JP2005343953A - ポリエステルフィルム - Google Patents

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JP2005343953A JP2004163102A JP2004163102A JP2005343953A JP 2005343953 A JP2005343953 A JP 2005343953A JP 2004163102 A JP2004163102 A JP 2004163102A JP 2004163102 A JP2004163102 A JP 2004163102A JP 2005343953 A JP2005343953 A JP 2005343953A
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岳志 広兼
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Abstract

【課題】 透明性、耐熱性及び加工性に優れるポリエステルフィルムを提供する。
【解決手段】 ジオール単位中の1〜60モル%が環状アセタール骨格を有するジオール単位であるポリエステル樹脂からなるポリエステルフィルム。
【選択図】 無

Description

本発明は、透明性、耐熱性及び加工性に優れたポリエステルフィルムに関する。
ポリエチレンテレフタレート(以下PETと略記することがある)に代表されるポリエステル樹脂からなるポリエステルフィルムは、強靭性、電気絶縁性、寸法安定性、耐薬品性などの特性を持ち、且つコストパフォーマンスに優れることから、電気・電子材料、磁気記録材料、包装材料、工業材料などに広く用いられている。
PETフィルムは一般に延伸処理及びいわゆるヒートセット処理を行うことにより配向結晶化させ、融点に起因する高い耐熱性と配向に伴う高い強度を発現させている。しかし、結晶化することによりフィルムは透明性に劣り、ヒートセット処理を行わない場合は、幾分透明性が改善されるものの、耐熱性がガラス転移温度に支配されるため、著しく低下してしまう。
この問題点を解決するため、1,4−シクロヘキサンジメタノールやイソフタル酸を共重合し、結晶性を低下させたポリエステル樹脂が使用されている。しかし、これらのポリエステル樹脂は透明性が改善されるものの、結局は樹脂のガラス転移温度が低いため、耐熱性に劣る。
更に、PETフィルムは打ち抜きや切断等の加工でヒゲと呼ばれる切断面の荒れが生じ、加工性に劣るという問題点もあり、これら透明性、耐熱性、加工性に優れるポリエステルフィルムが強く要望されている。
本発明の目的は前記の如き状況に鑑み、透明性、耐熱性及び加工性に優れるポリエステルフィルムを提供することにある。
本発明者らは、鋭意検討した結果、ジオール単位中の1〜60モル%が環状アセタール骨格を有するジオール単位であるポリエステル樹脂からなるポリエステルフィルムが、透明性、耐熱性及び加工性に優れることを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明は、ジオール単位中の1〜60モル%が環状アセタール骨格を有するジオール単位であるポリエステル樹脂からなるポリエステルフィルムに関するものである。
本発明のポリエステル樹脂組成物は、環境適性、耐熱性、成形性に優れ、パソコンやOA機器部品、自動車部品、電気・電子部品、機械部品など、特には半導体、メモリ、ハードディスクなどの搬送用トレー、キャリアテープ、パッケージ、ハードディスク用のディスク、磁気ヘッド、除電ロール、電子複写機の帯電電極などの用途に好適に用いることができ、本発明の工業的意義は大きい。
本発明に使用するポリエステル樹脂のジオール構成単位中の環状アセタール骨格を有するジオール単位は一般式(1):
Figure 2005343953
または一般式(2):
Figure 2005343953
