JP3937812B2 - インタフェース装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はインタフェース装置に係り、特に、画像形成装置と、該画像形成装置に連結される後処理装置に各々接続されるインタフェース装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機やプリンタ等の画像形成装置によって画像が記録された用紙の後処理についてのニーズは多様であり、例えば「ドキュメントの種類等に応じて異なる排出先に用紙が排出されるようにしたい」「指定したドキュメントの用紙は自動的にステープルで綴じられた状態で排出されるようにしたい」等のニーズが存在する一方、「各種の後処理を行う機能を利用しない代わりに画像形成装置の導入に要するコストを抑制したい」というニーズも存在する。
【0003】
このため、画像形成装置は、各種の後処理を行う機能を搭載しないことで低コスト化されていると共に、互いに異なる後処理を行う複数種の後処理装置が用意されており、ユーザのニーズに合致した後処理装置を画像形成装置に連結すると共に、連結した後処理装置を通信線によって画像形成装置と接続し、画像形成装置からの指示により、後処理装置が画像形成装置から排出された用紙の後処理を行うことが可能なように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、利用を所望している後処理の種類数はユーザによって大きく異なっており、利用を所望している後処理の種類数が比較的多い場合を考慮すると、複数の後処理装置を連結可能に画像形成装置を構成することが望ましい。また、画像形成装置のスループットは年々高速化しており、これに伴い、例えば「印刷のスループットの低下を招くことなく、排出された用紙のうち目的のドキュメントに対応する用紙を容易に取り出せるようにしたい」等のように、複数の後処理装置を連結可能に画像形成装置を構成する必要のある新たなニーズも生じてきている。
【0005】
複数の後処理装置を連結可能に画像形成装置を構成することは、例えば画像形成装置に、連結した後処理装置と直接接続して通信を行うための通信ポートを複数設け、各通信ポートに接続した後処理装置と通信を行う機能を搭載することで実現できる。しかしながら、この場合、画像形成装置に複数の後処理装置が連結される可能性があることを考慮し、画像形成装置に、連結可能な後処理装置の最大数と同数の通信ポートを設ける必要があると共に、個々の通信ポートに接続された後処理装置の種類(機能)及び連結順序を認識し、連結順序を意識して個々の後処理装置に指示を与える、という複雑なインタフェースを搭載する必要がある。従って、画像形成装置の構成が複雑化し、画像形成装置のコストアップに繋がるという問題があった。
【0006】
本発明は上記事実を考慮して成されたもので、画像形成装置の構成の大幅な複雑化を招くことなく、複数の後処理装置を連結可能とすることができるインタフェース装置を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明に係るインタフェース装置は、画像形成装置、及び該画像形成装置に順次連結され画像形成装置から排出された用紙に対して任意の後処理を行う複数の後処理装置と共通の信号線を介して接続されるインタフェース装置であって、前記後処理装置は電源が投入されると前記信号線を介して通信確立要求を送信し、画像形成装置に連結された個々の後処理装置の電源が、前記個々の後処理装置の連結順序順に投入される構成であり、前記個々の後処理装置からの通信確立要求を前記信号線を介して受信した順序に基づいて画像形成装置に連結された後処理装置の連結順序を認識すると共に、個々の後処理装置が実行可能な後処理の種類を前記信号線を介して認識する認識手段と、実行すべき後処理が前記信号線を介して画像形成装置から通知されると、前記認識手段による認識結果に基づいて、前記通知された後処理を行うために動作すべき後処理装置を判断する判断手段と、前記判断手段によって判断された後処理装置が動作するように前記信号線を介して前記後処理装置を制御することで、前記通知された後処理を行わせる制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0008】
請求項1記載の発明に係るインタフェース装置は、画像形成装置及び複数の後処理装置と共通の信号線を介して接続されている。また、請求項1記載の発明において、後処理装置は電源が投入されると信号線を介して通信確立要求を送信し、画像形成装置に連結された個々の後処理装置の電源は、個々の後処理装置の連結順序順に投入される構成であり、認識手段は、個々の後処理装置からの通信確立要求を信号線を介して受信した順序に基づいて画像形成装置に連結された後処理装置の連結順序を認識すると共に、個々の後処理装置が実行可能な後処理の種類を信号線を介して認識する。また、実行すべき後処理が信号線を介して画像形成装置から通知されると、判断手段は、認識手段による認識結果に基づいて、通知された後処理を行うために動作すべき後処理装置を判断し、制御手段は、判断手段によって判断された後処理装置が動作するように信号線を介して後処理装置を制御することで、通知された後処理を行わせる。
