JPH03162362A - シート処理装置 - Google Patents

シート処理装置

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JPH03162362A
JPH03162362A JP1302759A JP30275989A JPH03162362A JP H03162362 A JPH03162362 A JP H03162362A JP 1302759 A JP1302759 A JP 1302759A JP 30275989 A JP30275989 A JP 30275989A JP H03162362 A JPH03162362 A JP H03162362A
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transport
conveyance
paper
image forming
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Yukitaka Nakazato
中里 幸孝
Mitsuru Ichikawa
満 市川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真装置,プリンター等の画像形成装置
から排出される転写紙をステープルにより綴じて製本す
るステープル製本機能を有した画像形成後処理装置に関
し、特に、綴じ処理の途中でステープルが切れた場合で
も、複写処理等を確実に実行し、且つ、ジャム(紙詰ま
り)の発生を起こさずに適切に搬送・排出する画像形成
後処理装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、電子写真装置等の画像形或装置の発展が目覚まし
く、その機能も拡大・縮小機能,両面複写機能,自動用
紙選択機能等はもとより、原稿を自動的に供給する自動
原稿搬送装置(ADF或いはRDH)や、画像を形威し
た転写紙の仕分け等を行うソーター等の装置と組み合わ
せることにより、更に種々の機能及び利便性を加えるこ
とができる。
このような画像形或装置の機能を高める装置として製本
機能を有した画像形成後処理装置が提供されている。画
像形或後処理装置は、ステーブラーを備え、連結した画
像形成装置から排出される転写紙を集積し、所定のステ
ープルでステープル留めして製本するものが一般的であ
る。
ところが、画像形戊後処理装置では、ステープルを用い
て製本を行うため、例えば、綴じ処理中にステープルが
なくなった場合、綴じ処理が行えなくなるという問題点
があり、このため、ステープル無しが検知されると画像
形成装置本体の処理が適切に実行されていても画像形或
動作を停止しなければならず、例えば、オペレーターが
ステープルモードで所定部数の複写を設定し、画像形成
動作を開始させた後、画像形戊装置の設置場所から離れ
た場合、ステープル無しが検知されると、画像形威動作
が中断してしまうため、オペレーターが戻って来た時に
、設定した部数の複写が終了していないという不都合が
あった。従ってこれを解決するものとして、例えば、特
開昭62−590677号公報及び特開昭63−116
168号公報に示されるように、ステープル部において
、針無し等の綴じ動作不能が検知された場合、搬送経路
を切り換えて、以降のシートをスタッカ部へ排出するこ
とにより、画像形成動作を継続して実行し、所定部数の
複写を行えるようにしたシート後処理装置が提案されて
いる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の特開昭62−590677号及び
特開昭63−116 168号公報によれば、転写紙の
搬送経路を切り換えることにより、ステープル無しが検
知された場合でも、所定部数の複写を行えるようにでき
たが、ステープル無しが検知されると、無条件で搬送経
路を切り換えるため、切り換える隙の転写紙の搬送位置
によってはジャムが発生する恐れがあった。特に、複写
速度の速い画像形成装置1及び,綴じ処理のためのジョ
ブ(仕事の処理単位を示し、ここでは、1回の綴じ処理
を1ジョブとする)間の待ち時間を取らない処理速度の
速いシステムにおいては、ステープル無しが検知された
時点で、既に次のジョブの転写紙が画像形成後処理装置
内に搬入され始めているため、搬入途中の転写紙が切り