で表される化合物に由来する単位が好ましい。一般式(1)と(2)において、RおよびRはそれぞれ独立して、炭素数が1〜10の脂肪族炭化水素基、炭素数が3〜10の脂環式炭化水素基、及び炭素数が6〜10の芳香族炭化水素基からなる群から選ばれる炭化水素基を表す。RおよびRは、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、又はこれらの構造異性体が好ましい。これらの構造異性体としては、例えば、イソプロピレン基、イソブチレン基が例示される。Rは炭素数が1〜10の脂肪族炭化水素基、炭素数が3〜10の脂環式炭化水素基、及び炭素数が6〜10の芳香族炭化水素基からなる群から選ばれる炭化水素基を表す。Rは、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、又はこれらの構造異性体が好ましい。これらの構造異性体としては、例えば、イソプロピル基、イソブチル基が例示される。一般式(1)及び(2)の化合物としては、3,9−ビス(1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ〔5.5〕ウンデカン、5−メチロール−5−エチル−2−(1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル)−1,3−ジオキサン等が特に好ましい。
また、環状アセタール骨格を有するジオール単位以外のジオール構成単位としては、特に制限はされないが、エチレングリコール、トリメチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール等の脂肪族ジオール類;1,3−シクロヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、1,2−デカヒドロナフタレンジメタノール、1,3−デカヒドロナフタレンジメタノール、1,4−デカヒドロナフタレンジメタノール、1,5−デカヒドロナフタレンジメタノール、1,6−デカヒドロナフタレンジメタノール、2,7−デカヒドロナフタレンジメタノール、テトラリンジメタノール、ノルボルナンジメタノール、トリシクロデカンジメタノール、ペンタシクロドデカンジメタノール等の脂環式ジオール類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリブチレングリコール等のポリエーテル化合物類;4,4’−(1−メチルエチリデン)ビスフェノール、メチレンビスフェノール(ビスフェノールF)、4,4’−シクロヘキシリデンビスフェノール(ビスフェノールZ)、4,4’−スルホニルビスフェノール(ビスフェノールS)等のビスフェノール類;前記ビスフェノール類のアルキレンオキシド付加物;ヒドロキノン、レゾルシン、4,4’−ジヒドロキシビフェニル、4,4’−ジヒドロキシジフェニルエーテル、4,4’−ジヒドロキシジフェニルベンゾフェノン等の芳香族ジヒドロキシ化合物;及び前記芳香族ジヒドロキシ化合物のアルキレンオキシド付加物等のジオール単位が例示できる。ポリエステル樹脂の機械強度、耐熱性、及びジオールの入手の容易さを考慮するとエチレングリコール、トリメチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール等のジオール単位が好ましく、エチレングリコール単位が特に好ましい。
本発明に用いるポリエステル樹脂のジカルボン酸構成単位としては、特に制限はされないが、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、デカンジカルボン酸、ドデカンジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、デカリンジカルボン酸、ノルボルナンジカルボン酸、トリシクロデカンジカルボン酸、ペンタシクロドデカンジカルボン酸、3,9−ビス(1,1−ジメチル−2−カルボキシエチル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ〔5.5〕ウンデカン、5−カルボキシ−5−エチル−2−(1,1−ジメチル−2−カルボキシエチル)−1,3−ジオキサン、ダイマー酸等の脂肪族ジカルボン酸単位;テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、2−メチルテレフタル酸、1,3−ナフタレンジカルボン酸、1,4−ナフタレンジカルボン酸、1,5−ナフタレンジカルボン酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、2,7−ナフタレンジカルボン酸、ビフェニルジカルボン酸、テトラリンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸に由来する単位が例示できる。ポリエステル樹脂の機械強度、耐熱性、及びジカルボン酸の入手の容易さを考慮するとテレフタル酸、イソフタル酸、および2,6−ナフタレンジカルボン酸に由来する単位が特に好ましい。
