JP2005340419A - 内燃機関用点火コイル及びその製造方法 - Google Patents

内燃機関用点火コイル及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ボビンの胴部の内周に存在するアース端子の一端に、ボビンまたは鉄心のいずれか一方をスライドさせての嵌め込み時にスライド抵抗がかからず、しかも嵌め込み終了状態では鉄心に対するアース端子の接触を十分に行わせることができる内燃機関用点火コイルを得る。
【解決手段】 ボビン2の内周に配置しているアース端子4の一端4aを、ボビン2の内周面より径方向の外側に離間させるように位置決めしてボビン2の端子収納凹部5に収納する。鉄心1にはボビン2の位置決め箇所の端部に対応してアース端子4の一端4aに接触する凸部6を設ける。
【選択図】 図4

Description

本発明は、アース端子の一端が該ボビンの内周に配置されて鉄心に電気的に接触されている構造の内燃機関用点火コイル及びその製造方法に関するものである。
従来のこの種の内燃機関用点火コイルの製造方法は、図8乃至図11に示すようにして行われていた。図8(A)は鉄心の側面図、図8(B)はアース端子の一端を曲げていないボビンとこれに巻かれたコイルの縦断面図、図9(A)(B)は図8(B)に示すコイル巻装ボビンで、アース端子の一端を曲げる方向を示す縦断面図及びその右側面図、図10は鉄心にコイル巻装ボビンを嵌める過程を示す縦断面図、図11は鉄心の所定位置にコイル巻装ボビンを嵌めた状態を示す縦断面図である。
従来の内燃機関用点火コイルの製造は、図8(A)に示す積層されたU字状の鉄心1と、図8(B)に示す樹脂製の1次ボビン2に1次コイル3が巻装されたものを用いて行う。1次ボビン2は、筒状の胴部2aの両端に鍔部2bが突設された構造になっている。
このような1次ボビン2には、図8(B)及び図9(A)(B)に示すように、一方の端部である鍔部2b側に板状のアース端子4の中間部が支持されている。該アース端子4の一端である先端部4aは、図9(A)に示すように、1次ボビン2の軸心方向に折り曲げた後、図10に示すように胴部2aの内周に接するように折り返す。該アース端子4の他端である基端部4bは、1次ボビン2の径方向の外側に直交する向きで突出されている。
かかる状態で、図10に示すように折り返したアース端子4の一端の先端部4a側で、1次コイル3を巻装した1次ボビン2の胴部2aを鉄心1の脚部1aに嵌め、該アース端子4の先端部4aを脚部1aに接触させながら該脚部1aに沿って移動させる。
1次コイル3を巻装した1次ボビン2は、図11に示すように、脚部1aにおける1次ボビン2の位置決め箇所まで移動させる。
この場合、鉄心1の抜け止めと、アース端子4の先端部4aの1次ボビン2の胴部2aに対する確実な電気的接触を得るため、1次ボビン2の胴部2aの孔の寸法は鉄心1の脚部1aの寸法より小さくし、樹脂成型品である1次ボビン2の胴部2aを削りながら圧入していた。
この後、1次ボビン2を巻装した1次ボビン2の外周には、図示しないが2次コイルを巻装した2次ボビンを嵌めて取り付ける。
このようにして内燃機関用点火コイルの製造を行っていた。
特開昭60−233373号公報(図2)
しかしながら、こような従来の内燃機関用点火コイルの製造方法では、アース端子4の一端の折り返した先端部4aが鉄心1の脚部1aに接触して1次ボビン2が相対的に圧入される距離が長く、アース端子4の折り返した先端部4aにかかるエネルギーが大きいため該先端部4aが折れたり、鉄心1の脚部1aで樹脂成型品である1次ボビン2の胴部2aが削られるため、1次ボビン2の削り屑が出る問題点があった。
