JP2005344408A - 道路路面の評価方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 橋、トンネル等が設けられた道路の補修に際して、補修必要箇所を適正に求めることができ、補修に要するコスト等を簡単に算出できる道路路面の評価方法を提供する。
【解決手段】 道路の路面の縦方向のプロファイルを求める縦断プロファイル取得手順Iと、縦断プロファイルデータに基づいて、道路の所定長さの区間毎に国際粗さ指標IRIにより路面の平坦度を求める路面平坦度算出手順IIと、予め道路の所定長さの区間毎に目標平坦度を規定しておき、平坦度データと目標平坦度を比較して補修必要箇所と判定する補修箇所調査手順IIIと、補修必要箇所毎に平坦度データに対してN次曲線で接続する線形設計により修正して目標平坦度を得ることにより補修量を求める補修量算出手順IVと、道路の路面補修工事の種類及び費用についての公共の補修データを取得して、補修データにより路面補修工事の見積を算出する見積算出手順Vとからなる。
【選択図】 図12

Description

本発明は、道路の路面の平坦度について、特に橋、トンネル等の構造物が設けられた道路の平坦度を評価するための道路路面の評価方法に関する。
従来、道路路面の補修については、道路維持修繕指数(メンテナンスコントロールインデックス)MCIが3.5以上になれば工事が行われていた。さらに、補修工事後の検査では、疲労破壊輪数、塑性変形輪数、平坦性の3つの舗装の必須の性能指標を満たしているか否かで判断されていた。例えば路面の平坦性としては、特許文献1に示すように、道路の全体について、国際路面粗さ指標IRIや、互いに平行でかつ所定間隔を隔てて整列された3本のプローブを設けてなる測定具を、縦断プロファイルに沿ってその両側のプローブを縦断プロファイル上に接触した状態で所定間隔単位で移動させ、各移動単位毎に、測定具の真中のプローブの縦断プロファイルからの外れ寸法を求め、外れ寸法の測定値の標準偏差を算出することにより得られたもので評価されている。
特許第3329796号
しかし、道路は、盛り土/切り土の舗装以外に橋やトンネル等の構造物を含んでおり、それら構造物の舗装との接合部で段差を生じるため、道路全体に対して上記平坦性を適用しても適正な評価ができなかった。そのため、このような接合部の段差に対しては、補修時には線形設計を採用せずに、補修作業者の経験的な判断により舗装を盛り付けるいわゆるすり付が行われていた。しかし、このような補修作業者の経験的な対処では、道路全体にわたって適正な補修が行われ難く、さらには補修についての見積も正確には行われ難かった。このような接合部の段差が、車両における荷崩れや、荷物の破損、乗り心地の低下といった問題を生じており、適正な補修が必要とされている。
本発明は、上記した問題を解決しようとするもので、橋、トンネル等の構造物が設けられた道路の路面の補修に際して、適正に補修必要箇所を求めることができ、さらに補修工事の程度とそれに要するコスト等を簡単に算出することができる道路路面の評価方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の構成上の特徴は、道路の路面の縦方向の縦断プロファイルをプロファイル測定手段により求める縦断プロファイル取得手順と、縦断プロファイルデータに基づいて、道路の所定長さの区間毎に路面の平坦度を求める路面平坦度算出手順と、予め所定長さの区間毎に目標平坦度を規定しておき、路面平坦度算出手順で求められた路面の平坦度データと目標平坦度を比較し、平坦度データが目標平坦度より劣る箇所を路面の補修必要箇所と判定する補修箇所調査手順と、補修必要箇所と判定された区間毎に、平坦度データに対してN次曲線で接続する線形設計により修正し、線形設計の繰り返しにより目標平坦度を得るようにすることにより、補修必要箇所の補修量を求める補修量算出手順とからなることにある。
上記のように構成した本発明においては、縦断プロファイル取得手順でプロファイル測定手段により求められた縦断プロファイルデータに基づいて、路面平坦度算出手順で道路の所定長さの区間毎に路面の平坦度が演算される。つづいて、補修箇所調査手順で、路面の区間毎に求められた平坦度データと、予め規定された所定長さの区間毎の目標平坦度を比較することにより、平坦度データが目標平坦度より劣る箇所が路面の補修必要箇所と判定される。その結果、道路の補修必要箇所を適正に求めることができる。さらに、補修量算出手順で、補修必要箇所に対してN次曲線で接続する線形設計により修正が行われ、修正した結果の平坦度が目標平坦度と同等程度になるまで線形設計の繰り返しにより修正が行われる。その結果、本発明によれば、道路の補修必要箇所における補修量を適正に求めることができる。