ポリエステル樹脂には、溶融粘弾性や分子量などを調整するために、本発明の目的を損なわない範囲でブチルアルコール、ヘキシルアルコール、オクチルアルコールなどのモノアルコール単位やトリメチロールプロパン、グリセリン、1,3,5−ペンタントリオール、ペンタエリスリトールなどの3価以上の多価アルコール単位、安息香酸、プロピオン酸、酪酸などのモノカルボン酸単位、トリメリット酸、ピロメリット酸など多価カルボン酸単位、グリコール酸、乳酸、ヒドロキシ酪酸、2−ヒドロキシイソ酪酸、ヒドロキシ安息香酸などのオキシ酸単位を含んでもよい。
本発明に用いるポリエステル樹脂で特に成形性、耐熱性、機械的性能などを考慮すると環状アセタール骨格を有するジオール単位が3,9−ビス(1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ〔5.5〕ウンデカン単位であり、環状アセタール骨格を有するジオール単位以外のジオール構成単位がエチレングリコール単位であり、ジカルボン酸構成単位がテレフタル酸単位、イソフタル酸単位、および2,6−ナフタレンジカルボン酸単位から選ばれる1種類以上のジカルボン酸単位であることが好ましい。
本発明に用いるポリエステル樹脂中の環状アセタール骨格を有するジオール単位の割合は1〜60モル%であることが好ましい。環状アセタール骨格を有するジオール単位があることで、結晶性の低下とガラス転移温度の上昇が同時に達成され、透明性、耐熱性が向上する。更には切断や打ち抜きなどの加工時にヒゲの発生が抑制され、成形性の向上がなされる。環状アセタール骨格を有するジオール単位の割合は、上記範囲の中で用途や要求される性能によって好適な割合を適宜選択すればよい。例えば、透明性が要求される場合には結晶性の低い11〜60モル%とするのが好ましく、特に30〜60モル%ではガラス転移温度が高く、透明性と耐熱性の兼ね備えたフィルムとなる。また、耐薬品性や機械強度を要求される場合には比較的結晶性の高い1〜20モル%、または45〜60モル%とするのが好ましい。また、本発明のフィルムではPETフィルムと同様にヒートセットにより耐熱性を向上させることもできる。ヒートセットを行う場合は、比較的結晶性の高い1〜20モル%、または45〜60モル%のポリエステル樹脂を用いるのが好ましい。本発明のポリエステルフィルムはヒートセットを行った場合でもPETフィルムに比べ透明性に優れる。
本発明に用いるポリエステル樹脂の極限粘度は成形方法や用途に応じて適宜選択することができる。本発明のポリエステル樹脂ではフェノールと1,1,2,2−テトラクロロエタンとの質量比6:4の混合溶媒を用いた25℃での測定値で0.5〜1.5dl/gの範囲であることが好ましく、より好ましくは0.5〜1.2dl/gであり、更に好ましくは0.6〜1.0dl/gである。極限粘度がこの範囲にある場合、本発明のポリエステル樹脂は成形性及び機械的性能のバランスに優れる。
本発明に用いるポリエステル樹脂のガラス転移温度は用途に応じて適宜選択することができるが、85℃以上であることが好ましく、より好ましくは90℃以上、特に好ましくは94℃以上である。ガラス転移温度が上記範囲にある場合、本発明のポリエステルフィルムは耐熱性に優れる。
本発明に用いるポリエステル樹脂を製造する方法は特に制限はなく、従来公知のポリエステルの製造方法を適用することができる。例えばエステル交換法、直接エステル化法等の溶融重合法、又は溶液重合法等を挙げることができる。製造時に用いるエステル交換触媒、エステル化触媒、エーテル化防止剤、熱安定剤、光安定剤等の各種安定剤、重合調整剤等も従来既知のものを用いることができ、これらは反応速度やポリエステル樹脂の色調、安全性、熱安定性、耐候性、自身の溶出性などに応じて適宜選択される。