本発明の目的は、ボビンの胴部の内周に存在するアース端子の一端に、ボビンまたは鉄心のいずれか一方をスライドさせての嵌め込み時にスライド抵抗がかからず、しかも嵌め込み終了状態では鉄心に対するアース端子の接触を十分に行わせることができる内燃機関用点火コイル及びその製造方法を提供することにある。
本発明は、鉄心に嵌められたボビンにコイルが巻装され、前記ボビンの端部側に支持されたアース端子の一端が前記ボビンの内周に配置されて前記鉄心に電気的に接触され、前記アース端子の他端が前記ボビンの外周に突出され、該アース端子の他端に前記コイルの一端が電気的に接続されている内燃機関用点火コイルを対象とする。
本発明に係る内燃機関用点火コイルでは、
前記ボビンの内周に配置されている前記アース端子の一端は前記ボビンの内周面より径方向の外側に離間させるように位置決めされて前記ボビンの端子収納凹部に収納され、
前記鉄心には前記ボビンの位置決め箇所の端部に対応して前記アース端子の一端に接触する凸部が設けられていることを特徴とする。
また本発明は、鉄心に嵌められたボビンにコイルが巻装され、前記ボビンの端部側に支持されたアース端子の一端が前記ボビンの端部で折り返されることにより前記ボビンの内周に配置されて前記鉄心に電気的に接触され、前記アース端子の他端が前記ボビンの外周に突出され、該アース端子の他端に前記コイルの一端が電気的に接続されている内燃機関用点火コイルを対象とする。
本発明に係る内燃機関用点火コイルでは、前記ボビンの内周に配置されている前記アース端子の一端は前記ボビンの内周面より径方向の外側に離間させるように位置決めされて前記ボビンの端子収納凹部に収納され、
前記鉄心には前記ボビンの位置決め箇所の端部に対応して前記アース端子の一端に接触する凸部が設けられていることを特徴とする。
また本発明は、鉄心に嵌められた1次ボビンに1次コイルが巻装され、前記1次ボビンの端部側に支持されたアース端子の一端が前記1次ボビンの内周に配置されて前記鉄心に電気的に接触され、前記アース端子の他端が前記1次ボビンの外周に突出され、該アース端子の他端に前記1次コイルの一端が電気的に接続され、前記1次コイルの外周に2次ボビンが嵌められ、該2次ボビンに2次コイルが巻装されている内燃機関用点火コイルを対象とする。
本発明に係る内燃機関用点火コイルでは、前記1次ボビンの内周に配置されている前記アース端子の一端は前記1次ボビンの内周面より径方向の外側に離間させるように位置決めされて前記1次ボビンの端子収納凹部に収納され、
前記鉄心には前記1次ボビンの位置決め箇所の端部に対応して前記アース端子の一端に接触する凸部が設けられていることを特徴とする。
さらに本発明は、鉄心に嵌められた1次ボビンに1次コイルが巻装され、前記1次ボビンの端部側に支持されたアース端子の一端が前記1次ボビンの端部で折り返されることにより前記1次ボビンの内周に配置されて前記鉄心に電気的に接触され、前記アース端子の他端が前記1次ボビンの外周に突出され、該アース端子の他端に前記1次コイルの一端が電気的に接続され、前記1次コイルの外周に2次ボビンが嵌められ、該2次ボビンに2次コイルが巻装されている内燃機関用点火コイルを対象とする。
本発明に係る内燃機関用点火コイルでは、前記1次ボビンの内周に配置されている前記アース端子の一端は前記1次ボビンの内周面より径方向の外側に離間させるように位置決めされて前記1次ボビンの端子収納凹部に収納され、
前記鉄心には前記1次ボビンの位置決め箇所の端部に対応して前記アース端子の一端に接触する凸部が設けられていることを特徴とする。
これらの場合、前記鉄心の位置決め箇所に嵌っている前記ボビンは、前記鉄心の前記凸部とは反対側の端部に係止突起を有し、前記ボビンの前記係止突起は前記鉄心の係止溝に嵌って係止されていることが好ましい。
次に本発明は、鉄心に嵌められたボビンにコイルが巻装され、前記ボビンの端部側に支持されたアース端子の一端が前記ボビンの内周に配置されて前記鉄心に電気的に接触され、前記アース端子の他端が前記ボビンの外周に突出され、該アース端子の他端に前記コイルの一端が電気的に接続されている内燃機関用点火コイルの製造方法を対象とする。
