JP2002069165A - ポリエステル樹脂 - Google Patents

ポリエステル樹脂

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JP2002069165A
JP2002069165A JP2001155721A JP2001155721A JP2002069165A JP 2002069165 A JP2002069165 A JP 2002069165A JP 2001155721 A JP2001155721 A JP 2001155721A JP 2001155721 A JP2001155721 A JP 2001155721A JP 2002069165 A JP2002069165 A JP 2002069165A
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polyester
ethylene glycol
sheet
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Masaru Oguro
大 小黒
Takeo Hayashi
武夫 林
Koji Yamamoto
山本  幸司
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 透明性、耐熱性、機械的性能に優れたポリエ
ステル樹脂を提供する 【解決手段】 下記構造式(1)の環状アセタール骨格
を有するスピログリコールを5〜60モル%、及びエチ
レングリコールを30〜95モル%含むグリコール成分
と、テレフタル酸及び/又はそのエステルを80〜10
0モル%含むジカルボン酸成分とを重縮合して得られた
ポリエステル樹脂であって、一定の極限粘度、溶融粘
度、分子量分布、ガラス転移温度及び降温時結晶化発熱
ピークを有するポリエステル樹脂。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリエステル樹脂
に関し、更に詳しくは、耐熱性、透明性、機械的性能に
優れたポリエステル樹脂に関するものである。
【0002】
【従来技術】汎用ポリエステルであるPET(ポリエチ
レンテレフタレート)は抗張力、伸度、ヤング率、弾性
回復率等の機械的性質、耐熱性、寸法安定性等の物理的
性質、耐薬品性、耐水性等の化学的性質が優れ、安価で
あるために工業的に大きな価値を有していることは良く
知られており、例えば、繊維、タイヤコード、ボトル、
フィルム等で多く用いられている。しかしながら、透明
性が要求されるシート分野では、結晶化速度が速く、二
次加工時に結晶化により白化しやすいため、シクロヘキ
サンジメタノール等で変性したPETが用いられてい
る。また、ボトル分野では、結晶化速度を遅くするため
に、高価なゲルマニウム化合物を触媒として使用した
り、イソフタル酸やシクロヘキサンジメタノールをPE
Tの変性成分として共重合した変性PETが用いられて
いる。
【0003】しかしながら、上記の変性PET等は耐熱
性に劣るために、耐熱性が要求される分野、例えば電照
板、カーポート、耐熱食品容器等の分野では使用が制限
されてきた。
【0004】一方、変性PETとして、米国特許2,9
45,008号の実施例9,10では、PETの変性成
分として下記構造式(1)で表される3,9−ビス
(1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル)2,4,
8,10−テトラオキサスピロ〔5.5〕ウンデカン
(以下、「SPG」ということがある)とエチレングリ
コール、ジカルボン酸成分としてジメチルテレフタレー
トとをチタン化合物を触媒として重合せしめ180〜2
20℃溶融するポリエステルが得られたことが記載され
ている。
【0005】
【化2】
【0006】上記米国特許公報において、開示されてい
る変性PETは、ガラス転移点が高く耐熱性に優れると
の一般的な記載がなされている。しかしながら、米国特
許で開示の変性PETは、樹脂の性状(極限粘度、分子
量分布、溶融粘度、機械的性能、耐熱性)に関する記載
は一切されていない。実際的には上記米国特許公報で開
示されている変性PETは、原料モノマー組成比及び性
状によっては必ずしも実用上有効な成形性、耐熱性が得
られるものではなく、変性PETによっては衝撃強度が