さらに、本発明において、評価対象道路の路面補修工事の種類及び費用についての公共の補修データを取得して、補修量を公共の補修データに適用することにより路面補修工事の見積を算出する見積算出手順を加えることができる。このように、評価対象道路の路面補修工事の種類及び費用についての公共の補修データを取得して、補修量を公共の補修データに適用することにより、簡単にかつ正確な路面補修工事の見積を算出することができる。
また、本発明において、路面の平坦度が、所定のばね定数の線状ばね材の一端に所定重量の重りを取り付けてなる測定具を、線状ばね材を上下に向けかつ重りを上端側に配置し、下端を縦断プロファイルに接触させた状態で、所定速度で縦方向に移動させ、その際の重りの上下方向の変位を積分して、その積分値を算出することにより得られる国際路面粗さ指標IRIにより表されてもよい。これにより、区間毎の路面の平坦度が適正に求められる。
また、本発明において、路面の平坦度が、互いに平行でかつ所定間隔を隔てて整列された3本のプローブを設けてなる測定具を、縦断プロファイルに沿って測定具をその両側のプローブを縦断プロファイル上に接触した状態で所定間隔単位で移動させ、各移動単位毎に、測定具の真中のプローブの縦断プロファイルからの外れ寸法を求め、外れ寸法の測定値の標準偏差を算出することにより得られるものであってもよい。これにより、区間毎の路面の平坦度が適正に求められる。
本発明によれば、プロファイル測定手段により求めた縦断プロファイルデータに基づいて、道路の所定長さの区間毎に求めた路面の平坦度データと、予め規定された所定長さの区間毎の目標平坦度を比較することにより、平坦度データが目標平坦度より劣る箇所を路面の補修必要箇所として適正に判定することができ、この補修必要箇所に対してN次曲線で接続する線形設計によって修正することにより、道路の補修必要箇所における補修量を適正に求めることができる。また、評価対象道路の路面補修工事の種類及び費用についての公共の補修データを取得して、補修量を公共の補修データに適用することにより簡単にかつ正確な路面補修工事の見積を算出することができる。
以下、本発明の一実施例である道路路面の評価方法について図面を用いて説明する。
実施例の評価方法は、道路の路面の縦方向の縦断プロファイルをプロファイル測定手段である測定ブロック10により求める縦断プロファイル取得手順Iと、縦断プロファイルデータに基づいて道路の所定長さの区間毎に国際粗さ指標IRIにより路面の平坦度を求める路面平坦度算出手順IIと、予め所定長さの区間毎に目標平坦度を規定しておき、路面平坦度算出手順IIで求められた路面の平坦度データと目標平坦度を比較し、平坦度データが目標平坦度より劣る箇所を路面の補修必要箇所と判定する補修箇所調査手順IIIと、補修必要箇所と判定された区間毎に、平坦度データに対してN次曲線で接続する線形設計により修正し、線形設計の繰り返しにより目標平坦度を得るようにすることにより、補修必要箇所の補修量を求める補修量算出手順IVと、評価対象道路の路面補修工事の種類及び費用についての公共の補修データを取得して、補修量を公共の補修データに適用することにより路面補修工事の見積を算出する見積算出手順Vとからなる。
(1)縦断プロファイル取得手順I
縦断プロファイル取得手順では、図1及び図2に示すような、道路Rの路面の縦断方向のプロファイルを計測するために測定ブロック10が用いられる。なお、道路Rの縦断プロファイル計測位置は、路面の摩耗の最も激しいアウトホイールパス(OWP)といわれる車両の左車輪の通過位置について行われる。この道路のアウトホイールパスは、車両の70〜80%が通過する位置であることが明らかになっている。