本発明に係る内燃機関用点火コイルの製造方法では、前記ボビンにはその端部内周に該ボビンの内周面より径方向の外側に離間させて前記アース端子の一端が存在するように収納した端子収納凹部を設けておき、
前記鉄心には前記ボビンの位置決め箇所の端部に対応して前記アース端子の一端に接触する凸部を設けておき、
前記鉄心の一端より前記ボビンを嵌めて前記アース端子の一端を前記鉄心に接触させることなく該ボビンを移動させ、
前記ボビンの位置決め箇所で前記アース端子の一端を前記鉄心の前記凸部に接触させることを特徴とする。
また本発明は、鉄心に嵌められたボビンにコイルが巻装され、前記ボビンの端部側に支持されたアース端子の一端が前記ボビンの端部で折り返されることにより前記ボビンの内周に配置されて前記鉄心に電気的に接触され、前記アース端子の他端が前記ボビンの外周に突出され、該アース端子の他端に前記コイルの一端が電気的に接続されている内燃機関用点火コイルの製造方法を対象とする。
本発明に係る内燃機関用点火コイルの製造方法では、前記ボビンにはその端部内周に該ボビンの内周面より径方向の外側に離間させて前記アース端子の一端が存在するように収納した端子収納凹部を設けておき、
前記鉄心には前記ボビンの位置決め箇所の端部に対応して前記アース端子の一端に接触する凸部を設けておき、
前記鉄心の一端より前記ボビンを嵌めて前記アース端子の一端を前記鉄心に接触させることなく該ボビンを移動させ、
前記ボビンの位置決め箇所で前記アース端子の一端を前記鉄心の前記凸部に接触させることを特徴とする。
さらに本発明は、鉄心に嵌められた1次ボビンに1次コイルが巻装され、前記1次ボビンの端部側に支持されたアース端子の一端が前記1次ボビンの端部で折り返され前記1次ボビンの内周に配置されて前記鉄心に電気的に接触され、前記アース端子の他端が前記1次ボビンの外周に突出され、該アース端子の他端に前記1次コイルの一端が電気的に接続され、前記1次コイルの外周に2次ボビンが嵌められ、該2次ボビンに2次コイルが巻装されている内燃機関用点火コイルの製造方法を対象とする。
本発明に係る内燃機関用点火コイルの製造方法では、前記1次ボビンにはその端部内周に該1次ボビンの内周面より径方向の外側に離間させて前記アース端子の一端が存在するように収納した端子収納凹部を設けておき、
前記鉄心には前記1次ボビンの位置決め箇所の端部に対応して前記アース端子の一端に接触する凸部を設けておき、
前記鉄心の一端より前記1次ボビンを嵌めて前記アース端子の一端を前記鉄心に接触させることなく該1次ボビンを移動させ、
前記1次ボビンの位置決め箇所で前記アース端子の一端を前記鉄心の前記凸部に接触させることを特徴とする。
本発明に係る内燃機関用点火コイルでは、ボビンの内周に配置しているアース端子の一端をボビンの内周面より径方向の外側に離間させるように位置決めしてボビンの端子収納凹部に収納しているので、該ボビンを鉄心に嵌めていずれか一方をスライドさせてボビンを鉄心の位置決め箇所に位置決めする際には、ボビンに支持されたアース端子の一端は鉄心に接触していず、このためスライド時にアース端子の一端に摩擦抵抗がかからず、アース端子の一端が折れたり、鉄心で樹脂成型品であるボビンが削られるのを防止でき、ボビンの削り屑が出るのを防止することができる。
また、鉄心にはボビンの位置決め箇所の端部に対応してアース端子の一端に接触する凸部が設けられているので、嵌め込み終了状態では鉄心に対するアース端子の接触を十分に行わせることができる。
