JP2005343661A - 画像形成システム - Google Patents

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稔 浅川
Katsutoshi Iwai
克敏 岩井
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Abstract

【課題】 後処理実行中に、異常を検知したとき、プリントジョブを中断させず、画像形成システムの稼働率の低下を抑制する画像形成システムを提供する。
【解決手段】 複数の後処理装置は、通常の後処理工程へ用紙を搬送する後処理搬送経路と、後処理搬送経路から分岐してサブ排紙トレイに用紙を排出する用紙排出経路と、後処理装置内の異常を検知する異常検知手段と、異常検知手段による異常検知情報を通達する通信手段と、後処理装置の用紙搬送を制御する制御手段と、を有し、異常検知手段が、複数の後処理装置内で異常を検知した時、制御手段は、通信手段を介して異常が検知された後処理装置の用紙搬送方向上流側で最も近い位置に接続された他の後処理装置の用紙排出経路に切り換えて用紙をサブ排紙トレイに排出するように制御する画像形成システム。
【選択図】 図11

Description

本発明は、画像形成装置で画像形成された画像形成済みの用紙に対して種々の後処理を可能とする画像形成システムに関する。
従来、画像形成装置としての複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機に、画像形成後の用紙を穿孔処理、綴じ処理、折り処理等の後処理を実行する機能を有する後処理装置を装着可能とする画像形成システムが、例えば特許文献1に開示されている。かかる画像形成システムでは、種々の後処理機能が1つの後処理装置で実行可能に構成されている。
特許文献2に記載の後処理装置は、複写機本体から排出された用紙を仕分けする複数のビンと、複写機本体の用紙排出口に隣接する割り込みトレイと、用紙排出口から排紙される用紙の搬送先をビン或いは割り込みトレイに切り換える切換手段とから成るものである。
特許文献3に記載の後処理装置は、複写機本体に近い上流側の用紙搬送手段でジャムが発生した場合、後処理装置に異常が検出された場合、該異常が検出された処理装置に近い下流側の用紙搬送手段内に残留用紙が有る場合、即座に駆動手段を停止させず、用紙を排出させた後に停止させる事により、不要な中断を回避するものである。
特許文献4に記載の後処理装置は、ステイプル機構と排紙トレイの組み合わせから成る第1、第2、第3の後処理部を備え、何れかの後処理部で紙詰まりが発生した時、他の後処理部が使用可能な場合は、ジャム状態を一時的に解除し、その後の用紙後処理を正常な他の後処理部で行わせるものである。
特許文献5に記載の画像形成装置は、装置本体の駆動を制御する制御手段は、後処理ジャム検知センサからの検知信号を受けた時において、排紙部の用紙を検知する排紙検知センサからの検知信号を受けた場合は、装置本体の駆動を停止し、排紙検知センサからの検知信号を受けていない場合は、装置本体内の用紙を集積空間まで搬送した後に装置本体の駆動を停止するものである。
特許文献6に記載の画像形成装置は、上流側の装置本体と下流側の後処理装置間に配置された中間ユニット内部に用紙搬送路に滞留した用紙を積載するトレイを設置し、中間ユニット内で用紙ジャムを発生した場合、ジャム紙をトレイ内に送り込む事により、ジャム処理を容易にするものである。
特許文献7に記載の画像形成装置は、画像形成中に合紙給紙部から用紙間に挿入されるべき合紙の挿入が行われない場合に、既に給紙部から給紙された用紙が画像形成本体内に残留している場合には、当該用紙に対して画像形成処理を行い、挿入されなかった合紙以後の用紙の排出が完了したときは、合紙が挿入されなかった旨を報知するものである。
特開2002−128384号公報 特開平5−105311号公報 特開平9−71363号公報 特開平11−292391号公報 特開2001−106389号公報 特開2003−95508号公報 特開2003−280305号公報
特許文献1の画像形成システムでは、後処理機で穿孔処理、綴じ処理、折り処理等の後処理を実行中に、後処理機の異常検知手段が消耗部材の不足を検知した場合、又は後処理装置の用紙搬送不良等の異常を検知した場合等のトラブル発生時に、画像形成装置は一時、プリント処理を中断し、消耗部材の補充や、異常箇所の点検修理を行った後に、画像形成処理及び後処理を再開しなければならない。このため、処理開始までの回復時間を要し、待機していなければならない。
特許文献2の後処理装置は、複数のビンを有する後処理装置においてジャム発生時に、複写機本体の用紙排出口に隣接する割り込みトレイに用紙排出を切り換えるものであり、複写機本体に単独の後処理装置を接続した構成をなすものである。
特許文献3の後処理装置は、複写機本体に近い上流側の用紙搬送手段でのジャム発生に関するものであり、後処理装置の下流側の用紙搬送手段でのジャム発生とは異なるものである。
特許文献4に記載の後処理装置は、単独の後処理装置内に複数の後処理部を備えたものである。
特許文献5に記載の画像形成装置は、画像形成装置本体内の搬送用紙を集積空間に纏めて排紙させるものであり、装置本体の駆動停止により、後処理装置の用紙搬送路には残留紙が滞留する。
特許文献6に記載の画像形成装置は、上流側の装置本体と下流側の後処理装置間に配置された中間ユニット内部で用紙ジャムを発生した場合のジャム処理であり、ジャム紙は中間ユニット内に残留する。
特許文献7に記載の画像形成装置は、特定の合紙処理時のジャム対策である。
一般に、穿孔処理、折り処理、綴じ処理等の後処理機能を実行中の後処理装置で排紙異常またはスタックオーバーが発生した場合は、画像形成装置は、プリント処理を一時中断し、トラブル解除処理を行った後に、画像形成処理を再開しなければならないため、プリンタ稼働率が低下する。
