JP4652303B2 - 排気ガス還流装置を備える多気筒内燃機関 - Google Patents
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Description
また、内燃機関には、ブローバイガスを吸気通路に還流するブローバイガス還元装置が備えられることもよく知られている。
また、EGRガスの流量を調整するEGR弁が取り付けられる台座が、プレート部材とは別個の部材に設けられると、プレート部材により形成されるEGR分配路との接続のためのシール部材が必要になり、また内燃機関の大型化を招来することがある。
さらに、各燃焼室に流入するEGRガスおよびブローバイガスの流量を均等化すること、およびEGRガスに混入することがあるカーボンの堆積やブローバイガスに混入しているオイルの炭化により、EGR分配路が詰まること防止することが望ましい。
前記プレート部材は、前記第1プレート要素と、前記第2プレート要素と、前記第1プレート要素と前記第2プレート要素との間に配置される第3プレート要素とにより構成され、前記EGR分配路の前記下流通路は第1下流通路および第2下流通路により構成され、前記第1プレート要素の前記第2プレート要素との対向面には、前記上流通路と前記第1下流通路とが隔離して設けられ、前記第2プレート要素の前記第1プレート要素との対向面には、前記上流通路と前記第1下流通路とを連通させる第2下流通路が設けられ、前記第3プレート要素には、前記上流通路および前記第2下流通路、または前記第2下流通路および前記第1下流通路を連通させる連通路が設けられ、前記連通路の通路面積は、前記上流通路または前記第2下流通路において前記連通路の直上流の通路部分の通路面積よりも小さいことを特徴とする多気筒内燃機関である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の多気筒内燃機関において、前記プレート部材(P)には、前記EGR分配路(70)に導かれるEGRガスの流量を調整するEGR弁(60)が取り付けられる台座(61)が一体成形され、前記EGR弁(60)からのEGRガスを前記EGR分配路(70)に導く導入通路(62,63)が、前記台座(61)および前記プレート部材(P)により形成されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の多気筒内燃機関において、前記ブリーザ分配路(80)は、前記所定数の前記吸気連通路(91)の配列方向での列の中央部(C2〜C4)に位置するブリーザ下流端部(81b)を有するブリーザ上流通路(81)と、前記ブリーザ下流端部(81b)からのブローバイガスを前記各吸気通路(90)に導くブリーザ下流通路(82)とを有することを特徴とする
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項記載の多気筒内燃機関において、前記ブリーザ分配路(80)の出口(80e)は、前記EGR分配路(70)の出口(70e)よりも吸気流下流で前記各吸気通路(90)に開口することを特徴とする。
また、EGRガスが吸気連通路の列の中央部に位置する下流端部から下流通路を通じて各吸気連通路に分配されるので、各吸気通路へのEGRガスの分配の均一化が向上する。
さらに、EGRガスに混入しているカーボンは、絞り部を形成する連通路により、その下流に位置する下流通路に侵入することが抑制されるので、カーボンによるEGR分配路の詰まりが防止される。また、複数のプレート要素によりEGR分配路を構成することで、大きな通路面積を有するEGR分配路を低コストで形成することができる。
請求項2記載の事項によれば、EGR弁の台座がプレート部材に一体成形されるので、台座が別途設けられる場合に比べて、排気ガス還流装置が小型化され、内燃機関の小型化に寄与する。さらに、一体成形されたプレート部材および台座によりEGR弁からのEGRガスが通る導入通路が形成されるので、導入通路とEGR分配路との接続作業および接続部でのシール部材を不要になり、コストが削減される。