本発明に用いるポリエステル樹脂には、酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、可塑剤、増量剤、艶消し剤、乾燥調節剤、帯電防止剤、沈降防止剤、界面活性剤、流れ改良剤、乾燥油、ワックス類、フィラー、着色剤、補強剤、表面平滑剤、レベリング剤、硬化反応促進剤、増粘剤などの各種添加剤、成形助剤を添加することができる。また、ポリオレフィン樹脂、ポリアミド樹脂、アクリロニトリル樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリアクリル酸樹脂、ポリメタクリル酸樹脂、ポリスチレン、ABS樹脂、AS樹脂、ポリイミド樹脂、AS樹脂、環状アセタール骨格を有しないポリエステル樹脂等の樹脂、又はこれらのオリゴマーを添加することもできる。これらの添加剤や樹脂、オリゴマーは、環状アセタール骨格を有するポリエステル樹脂、あるいはブレンドする環状アセタール骨格を有しないポリエステル樹脂やポリカーボネート樹脂の製造段階で添加しても良いし、製造後に添加しても良い。また、成形時に添加しても良い。
本発明のポリエステルフィルムを成形する方法は特に制限されるものではないが、押出成形法、カレンダー成形法、溶媒キャスト法などが挙げられる。
更に詳述するならば、押出成形法における押出機は単軸押出機でも二軸押出機でもよい。用いるダイは、Tダイキャスト法では、Tダイ、コートハンガーダイ、フィッシュテールダイ、スタックプレートダイなどを用いることができ、インフレーション法ではサーキュラーダイ、スパイダーダイ、スパイラルマンドレルダイなどを用いることができる。
カレンダー成形法では、2〜6本のカレンダーロールを備えたカレンダー成形機を用いる。一般的な4本ロールの成形機の場合、カレンダーの配置は、直立型、L型、逆L型、Z型、傾斜Z型などで良い。
溶媒キャスト法では、溶媒は適宜選択できるが、塩化メチレン、クロロホルム、テトラクロロエタンなどのハロゲン化炭化水素、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン、酢酸エチル、乳酸エチル、酢酸ブチル、2−ヒドロキシイソ酪酸メチル等のエステル、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、ジエチルエーテル、ジプロピルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ等のエーテルアルコール、ブチルセロソルブモノアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルモノアセテート等のエーテルエステル、ジメチルフォルムアミド、ジメチルアセトアミドなどのアミド、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド等を用いることができる。
また、本発明のポリエステルフィルムは単層フィルムでも良いし、多層フィルムでも良い。多層フィルムとする場合には、押出成形法でフィードブロック法やマルチマニホールド法、マルチマニホールド・フィードブロック混合法を用いることができる。また、ウェットラミネート、ドライラミネート、ホットメルトラミネート、熱ラミネート、押出ラミネート、サンドイッチラミネートなどの方法でラミネートしても良い。更にエアナイフコーティング、ブレードコーティング、ロールコーティング、ダイコーティングなどの方法でコーティングしても良い。
また、本発明のポリエステルフィルムは未延伸フィルムでも良いし、延伸フィルムでも良い。延伸フィルムは、一軸延伸フィルムであっても良いし、二軸延伸フィルムであっても良い。一軸延伸法としては、フィルムの走行方向に延伸するロール延伸法や、フィルムの幅方向に延伸するテンター法などを用いることができる。また二軸延伸法としてはチューブ延伸であっても良いし、ロール延伸とテンター延伸を組合わせた逐次二軸延伸法や同時二軸延伸法でも良い。延伸は走行方向、幅方向それぞれ2回以上行っても良い。延伸倍率は延伸前のフィルムの厚み、延伸後のフィルムの厚み、要求性能、装置などにより適宜選択すればよいが、走行方向には2〜15倍、幅方向には1.5〜10倍程度延伸する。ポリエステル樹脂に結晶性がある場合には延伸後、いわゆるヒートセットを行っても良い。
本発明のポリエステルフィルムの厚みは用途に応じて適宜選択すればよいが、1〜800μmであることが好ましく、より好ましくは3〜600μm、特に好ましくは5〜200μmである。用途を勘案すると、未延伸フィルムでは光学フィルム等の分野で薄さを要求されることが多く、厚さは1〜200μmであることが好ましく、一方、一軸延伸フィルム、二軸延伸フィルムでは光学フィルムの分野だけでなく、強度が要求される工業部材などにも用いられるため、1〜800μmであることが好ましい。
