JP2812535B2 - 画像形成後処理装置 - Google Patents

画像形成後処理装置

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JP2812535B2
JP2812535B2 JP2138311A JP13831190A JP2812535B2 JP 2812535 B2 JP2812535 B2 JP 2812535B2 JP 2138311 A JP2138311 A JP 2138311A JP 13831190 A JP13831190 A JP 13831190A JP 2812535 B2 JP2812535 B2 JP 2812535B2
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幸孝 中里
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機、プリンタなどの画像形成装置に装
備され、排紙される記録紙に対して仕分け、あるいはス
テープル綴りなどの後処理を行う画像形成後処理装置に
関する。
〔従来の技術〕
特開昭62−290656号公報には、複写動作中にステープ
ル針空センサによりステープル針の有無を検出し、ステ
ープル処理モード中にステープル針がないことを検知し
た時点で、ステープル部から仕分けトレイへ記録紙の搬
送路を切り換えるシート後処理装置が示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の従来装置では、コピー間隔を遅くするか、また
はステープル処理のために、一つの部数をコピーするた
めのジヨブ(JOB)とジヨブの間に待ち時間を持たせな
ければ、搬送路の切換え部分でジヤムしたり、あるいは
ステープル針がないことを検知した後のジヨブの最初の
記録紙から切り換えることができないという問題があ
る。
本発明の目的は、作業効率良く記録紙の後処理が行え
る画像形成後処理装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、画像形成装置から排出される記録紙を仕
分けることができる排紙トレイと、前記記録紙の端部を
揃えてステープル綴じするステープル部と、前記排紙ト
レイとステープル部とに記録紙の搬送路を切り換える切
換手段と、ステープル部のステープル針が数本残つてい
る状態で検知信号を出力するステープル針検知手段と、
ステープル綴じモード中にステープル針検知手段から検
知信号が出力された時に、既に画像形成動作が開始され
ている同一部数目の記録紙を前記ステープル部へ搬送
し、次の部数目の記録紙から前記排紙トレイへ搬送する
ように前記切換手段を制御する制御手段とを備えた構成
により達成される。
〔作用〕
ステープル処理モード中にステープル針検知手段で検
知信号が出力されると、既に画像形成動作が開始されて
いる同一部数目の記録紙はステープル部へ搬送されて、
数本残つているステープル針でステープル処理がなさ
れ、また次の部数目の記録紙から排紙トレイへ搬送され
て仕分け処理が行われるように切換手段で搬送路が切り
換えられ、画像形成装置の画像形成動作が中断されるこ
となく、設定された部数の記録紙への画像形成動作が行
われる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図に示されているフイニツシヤは、図示を省略し
た画像形成装置の側部に備え付けられており、上部側の
シフト仕分け部Iと、下部側のステープル部IIとから構
成されている。
シフト仕分け部Iの搬送経路には、複数の搬送コロお
よびそれに従動する従動コロが配されている。第1の搬
送コロ101の回転軸は第1のタイミングベルト104を介し
て搬送駆動モータM1の回転軸に接続されており、これに
よつて駆動力を得る。前記第1の搬送コロ101の回転軸
は、図示を省略した第2のタイミングベルトにより他の
搬送ローラの回転軸および排出ローラ102の回転軸さら
には寄せ用フアーブラシ103の回転軸にも接続され、こ
れらを駆動するようになつている。
また第1の搬送コロ101の直前部分には入口センサSN
1、排出ローラ102の直前部分には、排紙センサSN2が設
けられており、搬送される紙の先端および後端が検知さ
れるようになつている。前記第1の搬送コロ101の下流
には、切換手段である切換爪105が配されており、駆動
用のソレノイド230および図示を省略したスプリングの
働きによつて搬送方向を後述するステープル部IIおよび
シフト仕分け部Iトレイ部のいずれの方向へも変更する
ことができるようになつている。
第2図、第3図および第4図にも示したように、排紙
口の付近では、排紙ローラ102の直下部分に紙寄せ用フ
アーブラシ103が配されており、排出トレイ107に落下さ
れた記録紙がその回転により突き当て板106の方向に寄
せられて突き当て板106に突き当てられ、これにより記
録紙の後端が揃えられるようになつている。
次にシフト駆動機構では、突き当て板106および排出
トレイ107に第3図に示したように、凹凸が形成されて
おり、それが互いに噛み合わされるように構成されてい
る。これによつて排出トレイ107は突き当て板106に対し
て上下方向(第3図紙面垂直方向)は自在に移動可能と
され、かつ前後方向(第3図紙面左右方向)において突
き当て板106に連動して移動されるようになつている。
第4図および第5図において突き当て板106は、排出ト
