JP2005336815A - 回転圧入工法で埋設された中空管体による地下融雪槽およびそれを備えた融雪設備並びに融雪設備の運転方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 下端部に螺旋状羽根からなる回転羽根2が取り付けられた中空管体1に回転力を付加して地中に回転貫入し、埋設された前記中空管体1の内部空間を融雪室として利用して構築した地下融雪槽、あるいは下端部に回転羽根が取り付けられた中空管体1に回転力と下向きの力を付加して地中に回転圧入し、埋設された前記中空管体1の内部空間を融雪室として利用して構築した地下融雪槽26と、地下融雪槽26を備えた融雪設備並びにその融雪設備の運転方法である。
【選択図】図1
Description
また、本発明の他の目的は、融雪規模の自由度の高い地下融雪槽およびその融雪槽を備えた融雪設備および低ランニングコストな運転方法を提供することを目的とする。
(2)第2の発明は、下端部に回転羽根が取り付けられた中空管体に回転力と下向きの力を付加して地中に回転圧入し、埋設された前記中空管体の内部空間を融雪室として利用して構築したことを特徴とする地下融雪槽である。
(3)第3の発明は、第1発明または第2発明の地中熱交換器において、中空管体が鋼管で形成されており、前記中空管体が建物を支持する基礎杭としての回転圧入鋼管杭を兼用することを特徴とする。
(4)第4の発明は、第1発明から第3発明のいずれかの地下融雪槽において、回転羽根が螺旋状羽根であって、回転羽根の始端切断面と終端切断面との開き角度が10度から90度に設定されていることを特徴とする。
(5)第5の発明は、第1発明から第4発明のいずれかの地下融雪槽において、中空管体の管内径以下の直径に設定された開端穴が回転羽根の中心部に設けられていることを特徴とする。
(6)第6の発明は、第1発明から第5発明のいずれかの地下融雪槽において、中空管体内の下端部または中間部に底蓋が設けられて前記中空管体の内部が密閉されていることを特徴とする。
(7)第7の発明は、第1発明から第6発明のいずれかの地下融雪槽において、予め底蓋が内部に固着されている中空管体が回転圧入で埋設されていることを特徴とする。
(8)第8の発明は、第7発明の地下融雪槽において、内部に予め取り付けられた底蓋または底蓋より下側の中空管体側壁部に圧力逃がし穴が開口されていることを特徴とする。
(9)第9の発明は、第1発明から第6発明の地下融雪槽において、下端部に回転羽根が取り付けられた中空管体を内部に侵入する土砂を排除しながら回転力と下向きの力を付加して地中に回転圧入し、底部に底蓋を設けて密封し、埋設された前記中空管体の内部空間を融雪室として利用して構築したことを特徴とする。
(10)第10の発明は、第1発明から第6発明の地下融雪槽において、下端部に掘削歯が取り付けられた中空管体を内部に侵入する土砂を排除しながら回転力と下向きの力を付加して地中に回転圧入し、底部に底蓋を設けて密封し、埋設された前記中空管体の内部空間を融雪室として利用して構築したことを特徴とする。
(11)第11の発明は、第1発明から第6発明のいずれかの地下融雪槽において、内周の底蓋形成位置に予め突起物が取り付けられた中空管体が回転圧入で埋設され、前記中空管体に内接する落し蓋を前記中空管体の埋設・据付後に前記中空管体内部に投下し、前記中空管体の内周と前記落し蓋とが固着されて底蓋が形成されてなることを特徴とする。
(12)第12の発明は、第1発明から第6発明のいずれかの地下融雪槽において、内周の底蓋形成位置に予め突起物が取り付けられた中空管体が回転圧入で埋設され、前記中空管体の埋設・据付後に中空管体内の底蓋形成位置に経時性硬化材を充填して底蓋が形成されてなることを特徴とする。
(13)第13の発明は、第1発明から第6発明のいずれかの地下融雪槽において、内周の底蓋形成位置に予め突起物が取り付けられた中空管体が回転圧入で埋設され、前記中空管体に内接する落し蓋を前記中空管体の埋設・据付後に前記中空管体内部に投下し、前記落し蓋の上側に経時性硬化材を充填して底蓋が形成されてなることを特徴とする。
(14)第14の発明は、第1発明から第13発明のいずれかの地下融雪槽において、中空管体の内面および外面の少なくとも一方が、防食被覆されていることを特徴とする。
(15)第15の発明は、第1発明から第14発明のいずれかの地下融雪槽において、中空管体の外面に熱交換を促進させるフィンを取り付けたことを特徴とする。
