JP2005341278A - アナログ・デジタル混載型システムの動作タイミング制御回路 - Google Patents

アナログ・デジタル混載型システムの動作タイミング制御回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2005341278A
JP2005341278A JP2004157875A JP2004157875A JP2005341278A JP 2005341278 A JP2005341278 A JP 2005341278A JP 2004157875 A JP2004157875 A JP 2004157875A JP 2004157875 A JP2004157875 A JP 2004157875A JP 2005341278 A JP2005341278 A JP 2005341278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital
analog
circuit
clock
clock signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004157875A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4484103B2 (ja
Inventor
Shoji Kawahito
祥二 川人
Tomohiko Nagase
朋彦 長瀬
Toru Inoue
井上  徹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PHOTRON Ltd
Original Assignee
PHOTRON Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PHOTRON Ltd filed Critical PHOTRON Ltd
Priority to JP2004157875A priority Critical patent/JP4484103B2/ja
Publication of JP2005341278A publication Critical patent/JP2005341278A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4484103B2 publication Critical patent/JP4484103B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Pulse Circuits (AREA)

Abstract

【課題】アナログ回路及びデジタル回路の双方を互いに独立動作させることができ、双方の回路に対するタイミング制御のための追加回路の規模の増大を抑えつつ、より高周波の動作周波数においてもデジタル回路のノイズがアナログ回路の動作に及ぼす影響を低減させる。
【解決手段】高速撮像用イメージセンサ11(アナログ・デジタル混載型システム)は、動作タイミング制御回路11Bを備える。この回路11Bは、アナログ動作用の第1のクロック信号を主クロック信号から生成する手段31,32Aと、第1のクロック信号に所定量の遅延を掛ける手段32Bと、この遅延された第1のクロック信号に基づいてデジタル動作用の第2のクロック信号を生成する手段32Cとを備える。この手段32Cは、アナログ動作の処理期間それぞれに対応する時間的に最後尾のクロックパルスがその処理期間内に止まるように第2のクロック信号を生成する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、アナログ信号処理回路とデジタル信号処理回路とを同一チップ(基板、回路)に混在させたアナログ・デジタル混載型システムに係り、とくに、アナログ信号処理回路とデジタル信号処理回路の動作タイミングを制御する回路に関する。
アナログ・デジタル混載型システムの一例として、CMOS型ICにアナログ・デジタル変換器やデジタル処理回路を搭載するオンチップイメージセンサが知られている。このイメージングセンサでは、デジタル処理回路で動作するデジタル信号がセンサアレイやアナログ増幅器等のアナログ処理回路へ及ぼす影響を低減することが重要である。
理想的なデジタル信号の変位は、短時間で電源−接地電位に確定する方形波である。しかし実際には、チップ内配線やチップPADとPCB基板回路との間で寄生する、誘導、抵抗、容量などの成分が複雑に影響し合い、様々な問題を発生させる。
例えば、論理回路の変位期間に発生する貫通電流は、基板(接地)や電源電位に断続的な振動を発生させる。また、デジタル信号の確定までの期間は、各寄生成分に因る過渡現象を伴い、電源や接地電位だけでなく信号にも断続的な振動を発生させる。さらに、回路素子や信号、電源、接地配線などを有するアナログ回路では、デジタル信号の急激な変位が寄生する結合容量に起因した影響としての、クロストークの問題が生じる。
上述したデジタル回路動作の影響によって、アナログ増幅器のアンプゲインが低下したり、線形範囲が狭められたり、入力信号が変動したりする。またデジタル信号値は信号線毎で時間的に不規則である。このため、アナログ回路に対して影響する位置や影響する量は時間でばらつくことから、アナログ値にランダムなノイズが発生する。
そこで、設計者には、上述のクロストークを抑え、電源や信号が振動しないように臨界制動内の非振動で動作させる設計が求められている。これには、寄生成分を定量的に算出する必要があるが、この解析は三次元で複雑に構成される配線構造の数値解を求めるものになることから、厳密に算出することは実際には難しい。このため、かかる解析は概算値を求めるものとなり、アナログ回路への影響を抑制することは実際にはなかなか難しかった。