急激に低下するという問題が生ずる場合もあり、実用的
に使用可能な材料とするには更なる検討が必要である。
【0007】特開平3−130425号公報、特公平5
−69151号公報、及び特公平6−29395号公報
では、SPGを含むジオール成分を原料としたポリエス
テルが収縮差混繊糸の高収縮糸、コーティング剤、接着
剤として提案されている。これらの公報では、開示され
ている変性PETの分子量分布、溶融粘度、機械的性能
に関する記載は一切されていない。成形材料として使用
する場合、原料モノマー組成比及び性状によっては実用
上有効な耐熱性が得られない、若しくは衝撃強度が急激
に低下するという問題が生じるため、必ずしも実用的に
使用可能な成形材料になるとは限らない。
【0008】
【本発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上
述の従来技術の問題点に鑑み、耐熱性、透明性、機械的
性能に優れたポリエステル樹脂を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上述の目的
を達成するために鋭意検討の結果、特定のジオールを特
定量共重合成分として使用し、かつ特定範囲の溶液粘
度、溶融粘度、分子量分布を有する共重合ポリエステル
が優れた耐熱性、透明性、機械的性能を有することを見
い出し、本発明に到達した。
【0010】すなわち、本発明は、下記構造式(1)で
表されるスピログリコールを5〜60モル%、及びエチ
レングリコールを30〜95モル%(但し、前記モル%
はスピログリコールとエチレングリコールの合計量に基
づく)含むジオール成分と、テレフタル酸及び/又はそ
のエステルを80〜100モル%含むジカルボン酸成分
とを重縮合して得られたポリエステル樹脂であって、下
記の(1)ないし(4)の性状を有するポリエステル樹
脂に関する発明である。 (1)フェノールと1,1,2,2−テトラクロロエタ
ンとの質量比が6:4の混合溶媒を用いて25℃で測定
した極限粘度IVが0.4〜1.5dl/gの範囲であ
る。 (2)測定温度が240℃、剪断速度:100s-1で測
定した際の溶融粘度が700〜5000Pa・sの範囲
である。 (3)ポリエステル樹脂の分子量分布が2.5〜12.
0である。 (4)示差走査型熱量計で測定されるポリエステル樹脂
のガラス転移温度が90℃以上、かつ降温時結晶化発熱
ピークの熱量が5J/g以下である。
【0011】
【化3】
【0012】本発明のポリエステル樹脂は、前記構造式
(1)のスピログリコールを5〜60モル%、及びエチ
レングリコールを30〜95モル%含むジオール成分
と、テレフタル酸及び/又はそのエステルを80〜10
0モル%含むジカルボン酸成分とを重合して得られたポ
リエステル樹脂である。テレフタル酸のエステルとして
は、テレフタル酸ジメチル、テレフタル酸ジプロピル、
テレフタル酸ジイソプロピル、テレフタル酸ジブチル、
テレフタル酸ジシクロヘキシルなどが例示される。前記
構造式(1)のスピログリコールを上記配合割合とする
ことにより、本発明のポリエステル樹脂は、優れた耐熱
性、透明性、成形性、機械的性能を兼ね備えるという特
徴が得られる。
【0013】更に、本発明のポリエステル樹脂は、前記
構造式(1)のスピログリコールを20〜40モル%、
及びエチレングリコールを50〜80モル%含むジオー
ル成分と、テレフタル酸及び/又はそのエステルを95
〜100モル%含むジカルボン酸成分とを重合して得ら
れたポリエステル樹脂であるのが好ましい。ジオール成
分とジカルボン酸成分をそれぞれ上記配合割合とするこ
とにより、更に高い耐熱性と機械的性能を兼ね備えると
いう特徴が得られる。
【0014】本発明では、テレフタル酸及びそのエステ
ル以外のジカルボン酸及び/又はそのエステルをジカル
ボン酸成分中に20モル%を超えない範囲で使用でき
る。使用可能なテレフタル酸以外のジカルボン酸として
は、イソフタル酸、フタル酸、2−メチルテレフタル
酸、ナフタレンジカルボン酸、ビフェニルジカルボン
酸、テトラリンジカルボン酸、コハク酸、グルタル酸、
アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、
セバシン酸、ドデカンジカルボン酸、シクロヘキサンジ
カルボン酸、デカリンジカルボン酸、ノルボルナンジカ
