JP2005348192A - 端末装置、端末装置の制御方法、および端末装置の制御プログラム - Google Patents

端末装置、端末装置の制御方法、および端末装置の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 IP電話システムにおいて、着呼側が応答しない場合に、良好な操作感で高品質の音声あるいはさらに画像データなどによる用件メッセージを授受できるようにする。
【解決手段】 通信部112によりIP電話プロトコルに基づき相手端末を発呼し、発呼した相手端末が応答しないことがIP電話プロトコルから判断される場合、ユーザの通話部114の受話器などを用いてユーザの音声(あるいは画像)データを用件メッセージとして蓄積し、この用件メッセージデータをIP電話プロトコルを介して取得した相手端末のメールアドレスに対して、電子メールプロトコルを用いて送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、IP電話プロトコルに基づき相手端末を発呼し、相手端末と少なくとも音声通信を行なう端末装置、端末装置の制御方法、および端末装置の制御プログラムに関するものである。
近年、インターネットの普及が世界的に急速に拡大しており、通信料金の著しい低減を図ることができる利点から、インターネット電話(以下IP電話)が注目を浴びている。インターネット電話で特に現在有力な規格はSIP(下記の非特許文献1)であり、このような規格によるインターネット電話対応の機器が様々な形で提案されている。また、IP電話の多くは、もともとテレビ会議のような画像通信技術を流用しており、したがって、IP電話によれば、動画送受信をともなうビデオ通話(いわゆるTV電話)も当然可能である。
IP電話技術における重要な課題の1つは、PSTNで実施されていた種々の機能を同様に実現し、また、その際、インターネットを用いる利点を生かしてよりよいサービスを実現することにある。
旧来のPSTN端末で実施されていた技術の1つに留守録音やボイスメッセージの授受がある。旧来のPSTN端末においては、たとえば着信側の端末がメッセージ録音手段に発信側の音声メッセージを録音するような構成が多く用いられていたが、IP電話技術においては次のような技術が提案されている。
たとえば、IP電話端末からアナログ一般電話端末を呼び出す際に一般電話端末が不在で着信しない場合、ゲートウェイはIP電話端末からのボイスメールデータを保存し、一定時間経過後に自動ダイヤルで一般電話端末を発呼し、着信した場合にはボイスメールデータを読出し送信するという従来の技術が知られている(下記の特許文献1)。
また、インターネット技術との親和性が高くマルチメディアコミュニケーションの標準技術としてIETFが標準化を進めているSIP(Session Initiation Protocol)が知られているが、このSIPは、現在のIP電話方式において、発信の際、相手局を特定するために利用されている。SIPにおいては、IP電話端末同士で相手の端末を呼び出した結果で応答が無かった場合は、IP電話のSIPプロトコルにてボイスメールサーバと発呼端末との間でSIPプロトコルにてメディアセッションを確立し、ボイスメールサーバに対して音声メッセージを送付する技術が知られている(下記の非特許文献2)。
また、動画通信、特にテレビ会議の技術においては、時間的、場所的な制約を緩和すると共に、テレビ会議に参加しない者に情報を容易に提供する技術が知られている。たとえば、テレビ会議装置のメール処理部は、音声と映像信号から映像のメールを作成し、ユーザの指示にしたがって、メール処理部はメールから音声信号と映像信号を復元して音声出力装置と映像出力装置に出力する。また、ユーザの不在登録により、メール処理部の転送先情報処理部は転送情報表を作成して転送先を登録し、メッセージ変換処理部はメッセージ復元処理部または電話・FAX用処理部から受けたファイルを転送先情報処理部から通知されたファイルのタイプに変換する。このようにして、転送先で受信可能なメッセージを作成して転送するといった構成が提案されている(下記の特許文献2)。
特開2001-309040号公報 特開2000-115738号公報 ITU−T勧告 H.323(http://www.itu.int/) IETF - RFC3261, RFC3262, RFC3263, RFC3264, RFC3265, RFC3515 (http://www.ietf.org/)
上記特許文献1に記載されるような従来構成において、被呼側端末はアナログ回線の電話端末であるため、端末が位置的に固定されている可能性が大きいため音声メッセージを受け取ることができる場所的な制約が発生し、また、音声メッセージを被呼側が受信するタイミングはゲートウェイの管理に依存しているため被呼側が通話中等の事情で着呼を受け付けない期間であれば音声メッセージを受け取ることができないことがある、などの問題があった。
また、SIPプロトコル(非特許文献2)により種々提案されている標準的なボイスメッセージの送信方法は、IP電話端末が使用する網の接続パターンにおいて距離、ルータ段数、トラヒック、パケット損失等の理由により回線品質が良好ではない場合でも、そのような通話品質が低い状態で敢えて端末とボイスメッセージサーバ間でメディアセッションを確立して発呼側の音声をリアルタイムにボイスメッセージサーバに伝送し、保存させる構成を用いているので、音声品質の高いボイスメッセージの作成が行なえないことがある。この構成はボイスメッセージを受け取る被呼端末においても言え、被呼側端末においては品質が低下したサーバ上のボイスメッセージを、さらに回線品質の低下した状況で被呼端末が聞く可能性があり、ボイスメッセージサービスの音声品質が低下する可能性が懸念される。また、ボイスメッセージを被呼端末が受け取る方法としてもSIPプロトコルを用いることになり、SIPプロトコルに対応していないかあるいはIP電話サービスのアカウントを保有していないたとえばPCや移動体端末にてボイスメッセージの再生を行なうことができない不自由さがある。
