JP2002099586A - 道路設計システム及び道路設計方法 - Google Patents

道路設計システム及び道路設計方法

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JP2002099586A
JP2002099586A JP2001210378A JP2001210378A JP2002099586A JP 2002099586 A JP2002099586 A JP 2002099586A JP 2001210378 A JP2001210378 A JP 2001210378A JP 2001210378 A JP2001210378 A JP 2001210378A JP 2002099586 A JP2002099586 A JP 2002099586A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のユーザがインターネットなどのコンピ
ュータネットワークを利用して、自動的に道路設計を行
うことができる道路設計システムを提供する。 【解決手段】 本発明の道路設計システムは、クライア
ント機能を有し、設計条件の情報やユーザの個人情報を
入力する端末装置20a、20b、20cと、サーバ機
能を有し、設計条件の情報や個人情報に基づいて、道路
設計サービスを提供する道路設計サーバ10と、各端末
装置20a〜20c及びサーバ10を接続するインター
ネットなどのコンピュータネットワーク30と、クライ
アント側に設置され、サーバ10からの処理結果を受信
して出力するファクシミリ装置41a、41bと、ファ
クシミリ装置41a、41b及びサーバ10を接続する
通信回線網40と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PC(Personal C
omputer)などのコンピュータを使用して道路設計を自
動的に行うことができる道路設計システム及び道路設計
方法に関する。特には、インターネットなどの通信ネッ
トワークを利用し、複数のユーザが利用することができ
る道路設計システム及び道路設計方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、道路設計の分野においてもP
Cなどのコンピュータが使用されている。以下に、従来
から行われている道路設計方法について説明する。
【0003】図5は、従来の道路設計方法の処理を示す
フローチャートである。図5において、先ず、道路設計
者は、地形、建造物、道路予定地、法規、構造令などの
設計条件を設定する(ステップ501)。
【0004】次に、ステップ501で設定された設計条
件に基づいて、平面線形のスケッチを行う(ステップ5
02)。具体的には、直線、クロソイド、円弧などの道
路の平面要素を、PCなどを使用して1つずつ接続し、
道路中心線形のスケッチを行う。そして、この道路中心
線形を基準にして、道路幅をセットしていく。このと
き、道路端が建造物などから建設基準を満たす距離で離
れているかなどをチェックしながら行っている。
【0005】次に、道路や地形の高低差などに基づいて
縦断勾配のチェックを行う(ステップ503)。
【0006】その後、道路の平面線形の固定、ノーズの
固定、道路幅員作図、ランプ測点、標準横断構成などの
平面設計を行う(ステップ504)。
【0007】そして、路面の縦断面形状(直線や放物線
など)を決定し、地形やコントロールの記入(入力)、
本線との交差位置記入、上下方向で各条件のクリアラン
ス(建築限界)が取れているかどうかのチェック、ノー
ズ部勾配のチェック、縦断線形の確定などの縦断設計を
行う(ステップ505)。
【0008】次に、横断地形を読出し、舗装、路床及び
路体の設置、保護路肩の設置、法面設置、要壁や橋脚な
どの構造物の設置、側道や坂路の設置、暫定施工計画な
どの横断設計を行う(ステップ506)。
【0009】さらに、法面展開、排水施設の設定、構造
物の旗揚げなどの法面展開・排水施設設計を行う(ステ
ップ507)。
【0010】そして、切盛量の計算、法面工数量の計
算、延長調書や土積図の作成などの計算書類を作成する
(ステップ508)。
【0011】最後に、各設計結果に基づいて、PCなど
で3DCG(3次元コンピュータグラフィックス)の画
面を表示または出力し(ステップ509)、その結果を
チェックする(ステップ510)。問題が無ければ、道
路設計は終了し、不都合や不具合などがあれば、再びス
テップ502からの処理をやり直す。
【0012】以上のようにして、従来から道路設計をP
Cなどを用いて行っている。
【0013】一方、従来から、複数のコンピュータを通
信回線などによって接続し、データやプログラムなどを
複数のコンピュータ同士で蓄積交換したり、データなど
を共有するコンピュータ・ネットワーク(以下、単に
「ネットワーク」とも言う)が構築されている。
【0014】このようなネットワークの方式としては、
所定の通信プロトコルなどに準拠すれば、原則として自
由にコンピュータの接続ができるオープン型ネットワー
ク方式と、ネットワークをホスト・コンピュータなどで
管理し、接続されるコンピュータなどの端末装置に一定
のセキュリティなどの制限を設けて、管理外のコンピュ
ータ・ノードをネットワークに接続させないようにする
クローズ型ネットワーク方式がある。
【0015】上述のオープン型ネットワーク方式の代表
的なものとして、インターネットがある。このインター