そこで、従来、デジタル回路動作からの影響を防止する対策として、デジタル回路の動作前にアナログ値を確定する方法がとられている。つまり、アナログ値確定後に微小期間遅延させてデジタル同期回路の動作を行うことが一般的に行なわれている。
この遅延手法は有効ではあるが、動作速度が高速化し、相対的に過渡期間が長くなる場合は、アナログ回路動作速度や値の精度に制限が発生する。
このことについて、本発明者が行った、高速撮像用イメージングセンサに対する評価結果を説明する。
図1に、高速撮像用イメージセンサの簡単なブロック図を示す。回路は、2次元に配置した受光部、読出し増幅器、アナログ・デジタル変換器、及びこれら全体のタイミング制御を担うコントローラから構成される。
ここで、512x512画素時の撮像速度と平均読出し速度の関係を表1に示す。
Figure 2005341278
撮像速度が2000枚/秒の場合、アナログでのピクセルレートは520MHzとなり、12bitデジタルデータレートでは6.3Gbit/secに膨らむ。12bit、16チャネルで192並列出力とすると、32.8MHzの出力データレートとなる。実際の平均的な出力データレートは、垂直無効期間、水平無効期間や出力線数を考慮すると、さらに高速となり、現実的に40MHz程度となる。
アナログ・デジタル変換器を搭載した高速撮像用イメージセンサのデジタル回路における大きな電力消費については、補正の為の演算回路の他、高速なデータレートと大きな負荷容量や同一クロックで動作セル数が多い点を考慮したデジタル出力部として考えられる。
図2に、かかるデジタル出力部の簡単なブロック図を示す。この構成は、出力タイミングを合わせるレジスタとPCB基板への伝送と負荷駆動をする為のバッファ回路である。また、チップ外では無視できない寄生誘導成分Lや負荷容量Cが含まれる。さらに信号反射やリンギング対策の抵抗Rを直列に設置する。
この図2に示す下欄の時間は、遅延時間の見積もり値を示す。アナログ回路の制御信号クロックに対するデジタル回路制御クロックの遅延量として約5nsec、レジスタからチップ終端の大きなバッファ駆動に合計で約7nsec、負荷駆動に2〜5nsecの時間が必要となる。また、多数のデータ出力線には、大きな面積を占めることから、配線遅延により出力タイミングに微小な時間差が生じるため、より時間を多く見積もる必要がある。
この回路構成の信号の状態は、RLC直列回路での充放電であり、下記の式より、臨界制動から非振動となる事が知られている。
Figure 2005341278
したがって、Rは、十分な値とすることが重要であるが、瞬間的な発生電流を抑える為と目標電圧にセットリングさせるために、大きな値を選択できない。さらに、L成分は、信号線毎に距離や条件が異なるため、おおよその値の選択にとどまると考えられる。
このように、出力信号の振動を抑え、出力信号を安定した電位に早くセットリングすることは重要であるが、同時に、アナログ回路を考慮すると、セットリング後の動作開始までの余裕が少なく、デジタル動作1周期が25nsecとなる40MHz以上の動作は厳しくなるという評価を下すことができる。
このような状況にあって、従来、特許文献1及び特許文献2に示す、信号混在システムにおけるデジタルノイズの低減法が知られている。これらの文献記載のシステムは、クロックシステム、デジタルサブシステム及びアナログサブシステムを有する構成において、デジタルサブシステムの動作を先行させ、アナログサブシステムの動作を遅延により遅らせることでタイミングをずらしている。
特開平9−121194号公報 特開平9−135213号公報
しかしながら、上述した特許文献1及び特許文献2に記載のタイミング制御の場合、デジタルクロックの1クロック分の動作期間が無駄になってしまうという問題がある。また、デジタルサブシステム及びアナログサブシステムの間でステータス信号のやり取りが必要になり、デジタル及びアナログの双方が完全に独立した回路として動作することはできずに、各サブ回路に動作停止を行なう追加回路が必要になって回路規模が増大するという問題もある。
そこで、本発明は、上述した従来の問題に鑑みてなされたもので、無駄な動作期間を極力短くした状態でアナログ回路及びデジタル回路の双方を互いに独立動作させることができ、アナログ回路及びデジタル回路に対するタイミング制御のための追加回路の規模の増大を抑えつつ、より高周波の動作周波数においてもデジタル回路のノイズがアナログ回路の動作にクロストークとして及ぼす影響をより低減又は効果的に排除できるようにしたナログ・デジタル混載型システムの動作タイミング制御回路を提供することを、その目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係るアナログ・デジタル混載型システムの動作タイミング制御回路は、複数のクロックパルスから成る第1のクロック信号に同期した処理期間毎の信号処理を含め、当該第1のクロック信号に同期した信号処理を行うアナログ処理回路と、複数のクロックパルスから成る第2のクロック信号に同期した信号処理を行うデジタル処理回路とを同一の回路基板上に備えた構成を採る。この動作タイミング制御回路は、前記第1のクロック信号を主クロック信号から生成する第1のクロック生成手段と、この第1のクロック生成手段により生成された前記第1のクロック信号の各クロックパルスに所定量の遅延を掛ける遅延手段と、この遅延手段により遅延された前記第1のクロック信号に基づいて、前記第2のクロック信号の前記処理期間それぞれに対応する時間的に最後尾のクロックパルスが当該各処理期間内に止まるように前記第2のクロック信号を生成する第2のクロック生成手段と備えたことを特徴とする。
