JP3864957B2 - 画像形成システム - Google Patents

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本発明は、記録紙上に画像形成を行う画像形成装置と、該画像形成装置に接続する後処理機より成り、画像形成装置から排出される記録紙に対して折り、パンチ等の後処理を行う画像形成システムに関する。
従来から画像形成装置から排出される記録紙に対して、複数枚の記録紙を集めて、ステイプル、トリマ等の後処理を施すために、複数の異なる機能をもった後処理機を画像形成装置に直列的に接続していて、それぞれの後処理を終えた記録紙は直ちに機外に排出している。
後処理機では電源ONして直ちにJOB動作に入ることは不可能で、それぞれ所要時間は異なるが初期化が完了してはじめてJOB動作に入ることが可能となっている。
個々に排出可能な後処理機が複数連結された画像形成システムに於いて、従来は全ての後処理機の初期化完了まで全ての動作許可がなされなかった為、例えば本体に直接接続された後処理機で特別な後処理を行わず単に排出されるだけの排出口に排出する場合に於いても、他の後処理機でステイプル、トリマ等の初期化動作が完了するまでは、動作許可がなされなかった。
そのため、後処理機の初期化動作が終了してから画像形成していたのでは、この待ち時間分ファーストコピー時間が長くかかってしまうという問題があった。これに対して、後処理機の初期化動作が終了するのを待たずに画像形成動作を開始し、画像形成の処理速度を調整して画像形成処理時間を短縮する提案もなされている(例えば特許文献1参照。)。
特開平11−52634号公報
個々に排出可能な後処理機が複数連結された場合に、接続されている全後処理機の初期化完了までの間に全ての排出動作を禁止した場合、全てのモードでのJOB受付許可が、最も初期化時間の長い後処理機の初期化完了まで待たされる事になる。
また特許文献1では後処理機の初期化と同時に記録紙のカセットからの給紙を開始し、画像形成がなされて記録紙が画像形成装置から排出されるとき、後処理機の初期化が終っているよう画像形成の処理速度の制御を行っている。しかし、この場合にも複数の後処理機が接続されているとき、最も初期化時間の長い後処理機の初期化完了まで画像形成装置からの記録紙の排出は待たされることとなる。
本発明は、個々に排出可能な後処理機が複数連結され、画像形成装置に接続される画像形成システムにおいて、全ての後処理機の初期化が完了するのを待つことなしに所望の後処理又は用紙の排出を可能とした画像形成システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決し、かつ目的を達成するために本発明(請求項1〜3)は以下のように構成している。
請求項1記載の発明は、「個々に排出可能な後処理機が複数連結され、画像形成装置に接続される構成の画像形成システムに於いて、
各後処理機は初期化動作を行う制御手段と、各後処理機毎に初期化動作中か否かを前段に接続された後処理機を経由して画像形成装置に通知する通知手段を有し、
画像形成装置は、接続されている何れかの後処理機の初期化動作が終了した場合、初期化が完了した後処理機から画像形成装置までの間に接続されている全ての後処理機が初期化を完了している場合は、初期化完了した後処理機への排出動作を許可することを特徴とする画像形成システム。」である。
請求項2記載の発明は、「個々に排出可能な後処理機が複数連結され、画像形成装置に接続される構成の画像形成システムに於いて、
各後処理機は初期化動作を行う制御手段と、個々の後処理機内の搬送経路毎の初期化動作中か否かを前段に接続された後処理機を経由して画像形成装置に通知する通知手段を有し、
画像形成装置は接続されている何れかの後処理機の排出口を含む搬送経路の初期化動作が終了した場合、初期化が完了した排出先を含む搬送経路から画像形成装置までの間の全ての搬送経路が初期化を完了している場合は、初期化が完了した排出先への排出動作を許可することを特徴とする画像形成システム。」である。
請求項3記載の発明は、「個々に排出可能な後処理機が複数連結され、画像形成装置に接続される構成の画像形成システムに於いて、
各後処理機は初期化動作を行う制御手段と、各排出モード毎に動作する搬送経路の初期化動作中か否かを前段に接続された後処理機を経由して画像形成装置に通知する通知手段を有し、
画像形成装置は、接続されている何れかの後処理機の各排出モード毎の初期化動作が終了した場合、画像形成装置から排出先の後処理機までに接続されている全ての後処理機が該当する排出モードの初期化が完了していた場合は、初期化が完了した排出モードの排出動作を許可することを特徴とする画像形成システム。」である。