ネットにおいては、通信プロトコルにTCP(Transfer
Control Protocol)/IP(Internet Protocol)が採
用されており、原則としてこの通信プロトコルを遵守し
たコンピュータであればネットワークに接続することが
できる。
【0016】近年において、インターネットのような自
由なネットワーク環境を背景に、WWW(World Wide W
eb)などのマルチメディア環境が整備されてきた。特
に、最近では、このインターネットを利用して特定のサ
ービスを行うインターネットビジネスといわれるものが
多く提案され運営されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在に
おいて、複数のユーザがインターネットなどのコンピュ
ータネットワークを利用して、自動的に道路設計を行う
ような方法がなかった。
【0018】従って、本発明の目的は、複数のユーザが
インターネットなどのコンピュータネットワークを利用
して、自動的に道路設計を行うことができる道路設計シ
ステム及び道路設計方法を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の道路設計システムは、コンピュータネット
ワークに接続された端末によって道路設計を行う道路設
計システムであって、クライアント機能を有し、設計条
件の情報やユーザの個人情報を入力する端末装置と、サ
ーバ機能を有し、端末装置から入力された設計条件の情
報や個人情報に基づいて、道路設計サービスを提供する
道路設計サーバと、端末装置及び道路設計サーバを接続
するコンピュータネットワークと、を備え、道路設計サ
ーバは、ネットワークに接続され、端末装置から入力さ
れた設計条件の情報や個人情報を受信し、端末装置との
間で情報の送受信を行うネットワーク処理手段と、ネッ
トワーク処理手段で受信した設計条件の情報や個人情報
に基づいて、道路設計を行って、道路設計図面や計算書
類を生成する道路設計処理手段と、を備える、ことを特
徴とする。
【0020】ここで、ネットワーク処理手段は、道路設
計処理手段で生成された道路設計図面及び計算書類を端
末装置に送信する、ことができる。また、ネットワーク
処理手段は、Webページによって道路設計図面及び計
算書類を端末装置に送信する、こともでき、電子メール
によって道路設計図面及び計算書類を端末装置に送信す
る、こともできる。また、端末装置は、設計条件の情報
やユーザの個人情報を、道路設計サーバから提供される
Webページに入力して送信する、ことができる。
【0021】また、道路設計処理手段は、道路設計図面
を生成する道路設計図面生成手段と、計算書類に記載さ
れる切土面や盛土面の土量や法面積を算出する切土・盛
土面演算手段と、を備える、ことができる。このとき、
道路設計図面生成手段は、外部入力の指示に応じて、道
路中心線を任意の地点で無段階に自動的に変更すること
ができ、また、外部入力の指示に応じて、道路の縦断曲
線を任意の地点で無段階に自動的に変更することがで
き、さらに、外部入力の指示に応じて、インテリシェイ
プの形状を自動的に変更することができる。ここで、道
路設計図面生成手段は、道路中心線、道路の縦断曲線、
又は/及びインテリシェイプの形状の変更範囲を示すこ
とができる、ようにすることができる。また、さらに、
切土・盛土面演算手段は、標準横断の3Dパッチ(曲
面)を利用する、ようにするとよい。
【0022】また、上記課題を解決するため、本発明の
道路設計方法は、コンピュータネットワークを利用して
道路設計を行う道路設計方法であって、(A)コンピュ
ータネットワークに接続されている端末装置に情報提供
画面を送信し、(B)端末装置から情報提供画面に入力
された設計条件の情報やユーザの個人情報を受信し、
(C)受信した設計条件の情報や個人情報に基づいて、
道路設計を行って、道路設計図面や計算書類を生成し、
(D)生成された道路設計図面及び計算書類を端末装置
に送信する、ことを特徴とする。
【0023】ここで、ステップ(A)及び(D)は、W
ebページによって情報提供画面、道路設計図面及び計
算書類を端末装置に送信する、ことができる。また、ス
テップ(D)は、電子メールによって道路設計図面及び
計算書類を端末装置に送信する、こともきる。
【0024】さらに、ステップ(C)は、(c1)受信
した設計条件の情報や個人情報に基づいて、道路設計を
行って、道路設計図面を生成し、(c2)道路設計図面
に基づいて、切土面や盛土面の土量や法面積を算出し、
(c3)切土面や盛土面の土量や法面積を記載した計算
書類を生成する、ことができる。このとき、ステップ
(c1)は、外部入力の指示に応じて、道路中心線を任
意の地点で無段階に自動的に変更することができる、ま
た、外部入力の指示に応じて、道路の縦断曲線を任意の
地点で無段階に自動的に変更することができ、さらに、
外部入力の指示に応じて、インテリシェイプの形状を自
動的に変更することができる。ここで、ステップ(c
1)は、道路中心線、道路の縦断曲線、又は/及びイン
テリシェイプの形状の変更範囲を示すことができる、よ
うにすることができる。また、ステップ(c2)は、標
準横断の3Dパッチ(曲面)を利用して、切土面や盛土
面の土量や法面積を算出する、ようにすることができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の道
路設計システム及び道路設計方法の実施の形態を説明す