ネットワーク環境で使用されるプリンタにおいて、用紙や綴じ針等の消耗部材が不足したり、用紙搬送不良等の異常等が発生した時には、これらの原因を取り除くまでは、このパーソナルコンピュータからのプリント要求による画像形成処理を回復する事が出来ないとともに、他のパーソナルコンピュータからのプリント要求による画像形成処理を行う事も出来ない。これらの原因を取り除くまでに時間がかかるため、プリンタ稼働率が低下する。
本発明は上述のような問題点を解決し、穿孔処理、折り処理、綴じ処理等の後処理機能を実行中の後処理装置が異常を検知した場合でも、画像形成装置がプリント処理を中断することなく、画像形成装置に接続された別の代替可能な後処理装置のサブトレイに装置内に残留する用紙を排出する画像形成システムを提供する事を目的とするものである。
また、画像形成装置と複数の後処理装置とを連結した画像形成システムにおいて、後処理時にジャム発生して停止する場合のジャム処理箇所を最小限にする事を目的とするものである。
上記の目的は、本発明の下記の画像形成システムよって達成される。
(1) 画像形成装置と、該画像形成装置の用紙排出側に配設された複数の後処理装置とから構成された画像形成システムにおいて、前記後処理装置は、通常の後処理工程へ用紙を搬送する後処理搬送経路と、前記後処理搬送経路から分岐してサブ排紙トレイに用紙を排出する用紙排出経路と、前記後処理装置内の異常を検知する異常検知手段と、該異常検知手段による異常検知情報を通達する通信手段と、前記後処理装置の用紙搬送を制御する制御手段と、を有し、前記異常検知手段が、前記後処理装置内で異常を検知した時、前記制御手段は、前記通信手段を介して異常が検知された後処理装置の用紙搬送方向上流側で最も近い位置に接続された他の後処理装置の前記用紙排出経路に切り換えて用紙を前記サブ排紙トレイに排出するように制御することを特徴とする画像形成システム。
(2) 画像形成装置と、該画像形成装置の用紙排出側に配設された複数の後処理装置とから構成された画像形成システムにおいて、前記後処理装置は、通常の後処理工程へ用紙を搬送する後処理搬送経路と、前記後処理搬送経路から分岐してサブ排紙トレイに用紙を排出する用紙排出経路と、前記後処理装置内の異常を検知する異常検知手段と、該異常検知手段による異常検知情報を通達する通信手段と、前記後処理装置の用紙搬送を制御する制御手段と、を有し、前記異常検知手段が、前記後処理装置内で異常を検知した時、前記制御手段は、前記後処理装置の用紙搬送方向上流側に他の後処理装置が接続されているか否かを判断し、上流側に他の後処理装置が接続されている場合には、前記画像形成装置内の用紙搬送を停止させずに、前記上流側の他の後処理装置への用紙排出完了によって前記画像形成装置の駆動を停止させるように制御することを特徴とする画像形成システム。
(3) 画像形成装置と、該画像形成装置の用紙排出側に配設された複数の後処理装置とから構成された画像形成システムにおいて、前記後処理装置は、通常の後処理工程へ用紙を搬送する後処理搬送経路と、前記後処理搬送経路から分岐してサブ排紙トレイに用紙を排出する用紙排出経路と、前記後処理装置内の異常を検知する異常検知手段と、該異常検知手段による異常検知情報を通達する通信手段と、前記後処理装置の用紙搬送を制御する制御手段と、を有し、前記異常検知手段が、前記後処理装置内で異常を検知した時、前記制御手段は、前記後処理装置の用紙搬送方向上流側に他の後処理装置が接続されているか否かを判断し、上流側に他の後処理装置が接続されていない場合には、前記異常検知手段の検知情報に基づき異常が検知された後処理装置への用紙排出を禁止することを特徴とする画像形成システム。
本発明の画像形成システムにより、以下の効果が得られる。
(1) 請求項1に記載の画像形成システムによれば、複数の後処理装置内で異常が発生した時、制御手段は異常が検知された後処理装置の上流側で最も近い位置に接続された他の後処理装置の用紙排出経路に切り換えて用紙をサブ排紙トレイに排出するように制御する事により、ジャム処理箇所がジャム発生後処理装置と、ジャム発生後処理装置に最も近い後処理装置との2箇所に限定でき、画像形成システムの用紙搬送路上のジャム紙残留箇所を特定箇所に集約可能にする事により、ジャム処理が容易迅速に行われ、画像形成システムの稼働率の低下を抑制することができる。
(2) 請求項2に記載の画像形成システムによれば、複数の後処理装置内で異常を検知した時、制御手段は後処理装置の上流側に他の後処理装置が接続されているか否かを判断し、上流側に他の後処理装置が接続されている場合には、画像形成装置内の用紙搬送を停止させずに、上流側の他の後処理装置への用紙排出完了によって画像形成装置の駆動を停止させるように制御する事により、異常の回復処理を容易にして速やかな再稼働を可能にする事ができる。
(3) 請求項3に記載の画像形成システムによれば、複数の後処理装置内で異常を検知した時、制御手段は後処理装置の上流側に他の後処理装置が接続されているか否かを判断し、上流側に他の後処理装置が接続されていない場合には、異常検知手段の検知情報に基づき異常が検知された後処理装置への用紙排出を禁止する事により、異常の回復処理を容易にして速やかな再稼働を可能にする事ができる。
次に、本発明の後処理システムを図面に基づいて説明する。
[画像形成システム]
図1は、画像形成装置本体A、単葉折り機(第1の後処理装置)FS1、中折り中綴じ機(第2の後処理装置)FS2、平綴じ機(第3の後処理装置)FS3、大容量給紙装置LTから成る画像形成システムの模式図である。
画像形成装置本体Aの主制御手段10は、シリアル通信部10A、通信回線10Bを介して、単葉折り機FS1の後処理制御手段100、中折り中綴じ機FS2の後処理制御手段200、平綴じ機FS3の後処理制御手段300に接続している。