本発明に係るアナログ・デジタル混載型システムの動作タイミング制御回路によれば、アナログ処理回路の動作を優先し、アナログ処理回路に対する動作タイミング(第1のクロック信号)が生成された後に、デジタル処理回路に対する動作タイミング(第2のクロック信号)が一定の遅延時間を置いた非同期で生成される。
このため、デジタル処理回路の動作はアナログ処理回路のそれに対して絶対的な遅延量を呈し、これによりノイズの影響を回避することができる。また、常にアナログ処理回路の動作を先行させているため、デジタル処理回路におけるデジタル動作はその不活動期間以外には無駄な時間を生じさせなくて済む。さらに、アナログ処理回路に対する動作タイミングに基づいてデジタル処理回路のそれを生成するため、アナログ処理回路の動作タイミングと同調しつつ、デジタル処理回路の動作タイミングを所望値に選択することができる。つまり、デジタル処理回路の動作タイミングの設計の自由度が上がるので、かかるデジタル処理回路に対する、より複雑な動作タイミングの生成や、予め定めた複数種の動作タイミングからの選択を、より簡素な回路で実現することが可能になる。
さらに、従来周知の単純な位相(遅延)によるタイミングのシフトという構成ではなく、アナログ処理回路の実質の動作速度を変えずに、デジタル処理回路の動作タイミングをずらしているので、双方の回路で独立動作させることができる。また、従来法とは異なり、アナログ処理回路及びデジタル処理回路の双方でスタータス信号を交わす必要は無く、その点でもよりシンプルな構成のタイミング制御回路を実現できる。
このように、無駄な動作期間を極力短くした状態でアナログ回路及びデジタル回路の双方を互いに独立動作させることができ、アナログ回路及びデジタル回路に対するタイミング制御のための追加回路の規模の増大を抑えつつ、より高周波の動作周波数においてもデジタル回路のノイズがアナログ回路の動作にクロストークとして及ぼす影響をより低減又は効果的に排除できる。
以下、図4〜6を参照して、本発明の係るアナログ・デジタル混載型システムの動作タイミング制御回路の一実施形態を説明する。
この実施形態では、アナログ・デジタル混載型システムとして高速撮像用のCMOSイメージセンサを例示し、このCMOSイメージセンサの動作タイミング制御回路を説明する。
図4に、同一のICチップ10上に作成されたCMOSイメージセンサ(オンチップイメージセンサ)11のブロック構成を示す。このCMOSイメージセンサ11は、そのセンサ本体11Aと、そのセンサ本体11Aと共にチップ10上に作り込まれたタイミング制御回路11Bとを有する。
センサ本体11Aは、各画素を成す固体撮像素子を2次元配列したセンサアレイ21のほか、その出力段に順次配置したアナログ・デジタル(A/D)変換回路22と、デジタル演算回路23、及びデジタルデータ出力回路24を備える。このうち、センサアレイ21及びA/D変換回路22がアナログ処理回路に相当し、デジタル演算回路23及びデジタルデータ出力回路24がデジタル処理回路に相当する。A/D変換回路22には図示していないが、前置増幅器、ノイズキャンセラーなどの回路が含まれる。このA/D変換回路22はパイプライン型で構成されている。
また、センサ本体11Aは、センサアレイ21の画素信号の収集動作を制御する画素コントローラ25、及び、A/D変換回路22の動作を制御するA/D変換コントローラ26を備える。これらのコントローラ25及び26、並びに、デジタルデータ出力回路24には、タイミング制御回路11Bから、必要なアナログ動作用及びデジタル動作用の第1及び第2のタイミング信号としてのクロック信号が供給される。これにより、センサアレイ21から読み出された画素信号は最終的にはデジタルデータ出力回路24からデジタルデータとして出力され、各種の画像処理を経て、画像信号に生成される。
タイミング制御回路11Bは、主クロック信号(MASTER CLOCK)及びデバイダ選択信号(DIVIDER SELECT)を受けるデバイダ(分周回路)31、及び、このデバイダ31の分周出力を受けてアナログ動作用及びデジタル動作用のクロック信号を生成するパルス発生器32を備える。
パルス発生器32は、具体的には、アナログ動作用のクロック信号(ADC clk)を生成するアナログタイミング発生器32Aと、この発生器32Aが出力したクロック信号(ADC clk)を一定時間“d”だけ遅延させる遅延器32Cと、この遅延器32Cで遅延されたクロック信号(ADC clk)を用いてデジタル動作用のクロック信号(Digital output ck)を生成するロジックタイミング発生器32Cとを備える。遅延器32Cには、クロック遅延制御信号(CLOCK DELAY CONTROL)が供給される。また、ロジックタイミング発生器32Cにはモード選択信号(MODE SELECT:CT_MODE12、CT_MODE112)が供給される)。
アナログタイミング発生器32Aで生成されたクロック信号(ADC clk)は、前述した画素コントローラ25及びA/D変換コントローラ26に与えられる。一方、ロジックタイミング発生器32Cで生成されたクロック信号(Digital output ck)は、A/D変換コントローラ26及びデジタルデータ出力回路24に与えられる。
次に、タイミング制御回路11Bを更に詳細に説明する。
図4に示すように、このタイミング制御回路11Bは、アナログ回路を優先したタイミング生成の順序と回路構成になっている。