る。ここで、本発明の道路設計システム及び道路設計方
法においては、インターネットなどの通信ネットワーク
を利用し、ユーザ側から入力された情報に基づいて、道
路設計を自動的に行うことができる道路設計サービスを
提供する。
【0026】図1は、本発明の道路設計システムの一形
態を示す図である。この道路設計システムは、クライア
ント機能を有し、設計条件の情報やユーザの個人情報を
入力するPC(Personal Computer)などの端末装置2
0a、20bと、クライアント機能を有し、設計条件の
情報やユーザの個人情報を入力する携帯電話などの携帯
端末装置20cと、サーバ機能を有し、設計条件の情報
や個人情報に基づいて、道路設計サービスを提供する道
路設計サーバ(以下、単に「サーバ」ともいう)10
と、各端末装置(以下、単に「クライアント」ともい
う)20a〜20c及びサーバ10を接続するインター
ネットなどのコンピュータネットワーク(以下、単に
「ネットワーク」ともいう)30と、クライアント側に
設置され、サーバ10からの処理結果を受信して出力す
るファクシミリ装置41a、41bと、ファクシミリ装
置41a、41b及びサーバ10を接続する通信回線網
40と、を備えている。
【0027】ここで、ネットワーク30は、インターネ
ットやイントラネットを利用して構築することができ
る。この場合、インターネットの通信プロトコルに準拠
した既存のアプリケーションやシステムを使用すること
ができるので、低コストで本発明の道路設計システムを
実現することができる。
【0028】図2は、図1に示したサーバ10の構成の
一例を示す図である。図2において、サーバ10は、設
計条件情報の入力画面となるWebページやネットワー
クアプリケーションなどを記憶するWebDB(Web Da
ta Base)13と、インターネットなどのコンピュータ
ネットワーク30に接続され、コンピュータネットワー
ク30に接続されている端末装置20a〜20c(図
1)に、WebDB13に記憶されているWebページ
を送信すると共に、端末装置20a〜20c(図1)か
ら入力された設計条件の情報やユーザの個人情報を受信
するWebページ処理部11と、Webページ処理部1
1で受信したユーザ情報を記憶するユーザDB14と、
Webページ処理部11で受信した設計条件の情報など
のデータを記憶する設計条件DB15と、Webページ
処理部11で受信した設計処理コマンドや設計条件DB
15に記憶されている設計条件情報に基づいて道路設計
を行う道路設計処理12と、道路設計処理12で作成さ
れた道路設計図面や計算書などを保持する結果DB16
と、結果DB16に保持された道路設計図面や計算書な
どのデータファイルを所望する形態で提供するためにフ
ォーマット変換するイメージデータ処理部19と、イメ
ージデータ処理部19で変換された道路設計図面や計算
書などを3DCGの画像やプリンタ用紙に出力する表示
装置やプリンタなどの出力部18と、インターネットな
どのコンピュータネットワーク30に接続され、コンピ
ュータネットワーク30に接続された端末装置20a〜
20c(図1)にイメージデータ処理部19で所定の形
式にフォーマット変換された道路設計図面や計算書など
のデータファイルを送信する通信部17と、を備えてい
る。
【0029】ここで、道路設計処理12は、Webペー
ジ処理部11で受信した設計処理コマンドや設計条件D
B15に記憶されている設計条件情報に基づいて道路設
計図面を生成する道路設計図面生成部12aと、道路設
計図面生成部12aで生成された道路設計図面に基づい
て切土面や盛土面の計算を行う切土・盛土面演算部12
bと、道路設計図面生成部12aで生成された道路設計
図面及び切土・盛土面演算部12bで算出された切土面
や盛土面に基づいて、土量計算書や法面数量計算書など
の計算書類を生成する計算書類生成部12cと、を備え
ている。
【0030】次に、図1及び図2に示した本発明の道路
設計システムを利用した道路設計サービスについて説明
する。なお、以下の説明において具体的な一例として、
端末装置20aは、クライアント機能を有するPCであ
り、コンピュータネットワーク30はインターネットで
あるとして説明する。なお、当該サービスの対象者とし
ては、土木コンサルタント、建設会社、建設省、公団や
自治体などの施工主が挙げられる。
【0031】図3及び図4は、本発明の道路設計システ
ムを利用した道路設計サービスを示すフローチャートで
ある。図1〜図4において、先ず、土木コンサルタン
ト、建設会社、建設省、公団や自治体などのユーザは、
ユーザ側の端末装置(以下、「PC」ともいう)20a
でブラウザを起動し、コンピュータネットワーク(以
下、「インターネット」ともいう)30を介して、サー
バ10のWebページ処理部11が提供するWebペー
ジにアクセスする(ステップ301)。Webページ処
理部11は、PC20aからのアクセス要求(URL)
に応じて、WebDB13に記憶しているWebページ
から道路設計画面のWebページを検索して、このWe
bページをPC20aに送信する(ステップ302)。
これにより、PC20aの画面上には、道路設計申込用
のWebページが表示される(ステップ303)。
【0032】次に、ユーザは、自己を識別して特定する
ためのIDとパスワードを入力して、設計条件入力画面
のWebページにアクセスする(ステップ304、30
5)。このとき、当該サービスの利用が初回の場合(ス