請求項1記載の発明によれば、接続されている個々の後処理毎の初期化動作中か否かの情報を画像形成装置に通知し、画像形成装置は、初期化完了した後処理機までに接続されている全ての後処理機が初期化を完了している場合は、その後処理機への排出動作を許可する事とする。これにより、例えば複雑で長時間かかる初期化動作を行う後処理が後段の方に接続されていても、前段側への排出動作許可が早期に可能となる。
請求項2記載の発明によれば、接続されている個々の後処理機の各搬送経路毎の初期化動作中か否かの情報を画像形成装置に通知し、画像形成装置は初期化完了した排出口を含む搬送経路から、本体までの全ての搬送経路が初期化を完了している場合は、その排出口への排出動作を許可する事とする。これにより、例えば、1つの後処理機内に複数の排出/搬送経路がある場合で、その何れかが初期化実行に時間がかかる場合に於いても、他方の搬送経路への排出動作許可が早期に可能となる。
請求項3記載の発明によれば、接続されている各後処理機の各排出モード毎の搬送経路が初期化動作中か否かの情報を画像形成装置に通知し、画像形成装置は、各排出モードに対し、接続されている本体までの全ての後処理機が初期化完了している場合は、その排出モードでの排出動作を許可する。これにより、画像形成装置は、初期化動作完了が遅いモードが有っても、接続されている各後処理機がどの様なモードを実行するか意識する事無く、早期に初期化動作完了したモードの排出動作許可が可能となる。
本発明の画像形成システムは、画像形成装置本体に個々に排出可能な排出口を設けた複数の後処理機が連結されている。図1に示す画像形成装置100は、回転する像担持体1の周囲に、帯電手段2、像露光手段(書込手段)3、現像手段4、転写手段5A、除電手段5B、分離爪5C及びクリーニング手段5Dを配置した画像形成部を有し、帯電手段2によって像担持体1の表面に一様帯電を行った後に、像露光手段3のレーザビームによって原稿から読み取られた画像データに基づく露光走査を行って潜像を形成し、該潜像を現像手段4により反転現像して像担持体1の表面にトナー像を形成する。
一方、給紙手段6Aから給紙された記録紙Sは中間給紙部6Bを経て転写位置へと送られる。転写位置において転写手段5Aにより前記トナー像が記録紙S上に転写される。その後に、記録紙Sは除電手段5Bにより裏面の電荷が消去され、分離爪5Cにより像担持体1から分離され、搬送手段7Aにより搬送され、引き続き定着手段8により加熱定着され、排紙ローラ7Cにより後処理機Aへと排出される。
記録紙Sの両面に画像形成を行う場合には、定着手段8により表面側にトナー像が加熱定着された記録紙Sを、搬送路切換板7Bにより通常の排紙通路から分岐し、反転搬送手段7Dにおいてスイッチバックして表裏反転し、反対面側に転写されたトナー像が定着された後、排紙ローラ7Cにより装置外に排出される。排紙ローラ7Cから排出された記録紙Sは、後処理Aの入口部に送り込まれる。
一方、像担持体1の表面は転写後に分離爪5Cの下流においてクリーニング手段5Dによりクリーニングされ、次の画像形成に備える。
画像形成装置100の上部には、画像形成条件を設定する本体操作部、後処理の設定を行う後処理設定部、及び表示部が配置されている。
図2には、画像形成装置100に複数の後処理機(本実施例では3組の後処理機200A、200B、200C)が連結された画像形成システムの概略の構成図を示している。後処理機200Aは後処理としてパンチ機能を有していて、パンチ処理を終えた記録紙は排出口201A又は後処理機200Cに設けられた排出口201C−2排出可能となっている。後処理機200Bは後処理として折り機能を有していて、折り処理を終えた記録紙は排出口201B又は後処理機200Cに設けられた排出口201C−2に排出可能となっている。また、後処理機200Cは綴じ機能及び断裁機能を有していて綴じ及び/又は断裁処理を終えた記録紙は排出口201C−1又は排出口201C−2へ排出可能となっている。
画像形成装置100から排出される記録紙(出力紙)で後処理を行わない場合は、記録紙は後処理機200A、200Bを通過し、後処理機200Cの排出口201C−2から排出される。
後処理機能の選択及び後処理を終えた記録紙の排出先の選択は画像形成装置100に設けられた後処理設定部101(図3参照)によって行われる。
図3に示すのは、画像形成システムの制御系のブロック図である。
画像形成装置100の本体制御部110はシリアル通信部102によって直接接続される後処理機200Aの後処理制御部210Aと対前段通信部202Aとシリアル接続されている。各後処理機200(A、B、C)の後処理制御部210(A、B、C)は対前段シリアル通信部202(A、B、C)により画像形成装置100の本体制御部110または前段に接続される後処理機200(A、B)の後処理制御部210(A、B)と接続され、対後段シリアル通信部203(A、B)により後段に接続されている後処理機200(B、C)の後処理制御部210(B、C)とシリアル接続されている。
