JP2005344606A - 多枝吸気ブロック装置及び排ガス再燃焼配管装置 - Google Patents

多枝吸気ブロック装置及び排ガス再燃焼配管装置 Download PDF

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Abstract

【課題】配管、ニップル、負圧室を一体的に構成し、乱雑な配管を不要にし、コンパクトな多枝吸気ブロック装置を得る。
【構成】シリンダヘッドの吸気ポート部11と多連スロットル装置3との間に介装されるブロック部材からなり、装着時に吸気ポート10及び多連スロットル装置の通気路30を連通する複数の吸気通路20と、何れも上記吸気ポート部との当接面部及び/または多連スロットル装置との当接面部に沿って各別に設けられ、一端部側が分岐されて各吸気通路に連通し、他端部側がEGRガスを導入するためのEGRパイプ接続部22に連通するEGRガス分配通路21、一端部側が分岐されて各吸気通路に連通し、他端部側がPCVガスを導入するためのPCVパイプ接続部24に連通するPCVガス分配通路23、及び複数の吸気通路に対してそれぞれオリフィス27を介して連通された連通室26とを形成したものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両のエンジン吸気系に用いられる多枝吸気ブロック装置及び排ガス再燃焼配管装置に関し、特に多連スロットル装置を使用するときの気筒間の吸気量、EGR(Exhaust Gas Recirculation)ガス、PCV(Positive Crankcase Ventilation)ガスの分配バランスの改善、及び配管の簡素化に関連するものである。
多連スロットル装置を使用する場合、気筒間の吸気量のバラツキを補正するため、各吸気ポート間を一定の絞り量を持つオリフィスを介して連通させることが行われている。また、吸気ポートに排気ガス改善のためEGRガスを戻したり、PCVガスを戻している。さらに、マスターバックブレーキ装置等への負圧を得るため、負圧室もスロットルバルブとエンジン吸気弁の間に構成するか別個に構成し、配管で接続する等により設けている。これらの分配配管、負圧室を個別に配管し、個別に設置すると部品数も多く、配管も乱雑になり、スペースもとることになる。
負圧配管の配管スペースを削減する方法として、多連スロットルボディの負圧導入通路の配管削減とともに、スロットルボディ下流に設けたインテークフランジのエンジンヘッド側端面に、各吸気通路への負圧導入溝を、脈動やインジェクタの噴射圧の影響を受けないようにほぼ対称形に設け、負圧を正確に取り出すようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−135529号公報(第1頁、図1)
上記のような従来の多連スロットル装置において、各気筒間への連通配管、各吸気ポートヘ戻すEGRガス、PCVガス分配配管、負圧室を兼ねた連通室を個別に設ける場合、配管、オリフィス、ニップル、負圧タンク等多くの部品を必要とするのでコストもかかり、配管は乱雑になり、広いスペースも必要になるという問題点があった。
この発明は、上記のような従来技術の課題を解消するためになされたものであり、配管、ニップル、負圧室を一体的にまとめて構成し、部品数が減り、乱雑な配管がなく、コンパクトな多枝吸気ブロック装置を提供することを第1の目的としている。
また、吸気ポートヘ戻すEGRガス、PCVガスの分配量のバランスを図ることにより排気ガス性能が改善され、さらに連通室についても連通通路、吸気ポートとの接続オリフィスの通気抵抗を一定にして、吸気量のバラツキを平均化してエンジンの燃焼を改善させ得る多枝吸気ブロック装置を提供することを第2の目的としている。
この発明による多枝吸気ブロック装置は、シリンダヘッドの吸気ポート部と多連スロットル装置との間に介装されるブロック部材からなり、装着時に上記シリンダヘッドの吸気ポート及び多連スロットル装置の通気路を連通するように設けられた複数の吸気通路と、何れも上記吸気ポート部との当接面部及び/または多連スロットル装置との当接面部に沿って各別に設けられ、一端部側が分岐されて上記各吸気通路にそれぞれ連通し、他端部側がEGRガスを導入するためのEGRパイプ接続部に連通するEGRガス分配通路、一端部側が分岐されて上記各吸気通路にそれぞれ連通し、他端部側がPCVガスを導入するためのPCVパイプ接続部に連通するPCVガス分配通路、及び上記複数の吸気通路に対してそれぞれオリフィスを介して連通された連通室とを形成してなるものである。
この発明においては、シリンダヘッドの吸気ポート部と多連スロットル装置との間に介装されるブロック部材に、吸気ポートに流入させるEGRガス分配通路、PCVガス分配通路、及び多連スロットル装置の各吸気ポート間を連通させる連通室とオリフィスを設けるようにしたことにより、吸気ポート周りに必要な配管が1つの部品にまとめられ、部品数が減り、乱雑な配管がなく、コンパクトな多枝吸気ブロック装置を提供することができる。
実施の形態1.