テップ304)、即ち、登録IDとパスワードが入力さ
れていない場合には、ユーザ登録WebページをPC2
0aに送信する(ステップ306)。ユーザ登録Web
ページが表示されたPC20aでは、情報入力画面のW
ebページの各項目に必要な個人情報が入力され、ネッ
トワーク30を介してこの個人情報がサーバ10のWe
bページ処理部11に送信される(ステップ307)。
ここで、ユーザ登録Webページの各項目に必要な個人
情報としては、ユーザの氏名、住所、メールアドレス、
出力結果の受取方式、決済方法などが含まれる。
【0033】Webページ処理部11は、PC20aか
ら受け取ったユーザの個人情報に基づいて、IDとパス
ワードを決定し、ユーザ側のPC20aに送信する(ス
テップ308)。ユーザは、このようにして送信されて
きたIDとパスワードを入力して、設計条件入力画面の
Webページにアクセスする(ステップ305)。
【0034】次に、ユーザは、PC20aに表示された
Webページ画面から、所望の設計条件を入力し、道路
設計の手続きを行う(ステップ309)。ユーザがPC
20aから入力した設計条件は、インターネット30を
介してサーバ10のWebページ処理部11に送信され
る(ステップ310)。
【0035】次に、サーバ10のWebページ処理部1
1は、設計条件を受信すると、道路設計処理部12に当
該設計条件をユーザIDと共に転送し、道路設計処理部
12では、設計条件DB15に当該設計条件をユーザI
Dに関連付けて記憶する(ステップ311)。
【0036】次に、道路設計処理部12の道路設計図面
生成部12aでは、設計条件DB15に記憶されている
設計条件とユーザIDに基づいて、道路設計図面生成用
のプログラムを準備し、ユーザ側に提供する(ステップ
312)。ここで、このプログラムの提供は、サーバ1
0側でプログラムを起動させ、ユーザにはオンライン状
態でWebページ処理部11を介してWebページによ
って提供することができる。または、ユーザ側のPC2
0aに当該プログラムをダウンロードさせ、直接ユーザ
側のPC20aで実行するようにしてもよい。
【0037】ユーザは、提供された道路設計図面生成用
のプログラムに対して、PC20aから所定の実行コマ
ンドや追加情報、変更情報などを入力して道路設計図面
を生成する。この道路設計図面の生成処理は、平面線形
のスケッチ処理、縦断勾配のチェック処理、平面設計処
理、縦断設計処理、横断設計処理、法面展開・排水施設
設計処理などを実行することによって自動的に行われ
る。
【0038】この道路設計図面の自動作成は、具体的に
は、平面線形のスケッチ処理、平面設計処理、縦断設計
処理、横断設計処理においては、ダイナミッククロソイ
ドを用いて直線、円弧、クロソイド曲線を自動的に接続
し、道路の中心線形などを容易に設計することができ、
ワッブル機能によって、設計制約ベース(例えば、部品
の高さなど)の自由度を容易に判定することができる。
また、縦断設計処理においては、ダイナミックプロファ
イルを用いて道路の縦断設計を行う。このダイナミック
プロファイルにおいては、道路の縦断カーブをフレキシ
ブルに移動させて新設道路本線の縦断線形を移動する
と、新設道路のランプも自動的に追従するものである。
また、横断設計処理においては、インテリシェイプのド
ラッグアンドドロップ機能を用いて、予め準備されてい
る橋脚、法面等の土木部品を画面上の所定の場所にドラ
ッグアンドドロップすることによって橋脚、法面等の設
置を自動的に行う。
【0039】このようにして、道路設計図面生成用のプ
ログラムで実行されるダイナミッククロソイド、ワッブ
ル機能、ダイナミックプロファイル、及びインテリシェ
イプのドラッグアンドドロップ機能を用いて、平面線形
のスケッチ処理、縦断勾配のチェック処理、平面設計処
理、縦断設計処理、横断設計処理、法面展開・排水施設
設計処理などを実行し、自動的に道路設計図面を生成す
る。生成された道路設計図面は、PC20aの画面上で
確認される(ステップ313)。
【0040】生成された道路設計図面に変更や追加がな
ければ、切土・盛土面演算処理部12bによる切土面や
盛土面の演算処理に移行する(ステップ314)。
【0041】切土・盛土面演算処理部12bでは、道路
設計図面生成部12aで生成された道路設計図面に基づ
いて、切土面や盛土面の法尻計算を行う(ステップ31
5)。この法尻計算は、(A)地形等高線の3Dワイヤ
ーフレームと標準横断の3Dワイヤフレームとの交点計
算を行う、(B)地形等高線の3D/TIN(Triangul
ar Irregular Network)(ポリゴン)と標準横断の3D
ワイヤフレームとの交点計算を行う、または(C)地形
等高線の3D/TIN(ポリゴン)と標準横断の3Dパ
ッチ(ポリゴン)との交差計算を行う、の何れかと、
(1)等高線、既存の道路、田、畑、宅地などに属性分
けした地形3D/TIN(ポリゴン)と標準横断の3D
パッチ(曲面)との交差計算をする、または(2)等高
線、既存の道路、田、畑、宅地などに属性分けした地形
3D/TIN(曲面)と標準横断の3Dパッチ(曲面)
との交差計算をする、の何れかを組み合わせて計算す
る。
【0042】即ち、切土・盛土面演算処理部12bで
は、上記(A)乃至(C)の何れかの計算方法に、
(1)または(2)の計算方法を拡張して、切土面や盛
土面の演算処理を行っている。また、このとき、インタ
ーチェンジなどのループド曲面や道路断面のスイープ曲
面を作成する。
【0043】次に、計算書類生成部12cは、道路設計