換え機構部分で紙詰まりを起こす可能性が高くなる。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、綴し処理
の途中でステープルが切れた場合でも、複写処理等を中
断せず、且つ、ジャムの発生を起こさずに適切に搬送・
排出することができることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達或するため、転写紙をシフト仕
分け部,或いは,ステープル部へ搬送する搬送切り換え
手段と、ステープル部のステープルの有無を検知するス
テープル検知手段と、画像形成装置の排出口から搬送切
り換え手段の間に搬送途中の転写紙があるか否かを検知
する搬送検知手段と、ステープル検知手段及び搬送検知
手段の検知信号に基づいて、搬送切り換え手段の切り換
え制御を行う制御手段を備えた画像形或後処理装置を提
供するものである。
〔作用〕
本発明の画像形成後処理装置の制御手段は、ステープル
検知手段によってステープル無しが検知されると、搬送
検知手段によって画像形成装置の排出口から搬送切り換
え手段の間に搬送途中の転写紙があるか否か検知し、搬
送途中の転写がある場合、該転写紙をステープル部側へ
搬送した後搬送切り換え手段を切り換えて、以降の転写
紙をシフト仕分け部側へ搬送する。また、搬送途中の転
写がない場合は、直ぐに搬送切り換え手段を切り換えて
全ての転写紙をシフト仕分け部側へ搬送する。
〔実施例〕
以下、本発明の画像形成後処理装置を図面に基づいて詳
細に説明する。
第1図(a)は、本発明の一実施例である画像形或装置
(図示せず)の側部に備え付けられたフィニッシャ−(
画像形成後処理装置)100を示し、図示の如く、大別
して上部側のシフト仕分け部Iと、下部側のステープル
部■とから或り、転写紙の搬送経路をシフト仕分け部■
.或いは.ステープル部■へ切り換える切り換え爪10
5及び切換用ソレノイド251(搬送切り換え手段)と
、ステープル部■のステープルの有無を検知する針検知
センサーSNLO(ステープル検知手段)と、画像形成
装置の排出口から切り換え爪105の間に搬送途中の転
写紙があるか否かを検知する人口センサーsN1(m送
検知手段)と、針検知センサーSNIO及び入口センサ
ーSNIの検知信号に基づいて、切換用ソレノイド25
1の駆動制御を行う制御部253とを備えている。
以下、■シフト仕分け部■の構戒,■通常の複写処理時
の動作.■ステープル部■の構戒,■綴し処理,■切り
換え制御の順に詳細に説 明する。
■シフト仕分け部Iの構或 第1図(b)を参照してシフト仕分け部Iの構戒を説明
する。シフト仕分け部Iの搬送経路には、複数の搬送ロ
ーラー及びそれに従動する従動ローラーが配置されてい
る。搬送ローラー101の回転軸は第1のタイミングベ
ルト102を介して搬送駆動モータM1の回転軸に接続
されており、これによって駆動力を得る。搬送ローラー
101の回転軸は、第2のタイミングベルト(図示せず
)を介して他の搬送ローラーの回転軸,及び,排出ロー
ラー103の回転軸,更には祇寄せ用ファーブラシ10
4の回転軸にも接続され、これらを駆動する。
また、搬送ローラーLotの直前部分にはフィニッシャ
−100への転写紙の搬入を検知する人口センサーSN
I (本実施例では、前述したように搬送検知手段とし
ても使用する)が設けられているとともに、排出口−ラ
ー103の直前部分には排紙センサーSN2が配設され
ている。これらのセンサーSNI,SN2によって搬送
される転写紙の先端及び後端が検知される。殿送ローラ
ー101の下流には、切り換え爪105(搬送切り換え
手段)が配置されており、切換用ソレノイド251(第
1図(a)に示す)及びスプリングによって搬送方向を
シフト仕分け部■の排出トレイ106,或いは,ステー
プル部■の何れかの方向へ切り換える。
第2図及び第3図は、徘出トレイ106及び排祇口付近
の構威を示し、前述した排出口−ラー103の直下部分
にはファーブラシ104が配されており、排出トレイ1
06に排出された転写紙はファーブラシ104の回転に
よって突き当て板107に突き当てられ、転写紙の後端
が揃えられる。また、排出トレイ106及び突き当て板
107には互いに噛み合うようにそれぞれ凹凸が形成さ
れており、これによって徘出トレイ106は突き当て板