本発明のポリエステルフィルムは、膜の片面あるいは両面にコロナ放電処理などの表面処理を施してもよいし、塗布層を形成することも可能である。また、滑剤やクレー、マイカ、酸化チタン、炭酸カルシウム、シリカ、カオリン、アクリル、ポリスチレン、ポリジビニルベンゼンなどの微粒子を添加しても良いし、滑剤や微粒子を含む層を形成することも可能である。また、各種の酸化防止剤、紫外線吸収剤、熱安定剤などの添加剤を添加しても良いし、これらの添加剤を含む層を形成することも可能である。また、エンボス加工やサンドブラスト加工を行っても良い。エンボス加工は従来公知の方法で行えばよく、表面に凸凹模様を有するエンボスロールとタッチロールとで挟持する方法、該エンボスロールの表面にエアーナイフなどで圧着する方法、該エンボスロールの表面に静電圧着する方法等が挙げられる。また、本発明のポリエステルフィルムは蒸着、スパッタなどの表面処理を行っても良い。
本発明のポリエステルフィルムの透明性は用途に応じて適宜選択すればよいが、未延伸フィルムであれば、150〜250μmの厚さでの全光線透過率は90%以上であることが好ましく、より好ましくは90.5%以上、特に好ましくは91%以上である。また、150〜200μmの厚さでのヘイズは2.0%以下であることが好ましく、より好ましくは1.0%以下、特に好ましくは0.8%以下である。一軸延伸フィルムや二軸延伸フィルムであれば、10〜15μmの厚さでの全光線透過率は90%以上であることが好ましく、より好ましくは91%以上、特に好ましくは91.5%以上である。また、10〜15μmの厚さでのヘイズは1%以下であることが好ましく、より好ましくは0.8%以下、特に好ましくは0.5%以下である。本発明のポリエステルフィルムは、結晶性が低いため、ヒートセットした場合にも透明性が高い。
本発明のポリエステルフィルムは打ち抜き、切断、穴あけなどの加工を施しても良い。本発明のポリエステルフィルムは上記のような加工に対して好適に用いることができ、PETや1,4−シクロヘキサンジメタノールやイソフタル酸を共重合したPETと異なり、加工時にヒゲが生じにくい。
本発明のポリエステルフィルムは面内方向と厚さ方向の屈折率差が小さく、光学的等方性に優れる。二軸延伸フィルムである場合、ポリエステル樹脂中の環状アセタール骨格を有するジオール単位の割合は11〜60モル%であると特に光学的等方性に優れ好ましい。
本発明のポリエステルフィルムは種々の用途に用いることができる。例示するならば、コンデンサーの誘電体、モーター、トランス、絶縁テープ、各種電線の絶縁、フレキシブルプリントサーキット、面状発熱体、フラットキー、各種表示デバイス部品、メンブレンスイッチ、メンブレンキートップ、FPC、ケーブルラップなどの電気用途;オーディオ・ビデオ・コンピューターのテープ、フロッピーディスク、定期券、プログラム・電話・マルチ機能カードなどの磁気材料;糸、金銀糸、スパンコール、耐熱耐薬品衣料、カラーキーパーなどの衣料用途;写真・映画・レントゲン・電子写真・マイクロフィルム、印刷版、製版台紙、マスキング・校正用フィルム、トレーシングフィルム、スクライブフィルム、コピー用第二原図、プリンター用材料、複写機・ファクシミリマスターフィルムなどのグラフィックアーツ用途;ソーラーコントロール(ビル・車)、保温カバー、パイプジャケット、ガラス飛散防卓、防爆フィルム、グリーンハウス、光天井、壁材、床材、ルーフィングフェルト、吸音タイルなどの建材用途;銘板、ラベル、ネーマー、ステッカー、ポスター・カレンダー・方向指示幕・運賃表示幕の印刷、プラスチック・紙・布のスタンピングホイルなどのディスプレー用途;冷凍・冷蔵・ボイル・レトルト・インスタント食品・スナック類・畜肉・青果・嗜好品・調味料・飲料・水物・種の包装、薬袋、滅菌バッグ、工業製品・部品の包装などの包材用途;FRP・ゴム、・合成皮革・セラミック・反射シートの離型材料、タイプライターリボン、サーマルトランスファーリボン、OHP、DFR、文具、玩具、ブックカバー、免許証・ICカード・各種パウチのラミネート、サバイバルブランケット、カレンダー、ドラムヘッド、保護フィルム、タッチパネル、搬送ベルト、粘着テープ、ドライフィルムフォトレジスト、セラミックシート離型フィルム、液晶基材粘着面剥離用キャリアーフィルム、エポキシ基材剥離フィルム、化粧板成形離型フィルム、医療用PAP剤剥離フィルム、一般剥離フィルム、OPC感光体基板、カットテープ、帆布、研磨テープなどの一般工業用用途などが挙げられる。