図面生成部2a及び切土・盛土面演算処理部12bの処
理結果に基づいて、土量計算書や法面数量計算書などを
生成する(ステップ316)。
【0044】生成された道路設計図面及び土量計算書や
法面数量計算書などは、PC20aの画面上で確認され
る(ステップ317)。
【0045】生成された道路設計図面及び土量計算書や
法面数量計算書などに変更や追加がなければ(ステップ
317)、道路設計図面及び土量計算書や法面数量計算
書などはユーザIDなどのユーザ情報に関連付けて結果
DB16に記憶される(ステップ318)。
【0046】イメージデータ処理部19は、ユーザ情報
に基づいて、結果DB16に記憶されている道路設計図
面及び土量計算書や法面数量計算書などを画像処理し
(ステップ319)、ユーザの所望する方法でユーザ側
に道路設計図面及び土量計算書や法面数量計算書などを
送信する(ステップ320)。
【0047】即ち、ユーザが道路設計図面及び土量計算
書や法面数量計算書などをPCで処理できるファイルで
望む場合には、これらのファイルをWebページ処理部
11からネットワーク30を介して、ユーザのPCに送
信する(または、ユーザのPCでダウンロードできるよ
うに提供する)。また、ファクシミリなどで要求する場
合には、通信部17から電話回線などの通信回線網40
を介してユーザ側のファクシミリ装置に送信することが
できる。また、道路設計図面及び土量計算書や法面数量
計算書などを出力した用紙の形式で所望された場合に
は、出力部18のプリンタなどで出力し、郵送などでユ
ーザ側に送付するようにしてもよい。
【0048】この様にして、ユーザ側では、道路設計図
面及び土量計算書や法面数量計算書などを容易に作成
し、それらをWebページや電子メールで受信したり、
PC20aのHDD(Hard Disk Drive)などにダウン
ロードしたり、ファクシミリや郵送などで、それらの図
面や書類を容易に得ることができる。
【0049】次に、上述した、ステップ313及びステ
ップ315の処理について具体的に説明する。先ず、ス
テップ313の道路設計図面の生成において、道路設計
図面生成部12aは、ダイナミッククロソイド・インタ
フェース機能により、直線、円弧及びクロソイド曲線で
作成された道路中心線をゴムひものように見立て、道路
中心線の任意の一点を画面上のポインタで任意の方向に
移動させることにより、道路中心線の連続性を保ちなが
ら、所定の制約条件に基づいて自動的に移動させること
ができる機能である。
【0050】図6は、このダイナミッククロソイド・イ
ンタフェース機能を示す図である。先ず、道路の起点方
向を持つオリジン点61と道路の終点方向を持つアタッ
チ点62を固定点として規定する。次に、建物や保護地
域などの固定制約条件63を設計条件DB15から検索
する。また、同時に、道路設計時に規定した直線、円弧
及びクロソイド曲線を認識し、それらの接続点64を認
識する。次に、それぞれの円弧(半径R)、直線、クロ
ソイド曲線の寸法制限を決定する。これらのオリジン点
61(固定点)、アタッチ点62(固定点)、接続点6
4の幾何制約条件と、固定制約条件63、寸法制限条件
の各条件に基づいて、道路中心線65を無段階的に移動
することができる(図6(B)では矢印A方向に移動し
ているところを示す)。
【0051】図7は、道路中心線の移動における、法面
の変化を示す図である。図6に示すような道路中心線6
5の移動によって、道路断面図における法面71の変化
を自動的に算出することができる。これにより、切土面
積72の変化を自動的に算出することができることにな
る。
【0052】上述した道路設計図面生成部12aのダイ
ナミッククロソイド・インタフェース機能により、道路
設計のトライアルが容易な操作で、無制限に且つ無段階
に行うことができ、設計段階における工事費の削減と、
設計期間の短縮を図ることができるようになる。
【0053】また、ステップ313の道路設計図面の生
成において、道路設計図面生成部12aは、ダイナミッ
クプロファイル・インタフェース機能により、放物線で
作成された道路縦断線形をゴムひものように見立て、道
路縦断線形の任意の一点を画面上のポインタで任意の方
向に移動させることにより、道路縦断線形の連続性を保
ちながら、所定の制約条件に基づいて自動的に移動させ
ることができる機能である。
【0054】図8は、このダイナミックプロファイル・
インタフェース機能を示す図である。先ず、道路縦断線
形(新設道路本線の縦断線形)81の起点方向を持つオ
リジン点61と道路縦断線形の終点方向を持つアタッチ
点62を固定点として規定する。次に、既設道路83、
既設架橋84や既設埋設物85などの固定制約条件R1
〜R3を設計条件DB15から検索する。また、同時
に、道路設計時に規定した道路縦断線形81を認識し、
それらの接続点64を認識する。これらのオリジン点6
1(固定点)、アタッチ点62(固定点)、接続点64
の幾何制約条件と、固定制約条件R1〜R3の各条件に
基づいて、道路縦断線形(本線)81を無段階的に移動
することができる(図8では矢印B方向に移動して、点
線81'が移動後の道路縦断線形(本線)となってい
る)。また、本線81の移動により、新設道路ランプの
縦断線82も自動的に移動され、新たなランプ縦断線8
2'が自動的に算出されて示される。
【0055】図9は、道路縦断線形の移動における、法
面の変化を示す図である。図9に示すような道路縦断線