なお、本発明における制御手段とは、画像形成装置本体Aの主制御手段10、及び単葉折り機FS1、中折り中綴じ機FS2、平綴じ機FS3の各後処理制御手段100,200,300の総称である。
画像形成装置本体Aの上部には、自動原稿送り装置DF、表示手段8、入力手段(操作パネル)7が配置されている。
単葉折り機FS1内で穿孔、折り等の後処理機能を施さず、無処理で排出される記録用紙Sは、画像形成システム上部に配置されたサブ排紙トレイ101に収容される。
単葉折り機FS1により穿孔、折り等の後処理が行われた記録用紙S、及び後処理されないの記録用紙Sは、中折り中綴じ機FS2に導入される。ここで中折り中綴じ処理を要しない記録用紙Sは、サブ排紙トレイ201に排出される。中折り中綴じ機FS2において中折り処理、中綴じ処理されて作製された冊子SAは、中折り中綴じ機FS2の前面側に配置された排紙トレイ256に収容される。
単葉折り機FS1から搬入された記録用紙Sに平綴じ等の後処理を行う場合には、記録用紙Sは中折り中綴じ機FS2内を無処理で通過し、平綴じ機FS3に導入される。ここで平綴じ等の後処理を要しない記録用紙Sは、サブ排紙トレイ301に排出される。
平綴じ機FS3において平綴じ等の後処理を施された冊子SAは、メイン排紙トレイ302に収容される。
図2は画像形成装置本体A、自動原稿送り装置DF、単葉折り機FS1、大容量給紙装置LTから成る画像形成システムの全体構成図である。
図示の画像形成装置本体Aは、画像読取部1、画像処理部2、画像書込部3、画像形成部4、給紙カセット5A、第1給紙部5B、第2給紙部5C、第1搬送部5D、第2搬送部(自動両面コピー搬送部)5E、排紙部5Fから成る用紙搬送部、定着装置6を備えている。画像形成部4は、感光体ドラム4A、帯電手段4B、現像手段4C、転写手段4D、分離手段4E、クリーニング手段4F等から構成されている。
画像形成装置本体Aの上部前面側には、入力手段7が配置されている。画像読取部1の上部には自動原稿送り装置DFが搭載されている。画像形成装置本体Aの図示の左側面の排紙部5F側には、単葉折り機FS1が連結されている。
自動原稿送り装置DFの原稿台上に載置された原稿dは矢印方向に搬送され画像読取部1の光学系により原稿dの片面又は両面の画像が読みとられ、CCDイメージセンサ1Aにより読み込まれる。
CCDイメージセンサ1Aにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部2において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、画像書込部3に信号を送る。
画像書込部3においては、半導体レーザからの出力光が画像形成部4の感光体ドラム4Aに照射され、潜像を形成する。画像形成部4においては、帯電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が行われる。給紙カセット5A、大容量給紙装置LTから第1給紙部5Bにより給送された記録用紙Sは転写手段4Dにより画像が転写される。画像を担持した記録用紙Sは、定着装置6により定着され、排紙部5Fから単葉折り機FS1に送り込まれる。或いは搬送路切換板5Gにより第2搬送部5Eに送り込まれた片面画像処理済みの記録用紙Sは再び画像形成部4において、両面画像処理後、排紙部5Fから排出される。
[大容量給紙装置]
大容量給紙装置LTは、用紙積載手段11、第1給紙手段12等から成り、大容量の記録用紙Sを積載収容し、画像形成装置本体Aに記録用紙Sを送り込む。
[単葉折り機]
単葉折り機FS1は、単葉搬入部110、単葉搬出部120、表紙用紙給紙部130、穿孔処理部(パンチ処理部)140、搬送部150、単葉折り処理部160から構成されている(図2参照)。
〈単葉搬入部〉
図3は、単葉折り機FS1の全体構成図である。
単葉搬入部110には、画像形成装置本体Aから画像形成処理された記録用紙Sが導入される。
単葉搬入部110の記録用紙導入位置は、画像形成装置本体Aの排紙部5Fの記録用紙排出位置に対向する。
入口ローラ111に導入された記録用紙Sは、搬送路切換手段G1によって単葉搬出部120と穿孔処理部140の何れかに分岐される。
〈単葉搬出部〉
パンチ処理及び折り処理が設定されない場合、搬送路切換手段G1は穿孔処理部140への搬送路を遮断し、単葉搬出部120への搬送路を開放する。
単葉搬出部120に向かう搬送路r11を通過する記録用紙Sは、搬送ローラ121,122に挟持されて直進し、排紙ローラ123により単葉搬出部120から排出され、中折り中綴じ機FS2の搬送される(図1参照)。
搬送路切換手段G2によって搬送ローラ122の用紙搬送方向下流側の図示上方に分岐された記録用紙Sは、搬送路r16の搬送ローラ125を通過し、排紙ローラ126によって排出され、中折り中綴じ機FS2の上部に配置された単葉排出部としてのサブ排紙トレイ101上に積載される(図1参照)。サブ排紙トレイ101上には、試しに画像形成した記録用紙Sやジャム処理後に排出される記録用紙S等を収容する。
〈表紙用紙給紙部〉
表紙用紙給紙部130の給紙皿131内に収容されたカバー用紙K、又はインサート用紙は、給紙手段132により分離、給送され、搬送路r15の搬送ローラ133,134,135,136に挟持されて、分岐部の上流側の搬送路に合流される。
表紙用紙給紙部130の給紙皿131は上下2段に配置され、各給紙皿131には最大500枚のカバー用紙K又はインサート用紙を収容する事が可能である。
なお、表紙用紙給紙部130にカバー用紙K、インサート用紙、又は記録用紙Sを装填して、画像記録を実行させず、オフラインで穿孔処理、折り処理を実施することも可能である。
以下、記録用紙S、カバー用紙K、インサート用紙を一括して用紙Sと総称する。
〈穿孔処理部〉
単葉搬入部110の搬送路切換手段G1により分岐された用紙Sは、搬送路切換手段G1の下方に配置された搬送ローラ141に挟持され、搬送路r12を通過し、穿孔処理部140に搬送される。