レイ107と異なる本体側において軸受111を介して軸状の
シフトガイド112に支持されており、前後方向の移動が
自在となるように構成されている。また第5図に示され
るように、突き当て板106は、アームロツド115を介して
クランク113に偏心して接続されている。上記クランク1
13の回転軸は複写機中心軸に平行に配置されている。側
板100から垂直に突出される着脱自在のブラケツト116に
はギア列114が配されており、このギア列114を介して上
記クランク113がシフトモータM2に連結されている。シ
フトモータM2を駆動することにより上記クランク113が
駆動され、その偏心回転作用によつて前記突き当て板10
6が前後方向に往復移動されるようになつている。この
ため突き当て板106に対して前後方向に規制されている
排出トレイ107もそれにつれて前後方向に往復移動され
るようになつている。また突き当て板106にはクランク1
13による移動量とほぼ等しい間隔に配してなる2つのシ
フト検知板118が突設されており、このシフト検知板118
を、突き当て板106に対向されるシフト検知センサ117が
検知することによつて突き当て動作およびトレイシフト
動作が一工程移動されたことが検出される。
また第4図、第6図に示されるように、突き当て板10
6に固定されているブラケツト119を介して押さえコロ10
8が上下動自在かつ回転自在に支持されており、これに
よつて排出トレイ107および集積された記録紙の上面が
自重で押圧されている。記録紙は重力および第1図の寄
せ用フアーブラシ103による搬送力で押さえコロ108の下
にもぐり込み、突き当て板106に突き当てられる。押さ
えコロ108による押圧力で排出トレイ107がシフトされた
場合には、記録紙ずれが防止される。押さえコロ108に
対向して、紙面検知センサSN3が本体側に配置されてお
り、記録紙が集積されることにより押さえコロ108の位
置が上昇されると、紙面検知センサSN3が押さえコロ支
持ブラケツト120の一部を検知し、これによつて紙面ま
たは排出トレイ上面が規定の高さに達したことを知る。
また上下動機構において、第7図および第8図に示さ
れるように、排出トレイ107はトレイ支持台110に固定さ
れている。トレイ支持台110は、ベアリング110aを介し
てトレイ上下動台109に前後移動自在に支持されてい
る。このため前述したように突き当て板106によるシフ
ト動作をトレイ上下動台109によつて行わせることがで
きるものである。第1図にも示されているように、トレ
イ上下動台109は、第3のタイミングベルト120に固定さ
れている。第3のタイミングベルト120は、前後の側板1
00の外側に1体づつ設けられており、各々が上下動駆動
プーリ121および従動プーリ122に掛け渡されている。上
下動駆動プーリ121は、ともに側板間を貫通する上下駆
動軸123に固定されており、この上下動駆動軸123は、ワ
ンウエイクラツチを内蔵するギア124が取り付けられて
いる。ワンウエイクラツチは、排出トレイ107を持ち上
げようとする方向の力を上下駆動軸に伝達するように構
成されている。上記ギア124は、ギア列、ウオームホイ
ール125、ウオーム126などを介して上下動駆動モータM3
に接続されている。また上下動支持台109の側面には、
ベアリング127が取り付けられており、側板100に固定さ
れている上下ガイドレール128と接触されることによつ
て上下動のガイドおよび排出トレイの重量による回転モ
ーメントによる排出トレイの倒れが防止されるようにな
つている。
上述したように構成することによつて通常時は、ウオ
ーム126の保持力およびワンウエイクラツチがロツクさ
れることにより排出トレイ107の下降が停止されるよう
になつている。また上下動駆動モータM3を排出トレイ10
7の上昇方向へ回転させると、ワンウエイクラツチがロ
ツク状態となつてプーリ121,122が回転され、これによ
つて排出トレイ107が上昇される。上下動駆動モータM3
を排出トレイ107の下降方向に回転させると、ワンウエ
イクラツチがフリー状態となり、これによつて排出トレ
イ107はその自重により下方向へ移動されるようになつ
ている。
さらに第9図にも示されるように、タイミングベルト
120の内側には排出トレイ107と対向するように上限セン
サSN4と下限センサSN5が設置されており、上下検知板12
9をそれぞれが検知することによつて排出トレイ107の上
限下限が検知されるようになつている。排出トレイ107
の下降時には、ワンウエイクラツチがフリー状態となつ
ているため、上下動駆動モータM3の駆動力が排出トレイ
107に伝達されず下降時に排出トレイ107が外力によつて
停止されていても、上下動駆動モータM3が空転されるこ
とによつてモータの過負荷や手指を挟むことなどによる
トラブルが防止されるようになつている。
コピー動作が開始されると、シフトモータM2が駆動さ
れクランク113が回転されることにより、クランク113に
ロツド115を介して突き当て板106が前後方向に移動され
る。これに伴い突き当て板106の凹凸に噛み合う形でか
つ上下動および前後動自在に支持される排出トレイ107
が前後方向に移動されて、シフト動作が開始される。そ
してシフトセンサ117が、シフト動作の開始前に検知し
ていた一方のシフト検知板118と異なる他方のシフト検
知板118が検知されると、その信号によりシフトモータM