形81から道路縦断線形81'への移動によって、道路
断面図における法面71の変化を自動的に算出すること
ができる。これにより、切土面積72の変化を自動的に
算出することができることになる。
【0056】上述した道路設計図面生成部12aのダイ
ナミックプロファイル・インタフェース機能により、道
路設計のトライアルが容易な操作で、無制限に且つ無段
階に行うことができ、設計段階における工事費の削減
と、設計期間の短縮を図ることができるようになる。
【0057】また、ステップ313の道路設計図面の生
成において、道路設計図面生成部12aは、インテリシ
ェイプ設計機能により、あらかじめ準備されたインテリ
シェイプ・サンプルをドラッグアンドドロップして道路
組立てを自立的に行い、且つ、上述のダイナミッククロ
ソイド・インタフェース機能及びダイナミックプロファ
イル・インタフェース機能と連動させることができる機
能である。
【0058】図10は、インテリシェイプ・サンプルの
作成例を示す図である。図11は、インテリシェイプ設
計機能を示す図である。先ず、図10(A)に示すよう
に、予め準備されている所定の図形要素101(直線、
円弧、円、フィレット、点)をドラッグアンドドロップ
して、必要なパラメトリック図の外形を作成する。この
とき、各接続部(接点)の形状や角度は正確ではない。
次に、図10(B)に示すように、予め準備されている
幾何制約要素102(固定、水平・垂直、一致、接線、
平行、直角、中点)を各図形要素101に付与して、図
形要素間の制約をつける。これにより、各接続部(接
点)の形状や角度が正確に決定され、接続点も滑らかな
形状になる。次に、図10(C)に示すように、寸法要
素103(斜寸法、水平・垂直寸法、半径、角度、勾配
[%]、勾配[1:N])を各図形要素に適用して必要
なパラメトリック図を作成する。このようにして作成さ
れたパラメトリック図は、インテリシェイプ・サンプル
として設計条件DB15に準備されている。
【0059】次に、図11に示すように、道路組立画面
において、先ず、必要なインテリシェイプ・サンプルを
選択して(図11では、橋脚が選択されている)、画面
上でドラッグアンドドロップすることによって、道路組
立図が作成される。このとき、道路組立図の一部、例え
ば、道路縦断線形などが変更された場合、自動的に、道
路組立図上のインテリシェイプ図の寸法なども変更され
る。
【0060】図12は、道路組立図上のインテリシェイ
プ図の寸法の決定方法を示す図である。図12に示すよ
うに、橋脚1201のオリジン点61(固定点)とアタ
ッチ点62(固定点)が図12のように規定され、桁高
KH、根入れ深さD、シュー高SHが予め決定されてい
る場合、ダイナミッククロソイド・インタフェース機能
及びダイナミックプロファイル・インタフェース機能に
よって、道路路面高(道路路面の標高)RHや地盤高
(地盤点の標高)GHに変化が生じた場合、次の式1<
式1>H=(RH−GH)−KH−SH+Dによって自
動的に算出され、画面上で、道路組立図が自動的に修正
される。
【0061】このように、殆どの土木部品をインテリシ
ェイプ図として容易に登録することができ、また、イン
テリシェイプの形状を自由に変更することができるた
め、ダイナミッククロソイド・インタフェース機能及び
ダイナミックプロファイル・インタフェース機能と容易
に連動させることができ、道路設計のトライアルが容易
な操作で、無制限に且つ無段階に行うことができ、設計
段階における工事費の削減と、設計期間の短縮を図るこ
とができるようになる。
【0062】次に、道路設計図面生成部12aのワッブ
ル機能について説明する。
【0063】図13は、道路設計図面生成部12aのワ
ッブル機能を示す図である。図13に示すように、道路
中心線65や、インテリシェイプ(土木部品)1301
の任意の場所をクリック(指定)すると、当該指定部分
での最大移動可能範囲が示される。したがって、設計ユ
ーザは、当該部分設計変更が可能かどうか、及び可能な
場合には、その変更可能範囲を瞬時に判断できる。これ
により、道路設計のトライアルが容易な操作で行うこと
ができ、設計段階における工事費の削減と、設計期間の
短縮を図ることができるようになる。
【0064】次に、ステップ315の切土面・盛土面の
演算処理について説明する。上述のように、切土・盛土
面演算処理部12bでは、道路設計図面生成部12aで
生成された道路設計図面に基づいて、切土面や盛土面の
法尻計算を行う(ステップ315)。この法尻計算は、
(A)地形等高線の3Dワイヤーフレームと標準横断の
3Dワイヤフレームとの交点計算を行う、(B)地形等
高線の3D/TIN(Triangular Irregular Network)
(ポリゴン)と標準横断の3Dワイヤフレームとの交点
計算を行う、または(C)地形等高線の3D/TIN
(ポリゴン)と標準横断の3Dパッチ(ポリゴン)との
交差計算を行う、の何れかと、(1)等高線、既存の道
路、田、畑、宅地などに属性分けした地形3D/TIN
(ポリゴン)と標準横断の3Dパッチ(曲面)との交差
計算をする、または(2)等高線、既存の道路、田、
畑、宅地などに属性分けした地形3D/TIN(曲面)
と標準横断の3Dパッチ(曲面)との交差計算をする、
の何れかを組み合わせて計算する。以下、この計算方法
について説明する。
【0065】図14〜図17は、切土面・盛土面の演算
処理を示す図である。ここで、道路のオフセット値(オ
フセットカーブ1403)は、ベゼ曲線に近似されてい