チップ10への信号供給は、“MASTER CLOCK”(主クロック)、分周回路31用の“DIVIDER SELECT”制御線、パルス発生器32内のクロック用遅延回路32Bへの“CLOCK DELAY CONTROL”制御入力、パルス発生器32用の“MODE SELECT”制御線となっている。また、図4における符号“DATA”はデジタル出力を表す。この他に、チップ10には、その各部位への制御線や参照電圧等も必要であるが、ここでは省略されている。
分周回路31には、外部入力または内部生成された主クロックが入力し、DIVIDER SELECT信号により任意に分周もしくは主クロックを出力する。このクロックを基に、パルス発生器32内のアナログタイミング発生器32Aでアナログ用タイミングを作成し、一定時間の遅延の後に、ロジックタイミング発生器32Cでデジタル用タイミングが作成される。
アナログタイミングは、画素やアナログ増幅器等のアナログ系の制御用に用いられる。アナログタイミング発生器32Aで作成したクロックを遅延回路32Bで任意で遅延させ、ロジックタイミングを生成する。このロジックタイミングは、アナログ・デジタル変換器の一部のロジック系やデジタルデータ演算回路、デジタル出力に用いられる。
図5に、アナログ回路動作を考慮したデジタル回路動作のタイミングを示す。主にアナログ系のアナログ・デジタル変換器を動作させる為のクロック信号(第1のクロック信号)“ADC ck”とデジタル系を動作させるクロック信号(第2のクロック信号)“Digital output ck”について示した。アナログ動作用のクロック信号“ADC ck”を2種類と、デジタル動作用のクロック信号“Digital output ck”を4種類とを、アナログ・デジタル変換器の動作速度を変えずに生成することができる。
ここでのタイミングは、512x512画素、撮像速度2000フレーム/sec、12bit階調、16ch、192線デジタル出力、512有効水平期間の場合とした。なお、1水平期間に出力に必要なクロック数は最低32クロックとなる。また、使用を想定したアナログ・デジタル変換器は、12bitと高階調なことから、パイプライン型もしくはサイクリックパイプライン型として、CDS(相関二重サンプリング)および11回のサンプルとアンプ期間が必要とされる場合を想定した。
まず、図5において“Master ck1”と示した主クロックから、タイミング生成の為に非同期回路で作られる遅延した“ADC ck1”を用いた場合、“DATA output 1”と“DATA output 2”のパターンのデジタル出力が行える。
“Digital output 1”のタイミングパターンは、高速な主クロックを必要とせず、単純に”ADC ck 1”についてアナログ値確定タイミングから微小な遅延を施しただけである。このタイミングでは、デジタル出力レートが増すに従い、アナログ確定値にデジタルノイズが乗りやすくなってしまう。
また、図5のタイミングチャートにおいて、塗り潰した範囲は、未使用期間であり、例えば、12bit, 16chの出力線数を減らすため、10bit, 16chの160本を出力し、残りの2bitをこの期間に出力させ、パッケージピン数を減らすことで、コストを削減することができる。
“DATA output 2”のタイミングは、この未使用期間を最大限に利用した手法である。使用を想定したアナログ・デジタル変換器では、初段のアンプおよびサンプル確定値が、後段の精度に影響を及ぼす。このため、“ADC AMP Operation”の初段は、デジタル回路の非動作時間を十分に得ておくことが重要になる。この方式により、アナログ・デジタル変換器の初段に関し、主クロックの2クロック分の期間を得ることができ、変換精度が高められる。なお、このタイミングは、13進と3進カウンタ、及び、幾つかの演算回路で作成できる(図6参照)。
次に、“Master ck 2”は、4/3倍速クロックを用い、アナログタイミング発生器32Aにて“ADC ck 2 “とし、“DATA output ck 3”と“DATA output ck 4”のデジタル出力パターンを行うことができる。“ADC ck 2”のタイミングは、4クロック周期を持つパターンであり、4進カウンタと小規模な演算回路をアナログタイミング発生器32Aに搭載することで可能である(図6参照)。
“Digital output 3”のタイミングは、3クロック毎に長くなる特徴があり、ちょうどアナログ・デジタル変換器の動作クロックと同期する形を持つ。これにより、アナログ値確定時点の前に、“Master ck 1”の“DATA output ck 1”に比べ1.5倍もの期間を得ることができ、アナログ値確定時のノイズ低減を行うことができる。
また、図5のタイミングチャートにおける塗り潰した範囲は、未使用期間であり、前例と同様にコストを抑える効果が得られる。このタイミングを得る回路は、単純に“ADC ck 2”についてアナログ値確定から微小な遅延を施したものだけであり、“Master ck 1”の“Digital output ck 1”と同じ回路で生成できる。
“Digital output ck 4”は、“DATA output ck 3”で述べた、全アナログ値確定前の非動作期間を延ばす効果と“DATA output ck 2”で述べた効果を併せ持ち、アナログ・デジタル変換の精度をより高めることができる。なお、このタイミングは、“ADC ck 2”を基に、“Digital output ck 2”と同様の回路を用いて生成できる(図6参照)。