また、動画通信に関する特許文献2に記載されるような従来構成はテレビ会議システムを前提としており、音声と映像のファイルを遠隔地に送付できる構成ではあるが、これを拡大解釈して電話端末として考えたとしても、相手を電話により呼び出し、相手が不在であった場合には相手に対してファイルを転送する手順は人間の判断に依存した上で行なうこととなり、端末装置の利便性を向上させる構成としては最適化されていない問題がある。
本発明の課題は、上記の問題に鑑み、音声あるいはさらに画像データの送受信を行なうIP電話システムにおいて、留守などの事情により着呼側が応答しない場合に、旧来の留守番電話のような操作感を損なうことなく、また高価な端末を用いる必要なく、高品質の音声あるいはさらに画像データなどによる用件メッセージを授受できるようにすることにある。
上記課題を解決するため、本発明においては、IP電話プロトコルに基づき相手端末を発呼し、相手端末と少なくとも音声通信を行なう端末装置、端末装置の制御方法、および端末装置の制御プログラムにおいて、IP電話プロトコルに基づき相手端末を発呼するIP電話発呼シーケンスを実行し、発呼した相手端末が応答しないことがIP電話プロトコルから判断される場合、ユーザの用件メッセージを蓄積し、前記相手端末のメールアドレスに対して、前記用件メッセージデータを電子メールプロトコルを用いて送信する構成を採用した。
前記用件メッセージデータとしては、ユーザの音声データあるいは画像データを入力して用いることができる。
上記構成によれば、音声あるいはさらに画像データの送受信を行なうIP電話システムにおいて、留守などの事情により着呼側が応答しない場合に、旧来の留守番電話のような操作感を損なうことなく、また高価な端末を用いる必要なく、高品質の音声あるいはさらに画像データなどによる用件メッセージを授受できる、という優れた効果がある。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配置、表示画面等は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
本実施例では、VoIPによる発呼を行なったが相手端末が応答しなかった場合に音声メッセージを用件メッセージとして電子メール送信する端末装置の構成例を示す。
図1は本発明を採用したIP電話対応の端末装置の構成を示している。図示の端末装置は、電話機や画像通信/入出力機能などを含むMFP、あるいは移動体通信端末(携帯電話など)などの製品として構成することができる。
図1において符号101は装置全体を制御するための中央演算処理部(CPU)、102はプログラムおよびデータを記憶するROM、103はCPUワークデータ、コーデックワークエリア、メールデータ、HTMLデータ、表示用データ、記録用データ、その他のデータなどを記憶する記憶部(DRAM)、104は個人データ、電話帳データ、また各種の装置定数を保存しておくバックアップ用のデータを格納する不揮発性RAM(SRAM)である。
符号105はセンサ群で、電話機としての受話器の状態を検出するセンサ、記録紙サイズの検出センサ、読み取り原稿巾のセンサ、原稿ありなしのセンサなどが含まれる。
符号106は、各種操作キーなどから構成される操作部108とともに電話端末のUIを実現するとともに、受信したコンテンツデータ、装置の状態などをカラー表示する表示部である。表示部106および操作部108の構成例については図4で詳述する。
符号107はコーデック(以下CODEC)で、本実施例では少なくとも音声データの符号化・復号化を行なえるものとする。CODEC107はあるいはさらにカラーやモノクロ画像データ(静止画および後述の実施例におけるような動画)の符号化・復号化を行なえるよう構成されていてもよい。
本実施例の端末装置は、画像通信機能を有しており、符号109および111で示した画像入出力のためのブロックを有する。ブロック109は読取部でカラーやモノクロ原稿のスキャンを行なうためCCDやCISのような読取素子と原稿搬送部などの機構から構成される。ブロック111は受信した画像やテキストを記録するプリンタ機能を有する記録部で、電子写真方式やインクジェット方式など、任意の記録方式に基づき構成される。なお、この画像通信機能は本実施例では必ずしも必要なく、端末装置を移動体通信端末(携帯電話など)として構成する場合は省略できる。
符号112は回線113を接続し外部と通信を行なうための通信部である。本実施例では少なくとも通信部112によりインターネット接続および該ネットワーク接続を経由したIP通信を行なえるものとする。あるいはさらに、通信部112を介してPSTN(一般公衆電話回線)経由の通話/画像通信を行なえるようになっていてもよい。上記の通信を行なえるものであれば通信部112の細部の構成は任意である。インターネット接続はPSTN(ISDNなどを含む)経由、ADSLやFTTHなどのブロードバンド回線経由により行なうことができ、このようなインターネット接続のために、通信部112には各種通信回線に対応したモデムやルータなどが必要となる。あるいは、この種のモデムやルータは外部のものを用い、端末装置にはこれらのネットワーク機器に接続するためのLAN(CSMA/CD(たとえばEthernet(商標名))インターフェースのみを設けておくだけでもよい。また、インターネット通信およびPSTN通信は同一の通信回線(たとえばISDNなど)を用いて行なうようになっていてもよく、またインターネット通信およびPSTN通信のためにそれぞれ異なる回線が用いられるようになっていてもよい。もちろん、回線ないしネットワークとの接続方式は無線接続などを利用した移動体通信方式などを採用してもよく、その場合通信部112には当該方式に対応する回線/ネットワークインターフェースを組み込む。
符号114は通話部であり、電話機としての受話器やスピーカ、マイクなどのデバイスを含み使用ユーザとの音声MMIを実現するためのブロックである。
以上に説明した図1の各ブロックはシステムバス110を介して相互に接続されている。
図2は、表示部106の回路構成を示している。表示部106は、表示データを記憶するVRAM200と、VRAM200の内容をドットマトリクスLCD202に出力させるためのLCDドライバ201とを含む。