以下、図面を参照してこの発明の実施の形態1について詳細に説明する。図1〜図4はこの発明の実施の形態1になる多枝吸気ブロック装置を説明するもので、図1は関連する他部品との組付け構成を示す要部断面図、図2はシリンダヘッドとの当接面側から見た平面図、図3は多連スロットル装置との当接面側から見た平面図、図4は図3のIV−IV線における矢視断面図である。図1において、シリンダヘッド1の吸気ポート部11にこの発明の多枝吸気ブロック装置2が当接して密着され、シリンダヘッド1とは反対側の面に、多連スロットル装置3が当接して密着される。多連スロットル装置3はバタフライ弁31が例えば2連とか4連とかで連動して開閉し、エンジンヘの吸気量が制御される。多連スロットル装置3にはインテークマニホールド4が接続され、サージタンク5、エアーダクト51から図示しないエアークリーナー、フレッシュエアーダクトに繋がれ、吸気系が構成されている。
多枝吸気ブロック装置2には、図1のようにエンジンの吸気ポート部11と多連スロットル装置3に装着したときに上記シリンダヘッド1の吸気ポート10及び多連スロットル装置3の通気路30を連通するように設けられた複数の吸気通路20と、上記吸気ポート部11との当接面部に沿って型により溝状にそれぞれ個別に設けられ、一端部側が分岐されて上記各吸気通路20にそれぞれ連通し、他端部側がEGRガスを導入するためのEGRパイプ接続部22に連通するEGRガス分配通路21、及び一端部側が分岐されて上記各吸気通路20にそれぞれ連通し、他端部側がPCVガスを導入するためのPCVパイプ接続部24に連通するPCVガス分配通路23と、多連スロットル装置3との当接面部に沿って型により溝状、及び一部は穴状に設けられ、上記複数の吸気通路20に対してそれぞれオリフィス27を介して連通された連通室26とが形成されている。
なお、上記多枝吸気ブロック装置2の吸気通路20、及び多連スロットル装置3の通気路30は、互いに区別するために便宜上異なる名前を付けたが、図1に示すようにエンジンの吸気ポート10と一体的に形成されており、実質的に吸気ポート10と同様の機能を有している。
上記シリンダヘッド1の吸気ポート10との当接面部に設けられた上記EGRガス分配通路21は、この実施の形態1では図2に示すように多枝吸気ブロック装置2の下部側に構成され、図示しない排気管からのパイプを、左右略中央部の底部に配設されたEGRパイプ接続部22に接続し、EGRガス分配通路21を通して各吸気通路20、即ち吸気ポート10に分配している。EGRガス分配通路21の形状はEGRパイプ接続部22を中心に、ほぼ左右対称形に作られている。またEGRガス分配通路21の分岐された一端部側における吸気通路20への連通部であるEGR戻し口21aは、吸気通路20の形状中心より若干上部に設けられている。なお、21bは容積が大に形成された分配室であり、左右に分岐されたEGRガス分配通路21の他端部側をEGRパイプ接続部22に連通している。
また、上記PCVガス分配通路23は図2に示すように多枝吸気ブロック装置2の上部側に構成され、図示しないクランクケースベンチレーションニップルからのパイプを、左右方向略中央部上方に設けられたPCVパイプ接続部24に接続し、PCVガス分配通路23を通して各吸気通路20に分配している。上記PCVガス分配通路23の形状はPCVパイプ接続部24を中心に左右対称形に作られている。またPCVガス分配通路23の分岐された一端部側における吸気通路20ヘの連通部であるPCV戻し口23aは、吸気通路20の形状中心より下部に設けられ、上記EGR戻し口21aに対し、吸気通路20の略対角位置ないしは対称位置に互いに離間させて設けられている。なお、23bは容積が大に形成された分配室であり、左右に分岐されたPCVガス分配通路23の他端部側をPCVパイプ接続部24に連通している。