【0009】
このように、請求項1記載の発明では、画像形成装置と後処理装置との間の通信が、画像形成装置及び複数の後処理装置と共通の信号線を介して接続されたインタフェース装置を経由して行われるので、画像形成装置が後処理装置と直接通信を行う必要がなくなり、画像形成装置に設けるべき通信ポートの数を削減することができる。また、画像形成装置が実行すべき後処理を通知すれば、インタフェース装置により、動作すべき後処理装置が判断され、判断された後処理装置が動作するように制御されることで前記後処理が行われるので、所望の後処理を行わせるにあたり、画像形成装置が、画像形成装置に連結された後処理装置の連結順序及び個々の後処理装置が実行可能な後処理の種類を意識する必要がなくなり、後処理装置に後処理を行わせるためのインタフェースを簡単にすることができる。
【0010】
従って、請求項1記載の発明によれば、画像形成装置の構成の大幅な複雑化を招くことなく、複数の後処理装置を画像形成装置に連結可能とすることができ、画像形成装置の低コスト化を実現できる。また、本発明に係るインタフェース装置を用いることで、後処理装置を単一台のみ連結することを想定して設計された既存の画像形成装置に、複数台の後処理装置を連結することも可能となる。
【0011】
なお、請求項1記載の発明において、判断手段による動作すべき後処理装置の判断は、具体的には、例えば請求項2に記載したように、画像形成装置から通知された後処理を実行させる後処理装置を複数の後処理装置の中から選択し、選択した後処理装置及び該後処理装置よりも用紙排出方向上流側に存在する後処理装置を、画像形成装置から通知された後処理を行うために動作すべき後処理装置と判断することで実現できる。
【0012】
また、請求項1記載の発明において、制御手段は、例えば請求項3に記載したように、画像形成装置から通知された後処理の実行に先立ち、判断手段によって判断された全ての後処理装置に対して起動を指示すると共に、起動を指示した全ての後処理装置から起動完了が通知された後に、後処理装置の起動完了を画像形成装置へ通知することが好ましい。
【0013】
これにより、画像処理装置から通知された後処理を行うために動作すべき全ての後処理装置に対して各々自動的に起動が指示されると共に、起動が指示された全ての後処理装置の起動が完了した後に、後処理装置の起動完了が画像形成装置へ通知されることになるので、所望の後処理を行わせるにあたり、画像処理装置が、起動させるべき後処理装置を判断したり、起動させるべき個々の後処理装置の起動が完了したか否かを判断する必要がなくなる。従って、請求項3記載の発明によれば、画像形成装置の構成を簡単にすることができ、画像形成装置の更なる低コスト化を実現できる。
【0014】
また、請求項1記載の発明において、制御手段は、例えば請求項4に記載したように、判断手段によって判断された全ての後処理装置に対して用紙の排出を各々指示すると共に、用紙の排出を指示した全ての後処理装置から用紙の排出完了が通知された後に、用紙の排出完了を画像形成装置へ通知することが好ましい。
【0015】
これにより、画像処理装置から通知された後処理を行うために動作すべき全ての後処理装置に対して用紙の排出が各々自動的に指示されると共に、用紙の排出が指示された全ての後処理装置で用紙の排出が完了した後に、用紙の排出完了が画像形成装置へ通知されることになるので、所望の後処理を行わせるにあたり、画像処理装置が、用紙の排出を行わせる後処理装置を判断したり、用紙の排出を行わせる個々の後処理装置において用紙の排出が完了したか否かを判断する必要がなくなる。従って、請求項4記載の発明によれば、画像形成装置の構成を簡単にすることができ、画像形成装置の更なる低コスト化を実現できる。
【0016】
また、請求項1記載の発明において、制御手段は、例えば請求項5に記載したように、複数の後処理装置の何れかから障害の発生が通知された場合に、障害が発生した後処理装置の連結順序、発生した障害の種類及び後処理装置の稼働状態に基づいて発生した障害への対処を判断し、判断した対処を画像形成装置へ通知することが好ましい。
【0017】
これにより、複数の後処理装置の何れかで特定の障害が発生した場合にも、画像形成装置は、本発明に係るインタフェース装置から通知された対処を実行すればよいので、障害が発生した後処理装置の連結順序や、発生した障害の種類、後処理装置の稼働状態を認識し、これらに基づいて対処を判断することを画像処理装置が行う必要がなくなる。従って、請求項5記載の発明によれば、画像形成装置の構成を簡単にすることができ、画像形成装置の更なる低コスト化を実現できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。図1には本実施形態に係る画像形成システム10が示されている。画像形成システム10は画像形成装置12を含んで構成されている。
【0019】