なお、上述したタイミング選択は、デジタル出力に必要な32クロック、アナログ・デジタル変換器の動作に必要な13クロック前後の条件を基に、アナログ・デジタル変換器動作比がデジタル出力クロック数を上回る整数の比率である必要がある。この結果、比率は3以上となるが、チップ10内での方形波の高調波がアナログ回路へ小さなカップリング容量を通して飛込むことを考慮すると、あまり高い動作周波数を入力することは好ましくなく、比率3および4が妥当な値であると考えられる。
このタイミング条件を一般化すると、「前記アナログ・デジタル変換器の動作による1クロック当たりの最短のデジタル出力クロック数の比が、当該アナログ・デジタル変換器から変換結果を出力するために必要なデジタル出力クロック数に対するアナログ・デジタル変換に必要なクロック数の除算結果を上回る整数の比となる」、ことであると定義できる。
このように、上述したタイミングは単純なクロックパターンの組合せである。このため、パルス発生器32の回路構成は、様々な態様で実現できるので、例えば図6に示すように、簡単な非同期演算回路とカウンタを用いた構成で容易に実現できる。この結果、タイミング制御回路11Bの回路規模は非常に小さなもので済む。
図6に、上述した図5のクロックタイミングを実現する回路例を示す。特にこの手法に限定する必要は無いが、簡単なカウンタと論理演算回路を組み合わせて実現できる。また、各種のSYNC発生や垂直スキャナ用クロック、水平スキャナ用トリガ等も、この回路で作成することができる。なお、組合せ回路で作成されているため、ハザードを防止する遅延回路が必要である。
図6において、記号“CK_M”は“Master ck”に、“CK_AD”は“ADC ck”に、“CK_DO”は“Digital output ck”にそれぞれ対応する。また、“CT_MODE 112”は“ADC ck 1”と”ADC ck 2”を、“CT_MODE 12”は“DATA output ck 1”と“DATA output ck 2”を、もしくは、“DATA output ck 3”と“DATA output ck 4”をそれぞれ切り替える制御線である。
この手法の回路では、回路の組合せにより4種類のクロックを選択することができ、同時にアナログおよびデジタル回路の修正をせずに、動作タイミングをずらすことができる。この方式により、高速撮像用には例えば“DATA output ck 4”を選択し、より低速の撮像の読出しには“DATA output ck 1”を選択するといった使い分けができる。
また、デジタル動作から、次のアナログサンプル開始までの余裕期間(図5中の矢印“A”参照)は、通常であると1クロックとなるが、本実施形態の場合、動作速度が4/3倍の1.33倍に増加するものの、アナログサンプル開始までの余裕が2クロック分に延びる。このことから、余裕期間は、2ck / (4/3)=1.5倍になり、ノイズ低減に有効である。
仮に、このイメージセンサ11を4000fpsの動作をする場合、表1から明らかなように、クロック速度は65.5MHz(1周期15.2nsec)から、87.3MHz(1周期11.5nsec)に上昇するが、アナログサンプルまで2クロック分の非動作デジタル期間を作ることができる。このため、時間余裕は23nsec程度となり、十分なセットリング時間を得ることができる。
このように、4000fpsという高速の撮像速度において、目標とした15nsec以上のセットリング時間を作ることができるので、ノイズ対策に非常に有効であることがわかる。
以上のように、本実施形態に係るタイミング制御により、オンチップ機能イメージセンサの高速データ転送時にも、デジタル系回路の動作時間から次のアナログ系回路動作までの期間を延ばすことができる。このため、アナログ系での信号確定が、デジタル系の影響を受け難くなり、より精度の高いデジタルデータを出力することができる。
また、本実施形態に係るタイミング制御は、その回路構成が簡単なことから、高速撮像用イメージセンサだけでなく、同様にデータレートが高い高解像度イメージセンサなどにも簡単に実施することができる。
また、本発明に係るアナログ・デジタル混載型システムの動作タイミング制御回路は、必ずしもイメージセンサに限定されることなく、アナログ処理回路とデジタル処理回路が同一回路に混在させて作り込まれている、その他の各種の回路にも有効である。
本発明の背景となった遅延見積りに用いた高速撮像用イメージングセンサの構成例を示すブロック図。 かかる見積り遅延に用いたデジタル出力回路及び寄生素子の見積りのための回路。 従来のアナログ動作タイミングとデジタル動作タイミングを例示するタイミングチャート。 本発明の一実施形態に係るアナログ・デジタル混載型システムとしての、オンチップイメージセンサである高速撮像用イメージセンサの概略構成を例示するブロック図。 実施形態の動作タイミングを説明するフローチャート。 タイミング制御回路におけるアナログ動作用及びデジタル動作用のクロック信号を生成するパルス発生器の回路例を示す図。
符号の説明
10 チップ
11 高速撮像用イメージセンサ
11A センサ本体
11B タイミング制御回路
21 センサアレイ
22 A/D変換回路
23 デジタル動作回路
24 デジタルデータ出力回路
31 分周回路
32 パルス発生器
32A アナログタイミング発生器
32B 遅延回路
32C ロジックタイミング発生器

Claims (7)

  1. 複数のクロックパルスから成る第1のクロック信号に同期した処理期間毎の信号処理を含め、当該第1のクロック信号に同期した信号処理を行うアナログ処理回路と、複数のクロックパルスから成る第2のクロック信号に同期した信号処理を行うデジタル処理回路とを同一の回路基板上に備えたアナログ・デジタル混載型システムの動作タイミング制御回路において、