(1) 請求項1の発明について説明する。
画像形成システムにおいて、電源ON時に各後処理機200が同時に初期化を開始した場合、全ての後処理機200の初期化動作が完了するのは最も初期化時間を要する後処理機(本実施例においては200C)の初期化完了時となる。
本発明においては、各後処理機200(A、B、C)の後処理制御部210(A、B、C)から後処理機200(A、B、C)が初期化動作中か否かの情報を画像形成装置100の本体制御部110に通知し、本体制御部110では、後処理設定部101に入力され選択されて動作予定された初期化が完了している後処理機200(B、C)までに接続されている後処理機200(A、B)が初期化を完了している場合には、全体の初期化完了を待たないで、設定された初期化が完了している後処理機200(B、C)への出力紙の画像形成装置100からの排出動作を許可するよう制御を行っている。
表1には各後処理機200(A、B、C)の初期化時間の1例を示している。なお、後処理機200の配列については、初期化時間の長い後処理機ほど下流側に設置することが望ましい。
Figure 0003864957
図4に示すのは初期化動作のモデル図で、電源ONしてより全ての後処理機の初期化が終了するまでのシリアル通信内容及び本体制御部110における制御内容を示している。
図5には画像形成装置100の受信処理のフローチャートを示している。本体制御部110では受信した後処理に関する情報は後処理動作時以外にはシリアル通信によって後処理制御部210へと伝達される。本体制御部110では後処理機200の動作中に信号変化があったか否かのチェックを行い(S1)、信号変化があったと認めたときは(S1、YES)、信号変化が後処理機200Aの動作中に信号変化があったか否かのチェックを行う(S2)。後処理機Aの動作中に信号変化があったと認めたときは(S2、YES)、本体制御部110では後処理機200Aの動作中には情報保存することがなされる(S3)。
また、後処理機200Aの動作中に信号変化がなかったときは(S2、NO)、後処理機200Bの動作中に信号変化があったか否かのチェックを行い(S4)、信号変化があったと認めたときは(S4、YES)本体制御部110では後処理機200Bの動作中には情報保存することがなされる(S5)。後処理機200Bにおいても動作中に信号変化がなかったときは(S4、NO)更に下流側の後処理機200Cの動作中に信号変化があったか否かのチェックが行われ(S6)、そのチェック結果に基づいて本体制御部110は受信処理を行うこととなる。
図6には画像形成装置100のJOBスタート可否の判断処理のフローチャートを示している。本体制御部110によるJOBスタート可否の判断は初期化を含めた後処理動作中に行われる。本体制御部110ではn=1(S1)、即ち後処理機200Aにおいて初期化が完了しているか否かのチェックを行い(S2)、初期化が完了していると検知したときは(S2、YES)、選択JOBの排紙先がn=1の後処理機200Aであるか否かのチェックを行い(S3)、選択JOBの排紙先が後処理機200Aであるときは(S3、YES)本体制御部110はJOBスタート可の判断を行う(S4)。
またステップS2において後処理機200Aの初期化が完了していないと検知したときは(S2、NO)本体制御部110はJOBスタート不可の判断を行う(S5)。
またステップS3において選択JOBの排紙先が後処理機200Aでないときは(S3、NO)、n=1+1(S6)の後処理機200Bについて初期化が完了しているか否かのチェックが行われ(S2)、後処理機200Bについて先に説明したフローが繰り返される。
(2) 請求項2の発明について説明する。
画像形成システムにおいて、電源ON時に後処理機200が同時に初期化を開始した場合、全ての後処理機200の初期化動作が完了するのは最も初期化時間を要する後処理機(本実施例においては200C)の搬送経路の初期化完了時となる。
本発明においては、各後処理機200(A、B、C)の後処理制御部210(A、B、C)から後処理機200(A、B、C)の各搬送経路が初期化動作中か否かの情報を画像形成装置100の本体制御部110に通知し、本体制御部110では、後処理設定部101に入力されて選択されて動作予定された初期化が完了している後処理機の排出口を含む搬送経路から画像形成装置100までの後処理機の搬送経路が初期化を完了している場合は、全体の搬送経路の初期化完了を待たないで、設定された初期化が完了している排出口への出力紙の排出動作を許可するよう制御を行っている。