穿孔処理部140の下流側の搬送路には、整合部材142が配置され、穿孔処理前の用紙Sの用紙幅方向を整合する。
穿孔処理部140の穿孔器は、図示しない駆動手段により駆動されるパンチと、パンチの刃部に嵌合するダイスとから成る。穿孔処理された用紙Sは、下方の搬送部150に送られる(パンチ機能)。
〈搬送部〉
搬送部150に送られた用紙Sは、搬送ローラ151,152,153,154により挟持されて単葉折り処理部160に搬送される。搬送ローラ151,152,153,154は、駆動源に接続する駆動ローラと、駆動ローラに圧接する従動ローラとから成る。各従動ローラはソレノイドSOLに接続して、駆動ローラに接離可能である。
穿孔処理された小サイズの用紙Sのうち、折り処理が行われない用紙Sは、搬送路切換手段G3により分岐された搬送路r13を通過し、単葉折り処理部160に送られる。穿孔処理された大サイズの用紙Sは、折り処理の要否に拘わらず搬送路切換手段G3の分岐位置の下方の搬送路r13Bに搬送され、搬送ローラ153,154によって搬送され、単葉折り処理部160に導入される。
なお、搬送部150に搬送路切換手段155が設けられ、2枚の小サイズの用紙Sを蓄積して搬送する事により、2枚同時に後述の折り処理を行う事ができる。
〈折り処理部〉
搬送部150から単葉折り処理部160に搬送された用紙Sは、レジストローラ156に挟持されて搬送され、第1折り部161、第2折り部162、第3折り部163において、1枚毎に中折り、Z折り、三つ折り、四つ折り、ダブルパラレル折り等の折り処理(折り機能)が実施されて、搬送路r14を介して搬送路r11に戻される。
図4は、単葉折り処理後の用紙Sの斜視図である。
図4(a)は穿孔処理部140により穿孔処理されて孔hが穿設された用紙Sを示す。図4(b)は第1折り部161により画像面tを外側にして中折りされた用紙Sを示す。図4(c)は第3折り部163により画像面tを内側にして中折りされた用紙Sを示す。図4(d)は第1折り部161と第3折り部163により画像面を内側にしてZ折りされた用紙Sを示す。図4(e)は第1折り部161と第2折り部162により外三折りされた用紙Sを示す。図4(f)は第1折り部161と第2折り部162により内三折りされた用紙Sを示す。図4(g)は第1折り部161と第2折り部162によりダブルパラレル折り処理された用紙Sを示す。図4(h)は第1折り部161、第2折り部162、第3折り部163により四つ折り処理された用紙Sを示す。
[中折り中綴じ機]
図5は中折り中綴じ機FS2の用紙搬送工程を示す模式図、図6は中折り中綴じ機FS2の正面図である。
画像形成装置本体A又は他の後処理装置から排出され、中折り中綴じ機FS2の入口部に導入された用紙Sは、入口ローラ202により挟持され、搬送路切換手段G5の上方の搬送路r21又は下方の搬送路r22の何れかに搬送される。
搬送路r21に分岐された用紙Sは、搬送ローラ203〜207により挟持されて搬送され、搬送路切換手段G6の上方の搬送路r23又は下方の搬送路r24の何れかに搬送される。
上方の搬送路r23に進行した用紙Sは、排紙ローラ208によって排出され、中折り中綴じ機FS2上部に配置された平綴じ排出部としてのサブ排紙トレイ201上に積載される。
下方の搬送路r24に進行した用紙Sは、搬送ローラ210〜213により挟持されて搬送され、平綴じ排出部の排紙ローラ214によって排出される。
〈第1直角偏向搬送〉
搬送路切換手段G5の下方の搬送路r22に搬送された用紙Sは、ほぼ垂直に下降し、所定位置に一時停止して収納される。この停止位置において、後続の少数枚の用紙Sが重ね合わせられて収容される。
〈第2直角偏向搬送〉
収容された用紙Sは搬送ローラ215〜218と図示しない案内板によって図5の紙面に対して直角手前方向に偏向移動されて、中折り中綴じ機FS2内部の前面側に回り込む搬送路r25を用紙面を直立させた状態で通過し、所定位置に一時停止する。
〈第3直角偏向搬送〉
次に、用紙Sは搬送ローラ219によって垂直上方に搬送された後、水平方向に偏向され、搬送ベルト220によって中折り中綴じ機FS2内部の背面側に移動される(搬送路r26)。
〈中折り処理〉
搬送ベルト220の用紙搬送方向下流側には、折り処理部230が配置されている。折り処理部230に到達した用紙Sは、互いに逆方向に回転する折りローラ及び直進する折り板によって挟持されて二つ折り処理が行われ、用紙搬送方向中央で用紙幅方向にわたって折り目a(図5参照)を形成する。
中折り処理が行われて折り目aを形成した用紙Sは、回動する搬送ベルト236に固定された搬送爪236A(図6参照)によって、折り目aの延長線方向(図5参照)の搬送路r27に搬送され、中綴じ処理部240に送り込まれる。
このように、折り処理部230は、1乃至3枚の少数枚の用紙Sを中折り処理して、折り目aをしっかり付け、逐次、中綴じ処理部40に送り込む事により、折り目aの膨らみが少ない高品位の冊子(製本物)SAを作製する事ができる。
〈中綴じ処理〉
折り処理部230において中折り処理された用紙Sは、搬送ベルト及び図示しない案内手段によって搬送路r27方向に進行し、中綴じ処理部240の鞍掛部材241上に載置される。後続の中折り処理された用紙Sも引き続き搬送路r27を通過して鞍掛部材241上に積載される。
鞍掛部材241は上方にほぼ直角な凸形状をなし、その頂部稜線上に中折り処理された用紙Sの折り目aが載置される。鞍掛部材241上に載置された複数枚の用紙Sは、図示しない幅整合部材によって幅方向の位置揃えが行われる。
鞍掛部材241の上方に固定された打針機構と、鞍掛部材241の内部に昇降可能に配置された受針機構とから成る二分割構造の綴じ手段は、用紙折り目方向に2組配置されている。入力手段7において、中綴じ処理が設定されると、受針機構が上昇して中綴じ処理を行う。即ち、2組の綴じ手段は鞍掛部材241上の用紙束の折り目aに沿って、中央振り分け2箇所に綴じ針SPを打針する。