図3は記憶部を構成するDRAM103の内部構成を示すメモリマップであり、DRAM103はそれぞれCPU101のワークエリアとして使われるCPUワークエリア1031、符号化・復号化を行なう際にワークエリアとして使用するコーデックワークエリア1032、メールのデータを記憶するメールデータ格納エリア1033、受信したHTMLデータを記憶するHTMLデータ格納エリア1034、表示データを記憶する表示用データ格納エリア1035、プリントデータを記憶する記録用データ格納エリア1036、および、その他のデータを記憶したり動作上のワークエリアとして使用するためのその他のデータ格納エリア1037から構成される。
図4は図1の表示部106および操作部108の部分の外観構成を示している。符号202は上記の表示部106を構成するLCDである。操作部108は電話番号などを入力するためのテンキー402、機能設定などに用いるメニューキー403、種々の情報入力に用いるための4つのファンクションキー404、および設定入力キーであるセットキー405と、表示部106(LCD202)のカーソル移動などに用いる左右上下方向キー406を含む。
図5は図1の端末装置がインターネットを含むネットワーク経由で通信する場合のネットワーク構成を概念的に示している。
図5において、端末(A)503および端末(B)504はインターネット500にIP接続されている。このうち、少なくとも発呼側の端末(A)503は図1の端末装置から構成されるものとし、IP接続には上述の通信部112が用いられる。
SIP/proxyサーバ501はインターネット上に接続されており、SIP(Session Initiation Protocol)サービスを提供する。SIP/proxyサーバ501はインターネット上でリアルタイムな呼制御を行なうための信号プロトコルであるSIP制御を行なう。前述のようにSIPはプロトコル拡張性や他のインターネットサービスとの親和性も高いという特徴がある。特に電話サービスとしては、SIP/proxyサーバ501はRFC3261に規定されているSIPシグナリングの制御、ユーザー登録・認証、ユーザー管理などを行なう。
メールサーバ502はIP接続によってインターネット500に接続されており、RFC821で規定されているSMTP/POP3の機能を有し、メールの管理を行なうためのサーバの構成を有する。通常、メールサーバ502はインターネットサービスプロバイダやネットワークを運営する企業などにより設置される。
また、ENUM DNSサーバ505もIP接続によってインターネット500に接続されており、エンドユーザの電話番号と異種通信のアドレス情報等の関連付けが行なわれたレジストラが含まれる。たとえば発呼の際、所定のプロトコルに基づきENUM DNSサーバ505にアクセスすることにより電話番号から相手端末のIPアドレスやメールアドレスを求める(解決する)ことができる。なお、ENUMサービスとDNSサービスは必ずしも図示の例のように単一のサーバ(505)により提供する必要はない。
図5の端末Aおよび端末B(503、504)は、ともにインターネット500上のIP電話サービスのアカウントを有しており、インターネット上に接続されているSIP/proxyサーバ501に接続を行なうことができる端末であり、IP電話サービスのエンドポイントのユーザエージェントとして機能することができる。
さらに本実施例では端末A、端末Bともにインターネット上のメールサービスのアカウントを有しており、メールサーバ502に対してSMTP/POP3により接続しメール送受信サービスを利用することができるものとする。
図6はIP電話の発着呼の際に用いられる一般的なSIPのセッションのシーケンスを示している。ここでは端末Aが端末Bを発呼する場合の通信の様子を示している。図6(あるいは後述の図7)のSIPメッセージの詳細は前述のSIP関連の各RFCに記載されている。
まず、IP電話サービスのエンドポイントである端末AはINVITE(ステップS601)をSIP/Proxyサーバへ送信する。SIP/Proxyサーバ501がこのINVITEを受信するとINVITEメッセージに含まれるデータから端末Aが発呼しようとする発呼先アドレスを特定し、エンドポイントである端末BへINVITE(ステップS602)を送信する。
次に、SIP/Proxyサーバ501は端末Aに対して100Trying(ステップS603:「100」はTryingメッセージを示す識別ないしはリザルトコードである。以下の他のメッセージも同様)を送信する。
そして、端末Bから100Ringing(ステップS604)がSIP/Proxyサーバ501へレスポンスとして戻ってくると、180Ringing(ステップS605)として端末Aへと送信する。この時点で端末Aは端末Bを呼び出し状態となっており、通常の端末の仕様あるいは制御状態においては端末Aでは呼び出し中のリングバックトーンが通話部114から送出され、端末Bでは電話の呼び出し音が鳴動して着信状態となっている。
次に、端末Bが着信に対して応答を行なうと、端末Bは200OK(ステップS606)を送出し、SIP/Proxyサーバ501を介して発呼側エンドポイントの端末Aへ200OK(ステップS607)が送信される。端末Aはこれに対するレスポンスとしてACK(ステップS608)を送信すると、SIP/Proxyサーバ501を介して着呼側エンドポイントの端末BへACK(ステップS609)が送信される。
これらのシーケンスに続いて、メディアセッション(ステップS610)が開始されエンドポイント間で通話状態となる。メディアセッションにおいては、下位層においてフロー制御・送達確認を行なわないUDPを使用し、その上位層についてはたとえばRTP(Realtime Transport Protocol)/RTCP(Realtime Transport Control Protocol)が用いられ符号化された音声データ通信が行なわれる。音声データの符号化・復号化には、G.711、G.726、G.729などの規定された方式があり、使用帯域によって適当な符号化・復号化方式が選択される。
通話が終了する場合は、通話のメディアセッションを終了するシーケンスとして、端末AからBYE/OKがSIP/Proxyサーバ501に発信され、さらに同メッセージが端末Bへと発信される。これにより端末Aと端末Bの通話が終了する(ステップS611〜S614)。