ルボン酸、トリシクロデカンジカルボン酸、ペンタシク
ロドデカンジカルボン酸、イソホロンジカルボン酸、
3,9−ビス(2−カルボキシエチル)2,4,8,1
0−テトラオキサスピロ〔5.5〕ウンデカン、トリメ
リット酸、トリメシン酸、ピロメリット酸、トリカルバ
リル酸及びそれらのエステル化物等が例示できるがこれ
らに限定されるものではない。
【0015】本発明において、ジオール成分の10モル
%を超えない範囲で、前記一般式(1)で表されるスピ
ログリコール、エチレングリコール以外のジオールを使
用できる。特に制限はされないが、このようなジオール
としては、例えばトリメチレングリコール、2−メチル
プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−
ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、プロピレン
グリコール、ネオペンチルグリコール等の脂肪族ジオー
ル類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、ポリブチレングリコール等のポリエーテル化合物
類;グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリ
スリトール等の3価以上の多価アルコール類;1,3−
シクロヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサン
ジメタノール、1,2−デカヒドロナフタレンジメタノ
ール、1,3−デカヒドロナフタレンジメタノール、
1,4−デカヒドロナフタレンジメタノール、1,5−
デカヒドロナフタレンジメタノール、1,6−デカヒド
ロナフタレンジメタノール、2,7−デカヒドロナフタ
レンジメタノール、テトラリンジメタノール、ノルボル
ナンジメタノール、トリシクロデカンジメタノール、5
−メチロール−5−エチル−2−(1,1−ジメチル−
2−ヒドロキシエチル)−1,3−ジオキサン、ペンタ
シクロドデカンジメタノール等の脂環族ジオール類;
4,4’−(1−メチルエチリデン)ビスフェノール、
メチレンビスフェノール(ビスフェノールF)、4,
4’−シクロヘキシリデンビスフェノール(ビスフェノ
ールZ)、4,4’−スルホニルビスフェノール(ビス
フェノールS)等のビスフェノール類のアルキレンオキ
シド付加物;ヒドロキノン、レゾルシン、4,4’―ジ
ヒドロキシビフェニル、4,4’―ジヒドロキシジフェ
ニルエーテル、4,4’―ジヒドロキシジフェニルベン
ゾフェノン等の芳香族ジヒドロキシ化合物のアルキレン
オキシド付加物等が例示できる。
【0016】本発明のポリエステル樹脂を製造する方法
に特に制限はなく、従来公知の方法を適用することが出
来る。例えばエステル交換法、直接エステル化法等の溶
融重合法または溶液重合法を挙げることが出来る。エス
テル交換触媒、エステル化触媒、エーテル化防止剤、ま
た重合に用いる重合触媒、熱安定剤、光安定剤等の各種
安定剤、重合調整剤等も従来既知のものを用いることが
出来る。エステル交換触媒として、マンガン、コバル
ト、亜鉛、チタン、カルシウム等の化合物、またエステ
ル化触媒として、マンガン、コバルト、亜鉛、チタン、
カルシウム等の化合物、またエーテル化防止剤としてア
ミン化合物等が例示される。
【0017】重縮合触媒としてはゲルマニウム、アンチ
モン、スズ、チタン等の化合物が例示される。また熱安
定剤としてリン酸、亜リン酸、フェニルホスホン酸等の
各種リン化合物を加えることも有効である。その他光安
定剤、耐電防止剤、滑剤、酸化防止剤、離型剤等を加え
ても良い。
【0018】SPGの添加時期は特に限定されず、エス
テル化反応若しくはエステル交換反応終了後に添加して
も良い。またその際、直接エステル化法において、スラ
リー性改善のために水を加えても良い。
【0019】本発明のポリエステル樹脂についての各種
性状の測定方法は、以下の通りである。 (1)極限粘度(IV) 混合溶媒(重量比:フェノール/1,1,2,2−テト
ラクロロエタン=6/4)を用いて25℃恒温下ウベロ
ーデ粘度計を用いて測定する。 (2)溶融粘度 測定装置は、東洋精機製、キャピログラフ 1Cを用い,
測定温度:240℃、予熱時間:1分、ノズル径:1m
m、ノズル長:10mm、剪断速度:100(1/秒)
