JP2005336947A - 開き戸 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 玄関ドア1の吊り元側の側部を、吊り元側縦枠体4に設けられた軸吊り金物7の軸部7dを介して開閉揺動自在に連結し、玄関ドア1の吊り元側片部1dに、L字形状に折曲した外れ止め金具8を他方の脚片8bが吊り元側縦枠体4側を向くように突設するとともに、前記外れ止め金具8の玄関ドア1からの突出長さを、玄関ドア1の左右に形成されると先側のチリLSと、吊り元側のチリRSとの和よりも長く設定する。
【選択図】 図4
Description
ところで、このような開き戸において、戸体の閉鎖時に封止性を備えることが必要であり、このため、躯体側に設けられる枠体には、戸体の吊り元側端面に対向する側片部と、屋内側面の吊り元側部位に対向する屋内側片部とが形成されている。そして、戸体を中心吊りで取り付けたような場合、戸体は開閉揺動に伴い吊り元側(枢支側)部位が前後方向中間部を支点として回転する構成のため、吊り元側部位と、側片部と、屋内側片部とは、それぞれ吊り元側部位の回転が許容される形状としなければならない(特許文献2参照)。
そして、このようにすることにより、軸吊り金物が破壊されて、戸体を他側に押しやったとして戸体が外れることがないようにできる。
請求項2の発明は、戸体の一側部を、開口部一側部に設けた軸吊り金物を介して開閉揺動自在に取り付けてなる開き戸において、戸体の前記一側部に、一側方に突出する外れ止め部材を突設して、開口部の一側部に設けた突片により屋外側から覆うように構成するとともに、前記外れ止め部材の突出端部と開口部の一側部とのあいだの間隙を、戸体の他側部を躯体に施錠する錠部材の躯体との係合長さよりも短く設定したものである。
そして、このようにすることにより、軸吊り金物が破壊されて、戸体を一方に押しやったとして戸体が外れることがないようにできる。
請求項3の発明は、戸体の一側部を、開口部一側部に設けた軸吊り金物を介して開閉揺動自在に取り付けてなる開き戸において、戸体の前記一側部に、一側方に突出する外れ止め部材を突設して、開口部の一側部に設けた突片により屋外側から覆うように構成するとともに、前記外れ止め部材の戸体からの突出長さを、戸体と開口部との左右方向における間隙の和よりも長く設定し、かつ、外れ止め部材の突出端部と開口部の一側部とのあいだの間隙を、戸体の他側部を躯体に施錠する錠部材の躯体との係合長さよりも短く設定したものである。
そして、このようにすることにより、軸吊り金物が破壊されて、戸体を一方あるいは他方に動かしたとして、戸体が外れることがないようにできる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかにおいて、外れ止め部材は、戸体一側部の略全長に突設されているものであり、このようにすることにより、一層の防犯性の向上を図れる。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかにおいて、突片には、閉鎖状態の戸体の外れ止め部材とのあいだを封止する封止材が設けられているものであり、このようにすることにより、戸体の封止性の向上が図れる。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかにおいて、外れ止め部材は、戸体の閉鎖状態で軸吊り金物の揺動支点よりも屋外側部位に位置して戸体の一側端面に突設されているものであり、このようにすることにより、戸体の開放時における外れ止め部材の位置を、吊り元側にすることができる。
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかにおいて、軸吊り金物による戸体の揺動中心は、戸体の閉鎖状態で屋外側に偏寄して配されているものであり、このようにすることにより、戸体の吊り元側における屋外側部位の開閉作動に伴う回転半径を小さいものにできる。
請求項8の発明は、請求項1乃至7の何れかにおいて、外れ止め部材の突出先端縁部に突片側に突出する係合片を設けるとともに、突片の突出先端縁部に外れ止め部材側に突出する係合受け片を設けたものであり、このようにすることにより、戸体を一層外れにくくすることができる。
請求項2の発明とすることにより、軸吊り金物が破壊されて、戸体を一方に押しやったとして戸体が外れることがなく、防犯性に優れた開き戸とすることができる。
請求項3の発明とすることにより、軸吊り金物が破壊されて、戸体を一方あるいは他方に動かしたとして、戸体が外れることがないようにでき、防犯性に優れた開き戸とすることができる。
請求項4の発明とすることにより、一層の防犯性の向上が図れる。
請求項5の発明とすることにより、戸体の閉鎖時における封止性を向上させることができる。
請求項6の発明とすることにより、戸体の開放時における外れ止め部材の位置を、吊り元側にできる。
請求項7の発明とすることにより、外れ止め部材の回転半径を小さくできる。
請求項8の発明とすることにより、防犯性の一層の向上を図ることができる。
図面において、1は住宅の玄関口に設けられた玄関ドア(本発明の戸体に相当する)であって、該玄関ドア1は、屋内外一対の面板1a、1bと、これら面板1a、1bの四周縁部を構成する左右、上下の側片部1c、1d、1e、1fとを備えて構成されている。そして、玄関ドア1は、右側部が吊り元側となって躯体に対して開閉揺動自在に枢支されており、玄関ドア1左側部の屋内外面1a、1bに設けられた把手1gを把持し、前記吊り元側を基準として戸先側を開閉操作することにより、玄関ドア1が揺動して屋外側に向けての開閉をするように構成されている。
ここで、支軸7dの軸芯Tは、玄関ドア1の板厚中心線Mよりも屋外側に変位して位置するように設定されており、玄関ドア1は軸芯Tを揺動支点として揺動するように設定されている。