この画像形成装置12は、感光体を帯電させ、用紙に記録すべき画像に応じて感光体を露光することで前記画像の静電潜像を形成し、静電潜像を現像することでトナー像を形成し、形成したトナー像を用紙に転写して定着させる、という公知の電子写真プロセスによって用紙に画像を形成する機能を有している。画像形成装置12の各部の動作は画像形成装置制御部14(図3参照)によって制御される。画像形成装置制御部14には通信制御部16が接続されており、この通信制御部16は図示しない単一の通信ポートを介して通信回線18(詳しくは、CAN(Controller Area Network:自動車・産業機械用通信プロトコル)に準拠したシリアル通信を行うための通信回線)に接続されている。なお、通信回線18は本発明に係る共通の信号線に対応している。
【0020】
また図1にも示すように、画像形成装置12は、画像形成装置12によって画像が記録されて排出される用紙に対して所定の後処理を行う機能を備えた後処理装置20を複数台連結可能とされている。本実施形態では、画像形成装置12に連結可能な後処理装置20として、大容量スタッカを内蔵した後処理装置20A(HCS)と、ステープルコンパイラを内蔵した後処理装置20B(HCSS)の2種類が用意されており、本実施形態に係る画像形成システム10は、画像形成装置12に後処理装置20A,20Bを順次連結して構成したり(図1(A)参照)、画像形成装置12に後処理装置20Aを2台連結して構成する(図1(B)参照)ことも可能とされている。
【0021】
図2(A)に示すように、後処理装置20Aは、開閉可能とされた上部ドア22が上部に設けられており、上部ドア22の上面上には少量の用紙を集積するための上部トレイ24が形成されている。また、後処理装置20Aの内部には、大量の用紙を集積可能な大容量スタッカ26が設けられており、図1に示すように、前面には大容量スタッカ26に集積された用紙を取り出すために開閉可能とされた前部ドア28が設けられている。後処理装置20Aには、図2(A)に太線で示す用紙搬送路が形成されており、後処理装置20Aの内部に送り込まれた用紙は、上部トレイ24、大容量スタッカ26、後段に連結された後処理装置の何れかへ選択的に搬送される。
【0022】
また、図2(B)に示すように、後処理装置20Bには、少量の用紙を集積するための上部トレイ30と、大量の用紙を集積可能な大容量スタッカ32が各々設けられている。後処理装置20Bの内部には、複数枚の用紙をステープルによって綴じるためのステープルコンパイラ34が設けられており、ステープルコンパイラ34によって綴じられた複数枚の用紙は大容量スタッカ32に集積されるようになっている。後処理装置20Bには、図2(B)に太線で示す用紙搬送路が形成されており、後処理装置20Bの内部に送り込まれた用紙は、上部トレイ30又はステープルコンパイラ34へ選択的に搬送される。また、後処理装置20Bの前部ドア36(図1(A)参照)も開閉可能とされている。
【0023】
図3に示すように、後処理装置20の各部の動作は後処理装置制御部38(図3参照)によって制御される(後処理装置20A,20B共に同様)。後処理装置20の開閉可能な各ドア(後処理装置20Aの上部ドア22及び前部ドア28、後処理装置20Bの前部ドア36)には、ドアの開閉を検出するためのセンサが各々取り付けられている(図示省略)。このセンサは後処理装置制御部38に接続されており、後処理装置制御部38はセンサから出力された信号により各ドアの開閉を検知する。後処理装置制御部38には通信制御部40が接続されており、通信制御部40は、後処理装置20が画像形成装置12に連結されると、図示しない単一の通信ポートを介して通信回線18に接続される。
【0024】
また、本実施形態に係る画像形成システム10では、画像形成装置12に複数台の後処理装置20が連結された状態で画像形成装置12と後処理装置20とのインタフェースを司る装置としてインタフェース装置46が用意されている。インタフェース装置46は本発明に係るインタフェース装置に対応しており、CPU48,ROM50,RAM52及び通信制御部54がバス56を介して互いに接続されて構成されている。
【0025】
インタフェース装置46は、画像形成装置12に複数台の後処理装置20が連結される際に、通信制御部54が図示しない単一の通信ポートを介して通信回線18に接続される。これにより、インタフェース装置46は、画像形成装置12の画像形成装置制御部14、及び、画像形成装置12と連結された複数台の後処理装置20の各々の後処理装置制御部38と通信(詳しくはシリアル通信)を行うことが可能な状態となる。
【0026】
なお、図示は省略するが、画像形成装置12及び各後処理装置20には、後段に後処理装置20が連結されているか否かを検出するセンサが各々設けられていると共に、後段に連結されている後処理装置20の電源をオンオフすることが可能とされている。
【0027】
次に本実施形態の作用として、まず画像形成装置12に複数台の後処理装置20が連結されると共に、画像形成装置12の通信制御部16、各後処理装置20の通信制御部40、及びインタフェース装置46の通信制御部54が各々通信回線18に接続された状態で、画像形成装置12及びインタフェース装置46の電源が投入されることで、インタフェース装置46のCPU48で実行される処理について説明する。