以下に、実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例によりその範囲を限定されるものではない。
ポリエステル樹脂、およびポリエステルフィルム(未延伸フィルム、延伸フィルム)の評価方法は以下の通りである。
[1]ポリエステル樹脂の評価方法
(1)環状アセタール骨格を有するジオール単位の割合
ポリエステル樹脂中の環状アセタール骨格を有するジオール単位の割合はH−NMR測定にて算出した。測定装置は日本電子(株)製JNM−AL400を用い、400MHzで測定した。溶媒には重クロロホルムを用いた。
(2)ガラス転移温度
ポリエステル樹脂のガラス転移温度は島津製作所製DSC/TA−50WSを使用し、試料約10mgをアルミニウム製非密封容器に入れ、窒素ガス(30ml/min)気流中昇温速度20℃/minで測定し、DSC曲線の転移前後における基線の差の1/2だけ変化した温度をガラス転移温度とした。
(3)極限粘度
極限粘度測定の試料はポリエステル樹脂0.5gをフェノールと1,1,2,2−テトラクロロエタンの混合溶媒(質量比=6:4)120gに加熱溶解し、濾過後、25℃まで冷却して調製した。装置は(株)柴山科学機械製作所製、毛細管粘度計自動測定装置SS−300−L1を用い、温度25℃で測定を行った。
[2]ポリエステルフィルム(未延伸フィルム、延伸フィルム)の評価方法
(1)厚さ
ソニーマグネスケール(株)製、デジタルマイクロメーターM−30を用いて測定した。
(2)全光線透過率、ヘイズ
JIS−K−7105、ASTM D1003に準じて測定した。0.8mm厚のシートを48時間調湿後、23℃、相対湿度50%の雰囲気下で測定した。使用した測定装置は、日本電色工業社製の曇価測定装置(型式:COH−300A)である。
(3)熱収縮率
100mm×100mmに切り出したフィルムの中心部分に押出方向と平行に20mmの印を付け、75℃及び85℃の熱水に10秒間浸漬した。熱収縮率は、印部分の浸漬後の長さから以下の式により算出した。
熱収縮率(%)=((20−浸漬後の長さ(mm))/20)×100
(4)打ち抜き性
100mm×100mmに切り出したフィルムを19mmφのトムソン刃を取り付けたプレス機(TORC−PAC PRESS)で打ち抜き試験を行い、外観で打ち抜き性の評価を行った。
A:完全に打ち抜きでき、且つ断面にヒゲが無い。
B:打ち抜きできるが、断面にヒゲが生じている。
C:打ち抜きできない。
製造例1〜8
〔ポリエステル樹脂の合成〕
充填塔式精留塔、分縮器、全縮器、コールドトラップ、撹拌機、加熱装置、窒素導入管を備えた150リットルのポリエステル製造装置に表1に記載の原料モノマーを仕込み、ジカルボン酸成分に対し酢酸マンガン四水和物0.03モル%の存在下、窒素雰囲気下で215℃迄昇温してエステル交換反応を行った。ジカルボン酸成分の反応転化率を90%以上とした後、ジカルボン酸成分に対して、酸化アンチモン(III)0.02モル%とリン酸トリメチル0.06モル%を加え、昇温と減圧を徐々に行い、最終的に270℃、0.1kPa以下で重縮合を行った。適度な溶融粘度になった時点で反応を終了し、ポリエステル樹脂を得た。評価結果を表1、2に示す。
尚、表中の略記の意味は下記の通りである。
DMT:ジメチルテレフタレート
NDCM:2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチル
EG:エチレングリコール
SPG:3,9−ビス(1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ〔5.5〕ウンデカン
DOG:5−メチロール−5−エチル−2−(1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル)−1,3−ジオキサン
表1
製造例番号 製造例1 製造例2 製造例3 製造例4
モノマー仕込量(モル)
ジカルボン酸成分(モル)
DMT 201.8 174.6 290.3 274.2
ジオール成分(モル)
SPG 62.6 80.3 17.4 30.2
EG 341.1 356.2 505.1 463.4
ポリエステル樹脂の評価結果
環状アセタール骨格を有するジオール単位の割合(モル%)
30 46 5 9
ガラス転移温度(℃) 103 113 87 91
極限粘度(dl/g) 0.69 0.66 0.65 0.67
