JP2003155160A - インタフェース装置 - Google Patents

インタフェース装置

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JP2003155160A
JP2003155160A JP2001352777A JP2001352777A JP2003155160A JP 2003155160 A JP2003155160 A JP 2003155160A JP 2001352777 A JP2001352777 A JP 2001352777A JP 2001352777 A JP2001352777 A JP 2001352777A JP 2003155160 A JP2003155160 A JP 2003155160A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の構成の大幅な複雑化を招くこ
となく、複数の後処理装置を連結可能とする。 【解決手段】 画像形成装置に連結された複数台の後処
理装置が提供可能なサービス(後処理)のうちの特定のサ
ービスが画像形成装置から要求されると、稼働すべき後
処理装置及び個々の後処理装置が提供すべきサービスを
認識して起動要求/サービス要求を送信し(106〜110)、
要求を送信した全ての後処理装置から応答を受信(118が
肯定)した後に画像形成装置へ応答を返す(120)。ま
た、画像形成装置から用紙の排出が通知されると、稼働
すべきと判断した後処理装置へ用紙排出通知を順次送信
し(114,124)、用紙の最終排出先の後処理装置から用紙
が排出された(122が肯定)後に画像形成装置へ用紙排出
を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインタフェース装置
に係り、特に、画像形成装置と、該画像形成装置に連結
される後処理装置に各々接続されるインタフェース装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタ等の画像形成装置によ
って画像が記録された用紙の後処理についてのニーズは
多様であり、例えば「ドキュメントの種類等に応じて異
なる排出先に用紙が排出されるようにしたい」「指定し
たドキュメントの用紙は自動的にステープルで綴じられ
た状態で排出されるようにしたい」等のニーズが存在す
る一方、「各種の後処理を行う機能を利用しない代わり
に画像形成装置の導入に要するコストを抑制したい」と
いうニーズも存在する。
【0003】このため、画像形成装置は、各種の後処理
を行う機能を搭載しないことで低コスト化されていると
共に、互いに異なる後処理を行う複数種の後処理装置が
用意されており、ユーザのニーズに合致した後処理装置
を画像形成装置に連結すると共に、連結した後処理装置
を通信線によって画像形成装置と接続し、画像形成装置
からの指示により、後処理装置が画像形成装置から排出
された用紙の後処理を行うことが可能なように構成され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、利用を所望
している後処理の種類数はユーザによって大きく異なっ
ており、利用を所望している後処理の種類数が比較的多
い場合を考慮すると、複数の後処理装置を連結可能に画
像形成装置を構成することが望ましい。また、画像形成
装置のスループットは年々高速化しており、これに伴
い、例えば「印刷のスループットの低下を招くことな
く、排出された用紙のうち目的のドキュメントに対応す
る用紙を容易に取り出せるようにしたい」等のように、
複数の後処理装置を連結可能に画像形成装置を構成する
必要のある新たなニーズも生じてきている。
【0005】複数の後処理装置を連結可能に画像形成装
置を構成することは、例えば画像形成装置に、連結した
後処理装置と直接接続して通信を行うための通信ポート
を複数設け、各通信ポートに接続した後処理装置と通信
を行う機能を搭載することで実現できる。しかしなが
ら、この場合、画像形成装置に複数の後処理装置が連結
される可能性があることを考慮し、画像形成装置に、連
結可能な後処理装置の最大数と同数の通信ポートを設け
る必要があると共に、個々の通信ポートに接続された後
処理装置の種類(機能)及び連結順序を認識し、連結順
序を意識して個々の後処理装置に指示を与える、という
複雑なインタフェースを搭載する必要がある。従って、
画像形成装置の構成が複雑化し、画像形成装置のコスト
アップに繋がるという問題があった。
【0006】本発明は上記事実を考慮して成されたもの
で、画像形成装置の構成の大幅な複雑化を招くことな
く、複数の後処理装置を連結可能とすることができるイ
ンタフェース装置を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明に係るインタフェース装置は、画
像形成装置、及び該画像形成装置に順次連結され画像形
成装置から排出された用紙に対して任意の後処理を行う
複数の後処理装置と共通の信号線を介して接続されるイ
ンタフェース装置であって、画像形成装置に連結された
後処理装置の連結順序及び個々の後処理装置が実行可能
な後処理の種類を前記信号線を介して認識する認識手段
と、実行すべき後処理が前記信号線を介して画像形成装
置から通知されると、前記認識手段による認識結果に基
づいて、前記通知された後処理を行うために動作すべき