(16)第16の発明は、第1発明から第15発明のいずれかの地下融雪槽において、中空管体等の壁面から得られる地中熱により直接融雪室内の雪を融雪可能とされていることを特徴とする。
(17)第17の発明は、第1発明から第16発明のいずれかの地下融雪槽において、鋼管等内部に、送水管および還水管の両方または一方を設置し、温熱を持った水またはその他の熱媒を循環させることにより融雪室内の雪を融雪可能とされていることを特徴とする。
(18)第18の発明は、地中熱交換器等の熱交換器とヒートポンプを管路を介して接続し、前記ヒートポンプと第1発明から第16発明のいずれかの地下融雪槽とを管路を介して接続し、ヒートポンプにて製造した温熱を融雪の熱源として使用することが可能とされていることを特徴とする地下融雪槽を備えた融雪設備である。
(19)第19の発明は、地中熱交換器と第1発明から第17発明のいずれかの地下融雪槽とを管路を介して接続し、前記地中熱交換器内の地温水を循環ポンプにて地下融雪槽に送水することにより、融雪の温熱源として直接利用可能とされていることを特徴とする地下融雪槽を備えた融雪設備である。
(20)第20の発明は、第1発明から第17発明のいずれかの地下融雪槽または第18発明または第19発明の地下融雪槽を備えた融雪設備において、地下水,河川水,海水等の自然熱源エネルギーを利用してヒートポンプにて製造した温熱を融雪の熱源として使用可能にされていることを特徴とする地下融雪槽を備えた融雪設備である。
(21)第21の発明は、第1発明から第17発明のいずれかの地下融雪槽または第18発明から第20発明のいずれかの地下融雪槽を備えた融雪設備において、温泉の温熱を融雪の熱源として使用可能にされていることを特徴とする地下融雪槽を備えた融雪設備である。
(22)第22の発明は、第1発明から第17発明のいずれかの地下融雪槽または第18発明から第21発明のいずれかの地下融雪槽を備えた融雪設備において、ボイラー等化石燃料または電力を使用する温熱源機器により製造した温熱を融雪の熱源として使用可能とされていることを特徴とする地下融雪槽を備えた融雪設備である。
(23)第23の発明は、第1発明から第17発明のいずれかの地下融雪槽または第18発明から第22発明のいずれかの地下融雪槽を備えた融雪設備において、太陽熱、下水道水熱、廃棄物処理排熱、地下鉄排熱、高圧地中送電線排熱、変電所排熱、コージェネレーション排熱または燃料電池排熱の少なくとも1つ以上の温熱を融雪の熱源として使用可能とされていることを特徴とする地下融雪槽を備えた融雪設備である。
(24)第24の発明は、夏期あるいは季節中間期の太陽熱、温泉水熱、廃棄物処理排熱、地下鉄排熱、高圧地中送電線排熱、変電所排熱、コージェネレーション排熱、燃料電池排熱または空調排熱の少なくとも1つ以上の温熱を、地中熱交換器と、第1発明から第23発明のいずれかの地下融雪槽または融雪設備との少なくともいずれか一方に循環可能とし、地中熱交換器または地下融雪槽内の保有水および周囲地盤に温熱を季間蓄熱し、冬期にその温熱を融雪の熱源として使用することを特徴とする請求項1から請求項23のいずれかの地下融雪槽または地下融雪槽を備えた融雪設備の運転方法である。
(25)第25の発明は、融雪期最後の雪を融かさず地下融雪槽内に貯蔵し、その冷熱を夏季の空調冷房等の冷熱負荷に利用することを特徴とする請求項1から請求項23のいずれかの地下融雪槽または地下融雪槽を備えた融雪設備の運転方法である。
以下、本発明の第1実施形態の地下融雪槽について、図面を参照しつつ説明する。図1に示すように、第1実施形態の地下融雪槽26は、下端部に回転羽根2が取り付けられた中空管体1を回転圧入して埋設し、中空管体1の底蓋3から上方の内部空間に送水管4および還水管5を設置して構築される。
図10は第2実施形態の地下融雪槽26を示した図である。なお、以下の実施形態で第1実施形態と同一の構成には同一符号を付して重複説明を省略する。
図11は第3実施形態の地下融雪槽を示した図である。第3実施形態では中空管体1の外周に熱交換促進用のフィン1aが取り付けてある。フィン1aの形状は中空管体1の回転圧入に支障のない形状であればよく、例えば掘削用回転羽根を上方に延長してなる小径螺旋型フィンなどが考えられる。なお、図11では中空管体1の上端部を除くほぼ全長にわたってフィン1aが設けられているが、フィン1aが熱交換促進に効果的であるのは地下水が存在する場合なので、実際には帯水層などの地下水が存在する地層部分をカバーできるようにフィン1aを設ければよい。
図12示すように、地中熱交換器32における中空管体37は記実施形態にける地下融雪槽26の中空管体1とその直径寸法が異なるが、同様な構造とすることもでき、これ以外の他の構造とすることもできる。