図7は後処理された冊子SAの斜視図を示し、図7(a)は、中折り処理、中綴じ処理された冊子SAの斜視図である。
〈用紙束断裁処理〉
中綴じ処理部240において中綴じ処理された用紙束の小口(折り目の反対側の自由端部)は、冊子SAの用紙枚数によって不揃いになっているから、断裁手段250により断裁して、小口を揃える。
断裁処理されて作製された冊子SAは、中折り中綴じ機FS2の前面側の外方に配置された排紙トレイ256に排出される。
[平綴じ機]
図9は、平綴じ機FS3の正面図である。
〈平綴じ処理〉
画像形成装置本体A又は他の後処理装置から排出され、平綴じ機FS3の入口部に導入された用紙Sは、搬送路切換手段G4の上方の搬送路r31又は下方の搬送路r32の何れかに搬送される。搬送路r31に分岐された用紙Sは、搬送ローラ303〜306により挟持されて搬送され、排紙ローラ307によって排出され、平綴じ機FS3上部に配置された平綴じ排出部としてのサブ排紙トレイ301上に積載される。サブ排紙トレイ301上には、試しに画像形成した記録用紙やジャム処理後に排出される記録用紙等を収容する。
搬送路r32に分岐された用紙Sは、搬送ローラ310,311により挟持されて搬送され、レジストローラ312によって放出され、傾斜配置された中間スタッカ313上に逐次載置される。中間スタッカ313上に積載された用紙Sは、用紙後端突当部材314による用紙後端整合と、用紙幅整合部材315による用紙幅整合とにより位置決めされた後、ステイプラ(綴じ器)316によって、用紙Sの側縁部近傍の1箇所又は2箇所に綴じ針SPが打針され、冊子SAが作製される(ステイプル機能)。図7(b)はステイプル処理された冊子SAの斜視図である。
ステイプル処理された冊子SAの後端部は、回動する排出ベルト317に固定された排出爪318により中間スタッカ313上を斜め上方に搬送され、平綴じ排出部の排紙ローラ319によって排出され、メイン排紙トレイ302上に載置される。
〈テープバインダ処理〉
テープバインダ機能が設定されると、用紙後端突当部材314が中間スタッカ313面から待避する。中間スタッカ313上に積載され、用紙後端突当部材314による用紙後端整合と、用紙幅整合部材315による用紙幅整合とにより位置決めされた用紙束は、用紙束グリップ搬送部材321により把持されて中間スタッカ322上を斜め下方に配置された背面部突当部材323に向かって進行する。
背面部突当部材323の突当面には、予め接着テープ324が当接して待機している。中間スタッカ322上を下降する用紙束の後端部は、背面部突当部材323に支持された接着テープ324に当接して停止する。
背面部突当部材323はテープ加熱手段325によって加熱されていて、接着テープ324の接着面は溶融されている。用紙束の背部は、接着テープ324の溶融状態の接着面に圧接して接着される。
接着テープ324の幅寸法は、用紙束の背部厚さより長く形成されている。用紙束の背部を接着した後、上下一対の押圧部材326が用紙束厚さ方向に移動して、接着テープ324の両端部を折り曲げて、用紙束の上下面に接着テープ324の溶融状態の接着面を圧接して接着して冊子SAを完成させる。図7(c)は、テープバインダ機能により作製された冊子SAの斜視図である。
テープバインダ処理の終了後、用紙束グリップ搬送部材321の把持及び押圧部材326の押圧が解除され、冊子SAの後端部は、回動する排出ベルト327に固定された排出爪328により中間スタッカ322上を斜め上方に搬送され、中間スタッカ313を経て、排紙ローラ319によって排出され、メイン排紙トレイ302上に載置される。
[大容量積載機]
図9は、大容量積載機(第4の後処理装置)FS4の正面図である。
画像形成装置本体A又は他の後処理装置から排出され、大容量積載機FS4の入口部400に導入された用紙Sは、入口ローラ402により挟持され、搬送路切換手段G7の上方の搬送路r41又は下方の搬送路r42の何れかに搬送される。
搬送路r41に分岐された用紙Sは、搬送ローラ403により挟持されて搬送され、搬送路切換手段G8の上方の搬送路r43又は下方の搬送路r44の何れかに搬送される。
上方の搬送路r43に進行した用紙Sは、搬送ローラ404を経て排紙ローラ405によって排出され、大容量積載機FS4の上部に配置された大容量載置排出部としてのサブ排紙トレイ401上に積載される。
下方の搬送路r44に進行した用紙Sは、搬送ローラ407〜412により挟持されて搬送され、大容量載置排出部の排紙ローラ413によって機外に排出され、他の後処理装置に送り込まれる。
搬送路r42に進入した用紙Sは、搬送ローラ414に挟持されて搬送され、更に、用紙Sの先端部が回動するベルト415に固定されたグリッパ416に把持されて図示の左方向に進行する。
ベルト415の左端近傍には用紙先端規制部材417が待機している。用紙先端規制部材417は導入される用紙Sのサイズに対応した所定位置に移動して停止するとともに、用紙先端整合を行う。
用紙Sの先端部が用紙先端規制部材417に当接すると、グリッパ416の把持が解除されて、用紙Sは落下して用紙載置台418上に載置される。
用紙載置台418は昇降部材420に支持されて昇降可能である。昇降部材420は図示しない駆動手段によって駆動され、案内部材421に沿って昇降する。
用紙載置台418上に用紙Sが逐次積載されるに従って、用紙載置台418、昇降部材420は下降し、積載された用紙Sの最上面は初期位置を維持する。
大容量積載機FS4に収容された用紙Sを取り出す場合には、操作部において大容量積載機FS4の開放を指定する。この指定により、駆動手段は昇降部材420を下降させる。昇降部材420の下降により用紙載置台418も一体となって下降する。