後処理装置を判断する判断手段と、前記判断手段によっ
て判断された後処理装置が動作するように前記信号線を
介して前記後処理装置を制御することで、前記通知され
た後処理を行わせる制御手段と、を備えたことを特徴と
している。
【0008】請求項1記載の発明に係るインタフェース
装置は、画像形成装置及び複数の後処理装置と共通の信
号線を介して接続され、認識手段は、画像形成装置に連
結された後処理装置の連結順序及び個々の後処理装置が
実行可能な後処理の種類を信号線を介して認識する。ま
た、実行すべき後処理が信号線を介して画像形成装置か
ら通知されると、判断手段は、認識手段による認識結果
に基づいて、通知された後処理を行うために動作すべき
後処理装置を判断し、制御手段は、判断手段によって判
断された後処理装置が動作するように信号線を介して後
処理装置を制御することで、通知された後処理を行わせ
る。
【0009】このように、請求項1記載の発明では、画
像形成装置と後処理装置との間の通信が、画像形成装置
及び複数の後処理装置と共通の信号線を介して接続され
たインタフェース装置を経由して行われるので、画像形
成装置が後処理装置と直接通信を行う必要がなくなり、
画像形成装置に設けるべき通信ポートの数を削減するこ
とができる。また、画像形成装置が実行すべき後処理を
通知すれば、インタフェース装置により、動作すべき後
処理装置が判断され、判断された後処理装置が動作する
ように制御されることで前記後処理が行われるので、所
望の後処理を行わせるにあたり、画像形成装置が、画像
形成装置に連結された後処理装置の連結順序及び個々の
後処理装置が実行可能な後処理の種類を意識する必要が
なくなり、後処理装置に後処理を行わせるためのインタ
フェースを簡単にすることができる。
【0010】従って、請求項1記載の発明によれば、画
像形成装置の構成の大幅な複雑化を招くことなく、複数
の後処理装置を画像形成装置に連結可能とすることがで
き、画像形成装置の低コスト化を実現できる。また、本
発明に係るインタフェース装置を用いることで、後処理
装置を単一台のみ連結することを想定して設計された既
存の画像形成装置に、複数台の後処理装置を連結するこ
とも可能となる。
【0011】なお、請求項1記載の発明において、判断
手段による動作すべき後処理装置の判断は、具体的に
は、例えば請求項2に記載したように、画像形成装置か
ら通知された後処理を実行させる後処理装置を複数の後
処理装置の中から選択し、選択した後処理装置及び該後
処理装置よりも用紙排出方向上流側に存在する後処理装
置を、画像形成装置から通知された後処理を行うために
動作すべき後処理装置と判断することで実現できる。
【0012】また、請求項1記載の発明において、制御
手段は、例えば請求項3に記載したように、画像形成装
置から通知された後処理の実行に先立ち、判断手段によ
って判断された全ての後処理装置に対して起動を指示す
ると共に、起動を指示した全ての後処理装置から起動完
了が通知された後に、後処理装置の起動完了を画像形成
装置へ通知することが好ましい。
【0013】これにより、画像処理装置から通知された
後処理を行うために動作すべき全ての後処理装置に対し
て各々自動的に起動が指示されると共に、起動が指示さ
れた全ての後処理装置の起動が完了した後に、後処理装
置の起動完了が画像形成装置へ通知されることになるの
で、所望の後処理を行わせるにあたり、画像処理装置
が、起動させるべき後処理装置を判断したり、起動させ
るべき個々の後処理装置の起動が完了したか否かを判断
する必要がなくなる。従って、請求項3記載の発明によ
れば、画像形成装置の構成を簡単にすることができ、画
像形成装置の更なる低コスト化を実現できる。
【0014】また、請求項1記載の発明において、制御
手段は、例えば請求項4に記載したように、判断手段に
よって判断された全ての後処理装置に対して用紙の排出
を各々指示すると共に、用紙の排出を指示した全ての後
処理装置から用紙の排出完了が通知された後に、用紙の
排出完了を画像形成装置へ通知することが好ましい。
【0015】これにより、画像処理装置から通知された
後処理を行うために動作すべき全ての後処理装置に対し
て用紙の排出が各々自動的に指示されると共に、用紙の
排出が指示された全ての後処理装置で用紙の排出が完了
した後に、用紙の排出完了が画像形成装置へ通知される
ことになるので、所望の後処理を行わせるにあたり、画
像処理装置が、用紙の排出を行わせる後処理装置を判断
したり、用紙の排出を行わせる個々の後処理装置におい
て用紙の排出が完了したか否かを判断する必要がなくな
る。従って、請求項4記載の発明によれば、画像形成装
置の構成を簡単にすることができ、画像形成装置の更な
る低コスト化を実現できる。
【0016】また、請求項1記載の発明において、制御
手段は、例えば請求項5に記載したように、複数の後処
理装置の何れかから障害の発生が通知された場合に、障
害が発生した後処理装置の連結順序、発生した障害の種
類及び後処理装置の稼働状態に基づいて発生した障害へ
の対処を判断し、判断した対処を画像形成装置へ通知す
ることが好ましい。
【0017】これにより、複数の後処理装置の何れかで
特定の障害が発生した場合にも、画像形成装置は、本発
明に係るインタフェース装置から通知された対処を実行
すればよいので、障害が発生した後処理装置の連結順序
や、発生した障害の種類、後処理装置の稼働状態を認識
し、これらに基づいて対処を判断することを画像処理装