また本発明に係る内燃機関用点火コイルでは、ボビンの内周に配置しているアース端子の一端の折り返し部分をボビンの内周面より径方向の外側に離間させるように位置決めしてボビンの端子収納凹部に収納しているので、該ボビンを鉄心に嵌めていずれか一方をスライドさせてボビンを鉄心の位置決め箇所に位置決めする際には、ボビンに支持されたアース端子の一端の折り返し部分は鉄心に接触していず、このためスライド時にアース端子の一端の折り返し部分に摩擦抵抗がかからず、アース端子の一端の折り返し部分が折れたり、鉄心で樹脂成型品であるボビンが削られるのを防止でき、ボビンの削り屑が出るのを防止することができる。
また、鉄心にはボビンの位置決め箇所の端部に対応してアース端子の一端の折り返し部分に接触する凸部が設けられているので、嵌め込み終了状態では鉄心に対するアース端子の接触を十分に行わせることができる。
これらの場合、鉄心の位置決め箇所に嵌っているボビンが、鉄心の凸部とは反対側の端部に係止突起を有し、ボビンのこの係止突起が鉄心の係止溝に嵌って係止されていると、ボビンと鉄心との相対移動が防止され、アース端子の一端と鉄心の凸部との離間が防止され、アース端子の一端と鉄心の凸部との電気的接触状態を安定化させることができる。
次に本発明に係る内燃機関用点火コイルの製造方法では、ボビンの内周に配置しているアース端子の一端をボビンの内周面より径方向の外側に離間させるように位置決めしてボビンの端子収納凹部に収納しているので、該ボビンを鉄心に嵌めていずれか一方をスライドさせてボビンを鉄心の位置決め箇所に位置決めする際には、ボビンに支持されたアース端子の一端は鉄心に接触していず、このためスライド時にアース端子の一端に摩擦抵抗がかからず、アース端子の一端が折れたり、鉄心で樹脂成型品であるボビンが削られるのを防止でき、ボビンの削り屑が出るのを防止することができる。
また、鉄心にはボビンの位置決め箇所の端部に対応してアース端子の一端に接触する凸部が設けられているので、嵌め込み終了状態では鉄心に対するアース端子の接触を十分に行わせることができる。
また、本発明に係る内燃機関用点火コイルの製造方法では、ボビンの内周に配置しているアース端子の一端の折り返し部分をボビンの内周面より径方向の外側に離間させるように位置決めしてボビンの端子収納凹部に収納しているので、該ボビンを鉄心に嵌めていずれか一方をスライドさせてボビンを鉄心の位置決め箇所に位置決めする際には、ボビンに支持されたアース端子の一端の折り返し部分は鉄心に接触していず、このためスライド時にアース端子の一端の折り返し部分に摩擦抵抗がかからず、アース端子の一端の折り返し部分が折れたり、鉄心で樹脂成型品であるボビンが削られるのを防止でき、ボビンの削り屑が出るのを防止することができる。
また、鉄心にはボビンの位置決め箇所の端部に対応してアース端子の一端の折り返し部分に接触する凸部が設けられているので、嵌め込み終了状態では鉄心に対するアース端子の接触を十分に行わせることができる。
以下、本発明に係る内燃機関用点火コイル及びその製造方法を実施するための最良の形態の第1例を図1(A)(B)乃至図5を参照して詳細に説明する。図1(A)は鉄心の側面図、図1(B)はアース端子の一端を曲げていないボビンとこれに巻かれたコイルの縦断面図、図2(A)(B)は図1(B)に示すコイル巻装ボビンで、アース端子の一端を曲げる方向を示す縦断面図及びその右側面図、図3は鉄心にコイル巻装ボビンを嵌める過程を示す縦断面図、図4は鉄心の所定位置にコイル巻装ボビンを嵌めた状態を示す縦断面図、図5は図4における要部拡大図である。
これらの図を用いて内燃機関用点火コイルの構造を、その製造方法と共に説明する。
本例の内燃機関用点火コイルの製造は、図1(A)に示す積層されたU字状の鉄心1と、図1(B)に示す樹脂製の1次ボビン2に1次コイル3が巻装されたものを用いて行う。