で測定する。 (3)分子量分布(Mw/Mn) 使用した機器は、昭和電工(株)製、ゲル・パミエーシ
ョン・クロマトグラフィー装置(型式:Shodex−
11)である。以下に使用した溶媒、試料濃度、検出器
を記す。 溶媒:2mmol%/Lトリフルオロ酢酸ナトリウム含
有ヘキサフルオロイソプロパノール 試料濃度:約0.05重量% 検出器:RI(Refractive Index D
etecter)ポリメチルメタクリレート標準により
検量した。
【0020】(4)落錘衝撃試験 落錘衝撃測定試験機は、パーカーコーポレーション社製
を使用する。 測定環境:温度25℃ 、相対湿度:60±20%RH 錘の形状:直径20mmの半球状ヘッド 落錘衝撃速度:10m/s 衝撃エネルギー:300J 上記の条件で、ASTM D3029に準拠して求め
た。錘が試験片を貫通する際に吸収するエネルギーか
ら、下記式により落錘衝撃破断強度を求めた。 落錘衝撃破断強度=(吸収するエネルギー)/(試験片
の厚さ) (5)ガラス転移温度、降温時結晶化発熱ピーク ポリマーのガラス転移温度(Tg)は島津製作所製DS
C/TA−50WSを使用し、試料約10mgをアルミ
ニウム製非密封容器に入れ、窒素ガス(30ml/分)
気流中昇温速度20℃/分で測定する。その際、ベース
ラインに不連続的部分が現れる領域の中点(比熱が半分
に変化したところ)の温度をTgとした。また降温時結
晶化発熱ピーク(以下「ΔHc」という)とは、上記T
gを測定後280℃で1分間保持した後、10℃/分の
降温速度で降温した際に現れる発熱ピークの面積から求
めた値である。
【0021】本発明のポリエステル樹脂の極限粘度は、
0.4〜1.5dl/g、好ましくは0.5〜1.0d
l/g、更に好ましくは0.5〜0.9dl/gの範囲
である。極限粘度が上記0.4以上で成形品の強度特性
に優れ、上記1.5dl/g以下の場合に成形性に優れ
る。
【0022】本発明のポリエステル樹脂の溶融粘度は、
測定温度240℃、剪断速度100s-1で測定した際に
700〜5000Pa・sの範囲である。溶融粘度が上
記範囲であると成形性に優れる。
【0023】ポリエステル樹脂の分子量分布が2.5〜
12.0である。分子量分布が上記の場合において成形
性に優れる。ここで、分子量分布とは、数平均分子量
(Mn)に対する重量平均分子量(Mw)の割合(Mw
/Mn)をいう。分子量分布を2.5〜12.0とする
には、SPGの使用量及びそれの添加時期、ポリエステ
ルの分子量、重合温度、添加剤を選ぶことにより調節す
ることが出来る。
【0024】本発明のポリエステル樹脂の衝撃強度は、
落錘衝撃強度により表される。ポリエステル樹脂を成形
して得られるポリエステルシートの直径20mm半球状
の錘により300Jの衝撃エネルギーを垂直に与えた際
の落錘衝撃破断強度が10kJ/m以上である。落錘衝
撃破断強度が10kJ/m以上であると実用上有効な衝
撃強度である。
【0025】本発明のポリエステル樹脂は、示差走査型
熱量計で測定したガラス転移温度が90℃以上、かつ降
温時結晶化発熱ピークの熱量が5J/g以下である。ガ
ラス転移温度が90℃以上であると、実用上有効な耐熱
性を有し、降温時結晶化発熱ピークの熱量が5J/g以
下であると透明性、成形性、二次加工性に優れる。
【0026】本発明のポリエステルは、射出成形品、T
ダイ法、共押出法等で得られる無延伸あるいは低倍率の
単層シート及び多層シート、それらを延伸したフィルム
及び低延伸倍率の深絞り容器、並びに成形後も無延伸の
状態であるダイレクトブロー成形及び延伸ブロー成形に
より得られる胴部壁の厚みが0.1〜2mmである薄肉
中空のような高い透明性が要求される成形体として用い
ることが出来る。
【0027】
【実施例】以下実施例により本発明を更に具体的に説明
する。但し、本発明はこれらの実施例により限定するも
のではない。
【0028】尚、実施例、比較例中、ジメチルテレフタ
レートを「DMT」と、2,6−ナフタレンジカルボン
酸ジメチルを「NDCM」と、エチレングリコールを
「EG」と、1,4−シクロヘキサンジメタノールを
「CHDM」と、3,9−ビス(1,1−ジメチル−2
−ヒドロキシエチル)2,4,8,10−テトラオキサ
スピロ〔5,5〕ウンデカンを「SPG」と略記する。
【0029】尚、射出成形品及びシートの評価は、下記