次に、多枝吸気ブロック装置2の多連スロットル装置3との当接面部に構成した連通室26について図3を参照して説明する。図3において、25は図示しないマスターバックブレーキ装置等の負圧利用装置に接続する負圧取り出し部(ニップル)であり、左右方向略中央部に設けられている。26は一定量の容積を持ち各吸気通路20ヘオリフィス27を介して連通される連通室である。連通室26は隣接する吸気通路20の間に設けられた容積が広い第1の室26aと、負圧取り出し部25に連通する容積が広い第2の室26bと、これら第1の室26a及び第2の室26bの間を連通する第3の室26cからなっている。そして、連通室26の形状についてもバタフライ弁31(エンジンの吸気弁)が開いたときに吸気ポート10ヘ流入する空気量が各気筒とも同じになるように、負圧取り出し部25を中心に左右ほぼ対称形に作られている。
次に上記のように構成された実施の形態1の動作について説明する。多枝吸気ブロック装置2を図1に示すようにシリンダヘッド1の吸気ポート部11と、多連スロットル装置3との間(合わせ面)に介在させることにより、溝状ないしは一部穴状に形成されたEGRガス分配通路21、PCVガス分配通路23、及び連通室26は、当接された相手側の吸気ポート部11または多連スロットル装置3の合わせ面を構成する平面部により溝状の通路ないしは穴状の室が覆蓋され、それぞれ外気から独立した通路として形成される。外部との接続は、EGRパイプ接続部22、PCVパイプ接続部24、及び負圧取り出し部(ニップル)25、に対する配管のみであるので、容易に組み立てることができ、配管の接続ミスを防ぐのも容易である。
なお、上記連通室26を設ける理由は、多連スロットル装置3を組み込んだ吸気系において、連通室26がないと、吸気弁閉弁時の吸気ポート10圧力がバタフライ弁31開度の設定バラツキに対応して差ができ、吸気弁開弁時のエンジンヘの吸気量が異なり、空気と燃料比率が変わり、エンジン燃焼に悪影響するからである。これに対し、連通室26を設けた場合には、連通室26からオリフィス27を介して各吸気通路20、即ち吸気ポート10ヘ空気が行き来するので、吸気量のバラツキが小さくなり安定した燃焼を行うことができるからである。
上記のように、この発明の実施の形態1によれば、多連スロットル装置をエンジンに装着するときに、多連スロットル装置3とシリンダヘッドの吸気ポート部11の間に多枝吸気ブロック装置2を介在させ、この多枝吸気ブロック装置2の吸気ポート部11との当接面部に、吸気ポート10に流入させるEGRガス分配通路21と、PCVガス分配通路23を設け、多連スロットル装置3との当接面部に、多連スロットル装置3の各通気路30(即ち吸気ポート)間を連通させる連通室26とオリフィス27を設けるようにしたことにより、吸気ポート周りに必要な配管が1つの部品にまとめられて簡素化され、乱雑な配管を不要にして部品数が減り、コンパクトにし得る多枝吸気ブロック装置が得られる。
また、シリンダヘッド1の吸気ポート部11との当接面部にEGRガス分配通路21とPCVガス分配通路23を、上流側の多連スロットル装置3との当接面部に各吸気ポート間を連通させる適量の容積を持った連通室26とオリフィス27を構成したことにより、EGRガス中に含まれる燃焼残留粒子物質やPCVガス中に含まれる劣化オイル成分は吸気の流れにより上流側の連通室26のオリフィス27には付着しにくく、分配通路と絞り機能の劣化の少ない分配通路を持った多枝吸気ブロック装置を提供することができる。
また、連通室26は各吸気通路20ないしは通気路30(すなわち吸気ポート10)との連通部に型で成形されたオリフィス27を持つように形成したので、オリフィス27を個別に切削して製作する必要はなく、オリフィス27の絞り効果も、型で作るため寸法が一定し、安定した絞り性能が得られる多枝吸気ブロック装置を提供することができる。
また、EGRガス分配通路21、PCVガス分配通路23、連通室26の通路及びオリフィス27はすべて型で作られているので、製作コストが安価で、分配性能もバラツキがなく安定した分配性能を持った取り付け台である多枝吸気ブロック装置を提供することができる。
また、EGRガス分配通路21はEGRパイプ接続部22を中心に、PCVガス分配通路23はPCVパイプ接続部24を中心に、連通室26の通路は負圧取り出し部25を中心に、それぞれ吸気通路20、すなわち吸気ポート10までほぼ対称形状に作られており、各パイプ接続部から各吸気ポートまでの通気抵抗が概略同じになるように分配通路を構成しているので、EGRガス、PCVガス、吸気のバランスが確保されて分配性能が優れた多枝吸気ブロック装置を提供することができる。
