインクがインク流路9内に供給されてインクジェットヘッド2に向けて流れる。
ポンプ4の駆動が開始された後、インク流路9内のフィルタ10より上流側部分の空気が全て排気されたか否かが判断される(ステップS5)。この判断は、第1の実施の形態で説明したように、分岐路11に設けたフローセンサーの検知結果に基づいて、又は、単位時間当りのポンプ4による供給量と供給時間とを乗算する演算等に基づいて行われる。
インク流路9内のフィルタ10より上流側部分の空気が全て排気された場合には(ステップS5のY)、排気弁12が閉弁される(ステップS6)。
排気弁12が閉弁された後も引き続きポンプ4は駆動され、インク流路9へのインクの供給が継続される。このとき、インク吐出口7がキャッピング部材26により閉止され、インクジェットヘッド2内(共通液室6及び圧力室5内)の空気は逃げ道がないので、この空気の圧力により、インク流路9に供給されたインクはフィルタ10を通過してインクジェットヘッド2内に入り込むことが阻止され、インク流路9におけるフィルタ10より上流側部分のインク圧力が次第に高くなる。そして、インク流路9内のフィルタ10より上流側部分のインク圧力が目標とする圧力まで上昇したか否かが判断される(ステップS7)。そして、インク流路9内のフィルタ10より上流側部分のインク圧力が目標とする圧力まで上昇した場合には(ステップS7のY)、CPU17の機能の1つであるインク圧力上昇手段が実行されたことになり、キャッピング部材26が開放位置に移動され(ステップS8)、ポンプ4の駆動が停止される(ステップS9)。
キャッピング部材26が開放位置に移動してインク吐出口7を開放されると、インクジェットヘッド2内の空気の逃げ道ができるので、インク流路9におけるフィルタ10より上流側部分に溜まっていた加圧されたインクは、フィルタ10を通過して一気に共通液室6内に流入する。フィルタ10を通過したインクは共通液室6内に一気に勢い良く流入するので、その勢いによって共通液室6内の空気は全てが圧力室5内に押し込まれ、押し込まれた空気は各圧力室5のインク吐出口7から排出される。
これにより、インクジェット記録装置1へのインクの初期充填時に共通液室6内に気泡が残留することを確実に防止することができる。このため、インク吐出口7からインク滴を吐出させて画像形成を行うときに、残留した気泡が共通液室6から各圧力室5へのインクの流れを妨げることがなく、良好な画像形成を行うことができる。
なお、本実施の形態では、閉止部材としてキャッピング部材26を用いたので、このキャッピング部材26をインクジェット記録装置1へのインクの初期充填時のみではなく、他の用途にも兼用することができる。例えば、画像形成作業の終了時にキャッピング部材26を閉止位置に移動させることにより、インク吐出口7からのインクの蒸発防止や、乾燥に伴うインク吐出口7の周辺へのインク成分の固着を防止することができる。また、本実施の形態のキャッピング部材26は、インクジェット記録装置1へのインクの初期充填時のみでなく、何らかの理由でインクジェット記録装置1にインクの再充填を行う場合においても、共通液室6内への気泡の残留発生を防止することができる。
本発明の第1の実施の形態のインクジェット記録装置の全体構造を示す概略図である。 インクジェット記録装置が備える各部の電気的接続を概略的に示すブロック図である。 インクジェット記録装置へのインクの初期充填時のインク充填工程を説明する工程図である。 本発明の第2の実施の形態のインクジェット記録装置の全体構造を示す概略図である。 インクジェット記録装置が備える各部の電気的接続を概略的に示すブロック図である。 インクジェット記録装置へのインクの初期充填時の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
2 インクジェットヘッド
5 圧力室
6 共通液室
7 インク吐出口
8 シール、閉止部材
9 インク流路
10 フィルタ
12 排気弁
26 キャッピング部材、閉止部材

Claims (6)

  1. インク滴が吐出されるインク吐出口を備えた複数の圧力室とこれらの圧力室に連通された共通液室とを備えたインクジェットヘッドと、前記共通液室に接続されてこの共通液室に向けてインクが供給されるインク流路と、前記インク流路内に設けられたフィルタと、前記インク流路のインク供給方向に沿った前記フィルタより上流側に位置付けられた排気弁とを有するインクジェット記録装置へのインク充填方法において、
    前記インク吐出口を閉止して前記排気弁を開弁した状態で前記インク流路内にインクを供給し、前記インク流路内の前記フィルタより上流側の空気を前記排気弁から排気させて前記インク流路内の前記フィルタより上流側にインクを充填する第1の工程と、
    前記排気弁を閉止して前記インク流路内へのインクの供給を継続し、前記インク流路内の前記フィルタより上流側のインク圧力を高める第2の工程と、
    前記インク流路内の前記フィルタより上流側のインク圧力が目標とする圧力まで上昇した後に前記インク吐出口を開放し、前記インク流路内のインクを前記フィルタを通過させて前記インクジェットヘッド内に流入させる第3の工程と、
    を具備することを特徴とするインクジェット記録装置へのインク充填方法。
  2. 前記インク吐出口はシールが貼り付けられることにより閉止され、前記シールを剥がすことにより前記インク吐出口が開放されることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置へのインク充填方法。
  3. 前記インク吐出口はキャッピング部材を閉止位置に移動させることにより閉止され、前記キャッピング部材を前記インク吐出口から離反する開放位置に移動させることにより前記インク吐出口が開放されることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置へのインク充填方法。
  4. インク滴が吐出されるインク吐出口を備えた複数の圧力室とこれらの圧力室に連通された共通液室とを備えたインクジェットヘッドと、
    前記共通液室に接続されてこの共通液室に向けてインクが供給されるインク流路と、
    前記インク流路内に設けられたフィルタと、
    前記インク吐出口を開放可能に閉止する閉止部材と、
    前記閉止部材により前記インク吐出口を閉止した状態で前記インク流路内の前記フィルタより上流側部分にインクを供給して目標とするインク圧力まで上昇させるインク圧力上昇手段と、
    を有するインクジェット記録装置。
  5. 前記閉止部材は、前記インク吐出口を閉止する位置に取り外し可能に貼り付けられたシールである請求項4記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記閉止部材は、前記インク吐出口を閉止する閉止位置と前記インク吐出口を開放する開放位置とに移動可能に設けられたキャッピング部材である請求項4記載のインクジェット記録装置。

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