本実施例においては、後処理機200Aには第1〜3搬送部を有していて、第1搬送部A−1は給紙部で、第2搬送部A−2は排出部で、第3搬送部A−3は搬送経路中にパンチ動作を行うパンチ部が設けられている。後処理機200Bには第1〜3搬送部を有していて、第1搬送部B−1は給紙部で、第2搬送部B−2は排出部で、第3搬送部B−3は搬送路中に折り動作を行う折り部が設けられている。また後処理機200Cにおいても第1〜3搬送部を有していて、第1搬送部C−1は給紙部で、第2搬送部C−2は排出部で、第3搬送部C−3は搬送路中に綴じ動作等を行うステイプル部が設けられている。
表2には各後処理機200(A、B、C)の搬送部における初期化時間の1例を示している。
Figure 0003864957
図7に示すのは初期化動作のモデル図で、電源ONしてより全ての搬送部の初期化が終了するまでのシリアル通信内容及び画像形成装置制御部110における制御内容を示している。
図8には画像形成装置100の受信処理のフローチャートを示している。本体制御部110では受信した後処理に関する情報は後処理動作時以外にはシリアル通信によって後処理制御部210へと伝達される。本体制御部110では後処理機200の動作中に信号変化があったか否かのチェックを行い(S1)、信号変化があったと認めたときは(S1、YES)信号変化が第1搬送部A−1の動作中に信号変化があったか否かのチェックを行う(S2)。第1搬送部A−1の動作中に信号変化があったと認めたときは(S2、YES)、本体制御部110では第1搬送部A−1の動作中には情報保存することがなされる(S3)。
また、第1搬送部A−1の動作中に信号変化がなかったときは(S2、NO)、第2搬送部A−2の動作中に信号変化があったか否かのチェックを行い(S4)、信号変化があったと認めたときは(S4、YES)本体制御部110では第2搬送部A−2の動作中には情報保存することがなされる(S5)。
ステップS4において、第2搬送部A−2の動作中に信号変化がなかったときは(S4、NO)第3搬送路A−3の動作中に信号変化があったか否かのチェックが行われる(S6)。第3搬送路A−3の動作中に信号変化がなかったときは(S6、NO)、後処理機200Bについて先のステップS2におけると同様に第1搬送部B−1の動作中に信号変化があったか否かのチェックが行われる(S8)。
図9には画像形成装置100のJOBスタート可否の判断処理のフローチャートを示している。本体制御部110によるJOBスタート可否の判断は初期化を含めた後処理動作中に行われる。本体制御部110では選択JOBの排出先は後処理機Aの排出口であるか否かのチェックを行い(S1)、後処理機Aの排出口であるときは(S1、YES)第1搬送部A−1の初期化は完了しているか否かのチェックがなされる(S2)。第1搬送部A−1の初期化が完了しているときは(S2、YES)第3搬送部A−3の初期化が完了しているか否かのチェックがなされる(S3)。第3搬送部A−3初期化が完了しているときは(S3、YES)、本体制御部110はJOBスタート可の判断を行う(S4)。ステップS2又はS3において初期化が完了していないときは、本体制御部110はJOBスタート不可の判断を行う(S5)。
選択JOB排出先が後処理機A排出口でないときは(S1、NO)、選択JOB排出先は後処理機Bの排出口であるか否かのチェックが行われる(S6)。選択JOBの排出先が後処理機Bの排出口であるときは(S6、YES)、搬送部A−1の初期化は完了しているか(S7)、搬送部A−2の初期化は完了しているか(S8)、搬送部B−1の初期化は完了しているか(S9)、搬送部B−3の初期化は完了しているか(S10)のチェックが行われ、それらが何れも完了しているときには本体制御部110はJOBスタート可の判断を行う(S11)。ステップS7〜S10の何れかが完了していないときは、本体制御部110はJOBスタート不可の判断を行う(S12)。
このようにして、選択JOBの排出先に対してその排出口に至るまでの搬送経路の初期化が完了しているか否かのチェックがなされ、本体制御部110は初期化がすべて完了しているときのみJOBスタート可の判断を行う。
(3) 請求項3の発明について説明する。
画像形成システムにおいて、電源ON時に後処理機200が同時に初期化を開始した場合、全ての後処理機200の初期化動作が完了するのは最も初期化時間を要する後処理機(本実施例においては200C)の排出モードの初期化完了時となる。
本発明においては、各後処理機200(A、B、C)の後処理制御部210(A、B、C)から後処理200機(A、B、C)の各排出モードが初期化動作中か否かを画像形成装置100の画像形成装置制御部110に通知し、画像形成装置制御部110では、後処理設定部101に入力されて動作予定された初期化が完了している後処理機の排出モードの排出先から画像形成装置100までの後処理機の排出モードが初期化を完了している場合は、全体の初期化完了を待たないで、設定された初期化が完了している排出モードの排出先への出力紙の排出動作を許可するよう制御を行っている。