図7は、本実施例において端末Bが留守などの事情で端末Aの発呼に応答しなかった場合のシーケンスを示している。
図7のステップS701〜S706は図6のステップS601〜S605とほぼ同様の発呼シーケンスで、まず端末AからINVITE(ステップS701)をSIP/Proxyサーバ501に送信する。
SIP/Proxyサーバ501がそれを受信しさらに、INVITE(ステップS702)を端末Bに対して送信する。次にSIP/Proxyサーバ501は100Trying(ステップS703)を端末Aに送信する。端末BはINVITEを受け、100Trying(ステップS704)、続いて180Ringing(ステップS705)をSIP/Proxyサーバ501に送信する。次にSIP/Proxyサーバ501は端末Aに180 Ringing(ステップS706)を端末Aへと送信し、この時点で端末Aが端末Bを呼び出している状態となる。
図7では端末Bが留守などの事情で端末Aの発呼に応答していない。この時、端末Bはユーザを呼び出すために着信音等の報知手段にて呼び出しを行なうが、端末B側の使用者が電話に応答しない場合、そのことを端末B自体がタイムアウトで判断する。あるいは他の手段として端末Bが留守と判断する他の方法として、端末Bが留守番電話モード等の設定になっている場合にも端末Aの発呼に対して応答しないと端末B自身が判断しても良い。
いずれにしてもこのように端末Bの使用者が電話で応答しない場合は、端末Bは302Moved Temporarily(ステップS707)をSIP/Proxyサーバ501経由で端末Aに送信する。本実施例では、このリダイレクトレスポンスのContactヘッダに端末Bがメール受信可能なメールサーバ(たとえば図5のメールサーバ502)のコンタクトURIを含めて送信する。このContactヘッダを参照することにより、端末Aは後ほどボイスメッセージを送信する宛先を取得することができる。
そしてSIP/Proxyサーバ501は端末Bに対してACK(ステップS708)を送信し、続いて302Moved Temporarily(ステップS709)を端末Aへ送信する。端末Aはこれを受けてACK(ステップS710)をSIP/Proxyサーバ501に送信する。
この後、端末Aではボイスメッセージの作成(ステップS711)を行なう。
端末Aでは302Moved Temporarily(ステップS709)をSIP/Proxyサーバ501を経由して発呼先のエンドポイントである端末Bから受信すると、発呼先がダイヤルに対して応答していないと判断し、続いてボイスメッセージの作成(ステップS711)を行なう。
ボイスメッセージの作成は、従来のアナログ回線の電話機にて相手の電話機が留守番電話応答している場合に、受話器に対して発呼者がメッセージを録音する要領と同じ操作感で行なえるようにする。
メッセージ録音に際しては、端末Aにおいて、図1の通話部114に含まれる受話器によって操作者の音声が入力され、CODEC107にて音声符号化をする。音声符号化ではDRAM103内のコーデックワークエリア1032を符号化ワーク領域として使用する。そして音声符号化されたデータは一旦、DRAM103内のメールデータ格納エリア1037に音声ファイルとして格納する。
なお、ここでは用件メッセージを音声として扱いメッセージデータの作成を行なう例を示したが、それとは別の方法として発呼者の音声を音声認識して文字情報に変換して発呼者のメッセージを文字情報のメールとしてメッセージデータの作成を行なっても良い。音声認識に関しては公知の技術であるので詳細な説明は割愛するが、その場合でも図7のボイスメッセージの作成(ステップS711)でメールとして送信できるフォーマットに変換を行なうフローに変わりはない。
文字情報に変換してボイスメッセージを送信する場合のメリットとしては、相手端末が音声を復号化して再生する手段を有さなくても文字情報として相手にメッセージを伝えることができる。
また、相手端末が文字情報を音声合成によって再び音声情報として聞く機能を有する場合は、発信側の端末から受信側の端末に用件メッセージを文字情報という形式で送信することによって情報伝達経路上のデータ量を小さくしトラフィックを減少できる効果を有し、さらに送信先の相手端末内では音声のデータと比較して小さなメモリサイズにてボイスメッセージを保有できるという効果を有することが可能となる。
次に、ボイスメッセージの作成が終わると、図7において端末Aはtelnetでメールサーバ502のTCP25番ポート(SMTPポート)に接続する(ステップS712)。メールサーバ502とのコネクションが成立するとメールサーバ502からConnectが返信され、telnetでの接続状態となる。
次にメールデータ格納エリアに格納されたボイスメッセージの音声ファイルをメールサーバ502に送信する(ステップS714)。音声ファイルはSMTPで規定されたフォーマット、たとえばMIMEフォーマットによりエンコードされ電子メールテキスト内に添付される。
図5の説明で示した通り、端末A、端末Bともにインターネット上のメールサービスのアカウントを有しており、図5においてのメールサーバ502に対してSMTP/POP3により接続しメール送受信が可能であり、前記ボイスメッセージを送信する相手先のアドレスに関しても、ENUM DNSサーバ505にアクセスすることにより相手電話番号に関連付けられたメールアドレスを求めることが可能となっている。メールデータとして作成されたボイスメッセージはこのようにして求めたメールアドレスを宛先として送信を行なうものである。
なお、前記のENUM DNSサーバにアクセスして相手のメールアドレスを取得する方法とは別の方法として、あらかじめ相手のメールアドレスを電話番号と関連付けて自機内メモリに保持しておき、電話を発信する際の電話番号からこの自機内のメールアドレスを取得して送信宛先として送信を行なう方法でも良い。この際の前記あらかじめ相手のメールアドレスを電話番号と関連付けて自機内メモリに保持しておく手法に関しては従来のファクスや携帯電話等の電話帳登録の構成と同等であるため公知な内容にあたるため説明は割愛する。