    前記第1のクロック信号を主クロック信号から生成する第1のクロック生成手段と、
    この第1のクロック生成手段により生成された前記第1のクロック信号の各クロックパルスに所定量の遅延を掛ける遅延手段と、
    この遅延手段により遅延された前記第1のクロック信号に基づいて、前記第2のクロック信号の前記処理期間それぞれに対応する時間的に最後尾のクロックパルスが当該各処理期間内に止まるように前記第2のクロック信号を生成する第2のクロック生成手段と備えたことを特徴とするアナログ・デジタル混載型システムの動作タイミング制御回路。
  2. 前記第1及び第2のクロック生成手段のうちの少なくとも前記第2のクロック生成手段に、前記主クロック信号に求められる動作周波数及び前記アナログ処理回路及び前記デジタル処理回路に与えられるクロック数に応じたタイミング条件に応じて、前記クロックパルスのデューティ比を可変させる手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のアナログ・デジタル混載型システムの動作タイミング制御回路。
  3. 前記アナログ処理回路は前記サイクリック型アナログ・デジタル変換器を含み、
    前記タイミング条件は、「前記アナログ・デジタル変換器の動作による1クロック当たりの最短のデジタル出力クロック数の比が、当該アナログ・デジタル変換器から変換結果を出力するために必要なデジタル出力クロック数に対するアナログ・デジタル変換に必要なクロック数の除算結果を上回る整数の比となる」ように設定されていることを特徴とする請求項2に記載のアナログ・デジタル混載型システムの動作タイミング制御回路。
  4. 前記第1のクロック生成手段は前記動作周波数の高低に応じた複数種の動作モードに基づく前記第1のクロック信号を選択的に生成可能な手段であり、
    前記複数種の動作モードのうちの所望の動作モードを前記第1のクロック生成手段に指令する動作モード指令手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のアナログ・デジタル混載型システムの動作タイミング制御回路。
  5. 前記第2のクロック生成手段は前記動作周波数の高低に応じた複数種の動作モードに基づく前記第2のクロック信号を選択的に生成可能な手段であり、
    前記複数種の動作モードのうちの所望の動作モードを前記第2のクロック生成手段に指令する動作モード指令手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のアナログ・デジタル混載型システムの動作タイミング制御回路。
  6. 前記第1及び第2のクロック生成手段は夫々に前記動作周波数の高低に応じた複数種の動作モードに基づく前記第1及び第2のクロック信号を選択的に生成可能な手段であり、
    前記第1及び第2のクロック生成手段が夫々に有する前記複数種の動作モードのうちの所望の動作モードを当該第1及び第2のクロック生成手段に各別に指令する動作モード指令手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のアナログ・デジタル混載型システムの動作タイミング制御回路。
  7. 前記アナログ・デジタル混載型システムは、前記アナログ処理回路と前記デジタル処理回路とを同一基板上に形成したイメージングセンサであって、
    前記アナログ処理回路は、光信号を電荷信号に変換する撮像素子を2次元に配列したセンサアレイと、このセンサアレイの各撮像素子から読み出されたアナログ量の撮像信号をデジタル信号に変換するアナログ・デジタル変換器とを備え、
    前記デジタル処理回路は、前記アナログ・デジタル変換器から出力されたデジタル信号に所定の処理を施してデジタルデータとして出力する回路を備えたことを特徴とする請求項1〜6に記載のアナログ・デジタル混載型システムの動作タイミング制御回路。
JP2004157875A 2004-05-27 2004-05-27 イメージセンサ Expired - Lifetime JP4484103B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004157875A JP4484103B2 (ja) 2004-05-27 2004-05-27 イメージセンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004157875A JP4484103B2 (ja) 2004-05-27 2004-05-27 イメージセンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005341278A true JP2005341278A (ja) 2005-12-08
JP4484103B2 JP4484103B2 (ja) 2010-06-16

Family

ID=35494321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004157875A Expired - Lifetime JP4484103B2 (ja) 2004-05-27 2004-05-27 イメージセンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4484103B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008236648A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Canon Inc 撮像装置及びその駆動方法