【0028】
図4に示すように、電源が投入されると、インタフェース装置46はセンサ(後段に連結されている後処理装置20を検出するセンサ)から出力される信号をチェックすることで、画像形成装置12と直接連結された後処理装置20(連結順序=1の後処理装置:以下、この後処理装置20を第1の後処理装置20と称し、第1の後処理装置20に連結された後処理装置20を第2の後処理装置20と称する)が存在しているか否かを検知し(図4のステップ70も参照)、第1の後処理装置20が存在していた場合には、該第1の後処理装置20の電源をオンさせる(図4のステップ72も参照)。
【0029】
また、第1の後処理装置20は、第1の後処理装置20に設けられたセンサ(後段に連結されている後処理装置20を検出するセンサ)から出力される信号をチェックすることで、第2の後処理装置20(連結順序=2の後処理装置)が存在しているか否かを検知し(図4のステップ74も参照)、第2の後処理装置20が存在していた場合には、該第2の後処理装置20の電源をオンさせる(図4のステップ76も参照)。
【0030】
後処理装置20では電源がオンされると後処理装置制御部38が作動し、後処理装置制御部38は通信の確立を要求する情報を通信回線18を介して送信する(図4に示す通信確立要求)。通信回線18にインタフェース装置46が接続されている場合、この通信確立要求はインタフェース装置46で受信される。図4に示すシーケンスでは、画像形成装置12に複数台の後処理装置20が連結されている場合に、画像形成装置12に近い順(連結順序の昇順)に後処理装置20の電源が順次オンされ、電源がオンされた画像形成装置12から順に通信確立要求が送信される。
【0031】
このため、インタフェース装置46は、通信確立要求の受信順序に基づいて個々の後処理装置20の連結順序を認識することができ、通信確立要求を受信する毎に、要求元の後処理装置20に対し、通信が確立した順序、すなわち連結順序を表す情報を含むIDを付与し、付与したIDを、通信が確立したことを通知する情報と共に通信回線18を介して要求元の後処理装置20へ送信する(図4に示す通信確立通知)。この通信確立通知を受信することで、後処理装置20が自装置のIDを認識することができる。また、このIDは後処理装置20がインタフェース装置46に対して情報を送信する際に付加されるので、後処理装置20からの情報を受信したインタフェース装置46が情報送信元の後処理装置20を認識することができる。
【0032】
また、後処理装置20は電源が投入されるとセンサの出力信号をチェックし、後段に後処理装置20が連結されていないことを検知すると、自装置が最終装置であることを通知する情報を通信回線18を介して送信する(図4に示す最終装置通知)。この最終装置通知がインタフェース装置46で受信されることで、インタフェース装置46は画像形成装置12に連結されている後処理装置20の数を認識することができる。
【0033】
通信回線18を介して最終装置通知を受信したインタフェース装置46は、認識した個々の後処理装置20に対し、後処理装置20が提供可能な後処理(設けられているトレイやスタッカの数及び種類、ステープルコンパイラ34等の装置の有無等の後処理に関する機能)を表す装置情報の送信を要求する(図4の装置情報要求)。この装置情報要求が個々の後処理装置20で各々受信されることで、個々の後処理装置20から装置情報が送信され(図4の装置情報送信)、インタフェース装置46は受信した装置情報をRAM52等に記憶させる(図4のステップ78も参照)。
【0034】
そしてインタフェース装置46は、画像形成装置12に対し、画像形成装置12に連結された各後処理装置20が提供可能な全ての後処理の種類(サービス)を、個々のサービスが何れの後処理装置20によって提供されるかを区別することなく通知する(図4の後処理機能通知)。これにより、用紙の後処理として利用可能なサービスを画像形成装置12が認識することができる。
【0035】
続いて、上記の一連のシーケンスが実行された後でインタフェース装置46で定常的に実行されるインタフェース処理について、図5のフローチャートを参照して説明する。
【0036】
ステップ100では、通信回線18を介して画像形成装置12又は複数の後処理装置20の何れかから情報を受信したか否か判定する。判定が否定された場合にはステップ100の判定を繰り返す。画像形成装置12によって画像が形成された用紙の排出に際し、画像形成装置12に連結された後処理装置20が提供する何れかのサービス(後処理)を利用する場合、画像形成装置12は、利用するサービスの提供を要求するサービス要求をインタフェース装置46へ送信する。
【0037】
インタフェース装置46でサービス要求が受信されると、ステップ100の判定が肯定されてステップ102へ移行し、受信した情報の送信元が画像形成装置12か否か判定する。この場合はステップ102の判定が肯定されてステップ104へ移行し、受信した情報の内容をチェックし、受信情報の内容に応じて分岐する。受信情報がサービス要求を表す情報であった場合には、ステップ104からステップ106へ移行し、受信した情報に基づいて、画像形成装置12が提供を要求しているサービスの種類を認識し、該サービス(後処理)を提供可能な特定の後処理装置20を、最終排出先の後処理装置20と認識する。