2が停止されシフト動作が終了される。シフト動作が終
了された後に上下動駆動モータM3がトレイ上昇方向に駆
動されて、排出トレイ107が上昇される。上下動開始後
に、押さえコロ108の支持ブラケツト120の一部が紙面検
知センサSN3により検知されるか又は、上限センサSN4が
上下検知板129を検知すると、その信号により上下動駆
動モータM3が停止されて排出トレイ107の上昇が終了さ
れることとなる。また、紙面センサSN3が支持ブラケツ
ト120を検知した場合は、上下動駆動モータM3がトレイ
下降方向に駆動されて、紙面センサSN3が支持ブラケツ
ト120を検知しなくなつたところで、上下動駆動モータM
3が停止される。
複写機本体より排出された記録紙を複写機本体よりの
排出速度と同一の線速度で搬送コロ101が受け取る。記
録紙が搬送されていき、入口センサSN1が記録紙の後端
を検知すると、線速度が記録紙の本体排出速度より大き
な値へ増速され、記録紙の後端部が入口センサSN1に検
知されてから規定時間後に線速度が記録紙の本体排出速
度に戻され、その上で排出トレイ107への排出が行われ
る。排出トレイ107へ排出された記録紙は、重力および
フアーブラシ103の回転による搬送力で押さえコロ108の
下へ潜り込み、突き当て板106に突き当てられることに
よつて後端揃えが行われるようになつている。
このときコピー枚数が規定枚数排出されると、その信
号によりシフトモータM2が駆動され、シフト動作が開始
される。一工程シフトが完了されると、シフトモータM2
が停止される。この動作によつて排出トレイ107上にお
ける記録紙の集積位置が変更され、記録紙の仕分けが行
われる。そして一連のコピー動作が終了されて最終紙が
排出されると、その信号により上下動駆動モータM3が下
降方向に駆動され、排出トレイ107が規定量下降された
後に、動作が終了されるようになつている。
記録紙が一定量集積され、紙面が排紙口へ近づいて押
さえコロ支持ブラケツト120の一部が紙面検知センサSN3
により検知されると、その信号により上下動駆動モータ
M3がトレイ下降方向に駆動され、ウオーム126の保持力
およびワンウエイクラツチのロツクが解除されて排出ト
レイ107は時重によつて下降されていく。排出トレイ107
が下降されたことにより紙面が下がり、押さえコロ支持
ブラケツト120の一部が紙面検知センサSN3に検知されな
くなると、その信号によつて上下動駆動モータM3が停止
され、ウオーム126の保持力およびワンウエイクラツチ
のロツクが働いて排出トレイ107は停止される。排出ト
レイ107が下降されていき、上下検知板129が下限センサ
SN5により検知された場合の信号により上下動駆動モー
タM3が停止され、それ以上に排出トレイ107が下降され
ることが防止されるようになつている。
ステープル部IIにおけるステープラの移動機構におい
ては、第1図、第10図、第11図および第12図に示される
ように、ステープラSは、ステープラ台31に固定されて
いる。上記ステープラ台31は、ステープラスライダ30の
ガイド穴30bにガイドピン32を介して第12図l方向に移
動可能に係合されている。さらにステープラ台31の背面
側に軸44が固定されており、その軸44に対してガイドコ
ロ34が回転可能に取り付けられている。上記ステープラ
スライダ30の上方部分は、両側板41,42の間に掛け渡さ
れているガイドロツド36をガイドとして第12図紙面垂直
方向にスライド可能に取り付けられているとともに、ス
テープラスライダ30の下方部分に取り付けられているガ
イドコロ33が本体側のステー43の面上に転動するように
当接されており、これによつてステープラスライダ30が
回転方向に係止されている。またステー43には、ガイド
カム35が固定されているとともに、このガイドカム35の
上端辺部に形成されているカム面には、上記ガイドコロ
34が転動するように当接されており、これによつてステ
ープラスライダ30が第10図k方向に往復移動されるよう
になつている。このときガイドカム35の中央部分は下方
向に窪むように形成されており、これに沿つてステープ
ラスライダ30が移動されるようになつている。
ステープラスライダ30の上端部には、検知板30aが設
けられており、この検知板30aが本体側に設けられてい
るホームポジシヨンセンサ40の検知部を遮蔽することに
よつてステープラSのホームポジシヨン(HP)が検知さ
れるようになつている。側板41にはステープラ移動用の
ステツピングモータ39が取り付けられており、このステ
ツピングモータ39により駆動されるベルト38の途中部分
が上記ステープラスライダ30に固定されて、ステープラ
スライダ30が第10図左右方向に往復移動されるようにな
つている。
次にジヨガーフエンスの移動機構においては、第10図
および第13図に示されるように、両側板41,42の間に掛
け渡されているジヨガーフエンスロツド9に左スライダ
8および右スライダ7が往復移動自在に取り付けられて
おり、これらの左スライダ8および右スライダ7に対し
て左ジヨガーフエンス6および右ジヨガーフエンス5が
それぞれ固定されている。これら左ジヨガーフエンス6
および右ジヨガーフエンス5はステープル動作における
紙束の揃え動作を行う機能を有するとともに、排出ロー
ラ3の近傍から排紙トレイ53の近傍まで延在されること
によりステープル後の紙束を排出させるときのガイド部
材としての機能を有している。これら左ジヨガーフエン