大容量積載機FS4の下部には、車輪423を有する台車(着脱式大容量載置部)422が移動可能に配置されている。用紙載置台418が台車422の上面に当接して搭載され、昇降部材420はこれより更に下降を続け、用紙載置台418の保持を解除して停止する。
操作者は、大容量積載機FS4の前面扉を開き、手動又は電動により台車422を手前側に引き出せば、台車422に搭載された用紙載置台418上に積載された用紙Sを容易に取り出す事が出来る。
[画像形成装置システムの用紙収容枚数]
単葉折り機FS1には、各500枚のカバー用紙Kが2段の給紙皿131に収容される。中折り中綴じ機FS2は、最大30枚の用紙Sを中折り処理して表裏120ページの冊子SAを作製する。平綴じ機FS3は、最大100枚の用紙Sを平綴じ処理して冊子SAを作製する。大容量積載機FS4は、用紙載置台418上に最大約5000枚の用紙Sを積載可能である。この大容量積載機FS4を例えば直列に3台接続すれば、合計15000枚の用紙Sを集積する事ができる。
[画像形成システムの用途]
本発明の画像形成システムは、画像形成装置本体Aに対して、単葉折り機FS1、中折り中綴じ機FS2、平綴じ機FS3、大容量積載機FS4を任意に選択して接続する事により、穿孔、多種の折り処理、中折り中綴じ、平綴じ、小口断裁処理、大容量積載等をあらゆる目的に対応して選択して処理する事が出来る。
各種規模のオフィス、軽印刷業、データセンタにおいて、多目的の後処理を高速に大量出力する高度なパブリッシング・オン・デマンドが達成される。
[後処理装置の制御手段]
図10は画像形成装置本体Aと、単葉折り機FS1、中折り中綴じ機FS2、平綴じ機FS3の後処理装置とから構成された画像形成システムの制御を示すブロック図である。
単葉折り機FS1では、穿孔処理部140による穿孔処理と、単葉折り処理部160による中折り処理、Z折り処理、三つ折り処理、四つ折り処理等の各種の単葉折り処理とが実行される。
中折り中綴じ機FS2では、折り処理部230によって1枚から少数枚の用紙Sの中折り処理と三つ折り処理とが実行され、中綴じ処理部240によって中折りされた用紙束に中綴じ処理が実行され、冊子SAが作製される。
平綴じ機FS3では、積載された用紙束に平綴じ処理、テープバインダ処理、糊付け製本処理の何れかが実行され、冊子SAが作製される。
単葉折り機FS1、中折り中綴じ機FS2、平綴じ機FS3の用紙搬送路には、システムエラーや用紙搬送不良や綴じ針SPの詰まり等を検知する第1の異常検知手段180と、綴じ針SPの不足または皆無や、排紙トレイ内の用紙Sの満杯、穿孔機のパンチ屑の満杯等の後処理状態を検知する第2の異常検知手段170としてのアラーム手段が配置されている。本発明においては、第1の異常検知手段180と第2の異常検知手段170とを異常検知手段と総称する。
本発明の画像形成システムのうち、単葉折り機FS1の単葉折り処理部160が紙詰まり等の異常搬送トラブルで折り処理が実行不可能になった事を、第1の異常検知手段180が検知すると、その異常検知情報は、シリアル通信部10Aを介して第1の後処理制御手段100から主制御手段10に通報され、主制御手段10は、検知情報を表示手段8に表示するとともに、接続された複数の後処理装置の中から同一の後処理が可能な他の後処理装置、即ち、中折り中綴じ機FS2の折り処理部230を選択して切り換え、同一の後処理の中折り処理と三つ折り処理とを継続して代替実行可能に制御する。
ここで、第1の異常検知手段180は、紙詰まりやシステムエラー等の状態を検知する。後処理状況を検知する第2の異常検知手段(アラーム手段)170は、ステイプラの綴じ針SPの不足または皆無や、排紙トレイ内の用紙Sの満杯、穿孔処理部140のパンチ屑の満杯等の状態を検知する。
中折り中綴じ機FS2の中綴じ処理部240でステイプラ316の打針機構が故障等により異常を発生した場合には、表示手段8に異常である旨を表示するとともに、複数の後処理装置の中から図示しない同一の後処理が可能な他の後処理装置を選択して切り換え、ジョブを中断することなく、同一の後処理を継続して実行する。
また、綴じ針SP等の消耗部材が所定量以下になった事をアラーム手段170が検知した場合、複数の後処理装置の中から図示しない同一の後処理が可能な他の後処理装置を選択して切り換え、ジョブを中断することなく、同一の後処理を継続して実行し、ユーザが消耗部材の補充を行い、後処理装置が再稼働可能に復帰した事を後処理制御手段100から主制御手段10に通報し、表示手段8に後処理が実行可能な待機装置として表示する。
消耗部材等の不足を検知するアラーム手段170の検知情報、ステイプラの打針機構が故障や用紙搬送不良等の第1の異常検知手段180の検知情報は、シリアル通信部10Aを介して後処理制御手段100から主制御手段10に通報され、主制御手段10は、検知情報を表示手段8に表示するとともに、複数の後処理装置の中から代替の後処理に移行して実行可能に制御する。
アラーム手段170及び第1の異常検知手段180の検知情報により後処理制御手段によって後処理機能が切り離された後処理装置が、消耗部材の補充、異常作動の回復処置後に、再稼働可能となった事を後処理制御手段から主制御手段10に通報され、予め設定された優先順位内の適切な箇所に登録する。
[画像形成装置システムの構成例]
図11は、画像形成システムの他の実施の形態を示す模式図である。
図11(a)は、画像形成装置本体Aの排紙部5F側に、3台の大容量積載機FS4A,FS4B,FS4Cと平綴じ機FS3を連結した画像形成システムである。
画像形成装置本体Aから排出される大量の用紙Sは、3台の大容量積載機FS4A,FS4B,FS4Cに収容する事が出来る。少数枚の用紙Sやジャム紙を排出する場合には、画像形成装置本体Aから排出される用紙Sを、搬送路r43を通過させてサブ排紙トレイ401A,401B,401Cに積載する。