【0038】
次のステップ108では、ステップ106で最終排出先の後処理装置20を認識した結果に基づいて、稼働すべき後処理装置20及び個々の後処理装置20が提供すべきサービスの種類を認識する。例えば最終排出先の後処理装置20が第1の後処理装置20の場合は、稼働すべき後処理装置20は第1の後処理装置20のみで、かつ第1の後処理装置20が提供すべきサービスは画像形成装置12から要求されたサービスであると認識される。
【0039】
また、例えば最終排出先の後処理装置20が、連結順序≧2の後処理装置20(例えば第2の後処理装置20)の場合は、稼働すべき後処理装置20は最終排出先の後処理装置20及び該後処理装置20と画像形成装置12の間に存在する後処理装置20となり、個々の後処理装置20が提供すべきサービスは、最終排出先の後処理装置20については画像形成装置12から要求されたサービスであり、他の後処理装置20については後段の後処理装置20へ用紙を送り込むサービス(バイパス)であると認識される。なお、上記のステップ106,108は請求項2に記載の判断手段に対応している。
【0040】
次のステップ110では、稼働すべきと判断した後処理装置20の状態(稼働状態か未起動状態か)を判断し、稼働すべきと判断した後処理装置20の中に未起動の後処理装置20があれば、該後処理装置20に対して起動要求を送信する。また、稼働すべきと判断した全ての後処理装置20に対し、提供するサービスを指定するサービス要求を各々送信する。そして、ステップ110の処理を行うとステップ100に戻る。
【0041】
これにより、例えば電源投入直後に画像形成装置12より、第1の後処理装置20が提供可能なサービスの提供が要求された場合には、図6に「シーケンスA」と表記して示すように、第1の後処理装置20のみに対して起動要求及びサービス要求が送信されることになる。また、続いて画像形成装置12により、第2の後処理装置20が提供可能なサービスの提供が要求された場合には、第1の後処理装置20は稼働状態であり、第2の後処理装置20は未起動であるので、図6に「シーケンスB」と表記して示すように、第1の後処理装置20に対してはサービス要求のみが送信され、第2の後処理装置20に対しては起動要求及びサービス要求が各々送信されることになる。
【0042】
インタフェース装置46から起動要求を受信した後処理装置20は所定の起動処理を行う。また、インタフェース装置46からサービス要求を受信した後処理装置20は要求されているサービスを提供するための準備処理を行う。そして処理が完了すると、処理が完了したことを表す要求応答をインタフェース装置46へ送信する。
【0043】
この要求応答がインタフェース装置46で受信されると、ステップ100の判定が肯定されると共に、受信した情報の送信元が後処理装置20であるので、ステップ102の判定が否定されてステップ116へ移行し、受信した情報の内容をチェックし、受信情報の内容に応じて分岐する。後処理装置20から受信した情報が要求応答であった場合には、ステップ116からステップ118へ移行し、今回受信した要求応答の送信元の後処理装置20のIDを、要求応答受信済みの後処理装置20のIDとして記憶した後に、サービス要求(及び起動要求)を送信した全ての後処理装置20から要求応答を受信したか否か判定する。
【0044】
図6の「シーケンスA」のように、単一の後処理装置20に対してサービス要求(及び起動要求)を送信した場合には、ステップ118の判定は無条件で肯定されるが、図6の「シーケンスB」のように、複数の後処理装置20に対してサービス要求(及び起動要求)を送信した場合には、サービス要求(及び起動要求)を送信した全ての後処理装置20から要求応答を受信する迄の間はステップ118の判定は否定される。
【0045】
ステップ118の判定が否定された場合には、何ら処理を行うことなくステップ100に戻る。また、サービス要求(及び起動要求)を送信した全ての後処理装置20から要求応答を受信すると、ステップ118の判定が肯定されてステップ120へ移行し、指定されたサービスを提供するための後処理装置20の準備が完了したことを表す起動通知を画像形成装置12へ送信する。これにより、画像形成装置12は、画像形成装置12に連結された後処理装置20の連結順序や、それぞれの後処理装置20が提供可能なサービス(後処理)の種類を意識することなく、後処理装置20側へ用紙を排出することが可能となったことを認識することができる。なお、上述したステップ118,120は、ステップ110と共に請求項3記載の発明に対応している。
【0046】
後処理装置20側へ用紙を排出する場合、画像形成装置12は用紙を1枚排出する毎にインタフェース装置46へ用紙排出通知を送信する。画像形成装置12から用紙排出通知を受信すると、ステップ100,102の判定が肯定された後に、ステップ104からステップ114へ移行し、第1の後処理装置20に対して用紙排出通知を送信する。
【0047】