表2
製造例番号 製造例5 製造例6 製造例7 製造例8
モノマー仕込量(モル)
ジカルボン酸成分(モル)
DMT 304.7 254.5 0.0 266.7
NDCM 0.0 0.0 206.4 0.0
ジオール成分(モル)
SPG 6.1 45.8 41.2 0.0
EG 542.1 436.0 340.8 530.7
DOG 0.0 0.0 0.0 56.0
ポリエステル樹脂の評価結果
環状アセタール骨格を有するジオール単位の割合(モル%)
2 17 20 19
ガラス転移温度(℃) 85 95 133 87
極限粘度(dl/g) 0.62 0.75 0.58 0.72
参考例1、2
ポリエチレンテレフタレート(略記:PET、日本ユニペット(株)製、RT543)、または1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合ポリエチレンテレフタレート(略記:PETG、イーストマンケミカル(株)製、EastarPETG6763)について製造例1〜8で得られたポリエステル樹脂と同様に評価を行った。評価結果を表3に示す。
表3
参考例番号 参考例1 参考例2
ポリエステル樹脂 PET PETG
環状アセタール骨格を有するジオール単位の割合(モル%)
0 0
ガラス転移温度(℃) 82 83
極限粘度(dl/g) 0.75 0.75
実施例1〜12、比較例1〜3
〔未延伸フィルムの製造〕
製造例1〜8で得られたポリエステル樹脂、参考例1〜2のポリエステル樹脂を用い、押出成形により、未延伸フィルムを製造した。押出機はプラスチック工学研究所製二軸押出機PTM−30、スクリュー径30mm、L/D27.0を用いた。成形条件は使用するポリエステル樹脂により異なるが、シリンダー温度240〜280℃、Tダイ温度240〜270℃、冷却ロール温度70〜95℃の範囲で行った。スクリュー回転数は100rpmとした。評価結果を表4〜7に示す。
表4
実施例番号 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4
ポリエステル樹脂 製造例1 製造例1 製造例1 製造例2
ポリエステルフィルムの評価結果
厚さ(μm) 97 169 296 104
全光線透過率(%) 91.7 91.7 91.7 91.8
ヘイズ(%) 0.6 0.6 0.5 0.5
熱収縮率(%)
75℃ 0.1 0.0 0.0 0.0
85℃ 0.1 0.1 0.0 0.1
打ち抜き性 A A A A
表5
実施例番号 実施例5 実施例6 実施例7 実施例8
ポリエステル樹脂 製造例2 製造例2 製造例3 製造例4
ポリエステルフィルムの評価結果
厚さ(μm) 185 539 178 230
全光線透過率(%) 91.8 91.5 91.1 91.4
ヘイズ(%) 0.5 0.5 0.8 0.6
熱収縮率(%)
75℃ 0.0 0.0 0.3 0.2
85℃ 0.0 0.0 0.9 0.7
打ち抜き性 A A A A
表6
実施例番号 実施例9 実施例10 実施例11 実施例12
ポリエステル樹脂 製造例5 製造例6 製造例7 製造例8
ポリエステルフィルムの評価結果
厚さ(μm) 187 106 234 168
全光線透過率(%) 90.4 91.3 90.4 91.3
ヘイズ(%) 0.9 0.7 0.7 0.5
熱収縮率(%)
75℃ 0.5 0.1 0.0 0.2
85℃ 1.0 0.3 0.0 0.8
打ち抜き性 A A A A
表7
比較例番号 比較例1 比較例2 比較例3
ポリエステル樹脂 PET PET PETG
ポリエステルフィルムの評価結果
厚さ(μm) 204 495 234
全光線透過率(%) 91.1 90.2 91.2
ヘイズ(%) 0.9 1.3 0.4
熱収縮率(%)
75℃ 0.8 0.1 0.7
85℃ 1.7 0.4 2.2
打ち抜き性 B B B
実施例13〜24、比較例4〜6
〔延伸フィルムの製造〕
未延伸フィルムから一軸延伸フィルム、二軸延伸フィルムを製造した。未延伸フィルムの押出方向(MD)と幅方向(TD)に合わせて切り出して延伸した。表中の延伸倍率とは、延伸後の長さを延伸前の長さで除した値である。装置は(株)東洋精機製作所製二軸延伸装置である。評価結果を表8〜11に示す。
表8
実施例番号 実施例13 実施例14 実施例15 実施例16
ポリエステルフィルム 実施例2 実施例5 実施例7 実施例7