1次ボビン2は、筒状の胴部2aの両端に鍔部2bが突設された構造になっている。このような1次ボビン2の内周に配置されているアース端子4の一端である先端部4aは、1次ボビン2の内周面より径方向の外側に離間させるように位置決めされて該1次ボビン2の端子収納凹部5に収納されている。即ち、予め1次ボビン2の一端部側の内周の一部に端子収納凹部5を設けておき、かかる状態で、アース端子4の一端の先端部4aを、図2(A)に示すように、1次ボビン2の軸心方向に折り曲げた後、図3に示すように胴部2aの内周に折り返し、端子収納凹部5に収納する。端子収納凹部5のボビン径方向の深さは、アース端子4の一端の先端部4aをこの端子収納凹部5に収容した状態で、図3に示すようにアース端子4の先端部4aが1次ボビン2の内周面より径方向の外側に離間される深さとなっている。アース端子4の他端の基端部4bは、1次ボビン2の径方向の外側に直交する向きで突出されている。
鉄心1の脚部1aには、1次ボビン2の位置決め箇所の端部に対応してアース端子4の一端の折り返した先端部4aに接触する凸部6が設けられている。本例の凸部6は、鉄心1の脚部1aにおいて、1次ボビン2を位置決めする位置より先の鉄心1の脚部1aの径方向寸法を大きくして形成されている。この場合、1次ボビン2を相対的にスライドさせる脚部1aの径方向寸法は、1次ボビン2の胴部2aを該部1aに嵌めて相対的に移動させ得る寸法になっている。
鉄心1の脚部1aの位置決め箇所に嵌っている1次ボビン2は、該鉄心1の凸部6とは反対側の端部に係止突起7を有している。鉄心1の脚部1aのボビン位置決め箇所の下側には、係止突起7が嵌り込む係止溝8が設けられている。
かかる状態で、図3に示すように折り返したアース端子4の先端部4a側で、1次コイル3を巻装した1次ボビン2の胴部2aを鉄心1の脚部1aに嵌め、1次ボビン2を鉄心1の脚部1aに対して相対的に移動させる。
1次コイル3を巻装した1次ボビン2は、図4に示すように、脚部1aにおける1次ボビン2の位置決め箇所まで移動させる。1次ボビン2が脚部1aの位置決め箇所に達すると、アース端子4の一端の折り返された先端部4aは鉄心1の脚部1aにおける凸部6に接触する。
この状態では、図4及び図5に示すように、鉄心1の脚部1aにおける凸部6とは反対側で1次ボビン2の端部に係止突起7が、脚部1aの係止溝8に嵌り込む。このため、1次コイル3を巻装した1次ボビン2が脚部1aの位置決め箇所に位置決め状態になると、1次ボビン2は脚部1aに対して相対的に移動できないようにロックされる。
この後、1次ボビン2を巻装した1次ボビン2の外周には、図示しないが2次コイルを巻装した2次ボビンを嵌めて取り付ける。
このようにして内燃機関用点火コイルの製造を行う。
本例の内燃機関用点火コイルでは、1次ボビン2の内周に配置しているアース端子4の一端の折り返し部分である先端部4aを1次ボビン2の胴部2aの内周面より径方向の外側に離間させるように位置決めして1次ボビン2の端子収納凹部5に収納しているので、該1次ボビン2の胴部2aを鉄心1に嵌めていずれか一方をスライドさせて1次ボビン2を鉄心1の脚部1aにおける位置決め箇所に位置決めする際には、1次ボビン2に支持されたアース端子4の一端の折り返し部分である先端部4aは鉄心1の脚部1aに接触していず、このためスライド時にアース端子4の一端の折り返し部分である先端部4aに摩擦抵抗がかからず、アース端子4の一端の折り返し部分である先端部4aが折れたり、鉄心1の脚部1aで樹脂成型品である1次ボビン2の胴部2aが削られるのを防止でき、1次ボビン2の削り屑が出るのを防止することができる。
また、鉄心1の脚部1aには1次ボビン2の位置決め箇所の端部に対応してアース端子4の一端の折り返し部分である先端部4aに接触する凸部6が設けられているので、嵌め込み終了状態では鉄心1に対するアース端子4の接触を十分に行わせることができる。