る。また、道路中心線65には、ベゼ曲線の接点を通る
垂線が下ろされている。先ず、図14に示すように、P
Cの画面上には、道路の平面図と断面図を対応させて表
示される。ここで、標準横断法面1401上の小段14
02上の任意の点の座標(x、y、z)を求めると、設
計条件DB15に記憶されている設計条件により、各点
S1〜S5の各座標(x1、y1、z1)〜(x5、y
5、z5)が自動的に求まる。
【0066】次に、この各点S1〜S5の各座標(x
1、y1、z1)〜(x5、y5、z5)に基づいて、
図15に示すように、標準横断の3Dパッチ(ポリゴ
ン)が作成される。同様にして、各点S1〜S5の各座
標(x1、y1、z1)〜(x5、y5、z5)に基づ
いて、図16に示すように、標準横断の3Dパッチ(曲
面)が作成される。
【0067】このようにして作成された標準横断の3D
パッチ(曲面)を利用して、図17に示すように、
(1)等高線、既存の道路、田、畑、宅地などに属性分
けした地形3D/TIN(ポリゴン)と標準横断の3D
パッチ(曲面)との交差計算、または(2)等高線、既
存の道路、田、畑、宅地などに属性分けした地形3D/
TIN(曲面)と標準横断の3Dパッチ(曲面)との交
差計算を行うことができる。
【0068】この切土面・盛土面の演算処理により、土
量計算や法面積計算の精度が大幅に向上し、自動算出に
よる、製図作業の省力化と、製図時間の短縮を図ること
ができるようになった。
【0069】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明の道路設計シス
テム及び道路設計方法によれば、インターネットなどの
コンピュータネットワークに接続されたサーバで、容易
に道路設計をすることができるツールを提供するため、
端末から容易に道路設計をすることができ、道路設計図
面及び土量計算書や法面数量計算書などを容易に作成す
ることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の道路設計システムの他の一例を示す図
である。
【図2】本発明の道路設計サーバの他の一例を示す図で
ある。
【図3】本発明の道路設計サービスの一例を示すフロー
チャートである。
【図4】本発明の道路設計サービスの一例を示すフロー
チャートである。
【図5】従来の一般的な道路設計サービスの一例を示す
フローチャートである。
【図6】ダイナミッククロソイド・インタフェース機能
を示す図である。
【図7】道路中心線の移動における、法面の変化を示す
図である。
【図8】ダイナミックプロファイル・インタフェース機
能を示す図である。
【図9】道路縦断線形の移動における、法面の変化を示
す図である。
【図10】インテリシェイプ・サンプルの作成例を示す
図である。
【図11】インテリシェイプ設計機能を示す図である。
【図12】道路組立図上のインテリシェイプ図の寸法の
決定方法を示す図である。
【図13】道路設計図面生成部12aのワッブル機能を
示す図である。
【図14】切土面・盛土面の演算処理を示す図である。
【図15】切土面・盛土面の演算処理を示す図である。
【図16】切土面・盛土面の演算処理を示す図である。
【図17】切土面・盛土面の演算処理を示す図である。
【符号の説明】 10 道路設計サーバ 11 Webページ処理部 12 道路設計処理部 12a 道路設計図面生成部 12b 切土・盛土面演算部 12c 計算書類生成部 13 WebDB 14 ユーザDB 15 設計条件DB 16 結果DB 17 通信部 18 出力部 19 イメージデータ処理部 20a、20b、20c 端末装置 30 コンピュータネットワーク 40 通信回線網 41a、41b ファクシミリ 61 オリジン点 62 アタッチ点 63 固定制約条件 64 接続点 65 道路中心線 71 法面 72 切土面積 81、81' 道路縦断線形(本線) 82、82' 道路ランプ縦断線形 83 既設道路 84 既設架橋 85 既設埋設物 101 図形要素 102 幾何制約要素 103 寸法要素 1201 橋脚 1401 標準横断法面 1402 小段

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータネットワークに接続された
    端末によって道路設計を行う道路設計システムであっ
    て、 クライアント機能を有し、設計条件の情報やユーザの個
    人情報を入力する端末装置と、 サーバ機能を有し、前記端末装置から入力された前記設
    計条件の情報や前記個人情報に基づいて、道路設計サー
    ビスを提供する道路設計サーバと、 前記端末装置及び前記道路設計サーバを接続するコンピ
    ュータネットワークと、 を備え、 前記道路設計サーバは、 前記ネットワークに接続され、前記端末装置から入力さ
    れた前記設計条件の情報や前記個人情報を受信し、前記
    端末装置との間で情報の送受信を行うネットワーク処理
    手段と、 前記ネットワーク処理手段で受信した前記設計条件の情
    報や前記個人情報に基づいて、道路設計を行って、道路
    設計図面や計算書類を生成する道路設計処理手段と、 を備える、 ことを特徴とする道路設計システム。
  2. 【請求項2】 前記ネットワーク処理手段は、前記道路
    設計処理手段で生成された前記道路設計図面及び前記計
    算書類を前記端末装置に送信する、ことを特徴とする請
    求項1記載の道路設計システム。