請求項3記載の事項によれば、ブローバイガスを各吸気通路に分配するブリーザ下流通路の上流に位置する下流端部は吸気連通路の列の中央部に位置するので、ブリーザ下流通路による各吸気通路へのブローバイガスの分配が均一化される。
請求項4記載の事項によれば、ブローバイガスは、EGRガスよりも吸気流下流の位置で各吸気通路に流入するので、ブローバイガスに混入しているオイルが、EGRガスの熱により炭化して、EGR分配路の出口を詰まらせることが防止される。
図1を参照すると、本発明が適用された排気ガス還流装置は、機械としての車両に搭載される多気筒内燃機関としての直列4気筒4ストローク内燃機関に備えられる。内燃機関は、複数である所定数の、ここでは4つのシリンダが直列に配列されて一体成形されたシリンダブロック(図示されず)と、該シリンダブロックの上端部に結合されるシリンダヘッドHとから構成される機関本体を備える。
各シリンダに往復動可能に嵌合するピストンは、シリンダブロックの下部に形成されるクランク室に収容されるクランク軸にコンロッドを介して連結される。
各シリンダに対応してシリンダ軸線方向で各ピストンとの間に4つの燃焼室を形成するシリンダヘッドHには、シリンダ毎に、燃焼室に開口する吸気ポート3および排気ポートが設けられる。各吸気ポート3における燃焼室側の開口および排気ポートにおける燃焼室側の開口は、それぞれ、動弁装置により駆動される吸気弁および排気弁により、クランク軸の回転に同期して開閉される。ここで、燃焼室は、シリンダヘッドHと各シリンダと該シリンダに嵌合するピストンとにより形成される空間である。
そして、吸気装置に設けられるスロットル弁により計量された吸入空気は、吸気行程において吸気弁の開弁時に吸気マニホルド10に設けられる分岐吸気通路13および吸気ポート3を通って燃焼室に吸入されると共に、燃料噴射弁から噴射された燃料と混合して混合気を形成する。該混合気は、圧縮行程において圧縮され、圧縮行程の終期に点火プラグにより点火されて燃焼し、膨張行程において燃焼ガスの圧力により駆動されるピストンがクランク軸を回転駆動する。燃焼ガスは、排気行程において排気弁の開弁時に、排気ガスとして燃焼室から排気ポートに流出し、排気マニホルドを備える前記排気装置を通って外部に排出される。そして、前記排気通路は、各排気ポートと、排気マニホルドを含む排気装置により形成される通路とにより構成される。
EGR弁60には、前記排気通路に開口して排気ガスの一部を取り出すEGR取出通路69を通じてEGRガスが導かれる。該EGR取出通路69は、この実施形態では、シリンダヘッドHに設けられていて、上流端で各排気ポートに開口し、下流端で接続部Hiに開口する。EGR弁60は、内燃機関の運転状態に応じて開度が制御される弁体を備え、該弁体は、弁ハウジング60aに収容されて電子制御ユニットからの信号により制御される電動モータにより駆動される。
ブリーザ分配路80を通じて作用する吸気負圧に応動するPCV弁88にはクランク室に開口する通路を通じてブローバイガスが導かれ、ブローバイガスは、PCV弁88およびブリーザ分配路80を通って吸気通路90に還流し、吸気と共に燃焼室に吸入されて燃焼する。
プレート部材Pは、吸気マニホルド10とシリンダヘッドHとの間で吸気方向に積層された複数のプレート要素、この実施形態では4つのプレート要素、すなわち第1プレート要素としての第1プレート20、第2プレート要素としての第2プレート40、第3プレート要素としての第1ガスケット30および第4プレート要素としての第2ガスケット50から構成される。そして、プレート20、ガスケット30、プレート40およびガスケット50が、吸気流方向にこの順に重ねられる。各プレート20,40および各ガスケット30,50には、それぞれが各吸気連通路91を構成する4つの吸気貫通孔23,43,33,53が設けられる。
そして、対向面22と対向面41との協働により、EGR弁60により流量調整されたEGRガスをプレート20の各吸気貫通孔23に導くEGR分配路70が形成される。一方、対向面22と対向面41との協働、および対向面42と対向面51との協働により、PCV弁88を通ったブローバイガスを、吸気貫通孔23よりも吸気流下流に位置するガスケット50の各吸気貫通孔53および各吸気ポート3に導くブリーザ分配路80が形成される。