の方法により行った。 A.射出成形品の評価 (1)引張物性:ASTM D638に準じた。 (2)曲げ物性:ASTM D790に準じた。 (3)荷重たわみ温度:ASTM D648に準じた。
試験片に加える曲げ応力は451kPaで行った。 (4)落錘衝撃試験 落錘衝撃測定試験機:パーカーコーポレーション社製 測定環境:温度25℃ 、相対湿度:60±20%RH 錘の形状:直径20mmの半球状ヘッド 落錘衝撃速度:10m/s 衝撃エネルギー:300J 上記の条件で、ASTM D3029に準拠して求め
た。錘が試験片を貫通する際に吸収するエネルギーか
ら、下記式により落錘衝撃破断強度を求めた。 落錘衝撃破断強度=(吸収するエネルギー)/(試験片
の厚さ) (5)全光線透過率 JIS−K−7105、ASTM D1003に準じ
た。測定装置は、日本電色工業社製の測定装置(型式:
COH−300A)を使用した。
【0030】B.シートの評価 (1)成形性 シートから、押出方向を縦、幅方向を横として、縦、横
100mmの正方形試験片を切り出し、任意の10点の
シート厚を測定し、標準偏差が平均値の5%以内のもの
を良好とし、それ以外のものを不良とした。また、押出
成形が困難なものにおいても不良とした。 (2)耐熱性 シートから、押出方向を縦、幅方向を横として、縦、横
100mmの正方形試験片を切り出し、この試験片を8
5℃のオーブン内で30分加熱し、加熱後の縦及び横方
向の収縮率が10%を越えたシートを耐熱性不良とし
た。
【0031】(3)落錘衝撃試験 落錘衝撃測定試験機:パーカーコーポレ−ション社製 測定環境:温度25℃ 、相対湿度:60±20%RH 錘の形状:直径20mmの半球状ヘッド 落錘衝撃速度:10m/s 衝撃エネルギー:300J 上記の条件で、ASTM D3029に準拠して求め
た。錘が試験片を貫通する際に吸収するエネルギーか
ら、下記式により落錘衝撃破断強度を求めた。 落錘衝撃破断強度=(吸収するエネルギー)/(試験片
の厚さ) 評価基準は以下の通りとした。 A:>40kJ/m B:10〜40kJ/m C:<10kJ/m
【0032】実施例1 (1)樹脂の合成:DMT13313g(69モル)、
EG7191g(116モル)、SPG2294g
(7.5モル)、DMT100モルに対し酢酸マンガン
四水和物0.03モル、窒素雰囲気下で200℃迄昇温
してエステル交換反応を行った。メタノールの留出量が
理論量に対して90%以上に達した後、DMT100モ
ルに対し、酸化アンチモン(III)0.01モルとトリフ
ェニルホスフェート(以下、「TPP」という)0.0
6モルを加え、昇温と減圧を徐々に行い、最終的に28
0℃、0.1kPa以下で重合を行った。適度な溶融粘
度になった時点で反応を終了し、SPG残基を9モル%
含有するポリエステルを得た(以下「SPG9」とい
う)。なお、ポリマー中のSPG含量は 1H−NMR
(400MHz)により求めた。
【0033】(2)射出成形品の作製:得られたポリエ
ステルを所定の条件で真空乾燥した後、スクリュー式射
出成形機(スクリュー直径:32mmφ、型締力:9.
8kN)により、所定の条件で3.2mm厚の各種試験
片を成形した。成形品の各種物性測定の結果を表1に示
す。 (3)シートの作製:得られたポリエステルを所定の条
件で真空乾燥した後、押出し成形により、所定のシート
作製条件で、厚さ約0.8mmのシートを作製した。試
験結果を表1に示す。
【0034】実施例2 (1)樹脂の合成:以下、実施例1と同様な操作を経
て、ジオール成分のうちSPG残基を20モル%、エチ
レングリコール残基を80モル%、ジカルボン酸成分の
うちテレフタル酸残基を100モル%含有するポリエス
テルを調製した(以下、「SPG20」という)。 (2)射出成形品の作製:得られたポリエステルを所定
の条件で真空乾燥した後、スクリュー式射出成形機(ス
クリュー直径:32mmφ、型締力:9.8kN)によ
り、所定の条件で3.2mm厚の各種試験片を成形し
た。成形品の各種物性測定の結果を表1に示す。 (3)シートの作製:得られたポリエステルを所定の条
件で真空乾燥した後、押出し成形により、所定のシート
作製条件で、厚さ約0.8mmのシートを作製した。試
験結果を表1に示す。
【0035】実施例3 (1)樹脂の合成:以下、実施例1と同様な操作を経
て、ジオール成分のうちSPG残基を50モル%、エチ