このような場合、夏期あるいは季節中間期の太陽熱,温泉水熱,廃棄物処理排熱、地下鉄排熱、高圧地中送電線排熱、変電所排熱、コージェネレーション排熱、燃料電池排熱または空調排熱の少なくとも1つ以上の温熱を、(A)地中熱交換器と、(B)地下融雪槽または融雪設備との、少なくとも前記(A)(B)いずれか一方に循環可能として、地中熱交換器または地下融雪槽内の保有水および周囲地盤に温熱を季間蓄熱するように設備を運転する。
なお、コージェネレーション排熱とは、発電機のエンジンの排ガス熱や冷却水の熱である。
また、空調排熱とは、空調機器から排出される排熱あるいは空調関係で生じた排熱である。
1a フィン
2 回転羽根
3 底蓋
4 送水管
5 還水管
6 始端切断面
7 掘削刃
8 終端切断面
8a 仮想終端切断面
9 開き角度
10 開端穴
11 土壌
12 輪状アングル
13 溶接部
14 圧力逃がし穴
15 プレート
16 輪状鉄筋
17 コンクリート
18 シンダーコンクリート
19 シール
20 塗膜防水
21 落し蓋
22 回転圧入鋼管杭
22a フーチング
23 流水槽
24 排水ピット
25 融雪室
26 地下融雪槽
27 融雪水
28 ポンプ
29 管路
30 投入孔
31 蓋
32 地中熱交換器
33 水
34 雪投入傾斜管
35 溢水用横管
36 蓋
37 中空管体
38 回転羽根
39 底板
40 送水管
41 環水管
42 ヒートポンプ
43 管路
44 制御バルブ
45 圧縮器
46 凝縮器
47 膨張弁
48 蒸発器
49 冷媒用配管
50 四方弁
51 地表面
Claims (25)
- 下端部に螺旋状羽根からなる回転羽根が取り付けられた中空管体に回転力を付加して地中に回転貫入し、埋設された前記中空管体の内部空間を融雪室として利用して構築したことを特徴とする地下融雪槽。
- 下端部に回転羽根が取り付けられた中空管体に回転力と下向きの力を付加して地中に回転圧入し、埋設された前記中空管体の内部空間を融雪室として利用して構築したことを特徴とする地下融雪槽。
- 中空管体が鋼管で形成されており、前記中空管体が建物を支持する基礎杭としての回転圧入鋼管杭を兼用することを特徴とする請求項1または2に記載の地中熱交換器。
- 回転羽根が螺旋状羽根であって、回転羽根の始端切断面と終端切断面との開き角度が10度から90度に設定されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の地下融雪槽。
- 中空管体の管内径以下の直径に設定された開端穴が回転羽根の中心部に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の地下融雪槽。
- 中空管体内の下端部または中間部に底蓋が設けられて前記中空管体の内部が密閉されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の地下融雪槽。
- 予め底蓋が内部に固着されている中空管体が回転圧入で埋設されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の地下融雪槽。
- 内部に予め取り付けられた底蓋または底蓋より下側の中空管体側壁部に圧力逃がし穴が開口されていることを特徴とする請求項7に記載の地下融雪槽。
- 下端部に回転羽根が取り付けられた中空管体を内部に侵入する土砂を排除しながら回転力と下向きの力を付加して地中に回転圧入し、底部に底蓋を設けて密封し、埋設された前記中空管体の内部空間を融雪室として利用して構築したことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の地下融雪槽。
- 下端部に掘削歯が取り付けられた中空管体を内部に侵入する土砂を排除しながら回転力と下向きの力を付加して地中に回転圧入し、底部に底蓋を設けて密封し、埋設された前記中空管体の内部空間を融雪室として利用して構築したことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の地下融雪槽。
- 内周の底蓋形成位置に予め突起物が取り付けられた中空管体が回転圧入で埋設され、前記中空管体に内接する落し蓋を前記中空管体の埋設・据付後に前記中空管体内部に投下し、前記中空管体の内周と前記落し蓋とが固着されて底蓋が形成されてなることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の地下融雪槽。