107に対して上下方向に自在に移動可能であり、且つ
、前後方向において突き当て板107に連動して移動す
る構或である。尚、108は転写紙を押さえる押さえロ
ーラを示す。
更に突き当て板107は、第4図及び第5図に示すよう
に、排出トレイ106と対向する本体側において軸受1
09を介して軸状のシフトガイド110に支持され、前
後方向の移動が可能になっている。また、突き当て板1
07はアームロツド111を介してクランク112に偏
心して接続されている。クランク112の回転軸は画像
形威装置中心軸に平行に配置されている。側板113か
ら垂直に突出した着脱自在のブラケット114にはギア
列115を介してシフトモーターM2が連結されており
、シフトモーターM2を駆動することによりクランク1
12が駆動され、その偏心回転作用によって突き当て板
107が前後方向に往復移動する。突き当て板107に
はクランク112による移動量とほぼ等しい間隔をもっ
て配設されたシフト検知板116が突設されており、こ
のシフト検知板116を突き当て板107に対向する位
置に設けられたシフト検知センサー117によって検知
することにより、トレイシフト動作の状態を検知する。
また、突き当て板107に固定されているブラケット(
第6図参照)118を介して押えローラー108が上下
動自在、且つ、回転自在に支持されており、これによっ
て排出トレイ106及び集積された転写紙の上面が自重
で押圧されている。
転写祇は重力及びファープラシ104による搬送力で押
えローラー108の下にもぐり込み、突き当て仮107
に突き当てられる。排出トレイ106のシフトがあった
場合、この押えローラー108の押圧力で転写紙のズレ
を防止することができる。押えローラー108に対向し
て、紙面検知センサーSN3 (第4図及び第6図参照
)が配置されており、転写紙が集積されることにより押
えローラー108の位置が上昇すると、紙面検知センサ
ーSN3によって押えローラー支持ブラケン}119の
一部が検知され、これによって紙面或いは排出トレイ1
06の上簡の高さが規定高さに達したか否かを検知する
。尚、120は排出トレイ106を支持するトレイ支持
台を示す。
第7図及び第8図は、排出トレイ206の上下動機構を
示し、排出トレイ106はトレイ支持台120に固定さ
れでおり、トレイ支持台120はベアリング120aを
介してブラケント118に前後移動自在に支痔されてい
る。従って、前述したように突き当て板107によるシ
フト動作をブラケノト118によって行わせることがで
きる。
ブラケット118は、図示の如く、第3のタイミングベ
ルト121に連結されており、第3のタイミングベルト
121は、前後の側板113の外側に1本づつ設けられ
ており、各々が上下動駆動ブーリー122及び従動ブー
リー123(第l図(b)参照)に掛け渡されている。
上下動駆動プーリー122は側板113間を通過する上
下駆動軸124に固定されており、この上下駆動軸12
4はワンウェイクランチを内蔵するギア125が取り付
けられている。ギア125のワンウェイクラッチは排出
トレイ106を持ち上げる方向のカを上下駆動軸124
に伝達する構威であり、ギア125は、ギア列,ウォー
ムホイール126,ウォーム127等を介して上下動駆
動モーターM3に接続されている。また、ブラケット1
18の側板113の側面にはヘアリング128が取り付
けられており、側板113に固定されている上下ガイド
レール129と接触することにより、上下動のガイド及
び排出トレイ106の倒れ防止を行えるようにしている
。尚、130は後述する上下検知板、SN4は上限セン
サーを示す,このような構成とすることによって通常は
ウォーム127の保持力によってワンウエイクラノチが
ロックされ、排出トレイ106の下降が停止されるよう
になっている。また上下動駆動モーターM3を徘出トレ
イ106の上昇方向に回転させると、ワンウエイクラン
チがロンク状態となって上下動駆動プーリー122及び
従動ブーリー123が回転し、排出トレイ106が上昇
する。一方、上下動駆動モーターM3を排出トレイ10
6の下降方向に回転させると、ワンウエイクラッチがフ
リー状態となって排出トレイ106はその自重により下
降する。
更に、第9図に示すように、第3のタイミングヘルト1
21の内側には排出トレイ106と対向するように上限