測定ブロック10は、進行方向(図1の右方向)に向って後中前の3個の円盤形の第1、第2及び第3ローラ11,12,13を有している。各ローラ11,12,13は、硬質のゴムあるいはプラスチック製であって、同一直線上に回転方向を同一直線方向に合わせて配列されている。第1、第2及び第3ローラ11,12,13の外径は、本実施例では10cmφになっている。第1、第2及び第3ローラ11,12,13には、それぞれ回転軸11a,12a,13aが貫通固定されている。第1ローラ11と第2ローラ12の回転軸11a,12aの両端側には、長尺板状の一対の第1連結棒14が回転軸11a,12aが回転自在なように固定されている。また、第2ローラ12と第3ローラ13の回転軸12a,13aの両端には、長尺板状の一対の第2連結棒15が回転軸12a,13aが回転自在なように固定されている。本実施例では、ローラ11,12間及び及ローラ12,13間の距離がいずれも測定ピッチである25cmにされており、したがって各ローラ11,12,13が一直線上に配列されたときの第1ローラ11と第3ローラ13の中心間の寸法である基準距離が50cmになっている。
第1連結棒14(又は第2連結棒15)には、いずれかのローラ11,12,13の回転数から測定ブロックの移動距離を検出する距離測定器16が取り付けられている。また、第1連結棒14には、第1連結棒14の初期角度θを検出する傾斜計17が取り付けられている。さらに、第2連結棒15(又は第1連結棒14)には、第1連結棒14と第2連結棒15が互いに真直な状態から回動した変位角度θを検出する角度検出手段であるロータリエンコーダ18が取り付けられている。
測定ブロック10は、第1連結棒14にて連結支持棒19によって測定車Mに連結されている。連結支持棒19は、第1連結棒14及び測定車Mに対して、それぞれ回動自在に取り付けられている。さらに、連結支持棒19は、長さ方向中間位置にて、コイルバネ19aにより測定車Mと弾性的に連結されており、コイルバネ19aによって測定ブロック10を道路Rにわずかに押し付ける方向に付勢している。これにより、測定ブロック10は、測定車Mの移動に伴って道路Rに軽く押しつけられた状態で移動できるようになっている。
測定車Mには、コンピュータからなる制御装置21が設けられている。制御装置21の記憶部には、測定ピッチである第1,第2ローラ11,12間、及び第2,第3及ローラ12,13間の距離に相当する25cmが設定入力されている。また、制御装置21の入力側には、上記距離測定器16、傾斜計17及びロータリエンコーダ18が接続されており、出力側には図示しないプリンタ等の記録装置が接続されている。
つぎに、上記実施例の測定系による道路Rの凹凸の測定について説明する。
図3に示すように、測定ブロック10を、道路RのOWP位置に合せてかつ第1ローラ11を基準位置Bにセットした状態で、測定車Mを前方(縦方向)に進行させることにより、測定ブロック10も移動する。これに伴い、距離測定器16、傾斜計17及びロータリエンコーダ18の測定結果が制御装置21に入力される。ここで、制御装置21の記憶部に記憶された測定ピッチに基づいて、測定ブロック10が25cm移動する毎に、移動前の第3ローラ13及び第2ローラ12の位置に、移動後の第2ローラ12及び第1ローラ11が位置することになり、ここでの距離測定器16及びロータリエンコーダ18による測定結果が制御装置21において記憶される。これにより、移動距離25cm毎に、第1連結棒14に対する第2連結棒15の回動の角度θが逐次得られる。
図4に示すように、測定ブロック10の初期位置#1における第1連結棒14の初期角度θを求めておき、第1連結棒14に対する第2連結棒15の回動の角度θ1−1が、ロータリエンコーダ18の計測値として求められる。次に、測定ブロック10が1測定ピッチ移動した位置#2において、第1連結棒14に対する第2連結棒15の回動の角度θ1−2が、ロータリエンコーダ18の計測値として求められる。以下同様に、測定ブロック10の1測定ピッチ移動した位置#3,#4,#5…において、第1連結棒14に対する第2連結棒15の回動の角度θ1−3,θ1−4,θ1−5…が、ロータリエンコーダ18の計測値として求められる。この1ピッチ25cmの距離と角度θのデータからコンピュータ処理により、図5に示すような道路のOWPの適正な縦断プロファイルf(x)が得られる。すなわち、このように第1連結棒14に対する第2連結棒15の回動角度を逐次検出する逐次二角法を用いることにより、従来の逐次二点法のように変位計を平行に維持するといった煩雑さがなく、簡易にかつ精度良く路面の縦断プロファイルを作成することができる。