この場合、鉄心1の脚部1aの位置決め箇所に嵌っている1次ボビン2が、鉄心1の脚部1aの凸部6とは反対側の端部に係止突起7を有し、1次ボビン2のこの係止突起7が鉄心1の脚部1aの係止溝8に嵌って係止されているので、1次ボビン2と鉄心1との相対移動が防止され、アース端子4の一端の折り返し部分である先端部4aと鉄心1の脚部1aの凸部6との離間が防止され、アース端子4の一端折り返し部分である先端部4aと鉄心1の脚部1aの凸部6との電気的接触状態を安定化させることができる。
また、本例の内燃機関用点火コイルの製造方法では、1次ボビン2の内周に配置しているアース端子4の一端の折り返し部分である先端部4aを1次ボビン2の胴部2aの内周面より径方向の外側に離間させるように位置決めして1次ボビン2の端子収納凹部5に収納しているので、該1次ボビン2の胴部2aを鉄心1に嵌めていずれか一方をスライドさせて1次ボビン2を鉄心1の脚部1aにおける位置決め箇所に位置決めする際には、1次ボビン2に支持されたアース端子4の一端の折り返し部分である先端部4aは鉄心1の脚部1aに接触していず、このためスライド時にアース端子4の一端の折り返し部分である先端部4aに摩擦抵抗がかからず、アース端子4の一端の折り返し部分である先端部4aが折れたり、鉄心1の脚部1aで樹脂成型品である1次ボビン2の胴部2aが削られるのを防止でき、1次ボビン2の削り屑が出るのを防止することができる。
また、鉄心1の脚部1aには1次ボビン2の位置決め箇所の端部に対応してアース端子4の一端の折り返し部分である先端部4aに接触する凸部6が設けられているので、嵌め込み終了状態では鉄心1に対するアース端子4の接触を十分に行わせることができる。
図6は本発明に係る内燃機関用点火コイルの第2例の縦断面図を示したものである。なお、本例は第1例と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
本例の内燃機関用点火コイルでは、鉄心1としてI字形のものが用いられている。この鉄心1には、1次ボビン2の位置決め箇所の端部に対応して設けられている凸部6が、この部分でのみ径方向の外側に突出するように設けられている。その他の構成は、第1例と同様になっている。
このような構成でも、第1例と同様の効果を得ることができる。
図7は本発明に係る内燃機関用点火コイルの第3例の縦断面図を示したものである。なお、本例は第1例と対応する部分には、同一符号を付けて示している。
本例の内燃機関用点火コイルでは、鉄心1としてE字形のものが用いられている。このE字形の鉄心1の中央の脚部1aに、第1例と同様に1次ボビン2の胴部2aが嵌められ、第1例と同様な構成になっている。
このような構成でも、第1例と同様の効果を得ることができる。
上記例では、アース端子4の一端の先端部4aを折り返して1次ボビン2の胴部2aの内周側の端子収納凹部5に収納したが、該アース端子4の一端の先端部4aは折り返えさずに鍔部2bを貫通して端子収納凹部5に、1次ボビン2の胴部2aの内周面より径方向の外側に離間させるように位置決めして収納してもよい。
(A)は本発明に係る内燃機関用点火コイル及びその製造方法を実施するための最良の形態の第1例における鉄心の側面図、(B)はアース端子の一端を曲げていないボビンとこれに巻かれたコイルの縦断面図である。 (A)(B)は図1(B)に示すコイル巻装ボビンで、アース端子の一端を曲げる方向を示す縦断面図及びその右側面図である。 本例で鉄心にコイル巻装ボビンを嵌める過程を示す縦断面図である。 本例で鉄心の所定位置にコイル巻装ボビンを嵌めた状態を示す縦断面図である。 図4における要部拡大図である。 本発明に係る内燃機関用点火コイルの第2例の縦断面図である。 本発明に係る内燃機関用点火コイルの第3例の縦断面図である。 (A)は従来の内燃機関用点火コイルの製造方法で用いる鉄心の側面図、(B)はアース端子の一端を曲げていないボビンとこれに巻かれたコイルの縦断面図である。 (A)(B)は図8(B)に示すコイル巻装ボビンで、アース端子の一端を曲げる方向を示す縦断面図及びその右側面図である。 従来例の鉄心にコイル巻装ボビンを嵌める過程を示す縦断面図である。 従来例の鉄心の所定位置にコイル巻装ボビンを嵌めた状態を示す縦断面図である。