また、EGRパイプ接続部22は多枝吸気ブロック装置2の底面部に設け、EGRガス分配通路21を各吸気通路20の形状中心より下に配設し、中心より上方から吸気通路20に戻すようにしたので、多枝吸気ブロック装置2の分配通路中でEGRガスが冷却されるとともに、EGR戻し口21aが上方、PCV戻し口23aが下方にあることから、PCVガス中の劣化オイル成分は下に滴下するので、EGR戻し口21aには付着せず、劣化の少ない分配通路とすることができる。
また、PCVパイプ接続部24は多枝吸気ブロック装置2の上面部に設け、PCVガス分配通路23を各吸気通路20の形状中心より上に配設し、中心より下方から吸気通路20に戻すようにしたので、液の滴下により吸気ポート10ヘ油分が流れやすく、また、EGR戻し口21aは中心より上にあり液は上へは行かないので、EGR戻し口21aと吸気通路20ないしは吸気ポート10の汚損を最小限に抑え、劣化の少ない分配通路とすることができる。
また、EGRガス分配通路21及びPCVガス分配通路23から吸気通路20ヘの各戻し口(連通部)21a、23aは、吸気通路20のほぼ対称位置ないしは対向するくらいの位置に互いに離間して設けるようにしたので、お互いの戻しロヘの距離が保て、相手の戻し口から出てくる汚損物質の付着を少なくでき、劣化の少ない分配通路とすることができる。
実施の形態2.
ところで、上記実施の形態1では、多枝吸気ブロック装置2をエンジンのシリンダブロック1の吸気ポート部11と、多連スロットル装置3との合わせ面に介在させ、この多枝吸気ブロック装置2にEGRガス分配通路21とPCVガス分配通路23、並びに連通室26及びオリフィス27を溝状ないしは穴状に設けた場合について説明したが、後付の配管類をなくすという観点からは、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、図示を省略しているが、理解を容易にするために上記実施の形態1と同様の符号で説明すると、上記実施の形態1と同様のEGRガス及びPCVガス分配通路21、23をシリンダブロック1の側に左右対称的に溝状ないしは穴状に設け、上記実施の形態1と同様の連通室26及びオリフィス27を多連スロットル装置3の側に左右対称的に溝状ないしは穴状に設け、シリンダブロック1及び多連スロットル装置3の合わせ面には、吸気ポート10と吸気路30を連通させる貫通孔のみが設けられた単なる板状の仕切り部材を介装するようにしても同様の効果が得られる。
なお、この場合には、多枝吸気ブロック装置2は不要となり、シリンダブロック1に設けたEGRガス分配通路及びPCVガス分配通路が、排ガス再燃焼配管装置を構成し、多連スロットル装置3に設けた連通室26及びオリフィス27が負圧導入配管を兼ねた吸気ポート間のバランス回路を構成している。
なお上記説明で明らかなように、上記EGRガス分配通路21、PCVガス分配通路23、連通室26、及びオリフィス27は、吸気ポート部11、多枝吸気ブロック装置2、及び多連スロットル装置3の相互の当接面(合わせ面)部の何れにも形成することができるものであり、形成箇所は上記説明した実施の形態に限定されないことは勿論である。
この発明の実施の形態1による多枝吸気ブロック装置の他部品との組付け構成を示す要部断面図である。 図1に示す多枝吸気ブロック装置をシリンダヘッドとの当接面側から見た平面図である。 図1に示す多枝吸気ブロック装置を多連スロットル装置との当接面側から見た平面図である。 図3のIV−IV線における矢視断面図である。
符号の説明
1 シリンダヘッド、 2 多枝吸気ブロック装置、 3 多連スロットル装置、 4 インテークマニホールド、 5 サージタンク、 10 吸気ポート、 11 吸気ポート部、 20 吸気通路、 21 EGRガス分配通路、 21a EGR戻し口、 22 EGRパイプ接続部、 23 PCVガス分配通路、 23a PCV戻し口、 24 PCVパイプ接続部、 25 負圧取り出し部(ニップル)、 26 連通室、 27 オリフィス、 30 通気路、 31 バタフライ弁、 51 エアーダクト。

Claims (12)