ス6および右ジヨガーフエンス5の下端部にはステープ
ル後の紙束の下端縁部を保持する後端フエンス6a,5aが
設けられている。
ジヨガーフエンス駆動用モータ11により駆動されるベ
ルト10の途中部分が、上記左スライダ8および右スライ
ダ7に固定されている。これら左スライダ8および右ス
ライダ7は、ベルト10の異なる側にそれぞれ固定されて
おり、これによつて左ジヨガーフエンス6および右ジヨ
ガーフエンス5が第10図左右方向において対照的に往復
移動されるようになつている。左ジヨガーフエンス6お
よび右ジヨガーフエンス5の上部背面側には、ガイドコ
ロ15が取り付けられており、このガイドコロ15が両側板
41,42の上部に掛け渡されているガイドステー16に転動
するように当接されている。左スライダ8には、検知板
8aが設けられており、この検知板8aが本体側に設けられ
ているホームポジシヨンセンサ14の検知部を遮蔽するこ
とによつて上記両ジヨガーフエンス6,5のホームポジシ
ヨン(HP)が検知されるようになつている。第15図にも
示されているように、左ジヨガーフエンス6および右ジ
ヨガーフエンス5の下端部には、カール押さえ64が設け
られており、これによつてステープルトレイ上積載時の
座屈が抑えられている。カール押さえ64は、例えばポリ
エステルフイルムなどの弾性部材から形成されている。
次に放出ベルト機構においては、第10図、第13図およ
び第14図に示されるように、両側板41,42の上端部分に
駆動軸24が掛け渡されるように取り付けられているとと
もに、この駆動軸24のほぼ中央部に駆動プーリ18が固定
されている。また上記駆動プーリ18の下方部分には固定
プーリ19が設けられており、これらの両プーリ18,19の
間にエンドレスの放出ベルト17が掛け渡されている。放
出ベルト17の途中部分はアイドルプーリ47に掛けられて
いるとともに、ベルトの内側に配置されているガイド板
25によつて撓み及びずれが防止されるように案内されて
いる。また上記側板41にはベルト駆動モータ22が固定さ
れており、このベルト駆動モータ22の出力軸に取り付け
られているプーリ21と上記駆動軸24の一端側に取り付け
られているプーリ20との間にベルト23が掛け渡されてベ
ルト駆動力が伝達されるようになつている。また上記放
出ベルト17の表面部途中部分には突起状の爪46が紙束を
下方側から把持するように設けられている。第1図に示
されるように、放出ベルト17の内部側には爪46の位置を
検出するホームポジシヨンセンサ48が設けられており、
このホームポジシヨンセンサ48によつて爪46のホームポ
ジシヨン(HP)が検知されるようになつている。このよ
うな放出ベルト17の搬送速度V2は、排紙ローラ3の排紙
線速度V1よりやや大きくなるように(V2≧V1)に設定さ
れており、これによつて次のジヨブの紙束が既に綴じら
れた紙束と一緒に排出されないようになされている。
このようなステープラの各機構は、一つのユニツトを
形成するように構成されており、ガイドレール51,52に
より手前側に引き出すことができるように支持されてい
る。
排紙トレイ機構は第1図に示されるように、排紙トレ
イ53の基部がトレイ台54の上に固定されている。トレイ
台54にはガイドコロ56が回転可能に取り付けられてお
り、このガイドコロ56が図示を省略したガイドレールに
係合されることによつてトレイ台54とともに排紙トレイ
53が上下方向に移動されるようになつている。また上記
トレイ台54はリフトスプリング55により上方向への付勢
力が与えられている。
搬送ローラ60,61,62には搬送モータ59から図示を省略
したベルトを通して駆動力が伝達されており、さらに排
出ローラ3にも搬送モータ59から図示を省略したベルト
により駆動力が伝達されている。また排出ローラ3の回
転軸2にはフアーブラシ1aおよび1bが取り付けられてお
り、これらフアーブラシ1aおよび1bは上記排出ローラ3
と同期して回転駆動されるようになつている。上記フア
ーブラシ1a,1bの毛先部分はガイド板26,27に接触されて
いる。ガイド板26,27にはステープル後の紙束の下端縁
部を保持する突起状のリブ26a,27aが設けられていると
ともに、突起状リブ26b,27bが表側に突出するように形
成されている。したがって記録紙は、上記突起状リブ26
b,27bと上記フアーブラシ1a,1bの毛先部分による押圧力
とにより背面側に撓ませられて波状に変形され、これに
より紙束が座屈しないように一定の腰を持たせられるよ
うになつている。
さらに特に第15図に示されるように、排紙部上ガイド
板67の排紙ローラ3の回転中心からの突出量Lは送られ
てくる紙の飛び出し量lより大大きく設定されており、
これによつて万が一上記フアーブラシ1a,1bの下側に記
録紙が落ちないで上ガイド板67とフアーブラシ1a,1bと
の間に入つてもフアーブラシ1a,1bの毛先によつて記録
紙の後端部が下方に掻き落とされるようになつている。
記録紙の処理動作を次に説明する。まずステープルキ
ーによりステーブル動作が選択され、図示を省略した原
稿給紙台(RDH)に原稿(N枚)がセツトされ、さらに
コピー部数(K部)が10キーにより入力された後にコピ
ーボタンが押されると、複写機本体の図示しないCPU
(中央演算ユニツト)でコピーサイズ信号が受けられて
ステープル部IIに入れることができるサイズか否かが判
断される。ステープル部IIに入れることができるサイズ