また、外れ止め金具8は、前述したように、玄関ドア吊り元側片部1dの屋外側半部に設けられている。このように外れ止め金具8を屋外側に位置させることにより、吊り元側片部1dと突片4cとのあいだからバールのような工具を差し込まれにくくなり、さらなる防犯性の向上を計れるようになっている。
また、Kは玄関ドア1と戸先側縦枠体3とのあいだに設けられた施錠具を構成するラッチボルト(本発明の錠部材に相当する)であって、該ラッチボルトKは、施錠操作に伴い戸先側縦枠体3側に突出して戸先側縦枠体側片部3a(躯体側)に形成された凹部(図示せず)に係合して施錠するように設定されている。
尚、このようにして位置設定された封止部材10は、さらに、玄関ドア1を開放したとき、吊り元側片部1dに設けられる外れ止め金具8との干渉がないようにしなければならないが、本実施の形態では、外れ止め金具8を吊り元側片部1dの屋外側半部側に設けることにより、前記位置設定された封止部材10との干渉を回避できるようにしている。
また、玄関ドア1の吊り元側片部1dは、屋内側部位において、屋内側コーナー部を切り欠くようにして傾斜面1hに形成されていて、玄関ドア1の回転揺動の際に、封止部材10の変形が必要以上に大きくならず、玄関ドア1の開閉作動を円滑にできるうえ、耐久性の向上を計れるように構成されている。
さらに、吊り元側縦枠材4に一体的に設けられた突片4cには、外れ止め金具8の屋外側面とのあいだを封止する封止部材11が上下方向全長にわたって設けられている。これによって、玄関ドア1の吊り元側片部1d側においては、両封止部材10、11がそれぞれ玄関ドア1および外れ止め部材8に当接することにより屋内外において封止される構成となって、封止性を一層高めることができるようになっている。
第二の実施の形態の外れ止め金具12は、一対の脚片12a、12bのうち、吊り元側縦枠体4側に突出する脚片12bの突出先端縁部に、吊り元側縦枠体4に設けられた突片4c側に突出する係合片12cが一体形成されてクランク形状に形成されており、該係合片12cと、突片4cの突出先端縁部に設けられた係合受け片4dとが左右方向において積層するように配設されている。これによって、軸吊り金物7を破壊されて、玄関ドア1が取り外そうとした場合に、係合片12cと係合受け片4dとが係合して、一層取り外しにくい状況となり、防犯性のさらなる向上を図ることができる。
1d 吊り元側片部
2 ドア枠体
3 戸先側縦枠体
4 吊り元側縦枠体
4a 側片部
4b ドア当り片部
7 軸吊り金物
8 外れ止め金具
9 封止部材
11 封止部材
Claims (8)
- 戸体の一側部を、開口部一側部に設けた軸吊り金物を介して開閉揺動自在に取り付けてなる開き戸において、戸体の前記一側部に、一側方に突出する外れ止め部材を突設して、開口部の一側部に設けた突片により屋外側から覆うように構成するとともに、前記外れ止め部材の戸体からの突出長さを、戸体と開口部との左右方向における間隙の和よりも長く設定した開き戸。
- 戸体の一側部を、開口部一側部に設けた軸吊り金物を介して開閉揺動自在に取り付けてなる開き戸において、戸体の前記一側部に、一側方に突出する外れ止め部材を突設して、開口部の一側部に設けた突片により屋外側から覆うように構成するとともに、前記外れ止め部材の突出端部と開口部の一側部とのあいだの間隙を、戸体の他側部を躯体に施錠する錠部材の躯体との係合長さよりも短く設定した開き戸。
- 戸体の一側部を、開口部一側部に設けた軸吊り金物を介して開閉揺動自在に取り付けてなる開き戸において、戸体の前記一側部に、一側方に突出する外れ止め部材を突設して、開口部の一側部に設けた突片により屋外側から覆うように構成するとともに、前記外れ止め部材の戸体からの突出長さを、戸体と開口部との左右方向における間隙の和よりも長く設定し、かつ、外れ止め部材の突出端部と開口部の一側部とのあいだの間隙を、戸体の他側部を躯体に施錠する錠部材の躯体との係合長さよりも短く設定した開き戸。
- 請求項1乃至3の何れかにおいて、外れ止め部材は、戸体一側部の略全長に突設されている開き戸。
- 請求項1乃至4の何れかにおいて、突片には、閉鎖状態の戸体の外れ止め部材とのあいだを封止する封止材が設けられている開き戸。
- 請求項1乃至5の何れかにおいて、外れ止め部材は、戸体の閉鎖状態で軸吊り金物の揺動支点よりも屋外側部位に位置して戸体の一側端面に突設されている開き戸。
- 請求項1乃至6の何れかにおいて、軸吊り金物による戸体の揺動中心は、戸体の閉鎖状態で屋外側に偏寄して配されている開き戸。
- 請求項1乃至7の何れかにおいて、外れ止め部材の突出先端縁部に突片側に突出する係合片を設けるとともに、突片の突出先端縁部に外れ止め部材側に突出する係合受け片を設けた開き戸。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008038346A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Nishimura:Kk | 扉の反り防止器具 |
JP2015055049A (ja) * | 2013-09-10 | 2015-03-23 | 文化シヤッター株式会社 | 扉及び扉の止水構造 |
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2004
- 2004-05-31 JP JP2004160719A patent/JP4251362B2/ja not_active Expired - Fee Related
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