下流端部71bは上流通路71において最大の通路面積を有する。
下流通路72は、出口70eのほかに、下流端部71bにて上流通路71に連通すると共に中央部C2〜C4に位置する上流端部72aと、下流端部71bからのEGRガスを分配すべく上流端部72aから分岐する2つの分岐通路72cと、各分岐通路72cのEGRガスが流入する2つの下流端部72bとを有する。そして、各下流端部72bからは2つの出口70eが分岐する。
入口70iおよび下流端部71bは、上下方向で各吸気貫通孔23,33,43と重なる位置にある。配列方向で、入口70iは、一端部A2〜A4に位置し、下流端部71bは、中央部C2〜C4寄りの2つの吸気貫通孔23,33,43の間に位置する。上流通路71は、一端部側において、中央部C2〜C4と一端部A2〜A4との間の吸気貫通孔23,33,43の下方で下端部E2〜E4を配列方向に平行に延びる水平通路71cを有する。
そして、上流端部72aおよび各分岐通路72cは、溝25,貫通孔35および溝45により構成され、下流端部72bは溝25および貫通孔35により構成され、出口70eは、下流端部72bの壁面および吸気貫通孔23の壁面に開口する貫通孔により構成されて、吸気流の上流に向かって傾斜して延びている。
図4(b)に示すように、下流通路72は、溝25により構成される第1下流通路73と、貫通孔35および溝45により構成される第2下流通路74とから構成され、上流端部72aは、第1下流通路73の上流端部73aと、第2下流通路74の上流端部74aとにより構成される。そして、プレート20において上流通路71と第1下流通路73とは隔離されており、上流通路71は、下流端部71bおよび上流端部73aの間に位置する連通路79と、下流端部71bおよび上流端部73aに跨って設けられる上流端部74aとを介して第1下流通路73に連通する。
各水平通路72c1は、水平通路71cの上下方向での幅W1に比べて小さい上下方向での幅W2(例えば幅W1のほぼ1/3の幅W2)を有し、水平通路71cよりも上下方向に偏平な通路である。
なお、連通路79は、下流通路72において第2下流通路74の上流端部74aと第1下流通路73の上流端部73aとの間に設けられてもよく、この場合、連通路79の通路面積は、第2下流通路74において連通路79の直上流の通路部分である上流端部74aの通路面積、および第1下流通路73において連通路79の直下流の通路部分である上流端部73aの通路面積よりも小さい。
上流側導入通路62は、プレート20および台座61に設けられる孔64、ガスケット30、プレート40およびガスケット50の一端部A3〜A5に設けられる貫通孔66a,66b,66cから構成されて、接続部Hiの対向面1においてEGR取出通路69に連通する。下流側導入通路63は、プレート20および台座61に設けられる孔65から構成される。
下流通路82は、出口80eのほかに、下流端部81bにて上流通路81に連通すると共に中央部C3〜C5に位置するブリーザ上流端部82aと、上流端部82aから分岐する2つのブリーザ分岐通路82cと、各分岐通路82cのブローバイガスが流入する2つのブリーザ下流端部82bとを有する。各下流端部82bからは2つの出口80eが分岐する。
上流通路81は、他端部側において、入口80iから下流端部81bまで、吸気貫通孔23,33,43の下方で下端部E2〜E4を配列方向に平行に延びる。下端部E2〜E4において、一端部側に上流通路71が配置され、他端部側に上流通路81が配置されること、また他端部側において下流通路72と上流通路81とが上下方向で吸気貫通孔23,33,43を挟んで上端部D2〜D4および下端部E2〜E4にそれぞれ配置されることにより、両プレート20,40の対向面22,41が効率よく利用されて両分配路70,80が形成されるので、両プレート20,40、ひいてはプレート部材Pが小型化される。
各分岐通路82cは、上流端部82aおよび下流端部82bの間で、吸気貫通孔43,53の下方でプレート40およびガスケット50の下端部E4,E5を配列方向に平行に延びる。各切欠き57,7は、吸気流方向から見て、配列方向での各下流端部82bの端部と重なる位置にある。