相手端末のメールアドレスに対して電子メールテキストの送受信が成功すると、メールサーバ502からOKが返信される(ステップS715)。ここでは音声データをUDP/IPベースのメディアセッションではなく、TCP/IPベースでのサービスで音声データを送信するようにしているため、音声データは欠落や歪みを生じることなく、符号化された時と同じ状態で確実に送信することができ、したがって音声品質を確保することが可能となる。
次に端末Aはquit(ステップS716)を送信してメールサーバ502とのSMTP接続を切断する。メールサーバ502からConnection closed(ステップS717)のレスポンスを受信するとメール送信は完了する。
図8は図6の通常発着呼、および図7の相手不在時のシーケンスを実行するため図1の端末装置(上記の端末A)が行なう通信制御の様子を示している。図8はダイヤル発信スタートから通話が終了するまでのフローを示しており、図示の手順は図1のCPU101の制御プログラムとしてたとえばROM102などに格納しておく。
図8のステップS801でダイヤル発信をスタートすると、ステップS802においてIP電話の呼接続を成立させるべくSIPの呼制御に入る。SIPの呼制御に関しては図6〜図7に示した通りである。
図7のように端末Aが302Moved Temporarily(ステップS709)を受信し、SIP呼制御にて相手端末が応答しなかったと判断される場合は、ステップS803にて相手端末応答がNOであると判断し、留守メッセージ作成UI(ステップS805)へと遷移する。
また、図6のように端末Aが200OK(ステップS607)を受信し、着呼側が応答したと判断した場合には、YESに分岐しステップS804の通話中UIへ遷移する。この場合はステップS804において着呼側との間でメディアセッションを生成し、VoIPによる通話を行なわせる。
ステップS803の判断がNOでステップS805の留守メッセージ作成UIへ遷移した場合は次のような処理を行なう。
ステップS805の留守メッセージ作成UIでは、端末装置(端末A)の表示部106および操作部108を用いて発呼者が音声メッセージを作成するための操作を行なわせる。留守メッセージ作成UIの具体例(主に画面表示)については後述する。
ステップS806では、操作部108のユーザ操作の状態を調べる(後述のユーザーインターフェースを参照)ことにより留守メッセージ録音を中止するかどうかを判断し、留守メッセージ録音を中止する場合はステップS810へ遷移して通話終了となる。メッセージ作成を続行する場合は、ステップS807にて音声録音と符号化を行なう。音声の入力に関しては図1の通話部114の受話器によって操作者の音声を入力し、CODEC107により音声符号化をする。音声符号化されたデータは一旦、DRAM103に音声ファイルとして格納され、さらにステップS808でメール送信可能な電子メールフォーマットに変換される。この電子メールフォーマットは前述のようにMIME形式の規定にしたがって行ない、音声データは添付ファイルとして電子メールテキストに添付する。ステップS809では電子メールテキストにフォーマットされたデータをSMTPプロトコルを用いてメールサーバ502に送信する。電子メールテキストの送信が終了すると、ダイヤル発信スタートからの操作シーケンスを終了する。
図9は図8のステップS805における上記の留守メッセージ作成において表示部106および操作部108を用いて実施するユーザーインターフェースの一例を示している。図9は、この操作シーケンスのうち、相手端末が応答しない場合の表示からボイスメッセージを送信するまでの表示画面を示している。
SIPの呼制御において相手端末が応答しなかった場合の初期画面としては、図9の画面901のように相手端末が無応答であることを示すため画面中央部に「呼び出しましたが応答がありません」という文字列表示を行なう。また、この画面901では、上記文字列表示の下部に相手略称、相手電話番号、相手のメールアドレス等を表示している。この相手端末に関する情報は、SIP/Proxyサーバ501を介してRFC2916に規定されているENUM情報から取得することが可能であり、SIP呼制御においてユーザエージェントである端末がサーバから取得することができる。なお、この画面901で表示すべき情報は上記に限らずたとえば相手端末に関する他の任意の情報を表示することができる。また、画面901の下部には進行中の発呼(あるいは自動的に起動される再発呼も含んでよい)の中止を指示するためのボタン901aを表示している。ボタン901aは、左右上下方向キー406などにより選択し、セットキー405により確定入力を行なうような方式で操作(または表示部106がタッチパネル方式であれば直接入力したり、あるいはマウスなどのポインティングデバイスで操作する)する(後述の他のボタンも同様)。
画面901に続いて、所定時間の経過(あるいは操作部108の所定の操作)に応じて画面902へと遷移し、この画面からユーザに音声メッセージの録音を開始させる。ここでは、画面中央部に「続けて音声メッセージ録音を開始します」および「ピーという発信音の後にメッセージを録音してください」という趣旨の文字列表示を行ない、ユーザに対して音声メッセージ録音のタイミングを報知する。また、画面902の下部には、ボタン902a、902b、902cが配置されている。ボタン902aはボタン901aと同様のダイヤル中止ボタン、ボタン902bは録音の中止ボタン、ボタン902cは録音終了タイミングを指示するためのボタンである。
録音が終了(所定録音時間の計時終了か、あるいはボタン902cの操作により指示される)すると画面903に遷移し、録音したボイスメッセージを上述のようにして電子メールとして相手端末へ送信することを表示する。画面903の下部には、当該電子メールの送信を中止させるためのボタン903aが配置されている。
以上のように、発呼した相手が応答しなかった場合に図9のようなユーザーインターフェースを用いて音声メッセージを録音し、電子メールで送信することができ、従来のアナログ回線の留守番電話と同等ないしそれ以上の操作感で、IP電話の留守番電話の一形態であるUIを好適に実現することができる。