センサーSN4及び下限センサーSN5が配設されてお
り、上下検知板130をそれぞれ検知することにより排
出トレイ106の上限下限を検知する。前述したように
排出トレイ106の下降時にはワンウェイクラッチがフ
リー状態となっているため、上下動駆動モーターM3の
駆動力が排出トレイ106に伝達されず、下降時に排出
トレイ106が外カにょって停止状態となっても、上下
動駆動モーターM3が空転すルコとによってモーターの
過負荷や手指を挟む等のトラブルを防止することができ
る。尚、第9図において、SN6は画像形威装置本体の
排出センサー253は切換用ソレノイド251を介して
切り換え爪105の切り換え制御を行う制御部(詳細は
後述する)を示す。
■通常の複写処理時の動作 複写動作が開始されると、上下動駆動モーターM3がト
レイ上方向に動作されて排出トレイ106が上昇する。
上下動開始後、押えローラー108の支持ブラヶッ}1
 18の一部が紙面検知センサーSN3により検知され
ると、その検知信号によって上下動駆動モーターM3が
停止されて排出トレイ106の上昇が終了する.上昇動
作終了後に、シフトモーターM2が駆動され、クランク
112が回転し、ロンド117を介して突き当て板10
7が前後方向に移動する。これによって突き当て板10
7の凹凸に噛み合う形で、上下動及び前後動自在に支持
されている排出トレイ106が前後方向に移動し、シフ
ト動作を開妬する。その後、シフトセンサー117がシ
フト動作の開始前に検知していた一方のシフト検知板1
16と異なる他方のシフト検知板116が検知されると
、その信号によりシフトモーターM2が停止し、シフト
動作を終了する。
画像形成装置本体側から排出されてきた転写紙を本体側
の排出速度と同一の線速度で搬送ローラー101が受け
取る。転写紙の搬送が進み、入ロセンサーSNIによっ
て転写紙の後端が検知されると、線速度が本体排出速度
より大きな値へ増速され、転写紙の先端部が排祇センサ
ーSN2に検知されてから規定時間後に線速度が再び本
体排出速度に戻され、転写紙が排出トレイ106へ排出
される。排出トレイ106へ排出された転写紙は、重力
及びファーブラシ104の回転による搬送力で押えロー
ラー108の下へ潜り込み、突き当て板107に突き当
てられることにより、後端揃えが行われる。このとき、
コピー枚数が規定枚数排出されると、シフトモーターM
2が駆動し、シフト動作が開始される。一工程シフトが
完了するとシフトモーターM2は停止する。このシフト
動作によって排出トレイ106上における転写紙の集積
位置が変更され、転写紙の仕分けが実行される。
その後、一連の複写動作が全て終了し、最終の転写紙が
排出されると、上下動駆動モーターM3が下降方向に駆
動し、排出トレイ106が規定量下降して動作を終了す
る。
転写紙が一定量集積され、紙面が排祇ロへ近づいてブラ
ケット118の一部が紙面検知センサーSN3により検
知されると、その検知信号によって上下動駆動モーター
M3が駆動し、ウォーム127の保持力及びワンウェイ
クラッチのロックが解除されて排出トレイ106は自重
によって下降する。排出トレイ106が下降することに
より紙面が下がり、紙面検知センサーSN3によるブラ
ケットl18の検知がなくなり、上下動駆動モーターM
3の駆動が停止する。このとき、排出トレイ106はウ
ォーム127の保持力及びワンウエイクラッチのロック
が働いて停止する。一方、排出トレイ106が下降し、
上下検知板130が下限センサーSN5により検知され
ると、上下動駆動モーターM3の駆動が停止し、それ以
下に排出トレイ106が下降するのを防止する。
■ステープル部■の構戊 次に、ステープル部■の構或を第1図(b),第lO図
,第11図,及び第12図を参照して説明する。
先ず、第12図において、ステーブラーSはステーフラ
ー台201に固定されている。ステープラー台201は
ステープラースライダー202のガイド穴202aにガ
イドピン203を介して矢印l方向に移動可能に係合さ
れている。更に、ステープラー台201の背面側に軸2
04が固定されており、その軸204に対してガイドコ
口205が回転可能に取り付けられている。ステープラ
ースライダー202の上方部分は、両側Fi206,2
07 (第10図参照)の間に掛け渡されているガイド
ロツド20Bをガイドとして第12図の紙面垂直方向に