インタフェース装置46から用紙排出通知を受信した後処理装置20は、用紙搬送方向上流側に存在する装置から用紙が送り込まれると、前述のサービス要求によって要求されたサービス(トレイ又はスタッカへの排出、或いはバイパス)を行い、インタフェース装置46へ用紙排出通知を送信する。後処理装置20から用紙排出通知を受信すると、ステップ100の判定が肯定され、ステップ102の判定が否定された後に、ステップ116からステップ122へ移行し、用紙排出通知の送信元の後処理装置20が、用紙の最終排出先の後処理装置20か否か判定する。
【0048】
図6の「シーケンスA」のように、要求されたサービスを提供するために稼働している後処理装置20が第1の後処理装置20のみである場合には、ステップ122の判定は無条件で肯定されるが、図6の「シーケンスB」のように、要求されたサービスを提供するために複数台の後処理装置20が稼働している場合には、最終排出先の後処理装置20から用紙排出通知を受信する迄の間はステップ122の判定は否定される。
【0049】
ステップ122の判定が否定された場合にはステップ124へ移行し、次の後処理装置20に用紙排出通知を送信し(用紙排出通知の送信元の後処理装置20が第1の後処理装置であれば、第2の後処理装置に用紙排出通知を送信する)、ステップ100に戻る。また、ステップ122の判定が肯定された場合には、画像形成装置12から排出された用紙は、最終排出先の後処理装置20において、要求されたサービスの提供を受けて排出されたと判断できるので、ステップ126へ移行し、画像形成装置12に対して用紙の排出が完了したことを表す用紙排出通知を送信し、ステップ100に戻る。
【0050】
これにより、画像形成装置12は、画像形成装置12に連結された後処理装置20の連結順序や、それぞれの後処理装置20が提供可能なサービス(後処理)の種類を意識することなく、用紙が排出されたことのみを認識することができる。画像形成装置12、インタフェース装置46及び後処理装置20の間で上述した用紙排出通知の送受が繰り返されることで、画像形成装置12によって画像が形成された多数枚の用紙が、画像形成装置12から要求されたサービスの提供を受けて順次排出されることになる。
【0051】
また、単一のジョブに対応する多数枚の用紙を排出している途中であっても、図6に示すシーケンスAからシーケンスBへの移行のように、画像形成装置12がインタフェース装置46へサービス要求を送信することにより、用紙の排出先(後処理装置20から提供を受けるサービス(後処理))を変更することも可能とされている。なお、ステップ122〜ステップ126は、先に説明したステップ114と共に請求項4記載の発明に対応している。
【0052】
続いて後処理装置20で障害が発生した場合の処理について説明する。なお、以下では後処理装置20で発生する可能性のある各種の障害のうち、代表的な障害、すなわち後処理装置20A(HCS)の上部ドア22開放、HCSの前部ドア28開放及び後処理後処理装置20B(HCSS)の前部ドア36開放を例に挙げて説明する。本実施形態では、次の表1に示すように、上記3種類の障害に対し、後処理装置の連結順序に応じて異なる障害コードが付与されている(表1には連結順序が「1」の場合と「2」の場合のみを示す)。
【0053】
【表1】
【0054】
後処理装置20で障害が発生した場合、上記の障害コードに後処理装置20のIDが付加された障害通知がインタフェース装置46へ送信される。但し、本実施形態において、個々の後処理装置20は、自機のIDは認識しているものの自機の連結順序は認識していない。このため、個々の後処理装置20から送信される障害コードとしては、個々の後処理装置の連結順序に拘らず連結順序=1の後処理装置20の障害コードが用いられる。
【0055】
後処理装置20から送信された障害通知がインタフェース装置46で受信されると、インタフェース処理(図5)のステップ100の判定が肯定され、ステップ102の判定が否定された後に、ステップ116からステップ128へ移行する。ステップ128では、受信した障害通知に含まれるIDに基づいて、障害通知送信元の後処理装置20の連結順序を認識し、認識した連結順序が1以外であった場合には、障害通知に含まれる障害コードを、障害通知送信元の後処理装置20の連結順序に応じた障害コードへ変換する。
【0056】
次のステップ130では、障害コードが表す障害の種類、実行中のジョブの有無(用紙排出中か否か)及びジョブの内容(提供サービス(後処理)の種類)に基づいて、発生した障害への対処を設定する。例えば図7に示すように、第1の後処理装置20を最終排出先として用紙を排出している状態で、例えば前述のドア開放等の軽度の障害が第2の後処理装置20に発生した場合、実行中のジョブ(用紙の排出)は継続可能であるので、発生した障害への対処として「対処せず」を設定する(図7のステップ80も参照)。
【0057】
また、例えば図8に「障害通知(軽度)」として示すように、第2の後処理装置20を最終排出先として用紙を排出している状態(第1の後処理装置20はサービスとして「バイパス」を提供している状態)で、前部ドア開放等の軽度の障害が第1の後処理装置20に発生した場合にも、実行中のジョブ(用紙の排出)は継続可能であるので、発生した障害への対処として「対処せず」を設定する(図8のステップ90も参照)。