符号の説明
1 鉄心
1a 脚部
2 1次ボビン
2a 胴部
2b 鍔部
3 1次コイル
4 アース端子
4a アース端子の一端である先端部
4b アース端子の他端である基端部
5 端子収納凹部
6 凸部
7 係止突起
8 係止溝

Claims (8)

  1. 鉄心に嵌められたボビンにコイルが巻装され、前記ボビンの端部側に支持されたアース端子の一端が前記ボビンの内周に配置されて前記鉄心に電気的に接触され、前記アース端子の他端が前記ボビンの外周に突出され、該アース端子の他端に前記コイルの一端が電気的に接続されている内燃機関用点火コイルにおいて、
    前記ボビンの内周に配置されている前記アース端子の一端は前記ボビンの内周面より径方向の外側に離間させるように位置決めされて前記ボビンの端子収納凹部に収納され、
    前記鉄心には前記ボビンの位置決め箇所の端部に対応して前記アース端子の一端に接触する凸部が設けられていることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  2. 鉄心に嵌められたボビンにコイルが巻装され、前記ボビンの端部側に支持されたアース端子の一端が前記ボビンの端部で折り返されることにより前記ボビンの内周に配置されて前記鉄心に電気的に接触され、前記アース端子の他端が前記ボビンの外周に突出され、該アース端子の他端に前記コイルの一端が電気的に接続されている内燃機関用点火コイルにおいて、
    前記ボビンの内周に配置されている前記アース端子の一端は前記ボビンの内周面より径方向の外側に離間させるように位置決めされて前記ボビンの端子収納凹部に収納され、
    前記鉄心には前記ボビンの位置決め箇所の端部に対応して前記アース端子の一端に接触する凸部が設けられていることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  3. 鉄心に嵌められた1次ボビンに1次コイルが巻装され、前記1次ボビンの端部側に支持されたアース端子の一端が前記1次ボビンの内周に配置されて前記鉄心に電気的に接触され、前記アース端子の他端が前記1次ボビンの外周に突出され、該アース端子の他端に前記1次コイルの一端が電気的に接続され、前記1次コイルの外周に2次ボビンが嵌められ、該2次ボビンに2次コイルが巻装されている内燃機関用点火コイルにおいて、
    前記1次ボビンの内周に配置されている前記アース端子の一端は前記1次ボビンの内周面より径方向の外側に離間させるように位置決めされて前記1次ボビンの端子収納凹部に収納され、
    前記鉄心には前記1次ボビンの位置決め箇所の端部に対応して前記アース端子の一端に接触する凸部が設けられていることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  4. 鉄心に嵌められた1次ボビンに1次コイルが巻装され、前記1次ボビンの端部側に支持されたアース端子の一端が前記1次ボビンの端部で折り返されることにより前記1次ボビンの内周に配置されて前記鉄心に電気的に接触され、前記アース端子の他端が前記1次ボビンの外周に突出され、該アース端子の他端に前記1次コイルの一端が電気的に接続され、前記1次コイルの外周に2次ボビンが嵌められ、該2次ボビンに2次コイルが巻装されている内燃機関用点火コイルにおいて、
    前記1次ボビンの内周に配置されている前記アース端子の一端は前記1次ボビンの内周面より径方向の外側に離間させるように位置決めされて前記1次ボビンの端子収納凹部に収納され、