スライド可能に取り付けられているとともに、ステープ
ラースライダー202の下方部分に取り付けられている
ガイドコロ209が本体側のステ−210の面上に転勤
するように当接されており、これによってステープラー
スライダー202が回転方向に係止されている。また、
ステ−210にはガイドヵム211が固定されていると
ともに、ガイドヵム211の上端辺部に形威されている
カム面には、ガイドコロ205が転動するように当接さ
れており、これによってステープラースライダー202
が第10図の矢印k方向に往復移動できるようになって
いる。このとき、ガイドカム211の中央部分は下方向
に窪むように形威されており、これに沿ってステープラ
ースライダー202が移動できる構或である。一方、ス
テープラースライダー202の上端部には、検 知板2
02bが設けられており、この検知板 202bがホー
ムポジションセンサー212をオン(遮蔽)することに
よりステ一ブラーSのホームポジション(HS)が検知
される。
次に、第10図を参照して説明する。側板206にはス
テープラー移動用のステンピングモーターM20が取り
付けられており、このステッピングモーターM20によ
り駆動されるヘルト213の途中部分がステーブラース
ライダー202に固定されて、ステープラースライダー
202が矢印k方向に移動できるようになっている。
両側板206,207の間にはジョガーフェンスロンド
214が掛け渡されており、このジョガーフェンスロン
ド214には右スライダー215及び左スライダー21
6が往復移動自在に取り付けられている。この右スライ
ダー215及び左スライダー216に対して右ジゴガー
フェンス2 1. 7及び左ジョガーフェンス21Bが
それぞれ固定されている。右ジョガーフェンス217及
び左ジョガーフェンス218は綴し動作における祇束の
揃え動作を行う機能を担うとともに、排出口ーラー21
9の近傍から排出トレイ22o(第1図(b)参照)の
近傍まで延在されることによりステープル後の紙束を排
出する際のガイド部材としての機能を果たす。これら右
ジョガーフェンス217及び左ジョガーフェンス218
の下端部には、第13図に示すように、ステープル後の
紙束の下端縁部を保持する後端フェンス217a及び2
18bが設けられている。
ジョガーフェンス駆動用モーターM21により駆動され
るベルト221の途中部分が右スライダー215及び左
スライダー216に固定されている。図示の如く、右ス
ライダー215及び左スライダー216がベルト221
の異なる側に固定されることにより、右ジゴガーフェン
ス217及び左ジョガーフェンス218が、第10図に
おいて左右方向に対称的に往復移動できる。右ジョガー
フェンス217及び左ジョガーフェンス218の上部背
面側にはガイドコロ222が取り付けられており、ガイ
ドコロ222が両側板206,207の上部に掛け渡さ
れているガイドステー223に転勤するように当接され
ている。左スライダー216には検知板216aが設け
られ、ホームポジションセンサー224をオン(遮蔽)
することにより右ジゴガーフェンス217及び左ジョガ
ーフェンス218のホームポジション(HP)を検知す
る。一方、右ジョガーフェンス217及び左ジョガーフ
ェンス218の下端部には、第15図に示すように、カ
ール押え225(例えば、ポリエステルフィルム等の弾
性部材で形成されている)が設けられており、ステープ
ルトレイにおける積載時の座屈が抑えられている。
次に、第13図及び第14図を併せて参照しつつ、ステ
ープル部■の放出ベルト機構について説明する。両側板
206,207は上端部分には駆動軸226が掛け渡さ
れるように取り付けられ、この駆動軸226のほぼ中央
部に駆動ブーリー227が固定されている。駆動プーI
J−227の下方部分には固定ブーIJ−228が設け
られており、駆動ブーリー227及び固定プーリー22
8の間に駆動用モーターM24によって駆動されるエン
ドレスの放出ベルト229が掛け渡され、その中央部に
アイドルプーリー230が配置されているとともに、放
出ベルト229の内側にはガイド板250が配置されて
いる。ガイド板250は、放出ベルト229の撓み及び
ズレを防止するものであり、その下端部分にはフック状
に形威されてなる後端突き当て部250a及び突起状リ
ブ250bが設けられている。また側板206にはベル