PCV弁88を通ったブローバイガスは、プレート20に取り付けられて対向面21側に位置する管継手87からブリーザ分配路80の入口80iに、プレート20内で流入する。
排気ガス還流装置は吸気マニホルド10とシリンダヘッドHとの間に配置されるプレート部材Pを備え、プレート部材Pは、EGRガスを各吸気通路90に導くEGR分配路70およびブローバイガスを各吸気通路90に導くブリーザ分配路80を形成し、EGR分配路70は、プレート部材Pを構成する第1,第2プレート20,40の相互の対向面22,41の協働により形成され、ブリーザ分配路80は、プレート20,40の相互の対向面22,41の協働およびプレート40および第2ガスケット50の相互の対向面42,51の協働により形成される。これにより、排気ガス還流装置のプレート部材Pを利用することで、ブローバイガスを各吸気通路90に還流するためのブリーザ分配路80が形成されるので、ブリーザ分配路80が導管により構成される場合に比べて吸気通路90周りの配管が簡素化され、さらに内燃機関が小型化される。また、EGR分配路70およびブリーザ分配路80は、互いに対向する部材の相互の対向面22,41;42,51の協働により形成されるので、中子が必要な鋳造に比べて低コストで、かつ精度が良好なEGR分配路70およびブリーザ分配路80を簡単に形成することができる。
また、下流端部71bは上流通路71において最大の通路面積を有することにより、下流端部71b内でEGRガスの均一化が促進され、その均一化されたEGRガスが各吸気連通路91に分配されるので、各吸気通路90へのEGRガスの分配の均一化が一層向上する。
また、ガスケット30に、第2下流通路74および第1下流通路73を連通させる連通路79が設けられる場合には、連通路79の通路面積は、第2下流通路74において連通路79の直上流の通路部分である上流端部74aの通路面積よりも小さいことにより、同様にして、絞り部を形成する連通路79により、EGRガスに混入しているカーボンがその下流に位置する第1下流通路73に侵入することが抑制される。
さらに、複数のプレート要素であるプレート20、プレート40およびガスケット30によりEGR分配路70を構成することで、大きな通路面積を有するEGR分配路70を低コストで形成することができる。
また、前記実施形態では、プレート20,40の相互の対向面22,41およびプレート40およびガスケット50の相互の対向面42,51により形成されるブリーザ分配路80は、対向面22および対向面42の溝26,47により構成されたが、ブリーザ分配路80は、プレート部材Pを構成する複数のプレート要素の両対向面の少なくとも一方の溝により構成されればよい。
さらに、EGR分配路70またはブリーザ分配路80は、吸気マニホルド10とプレート部材Pを構成するプレート要素との相互の対向面の協働により形成される、具体的には吸気マニホルド10のプレート要素との対向面およびプレート要素の吸気マニホルド10との対向面の少なくとも一方に設けられる溝により構成されてもよい。同様に、EGR分配路70またはブリーザ分配路80は、シリンダヘッドHとプレート部材Pを構成するプレート要素との相互の対向面の協働により形成される、具体的にはシリンダヘッドHのプレート要素との対向面およびプレート要素のシリンダヘッドHとの対向面の少なくとも一方に設けられる溝により構成されてもよい。
プレート部材Pを構成するプレート要素の数は、1つであってもよい。上流部材および下流部材は、それぞれ吸気マニホルドおよびシリンダヘッド以外の、吸気装置を構成する部材であってもよく、例えば、上流部材がスロットルボディで、下流部材が吸気マニホルドであってもよい。
吸気通路の数は、前記実施形態ではシリンダまたは燃焼室の数である前記所定数と同じであったが、少なくとも前記所定数であればよく、1つの燃焼室に複数の独立した吸気通路が連通する場合など、前記所定数を越える数であってもよい。
内燃機関は、4気筒以外の直列機関、または1つのバンクが直列に配列された複数の気筒を備えるV型機関であってもよい。
内燃機関は、前記実施形態では車両に使用されるものであったが、鉛直方向を指向するクランク軸を備える船外機等の船舶推進装置に使用されるものであってもよい。
H…シリンダヘッド、P…プレート部材。