WO2010029644A1 (ja) * 2008-09-12 2010-03-18 富士通株式会社 電気回路および信号処理方法
JP2011250477A (ja) * 2011-08-29 2011-12-08 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 高速撮像装置
JP2012227622A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Toyota Motor Corp デジタル・アナログ混載回路、デジタルクロック生成回路
JP2013191976A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Renesas Electronics Corp 集積回路
WO2015141490A1 (ja) * 2014-03-20 2015-09-24 ソニー株式会社 撮像素子、制御方法、並びに、撮像装置
WO2017061191A1 (ja) * 2015-10-09 2017-04-13 ソニー株式会社 固体撮像素子、固体撮像素子の駆動方法、及び、電子機器
JP2017077020A (ja) * 2016-12-20 2017-04-20 ルネサスエレクトロニクス株式会社 集積回路
US9973659B2 (en) 2015-07-13 2018-05-15 Ricoh Company, Ltd. Imaging element, image reading device, image forming apparatus, and imaging method

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220141971A (ko) 2021-04-14 2022-10-21 삼성전자주식회사 이미지 장치 및 동작 방법

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0228707A (ja) * 1988-07-18 1990-01-30 Fujitsu Ltd クロック供給方式
JPH06225185A (ja) * 1992-08-10 1994-08-12 Nec Corp 画像処理装置
JPH11242530A (ja) * 1998-02-26 1999-09-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 信号処理装置
JP2003087639A (ja) * 2001-09-11 2003-03-20 Nec Corp 画像処理集積回路
JP2003224778A (ja) * 2001-11-20 2003-08-08 Fuji Photo Film Co Ltd 撮像装置および撮像方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0228707A (ja) * 1988-07-18 1990-01-30 Fujitsu Ltd クロック供給方式
JPH06225185A (ja) * 1992-08-10 1994-08-12 Nec Corp 画像処理装置
JPH11242530A (ja) * 1998-02-26 1999-09-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 信号処理装置
JP2003087639A (ja) * 2001-09-11 2003-03-20 Nec Corp 画像処理集積回路
JP2003224778A (ja) * 2001-11-20 2003-08-08 Fuji Photo Film Co Ltd 撮像装置および撮像方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008236648A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Canon Inc 撮像装置及びその駆動方法
WO2010029644A1 (ja) * 2008-09-12 2010-03-18 富士通株式会社 電気回路および信号処理方法
JP4886900B2 (ja) * 2008-09-12 2012-02-29 富士通株式会社 電気回路および信号処理方法
US8415995B2 (en) 2008-09-12 2013-04-09 Fujitsu Limited Electric circuit and signal processing method
JP2012227622A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Toyota Motor Corp デジタル・アナログ混載回路、デジタルクロック生成回路
JP2011250477A (ja) * 2011-08-29 2011-12-08 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 高速撮像装置
JP2013191976A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Renesas Electronics Corp 集積回路