ト駆動モーターM22が固定されており、ベルト駆動モ
ーターM22の出力軸に取り付けられているブーリー2
31と駆動軸226の一端側に取り付けられているブー
リー232との間にヘルト233が掛け渡されてベルト
駆動力が伝達されるようになっている。また、放出ベル
ト229の表面部途中部分には突起状の爪234が紙束
を下方から把持するように設けられている。放出ヘルト
229の内部側には爪234の位置を検出するホームポ
ジションセンサー235(第1図(b)参照)が配設さ
れており、ホームポジションセンサー235によって爪
234のホームポジション(HP)が検知されるように
なっている。このような放出ベルト229の搬送速度■
2は徘出ローラー219の排出速度V,よりやや太き《
なるように( V Z≧v1)に設定されており、これ
によって次のジョブの祇束がすでに綴られた紙束と一緒
になって排出されないようになされている。
このステープラーSの各機構は一つのユニットを形成す
るように構威されており、第1図(b)に示すガイドレ
ール236,237により手前側に引き出すことができ
るように支持されており、排出トレイ220がトレイ台
238に固定され、ガイドコロ239を介して回転可能
に取り付けられている。ガイドコロ239が所定のガイ
ドレールに係合することによりトレイ台238とともに
排出トレイ220が上下方向に移動できるようになって
いる。また、トレイ台238はリフトスプリング240
により上方向への付勢力が付与される。
搬送ローラー241,242,243には搬送モーター
M23から所定のヘルトを介して駆動力が伝達され、更
に、排出口ーラー219にも搬送モーターM23から駆
動力が伝達される。また、排出ローラー219の回転軸
244にはファーブラシ245a,245bが取り付け
られ、ファーブラシ245a,245bは排出口−ラー
219と同期して回転駆動されるようになっている。
ファーブラシ245a,245bの毛先部分は、第10
図に示すように、ガイド板246,247に接触してい
る。ガイド板246,247にはステープル後の下端縁
部を支持する突起上のリブ246a,247aが表側に
突出するように形威されている。従って、転写祇はリブ
2 4 6 a,247aとファーブラシ245a,2
45bの毛先部分による押圧力とにより背面に撓ませら
れて波状に変形され、これにまり祇束が座屈しないよう
に一定の腰を持たせられるようになっている。
更に、第15図に示すように、排紙部上ガイド板248
の排出口−ラー219の回転中心からの突出量Lは送ら
れてくる紙の飛び出し量I!.1より大きく設定されて
おり、これにより万が一ファーブラシ245a,245
bの下側に転写紙が落ちないで、上ガイド牟反24日と
ファーフ゛ラシ245a,245bの間に入ってもファ
ーブラシ245,1,245bの毛先によって転写紙の
後端部が下方に掻き落とされる。
尚、ステープル部Hには、前述した各センサーの他に、
第9図に示すように、ステープルモーター252の駆動
を検知する1回転センサーSN7,ステープルトレイ上
の転写紙の有無を検知するトレイ排祇有無センサーSN
9,ステーブラーSの針の有無を検知する針検知センサ
ーSNIO(ステープル検知手段).ステープル部■内
への転写紙の搬送を検知する下排紙センサーSNIIが
配設されている。
■綴し処理の動作 転写紙の綴じ処理の動作を説明する。先ず、画像形成装
置本体の所定のステープルキーにより綴じ動作が選択さ
れ、図示を省略した自動原稿搬送装置(ADF或いはR
DH)に原稿がセットされ、更に10キーよりコピー枚
数が入力された後、コビースタートボタンが押下される
と、画像形或装置本体からコピーサイズ信号がフィニッ
シャー(画像形成後処理装置)100に送信される。フ
ィニッシャー(画像形威後処理装置)l00は転写紙の
サイズがステープル部■に入れることができるサイズが
否かを判断し、ステープル部Hに入れることができない
サイズの場合には切り換えガイド爪105はオフ状態で
あり、転写紙はシフト仕分け部Iの搬送経路を搬送され
る。一方、ステープル部■に入れることができるサイズ
の場合には放出ベルト229の爪234がホームポジシ
ョンにあるか否かが判断され、ホームポジションにない
場合にはベルト駆動モーターM22によってホームポジ
ションに戻される。続いて、ステープラーSがホームポ