の場合には放出ベルト17の爪46がホームポジシヨン(H
P)にあるか否かが判断される。ホームポジシヨンにな
い場合にはベルト駆動モータ22によつてホームポジシヨ
ンに戻される。ステープラSがホームポジシヨンにある
か否かが検知されて、ホームポジシヨンを検知していれ
ば前記サイズ信号によつて所定の場所までステープラS
が移動され、ホームポジシヨンを検知していなければホ
ームポジシヨンを検知するまで移動されてホームポジシ
ヨンを検知してからサイズ信号によつて所定の場所まで
ステープラSが移動されるようになつている。
またジヨガーフエイス5,6がホームポジシヨン(HP)
にあるか否かが検知され、ホームポジシヨンを検知して
いれば前記サイズ信号によつて所定の場所までジヨガー
フエンス5,6が移動され、ホームポジシヨンを検知して
いなければホームポジシヨンを検知するまで移動されて
ホームポジシヨンを検知してからサイズ信号によつて所
定の場所までジヨガーフエンス5,6は移動されるように
なつている。このときの移動場所は、サイズ幅より片側
amm、両側で2amm離れた位置に移動される。
そして記録紙の後端部が入口センサSN1により検知さ
れると、切り替えガイド部材105が切り替えソレノイド2
30によつてステープルトレイの方に切り替えられての案
内が行われる。記録紙の先端部が入口センサSN1を抜け
ると、高速送りになされる。入口センサSN1を抜けて所
定時間、すなわち切り替えガイド部材105を抜けるまで
の時間後に、切り換え用のソレノイド230がオフされ
る。排出ローラ3によつて記録紙がステープルトレイに
排出され、排出が行われているときには、排紙部上ガイ
ド板67に固定されている除電ブラシ63によつて記録紙に
帯電されている電荷が取り除かれるようになつている。
排紙ローラ3にはつばが設けられており、これによつて
記録紙が波形状に曲げられて腰が付けられるようになつ
ている。記録紙の後端部が排出ローラ3を抜けると、同
軸上のフアーブラシ1a,1bにより記録紙の後端が押し下
げられ、後端フエンス26a,27aおよびジヨガーフエンス
5,6に設けられている後端フエンス5a,6aに突き当てられ
るようにして寄せられる。下排紙センサ50を抜けて所定
時間後、それまで待機されていたジヨガーフエンス5,6
の駆動用モータ11が正逆転が1回ないし2回繰り返さ
れ、これにより記録紙が幅方向に揃えられ、このような
紙揃えが行われた後に待機位置に戻される。この紙揃え
動作は記録紙ごとに繰り返され、1ジヨブの終了信号が
複写機本体のCPUから発せられるまで行われる。
次に1ジヨブの終了信号が複写機本体のCPUから発せ
られ受けられると、再び上述した動作が実行された後に
記録紙束がジヨガーフエンス5,6により幅方向に押さえ
込まれる。そしてステープラS内の駆動モータ223が駆
動を開始され、記録紙束が綴じられる。この綴じ動作に
おいて1個所打ちか否かが判断され、1個所打ちの場合
には綴じ動作の終了後にジヨガーフエンス5,6はペーパ
束より少し逃げた位置に移動される。2個所打ち以上の
場合は、ステープラ移動用モータ39により所定の位置ま
で移動されて再び綴じ動作が実行され、綴じ動作が行わ
れた後にジヨガーフエンス5,6はペーパ束より少し逃げ
た位置に戻される。このとき放出ベルト17が第13図mの
方向に回転されて爪46により記録紙束の後端が押し上げ
られながらステープルトレイへの排出方向と同じ方向に
記録紙束が排紙トレイ53に排出される。
最後に設定された部数(K部)が終了されたか否かが
判断され、終了時にはジヨガーフエンス5,6、およびス
テープラSがホームポジシヨンまで移動され、未だ終了
されていないときには上述した動作が再び実行されるよ
うになつている。
このような装置において、排出トレイ107の上下動作
は電源投入時かモード選択時のいずれかの時点では、ま
ず上限センサSN4、下限センサSN5および紙面センサSN3
の出力状態をCPUがチエツクし、排出トレイ107が現時点
でどの位置にあるかが判断される。上限センサSN4およ
び紙面センサSN3がオンの状態になされていれば、上下
動駆動モータM3がオンされ、紙面センサSN3がオフされ
るところまで排出トレイ107が下げられる。上限センサS
N4のみがオンされている場合には何も行われない。上限
センサSN4、下限センサSN5および紙面センサSN3が全て
オフされている場合には上下動駆動モータM3がオンされ
て上限センサSN4または紙面センサSN3がオンされるとこ
ろまで排出トレイ107が上げられ、紙面センサSN3がオン
された場合は紙面センサSN3がオフされるまで下げられ
る。紙面センサSN3のみがオンされている場合には、上
下動駆動モータM3がオンされ、紙面センサSN3がオフさ
れるまで排出トレイ107が下げられる。下限センサSN5及
び紙面センサSN3がオンされている場合には排出トレイ1
07上に記録紙が積層容量一杯と判断され、複写機本体の
CPUに記録紙が一杯であるという信号が送出され、記録
紙が取り除かれて所定時間後、上下動駆動モータM3がオ
ンされ、上限センサSN4または紙面センサSN3がオンされ
るまで排出トレイ107が上げられる。紙面センサSN3がオ
ンされたら紙面センサSN3がオフされるまで排出トレイ1
07が下げられる。
同一モードで再スタートを行う場合には、電源投入
時、モード選択時と同じ動作がCPUのコピースタート信
号に同期して行われる。
コピー中およびコピー終了時には、紙面センサSN3が