画像形成装置本体Aから排出された用紙Sに平綴じ、テープバインド処理を行う場合には、大容量積載機FS4A,FS4B,FS4Cの搬送路r44を通過させて、平綴じ機FS3に導入する。平綴じ機FS3において平綴じ処理されて作製された冊子SAは、メイン排紙トレイ302に収容される。平綴じ処理を要しない用紙Sは、搬送路r31を通過させてサブ排紙トレイ301に積載する。
図11(b)は、図11(a)の画像形成システムのうち、平綴じ機FS3に代えて中折り中綴じ機FS2を配置した画像形成システムである。
図11(c)は、画像形成装置本体Aの排紙部5F側に、単葉折り機FS1、大容量積載機FS4A,FS4B、平綴じ機FS3を連結した画像形成システムである。
画像形成装置本体Aから排出される用紙Sは、単葉折り機FS1に導入される。単葉折り機FS1により穿孔、各種の折り処理等の後処理機能が行われた用紙S、又は無処理の用紙Sは、大容量積載機FS4A,FS4Bに送られて収容される。
大容量積載機FS4A,FS4Bに送りこまれた用紙Sのうち、少数枚の用紙Sやジャム紙は、搬送路r43を通過してサブ排紙トレイ401に収容される。
平綴じ、テープバインド処理を行う場合には、大容量積載機FA4の搬送路r44を通過させて、平綴じ機FS3に導入する。平綴じ機FS3において平綴じ処理されて作製された冊子SAは、メイン排紙トレイ302に収容される。平綴じ処理を要しない用紙Sは、搬送路r31を通過させてサブ排紙トレイ301に積載する。
[画像形成システムの用紙搬送制御]
図12は、画像形成システムの用紙搬送制御を示すブロック図である。
複数の大容量積載機FS4A1,FS4B,FS4C、及び他の後処理装置FSN(平綴じ機FS3、中折り中綴じ機FS2等)には、それぞれジャム検知手段、搬送路切換手段、後処理制御手段100,200,300,Nが配置され、シリアル通信部10A、通信回線10Bを介して、画像形成装置本体Aの主制御手段10に接続している。
主制御手段10は、画像制御部10Cとエンジン制御部10Dとから構成されている。
画像制御部10Cは、図2に示す画像処理部2を制御する画像読取装置(画像読取部1など)から送られるスキャナ画像信号や、パソコン等から送られるプリンタ出力信号を処理して、画像データ、画像要求、動作指定等を制御する。エンジン制御部10Dは、図2に示す画像書込部3、画像形成部4、用紙搬送部等を制御する。
図13は、画像形成システムのジャム検知制御と用紙搬送路切換制御の第1の実施の形態を示すフローチャートである。
本発明のジャム検知制御を、前述の図11(a)に示す画像形成装置本体A、大容量積載機FS4A,FS4B,FS4C、平綴じ機FS3を連結した画像形成システムを実施例として説明する。
この第1の実施の形態では、異常発生処理は後処理制御手段100,200,300によって制御される。
最上流側の大容量積載機FS4Aでジャム発生等の異常発生を異常検知手段が検知した時には、その上流側には後処理装置が存在しないから、後処理制御手段100は大容量積載機FS4Aの駆動を停止させる。
大容量積載機FS4Bでジャムを発生した事を異常検知手段が検知した場合には、後処理制御手段200は通信回線10Bを介して、後処理制御手段100によりその上流側で最も近い位置に接続された大容量積載機FS4Aのサブ排紙トレイ401Aへの用紙排出に切り換える。
大容量積載機FS4Cでジャムを発生した事を異常検知手段が検知した場合には、後処理制御手段200は通信回線10Bを介して、後処理制御手段100によりその上流側の大容量積載機FS4Bのサブ排紙トレイ401Bへの用紙排出に切り換える。
平綴じ機FS3でジャムを発生し事を異常検知手段が検知した場合には、その上流側で最も近い位置に接続されたの大容量積載機FS4Cのサブ排紙トレイ401Cへの用紙排出に切り換える。
ジャム検知箇所と用紙Sの搬送路切り換え制御の説明を表1にまとめて表示する。
Figure 2005343661
図14は、画像形成システムのジャム検知制御と用紙搬送路切換制御の第2の実施の形態を示すフローチャートである。
この第2の実施の形態では、異常発生処理は主制御手段10によって制御される。
異常検知手段が、複数の後処理装置内で異常を検知した時、主制御手段100は、大容量積載機FS4A,FS4B,FS4C、平綴じ機FS3の用紙搬送方向上流側に他の後処理装置が接続されているか否かを判断し、上流側に他の後処理装置が接続されている場合には、画像形成装置本体A内の用紙搬送を停止させずに、上流側の他の後処理装置への用紙排出完了によって画像形成装置本体Aの駆動を停止させるように制御する。
即ち、大容量積載機FS4Aでジャム発生等の異常発生を異常検知手段が検知した時には、その上流側には後処理装置が存在しないから、主制御手段10は大容量積載機FS4Aの駆動を停止させる。
大容量積載機FS4Bでジャムを発生し事を異常検知手段が検知した場合には、主制御手段10は、その上流側に大容量積載機FS4Aが有るから、以降の給紙を停止させ、残留する用紙Sの全量を排出させた後、駆動を停止する。
大容量積載機FS4Cでジャムを発生し事を異常検知手段が検知した場合には、主制御手段10は、その上流側に大容量積載機FS4Bが有るから、以降の給紙を停止させ、残留する用紙Sの全量を排出させた後、駆動を停止する。
平綴じ機FS3でジャムを発生し事を異常検知手段が検知した場合には、主制御手段10は、その上流側に大容量積載機FS4Cが有るから、以降の給紙を停止させ、残留する用紙Sの全量を排出させた後、駆動を停止する。
異常検知手段が、複数の後処理装置内で異常を検知した時、主制御手段10は、後処理装置の上流側に他の後処理装置が接続されているか否かを判断し、上流側に他の後処理装置が接続されていない場合には、異常検知手段の検知情報に基づき異常が検知された後処理装置への用紙排出を禁止する。
図15は、従来の画像形成システム(図15(a))と本発明の画像形成システム(図15(b))とを比較する模式図である。