ジションにあるか否かが検知され、ホームボジシゴンな
らばコピーサイズ信号に基づいてステープラーSが移動
され、ホームポジションでなければ、ホームポジション
まで移動された後コピーサイズ信号に基づいてステープ
ラーSが移動される。更に、右ジョガーフェンス217
及び左ジョガーフェンス21Bがホームポジションにあ
るか否かが検知され、ホームポジションならばコピーサ
イズ信号に基づいて所定の位置まで右ジゴガーフェンス
217及び左ジョガーフェ7,’.21Bが移動され、
ホームポジションを検知していなければホームボジシゴ
ンを検知するまで移動されてホームポジションを検知後
、コピーサイズ信号に基づいて所定の位置まで右ジョガ
ーフェンス217及び左ジョガーフェンス218が移動
されるようになっている。このときの移動場所はサイズ
幅により片側amm,両側で2am乱れた位置に移動さ
れる。
その後、転写紙の先端部が入口センサーSNIにより検
知されると、切り換えガイド爪105が切換用ソレノイ
ド251によってステープノレ部■の謄送経路へ切り換
えられて、転写紙の躍送が行われる。転写紙の後端部が
入口センサーSNIを抜けると搬送速度が高速送りとな
る。転写紙が入口センサーSNIを通過してから所定時
間後、即ち、転写紙が切り換えガイド爪105を通過し
た後、切換用ソレノイド251がオフされる。排出口−
ラー219によって転写紙が排出トレイ220に排出さ
れている間、ガイド板248に固定されている除電ブラ
シ249によって転写紙の電荷が除電される。排出口−
ラー219には所定のツバが設けられており、これによ
って転写紙が波形状に曲げられて腰が付けられるように
なっている。転写紙の後端部が排出ローラー219を抜
けると、ファーブラシ245a,245bにより転写紙
の後端が押し下げられ、リブ246a247aに突き当
てられるようにして移動する。
下排祇センサーSNIIを抜けて所定時間後、それまで
待機状態であったジョガーフェンス駆動用モーターM2
1が正逆転を1回乃至2回繰り返し、これにより転写紙
の幅方向を揃える。このように祇揃えが行われた後待機
位置に戻される。この祇揃え動作は転写紙毎に繰り返さ
れ、1ジョブの終了信号が画像形或装置本体から入力さ
れるまで行われる。
一方、1ジョブの終了信号を画像形成装置本体から人力
すると、前述した祇揃え動作を実行後、転写紙束が右ジ
ョガーフェンス217及び左ジョガーフェンス218に
より幅方向を規制され、ステープラーS内のステープル
モーター252が駆動し、転写祇束が綴じられる。この
綴し動作において、先ず、lゲ所綴しか否かが判定され
、1ヶ所綴しの場合は、ステーブラーSによる綴じ動作
が終了するとジョガーフェンス217,218は所定の
待機位置に戻り、2ケ所綴じ以上の場合には、ステッピ
ングモーターM20により所定の位置まで移動して綴じ
動作を1!続する。その後、全ての綴じ動作が完了する
と放出ベルト229が回転し、爪234が転写紙束の後
端を押し上げて、転写紙束を徘出トレイ220に排出す
る。上記の動作を繰り返し、設定部数の綴し処理された
転写祇束を得る。最後の転写祇束が排出されるとステー
ブラーS及びジョガーフェンス217がホームポジシゴ
ンまで搬送され、処理を終了する。
■切り換え制御 次に、前述した綴じ処理の動作を前提に第9図に基づい
て、本発明の要部である切り換え制御を説明する。
画像形或装置は、処理効率を向上させるために1部目と
2部目のジョブの間に製本動作のための待ち時間をもた
ない構戊であり、且つ、コピー間隔が短い(換言すれば
、処理速度が速い)ため、フィニッシャ−100のステ
ーブラーSにおいて製本動作(ステープル綴じ)を実行
しているとき、既に、画像形或装置から次の転写紙がフ
ィニンシャ−100内に搬送されている。
ここで、制御部253は、綴し処理中に針検知センサー
SNIOによって針無しが検知されると、搬送ローラー
101の直前部分に配設された入口センサーSNIを用
いて画像形或装置の排出口から切り換え爪105の間に
転写紙があるか否か検知する。入口センサーSNIがオ
ン状態であれば、転写紙が切り換え爪105の直ぐ手前
まで搬送されている状態,或いは,切り換え爪105を
通過中の状態を示すため、切り換え爪105の切り換え
を行わずに該当する転写祇をステープル部■側に搬送し
て、排出トレイ220へ排出する。同時に、制御部25