Claims (4)
- 複数である所定数の燃焼室にそれぞれ吸気を導く前記所定数の吸気通路(90)を形成する通路形成部材と、排気ガスをEGRガスとして前記各吸気通路(90)に還流する排気ガス還流装置とを備える多気筒内燃機関であって、
前記各吸気通路(90)は、上流吸気通路(13)と前記上流吸気通路(13)にその下流で連通する下流吸気通路(3)とから構成され、前記通路形成部材は、前記各上流吸気通路(13)が設けられる上流部材(10)と、前記各下流吸気通路(3)が設けられる下流部材(H)とから構成され、前記排気ガス還流装置は、前記上流部材(10)と前記下流部材(H)との間に配置されて前記上流吸気通路(13)と前記下流吸気通路(3)とを連通させる前記所定数の前記吸気通路(90)が設けられるプレート部材(P)を備え、前記プレート部材(P)は、EGRガスを前記各吸気通路(90)に導くEGR分配路(70)を形成する多気筒内燃機関において、
前記プレート部材(P)は、ブローバイガスを前記各吸気通路(90)に導くブリーザ分配路(80)を形成し、前記EGR分配路(70)および前記ブリーザ分配路(80)は、それぞれ、前記プレート部材(P)を構成する第1プレート要素(20)および第2プレート要素(40)の相互の対向面(22,41)、前記上流部材(10)および前記プレート部材(P)の相互の対向面(12,21)、または、前記プレート部材(P)および前記下流部材(H)の相互の対向面の協働により形成され、
前記EGR分配路(70)は、前記所定数の前記吸気通路(90)の配列方向での列の中央部(C2〜C4)に位置する下流端部(71b)を有する上流通路(71)と、前記下流端部(71b)からのEGRガスを前記各吸気通路(90)に導く下流通路(72)とを有し、
前記プレート部材(P)は、前記第1プレート要素(20)と、前記第2プレート要素(40)と、前記第1プレート要素(20)と前記第2プレート要素(40)との間に配置される第3プレート要素(30)とにより構成され、前記EGR分配路(70)の前記下流通路(72)は第1下流通路(73)および第2下流通路(74)により構成され、前記第1プレート要素(20)の前記第2プレート要素(40)との対向面(22)には、前記上流通路(71)と前記第1下流通路(73)とが隔離して設けられ、前記第2プレート要素(40)の前記第1プレート要素(20)との対向面(41)には、前記上流通路(71)と前記第1下流通路(73)とを連通させる第2下流通路(74)が設けられ、前記第3プレート要素(30)には、前記上流通路(71)および前記第2下流通路(74)、または前記第2下流通路(74)および前記第1下流通路(73)を連通させる連通路(79)が設けられ、前記連通路(79)の通路面積は、前記上流通路(71)または前記第2下流通路(74)において前記連通路(79)の直上流の通路部分(71b,74a)の通路面積よりも小さい
ことを特徴とする多気筒内燃機関。 - 前記プレート部材(P)には、前記EGR分配路(70)に導かれるEGRガスの流量を調整するEGR弁(60)が取り付けられる台座(61)が一体成形され、前記EGR弁(60)からのEGRガスを前記EGR分配路(70)に導く導入通路(62,63)が、前記台座(61)および前記プレート部材(P)により形成されることを特徴とする請求項1記載の多気筒内燃機関。
- 前記ブリーザ分配路(80)は、前記所定数の前記吸気連通路(91)の配列方向での列の中央部(C2〜C4)に位置するブリーザ下流端部(81b)を有するブリーザ上流通路(81)と、前記ブリーザ下流端部(81b)からのブローバイガスを前記各吸気通路(90)に導くブリーザ下流通路(82)とを有することを特徴とする請求項1または2に記載の多気筒内燃機関。
- 前記ブリーザ分配路(80)の出口(80e)は、前記EGR分配路(70)の出口(70e)よりも吸気流下流で前記各吸気通路(90)に開口することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の多気筒内燃機関。
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