図15(a)で示す従来の画像形成システムでは、平綴じ機FS3内で異常が検知されると、平綴じ機FS3とその上流側の大容量積載機FS4C,FS4Bの駆動が停止する。図15(b)で示す本発明の画像形成システムでは、平綴じ機FS3内で異常が検知されると、平綴じ機FS3の駆動のみが停止し、それより上流側の後処理装置は処理を続行する。
なお、本発明の実施の形態では、画像形成装置本体Aに接続される後処理装置として、単葉折り機FS1、中折り中綴じ機FS2、平綴じ機FS3、大容量積載機FS4A,FS4B,FS4Cについて説明したが、画像形成システムの後処理装置はこれらに限定されるものではなく、中折り中綴じ平折り機、糊付け製本機、小口断裁機、Z折り穿孔機、表紙くるみ製本機、封緘機等にも適用可能である。また、大容量積載機FS4の接続台数は、前述の1〜3台に限定されるものではない。更に、画像形成装置本体Aに同一の後処理装置を複数台接続した画像形成システムにも適用可能ある。
また、本発明の実施の形態では、複写機に接続した後処理装置について説明したが、軽印刷機、プリンタ、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置に接続して使用する後処理装置にも適用可能である。
画像形成装置、後処理装置、大容量給紙装置から成る画像形成システムの模式図。 画像形成装置、自動原稿送り装置、単葉折り機、大容量給紙装置から成る画像形成システムの全体構成図。 単葉折り機の全体構成図。 単葉折り処理後の用紙の斜視図。 中折り中綴じ機の用紙搬送工程を示す模式図。 中折り中綴じ機の正面図。 後処理された冊子の斜視図。 平綴じ機の正面図。 大容量積載機の正面図。 画像形成装置本体と、単葉折り機、中折り中綴じ機、平綴じ機の後処理装置とから構成された画像形成システムの制御を示すブロック図。 画像形成システムの他の実施の形態を示す模式図。 画像形成システムの用紙搬送制御を示すブロック図。 画像形成システムのジャム検知制御と用紙搬送路切換制御の第1の実施の形態を示すフローチャート。 画像形成システムのジャム検知制御と用紙搬送路切換制御の第2の実施の形態を示すフローチャート。 従来の画像形成システムと本発明の画像形成システムとを比較する模式図。
符号の説明
2 画像処理部
3 画像書込部
4 画像形成部
5F 排紙部
10 主制御手段
10A シリアル通信部
10B 通信回線
400 後処理制御手段
101,201,301,401,401A,401B,401C サブ排紙トレイ
170 第2の異常検知手段(アラーム手段)
180 第1の異常検知手段
417 用紙先端部規制部材
A 画像形成装置本体
FS1 単葉折り機(第1の後処理装置)
FS2 中折り中綴じ機(第2の後処理装置)
FS3 平綴じ機(第3の後処理装置)
FS4,FS4A,FS4B,FS4C 大容量積載機(第4の後処理装置)
FSN 後処理装置
G1,G2,G3,G4,G5,G6,G7,G8 搬送路切換手段
N 後処理制御手段
S 記録用紙(用紙)
SA 冊子

Claims (3)

  1. 画像形成装置と、該画像形成装置の用紙排出側に配設された複数の後処理装置とから構成された画像形成システムにおいて、
    前記後処理装置は、通常の後処理工程へ用紙を搬送する後処理搬送経路と、前記後処理搬送経路から分岐してサブ排紙トレイに用紙を排出する用紙排出経路と、前記後処理装置内の異常を検知する異常検知手段と、該異常検知手段による異常検知情報を通達する通信手段と、前記後処理装置の用紙搬送を制御する制御手段と、を有し、
    前記異常検知手段が、前記後処理装置内で異常を検知した時、前記制御手段は、前記通信手段を介して異常が検知された後処理装置の用紙搬送方向上流側で最も近い位置に接続された他の後処理装置の前記用紙排出経路に切り換えて用紙を前記サブ排紙トレイに排出するように制御することを特徴とする画像形成システム。
  2. 画像形成装置と、該画像形成装置の用紙排出側に配設された複数の後処理装置とから構成された画像形成システムにおいて、
    前記後処理装置は、通常の後処理工程へ用紙を搬送する後処理搬送経路と、前記後処理搬送経路から分岐してサブ排紙トレイに用紙を排出する用紙排出経路と、前記後処理装置内の異常を検知する異常検知手段と、該異常検知手段による異常検知情報を通達する通信手段と、前記後処理装置の用紙搬送を制御する制御手段と、を有し、
    前記異常検知手段が、前記後処理装置内で異常を検知した時、前記制御手段は、前記後処理装置の用紙搬送方向上流側に他の後処理装置が接続されているか否かを判断し、上流側に他の後処理装置が接続されている場合には、前記画像形成装置内の用紙搬送を停止させずに、前記上流側の他の後処理装置への用紙排出完了によって前記画像形成装置の駆動を停止させるように制御することを特徴とする画像形成システム。
  3. 画像形成装置と、該画像形成装置の用紙排出側に配設された複数の後処理装置とから構成された画像形成システムにおいて、
    前記後処理装置は、通常の後処理工程へ用紙を搬送する後処理搬送経路と、前記後処理搬送経路から分岐してサブ排紙トレイに用紙を排出する用紙排出経路と、前記後処理装置内の異常を検知する異常検知手段と、該異常検知手段による異常検知情報を通達する通信手段と、前記後処理装置の用紙搬送を制御する制御手段と、を有し、
    前記異常検知手段が、前記後処理装置内で異常を検知した時、前記制御手段は、前記後処理装置の用紙搬送方向上流側に他の後処理装置が接続されているか否かを判断し、上流側に他の後処理装置が接続されていない場合には、前記異常検知手段の検知情報に基づき異常が検知された後処理装置への用紙排出を禁止することを特徴とする画像形成システム。
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