(2)路面平坦度算出手順II
上記縦断プロファイルに関して、上記制御装置21の演算処理により、道路の所定長さである10mの区間毎に、路面の平坦度として国際粗さ指標IRI(International Roughness Index)が求められる。国際粗さ指標IRIの算出方法は、バネ上質量、サスペンション、バネ下質量、タイヤを順次接続してなる測定具が用いられる。IRIの算出をコンピュータにより行う場合は、測定具25は、図6に示すように、所定のばね定数の線状ばね材26の一端に所定重量の重り27を取り付けたものとして等価的に表される。測定具25を、線状ばね材26を上下に向けかつ重り27を上端側に配置し、下端を縦断プロファイルf(x)に接触させた状態で、所定速度v例えば80km/hで縦方向に移動させ、その際の重りの上下方向の変位を積分して、その積分値を算出することにより求められるもので、ソフトウエア処理により、迅速にかつ精度の良い結果を得ることができる。この国際粗さ指標IRIによれば、道路を走行する車両の立場から、現実的な路面の粗さを得ることができる。制御装置21により演算された10mの区間毎の国際粗さ指標IRIデータについては、記憶部に記憶される。
(3)補修箇所調査手順III、補修量算出手順IV及び見積算出手順V
本実施例では、補修箇所調査手順III、補修量算出手順IV及び見積算出手順Vの3つの手順が制御装置21の演算処理により一括して行われる。補修量算出手順IVとしては、図7に示すように、例えば橋の端部において、N次曲線S1,S2で接続する線形設計により平坦性を補修し、補修した路面について、国際粗さ指標IRIである平坦度データS(IRI−10k)Dを求めて、後述する目標平坦度データM(IRI−10k)と比較して略同一になるまで線形設計が繰り返し行われる。なお、k=1〜nは道路全体において10m毎の区間を順次表すものであり、Dは線形設計による補修の回数、すなわち実質的な工事量を表すものである。
上記制御装置21の記憶部には、10mの区間毎の国際粗さ指標IRIについて予め規定された目標値M(IRI−10k)が記憶されており、さらに評価道路についての公共のデータベースから読み取られた補修データが記憶されている。また、制御装置21は、記憶部に記憶した図8〜図10に示す「路面補修データ演算プログラム」を実行する。
つぎに、上記3つの手順の実施について説明する。
制御装置21は、「路面補修データ演算プログラム」の実行をステップ30にて開始し、各種初期化処理を行った後、記憶部に記憶された評価対象道路の全区間の平坦度データS(IRI−10k)Dの内の第1区間(k=1)について平坦度データを読み取ると共に、補修回数Dを「0」とし(ステップ31〜33)、さらに第1区間の平坦度の目標値M(IRI−10k)を記憶部から読み込む(ステップ34)。つぎに、第1区間(k=1)について、平坦度データS(IRI−10k)Dと予め規定された目標平坦度M(IRI−10k)の大小が比較される(ステップ35)。平坦度データS(IRI−10k)Dと目標平坦度M(IRI−10k)が等しければ、プログラムはステップ36に移され、平坦度データS(IRI−10k)0として記憶され、さらに第1区間での工事量が0に設定される(ステップ37)。
平坦度データS(IRI−10k)Dと目標平坦度M(IRI−10k)が等しくない場合は、プログラムはステップ38に移されて、局部的な線形設計によりN次曲線で補修されると共に、補修回数Dが1だけプラスされ(ステップ39)、さらに補修に応じて平坦度データS(IRI−10k)Dが更新される(ステップ40)。つづいて、補修された平坦度データS(IRI−10k)Dと予め規定された目標平坦度M(IRI−10k)の大小が比較され(ステップ41)、両者が等しくないすなわち補修が十分でない場合は、再度線形設計による補修が行われ、補修回数Dが1だけプラスされると共に補修に応じて平坦度データS(IRI−10k)Dが更新される(ステップ38〜40)。補修された平坦度データS(IRI−10k)Dと予め規定された目標平坦度M(IRI−10k)の比較により(ステップ41)等しいと判定されると、プログラムはステップ42に移され、平坦度データS(IRI−10k)Dとして記憶される。さらに、第1区間での工事量が補修回数Dに基づいて設定される(ステップ43)。