延伸倍率
TD 3.6 3.6 4.0 4.0
MD 3.6 3.6 4.0 4.0
ヒートセット 無し 無し 無し 有り
ポリエステルフィルムの評価結果
厚さ(μm) 13.3 12.7 13.7 16.0
全光線透過率(%) 91.9 92.0 91.0 90.2
ヘイズ(%) 0.3 0.2 0.5 0.8
熱収縮率(%)
75℃ 0.2 0.1 7.8 0.2
85℃ 15.9 1.3 21.1 1.5
打ち抜き性 A A A A
表9
実施例番号 実施例17 実施例18 実施例19 実施例20
ポリエステルフィルム 実施例8 実施例8 実施例9 実施例9
延伸倍率
TD 3.0 4.0 4.0 4.0
MD 3.0 4.0 4.0 4.0
ヒートセット 無し 無し 無し 有り
ポリエステルフィルムの評価結果
厚さ(μm) 21.8 16.5 10.5 16.0
全光線透過率(%) 91.0 91.2 90.8 90.1
ヘイズ(%) 0.8 0.5 0.7 0.9
熱収縮率(%)
75℃ 1.2 2.2 9.6 0.3
85℃ 9.4 10.6 26.5 1.5
打ち抜き性 A A A A
表10
実施例番号 実施例21 実施例22 実施例23 実施例24
ポリエステルフィルム 実施例8 実施例8 実施例9 実施例6
延伸倍率
TD 3.0 4.0 5.0 1.0
MD 3.0 4.0 5.0 4.0
ヒートセット 無し 無し 無し 有り
ポリエステルフィルムの評価結果
厚さ(μm) 17.3 10.3 6.3 131
全光線透過率(%) 91.3 91.3 91.1 91.6
ヘイズ(%) 0.5 0.3 0.7 0.5
熱収縮率(%)
75℃ 0.3 0.4 9.1 0.0
85℃ 22.4 38.8 33.5 0.6
打ち抜き性 A A A A
表11
比較例番号 比較例4 比較例5 比較例6
ポリエステルフィルム 比較例1 比較例1 比較例3
延伸倍率
TD 3.0 4.0 3.0
MD 3.0 4.0 3.0
ヒートセット 無し 有り 無し
ポリエステルフィルムの評価結果
厚さ(μm) 25.3 15.4 14.7
全光線透過率(%) 89.5 88.5 90.7
ヘイズ(%) 1.7 3.2 0.2
熱収縮率(%)
75℃ 16.6 0.2 42.4
85℃ 27.0 1.8 58.1
打ち抜き性 B B B

Claims (6)

  1. ジオール単位中の1〜60モル%が環状アセタール骨格を有するジオール単位であるポリエステル樹脂からなるポリエステルフィルム。
  2. 環状アセタール骨格を有するジオール単位が一般式(1):
    Figure 2005343953
    (式中、RおよびRはそれぞれ独立して、炭素数が1〜10の脂肪族炭化水素基、炭素数が3〜10の脂環式炭化水素基、及び炭素数が6〜10の芳香族炭化水素基からなる群から選ばれる炭化水素基を表す。)
    または一般式(2):
    Figure 2005343953
    (式中、Rは前記と同様であり、Rは炭素数が1〜10の脂肪族炭化水素基、炭素数が3〜10の脂環式炭化水素基、及び炭素数が6〜10の芳香族炭化水素基からなる群から選ばれる炭化水素基を表す。)
    で表されるジオールに由来するジオール単位である請求項1記載のポリエステルフィルム。
  3. 環状アセタール骨格を有するジオール単位が3,9−ビス(1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ〔5.5〕ウンデカン単位、または5−メチロール−5−エチル−2−(1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル)−1,3−ジオキサンに由来するジオール単位である請求項2記載のポリエステルフィルム。
  4. 未延伸フィルムであって、厚さが1〜200μmである請求項1記載のポリエステルフィルム。
  5. 一軸延伸フィルムであって、厚さが1〜800μmである請求項1記載のポリエステルフィルム。
  6. 二軸延伸フィルムであって、厚さが1〜800μmであって、ジオール単位中の11〜60モル%が環状アセタール骨格を有するジオール単位であるポリエステル樹脂からなる、請求項1記載のポリエステルフィルム。
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