  3. 【請求項3】 前記ネットワーク処理手段は、Webペ
    ージによって前記道路設計図面及び前記計算書類を前記
    端末装置に送信する、ことを特徴とする請求項2記載の
    道路設計システム。
  4. 【請求項4】 前記ネットワーク処理手段は、電子メー
    ルによって前記道路設計図面及び前記計算書類を前記端
    末装置に送信する、ことを特徴とする請求項2記載の道
    路設計システム。
  5. 【請求項5】 前記端末装置は、前記設計条件の情報や
    前記ユーザの個人情報を、前記道路設計サーバから提供
    されるWebページに入力して送信する、ことを特徴と
    する請求項1乃至4記載の道路設計システム。
  6. 【請求項6】 前記道路設計処理手段は、 前記道路設計図面を生成する道路設計図面生成手段と、 前記計算書類に記載される切土面や盛土面の土量や法面
    積を算出する切土・盛土面演算手段と、 を備える、 ことを特徴とする、請求項1乃至5記載の道路設計シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記道路設計処理手段の前記道路設計図
    面生成手段は、外部入力の指示に応じて、道路中心線を
    任意の地点で無段階に自動的に変更することができる、
    ことを特徴とする、請求項6記載の道路設計システム。
  8. 【請求項8】 前記道路設計処理手段の前記道路設計図
    面生成手段は、外部入力の指示に応じて、道路の縦断曲
    線を任意の地点で無段階に自動的に変更することができ
    る、ことを特徴とする、請求項6又は7記載の道路設計
    システム。
  9. 【請求項9】 前記道路設計処理手段の前記道路設計図
    面生成手段は、外部入力の指示に応じて、インテリシェ
    イプの形状を自動的に変更することができる、ことを特
    徴とする、請求項6乃至8記載の道路設計システム。
  10. 【請求項10】 前記道路設計処理手段の前記道路設計
    図面生成手段は、道路中心線、道路の縦断曲線、又は/
    及びインテリシェイプの形状の変更範囲を示すことがで
    きる、ことを特徴とする、請求項7乃至9記載の道路設
    計システム。
  11. 【請求項11】 前記道路設計処理手段の前記切土・盛
    土面演算手段は、標準横断の3Dパッチ(曲面)を利用
    する、ことを特徴とする、請求項6乃至10記載の道路
    設計システム。
  12. 【請求項12】 コンピュータネットワークを利用して
    道路設計を行う道路設計方法であって、 (A)前記コンピュータネットワークに接続されている
    端末装置に情報提供画面を送信し、 (B)前記端末装置から前記情報提供画面に入力された
    設計条件の情報やユーザの個人情報を受信し、 (C)受信した前記設計条件の情報や前記個人情報に基
    づいて、道路設計を行って、道路設計図面や計算書類を
    生成し、 (D)生成された前記道路設計図面及び前記計算書類を
    前記端末装置に送信する、 ことを特徴とする道路設計方法。
  13. 【請求項13】 前記ステップ(A)及び(D)は、W
    ebページによって前記情報提供画面、前記道路設計図
    面及び前記計算書類を前記端末装置に送信する、ことを
    特徴とする請求項12記載の道路設計方法。
  14. 【請求項14】 前記ステップ(D)は、電子メールに
    よって前記道路設計図面及び前記計算書類を前記端末装
    置に送信する、ことを特徴とする請求項12記載の道路
    設計方法。
  15. 【請求項15】 前記ステップ(C)は、 (c1)受信した前記設計条件の情報や前記個人情報に
    基づいて、道路設計を行って、道路設計図面を生成し、 (c2)前記道路設計図面に基づいて、切土面や盛土面
    の土量や法面積を算出し、 (c3)前記切土面や盛土面の土量や法面積を記載した
    計算書類を生成する、ことを特徴とする、請求項12乃
    至14記載の道路設計方法。
  16. 【請求項16】 前記ステップ(c1)は、外部入力の
    指示に応じて、道路中心線を任意の地点で無段階に自動
    的に変更することができる、ことを特徴とする、請求項
    15記載の道路設計方法。
  17. 【請求項17】 前記ステップ(c1)は、外部入力の
    指示に応じて、道路の縦断曲線を任意の地点で無段階に
    自動的に変更することができる、ことを特徴とする、請
    求項15又は16記載の道路設計方法。
  18. 【請求項18】 前記ステップ(c1)は、外部入力の
    指示に応じて、インテリシェイプの形状を自動的に変更
    することができる、ことを特徴とする、請求項15乃至
    17記載の道路設計方法。
  19. 【請求項19】 前記ステップ(c1)は、道路中心
    線、道路の縦断曲線、又は/及びインテリシェイプの形
    状の変更範囲を示すことができる、ことを特徴とする、
    請求項16乃至18記載の道路設計方法。
  20. 【請求項20】 前記ステップ(c2)は、標準横断の
    3Dパッチ(曲面)を利用して、切土面や盛土面の土量
    や法面積を算出する、ことを特徴とする、請求項15乃
    至19記載の道路設計方法。
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