置が行う必要がなくなる。従って、請求項5記載の発明
によれば、画像形成装置の構成を簡単にすることがで
き、画像形成装置の更なる低コスト化を実現できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態の一例を詳細に説明する。図1には本実施形態に
係る画像形成システム10が示されている。画像形成シ
ステム10は画像形成装置12を含んで構成されてい
る。
【0019】この画像形成装置12は、感光体を帯電さ
せ、用紙に記録すべき画像に応じて感光体を露光するこ
とで前記画像の静電潜像を形成し、静電潜像を現像する
ことでトナー像を形成し、形成したトナー像を用紙に転
写して定着させる、という公知の電子写真プロセスによ
って用紙に画像を形成する機能を有している。画像形成
装置12の各部の動作は画像形成装置制御部14(図3
参照)によって制御される。画像形成装置制御部14に
は通信制御部16が接続されており、この通信制御部1
6は図示しない単一の通信ポートを介して通信回線18
(詳しくは、CAN(Controller Area Network:自動
車・産業機械用通信プロトコル)に準拠したシリアル通
信を行うための通信回線)に接続されている。なお、通
信回線18は本発明に係る共通の信号線に対応してい
る。
【0020】また図1にも示すように、画像形成装置1
2は、画像形成装置12によって画像が記録されて排出
される用紙に対して所定の後処理を行う機能を備えた後
処理装置20を複数台連結可能とされている。本実施形
態では、画像形成装置12に連結可能な後処理装置20
として、大容量スタッカを内蔵した後処理装置20A
(HCS)と、ステープルコンパイラを内蔵した後処理
装置20B(HCSS)の2種類が用意されており、本
実施形態に係る画像形成システム10は、画像形成装置
12に後処理装置20A,20Bを順次連結して構成し
たり(図1(A)参照)、画像形成装置12に後処理装
置20Aを2台連結して構成する(図1(B)参照)こ
とも可能とされている。
【0021】図2(A)に示すように、後処理装置20
Aは、開閉可能とされた上部ドア22が上部に設けられ
ており、上部ドア22の上面上には少量の用紙を集積す
るための上部トレイ24が形成されている。また、後処
理装置20Aの内部には、大量の用紙を集積可能な大容
量スタッカ26が設けられており、図1に示すように、
前面には大容量スタッカ26に集積された用紙を取り出
すために開閉可能とされた前部ドア28が設けられてい
る。後処理装置20Aには、図2(A)に太線で示す用
紙搬送路が形成されており、後処理装置20Aの内部に
送り込まれた用紙は、上部トレイ24、大容量スタッカ
26、後段に連結された後処理装置の何れかへ選択的に
搬送される。
【0022】また、図2(B)に示すように、後処理装
置20Bには、少量の用紙を集積するための上部トレイ
30と、大量の用紙を集積可能な大容量スタッカ32が
各々設けられている。後処理装置20Bの内部には、複
数枚の用紙をステープルによって綴じるためのステープ
ルコンパイラ34が設けられており、ステープルコンパ
イラ34によって綴じられた複数枚の用紙は大容量スタ
ッカ32に集積されるようになっている。後処理装置2
0Bには、図2(B)に太線で示す用紙搬送路が形成さ
れており、後処理装置20Bの内部に送り込まれた用紙
は、上部トレイ30又はステープルコンパイラ34へ選
択的に搬送される。また、後処理装置20Bの前部ドア
36(図1(A)参照)も開閉可能とされている。
【0023】図3に示すように、後処理装置20の各部
の動作は後処理装置制御部38(図3参照)によって制
御される(後処理装置20A,20B共に同様)。後処
理装置20の開閉可能な各ドア(後処理装置20Aの上
部ドア22及び前部ドア28、後処理装置20Bの前部
ドア36)には、ドアの開閉を検出するためのセンサが
各々取り付けられている(図示省略)。このセンサは後
処理装置制御部38に接続されており、後処理装置制御
部38はセンサから出力された信号により各ドアの開閉
を検知する。後処理装置制御部38には通信制御部40
が接続されており、通信制御部40は、後処理装置20
が画像形成装置12に連結されると、図示しない単一の
通信ポートを介して通信回線18に接続される。
【0024】また、本実施形態に係る画像形成システム
10では、画像形成装置12に複数台の後処理装置20
が連結された状態で画像形成装置12と後処理装置20
とのインタフェースを司る装置としてインタフェース装
置46が用意されている。インタフェース装置46は本
発明に係るインタフェース装置に対応しており、CPU
48,ROM50,RAM52及び通信制御部54がバ
ス56を介して互いに接続されて構成されている。
【0025】インタフェース装置46は、画像形成装置
12に複数台の後処理装置20が連結される際に、通信
制御部54が図示しない単一の通信ポートを介して通信
回線18に接続される。これにより、インタフェース装
置46は、画像形成装置12の画像形成装置制御部1
4、及び、画像形成装置12と連結された複数台の後処
理装置20の各々の後処理装置制御部38と通信(詳し
くはシリアル通信)を行うことが可能な状態となる。
【0026】なお、図示は省略するが、画像形成装置1
2及び各後処理装置20には、後段に後処理装置20が
連結されているか否かを検出するセンサが各々設けられ