本実施例においては、排出モードとして出力紙に後処理を行わないで後処理機200A、200B、200Cを通過してそのまま排出するストレートモード、出力紙に後処理機200Aでパンチを行って排出するパンチモード、出力紙に後処理機200Bで折りを行って排出する折りモード、出力紙に後処理機200Cで綴じ等を行って排出するステイプルモードが設けられている。
表3には各後処理機200(A、B、C)の排出モードに対する初期化時間の1例を示している。
Figure 0003864957
図10に示すのは初期化動作のモデル図で、電源ONしてより全ての排出モードの初期化が終了するまでのシリアル通信内容及び画像形成装置制御部110における制御内容を示している。
図11には画像形成装置100の受信処理のフローチャートを示している。本体制御部110では受信した後処理に関する情報は排出モード動作時以外にはシリアル通信によって後処理制御部210へと伝達される。排出モード動作中に信号変化があったときには、信号変化がAモード(パンチモード)動作中であるか、Bモード(折りモード)動作中であるか、Cモード(ステイプルモード)動作中であるかによって、本体制御部110では当該モード動作中の情報保存が行われる。
図12には画像形成装置100のJOBスタート可否の判断処理のフローチャートを示している。本体制御部110によるJOBスタート可否の判断は初期化を含めた後処理動作中に行われる。本体制御部110では画像形成装置100の後処理設定部に入力された選択JOBに対して、該当する排出モード及び上流側に排出モードが存在するときは上流側排出モードの初期化が完了しているか否かのチェックを行い、初期化が完了しているときはJOBスタート可と判断し、初期化の完了していない箇所があるときはJOBスタート不可と判断することをフローチャートは示している。
画像形成装置の構成図。 画像形成システムの構成図。 画像形成システムの制御系のブロック図。 請求項1の初期化動作のモデル図。 請求項1の受信処理のフローチャート。 請求項1のJOBスタート可否の判断処理のフローチャート。 請求項2の初期化動作のモデル図。 請求項2の受信処理のフローチャート。 請求項2のJOBスタート可否の判断処理のフローチャート。 請求項3の初期化動作のモデル図。 請求項3の受信処理のフローチャート。 請求項3のJOBスタート可否の判断処理のフローチャート。
符号の説明
100 画像形成装置
110 本体制御部
200(A、B、C) 後処理機
210(A、B、C) 後処理制御部

Claims (3)

  1. 個々に排出可能な後処理機が複数連結され、画像形成装置に接続される構成の画像形成システムに於いて、
    各後処理機は初期化動作を行う制御手段と、各後処理機毎に初期化動作中か否かを前段に接続された後処理機を経由して画像形成装置に通知する通知手段を有し、
    画像形成装置は、接続されている何れかの後処理機の初期化動作が終了した場合、初期化が完了した後処理機から画像形成装置までの間に接続されている全ての後処理機が初期化を完了している場合は、初期化完了した後処理機への排出動作を許可することを特徴とする画像形成システム。
  2. 個々に排出可能な後処理機が複数連結され、画像形成装置に接続される構成の画像形成システムに於いて、
    各後処理機は初期化動作を行う制御手段と、個々の後処理機内の搬送経路毎の初期化動作中か否かを前段に接続された後処理機を経由して画像形成装置に通知する通知手段を有し、
    画像形成装置は接続されている何れかの後処理機の排出口を含む搬送経路の初期化動作が終了した場合、初期化が完了した排出先を含む搬送経路から画像形成装置までの間の全ての搬送経路が初期化を完了している場合は、初期化が完了した排出先への排出動作を許可することを特徴とする画像形成システム。
  3. 個々に排出可能な後処理機が複数連結され、画像形成装置に接続される構成の画像形成システムに於いて、
    各後処理機は初期化動作を行う制御手段と、各排出モード毎に動作する搬送経路の初期化動作中か否かを前段に接続された後処理機を経由して画像形成装置に通知する通知手段を有し、
    画像形成装置は、接続されている何れかの後処理機の各排出モード毎の初期化動作が終了した場合、画像形成装置から排出先の後処理機までに接続されている全ての後処理機が該当する排出モードの初期化が完了していた場合は、初期化が完了した排出モードの排出動作を許可することを特徴とする画像形成システム。
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