以上のように、本実施例によればIP電話システムにおいて相手端末が応答しなかった場合、従来のアナログ回線の留守番電話の操作感を損なうことのない好適な操作性を実現することが可能となる。また、たとえIP電話のQoS(Quality of Service)が低い状況に置かれている端末においても、一旦音声メッセージを符号化してメール形式で送信する構成を採用しているため、データ欠落がない状態で音声を相手端末へ送信することが可能であり、したがってネットワークとの接続に移動体通信方式などを用いている場合でも音声品質を低下させることなく留守録メッセージを相手端末に伝達できるテレフォニーアプリケーションとして非常に有利な構成を提供することができる。
以上の実施例1では、VoIPによる発呼を行なったが相手端末が応答しなかった場合に用件メッセージとして音声メッセージを電子メール送信するようにしたが、本実施例では用件メッセージとしてビデオメッセージを電子メール送信する例を示す。
以下の実施例では、図面は実施例1と同様の様式のものを用い、また、実施例1と同一ないし相当する部材には同一(または類似)の参照符号を用い、その詳細な説明は省略するものとする。なお、本実施例において、実施例1と対応する図面が無い場合は、本実施例の構成と矛盾しない範囲で実施例1において対応する図面に示した構成を利用できる。
図10は実施例1の図1に相当し、本発明を採用した端末装置の構成を示している。図10で図1と異なるのは、動画(あるいは静止画)撮影のためにCCD115が追加されている点、および図1のCODEC107が動画の符号化・復号化を行なうMPEG4CODEC116に置き換えられている点である。CCD115は、特に本端末装置をテレビ電話として使用する目的で、後述のようにユーザの動画映像を撮影できるよう配置される。
その他のブロックについては、実施例1の図1に関する説明におけるのと同様に構成される。また、表示部106廻りの制御系の構成は図2と同様である。
図11は実施例1の図3に対応し、DRAM103の内部構成を示したメモリマップであり、図3と異なるのは図3のコーデックワークエリア1032がMPEG4の符号化・復合化を行なう際にワークエリアとして使用するMPEG4のコーデックワークエリア1038に置換されている点である。その他の構成は図3と同等である。
図12は実施例1の図4に対応し、表示部106および操作部108の部分の外観構成を示している。図4との相違は、図1に示したCCD115がLCD202の上部に設けられている点である。CCD115はユーザの顔や上半身部分を撮影できるように、ユーザ方向に撮影レンズを向けることができるよう配置される(チルトやパンが可能なように回動支持される構成でもよい)。
本実施例において図10に示した端末装置は、実施例1と同様に図5のようなSIP/proxyサーバ501、メールサーバ502、ENUM DNSサーバ505が配置されたネットワーク構成で使用することができる。本実施例においても少なくとも発呼側の端末(A)503は図10の端末装置から構成されるものとし、IP接続には上述の通信部112が用いられる。
本実施例においても、IP電話発着呼はSIPを利用して制御する。通常時のIP電話発着呼シーケンスは図6に示した通りであるが、相手が不在などの理由で無応答の場合の電話発着呼シーケンスは図13のように行なう。
この図13は実施例1の図7のシーケンスに相当するものである。図7との相違は、相手が無応答の場合に行なう図3のステップS711で行なうボイスメッセージの作成がステップS718のビデオメッセージ作成に置換されている点である。その他のシーケンスは図7と同一参照符号で示した通りであり、図7のものと変らない。
図14は実施例1の図8に相当し、図6の通常発着呼、および図13の相手不在時のシーケンスを実行するため図10の端末装置(上記の端末A)が行なう通信制御の様子を示している。図14はダイヤル発信スタートから通話が終了するまでのフローを示しており、図示の手順は図1のCPU101の制御プログラムとしてたとえばROM102などに格納しておく。
図14では図8で用いられていた800番台のステップ番号を1800番台にそれぞれ置き換えている。図8との比較から明らかなように、図8と異なるのはステップS1805〜S1809で音声メッセージのかわりにビデオメッセージを電子メールで送信する点である。ステップS1801〜S1803の発呼、およびステップS1804の通話(ただし、音声通話のみならず、この通話ではCCD115で撮影したユーザの画像を交換しつつ行なういわゆるテレビ電話の通話を行なってもよい)は図8と同様に制御される。以下では、図14のステップS1805〜S1809のビデオメッセージ作成および電子メールによる送信につき説明する。
ステップS1805のビデオ(留守)メッセージ作成UIへの遷移は相手端末が不在などの理由で無応答であり、ステップS1803の判断がNOとなった場合に行なわれる。
ステップS1805のビデオメッセージ作成UIでは、端末装置(端末A)の表示部106、操作部108、およびCCD115を用いて発呼者がビデオ(留守)メッセージを作成するための操作を行なわせる。ビデオ(留守)メッセージ作成UIの具体例(主に画面表示)については後述する。
ステップS1806では、操作部108のユーザ操作の状態を調べる(後述のユーザーインターフェースを参照)ことによりビデオ(留守)メッセージ録音を中止するかどうかを判断し、ビデオ(留守)メッセージ録音を中止する場合はステップS1810へ遷移して通話終了となる。メッセージ作成を続行する場合は、ステップS1807にてメッセージ録画と符号化を行なう。画像入力は図1/図12のCCD115により、また、音声入力は図1の通話部114の受話器によって操作者の音声を入力することにより行なう。入力された画像および音声はMPEG4CODEC116によりMPEG4の動画フォーマットに符号化される。
符号化されたデータは一旦、DRAM103にビデオデータファイルとして格納され、さらにステップS1808でメール送信可能な電子メールフォーマットに変換される。この電子メールフォーマットは前述のようにMIME形式の規定にしたがって行ない、ビデオデータは添付ファイルとして電子メールテキストに添付する。ステップS1809では電子メールテキストにフォーマットされたデータをSMTPプロトコルを用いてメールサーバ502に送信する。電子メールテキストの送信が終了すると、ダイヤル発信スタートからの操作シーケンスを終了する。