ていると共に、後段に連結されている後処理装置20の
電源をオンオフすることが可能とされている。
【0027】次に本実施形態の作用として、まず画像形
成装置12に複数台の後処理装置20が連結されると共
に、画像形成装置12の通信制御部16、各後処理装置
20の通信制御部40、及びインタフェース装置46の
通信制御部54が各々通信回線18に接続された状態
で、画像形成装置12及びインタフェース装置46の電
源が投入されることで、インタフェース装置46のCP
U48で実行される処理について説明する。
【0028】図4に示すように、電源が投入されると、
インタフェース装置46はセンサ(後段に連結されてい
る後処理装置20を検出するセンサ)から出力される信
号をチェックすることで、画像形成装置12と直接連結
された後処理装置20(連結順序=1の後処理装置:以
下、この後処理装置20を第1の後処理装置20と称
し、第1の後処理装置20に連結された後処理装置20
を第2の後処理装置20と称する)が存在しているか否
かを検知し(図4のステップ70も参照)、第1の後処
理装置20が存在していた場合には、該第1の後処理装
置20の電源をオンさせる(図4のステップ72も参
照)。
【0029】また、第1の後処理装置20は、第1の後
処理装置20に設けられたセンサ(後段に連結されてい
る後処理装置20を検出するセンサ)から出力される信
号をチェックすることで、第2の後処理装置20(連結
順序=2の後処理装置)が存在しているか否かを検知し
(図4のステップ74も参照)、第2の後処理装置20
が存在していた場合には、該第2の後処理装置20の電
源をオンさせる(図4のステップ76も参照)。
【0030】後処理装置20では電源がオンされると後
処理装置制御部38が作動し、後処理装置制御部38は
通信の確立を要求する情報を通信回線18を介して送信
する(図4に示す通信確立要求)。通信回線18にイン
タフェース装置46が接続されている場合、この通信確
立要求はインタフェース装置46で受信される。図4に
示すシーケンスでは、画像形成装置12に複数台の後処
理装置20が連結されている場合に、画像形成装置12
に近い順(連結順序の昇順)に後処理装置20の電源が
順次オンされ、電源がオンされた画像形成装置12から
順に通信確立要求が送信される。
【0031】このため、インタフェース装置46は、通
信確立要求の受信順序に基づいて個々の後処理装置20
の連結順序を認識することができ、通信確立要求を受信
する毎に、要求元の後処理装置20に対し、通信が確立
した順序、すなわち連結順序を表す情報を含むIDを付
与し、付与したIDを、通信が確立したことを通知する
情報と共に通信回線18を介して要求元の後処理装置2
0へ送信する(図4に示す通信確立通知)。この通信確
立通知を受信することで、後処理装置20が自装置のI
Dを認識することができる。また、このIDは後処理装
置20がインタフェース装置46に対して情報を送信す
る際に付加されるので、後処理装置20からの情報を受
信したインタフェース装置46が情報送信元の後処理装
置20を認識することができる。
【0032】また、後処理装置20は電源が投入される
とセンサの出力信号をチェックし、後段に後処理装置2
0が連結されていないことを検知すると、自装置が最終
装置であることを通知する情報を通信回線18を介して
送信する(図4に示す最終装置通知)。この最終装置通
知がインタフェース装置46で受信されることで、イン
タフェース装置46は画像形成装置12に連結されてい
る後処理装置20の数を認識することができる。
【0033】通信回線18を介して最終装置通知を受信
したインタフェース装置46は、認識した個々の後処理
装置20に対し、後処理装置20が提供可能な後処理
(設けられているトレイやスタッカの数及び種類、ステ
ープルコンパイラ34等の装置の有無等の後処理に関す
る機能)を表す装置情報の送信を要求する(図4の装置
情報要求)。この装置情報要求が個々の後処理装置20
で各々受信されることで、個々の後処理装置20から装
置情報が送信され(図4の装置情報送信)、インタフェ
ース装置46は受信した装置情報をRAM52等に記憶
させる(図4のステップ78も参照)。
【0034】そしてインタフェース装置46は、画像形
成装置12に対し、画像形成装置12に連結された各後
処理装置20が提供可能な全ての後処理の種類(サービ
ス)を、個々のサービスが何れの後処理装置20によっ
て提供されるかを区別することなく通知する(図4の後
処理機能通知)。これにより、用紙の後処理として利用
可能なサービスを画像形成装置12が認識することがで
きる。
【0035】続いて、上記の一連のシーケンスが実行さ
れた後でインタフェース装置46で定常的に実行される
インタフェース処理について、図5のフローチャートを
参照して説明する。
【0036】ステップ100では、通信回線18を介し
て画像形成装置12又は複数の後処理装置20の何れか
から情報を受信したか否か判定する。判定が否定された
場合にはステップ100の判定を繰り返す。画像形成装
置12によって画像が形成された用紙の排出に際し、画
像形成装置12に連結された後処理装置20が提供する
何れかのサービス(後処理)を利用する場合、画像形成
装置12は、利用するサービスの提供を要求するサービ
ス要求をインタフェース装置46へ送信する。
【0037】インタフェース装置46でサービス要求が