  1. シリンダヘッドの吸気ポート部と多連スロットル装置との間に介装されるブロック部材からなり、装着時に上記シリンダヘッドの吸気ポート及び多連スロットル装置の通気路を連通するように設けられた複数の吸気通路と、何れも上記吸気ポート部との当接面部及び/または多連スロットル装置との当接面部に沿って各別に設けられ、一端部側が分岐されて上記各吸気通路にそれぞれ連通し、他端部側がEGRガスを導入するためのEGRパイプ接続部に連通するEGRガス分配通路、一端部側が分岐されて上記各吸気通路にそれぞれ連通し、他端部側がPCVガスを導入するためのPCVパイプ接続部に連通するPCVガス分配通路、及び上記複数の吸気通路に対してそれぞれオリフィスを介して連通された連通室とを形成してなることを特徴とする多枝吸気ブロック装置。
  2. 上記EGRガス分配通路及びPCVガス分配通路は、上記シリンダヘッドの吸気ポート部との当接面部に形成され、上記連通室とオリフィスは、上記多連スロットル装置との当接面部に形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の多枝吸気ブロック装置。
  3. 上記EGRガス分配通路、PCVガス分配通路、連通室、及びオリフィスは、型で一体的に作られたものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の多枝吸気ブロック装置。
  4. 上記連通室は、外部への負圧取り出し部に連通されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の多枝吸気ブロック装置。
  5. 上記連通室は、上記負圧取り出し部を中心にほぼ対称的に形成されてなることを特徴とする請求項4に記載の多枝吸気ブロック装置。
  6. 上記EGRガス分配通路は、上記EGRパイプ接続部を中心にほぼ対称的に形成されてなることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかに記載の多枝吸気ブロック装置。
  7. 上記PCVガス分配通路は、上記PCVパイプ接続部を中心にほぼ対称的に形成されてなることを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れかに記載の多枝吸気ブロック装置。
  8. 上記EGRパイプ接続部は、底面部に設けられ、EGRガス分配通路は各吸気通路の形状中心より下側に配設され、分岐された一端部側は形状中心より上方から上記吸気通路に連通するようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項7の何れかに記載の多枝吸気ブロック装置。
  9. 上記PCVパイプ接続部は、上面部に配設され、PCVガス分配通路は各吸気通路の形状中心より上側に配設され、分岐された一端部側は形状中心より下方から上記吸気通路に連通するようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項8の何れかに記載の多枝吸気ブロック装置。
  10. 一つの吸気通路に対するEGRガス分配通路の連通部と、PCVガス分配通路の連通部とは、ほぼ対向する程度に互いに離間して設けられてなることを特徴とする請求項1ないし請求項9の何れかに記載の多枝吸気ブロック装置。
  11. 内燃機関から排出されるEGRガス及びPCVガスをシリンダヘッドの複数の吸気ポートに分配する排ガス再燃焼配管装置において、複数の吸気ポートを有するシリンダヘッドの吸気ポート部、及びこの吸気ポート部に当接される多連スロットル装置の少なくとも一方の当接面部に沿ってそれぞれ各別に溝状に形成され、一端部側が分岐されて上記各吸気ポートにそれぞれ連通され、他端部側がEGRパイプ接続部に連通するように設けられたEGRガス分配通路と、一端部側が分岐されて上記各吸気ポートにそれぞれ連通され、他端部側がPCVパイプ接続部に連通するように設けられたPCVガス分配通路とを備えてなることを特徴とする排ガス再燃焼配管装置。
  12. 上記吸気ポート部と多連スロットル装置の少なくとも一方の当接面部に形成され、上記複数の吸気ポートに対してそれぞれオリフィスを介して連通するように設けられた連通室を備えたことを特徴とする請求項11に記載の排ガス再燃焼配管装置。
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