- 内周の底蓋形成位置に予め突起物が取り付けられた中空管体が回転圧入で埋設され、前記中空管体の埋設・据付後に中空管体内の底蓋形成位置に経時性硬化材を充填して底蓋が形成されてなることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の地下融雪槽。
- 内周の底蓋形成位置に予め突起物が取り付けられた中空管体が回転圧入で埋設され、前記中空管体に内接する落し蓋を前記中空管体の埋設・据付後に前記中空管体内部に投下し、前記落し蓋の上側に経時性硬化材を充填して底蓋が形成されてなることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の地下融雪槽。
- 中空管体の内面および外面の少なくとも一方が、防食被覆されていることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の地下融雪槽。
- 中空管体の外面に熱交換を促進させるフィンを取り付けたことを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の地下融雪槽。
- 中空管体等の壁面から得られる地中熱により直接融雪室内の雪を融雪可能とされていることを特徴とする請求項1から15のいずれか1項に記載の地下融雪槽。
- 鋼管等内部に、送水管および還水管の両方または一方を設置し、温熱を持った水またはその他の熱媒を循環させることにより融雪室内の雪を融雪可能とされていることを特徴とする請求項1から16のいずれか1項に記載の地下融雪槽。
- 地中熱交換器等の熱交換器とヒートポンプを管路を介して接続し、前記ヒートポンプと請求項1から請求項16のいずれかの地下融雪槽とを管路を介して接続し、ヒートポンプにて製造した温熱を融雪の熱源として使用することが可能とされていることを特徴とする地下融雪槽を備えた融雪設備。
- 地中熱交換器と請求項1から請求項17のいずれか1項の地下融雪槽とを管路を介して接続し、前記地中熱交換器内の地温水を循環ポンプにて地下融雪槽に送水することにより、融雪の温熱源として直接利用可能とされていることを特徴とする地下融雪槽を備えた融雪設備。
- 請求項1から請求項17いずれか1項に記載の地下融雪槽または請求項18または請求項19の地下融雪槽を備えた融雪設備において、地下水,河川水,海水等の自然熱源エネルギーを利用してヒートポンプにて製造した温熱を融雪の熱源として使用可能にされていることを特徴とする地下融雪槽を備えた融雪設備。
- 請求項1から請求項17のいずれか1項に記載の地下融雪槽または請求項18から請求項20のいずれか1項に記載の地下融雪槽を備えた融雪設備において、温泉の温熱を融雪の熱源として使用可能にされていることを特徴とする地下融雪槽を備えた融雪設備。
- 請求項1から請求項17のいずれか1項に記載の地下融雪槽または請求項18から請求項21のいずれか1項に記載の地下融雪槽を備えた融雪設備において、ボイラー等化石燃料または電力を使用する温熱源機器により製造した温熱を融雪の熱源として使用可能とされていることを特徴とする地下融雪槽を備えた融雪設備。
- 請求項1から請求項17のいずれか1項に記載の地下融雪槽または請求項18から請求項22のいずれか1項に記載の地下融雪槽を備えた融雪設備において、太陽熱、下水道水熱、廃棄物処理排熱、地下鉄排熱、高圧地中送電線排熱、変電所排熱、コージェネレーション排熱または燃料電池排熱の少なくとも1つ以上の温熱を融雪の熱源として使用可能とされていることを特徴とする地下融雪槽を備えた融雪設備。
- 夏期あるいは季節中間期の太陽熱、温泉水熱、廃棄物処理排熱、地下鉄排熱、高圧地中送電線排熱、変電所排熱、コージェネレーション排熱、燃料電池排熱または空調排熱の少なくとも1つ以上の温熱を、地中熱交換器と、請求項1から請求項23のいずれかの地下融雪槽または融雪設備との少なくともいずれか一方に循環可能とし、地中熱交換器または地下融雪槽内の保有水および周囲地盤に温熱を季間蓄熱し、冬期にその温熱を融雪の熱源として使用することを特徴とする請求項1から請求項23のいずれかの地下融雪槽または地下融雪槽を備えた融雪設備の運転方法。
- 融雪期最後の雪を融かさず地下融雪槽内に貯蔵し、その冷熱を夏季の空調冷房等の冷熱負荷に利用することを特徴とする請求項1から請求項23のいずれかの地下融雪槽または地下融雪槽を備えた融雪設備の運転方法。
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