受信されると、ステップ100の判定が肯定されてステ
ップ102へ移行し、受信した情報の送信元が画像形成
装置12か否か判定する。この場合はステップ102の
判定が肯定されてステップ104へ移行し、受信した情
報の内容をチェックし、受信情報の内容に応じて分岐す
る。受信情報がサービス要求を表す情報であった場合に
は、ステップ104からステップ106へ移行し、受信
した情報に基づいて、画像形成装置12が提供を要求し
ているサービスの種類を認識し、該サービス(後処理)
を提供可能な特定の後処理装置20を、最終排出先の後
処理装置20と認識する。
【0038】次のステップ108では、ステップ106
で最終排出先の後処理装置20を認識した結果に基づい
て、稼働すべき後処理装置20及び個々の後処理装置2
0が提供すべきサービスの種類を認識する。例えば最終
排出先の後処理装置20が第1の後処理装置20の場合
は、稼働すべき後処理装置20は第1の後処理装置20
のみで、かつ第1の後処理装置20が提供すべきサービ
スは画像形成装置12から要求されたサービスであると
認識される。
【0039】また、例えば最終排出先の後処理装置20
が、連結順序≧2の後処理装置20(例えば第2の後処
理装置20)の場合は、稼働すべき後処理装置20は最
終排出先の後処理装置20及び該後処理装置20と画像
形成装置12の間に存在する後処理装置20となり、個
々の後処理装置20が提供すべきサービスは、最終排出
先の後処理装置20については画像形成装置12から要
求されたサービスであり、他の後処理装置20について
は後段の後処理装置20へ用紙を送り込むサービス(バ
イパス)であると認識される。なお、上記のステップ1
06,108は請求項2に記載の判断手段に対応してい
る。
【0040】次のステップ110では、稼働すべきと判
断した後処理装置20の状態(稼働状態か未起動状態
か)を判断し、稼働すべきと判断した後処理装置20の
中に未起動の後処理装置20があれば、該後処理装置2
0に対して起動要求を送信する。また、稼働すべきと判
断した全ての後処理装置20に対し、提供するサービス
を指定するサービス要求を各々送信する。そして、ステ
ップ110の処理を行うとステップ100に戻る。
【0041】これにより、例えば電源投入直後に画像形
成装置12より、第1の後処理装置20が提供可能なサ
ービスの提供が要求された場合には、図6に「シーケン
スA」と表記して示すように、第1の後処理装置20の
みに対して起動要求及びサービス要求が送信されること
になる。また、続いて画像形成装置12により、第2の
後処理装置20が提供可能なサービスの提供が要求され
た場合には、第1の後処理装置20は稼働状態であり、
第2の後処理装置20は未起動であるので、図6に「シ
ーケンスB」と表記して示すように、第1の後処理装置
20に対してはサービス要求のみが送信され、第2の後
処理装置20に対しては起動要求及びサービス要求が各
々送信されることになる。
【0042】インタフェース装置46から起動要求を受
信した後処理装置20は所定の起動処理を行う。また、
インタフェース装置46からサービス要求を受信した後
処理装置20は要求されているサービスを提供するため
の準備処理を行う。そして処理が完了すると、処理が完
了したことを表す要求応答をインタフェース装置46へ
送信する。
【0043】この要求応答がインタフェース装置46で
受信されると、ステップ100の判定が肯定されると共
に、受信した情報の送信元が後処理装置20であるの
で、ステップ102の判定が否定されてステップ116
へ移行し、受信した情報の内容をチェックし、受信情報
の内容に応じて分岐する。後処理装置20から受信した
情報が要求応答であった場合には、ステップ116から
ステップ118へ移行し、今回受信した要求応答の送信
元の後処理装置20のIDを、要求応答受信済みの後処
理装置20のIDとして記憶した後に、サービス要求
(及び起動要求)を送信した全ての後処理装置20から
要求応答を受信したか否か判定する。
【0044】図6の「シーケンスA」のように、単一の
後処理装置20に対してサービス要求(及び起動要求)
を送信した場合には、ステップ118の判定は無条件で
肯定されるが、図6の「シーケンスB」のように、複数
の後処理装置20に対してサービス要求(及び起動要
求)を送信した場合には、サービス要求(及び起動要
求)を送信した全ての後処理装置20から要求応答を受
信する迄の間はステップ118の判定は否定される。
【0045】ステップ118の判定が否定された場合に
は、何ら処理を行うことなくステップ100に戻る。ま
た、サービス要求(及び起動要求)を送信した全ての後
処理装置20から要求応答を受信すると、ステップ11
8の判定が肯定されてステップ120へ移行し、指定さ
れたサービスを提供するための後処理装置20の準備が
完了したことを表す起動通知を画像形成装置12へ送信
する。これにより、画像形成装置12は、画像形成装置
12に連結された後処理装置20の連結順序や、それぞ
れの後処理装置20が提供可能なサービス(後処理)の
種類を意識することなく、後処理装置20側へ用紙を排
出することが可能となったことを認識することができ
る。なお、上述したステップ118,120は、ステッ
プ110と共に請求項3記載の発明に対応している。
【0046】後処理装置20側へ用紙を排出する場合、
画像形成装置12は用紙を1枚排出する毎にインタフェ