図15は実施例1の図9に対応し、上記のビデオ(留守)メッセージ作成(ステップS1805)において表示部106、操作部108、およびCCD115を用いて実施するユーザーインターフェースの一例を示している。図15は、この操作シーケンスのうち、相手端末が応答しない場合の表示からボイスメッセージを送信するまでの表示画面を示している。
SIPの呼制御において相手端末が応答しなかった場合の初期画面としては、図15の画面1901のように相手端末が無応答であることを示すため画面中央部に「呼び出しましたが応答がありません」という文字列表示を行なう。また、この画面1901では、上記文字列表示の下部に相手略称、相手電話番号、相手のメールアドレス等を表示している。この相手端末に関する情報は、SIP/Proxyサーバ501を介してRFC2916に規定されているENUM情報から取得することが可能であり、SIP呼制御においてユーザエージェントである端末がサーバから取得することができる。図9の場合と同様に、この画面1901で表示すべき情報は上記に限らずたとえば相手端末に関する他の任意の情報を表示することができる。また、画面1901の下部には進行中の発呼(あるいは自動的に起動される再発呼も含んでよい)の中止を指示するためのボタン1901aを表示している。このボタン1901aあるいは後述の他のボタンの操作方式については、実施例1で述べたのと同様の構成を用いることができる。
画面1901に続いて、所定時間の経過(あるいは操作部108の所定の操作)に応じて画面1902に遷移してビデオメッセージの録画を開始するための準備画面を数秒間表示(図15の画面1902は録画開始3秒前の状態を示している)させ、ユーザに録画の準備期間を与えた後、さらに画面1903へ遷移し、ビデオメッセージの録画を開始する。なお、画面1902の下部にはボタン1901aと同様の発呼処理全体を中止するためのボタン1902aと、録画を中止するためのボタン1902bを配置する。
画面1903では「ビデオメッセージ録画中」という旨の表示あるいはさらに適当な報知音等を発生することによりユーザに対してビデオメッセージ録画のタイミングを報知し、以後、CCD115を用いてユーザの顔ないし上半身部分近傍の動画映像を撮影するとともに、通話部114の受話器などを用いて音声を入力する。なお、画面1903の下部には発呼処理を中止するためのボタン1903aと、録画を中止するためのボタン1903b、および録画の終了タイミングを指示するためのボタン1903bを配置する。
ビデオメッセージ録画が終了(所定録音時間の計時終了か、あるいはボタン1903cの操作により指示される)すると画面1904に遷移し、録画したビデオ(留守)メッセージを上述のようにして電子メールとして相手端末へ送信することを表示する。画面1904の下部には、当該電子メールの送信を中止させるためのボタン1904aが配置されている。
以上のように、本実施例によれば、発呼した相手が応答しなかった場合に図15のようなユーザーインターフェースを用いてビデオ(留守)メッセージを録音し、電子メールで送信することができ、従来のアナログ回線の留守番電話と同等またはそれ以上の操作感で、動画映像でのコミュニケーションを行うことができる。
本実施例においても、CCDなどを搭載し動画映像でのコミュニケーションを行うことが可能なIP電話端末のシステムにおいて、相手端末が応答しなかった場合、従来のアナログ回線の留守番電話の操作感を損なうことがなく、好適な操作性を実現するメッセージ伝達を行うことが可能となる。また、IP電話のQoS(Quality of Service)が低い状況に置かれている端末においても、一旦ビデオメッセージを符号化してメール形式で送信する構成を採用しているため、データ欠落がない状態で音声と動画を相手端末へ送信することが可能であり、したがってネットワークとの接続に移動体通信方式などを用いている場合でも音声品質を低下させることなく留守録メッセージを相手端末に伝達できるテレフォニーアプリケーションとして非常に有利な構成を提供することができる。
以上の各実施例で示したように、相手端末が無応答の場合、電子メールで音声メッセージや画像メッセージを用件メッセージとして送信する構成によれば、高品質の用件メッセージを相手端末に送信でき、また、各実施例で示したようなユーザーインターフェースを用いることにより、発呼側の端末装置で旧来の留守番電話と同等あるいはそれ以上の良好な操作性を得ることができる。以上の実施例では用件メッセージとして音声または動画データを電子メール送信する構成を示したが、無応答の不在の相手端末に送信すべき用件メッセージは、任意のマルチメディアメッセージで良い。たとえば、実施例2のような音声を含む動画データのかわりに動画データのみ、あるいは静止画または静止画とユーザ音声の組合せを電子メールで送信したり、あるいは音声データに任意の楽曲データ(MIDIデータやデジタル化された音楽データ)を含めるようにしてもよい。
本発明の端末装置は、電話機や画像通信/入出力機能などを含むMFP、あるいは移動体通信端末(携帯電話など)などの製品として構成することができる。本発明の画像通信手順を実施するためのソフトウェアは、ROM(あるいはHDDなど)などの記憶媒体にあらかじめ出荷時から実装しておく他、ネットワーク経由でこれらの装置に導入し、また、アップデートを行なうよう構成することができる。
本発明を採用した端末装置のハードウェア構成を示したブロック図である(実施例1)。 図1の装置の表示部の構成を示したブロック図である。 図1の記憶部を構成するDRAMの構成を示したブロック図である。 図1の装置の操作部の構成を示した外観図である。 本発明を採用した端末装置がインターネット網に接続された形態を示した概要図である。 通話を行なう場合の標準的なSIP呼制御シーケンスを示したシーケンス図である。 本発明を採用した端末装置とネットワーク上の各機器による制御シーケンスを示したシーケンス図である。 本発明による発呼側端末(端末A)の制御手順を示したフローチャート図である。 本発明による発呼側端末(端末A)のUI表示画面の一例を示した説明図である。 本発明を採用した端末装置の異なるハードウェア構成を示したブロック図である(実施例2)。 図10の記憶部を構成するDRAMの構成を示したブロック図である。 図10の装置の操作部の構成を示した外観図である。 本発明を採用した端末装置とネットワーク上の各機器による制御シーケンスを示したシーケンス図である。 本発明による発呼側端末(端末A)の制御手順を示したフローチャート図である。 本発明による発呼側端末(端末A)のUI表示画面の一例を示した説明図である。