オンされたら上下動駆動モータM3がオンされ、紙面セン
サSN3がオフされるまで排出トレイ107が下げられる。こ
の動作が繰り返し行われることによつて下限センサSN5
がオンされたら排出トレイ107に記録紙が一杯であると
いう信号がCPUへ送信される。この動作は、トレイシフ
ト動作と重なつた場合はトレイシフト動作が優先され、
シフト動作中は待機されてシフト終了後に行われる。最
終紙が本体排紙センサ215を通過した後、フイニツシヤ
ストツプ信号が送信されるので、この信号が受信された
ら最終紙が排出トレイ107に排出が行われた後に上下動
駆動モータM3がオンされて所定量排出トレイ107が下げ
られてコピー紙取りが容易に行われる。
次に電源投入時においてシフト動作は行われず、シフ
トまたはプルーフモードを選択しモード信号を受信した
らシフトモータM2がオンされて排出トレイ107が動かさ
れてシフト検知センサ117がオンされたらシフトモータM
2がオフされる。この動作によつて排出トレイ107に残つ
ている記録紙と新しく行われるジヨブの記録紙が仕分け
されるようになつている。このような動作は、トレイ上
下動作中は待機され上下動作終了後に行われる。このよ
うにすることで排出トレイ107上に記録紙が残つていて
も押さえコロ108で記録紙が押さえられ、シフト時に記
録紙がずれないようになされることとなる。
コピー時およびコピー終了時においては、コピーセツ
トの最終紙が本体排紙センサ215を抜けるとシフト信号
が送信され、フイニツシヤはこの信号を受信して最終紙
の後端が排紙センサSN2上を通過し、所定時間経過後に
シフトモータM2がオンされ、シフト動作が開始される。
シフト検知センサ117がオンされたらシフトモータM2が
オフされる。上記動作はトレイ上下動作より優先され、
シフト動作中はトレイ上下動は待機されシフト終了後に
上下動が行われるようになつている。このようにするこ
とによつてシフトによる記録紙のずれが防止される。
同一モードで再スタートが行われるときには、コピー
開始時にシフト動作は行われず、コピー中は上記コピー
時と同様な動作が実行されるようになつている。
次にジヨガーフエンス動作を説明する。まず電源投入
時およびモード選択時には、ジヨガーホームポジシヨン
センサ14、トレイ紙有無センサ205の出力状態がCPUによ
りチエツクされ、以下の動作が実行される。ジヨガーホ
ームポジシヨンセンサ14のみがオンされている場合には
何も行われない。トレイ紙有無センサ205がオンされて
いれば、ステープルトレイに記録紙が残つているという
信号がCPUへ送信される。ジヨガーホームポジシヨンセ
ンサ14とトレイ紙有無センサ205がオフされている場合
には、ジヨガー駆動モータ11がオンされてジヨガーフエ
ンス5,6がホームポジシヨン方向に移動され、ジヨガー
ホームポジシヨンセンサ14がオンされたらジヨガー駆動
モータ11がオフされる。
コピー中、コピー終了時およびコピー再スタート時に
は、複写機本体のコピースタート後に紙サイズ信号がCP
Uで受信されたら、ジヨガー駆動モータ11がオンされて
ジヨガーフエンス5,6が移動され、記録紙の幅サイズよ
りも所定量手前の位置に止められ待機される。記録紙が
排紙センサ50を抜けて所定時間経過されると、ジヨガー
駆動モータ11がオンされて待機位置にあるジヨガーフエ
ンス5,6が移動されて紙揃えが行われ、再び待機位置に
戻される。このときジヨガー駆動モータ11は正転・逆転
を1回〜数回繰り返され、これによりジヨガーフエンス
5,6は紙の幅方向に揃え動作が行われる。このような動
作は記録紙がステープルトレイ上に排出されるごとに行
われるようになつている。
コピーセツトの最終紙が本体排紙センサ215を抜ける
とステープル信号が送信され、この信号をCPUで受ける
ことにより最終紙がステープルトレイに排出され、上記
紙揃え動作が行われた後に紙の幅方向を押さえる位置に
ジヨガーフエンス5,6が移動され止められる。ステープ
ル動作が終了されたら、ジヨガーフエンス5,6が記録紙
の幅方向の両端から少し離れた位置に移動される。そし
て放出ベルト17により記録紙束が排紙トレイ53に排出さ
れる。このようにすることによつてステープル時に記録
紙がずれるのが押さえられ、また記録紙束の排出時にジ
ヨガーフエンス5,6が幅方向のガイドとして使用される
ようになつている。
以上のような動作がコピー部数分にわたつて繰り返し
行われて最終記録紙束が排紙トレイ53上に排出された
ら、ジヨガー駆動モータ11がオンされ、ジヨガーフエン
ス5,6がホームポジシヨン方向へ移動され、ジヨガーホ
ームポジシヨンセンサ14がオンされたら、ジヨガー駆動
モータ11がオフされる。
ステープラ動作の電源投入時およびモード選択時にお
いては、1回転センサ210、針有無センサ211、ステープ
ラホームサンサ212の出力状態がCPUによりチエツクさ
れ、以下の動作が実行される。
1回転センサ210がオフされている場合にトレイ排紙
有無センサ205がオンされていると、ステープル不良と
判断され、ステープラ異常信号が本体に送信される。ス
テープラホームセンサ40がオンされている場合は何も行
われない。ステープラホームセンサ40がオフされる場合
は、1回転センサ210がオンされていれば、ステープラ
移動モータ39がオンされ、ステープラSがホームポジシ
ヨン方向に移動される。ステープラホームセンサ40がオ
ンしたら、ステープラ移動モータ39がオフされる。1回