ース装置46へ用紙排出通知を送信する。画像形成装置
12から用紙排出通知を受信すると、ステップ100,
102の判定が肯定された後に、ステップ104からス
テップ114へ移行し、第1の後処理装置20に対して
用紙排出通知を送信する。
【0047】インタフェース装置46から用紙排出通知
を受信した後処理装置20は、用紙搬送方向上流側に存
在する装置から用紙が送り込まれると、前述のサービス
要求によって要求されたサービス(トレイ又はスタッカ
への排出、或いはバイパス)を行い、インタフェース装
置46へ用紙排出通知を送信する。後処理装置20から
用紙排出通知を受信すると、ステップ100の判定が肯
定され、ステップ102の判定が否定された後に、ステ
ップ116からステップ122へ移行し、用紙排出通知
の送信元の後処理装置20が、用紙の最終排出先の後処
理装置20か否か判定する。
【0048】図6の「シーケンスA」のように、要求さ
れたサービスを提供するために稼働している後処理装置
20が第1の後処理装置20のみである場合には、ステ
ップ122の判定は無条件で肯定されるが、図6の「シ
ーケンスB」のように、要求されたサービスを提供する
ために複数台の後処理装置20が稼働している場合に
は、最終排出先の後処理装置20から用紙排出通知を受
信する迄の間はステップ122の判定は否定される。
【0049】ステップ122の判定が否定された場合に
はステップ124へ移行し、次の後処理装置20に用紙
排出通知を送信し(用紙排出通知の送信元の後処理装置
20が第1の後処理装置であれば、第2の後処理装置に
用紙排出通知を送信する)、ステップ100に戻る。ま
た、ステップ122の判定が肯定された場合には、画像
形成装置12から排出された用紙は、最終排出先の後処
理装置20において、要求されたサービスの提供を受け
て排出されたと判断できるので、ステップ126へ移行
し、画像形成装置12に対して用紙の排出が完了したこ
とを表す用紙排出通知を送信し、ステップ100に戻
る。
【0050】これにより、画像形成装置12は、画像形
成装置12に連結された後処理装置20の連結順序や、
それぞれの後処理装置20が提供可能なサービス(後処
理)の種類を意識することなく、用紙が排出されたこと
のみを認識することができる。画像形成装置12、イン
タフェース装置46及び後処理装置20の間で上述した
用紙排出通知の送受が繰り返されることで、画像形成装
置12によって画像が形成された多数枚の用紙が、画像
形成装置12から要求されたサービスの提供を受けて順
次排出されることになる。
【0051】また、単一のジョブに対応する多数枚の用
紙を排出している途中であっても、図6に示すシーケン
スAからシーケンスBへの移行のように、画像形成装置
12がインタフェース装置46へサービス要求を送信す
ることにより、用紙の排出先(後処理装置20から提供
を受けるサービス(後処理))を変更することも可能とさ
れている。なお、ステップ122〜ステップ126は、
先に説明したステップ114と共に請求項4記載の発明
に対応している。
【0052】続いて後処理装置20で障害が発生した場
合の処理について説明する。なお、以下では後処理装置
20で発生する可能性のある各種の障害のうち、代表的
な障害、すなわち後処理装置20A(HCS)の上部ド
ア22開放、HCSの前部ドア28開放及び後処理後処
理装置20B(HCSS)の前部ドア36開放を例に挙
げて説明する。本実施形態では、次の表1に示すよう
に、上記3種類の障害に対し、後処理装置の連結順序に
応じて異なる障害コードが付与されている(表1には連
結順序が「1」の場合と「2」の場合のみを示す)。
【0053】
【表1】
【0054】後処理装置20で障害が発生した場合、上
記の障害コードに後処理装置20のIDが付加された障
害通知がインタフェース装置46へ送信される。但し、
本実施形態において、個々の後処理装置20は、自機の
IDは認識しているものの自機の連結順序は認識してい
ない。このため、個々の後処理装置20から送信される
障害コードとしては、個々の後処理装置の連結順序に拘
らず連結順序=1の後処理装置20の障害コードが用い
られる。
【0055】後処理装置20から送信された障害通知が
インタフェース装置46で受信されると、インタフェー
ス処理(図5)のステップ100の判定が肯定され、ス
テップ102の判定が否定された後に、ステップ116
からステップ128へ移行する。ステップ128では、
受信した障害通知に含まれるIDに基づいて、障害通知
送信元の後処理装置20の連結順序を認識し、認識した
連結順序が1以外であった場合には、障害通知に含まれ
る障害コードを、障害通知送信元の後処理装置20の連
結順序に応じた障害コードへ変換する。
【0056】次のステップ130では、障害コードが表
す障害の種類、実行中のジョブの有無(用紙排出中か否
か)及びジョブの内容(提供サービス(後処理)の種
類)に基づいて、発生した障害への対処を設定する。例
えば図7に示すように、第1の後処理装置20を最終排
出先として用紙を排出している状態で、例えば前述のド
ア開放等の軽度の障害が第2の後処理装置20に発生し
た場合、実行中のジョブ(用紙の排出)は継続可能であ
るので、発生した障害への対処として「対処せず」を設
定する(図7のステップ80も参照)。
【0057】また、例えば図8に「障害通知(軽度)」
として示すように、第2の後処理装置20を最終排出先
として用紙を排出している状態(第1の後処理装置20