【0058】
一方、例えば図7及び図8に「障害通知(重度)」として示すように、提供しているサービスの継続が困難な障害が発生した場合(HCS20Aの大容量スタッカを最終排出先として用紙を排出している状態で、該HCS20Aの前部ドア28が開放された等の場合)には、実行中のジョブを継続することは困難であるので、発生した障害への対処として「停止」を設定する(図7のステップ82及び図8のステップ92も参照)。
【0059】
なお、ジョブの継続が困難な障害が発生した場合、障害の発生を検知した後処理装置20ではジョブの継続が困難であることを認識できるので、障害の発生を検知した後処理装置20で自機の作動を停止させる停止処理が行われる(図7のステップ84及び図8のステップ94も参照)。
【0060】
上記のようにして発生した障害への対処を設定すると、次のステップ132では障害コード及び対処を障害通知として画像形成装置12へ送信する。インタフェース装置46から障害通知を受信した画像形成装置12では、受信した障害コードをディスプレイ等に表示させる(この表示を確認することで、発生した障害の種類をオペレータが認識することができる)と共に、受信した対処が「対処せず」であれば何ら処理を行わず、受信した対処が「停止」であれば用紙への画像の形成等の実行中の処理を停止させる(図8のシステム停止処理)。
【0061】
従って、障害が発生した場合にも、画像形成装置12が、本発明に係るインタフェース装置から通知された対処を実行すればよいので、障害が発生した後処理装置20の連結順序や、発生した障害の種類、後処理装置の稼働状態を認識し、これらに基づいて対処を判断する必要がないので、画像形成装置12の構成を簡単にすることができる。なお、ステップ130,132は請求項5記載の発明に対応している。
【0062】
次のステップ134では、先のステップ130で設定した対処が「停止」か否か判定する。判定が否定された場合は何ら処理を行うことなくステップ100に戻るが、判定が肯定された場合にはステップ136へ移行し、起動中で未停止の後処理装置20が存在しているか否か判定する。判定が否定された場合は何ら処理を行うことなくステップ100に戻る。
【0063】
一方、例えば図8に示す例のように、第2の後処理装置20を最終排出先として用紙を排出している状態で、第2の後処理装置20でジョブの継続が困難な障害が発生した場合、第1の後処理装置20は起動中で未停止の状態であるので、ステップ136の判定が肯定されてステップ138へ移行し、起動中で未停止の後処理装置20に対して停止要求を送信する。
【0064】
これにより、停止要求を受信した後処理装置20で自機の作動を停止させる停止処理が行われ(図8のステップ98も参照)、画像形成システム10の作動が停止する。そして、例えば開放されたドアが閉止される等のように発生した障害が解消されると(発生した障害の種類によっては画像形成システム10の電源の再投入が必要な場合もある)、画像形成システム10の作動が再開されることになる。
【0065】
なお、上記では本発明に係る後処理装置の一例として、大容量スタッカを内蔵した後処理装置20A(HCS)と、ステープルコンパイラを内蔵した後処理装置20B(HCSS)を挙げたが、これに限定されるものではなく、例えばソータを装備した後処理装置や鍵付きのスタッカを装備した後処理装置等、任意の構成の後処理装置を適用可能であることは言うまでもない。
【0066】
また、本発明に係る画像形成装置は、複写機、プリンタ、ファクシミリの何れでもよいし、これらを組み合わせた複合機であってもよい。
【0067】
また、上記ではHCS20Aの大容量スタッカ26を最終排出先として用紙を排出している状態で、該HCS20Aの前部ドア28が開放された等の場合に、実行中のジョブを継続することは困難と判断し、発生した障害への対処として「停止」を設定する場合を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば画像形成装置12にHCS20Aが2台連結されている場合に、用紙の最終排出先を、前部ドア28が開放されたHCS20Aと異なるHCS20Aの大容量スタッカ26へ変更することで、ジョブの実行を継続するようにしてもよいことは言うまでもない。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1記載の発明は、画像形成装置及び複数の後処理装置と共通の信号線を介して接続されるインタフェース装置を、画像形成装置に連結された個々の後処理装置からの通信確立要求を受信した順序に基づいて個々の後処理装置の連結順序を認識すると共に、個々の後処理装置が実行可能な後処理の種類を前記信号線を介して認識し、実行すべき後処理が画像形成装置から通知されると、通知された後処理を行うために動作すべき後処理装置を判断し、判断した後処理装置が動作するように前記後処理装置を制御することで、前記通知された後処理を行わせるように構成したので、画像形成装置の構成の大幅な複雑化を招くことなく、複数の後処理装置を連結可能とすることができる、という優れた効果を有する。