さらに、区間数kが1プラスされて2にされ(ステップ44)、第2区間での平坦度データS(IRI−10k)Dと目標平坦度M(IRI−10k)が読み込まれ、補修回数Dが0にされる(ステップ45,46)。その後、区間数kがnに等しいか否かが判定されるが(ステップ47)、ここではまだ第2区間なので、「NO」と判定されてプログラムはステップ35に戻され、第2区間について、上記第1区間で実行されたと同様にステップ35〜ステップ43の処理が繰り返され、第2区間での補修された平坦度S(IRI−10k)Dと工事量が算出される。同様に、順次第3区間から第n区間での補修された平坦度S(IRI−10k)Dと工事量が算出された後、ステップ47にてk=nに応じて「YES」と判定され、プログラムはステップ48に移され、工事データベースが読み込まれる。この工事データベースと、第1区間から第n区間までの補修された平坦度S(IRI−10k)Dと工事量とに基づいて、図11に示すように工事見積表が作成される(ステップ49)。図11に示すように、種々の平坦度S(IRI−10k)Dにおける工事見積が作成され、プリンタから出力され、プログラムの実行が終了する(ステップ50〜ステップ52)。
以上に説明したように、上記実施例においては、縦断プロファイル取得手順Iで測定ブロック10により求められた縦断プロファイルデータに基づいて、路面平坦度算出手順IIで道路の所定長さの区間毎に国際粗さ指標IRIにより路面の平坦度が演算される。つづいて、補修箇所調査手順IIIで、路面の区間毎に求められた平坦度データS(IRI−10k)Dと、予め規定された所定長さの区間毎の目標平坦度M(IRI−10k)を比較することにより、平坦度データが目標平坦度より劣る箇所が路面の補修必要箇所と判定される。そのため、補修必要箇所が適正に求められる。さらに、補修量算出手順IVで、補修必要箇所に対してN次曲線で接続する線形設計により修正が行われ、補修した結果の平坦度が目標平坦度と同等程度になるまで線形設計の繰り返しにより修正が行われる。その結果、上記実施例によれば、道路の補修必要箇所における精度のよい補修量を求めることができる。例えば図12に示すように、路面平坦度が悪い橋の部分では路面Iで平坦度がIIのようになっているのに対して、橋と道路の接続部分を路面IIIのように補修することにより、平坦度がIVのように改善される。
又、上記実施例においては、評価対象道路の路面補修工事の種類及び費用についての公共の補修データを取得して、見積算出手順Vで、補修量を公共の補修データに適用することにより、簡単にかつ正確な路面補修工事の見積を算出することができる。例えば、図11に示すように、平坦度S(IRI−10k)Dが8では、一般工事i,iiであり工事収計123となり、平坦度S(IRI−10k)Dが2になると、一般工事i,ii,iii及び付帯工事i,ii,iiiであり工事収計456となる。
なお、上記実施例において、路面の平坦度については、図6に示すような国際路面粗さ指標IRIを算出することにより求めているが、これに限らない。例えば、図13に示すように、互いに平行でかつ所定間隔t(例えば3m)を隔てて整列された3本のプローブ31a,31b,31cを設けてなる測定具31を、上記縦断プロファイルf(x)に沿ってその両側のプローブ31a,31cを縦断プロファイルf(x)上に接触した状態で所定間隔t単位で移動させ、各移動単位毎に、測定具31の真中のプローブ31bの縦断プロファイルf(x)からの外れ寸法hxを求め、各移動単位での外れ寸法hxの標準偏差σを算出することにより平坦度を求めてもよい。この場合も、測定処理は、通常はコンピュータを利用して行われ、それにより迅速にかつ正確な結果を得ることができる。
なお、上記実施例においては、縦断プロファイル取得手順I、路面平坦度算出手順II、補修箇所調査手順III、補修量算出手順IV及び見積算出手順Vのすべてについて、制御装置21により演算処理されているが、これに限るものではない。いずれかの手順において、得られたデータをCD−ROM等に格納して制御装置21から取り外し、測定車Mとは別の場所に設けた演算装置にデータを格納してこれにより続く手順の演算処理を行うようにすることもできる。その他、上記実施例に示した道路路面の評価方法については、一例であり、具体的な測定車あるいは演算方法等については、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。