はサービスとして「バイパス」を提供している状態)
で、前部ドア開放等の軽度の障害が第1の後処理装置2
0に発生した場合にも、実行中のジョブ(用紙の排出)
は継続可能であるので、発生した障害への対処として
「対処せず」を設定する(図8のステップ90も参
照)。
【0058】一方、例えば図7及び図8に「障害通知
(重度)」として示すように、提供しているサービスの
継続が困難な障害が発生した場合(HCS20Aの大容
量スタッカを最終排出先として用紙を排出している状態
で、該HCS20Aの前部ドア28が開放された等の場
合)には、実行中のジョブを継続することは困難である
ので、発生した障害への対処として「停止」を設定する
(図7のステップ82及び図8のステップ92も参
照)。
【0059】なお、ジョブの継続が困難な障害が発生し
た場合、障害の発生を検知した後処理装置20ではジョ
ブの継続が困難であることを認識できるので、障害の発
生を検知した後処理装置20で自機の作動を停止させる
停止処理が行われる(図7のステップ84及び図8のス
テップ94も参照)。
【0060】上記のようにして発生した障害への対処を
設定すると、次のステップ132では障害コード及び対
処を障害通知として画像形成装置12へ送信する。イン
タフェース装置46から障害通知を受信した画像形成装
置12では、受信した障害コードをディスプレイ等に表
示させる(この表示を確認することで、発生した障害の
種類をオペレータが認識することができる)と共に、受
信した対処が「対処せず」であれば何ら処理を行わず、
受信した対処が「停止」であれば用紙への画像の形成等
の実行中の処理を停止させる(図8のシステム停止処
理)。
【0061】従って、障害が発生した場合にも、画像形
成装置12が、本発明に係るインタフェース装置から通
知された対処を実行すればよいので、障害が発生した後
処理装置20の連結順序や、発生した障害の種類、後処
理装置の稼働状態を認識し、これらに基づいて対処を判
断する必要がないので、画像形成装置12の構成を簡単
にすることができる。なお、ステップ130,132は
請求項5記載の発明に対応している。
【0062】次のステップ134では、先のステップ1
30で設定した対処が「停止」か否か判定する。判定が
否定された場合は何ら処理を行うことなくステップ10
0に戻るが、判定が肯定された場合にはステップ136
へ移行し、起動中で未停止の後処理装置20が存在して
いるか否か判定する。判定が否定された場合は何ら処理
を行うことなくステップ100に戻る。
【0063】一方、例えば図8に示す例のように、第2
の後処理装置20を最終排出先として用紙を排出してい
る状態で、第2の後処理装置20でジョブの継続が困難
な障害が発生した場合、第1の後処理装置20は起動中
で未停止の状態であるので、ステップ136の判定が肯
定されてステップ138へ移行し、起動中で未停止の後
処理装置20に対して停止要求を送信する。
【0064】これにより、停止要求を受信した後処理装
置20で自機の作動を停止させる停止処理が行われ(図
8のステップ98も参照)、画像形成システム10の作
動が停止する。そして、例えば開放されたドアが閉止さ
れる等のように発生した障害が解消されると(発生した
障害の種類によっては画像形成システム10の電源の再
投入が必要な場合もある)、画像形成システム10の作
動が再開されることになる。
【0065】なお、上記では本発明に係る後処理装置の
一例として、大容量スタッカを内蔵した後処理装置20
A(HCS)と、ステープルコンパイラを内蔵した後処
理装置20B(HCSS)を挙げたが、これに限定され
るものではなく、例えばソータを装備した後処理装置や
鍵付きのスタッカを装備した後処理装置等、任意の構成
の後処理装置を適用可能であることは言うまでもない。
【0066】また、本発明に係る画像形成装置は、複写
機、プリンタ、ファクシミリの何れでもよいし、これら
を組み合わせた複合機であってもよい。
【0067】また、上記ではHCS20Aの大容量スタ
ッカ26を最終排出先として用紙を排出している状態
で、該HCS20Aの前部ドア28が開放された等の場
合に、実行中のジョブを継続することは困難と判断し、
発生した障害への対処として「停止」を設定する場合を
説明したが、これに限定されるものではなく、例えば画
像形成装置12にHCS20Aが2台連結されている場
合に、用紙の最終排出先を、前部ドア28が開放された
HCS20Aと異なるHCS20Aの大容量スタッカ2
6へ変更することで、ジョブの実行を継続するようにし
てもよいことは言うまでもない。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、画像形成装置及び複数の後処理装置と共通の信号線
を介して接続されるインタフェース装置を、画像形成装
置に連結された後処理装置の連結順序及び個々の後処理
装置が実行可能な後処理の種類を前記信号線を介して認
識し、実行すべき後処理が画像形成装置から通知される
と、通知された後処理を行うために動作すべき後処理装
置を判断し、判断した後処理装置が動作するように前記
後処理装置を制御することで、前記通知された後処理を
行わせるように構成したので、画像形成装置の構成の大
幅な複雑化を招くことなく、複数の後処理装置を連結可
能とすることができる、という優れた効果を有する。