レングリコール残基を50モル%、ジカルボン酸成分の
うちテレフタル酸残基を100モル%含有するポリエス
テルを調製した(以下、「SPG50」という)。 (2)射出成形品の作製:得られたポリエステルを所定
の条件で真空乾燥した後、スクリュー式射出成形機(ス
クリュー直径:32mmφ、型締力:9.8kN)によ
り、所定の条件で3.2mm厚の各種試験片を成形し
た。成形品の各種物性測定の結果を表1に示す。 (3)シートの作製:得られたポリエステルを所定の条
件で真空乾燥した後、押出し成形により、所定のシート
作製条件で、厚さ約0.8mmのシートを作製した。試
験結果を表1に示す。
【0036】実施例4 (1)樹脂の合成:以下、実施例1と同様な操作を経
て、ジオール成分のうちSPG残基を5モル%、エチレ
ングリコール残基を95モル%、ジカルボン酸成分のう
ちテレフタル酸残基を95モル%、ナフタレンジカルボ
ン酸残基を5モル%含有するポリエステルを調製した
(以下、「SPG5N10」という)。 (2)射出成形品の作製:得られたポリエステルを所定
の条件で真空乾燥した後、スクリュー式射出成形機(ス
クリュー直径:32mmφ、型締力:9.8kN)によ
り、所定の条件で3.2mm厚の各種試験片を成形し
た。成形品の各種物性測定の結果を表1に示す。 (3)シートの作製:得られたポリエステルを所定の条
件で真空乾燥した後、押出し成形により、所定のシート
作製条件で、厚さ約0.8mmのシートを作製した。試
験結果を表1に示す。
【0037】比較例1 (1)樹脂の合成:以下、実施例1と同様な操作を経
て、グリコール成分のうちSPG残基を3モル%、エチ
レングリコール残基を97モル%、ジカルボン酸成分の
うちテレフタル酸残基を100モル%含有するポリエス
テルを調製した(以下、「SPG3」という)。 (2)射出成形品の作製:得られたポリエステルを所定
の条件で真空乾燥した後、スクリュー式射出成形機(ス
クリュー直径:32mmφ、型締力:9.8kN)によ
り、所定の条件で3.2mm厚の各種試験片を成形し
た。成形品の各種物性測定の結果を表2に示す。 (3)シートの作製:得られたポリエステルを所定の条
件で真空乾燥した後、押出し成形により、所定のシート
作製条件で、厚さ約0.8mmのシートを作製した。試
験結果を表2に示す。
【0038】比較例2 (1)樹脂の合成:PETG(シクロヘキサンジメタノ
ール33モル%変性PET)はイーストマン社製、商品
名:EASTAR PETG 6763を使用した。 (2)射出成形品の作製:得られたポリエステルを所定
の条件で真空乾燥した後、スクリュー式射出成形機(ス
クリュー直径:32mmφ、型締力:9.8kN)によ
り、所定の条件で3.2mm厚の各種試験片を成形し
た。成形品の各種物性測定の結果を表2に示す。 (3)シートの作製:得られたポリエステルを所定の条
件で真空乾燥した後、押出し成形により、所定のシート
作製条件で、厚さ約0.8mmのシートを作製した。試
験結果を表2に示す。
【0039】比較例3 (1)樹脂の合成:以下、実施例1と同様な操作を経
て、グリコール成分のうちSPG残基を45モル%、エ
チレングリコール残基を55モル%、ジカルボン酸成分
のうちテレフタル酸残基を100モル%含有するポリエ
ステルを調製した(以下、「SPG45」という)。 (2)射出成形品の作製:得られたポリエステルを所定
の条件で真空乾燥した後、スクリュー式射出成形機(ス
クリュー直径:32mmφ、型締力:9.8kN)によ
り、所定の条件で3.2mm厚の各種試験片を成形し
た。成形品の各種物性測定の結果を表2に示す。 (3)シートの作製:得られたポリエステルを所定の条
件で真空乾燥した後、押し出し成形により、所定のシー
ト作製条件で、厚さ約0.8mmのシートを作製した。
試験結果を表2に示す。
【0040】比較例4 (1)樹脂の合成:以下、実施例1と同様な操作を経
て、ジオール成分のうちSPG残基を70モル%、エチ
レングリコール残基を30モル%、ジカルボン酸成分の
うちテレフタル酸残基を100モル%含有するポリエス
テルを調製した(以下、「SPG70」という)。 (2)射出成形品の作製:得られたポリエステルを所定
の条件で真空乾燥した後、スクリュー式射出成形機(ス
クリュー直径:32mmφ、型締力:9.8kN)によ
り、所定の条件で3.2mm厚の各種試験片を成形し