3は入口センサーSNIがオフとなって所定時間経過後
、換言すれば、転写紙が切り換え爪105を通過した後
、切換用ソレノイド251を駆動して切り換え爪105
を切り換え、以降の転写紙をシフト仕分け部■内へ搬送
し、排出トレイ106へ仕分け処理を行って排出する。
この時画像形或装置本体は、針検知センサーSN10の
針無し検知に影響されずに、予め設定された部数の複写
動作を継続する。
一方、針検知センサーSNIOによって針無しが検知さ
れたとき、人口センサーSNIがオフであれば、直ぐに
切換用ソレノイド251を駆動して切り換え爪105を
切り換え、全ての転写紙をシフト仕分け部I内へ搬送し
、排出トレイ106へ仕分け処理を行って排出する。
本実施例では、針無し検知後、排祇先をシフト仕分け部
I側の排出トレイ106に切り換えて、排出トレイ10
6で仕分けするため、針無し検知後テモオペレーターが
最初にセットした部数の複写処理を、中断なく行うこと
ができ、且つ、フィニッシャ−100内における転写紙
の搬送状態を検知して切り′換え爪105の切り換え制
御を行うため、ジャムの発生等を防ぐことができる。
〔発明の効果] 本発明の画像形戊後処理装置は、転写紙をシフト仕分け
部,或いlま,ステープル部へ搬送する搬送切り換え手
段と、ステープル部のステープルの有無を検知するステ
ープル検知手段と、画像形成装置の排出口から搬送切り
換え手段の間に搬送途中の転写紙があるか否か検知する
搬送検知手段と、ステープル検知手段及び搬送検知手段
の検知信号に基づいて、搬送切り換え手段の切り換え制
御を行う制御手段を備えたため、綴し処理の途中でステ
ープルが切れた場合でも、複写処理等を中断せず、且つ
、ジャムの発生を起こさずに適切に搬送・排出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a), (b)は本発明を通用するフィニンシ
ャ−(画像形或後処理装置)の構成を示す説明図、第2
図は排出トレイへの排出部を示す外観斜視図、第3図は
トレイシフト揺動機構におけるトレイ嵌合状態を示す平
面説明図、第4図及び第5図はトレイシフト揺動機構の
駆動系を示す平面説明図及び外賎斜視図、第6図は排祇
押え機構を示す外観斜視図、第7図及び第8図は排紙ト
レイ上下機構の側面説明図及び外観斜視図、第9図は排
祇処理系の概略構造を示す模式的側面説明図、第10図
及び第11図はステープル部の概略構成を示す正面説明
図及び底面説明図、第12図はステープラーの取付構造
を示す側面説明図、第l3図は排出装置の外観斜視図、
第14図は第10図中のBB線断面図、第15図はステ
ープル排出部の拡大側面説明図である。 符号の説明 1 0 0−−−一〜−・フィニッシャ−(画像形或後
処理装置)1 0 5−・−・切り換え爪 2 5 1−−−・一切換用ソレノイド2 5 3−−
−−一制御部 1−−一−シフト仕分け部 n−−−−−ステープル部
SNI−・−・入口センサー SN10−・・−・針検知センサー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  画像形成装置から排出された転写紙を仕分けするシフ
    ト仕分け部と、転写紙を集積し、且つ、ステープルによ
    り綴じて製本するステープル部とを備えた画像形成後処
    理装置において、 前記転写紙をシフト仕分け部、或いは、ステープル部へ
    搬送する搬送切り換え手段と、 前記ステープル部のステープルの有無を検知するステー
    プル検知手段と、 前記画像形成装置の排出口から前記搬送切り換え手段の
    間に搬送途中の転写紙があるか否かを検知する搬送検知
    手段と、 前記ステープル検知手段及び搬送検知手段の検知信号に
    基づいて、前記搬送切り換え手段の切り換え制御を行う
    制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成後処理装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005343661A (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成システム

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