【0069】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、通知された後処理の実行に先立ち、動作す
べき全ての後処理装置に対して起動を指示すると共に、
起動を指示した全ての後処理装置から起動完了が通知さ
れた後に、後処理装置の起動完了を画像形成装置へ通知
するので、上記効果に加え、画像形成装置の構成を簡単
にすることができ、画像形成装置の更なる低コスト化を
実現できる、という効果を有する。
【0070】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、動作すべき全ての後処理装置に対して用紙
の排出を各々指示すると共に、用紙の排出を指示した全
ての後処理装置から用紙の排出完了が通知された後に、
用紙の排出完了を画像形成装置へ通知するので、上記効
果に加え、画像形成装置の構成を簡単にすることがで
き、画像形成装置の更なる低コスト化を実現できる、と
いう効果を有する。
【0071】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明において、複数の後処理装置の何れかから障害の発生
が通知された場合に、障害が発生した後処理装置の連結
順序、発生した障害の種類及び後処理装置の稼働状態に
基づいて発生した障害への対処を判断し、画像形成装置
へ通知するので、上記効果に加え、画像形成装置の構成
を簡単にすることができ、画像形成装置の更なる低コス
ト化を実現できる、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係る画像形成システムの一例を
示す概略図である。
【図2】 (A)及び(B)は後処理装置の概略構成図
である。
【図3】 画像形成装置、後処理装置及びインタフェー
ス装置の概略ブロック図である。
【図4】 インタフェース装置による後処理装置認識の
シーケンスの一例を示すシーケンス図である。
【図5】 インタフェース装置で実行されるインタフェ
ース処理の内容を示すフローチャートである。
【図6】 用紙排出シーケンスの一例を示すシーケンス
図である。
【図7】 障害発生時のシーケンスの一例を示すシーケ
ンス図である。
【図8】 障害発生時のシーケンスの一例を示すシーケ
ンス図である。
【符号の説明】
10 画像形成システム 12 画像形成装置 14 画像形成装置制御部 20 後処理装置 26 大容量スタッカ 34 ステープルコンパイラ 38 後処理装置制御部 46 インタフェース装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置、及び該画像形成装置に順
    次連結され画像形成装置から排出された用紙に対して任
    意の後処理を行う複数の後処理装置と共通の信号線を介
    して接続されるインタフェース装置であって、 画像形成装置に連結された後処理装置の連結順序及び個
    々の後処理装置が実行可能な後処理の種類を前記信号線
    を介して認識する認識手段と、 実行すべき後処理が前記信号線を介して画像形成装置か
    ら通知されると、前記認識手段による認識結果に基づい
    て、前記通知された後処理を行うために動作すべき後処
    理装置を判断する判断手段と、 前記判断手段によって判断された後処理装置が動作する
    ように前記信号線を介して前記後処理装置を制御するこ
    とで、前記通知された後処理を行わせる制御手段と、 を備えたことを特徴とするインタフェース装置。
  2. 【請求項2】 前記判断手段は、前記画像形成装置から
    通知された後処理を実行させる後処理装置を前記複数の
    後処理装置の中から選択し、選択した後処理装置及び該
    後処理装置よりも用紙排出方向上流側に存在する後処理
    装置を、前記通知された後処理を行うために動作すべき
    後処理装置と判断することを特徴とする請求項1記載の
    インタフェース装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記通知された後処理
    の実行に先立ち、前記判断手段によって判断された全て
    の後処理装置に対して起動を指示すると共に、起動を指
    示した全ての後処理装置から起動完了が通知された後
    に、後処理装置の起動完了を画像形成装置へ通知するこ
    とを特徴とする請求項1記載のインタフェース装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記判断手段によって
    判断された全ての後処理装置に対して用紙の排出を各々
    指示すると共に、用紙の排出を指示した全ての後処理装
    置から用紙の排出完了が通知された後に、用紙の排出完
    了を画像形成装置へ通知することを特徴とする請求項1
    記載のインタフェース装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記複数の後処理装置
    の何れかから障害の発生が通知された場合に、障害が発
    生した後処理装置の連結順序、発生した障害の種類及び
    後処理装置の稼働状態に基づいて発生した障害への対処
    を判断し、判断した対処を画像形成装置へ通知すること
    を特徴とする請求項1記載のインタフェース装置。
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