た。成形品の各種物性測定の結果を表3に示す。 (3)シートの作製:得られたポリエステルを所定の条
件で真空乾燥した後、押し出し成形により、所定のシー
ト作製条件で、厚さ約0.8mmのシートを作製した。
試験結果を表3に示す。
【0041】比較例5 (1)樹脂の合成:以下、実施例1と同様な操作を経
て、ジオール成分のうちSPG残基を10モル%、エチ
レングリコール残基を90モル%、ジカルボン酸成分の
うちテレフタル酸残基を100モル%含有するポリエス
テルを調製した(以下、「SPG10」という)。 (2)射出成形品の作製:得られたポリエステルを所定
の条件で真空乾燥した後、スクリュー式射出成形機(ス
クリュー直径:32mmφ、型締力:9.8kN)によ
り、所定の条件で3.2mm厚の各種試験片を成形し
た。成形品の各種物性測定の結果を表3に示す。 (3)シートの作製:得られたポリエステルを所定の条
件で真空乾燥した後、押し出し成形により、所定のシー
ト作製条件で、厚さ約0.8mmのシートを作製した。
試験結果を表3に示す。
【0042】
【発明の効果】本発明は、ポリエステル樹脂に関し、更
に詳しくは、耐熱性、透明性、機械的性能、成形性に優
れたポリエステル樹脂を提供するものであり、フィル
ム、シート、または樹脂の形態として、例えば食品包装
材、電照板、ICカード、ディスプレイ表示画面板等、
また光ディスク基板、プラスチックファイバー、プラス
チックレンズ等の光学用成形品など有用な素材として用
いることができ、本発明の工業的意義は大きい。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 幸司 神奈川県平塚市東八幡5丁目6番2号 三 菱瓦斯化学株式会社平塚研究所内 Fターム(参考) 4J029 AA03 AB01 AC02 AD01 AD07 AE03 AE04 AE05 BA02 BA03 BA04 BA05 BA08 BF25 BF30 CA02 CA04 CA05 CA06 CA09 CB03 CB04 CB05 CB06 CB10 CB14 CD03 FC02 JA253 JC573 JF141 JF181 JF321 JF361 JF371 JF471 JF541 JF571 KE02 KE03 KE05 KE09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記構造式(1)で表されるスピログリ
    コールを5〜60モル%、及びエチレングリコールを3
    0〜95モル%(但し、前記モル%はスピログリコール
    とエチレングリコールの合計量に基づく)含むジオール
    成分と、テレフタル酸及び/又はそのエステルを80〜
    100モル%含むジカルボン酸成分とを重縮合して得ら
    れたポリエステル樹脂であって、下記の(1)ないし
    (4)の性状を有するポリエステル樹脂。 (1)フェノールと1,1,2,2−テトラクロロエタ
    ンとの重量比が6:4の混合溶媒を用いて25℃で測定
    した極限粘度IVが0.4〜1.5dl/gの範囲であ
    る。 (2)測定温度が240℃、剪断速度:100s-1で測
    定した際の溶融粘度が700〜5000Pa・sの範囲
    である。 (3)ポリエステル樹脂の分子量分布が2.5〜12.
    0である。 (4)示差走査型熱量計で測定されるポリエステル樹脂
    のガラス転移温度が90℃以上、かつ降温時結晶化発熱
    ピークの熱量が5J/g以下である。 【化1】
  2. 【請求項2】 ジオール成分が構造式(1)で表される
    スピログリコールを20〜40モル%、及びエチレング
    リコールを50〜80モル%含むことを特徴とする請求
    項1記載のポリエステル樹脂。
  3. 【請求項3】 ジカルボン酸成分がテレフタル酸及び/
    又はそのエステルを95〜100モル%含むことを特徴
    とする請求項1又は2記載のポリエステル樹脂。
  4. 【請求項4】 ジオール成分が構造式(1)で表される
    スピログリコールを15〜60モル%、及びエチレング
    リコールを40〜85モル%含むことを特徴とする請求
    項1又は3記載のポリエステル樹脂。
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