符号の説明
101 CPU
102 ROM
103 DRAM
104 SRAM
105 センサ群
106 表示部
107 CODEC
108 操作部
109 読取部
110 システムバス
111 記録部
112 通信部
113 回線
115 CCD

Claims (21)

  1. IP電話プロトコルに基づき相手端末を発呼し、相手端末と少なくとも音声通信を行なう端末装置において、
    IP電話プロトコルに基づき相手端末を発呼するIP電話発呼シーケンスを実行する手段と、
    発呼した相手端末が応答しないことがIP電話プロトコルから判断される場合、ユーザの用件メッセージを蓄積する手段と、
    前記相手端末のメールアドレスに対して、前記用件メッセージデータを電子メールプロトコルを用いて送信する手段と、を有することを特徴とする端末装置。
  2. 前記相手端末のメールアドレスは、前記IP電話プロトコルを介して取得することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記相手端末のメールアドレスは、相手端末番号に関連付けて前記端末装置内メモリに保持しておいたメールアドレスを使用することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  4. 前記用件メッセージデータがユーザの音声データを含むことを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載の端末装置。
  5. 前記用件メッセージデータがユーザの映像を蓄積した画像データを含むことを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載の端末装置。
  6. 前記用件メッセージデータは前記ユーザのメッセージを音声認識して文字情報に変換した用件メッセージデータを含むことを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載の端末装置。
  7. ユーザの所定操作に応じて実行中の前記IP電話発呼シーケンスないし用件メッセージ蓄積の処理を中止させることを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項記載の端末装置。
  8. IP電話プロトコルに基づき相手端末を発呼し、相手端末と少なくとも音声通信を行なう端末装置の制御方法において、
    IP電話プロトコルに基づき相手端末を発呼するIP電話発呼シーケンスを実行する制御過程と、
    発呼した相手端末が応答しないことがIP電話プロトコルから判断される場合、ユーザの用件メッセージを蓄積する制御過程と、
    前記相手端末のメールアドレスに対して、前記用件メッセージデータを電子メールプロトコルを用いて送信する制御過程と、を含むことを特徴とする端末装置の制御方法。
  9. 前記相手端末のメールアドレスは、前記IP電話プロトコルを介して取得することを特徴とする請求項8に記載の端末装置の制御方法。
  10. 前記相手端末のメールアドレスは、相手端末番号に関連付けて端末内メモリに保持しておいたメールアドレスを使用することを特徴とする請求項8に記載の端末装置の制御方法。
  11. 前記用件メッセージデータがユーザの音声データを含むことを特徴とする請求項8乃至10いずれか1項記載の端末装置の制御方法。
  12. 前記用件メッセージデータがユーザの映像を蓄積した画像データを含むことを特徴とする請求項8乃至10いずれか1項記載の端末装置の制御方法。
  13. 前記用件メッセージデータは前記ユーザのメッセージを音声認識して文字情報に変換した用件メッセージデータを含むことを特徴とする請求項8乃至10いずれか1項記載の端末装置の制御方法。
  14. ユーザの所定操作に応じて実行中の前記IP電話発呼シーケンスないし用件メッセージ蓄積の処理を中止させることを特徴とする請求項8乃至13いずれか1項記載の端末装置の制御方法。
  15. IP電話プロトコルに基づき相手端末を発呼し、相手端末と少なくとも音声通信を行なう端末装置の制御プログラムにおいて、
    IP電話プロトコルに基づき相手端末を発呼するIP電話発呼シーケンスを実行する制御過程と、
    発呼した相手端末が応答しないことがIP電話プロトコルから判断される場合、ユーザの用件メッセージを蓄積する制御過程と、
    前記相手端末のメールアドレスに対して、前記用件メッセージデータを電子メールプロトコルを用いて送信する制御過程と、を含むことを特徴とする端末装置の制御プログラム。
  16. 前記相手端末のメールアドレスは、前記IP電話プロトコルを介して取得することを特徴とする請求項15に記載の端末装置の制御プログラム。
  17. 前記相手端末のメールアドレスは、相手端末番号に関連付けて端末内メモリに保持しておいたメールアドレスを使用することを特徴とする請求項15に記載の端末装置の制御プログラム。
  18. 前記用件メッセージデータがユーザの音声データを含むことを特徴とする請求項15乃至17いずれか1項記載の端末装置の制御プログラム。
  19. 前記用件メッセージデータがユーザの映像を蓄積した画像データを含むことを特徴とする請求項15乃至17いずれか1項記載の端末装置の制御プログラム。
  20. 前記用件メッセージデータは前記ユーザのメッセージを音声認識して文字情報に変換した用件メッセージデータを含むことを特徴とする請求項15乃至17いずれか1項記載の端末装置の制御プログラム。
  21. ユーザの所定操作に応じて実行中の前記IP電話発呼シーケンスないし用件メッセージ蓄積の処理を中止させることを特徴とする請求項15乃至20いずれか1項記載の端末装置の制御プログラム。
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