転センサ210がオフされていると、ステープルミス、ジ
ヤム処理後などと判断され、その状態で待機される。人
為的処理により1回転センサ210がオンされると、ステ
ープラ移動モータ39がオンされ、ステープラがホームポ
ジシヨン方向へ移動されてステープラホームセンサ40が
オンされた後にステープラ移動モータ39がオフされるよ
うになつている。
コピー時、コピー終了時およびコピー再スタート時に
おいては、本体のコピースタート後に紙サイズ信号が受
信された後、ステープラ移動モータ39がオンされて紙サ
イズに合わせた位置に所定量ステープラSが移動され
る。次にコピーセツトの最終紙が本体排紙センサ215を
通過した後にステープルのオン信号がCPUより送信さ
れ、その信号が受信されたら最終紙がステープルトレイ
上に排出され、ジヨガーフエンス5,6が記録紙束の幅方
向の両端が押さえられたら、ステープルモータ223がオ
ンされてステープル動作が行われ、1回転センサ210が
オンされたらステープルモータ223がオフされる。2個
所綴じモードの場合は、ステープラ移動モータ39がオン
されて紙サイズに合わせステープラSが所定量移動され
たところでステープラ移動モータ39がオフされて2個所
目のステープル動作が行われる。ステープルが終了され
ると、ステープラ移動モータ39がオンされて1個所目の
位置まで所定量戻されたらステープラ移動モータ39がオ
フされる。このようなステープル動作がコピー部数分繰
り返し行われて最終記録紙束がステープルされると、ス
テープラ移動モータ39がオンされてステープラSがホー
ムポジシヨン方向に移動され、ステープラホームセンサ
40がオンされたらステープラ移動モータ39がオフされ
る。
次に排出ベルトの動作を説明する。
電源投入時およびモード選択時においては、ベルトホ
ームセンサ48、トレイ排紙有無センサ205、1回転セン
サ210の出力状態をCPUがチエツクして次の動作が行われ
る。ベルトホームセンサ48がオンされてトレイ排紙有無
センサ205がオフされている場合には何も行われない。
ベルトホームセンサ48、トレイ排紙有無センサ205がと
もにオフされている場合には、放出ベルト17がホーム位
置に戻つていないと判断されてベルト駆動モータ22がオ
ンされ放出ベルト17が動作され、ベルトホームセンサ48
がオンされたらベルト駆動モータ22がオフされる。ベル
トホームセンサ48がオフされてトレイ排紙有無センサ20
5がオンされている場合には、排出不良と判断され、ス
テープルトレイ上の記録紙束を取り除くように複写機本
体に信号を送る。記録紙束が取り除かれた後にベルト駆
動モータ22がオンされて放出ベルト17が動作され、ベル
トホームセンサ48がオンされたらベルト駆動モータ22が
オフされる。
コピー時およびコピー終了時においては、コピーセツ
トの最終紙がステープルトレイ上に排出され、ステープ
ラSにより記録紙束の綴じ動作が行われると、1回転セ
ンサ210がオンされて正常にステープルされたことが確
認される。その後にベルト駆動モータ22がオンされて放
出ベルト17が動作され、ステープルされた記録紙束が排
紙トレイ53上に排出され、ベルトホームセンサ48がオン
されたらベルト駆動モータ22がオフされる。このような
動作はコピー部数分繰り返し行われる。
搬送系のうちシフトトレイ系においては、複写機本体
がコピースタートされるとフイニツシヤスタート信号が
送信されてくるので、その信号がCPUで受信されると、
搬送モータ220がオンされ低速運転が本体線速度と同じ
速度で行われる。本体から記録紙が排出されて入口セン
サSN1がオンされたら、タイマーがセツトされて所定時
間内に記録紙が入口センサSN1を通過するかが監視され
ジヤムの検出が行われる。記録紙の後端が入口センサSN
1を抜けて入口センサSN1がオフされたら、搬送モータ22
0が高速運転に切り換えられて搬送速度が上げられる。
またタイマーがセツトされて記録紙の先端部が排紙セン
サSN2を所定時間内にオンされるか否かが監視されてジ
ヤム検出が行われる。記録紙の後端が入口センサSN1を
通過後に所定時間が経過されたら、搬送モータ220が低
速運転に戻され、次の記録紙の搬入に備えられる。排紙
センサSN2が記録紙によりオンされたら、タイマがセツ
トされ所定時間内に記録紙が通過するか否かが監視され
てジヤムの検出が行われる。
このような動作が繰り返し行われることにより、シフ
トトレイモードの場合はシフト信号が受信されたら、コ
ピーセツトの最終紙が排紙センサSN2を通過してから所
定時間経過後にシフトOKの信号が出力され、シフト動作
が行われるタイミングが計測される。複写機本体から最
終記録紙の排紙が行われるとフイニツシヤストツプ信号
が送信されてくるので、CPUでその信号が受信され、最
終記録紙が排紙センサSN2を通過した後に所定時間経過
されたら、搬送モータ220がオフされる。
次に、ステープルトレイ系においては、複写機本体が
コピースタートされるとフイニツシヤスタート信号が送
信されてくるので、その信号がCPUで受信されると、搬
送モータ220がオンされ低速運転が本体線速度と同じ速
度で行われる。複写機本体から記録紙が排出されて入口
センサSN1がオンされたら、切り換えソレノイド230およ
び下搬送モータ226が低速運転でオンされてタイマがセ
ツトされ、所定時間内に記録紙が入口センサSN1を通過
するかが監視されてジヤムの検出が行われる。記録紙の