【0069】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、通知された後処理の実行に先立ち、動作すべき全ての後処理装置に対して起動を指示すると共に、起動を指示した全ての後処理装置から起動完了が通知された後に、後処理装置の起動完了を画像形成装置へ通知するので、上記効果に加え、画像形成装置の構成を簡単にすることができ、画像形成装置の更なる低コスト化を実現できる、という効果を有する。
【0070】
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、動作すべき全ての後処理装置に対して用紙の排出を各々指示すると共に、用紙の排出を指示した全ての後処理装置から用紙の排出完了が通知された後に、用紙の排出完了を画像形成装置へ通知するので、上記効果に加え、画像形成装置の構成を簡単にすることができ、画像形成装置の更なる低コスト化を実現できる、という効果を有する。
【0071】
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明において、複数の後処理装置の何れかから障害の発生が通知された場合に、障害が発生した後処理装置の連結順序、発生した障害の種類及び後処理装置の稼働状態に基づいて発生した障害への対処を判断し、画像形成装置へ通知するので、上記効果に加え、画像形成装置の構成を簡単にすることができ、画像形成装置の更なる低コスト化を実現できる、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係る画像形成システムの一例を示す概略図である。
【図2】 (A)及び(B)は後処理装置の概略構成図である。
【図3】 画像形成装置、後処理装置及びインタフェース装置の概略ブロック図である。
【図4】 インタフェース装置による後処理装置認識のシーケンスの一例を示すシーケンス図である。
【図5】 インタフェース装置で実行されるインタフェース処理の内容を示すフローチャートである。
【図6】 用紙排出シーケンスの一例を示すシーケンス図である。
【図7】 障害発生時のシーケンスの一例を示すシーケンス図である。
【図8】 障害発生時のシーケンスの一例を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
10 画像形成システム
12 画像形成装置
14 画像形成装置制御部
20 後処理装置
26 大容量スタッカ
34 ステープルコンパイラ
38 後処理装置制御部
46 インタフェース装置
Claims (5)
- 画像形成装置、及び該画像形成装置に順次連結され画像形成装置から排出された用紙に対して任意の後処理を行う複数の後処理装置と共通の信号線を介して接続されるインタフェース装置であって、
前記後処理装置は電源が投入されると前記信号線を介して通信確立要求を送信し、画像形成装置に連結された個々の後処理装置の電源が、前記個々の後処理装置の連結順序順に投入される構成であり、
前記個々の後処理装置からの通信確立要求を前記信号線を介して受信した順序に基づいて画像形成装置に連結された後処理装置の連結順序を認識すると共に、個々の後処理装置が実行可能な後処理の種類を前記信号線を介して認識する認識手段と、
実行すべき後処理が前記信号線を介して画像形成装置から通知されると、前記認識手段による認識結果に基づいて、前記通知された後処理を行うために動作すべき後処理装置を判断する判断手段と、
前記判断手段によって判断された後処理装置が動作するように前記信号線を介して前記後処理装置を制御することで、前記通知された後処理を行わせる制御手段と、
を備えたことを特徴とするインタフェース装置。 - 前記判断手段は、前記画像形成装置から通知された後処理を実行させる後処理装置を前記複数の後処理装置の中から選択し、選択した後処理装置及び該後処理装置よりも用紙排出方向上流側に存在する後処理装置を、前記通知された後処理を行うために動作すべき後処理装置と判断することを特徴とする請求項1記載のインタフェース装置。
- 前記制御手段は、前記通知された後処理の実行に先立ち、前記判断手段によって判断された全ての後処理装置に対して起動を指示すると共に、起動を指示した全ての後処理装置から起動完了が通知された後に、後処理装置の起動完了を画像形成装置へ通知することを特徴とする請求項1記載のインタフェース装置。
- 前記制御手段は、前記判断手段によって判断された全ての後処理装置に対して用紙の排出を各々指示すると共に、用紙の排出を指示した全ての後処理装置から用紙の排出完了が通知された後に、用紙の排出完了を画像形成装置へ通知することを特徴とする請求項1記載のインタフェース装置。
- 前記制御手段は、前記複数の後処理装置の何れかから障害の発生が通知された場合に、障害が発生した後処理装置の連結順序、発生した障害の種類及び後処理装置の稼働状態に基づいて発生した障害への対処を判断し、判断した対処を画像形成装置へ通知することを特徴とする請求項1記載のインタフェース装置。
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