CN106134183A (zh) * 2014-03-20 2016-11-16 索尼公司 摄像组件、控制方法及摄像装置
WO2015141490A1 (ja) * 2014-03-20 2015-09-24 ソニー株式会社 撮像素子、制御方法、並びに、撮像装置
JPWO2015141490A1 (ja) * 2014-03-20 2017-04-06 ソニー株式会社 撮像素子、制御方法、並びに、撮像装置
US10313621B2 (en) 2014-03-20 2019-06-04 Sony Corporation Image pickup device, control method, and image pickup apparatus
CN106134183B (zh) * 2014-03-20 2020-03-20 索尼公司 摄像组件、控制方法及摄像装置
US9973659B2 (en) 2015-07-13 2018-05-15 Ricoh Company, Ltd. Imaging element, image reading device, image forming apparatus, and imaging method
WO2017061191A1 (ja) * 2015-10-09 2017-04-13 ソニー株式会社 固体撮像素子、固体撮像素子の駆動方法、及び、電子機器
US10506184B2 (en) 2015-10-09 2019-12-10 Sony Semiconductor Solutions Corporation Solid-state image pickup element, method of driving solid-state image pickup element, and electronic apparatus
JP2017077020A (ja) * 2016-12-20 2017-04-20 ルネサスエレクトロニクス株式会社 集積回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP4484103B2 (ja) 2010-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101365073B (zh) 固态图像拍摄装置及其模拟/数字转换方法和图像拍摄装置
US9648264B2 (en) Solid-state image sensing apparatus
JP6004685B2 (ja) 固体撮像装置及びその駆動方法
US11885915B2 (en) Time to digital converter
JP2009038726A (ja) 物理量検知装置およびその駆動方法
JP4484103B2 (ja) イメージセンサ
JP2012526418A (ja) アナログクロックを有する低雑音撮像
JP2006042033A (ja) 信号処理装置及びデータ処理装置
US20110292260A1 (en) Data selection circuit, data transmission circuit, ramp wave generation circuit, and solid-state imaging device
JP5264095B2 (ja) 固体撮像装置
JP5822547B2 (ja) 撮像装置および撮像システム
US7782241B2 (en) Signal processing method and device, and analog/digital converting device
JP4464189B2 (ja) ノイズキャンセル回路
WO2018159131A1 (ja) アナログ-デジタル変換器、固体撮像素子、及び、電子機器
JP5677919B2 (ja) ランプ波生成回路および固体撮像装置
US10110212B2 (en) Electronic circuit, solid state image capturing apparatus and method of controlling electronic circuit
JP2011139365A (ja) パルスエッジ選択回路と、それを使ったパルス生成回路、サンプルホールド回路及び固体撮像装置
JP6192790B2 (ja) 撮像装置および撮像システム
JP2006270355A (ja) 集積回路
JP4401858B2 (ja) 撮像装置
JP2014135645A (ja) 固体撮像装置及びその駆動方法
JP2004349952A (ja) イメージセンサー
JP2765684B2 (ja) Ccd駆動用集積回路
JP2022074445A (ja) アナログデジタル変換回路、光電変換装置、光電変換システム
JP6022012B2 (ja) 撮像装置および撮像システム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060630

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100316

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100317

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4484103

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140402

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250