後端が入口センサSN1を抜けて入口センサSN1がオフされ
所定時間経過後、下搬送モータ226が高速運転に切り換
えられ搬送速度が上げられる。またタイマがセツトされ
て記録紙の先端部が下排紙センサ50を所定時間内にオン
されるか否かが監視されてジヤム検出が行われる。入口
センサSN1を通過後に所定時間が経過されたら切り換え
ソレノイド230がオフされる。下排紙センサ50が記録紙
によりオンされたらタイマがセツトされ、所定時間内に
記録紙が通過するか否かが監視されてジヤムの検出が行
われる。記録紙が下排紙センサ50を通過後に所定の時間
が経過されたら、下搬送モータ226が低速運転に切り換
えられる。
このような動作が繰り返し行われることによりステー
プル信号が受信されたら、コピーセツトの最終紙が下排
紙センサ50を通過後に所定時間経過後、ジヨガーフエン
ス5,6による紙揃え動作が行われ、その後ステープル動
作が行われるタイミングが計測される。複写機本体から
最終記録紙の排紙が行われると、フイニツシヤストツプ
信号が送信されてくるのでその信号がCPUで受信された
ら、最終記録紙が排紙センサ50を通過した後に所定時間
経過されたら、搬送モータ220および下搬送モータ226が
オフされる。
第14図に示されているステープル部IIのステープルユ
ニツトは、枠体230内に、クリンチ部231、ステープル針
シート232、このステープル針シート232をクリンチ部23
1へ搬送する針シート搬送ベルト233、前記ステープル針
シート232のステープル針が数本残つている状態で検知
信号を出力するステープル針検知手段である前記針有無
センサ211などから構成されている。
上記針有無センサ211がステープル針無し状態を検知
して、複写機本体のCPUに上記検知信号を出力すると、
複写機本体では適宜の手段により、針無し状態であるこ
とを表示し、オペレータに知らせるようにする。また既
にコピー処理が開始されているジヨブについては、同一
部数目の記録紙について、そのままステープル部IIへ搬
送させ、ステープル処理を行う。
しかし、次のジヨブからは、前記CPUによつて第1
図、第9図に示した切り換え爪105を記録紙をシフト仕
分け部Iの排出トレイ107へ搬送するように搬送路を切
り換え、各ジヨブ毎に仕分け動作が行われるようにす
る。
このようにすることにより、針有無センサ211による
針無し検知により、ステーブル針が無くなつたことが検
知されても複写機本体のコピー処理を中断させることな
く、ステープル部II以外のシフト仕分け部Iに自動的に
搬送切り換えがなされ、オペレータがセツトした所定の
部数のコピーが最後までなされることになる。しかも1
ジヨブの途中で搬送切り換えが行われないので、記録紙
の搬送にトラブルが生ぜず、切り換えの待ち時間も必要
ない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、ステープルモ
ードの画像形成動作中にステープル針が無くなつても、
画像形成動作を中断することなく、仕分け単位毎にステ
ープル処理、あるいは仕分けがなされるため、記録紙の
後処理の作業効率の向上が計れる画像形成後処理装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による画像形成後処理装置の一実施例の
全体構成を表した側面説明図、第2図は排出トレイへの
排出部を表した外観斜視図、第3図はトレイシフト揺動
機構におけるトレイ嵌合状態を表した表面説明図、第4
図はトレイシフト揺動機構の駆動系を表した平面説明
図、第5図はクランク部分の斜視図、第6図は押さえコ
ロ部分の斜視図、第7図および第8図は排紙トレイ上下
機構の側面説明図および外観斜視図、第9図は排紙処理
系の概略構造を表した模式的側面説明図、第10図および
第11図はステープル部の概略構成を表した正面説明図お
よび底面説明図、第12図はステープラの取付構造を表し
た側面説明図、第13図は排出装置の外観斜視図、第14図
は第10図中のB−B線断面図、第15図はステープル排出
部の拡大側面説明図、第16図はステープルユニツトの斜
視図である。 I……シフム仕分け部、II……ステープル部、105……
切換手段(切換爪)、107……排出トレイ、211……ステ
ープル針検知手段(針有無センサ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 37/00 - 37/06 G03G 15/00 B42B 4/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置から排出される記録紙を仕分
    けることができる排紙トレイと、前記記録紙の端部を揃
    えてステープル綴じするステープル部と、前記排紙トレ
    イとステープル部とに記録紙の搬送路を切り換える切換
    手段と、ステープル部のステープル針が数本残つている
    状態で検知信号を出力するステープル針検知手段と、ス
    テープル綴じモード中にステープル針検知手段から検知
    信号が出力された時に、既に画像形成動作が開始されて
    いる同一部数目の記録紙を前記ステープル部へ搬送し、
    次の部数目の記録紙から前記排紙トレイへ搬送するよう
    に前記切換手段を制御する制御手段とを備えたことを特
    徴とする画像形成後処理装置。
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