    前記鉄心には前記1次ボビンの位置決め箇所の端部に対応して前記アース端子の一端に接触する凸部が設けられていることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  5. 前記鉄心の位置決め箇所に嵌っている前記ボビンは、前記鉄心の前記凸部とは反対側の端部に係止突起を有し、前記ボビンの前記係止突起は前記鉄心の係止溝に嵌って係止されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の内燃機関用点火コイル。
  6. 鉄心に嵌められたボビンにコイルが巻装され、前記ボビンの端部側に支持されたアース端子の一端が前記ボビンの内周に配置されて前記鉄心に電気的に接触され、前記アース端子の他端が前記ボビンの外周に突出され、該アース端子の他端に前記コイルの一端が電気的に接続されている内燃機関用点火コイルの製造方法において、
    前記ボビンにはその端部内周に該ボビンの内周面より径方向の外側に離間させて前記アース端子の一端が存在するように収納した端子収納凹部を設けておき、
    前記鉄心には前記ボビンの位置決め箇所の端部に対応して前記アース端子の一端に接触する凸部を設けておき、
    前記鉄心の一端より前記ボビンを嵌めて前記アース端子の一端を前記鉄心に接触させることなく該ボビンを移動させ、
    前記ボビンの位置決め箇所で前記アース端子の一端を前記鉄心の前記凸部に接触させることを特徴とする内燃機関用点火コイルの製造方法。
  7. 鉄心に嵌められたボビンにコイルが巻装され、前記ボビンの端部側に支持されたアース端子の一端が前記ボビンの端部で折り返されることにより前記ボビンの内周に配置されて前記鉄心に電気的に接触され、前記アース端子の他端が前記ボビンの外周に突出され、該アース端子の他端に前記コイルの一端が電気的に接続されている内燃機関用点火コイルの製造方法において、
    前記ボビンにはその端部内周に該ボビンの内周面より径方向の外側に離間させて前記アース端子の一端が存在するように収納した端子収納凹部を設けておき、
    前記鉄心には前記ボビンの位置決め箇所の端部に対応して前記アース端子の一端に接触する凸部を設けておき、
    前記鉄心の一端より前記ボビンを嵌めて前記アース端子の一端を前記鉄心に接触させることなく該ボビンを移動させ、
    前記ボビンの位置決め箇所で前記アース端子の一端を前記鉄心の前記凸部に接触させることを特徴とする内燃機関用点火コイルの製造方法。
  8. 鉄心に嵌められた1次ボビンに1次コイルが巻装され、前記1次ボビンの端部側に支持されたアース端子の一端が前記1次ボビンの端部で折り返され前記1次ボビンの内周に配置されて前記鉄心に電気的に接触され、前記アース端子の他端が前記1次ボビンの外周に突出され、該アース端子の他端に前記1次コイルの一端が電気的に接続され、前記1次コイルの外周に2次ボビンが嵌められ、該2次ボビンに2次コイルが巻装されている内燃機関用点火コイルの製造方法において、
    前記1次ボビンにはその端部内周に該1次ボビンの内周面より径方向の外側に離間させて前記アース端子の一端が存在するように収納した端子収納凹部を設けておき、
    前記鉄心には前記1次ボビンの位置決め箇所の端部に対応して前記アース端子の一端に接触する凸部を設けておき、
    前記鉄心の一端より前記1次ボビンを嵌めて前記アース端子の一端を前記鉄心に接触させることなく該1次ボビンを移動させ、
    前記1次ボビンの位置決め箇所で前記アース端子の一端を前記鉄心の前記凸部に接触させることを特徴とする内燃機関用点火コイルの製造方法。
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