本発明によれば、縦断プロファイルデータに基づいて、評価対象道路の所定長さの区間毎に国際粗さ指標IRIにより路面の平坦度が演算される。この路面の区間毎に求められた平坦度データと、予め規定された道路の所定長さの区間毎の目標平坦度を比較することにより路面の補修必要箇所と判定され、補修必要箇所に対してN次曲線で接続する線形設計により修正が行われ、評価対象道路の路面補修工事の種類及び費用についての公共の補修データに補修量を適用することにより簡単にかつ正確な路面補修工事の見積を算出することができるので、有用である。
本発明の一実施例である道路の路面の平坦度を計測するために測定車に取り付けられる測定ブロックを概略的に示す正面図である。 測定車両に取り付けられる測定ブロックを概略的に示す正面図である。 測定ブロックにより路面の凹凸を測定する過程を説明する説明図である。 測定ブロックの各測定地点における状態を模式的に示す説明図である。 測定ブロックによる測定結果を解析して路面形状として示した説明図である。 図5の結果を用いて路面の平坦性を解析する方法として、国際路面粗さ指標IRIを算出する方法を説明する説明図である。 道路と橋の繋ぎ部分での補修について説明する模式図である。 制御装置により実行される「路面補修データ演算プログラム」のフローチャートの一部である。 制御装置により実行される「路面補修データ演算プログラム」のフローチャートの一部である。 制御装置により実行される「路面補修データ演算プログラム」のフローチャートの一部である。 種々の平坦度における工事内容及び工事見積を説明する説明図である。 補修前の路面の凹凸状態及びその平坦度と、補修後の路面の凹凸状態及びその平坦度を示したグラフである。 図5の結果を用いて路面の平坦性を解析する方法として、3本のプローブを設けた測定具を用いて算出する方法を説明する説明図である。
符号の説明
10…測定ブロック、11,12,13…第1,第2,第3ローラ、11a,12a,13a…回転軸、14…第1連結棒、15…第2連結棒、18…ロータリエンコーダ(角度検出手段)、21…制御装置。

Claims (4)

  1. 道路の路面の縦方向の縦断プロファイルをプロファイル測定手段により求める縦断プロファイル取得手順と、
    前記縦断プロファイルデータに基づいて、前記道路の所定長さの区間毎に路面の平坦度を求める路面平坦度算出手順と、
    予め前記所定長さの区間毎に目標平坦度を規定しておき、前記路面平坦度算出手順で求められた該路面の平坦度データと該目標平坦度を比較し、該平坦度データが該目標平坦度より劣る箇所を路面の補修必要箇所と判定する補修箇所調査手順と、
    該補修必要箇所と判定された区間毎に、該平坦度データに対してN次曲線で接続する線形設計により修正し、該線形設計の繰り返しにより目標平坦度を得るようにすることにより、該補修必要箇所の補修量を求める補修量算出手順と
    からなることを特徴とする道路路面の評価方法。
  2. 前記評価対象道路の路面補修工事の種類及び費用についての公共の補修データを取得して、前記補修量を該公共の補修データに適用することにより該路面補修工事の見積を算出する見積算出手順を加えたことを特徴とする前記請求項1に記載の道路路面の評価方法。
  3. 前記路面の平坦度が、所定のばね定数の線状ばね材の一端に所定重量の重りを取り付けてなる測定具を、該線状ばね材を上下に向けかつ重りを上端側に配置し、下端を前記縦断プロファイルに接触させた状態で、所定速度で縦方向に移動させ、その際の重りの上下方向の変位を積分して、その積分値を算出することにより得られる国際路面粗さ指標IRIにより表されることを特徴とする前記請求項1又は2に記載の道路路面の評価方法。
  4. 前記路面の平坦度が、互いに平行でかつ所定間隔を隔てて整列された3本のプローブを設けてなる測定具を、前記縦断プロファイルに沿って該測定具をその両側のプローブを該縦断プロファイル上に接触した状態で前記所定間隔単位で移動させ、各移動単位毎に、該測定具の真中のプローブの該縦断プロファイルからの外れ寸法を求め、該外れ寸法の測定値の標準偏差を算出することにより得られるものであることを特徴とする前記請求項1又は2に記載の道路路面の評価方法。
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